JPH06285167A - 注射器用のシリンジ - Google Patents
注射器用のシリンジInfo
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- JPH06285167A JPH06285167A JP5103527A JP10352793A JPH06285167A JP H06285167 A JPH06285167 A JP H06285167A JP 5103527 A JP5103527 A JP 5103527A JP 10352793 A JP10352793 A JP 10352793A JP H06285167 A JPH06285167 A JP H06285167A
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Landscapes
- Infusion, Injection, And Reservoir Apparatuses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】注射器の使用直後より廃棄処分までの作業を安
全で、かつ手間をかけない作業とする。 【構成】内部空間が形成されたシリンジ本体2を有し、
シリンジ本体2にピストンを軸心方向に摺動自在に設
け、シリンジ本体2の先端にハブ挿着孔4bを前記内部
空間と連通する形で形成し、ハブ挿着孔4bの先端に孔
8aをハブ挿着孔4bと外部を連通する形で設け、孔8
aの周囲に3個のスリット50を形成して構成した。
全で、かつ手間をかけない作業とする。 【構成】内部空間が形成されたシリンジ本体2を有し、
シリンジ本体2にピストンを軸心方向に摺動自在に設
け、シリンジ本体2の先端にハブ挿着孔4bを前記内部
空間と連通する形で形成し、ハブ挿着孔4bの先端に孔
8aをハブ挿着孔4bと外部を連通する形で設け、孔8
aの周囲に3個のスリット50を形成して構成した。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、使い捨て用の注射器に
適用するのに好適な注射器用のシリンジに関する。
適用するのに好適な注射器用のシリンジに関する。
【0002】
【従来の技術】使用後の注射器の注射針には、病原菌等
を含んだ患者の血液等が付着しているので、二次感染を
防止するために、再使用しない使い捨て用の注射器が多
く使用されている。従来の使い捨て用の注射器は、使用
した後に廃棄処分するが、該注射器を取り扱う際に患者
の血液等が付着した注射針で手等を傷つけて、その傷口
を介して二次感染するといった危険を取り除く必要があ
るため、使用後にまず、該注射針をハサミ等で注射器か
ら切断して取り去り、次いで廃棄処分していた。
を含んだ患者の血液等が付着しているので、二次感染を
防止するために、再使用しない使い捨て用の注射器が多
く使用されている。従来の使い捨て用の注射器は、使用
した後に廃棄処分するが、該注射器を取り扱う際に患者
の血液等が付着した注射針で手等を傷つけて、その傷口
を介して二次感染するといった危険を取り除く必要があ
るため、使用後にまず、該注射針をハサミ等で注射器か
ら切断して取り去り、次いで廃棄処分していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の使い捨
て用の注射器では、使用直後より注射針の切断までの間
は、注射針で手等を傷つけないように細心の注意を傾け
て該注射器を取り扱う必要があったため、この取り扱い
の作業は手間がかかるものであった。また、従来の使い
捨て用の注射器では、廃棄処分前に行う注射針の切断作
業が、手間がかかる作業であった。また、使用直後に注
射針を該注射器のシリンジ内に挿入させることにより、
使用直後より安全性を維持し、かつ注射針の切断作業を
省くことのできる使い捨て用の注射器が提案されてい
る。しかし、提案されている該注射器は構造が複雑であ
るため、組立が困難であると共に、操作が困難であっ
た。
て用の注射器では、使用直後より注射針の切断までの間
は、注射針で手等を傷つけないように細心の注意を傾け
て該注射器を取り扱う必要があったため、この取り扱い
の作業は手間がかかるものであった。また、従来の使い
捨て用の注射器では、廃棄処分前に行う注射針の切断作
業が、手間がかかる作業であった。また、使用直後に注
射針を該注射器のシリンジ内に挿入させることにより、
使用直後より安全性を維持し、かつ注射針の切断作業を
省くことのできる使い捨て用の注射器が提案されてい
る。しかし、提案されている該注射器は構造が複雑であ
るため、組立が困難であると共に、操作が困難であっ
た。
【0004】本発明は、上記事情に鑑み、使い捨て用の
注射器において、使用直後より廃棄処分までの作業を安
全で、かつ手間をかけない作業とせしめ、組立及び、操
作を容易にせしめ得る注射器用のシリンジを提供するこ
とを目的としている。
注射器において、使用直後より廃棄処分までの作業を安
全で、かつ手間をかけない作業とせしめ、組立及び、操
作を容易にせしめ得る注射器用のシリンジを提供するこ
とを目的としている。
【課題を解決するための手段】即ち、本発明のうち第一
の発明は、内部に薬液注入空間(2a)が形成されたシ
リンジ本体(2)を有し、該シリンジ本体(2)にピス
トン(29)を該シリンジ本体(2)の軸心方向に摺動
自在に設け、前記シリンジ本体(2)の先端にハブ装着
穴(4b)を前記薬液注入空間(2a)と連通する形で
形成し、前記ハブ装着穴(4b)の先端に注射針導入穴
(8a)を前記ハブ装着穴(4b)と外部を連通する形
で設け、前記注射針導入穴(8a)の周囲に1個以上の
スリット(50)を形成して構成した。また、本発明の
うち第二の発明は、第一の発明によるシリンジ(10
0)において、前記ハブ装着穴(4b)の内周面(7
a)にハブシール部(7d或いは、59)を環状に形成
して構成した。また、本発明のうち第三の発明は、第二
の発明によるシリンジ(100)において、ハブシール
部(59)は環状に形成された溝からなる。また、本発
明のうち第四の発明は、第二の発明によるシリンジ(1
00)において、ハブシール部(7d)は環状に形成さ
れた突条(7d)からなる。また、本発明のうち第五の
発明は、第一の発明によるシリンジ(100)におい
て、前記ピストン(29)先端の薬液押圧部(33)
に、前記ハブ装着穴(4b)に挿入装着されるハブ
(9)と係合し得るピストン側係合手段(36)を設け
て構成した。また、本発明のうち第六の発明は、第五の
発明によるシリンジ(100)において、前記ピストン
(29)はピストン本体(30)が操作部(32)と前
記薬液押圧部(33)の間で折取り自在に構成されてい
る。また、本発明のうち第七の発明は、第六の発明によ
るシリンジ(100)において、前記シリンジ本体
(2)にピストンストッパ(3b)を、前記ピストン
(29)の薬液押圧部(33)が前記シリンジ本体
(2)から抜け出さないように形成して構成した。ま
た、本発明のうち第八の発明は、第六の発明によるシリ
ンジ(100)において、前記ピストン(29)のピス
トン本体(30)には折取り用切欠き(31)が形成さ
れている。また、本発明のうち第九の発明は、第七の発
明によるシリンジ(100)において、前記ピストン
(29)のピストン本体(30)には折取り用切欠き
(31)が形成されている。また、本発明のうち第十の
発明は、第九の発明によるシリンジ(100)におい
て、前記切り欠き(31)は、前記ピストン(29)が
前記ピストンストッパ(3b)に当接した際に、前記シ
リンジ本体(2)の端部(3a)に位置し得るように形
成された。なお、( )内の番号等は、図面における対
応する要素を示す、便宜的なものであり、従って、本記
述は図面上の記載に限定拘束されるものではない。以下
の作用の欄についても同様である。
の発明は、内部に薬液注入空間(2a)が形成されたシ
リンジ本体(2)を有し、該シリンジ本体(2)にピス
トン(29)を該シリンジ本体(2)の軸心方向に摺動
自在に設け、前記シリンジ本体(2)の先端にハブ装着
穴(4b)を前記薬液注入空間(2a)と連通する形で
形成し、前記ハブ装着穴(4b)の先端に注射針導入穴
(8a)を前記ハブ装着穴(4b)と外部を連通する形
で設け、前記注射針導入穴(8a)の周囲に1個以上の
スリット(50)を形成して構成した。また、本発明の
うち第二の発明は、第一の発明によるシリンジ(10
0)において、前記ハブ装着穴(4b)の内周面(7
a)にハブシール部(7d或いは、59)を環状に形成
して構成した。また、本発明のうち第三の発明は、第二
の発明によるシリンジ(100)において、ハブシール
部(59)は環状に形成された溝からなる。また、本発
明のうち第四の発明は、第二の発明によるシリンジ(1
00)において、ハブシール部(7d)は環状に形成さ
れた突条(7d)からなる。また、本発明のうち第五の
発明は、第一の発明によるシリンジ(100)におい
て、前記ピストン(29)先端の薬液押圧部(33)
に、前記ハブ装着穴(4b)に挿入装着されるハブ
(9)と係合し得るピストン側係合手段(36)を設け
て構成した。また、本発明のうち第六の発明は、第五の
発明によるシリンジ(100)において、前記ピストン
(29)はピストン本体(30)が操作部(32)と前
記薬液押圧部(33)の間で折取り自在に構成されてい
る。また、本発明のうち第七の発明は、第六の発明によ
るシリンジ(100)において、前記シリンジ本体
(2)にピストンストッパ(3b)を、前記ピストン
(29)の薬液押圧部(33)が前記シリンジ本体
(2)から抜け出さないように形成して構成した。ま
た、本発明のうち第八の発明は、第六の発明によるシリ
ンジ(100)において、前記ピストン(29)のピス
トン本体(30)には折取り用切欠き(31)が形成さ
れている。また、本発明のうち第九の発明は、第七の発
明によるシリンジ(100)において、前記ピストン
(29)のピストン本体(30)には折取り用切欠き
(31)が形成されている。また、本発明のうち第十の
発明は、第九の発明によるシリンジ(100)におい
て、前記切り欠き(31)は、前記ピストン(29)が
前記ピストンストッパ(3b)に当接した際に、前記シ
リンジ本体(2)の端部(3a)に位置し得るように形
成された。なお、( )内の番号等は、図面における対
応する要素を示す、便宜的なものであり、従って、本記
述は図面上の記載に限定拘束されるものではない。以下
の作用の欄についても同様である。
【0005】
【作用】上記した構成により本発明のうち第一の発明で
は、注射器組立の際、スリット(50)により分割され
たシリンジ本体(2)の注射針導入穴(8a)の周囲
が、注射針導入穴(8a)の径を広げる形で膨張する。
また、本発明のうち第二乃至第四の発明では、第一の発
明によるシリンジ(100)と同様に作用すると共に、
シリンジ本体(2)がハブシ−ル部(7d、59)にお
いてのみ、ハブ(9)の外面側と接触係合する。また、
本発明のうち第五の発明では、第一の発明によるシリン
ジ(100)と同様に作用すると共に、使用後に、ピス
トン(29)の軸方向の操作により、該ピストン(2
9)とハブ(9)とを係合させて、ハブ(9)及び注射
針(26)をシリンジ本体(2)の内部(2a)に挿入
格納させる。また、本発明のうち第六の発明では、第五
の発明によるシリンジ(100)と同様に作用すると共
に、ハブ(9)及び注射針(26)の挿入格納後、ピス
トン(29)を2つに分離する。また、本発明のうち第
七の発明では、第六の発明によるシリンジ(100)と
同様に作用すると共に、ピストンストッパ(3b)によ
りピストン(29)の移動が停止される。また、本発明
のうち第八の発明では、第六の発明によるシリンジ(1
00)と同様に作用すると共に、折り取りの際の曲げ応
力が切欠き(31)に加わる。また、本発明のうち第九
の発明では、第七の発明によるシリンジ(100)と同
様に作用すると共に、折り取りの際の曲げ応力が切欠き
(31)に加わる。また、本発明のうち第十の発明で
は、第九の発明によるシリンジ(100)と同様に作用
すると共に、ピストンストッパ(3b)とシリンジ本体
(2)の端部(3a)が支点となって折り取りの際の曲
げ応力が支持されると共に、支点である端部(3a)の
位置の切欠き(31)に折り取りの際の曲げ応力が加わ
る。
は、注射器組立の際、スリット(50)により分割され
たシリンジ本体(2)の注射針導入穴(8a)の周囲
が、注射針導入穴(8a)の径を広げる形で膨張する。
また、本発明のうち第二乃至第四の発明では、第一の発
明によるシリンジ(100)と同様に作用すると共に、
シリンジ本体(2)がハブシ−ル部(7d、59)にお
いてのみ、ハブ(9)の外面側と接触係合する。また、
本発明のうち第五の発明では、第一の発明によるシリン
ジ(100)と同様に作用すると共に、使用後に、ピス
トン(29)の軸方向の操作により、該ピストン(2
9)とハブ(9)とを係合させて、ハブ(9)及び注射
針(26)をシリンジ本体(2)の内部(2a)に挿入
格納させる。また、本発明のうち第六の発明では、第五
の発明によるシリンジ(100)と同様に作用すると共
に、ハブ(9)及び注射針(26)の挿入格納後、ピス
トン(29)を2つに分離する。また、本発明のうち第
七の発明では、第六の発明によるシリンジ(100)と
同様に作用すると共に、ピストンストッパ(3b)によ
りピストン(29)の移動が停止される。また、本発明
のうち第八の発明では、第六の発明によるシリンジ(1
00)と同様に作用すると共に、折り取りの際の曲げ応
力が切欠き(31)に加わる。また、本発明のうち第九
の発明では、第七の発明によるシリンジ(100)と同
様に作用すると共に、折り取りの際の曲げ応力が切欠き
(31)に加わる。また、本発明のうち第十の発明で
は、第九の発明によるシリンジ(100)と同様に作用
すると共に、ピストンストッパ(3b)とシリンジ本体
(2)の端部(3a)が支点となって折り取りの際の曲
げ応力が支持されると共に、支点である端部(3a)の
位置の切欠き(31)に折り取りの際の曲げ応力が加わ
る。
【0006】
【実施例】図1は、本発明によるシリンジが適用された
注射器の一例を示した模式断面図、図2は、図1に示す
注射器のハブ付近における拡大断面図、図3は、図2に
示すハブ挿着部付近の自然状態の図、図4は、図3のI
矢視図、図5は、図2に示すハブ挿着部とハブとの間の
力学的関係を示した図、図6は、図1に示すハブとピス
トンの位置関係を示した図、図7は、図2に示すハブ挿
着部とハブとの間の力学的関係を示した図、図8は、図
1に示す注射器において、ピストンの折り取りを行って
いる図、図9は、図1に示すシリンジと、溝或いは突条
が形成されていないハブが適用された注射器におけるハ
ブ付近の拡大断面図、図10は、本発明によるシリンジ
のうち、ハブシ−ル部が溝状に形成されたシリンジが適
用された注射器の一例におけるハブ付近の拡大断面図、
図11は、本発明によるシリンジのうち、突条或いは溝
状に形成されハブシ−ル部を有しない形のシリンジが適
用された注射器の一例におけるハブ付近の拡大断面図で
ある。
注射器の一例を示した模式断面図、図2は、図1に示す
注射器のハブ付近における拡大断面図、図3は、図2に
示すハブ挿着部付近の自然状態の図、図4は、図3のI
矢視図、図5は、図2に示すハブ挿着部とハブとの間の
力学的関係を示した図、図6は、図1に示すハブとピス
トンの位置関係を示した図、図7は、図2に示すハブ挿
着部とハブとの間の力学的関係を示した図、図8は、図
1に示す注射器において、ピストンの折り取りを行って
いる図、図9は、図1に示すシリンジと、溝或いは突条
が形成されていないハブが適用された注射器におけるハ
ブ付近の拡大断面図、図10は、本発明によるシリンジ
のうち、ハブシ−ル部が溝状に形成されたシリンジが適
用された注射器の一例におけるハブ付近の拡大断面図、
図11は、本発明によるシリンジのうち、突条或いは溝
状に形成されハブシ−ル部を有しない形のシリンジが適
用された注射器の一例におけるハブ付近の拡大断面図で
ある。
【0007】本発明によるシリンジが適用された注射器
1は、図1に示すように、樹脂製のシリンジ100を有
しており、シリンジ100には、シリンジ本体2が設け
られている(なお、図1は注射器1の模式断面図である
が、便宜上、後述するピストン29の一部においては、
断面でなく側面を示してある。)。また、シリンジ本体
2には、円筒状に形成された主円筒部3が設けられてい
る。ここで、主円筒部3の軸心方向即ち、軸心P1に平
行な正逆両方向を図の矢印A方向(即ち、図1の紙面左
方向)及び、矢印B方向(図1の紙面右方向)とする。
主円筒部3の外周側には、該主円筒部3の矢印B側(図
1の紙面右側)の開口端部3a付近において、平板状の
注射器支持部5が、該主円筒部3に対してツバ状に設け
られており、注射器支持部5の両板面は、矢印A、B方
向に垂直になっている。主円筒部3の内周面3c側に
は、前記開口端部3a付近において、主円筒部3の軸心
P1に向かう方向即ち、図の矢印D方向に突起した係止
リブ3bが、該内周面3cに沿って円環状に形成されて
いる。主円筒部3の矢印A側(図1の紙面左側)には、
漏斗形状のテ−パ部6が、該主円筒部3に一体的に連続
する形で形成されており、テ−パ部6の矢印A、B方向
に垂直な断面(即ち、円形断面)における内径は、矢印
A方向に向かって収斂している。なお、主円筒部3の内
部と、テ−パ部6の内部とは、矢印A、B方向に連通し
ており、これら両内部を合わせた空間をシリンジ本体2
の内部空間2aとする。
1は、図1に示すように、樹脂製のシリンジ100を有
しており、シリンジ100には、シリンジ本体2が設け
られている(なお、図1は注射器1の模式断面図である
が、便宜上、後述するピストン29の一部においては、
断面でなく側面を示してある。)。また、シリンジ本体
2には、円筒状に形成された主円筒部3が設けられてい
る。ここで、主円筒部3の軸心方向即ち、軸心P1に平
行な正逆両方向を図の矢印A方向(即ち、図1の紙面左
方向)及び、矢印B方向(図1の紙面右方向)とする。
主円筒部3の外周側には、該主円筒部3の矢印B側(図
1の紙面右側)の開口端部3a付近において、平板状の
注射器支持部5が、該主円筒部3に対してツバ状に設け
られており、注射器支持部5の両板面は、矢印A、B方
向に垂直になっている。主円筒部3の内周面3c側に
は、前記開口端部3a付近において、主円筒部3の軸心
P1に向かう方向即ち、図の矢印D方向に突起した係止
リブ3bが、該内周面3cに沿って円環状に形成されて
いる。主円筒部3の矢印A側(図1の紙面左側)には、
漏斗形状のテ−パ部6が、該主円筒部3に一体的に連続
する形で形成されており、テ−パ部6の矢印A、B方向
に垂直な断面(即ち、円形断面)における内径は、矢印
A方向に向かって収斂している。なお、主円筒部3の内
部と、テ−パ部6の内部とは、矢印A、B方向に連通し
ており、これら両内部を合わせた空間をシリンジ本体2
の内部空間2aとする。
【0008】テ−パ部6の矢印A側即ち、シリンジ本体
2の先端側には、図1及び、図2に示すように、ハブ挿
着部4が、該テ−パ部6に一体的に連続する形で形成さ
れており、ハブ挿着部4は弾性変形した形になってい
る。また、弾性変形したハブ挿着部4のハブ挿着孔4b
には、樹脂製で、かつシリンジ100よりも硬質のハブ
9が設けられている。ここで、弾性変形したハブ挿着部
4を説明するに当たって、まず、弾性変形していない自
然状態のハブ挿着部4及び、ハブ9を個々に説明する。
まず、弾性変形していないハブ挿着部4は、図3に示す
ように、小円筒部7を有しており、小円筒部7は、前記
テ−パ部6に一体的に連続する形で形成されている。小
円筒部7は、主円筒部3と同心状に形成されており、小
円筒部7の内径L1は、前記主円筒部3の内径よりも小
さく形成されている(なお、小円筒部7の内径L1と
は、該小円筒部7の内径のうち、後述するハブ止リブ7
dが形成されていない部分における内径を意味す
る。)。小円筒部7の内周面7a側は、ハブ挿着孔4b
となっており、ハブ挿着孔4bには、前記軸心P1に向
かって突起したハブ止リブ7dが形成されている。ハブ
止リブ7dは、前記軸心P1を中心とする円周に沿った
形に、従って、円環状に、小円筒部7の内周面7aに沿
って形成されている。また、小円筒部7の内径のうち該
ハブ止リブ7dの先端7eにおける内径は内径L3にな
っており、ハブ止リブ7dの矢印A、B方向の幅は、幅
L4となっている。なお、ハブ止リブ7dの、前記軸心
P1を含む平面による断面(即ち、図3において示され
る断面)は円弧状になっており、小円筒部7の矢印A側
の端部7bと、該先端7eとの間の矢印A、B方向の距
離は、距離L2となっている。一方、小円筒部7の外周
面7h側には、補強用リブ51が、小円筒部7を挾んで
ハブ止リブ7dと対応した位置に、円環状に設けられて
いる。また、小円筒部7には、図3及び、図4に示すよ
うに、該小円筒部7の外径と等しい外径をもつ円板状に
形成された端壁8が設けられており、端壁8は、該端壁
8の矢印B側の壁面8bと、小円筒部7の矢印A側の端
部7bとが互いに接する形で、小円筒部7と一体的に設
けられている。端壁8には、該端壁8の表裏両壁面を矢
印A、B方向に貫通する形の円形断面の孔8aが、前記
軸心P1を中心にして設けられており、孔8aの矢印A
側は、矢印A方向に断面内径が拡大するテ−パ状に形成
されている。更に、端壁8には、図3及び、図4に示す
ように、軸心P1に対して放射方向即ち、図の矢印C、
D方向に伸延した3本の第一スリット50aが形成され
ており、これら3本の第一スリット50aは、互いに軸
心P1を中心として120゜の等ピッチ間隔で形成され
ている。また、3本の第一スリット50aは、端壁8に
設けられた孔8aに収束する形で、それぞれ該孔8aに
連絡されている。また、小円筒部7には、矢印A、B方
向に平行な3本の第二スリット50bが形成されてお
り、第二スリット50bは、前記ハブ止リブ7d及び、
前記補強用リブ51よりも矢印A側の位置で、前記ハブ
止リブ7d及び、前記補強用リブ51に到達しない形で
形成されている。また、3本の第二スリット50bは、
3本の第一スリット50aと対応した形で形成されてお
り、3本の第二スリット50bと3本の第一スリット5
0aとは、小円筒部7と端壁8との境界部(即ち、端部
7b)において、それぞれ対応したものどうしが連絡接
続されている。即ち、互いに連絡接続された第一スリッ
ト50aと第二スリット50bとはスリット50となっ
ており、3本のスリット50が形成されたハブ挿入部4
は、端壁8及び、小円筒部7の矢印A側が3つのハブ挿
入部片52に分割されている。弾性変形していない自然
状態のハブ挿着部4は、以上のように構成されている。
なお、シリンジ100は、シリンジ本体2と注射器支持
部5が一体成型される形で構成されており、シリンジ本
体2は、主円筒部3、テ−パ部6、ハブ挿着部4が一体
成型される形で構成されている。
2の先端側には、図1及び、図2に示すように、ハブ挿
着部4が、該テ−パ部6に一体的に連続する形で形成さ
れており、ハブ挿着部4は弾性変形した形になってい
る。また、弾性変形したハブ挿着部4のハブ挿着孔4b
には、樹脂製で、かつシリンジ100よりも硬質のハブ
9が設けられている。ここで、弾性変形したハブ挿着部
4を説明するに当たって、まず、弾性変形していない自
然状態のハブ挿着部4及び、ハブ9を個々に説明する。
まず、弾性変形していないハブ挿着部4は、図3に示す
ように、小円筒部7を有しており、小円筒部7は、前記
テ−パ部6に一体的に連続する形で形成されている。小
円筒部7は、主円筒部3と同心状に形成されており、小
円筒部7の内径L1は、前記主円筒部3の内径よりも小
さく形成されている(なお、小円筒部7の内径L1と
は、該小円筒部7の内径のうち、後述するハブ止リブ7
dが形成されていない部分における内径を意味す
る。)。小円筒部7の内周面7a側は、ハブ挿着孔4b
となっており、ハブ挿着孔4bには、前記軸心P1に向
かって突起したハブ止リブ7dが形成されている。ハブ
止リブ7dは、前記軸心P1を中心とする円周に沿った
形に、従って、円環状に、小円筒部7の内周面7aに沿
って形成されている。また、小円筒部7の内径のうち該
ハブ止リブ7dの先端7eにおける内径は内径L3にな
っており、ハブ止リブ7dの矢印A、B方向の幅は、幅
L4となっている。なお、ハブ止リブ7dの、前記軸心
P1を含む平面による断面(即ち、図3において示され
る断面)は円弧状になっており、小円筒部7の矢印A側
の端部7bと、該先端7eとの間の矢印A、B方向の距
離は、距離L2となっている。一方、小円筒部7の外周
面7h側には、補強用リブ51が、小円筒部7を挾んで
ハブ止リブ7dと対応した位置に、円環状に設けられて
いる。また、小円筒部7には、図3及び、図4に示すよ
うに、該小円筒部7の外径と等しい外径をもつ円板状に
形成された端壁8が設けられており、端壁8は、該端壁
8の矢印B側の壁面8bと、小円筒部7の矢印A側の端
部7bとが互いに接する形で、小円筒部7と一体的に設
けられている。端壁8には、該端壁8の表裏両壁面を矢
印A、B方向に貫通する形の円形断面の孔8aが、前記
軸心P1を中心にして設けられており、孔8aの矢印A
側は、矢印A方向に断面内径が拡大するテ−パ状に形成
されている。更に、端壁8には、図3及び、図4に示す
ように、軸心P1に対して放射方向即ち、図の矢印C、
D方向に伸延した3本の第一スリット50aが形成され
ており、これら3本の第一スリット50aは、互いに軸
心P1を中心として120゜の等ピッチ間隔で形成され
ている。また、3本の第一スリット50aは、端壁8に
設けられた孔8aに収束する形で、それぞれ該孔8aに
連絡されている。また、小円筒部7には、矢印A、B方
向に平行な3本の第二スリット50bが形成されてお
り、第二スリット50bは、前記ハブ止リブ7d及び、
前記補強用リブ51よりも矢印A側の位置で、前記ハブ
止リブ7d及び、前記補強用リブ51に到達しない形で
形成されている。また、3本の第二スリット50bは、
3本の第一スリット50aと対応した形で形成されてお
り、3本の第二スリット50bと3本の第一スリット5
0aとは、小円筒部7と端壁8との境界部(即ち、端部
7b)において、それぞれ対応したものどうしが連絡接
続されている。即ち、互いに連絡接続された第一スリッ
ト50aと第二スリット50bとはスリット50となっ
ており、3本のスリット50が形成されたハブ挿入部4
は、端壁8及び、小円筒部7の矢印A側が3つのハブ挿
入部片52に分割されている。弾性変形していない自然
状態のハブ挿着部4は、以上のように構成されている。
なお、シリンジ100は、シリンジ本体2と注射器支持
部5が一体成型される形で構成されており、シリンジ本
体2は、主円筒部3、テ−パ部6、ハブ挿着部4が一体
成型される形で構成されている。
【0009】一方、ハブ9は、図2に示すように、ハブ
本体90を有しており、ハブ本体90には長手方向が前
記矢印A、B方向に平行で、前記軸心P1を軸心とした
円柱状の主円柱部10が設けられている。主円柱部10
の外径L1’は、自然状態の前記小円筒部7のハブ止リ
ブ7dがない部分での内径L1よりも小さく、かつ前記
小円筒部7のハブ止リブ7dの先端7eにおける内径L
3よりも大きく形成されている。主円柱部10の矢印A
側(図2の紙面左側)の端面10aにおける外周縁側及
び、主円柱部10の矢印B側(図2の紙面右側)の端面
10bにおける外周縁側の各隅角部には、それぞれテ−
パ状の面取り部10c、10dが形成されている。ま
た、主円柱部10の外周面10i側にはハブ止溝10e
が形成されており、ハブ止溝10eは、主円柱部10の
外周側に沿って円環状に形成されている。ハブ止溝10
eは、主円柱部10の前記端面10aから矢印B方向に
距離L2(即ち、自然状態の小円筒部7において、該小
円筒部7の矢印A側の端部7bと、ハブ止リブ7dの先
端7eとの間の矢印A、B方向の距離L2に等しい)の
位置に形成されている。また、ハブ止溝10eは外周面
10iに、矢印A側及び、矢印B側の円環状の開口端部
10h、10hを形成しており、矢印A、B方向におけ
る開口端部10h、10h間の幅L4’は前記小円筒部
7のハブ止リブ7dの幅L4よりも狭くなっている。主
円柱部10の前記端面10a側には、矢印A、B方向に
伸延した形の小円柱部11が、該主円柱部10と同心状
で、かつ一体的に設けられており、小円柱部11の外径
は、主円柱部10の外径L1’よりも小さく、かつ前記
シリンジ本体2の端壁8に設けられた孔8aの最小の内
径(即ち、孔8aの矢印B側部分での内径)よりもやや
小さい。
本体90を有しており、ハブ本体90には長手方向が前
記矢印A、B方向に平行で、前記軸心P1を軸心とした
円柱状の主円柱部10が設けられている。主円柱部10
の外径L1’は、自然状態の前記小円筒部7のハブ止リ
ブ7dがない部分での内径L1よりも小さく、かつ前記
小円筒部7のハブ止リブ7dの先端7eにおける内径L
3よりも大きく形成されている。主円柱部10の矢印A
側(図2の紙面左側)の端面10aにおける外周縁側及
び、主円柱部10の矢印B側(図2の紙面右側)の端面
10bにおける外周縁側の各隅角部には、それぞれテ−
パ状の面取り部10c、10dが形成されている。ま
た、主円柱部10の外周面10i側にはハブ止溝10e
が形成されており、ハブ止溝10eは、主円柱部10の
外周側に沿って円環状に形成されている。ハブ止溝10
eは、主円柱部10の前記端面10aから矢印B方向に
距離L2(即ち、自然状態の小円筒部7において、該小
円筒部7の矢印A側の端部7bと、ハブ止リブ7dの先
端7eとの間の矢印A、B方向の距離L2に等しい)の
位置に形成されている。また、ハブ止溝10eは外周面
10iに、矢印A側及び、矢印B側の円環状の開口端部
10h、10hを形成しており、矢印A、B方向におけ
る開口端部10h、10h間の幅L4’は前記小円筒部
7のハブ止リブ7dの幅L4よりも狭くなっている。主
円柱部10の前記端面10a側には、矢印A、B方向に
伸延した形の小円柱部11が、該主円柱部10と同心状
で、かつ一体的に設けられており、小円柱部11の外径
は、主円柱部10の外径L1’よりも小さく、かつ前記
シリンジ本体2の端壁8に設けられた孔8aの最小の内
径(即ち、孔8aの矢印B側部分での内径)よりもやや
小さい。
【0010】また、ハブ9には、図2に示すように、針
挿入孔12が設けられており、針挿入孔12は、第一テ
−パ孔13、第一円柱孔15、第二テ−パ孔16、第二
円柱孔17より構成されている。第一テ−パ孔13は、
ハブ9のうち小円柱部11の矢印A側(図2の紙面左
側)の端面11aに前記軸心P1を中心とした円形の開
口部13aを形成すると共に、該端面11aより矢印B
方向に向かって形成されており、第一テ−パ孔13の矢
印A、B方向に垂直な断面(即ち、前記軸心P1を中心
とした円形断面)の径は、矢印B方向に向かって収斂し
ている。ハブ9には、第一テ−パ孔13の矢印B側(図
2の紙面右側)において、該第一テ−パ孔13に連続し
た形で、前記軸心P1を中心とした円柱状の第一円柱孔
15が設けられている。更に、ハブ9には、第一円柱孔
15の矢印B側には、該第一円柱孔15に連続した形
で、第二テ−パ孔16が矢印B方向に設けられており、
第二テ−パ孔16の矢印A、B方向に垂直な断面(即
ち、前記軸心P1を中心とした円形断面)の径は、矢印
B方向に向かって収斂している。更に、ハブ9には、第
二テ−パ孔16の矢印B側において、該第二テ−パ孔1
6に連続した形で、前記軸心P1を中心とした円柱状の
第二円柱孔17が設けられており、第二円柱孔17の矢
印B側の端部17aは、前記主円柱部10内部に達して
いる。また、第二円柱孔17の端部17aは、矢印A、
B方向に垂直な壁面10fに接している。
挿入孔12が設けられており、針挿入孔12は、第一テ
−パ孔13、第一円柱孔15、第二テ−パ孔16、第二
円柱孔17より構成されている。第一テ−パ孔13は、
ハブ9のうち小円柱部11の矢印A側(図2の紙面左
側)の端面11aに前記軸心P1を中心とした円形の開
口部13aを形成すると共に、該端面11aより矢印B
方向に向かって形成されており、第一テ−パ孔13の矢
印A、B方向に垂直な断面(即ち、前記軸心P1を中心
とした円形断面)の径は、矢印B方向に向かって収斂し
ている。ハブ9には、第一テ−パ孔13の矢印B側(図
2の紙面右側)において、該第一テ−パ孔13に連続し
た形で、前記軸心P1を中心とした円柱状の第一円柱孔
15が設けられている。更に、ハブ9には、第一円柱孔
15の矢印B側には、該第一円柱孔15に連続した形
で、第二テ−パ孔16が矢印B方向に設けられており、
第二テ−パ孔16の矢印A、B方向に垂直な断面(即
ち、前記軸心P1を中心とした円形断面)の径は、矢印
B方向に向かって収斂している。更に、ハブ9には、第
二テ−パ孔16の矢印B側において、該第二テ−パ孔1
6に連続した形で、前記軸心P1を中心とした円柱状の
第二円柱孔17が設けられており、第二円柱孔17の矢
印B側の端部17aは、前記主円柱部10内部に達して
いる。また、第二円柱孔17の端部17aは、矢印A、
B方向に垂直な壁面10fに接している。
【0011】一方、ハブ9の主円柱部10には、前記針
挿入孔12の第二円柱孔17の矢印B側(図2の紙面右
側)に隣接する形で、流通孔19が設けられており、流
通孔19は、前記軸心P1を中心とし、第二円柱孔17
の径よりも径の小さな円柱状に設けられている。また、
流通孔19は、主円柱部10の前記壁面10fに円形の
開口部19aを形成する形で、前記針挿入孔12の第二
円柱孔17と連通して設けられている。更に、ハブ9の
主円柱部10には、前記流通孔19の矢印B側(図2の
紙面右側)に隣接する形で、ピストン係合孔20が設け
られており、ピストン係合孔20は、第一テ−パ孔2
1、円柱孔22、第二テ−パ孔23、第三テ−パ孔25
より構成されている。第一テ−パ孔21は、ハブ9の主
円柱部10において、前記流通孔19の矢印B側(図2
の紙面右側)に隣接する形で設けられている。第一テ−
パ孔21の矢印A、B方向に垂直な断面は、前記軸心P
1を中心とした円形断面となっており、第一テ−パ孔2
1の断面の径は矢印B方向に向かって拡大している。第
一テ−パ孔21の矢印A側の円形の端部21aの径は、
前記流通孔19の径よりも大きくなっており、従って、
端部21aは、矢印A、B方向に垂直な壁面10gに接
している。なお、該壁面10gには、前記流通孔19に
よる、円形の開口部19bが形成されており、第一テ−
パ孔21と流通孔19とは、該開口部19bを通して互
いに連通している。第一テ−パ孔21の矢印B側には、
該第一テ−パ孔21に連続した形で、前記軸心P1を中
心とした円柱状の円柱孔22が設けられており、円柱孔
22の矢印B側には、該円柱孔22に連続した形で、矢
印A、B方向に垂直な断面(即ち、前記軸心P1を中心
とした円形断面)の径が矢印B方向に向かって収斂した
形の第二テ−パ孔23が矢印B方向に設けられている。
第二テ−パ孔23の矢印B側には、該第二テ−パ孔23
に連続した形で、第三テ−パ孔25が矢印B方向に設け
られており、第三テ−パ孔25の矢印A、B方向に垂直
な断面(即ち、前記軸心P1を中心とした円形断面)の
径は、矢印B方向に向かって拡大している。よって、主
円柱部10のうち、第二テ−パ孔23に面した壁面23
bと、第三テ−パ孔25に面した壁面25aとによって
挾まれた部分は、第二テ−パ孔23と第三テ−パ孔25
との境界部23aを頂点とした形で軸心P1に向かって
突出した突出部25bを形成している。また、第三テ−
パ孔25の矢印B側は、ハブ9の主円柱部10の端面1
0bに円形の開口部25cを形成する形で外部に開口し
ている。
挿入孔12の第二円柱孔17の矢印B側(図2の紙面右
側)に隣接する形で、流通孔19が設けられており、流
通孔19は、前記軸心P1を中心とし、第二円柱孔17
の径よりも径の小さな円柱状に設けられている。また、
流通孔19は、主円柱部10の前記壁面10fに円形の
開口部19aを形成する形で、前記針挿入孔12の第二
円柱孔17と連通して設けられている。更に、ハブ9の
主円柱部10には、前記流通孔19の矢印B側(図2の
紙面右側)に隣接する形で、ピストン係合孔20が設け
られており、ピストン係合孔20は、第一テ−パ孔2
1、円柱孔22、第二テ−パ孔23、第三テ−パ孔25
より構成されている。第一テ−パ孔21は、ハブ9の主
円柱部10において、前記流通孔19の矢印B側(図2
の紙面右側)に隣接する形で設けられている。第一テ−
パ孔21の矢印A、B方向に垂直な断面は、前記軸心P
1を中心とした円形断面となっており、第一テ−パ孔2
1の断面の径は矢印B方向に向かって拡大している。第
一テ−パ孔21の矢印A側の円形の端部21aの径は、
前記流通孔19の径よりも大きくなっており、従って、
端部21aは、矢印A、B方向に垂直な壁面10gに接
している。なお、該壁面10gには、前記流通孔19に
よる、円形の開口部19bが形成されており、第一テ−
パ孔21と流通孔19とは、該開口部19bを通して互
いに連通している。第一テ−パ孔21の矢印B側には、
該第一テ−パ孔21に連続した形で、前記軸心P1を中
心とした円柱状の円柱孔22が設けられており、円柱孔
22の矢印B側には、該円柱孔22に連続した形で、矢
印A、B方向に垂直な断面(即ち、前記軸心P1を中心
とした円形断面)の径が矢印B方向に向かって収斂した
形の第二テ−パ孔23が矢印B方向に設けられている。
第二テ−パ孔23の矢印B側には、該第二テ−パ孔23
に連続した形で、第三テ−パ孔25が矢印B方向に設け
られており、第三テ−パ孔25の矢印A、B方向に垂直
な断面(即ち、前記軸心P1を中心とした円形断面)の
径は、矢印B方向に向かって拡大している。よって、主
円柱部10のうち、第二テ−パ孔23に面した壁面23
bと、第三テ−パ孔25に面した壁面25aとによって
挾まれた部分は、第二テ−パ孔23と第三テ−パ孔25
との境界部23aを頂点とした形で軸心P1に向かって
突出した突出部25bを形成している。また、第三テ−
パ孔25の矢印B側は、ハブ9の主円柱部10の端面1
0bに円形の開口部25cを形成する形で外部に開口し
ている。
【0012】自然状態のハブ挿着部4及び、ハブ9は以
上のように構成されており、ハブ挿着部4は次のように
弾性変形し、ハブ9は次のようにハブ挿着部4のハブ挿
着孔4bに設けられている。即ち、ハブ挿着部4は、図
2及び、図5に示すように、ハブ止リブ7d及び、小円
筒部7におけるハブ止リブ7d付近において、図の矢印
C方向即ち、軸心P1に対する遠心方向に膨張する形で
弾性変形している。一方、ハブ9は、該ハブ9の主円柱
部10をハブ挿着部4のハブ挿着孔4bに挿入し、該ハ
ブ9の小円柱部11を端壁8の孔8aに貫通挿入させた
形で設けられており、ハブ9は、該ハブ9の主円柱部1
0の端面10aを、端壁8の矢印B側(図2の紙面右
側)の壁面8bに密接させた形で設けられている(な
お、端壁10aと壁面8bは、本実施例のように必ずし
も密接している必要は無く、多少の間隙が形成されてい
てもよい。)。また、ハブ止リブ7dは、端壁8の壁面
8b(即ち、小円筒部7の端部7bに接する平面)より
矢印B方向に距離L2の位置に存在しており、ハブ止溝
10eは、主円柱部10の端面10a(即ち、壁面8b
に密着した平面)より矢印B方向に距離L2の位置に存
在している。つまり、ハブ止リブ7dとハブ止溝10e
とは、互いに対応整合した位置に存在している。また、
ハブ9は、ハブ止リブ7dが該ハブ9に当接する形で設
けられていると共に、該ハブ止リブ7dの先端7e側
が、該ハブ止リブ7dと整合対応した位置に存在するハ
ブ止溝10eに、軸心P1に対する向心方向である図の
矢印D方向に、挿入する形で存在している。また、ハブ
止リブ7dの幅L4は、上述したように、ハブ止溝10
eの幅L4’よりも広いので、ハブ止リブ7dは、図5
に示すように、先端7eの矢印A側及び、矢印B側のシ
−ル部7g、7gにおいて、ハブ止溝10eの矢印A、
B両側の開口端部10h、10hと当接している。つま
り、ハブ挿着部4は、小円筒部7の内径のうちシ−ル部
7gにおける内径が、ハブ9の開口端部10hの径と等
しくなる形で膨張している。また、ハブ9の主円柱部1
0の端面10bは、ハブ挿着孔4bと前記内部空間2a
との境界(即ち、小円筒部7の内部とテ−パ部6の内部
との境界)よりも端壁8側に位置している。なお、矢印
C方向に膨張している小円筒部7のハブ止リブ7d以外
での内径は、少なくとも自然状態における内径L1より
大きく、ハブ9の主円柱部10の外径L1’よりも大き
い。よって、小円筒部7の内周面7aは、ハブ止リブ7
d以外では、ハブ9の外周面10iと接触せず、内周面
7aと外周面10iとの間には隙間空間49が形成され
る。なお、ハブ9はシリンジ100よりも硬い材質で構
成されているため、シリンジ100に比べて弾性変形し
にくく、また、ハブ9は円柱状に形成された構造上、円
筒状に形成されたシリンジ本体2に比べて弾性変形しに
くい。よって、ハブ9の弾性変形は、シリンジ100に
比べて小さい。
上のように構成されており、ハブ挿着部4は次のように
弾性変形し、ハブ9は次のようにハブ挿着部4のハブ挿
着孔4bに設けられている。即ち、ハブ挿着部4は、図
2及び、図5に示すように、ハブ止リブ7d及び、小円
筒部7におけるハブ止リブ7d付近において、図の矢印
C方向即ち、軸心P1に対する遠心方向に膨張する形で
弾性変形している。一方、ハブ9は、該ハブ9の主円柱
部10をハブ挿着部4のハブ挿着孔4bに挿入し、該ハ
ブ9の小円柱部11を端壁8の孔8aに貫通挿入させた
形で設けられており、ハブ9は、該ハブ9の主円柱部1
0の端面10aを、端壁8の矢印B側(図2の紙面右
側)の壁面8bに密接させた形で設けられている(な
お、端壁10aと壁面8bは、本実施例のように必ずし
も密接している必要は無く、多少の間隙が形成されてい
てもよい。)。また、ハブ止リブ7dは、端壁8の壁面
8b(即ち、小円筒部7の端部7bに接する平面)より
矢印B方向に距離L2の位置に存在しており、ハブ止溝
10eは、主円柱部10の端面10a(即ち、壁面8b
に密着した平面)より矢印B方向に距離L2の位置に存
在している。つまり、ハブ止リブ7dとハブ止溝10e
とは、互いに対応整合した位置に存在している。また、
ハブ9は、ハブ止リブ7dが該ハブ9に当接する形で設
けられていると共に、該ハブ止リブ7dの先端7e側
が、該ハブ止リブ7dと整合対応した位置に存在するハ
ブ止溝10eに、軸心P1に対する向心方向である図の
矢印D方向に、挿入する形で存在している。また、ハブ
止リブ7dの幅L4は、上述したように、ハブ止溝10
eの幅L4’よりも広いので、ハブ止リブ7dは、図5
に示すように、先端7eの矢印A側及び、矢印B側のシ
−ル部7g、7gにおいて、ハブ止溝10eの矢印A、
B両側の開口端部10h、10hと当接している。つま
り、ハブ挿着部4は、小円筒部7の内径のうちシ−ル部
7gにおける内径が、ハブ9の開口端部10hの径と等
しくなる形で膨張している。また、ハブ9の主円柱部1
0の端面10bは、ハブ挿着孔4bと前記内部空間2a
との境界(即ち、小円筒部7の内部とテ−パ部6の内部
との境界)よりも端壁8側に位置している。なお、矢印
C方向に膨張している小円筒部7のハブ止リブ7d以外
での内径は、少なくとも自然状態における内径L1より
大きく、ハブ9の主円柱部10の外径L1’よりも大き
い。よって、小円筒部7の内周面7aは、ハブ止リブ7
d以外では、ハブ9の外周面10iと接触せず、内周面
7aと外周面10iとの間には隙間空間49が形成され
る。なお、ハブ9はシリンジ100よりも硬い材質で構
成されているため、シリンジ100に比べて弾性変形し
にくく、また、ハブ9は円柱状に形成された構造上、円
筒状に形成されたシリンジ本体2に比べて弾性変形しに
くい。よって、ハブ9の弾性変形は、シリンジ100に
比べて小さい。
【0013】ところで、ハブ止リブ7d及び、ハブ止リ
ブ7d付近は、矢印C方向に弾性変形により膨張してい
るので、ハブ止リブ7dには、図5に示すように、矢印
D方向の所定の復元力Fcが加えられている。つまり、
復元力Fcによって、ハブ9とハブ止リブ7dとの矢印
A側及び、矢印B側の当接箇所(即ち、矢印A側及び、
矢印B側における各開口端部10hと各シ−ル部7d)
では、互いにシ−ル圧Fd、Fd及び、シ−ル圧Fe、
Feを加え合う形で、従って、該当接箇所がシ−ルされ
る形で釣り合っている。よって、ハブ止リブ7dの矢印
A側、矢印B側の各シ−ル部7g、7gとハブ9の矢印
A側、矢印B側の各開口端部10h、10hとの間はシ
−ルされており、水密状態(或いは、気密状態)になっ
ている。なお、復元力Fcは、ハブ挿入部4の材質或い
は、小円筒部7の肉厚或いは、ハブ止リブ7dとハブ止
溝10eとの位置等によって、予め所望の大きさに設定
できる。なお、小円筒部7を挾んでハブ止リブ7dと対
応した位置に設けられている補強用リブ51により、小
円筒部7においては、ハブ止リブ7d及び、ハブ止リブ
7d付近の剛性が高められており、所定の復元力Fcが
効率よく得られるようになっている。
ブ7d付近は、矢印C方向に弾性変形により膨張してい
るので、ハブ止リブ7dには、図5に示すように、矢印
D方向の所定の復元力Fcが加えられている。つまり、
復元力Fcによって、ハブ9とハブ止リブ7dとの矢印
A側及び、矢印B側の当接箇所(即ち、矢印A側及び、
矢印B側における各開口端部10hと各シ−ル部7d)
では、互いにシ−ル圧Fd、Fd及び、シ−ル圧Fe、
Feを加え合う形で、従って、該当接箇所がシ−ルされ
る形で釣り合っている。よって、ハブ止リブ7dの矢印
A側、矢印B側の各シ−ル部7g、7gとハブ9の矢印
A側、矢印B側の各開口端部10h、10hとの間はシ
−ルされており、水密状態(或いは、気密状態)になっ
ている。なお、復元力Fcは、ハブ挿入部4の材質或い
は、小円筒部7の肉厚或いは、ハブ止リブ7dとハブ止
溝10eとの位置等によって、予め所望の大きさに設定
できる。なお、小円筒部7を挾んでハブ止リブ7dと対
応した位置に設けられている補強用リブ51により、小
円筒部7においては、ハブ止リブ7d及び、ハブ止リブ
7d付近の剛性が高められており、所定の復元力Fcが
効率よく得られるようになっている。
【0014】ハブ挿着部4は以上のように弾性変形し、
ハブ9は以上のようにハブ挿着部4に設けられている。
一方、ハブ9の針挿入孔12には、図1及び図2に示す
ように、注射針26が挿入されていおり、注射針26
は、先端26a側がシリンジ本体2の外部側に位置し、
後端部26b側より針挿入孔12に挿入されている。ま
た、注射針26の後端26bは、針挿入孔12の矢印B
側に形成された前記壁面10fに当接しており、注射針
26の先端26aから後端26b側に貫通されて設けら
れた媒体流通孔26cの、後端26bにおける開口部2
6dと、壁面10fに形成された前記流通孔19の開口
部19aとは互いに整合されている。つまり、媒体流通
孔26cと流通孔19とは、開口部26d、19aを介
して、矢印A、B方向に連通している。また、針挿入孔
12のうち、注射針26とハブ9との間の空間には、接
着剤27が充填され固結している。
ハブ9は以上のようにハブ挿着部4に設けられている。
一方、ハブ9の針挿入孔12には、図1及び図2に示す
ように、注射針26が挿入されていおり、注射針26
は、先端26a側がシリンジ本体2の外部側に位置し、
後端部26b側より針挿入孔12に挿入されている。ま
た、注射針26の後端26bは、針挿入孔12の矢印B
側に形成された前記壁面10fに当接しており、注射針
26の先端26aから後端26b側に貫通されて設けら
れた媒体流通孔26cの、後端26bにおける開口部2
6dと、壁面10fに形成された前記流通孔19の開口
部19aとは互いに整合されている。つまり、媒体流通
孔26cと流通孔19とは、開口部26d、19aを介
して、矢印A、B方向に連通している。また、針挿入孔
12のうち、注射針26とハブ9との間の空間には、接
着剤27が充填され固結している。
【0015】注射器1には、図1に示すように、ピスト
ン29が設けられている(なお、図1は、注射器1の模
式断面図であるが、ピストン29のうち、後述するピス
トン本体30、外押圧板32、内押圧板33について
は、便宜上、断面でなく側面を示している。)。ピスト
ン29は、矢印A、B方向に伸延した棒状のピストン本
体30を有しており、ピストン本体30は、矢印A、B
方向に偏長な長方形板状の2つの合同な平板部30a
が、断面が十字状を成す形で一体的に交差して設けられ
ている。平板部30aの板面の矢印A、B方向に垂直な
幅は、前記主円筒部3のうちの係止リブ3bにおける内
径に略等しく、ピストン本体30は、該ピストン本体3
0の矢印A側より、主円筒部3に、開口端部3aを通し
て挿入された形で設けられている。ピストン本体30の
各平板部30aには、矢印A側寄りにおいて、各平板部
30aの両側部30b、30bよりピストン本体の軸心
(即ち、軸心P1)方向に楔形の切欠き31が設けられ
ている。4ヵ所の切欠き31は、矢印A、B方向におい
て互いに整合した位置に設けられている。また、ピスト
ン本体30の矢印B側の端部側には、板面が矢印A、B
方向に垂直な円形板状の外押圧板32がピストン本体3
0と一体的に、かつ同心状に設けられており、外押圧板
32の径は、主円筒部3の内径よりも充分に大きく設け
られている。ピストン本体30の矢印A側の端部側に
は、板面が矢印A、B方向に垂直な円形板状の内押圧板
33がピストン本体30と一体的に、かつ同心状に設け
られており(従って、内押圧板33は主円筒部3の内部
に位置しており)、内押圧板33の径は、前記主円筒部
3の内径に略等しくなっている(従って、内押圧板33
の径は、主円筒部3のうちの係止リブ3bにおける内径
よりも大きい。)。内押圧板33には、図1及び、図6
に示すように、矢印A側にパッキン支持部35が設けら
れており、パッキン支持部35には、矢印A、B方向に
伸延した円柱状の円柱部35aが、内押圧板33と同心
状に設けられている。円柱部35aの径は、内押圧板3
3の径よりも小さくなっており、円柱部35aは、内押
圧板33の矢印A側に、内押圧板33と一体的に設けら
れている。円柱部35aの矢印A側には、円柱部35a
と同心状に矢印A、B方向に伸延し、かつ前記小円筒部
7の内径L1に略等しい外径をもつ円柱状の挿入円柱部
35bが、円柱部35aと一体的に設けられている。更
に、挿入円柱部35bの矢印A側にはハブ係合部36が
設けられており、ハブ係合部36には、矢印A、B方向
に伸延した円柱状の円柱部36aが、挿入円柱部35b
と同心状に設けられている。円柱部36aの径は、挿入
円柱部35bの径よりも小さくなっており、円柱部36
aは、挿入円柱部35bの矢印A側に、挿入円柱部35
bと一体的に設けられている。円柱部36aの矢印A側
には径が円柱部36aより大きな半球状の挿入部36b
が、球面36c側を矢印A側に向ける形で円柱部36a
と一体的に設けられている。なお、円柱部36aの径
は、前記ハブ9に設けられたピストン係合孔20の第二
テ−パ孔23と第三テ−パ孔25との境界部23aにお
ける内径に略等しくなっており、挿入部36bの径は、
前記ピストン係合孔20の円柱孔22の内径よりも小さ
くなっている。一方、パッキン支持部35には、可撓性
のある樹脂からなるパッキン37が支持されて設けられ
ており、パッキン37は、矢印A、B方向に伸延した円
柱部39と、該円柱部39の矢印A側に連続する形の、
該円柱部39と一体的なテ−パ部40とによって構成さ
れている。なお、テ−パ部40の外径は、矢印A方向に
向かって収斂しており、テ−パ部40の形状は、前記シ
リンジ本体2のテ−パ部6の内部に自然状態で整合して
挿入し得る形になっている。パッキン37には、円柱部
39の矢印B側の端面39a側より矢印A方向に、前記
パッキン支持部35の円柱部35aと、径が同じで、か
つ矢印A、B方向の長さが同じ第一孔41が円柱部39
と同心状に設けられており、更に、パッキン37には、
第一孔41の矢印A側に連続して、前記パッキン支持部
35の挿入円柱部35bと、径が同じで、かつ矢印A、
B方向の長さが挿入円柱部35bよりも短い第二孔42
が円柱部39と同心状に設けられている。なお、第二孔
42は、パッキン37のテ−パ部40側において矢印A
方向に開口している。つまり、パッキン37は、第二孔
42にパッキン支持部35の挿入円柱部35bを挿入
し、第一孔41にパッキン支持部35の円柱部35aを
貫通させる形で、パッキン支持部35に係合して設けら
れている。なお、パッキン37のテ−パ部40が前記シ
リンジ本体2のテ−パ部6の内部に自然状態において整
合し挿入した状態では、図6に示すように、該パッキン
37を係合しているパッキン支持部35の挿入円柱部3
5bがシリンジ本体2のハブ挿入孔4bに挿入した状態
になり、ハブ係合部36の挿入部36bの球面36c
が、前記ピストン係合孔20の第三テ−パ孔25に面し
た壁面25aに接した状態になるように、パッキン37
の形状が設定されている。なお、パッキン37の円柱部
39の径は、前記内押圧板33と略同径になっている
が、パッキン37の円柱部39の外周側には、該円柱部
39の外周に沿った形の円環状のヒダ45が、矢印A、
B方向に並んで二重に形成されている。従って、パッキ
ン37のうち円柱部39及び、ヒダ45は、軸心に向か
う方向(即ち、矢印D方向)に弾性変形による縮小をす
る形で、シリンジ本体2の主円筒部3に挿入している。
つまり、パッキン37の円柱部39及び、ヒダ45は、
軸心P1にから遠ざかる方向(即ち、矢印C方向)の復
元力で主円筒部3の内周面3cを押圧しており、パッキ
ン37と主円筒部3との間は、水封(或いは、気封)に
シ−ルされている。また、パッキン37の円柱部39
は、パッキン37の第一孔41及び、第二孔42に、第
一孔41及び、第二孔42の径を縮小させようとする形
の力を及ぼしているので、第一孔41及び、第二孔42
に挿入された前記パッキン支持部35とパッキン37と
の間は押圧密着されており、パッキン37とパッキン支
持部35との間は、水封(或いは、気封)にシ−ルされ
ている。また、シリンジ本体2の主円筒部3の内周面3
cは滑らかに形成されており、従って、パッキン37が
挿着されたピストン29は、主円筒部3の内部空間2a
において矢印A、B方向に摺動移動自在になっている。
ン29が設けられている(なお、図1は、注射器1の模
式断面図であるが、ピストン29のうち、後述するピス
トン本体30、外押圧板32、内押圧板33について
は、便宜上、断面でなく側面を示している。)。ピスト
ン29は、矢印A、B方向に伸延した棒状のピストン本
体30を有しており、ピストン本体30は、矢印A、B
方向に偏長な長方形板状の2つの合同な平板部30a
が、断面が十字状を成す形で一体的に交差して設けられ
ている。平板部30aの板面の矢印A、B方向に垂直な
幅は、前記主円筒部3のうちの係止リブ3bにおける内
径に略等しく、ピストン本体30は、該ピストン本体3
0の矢印A側より、主円筒部3に、開口端部3aを通し
て挿入された形で設けられている。ピストン本体30の
各平板部30aには、矢印A側寄りにおいて、各平板部
30aの両側部30b、30bよりピストン本体の軸心
(即ち、軸心P1)方向に楔形の切欠き31が設けられ
ている。4ヵ所の切欠き31は、矢印A、B方向におい
て互いに整合した位置に設けられている。また、ピスト
ン本体30の矢印B側の端部側には、板面が矢印A、B
方向に垂直な円形板状の外押圧板32がピストン本体3
0と一体的に、かつ同心状に設けられており、外押圧板
32の径は、主円筒部3の内径よりも充分に大きく設け
られている。ピストン本体30の矢印A側の端部側に
は、板面が矢印A、B方向に垂直な円形板状の内押圧板
33がピストン本体30と一体的に、かつ同心状に設け
られており(従って、内押圧板33は主円筒部3の内部
に位置しており)、内押圧板33の径は、前記主円筒部
3の内径に略等しくなっている(従って、内押圧板33
の径は、主円筒部3のうちの係止リブ3bにおける内径
よりも大きい。)。内押圧板33には、図1及び、図6
に示すように、矢印A側にパッキン支持部35が設けら
れており、パッキン支持部35には、矢印A、B方向に
伸延した円柱状の円柱部35aが、内押圧板33と同心
状に設けられている。円柱部35aの径は、内押圧板3
3の径よりも小さくなっており、円柱部35aは、内押
圧板33の矢印A側に、内押圧板33と一体的に設けら
れている。円柱部35aの矢印A側には、円柱部35a
と同心状に矢印A、B方向に伸延し、かつ前記小円筒部
7の内径L1に略等しい外径をもつ円柱状の挿入円柱部
35bが、円柱部35aと一体的に設けられている。更
に、挿入円柱部35bの矢印A側にはハブ係合部36が
設けられており、ハブ係合部36には、矢印A、B方向
に伸延した円柱状の円柱部36aが、挿入円柱部35b
と同心状に設けられている。円柱部36aの径は、挿入
円柱部35bの径よりも小さくなっており、円柱部36
aは、挿入円柱部35bの矢印A側に、挿入円柱部35
bと一体的に設けられている。円柱部36aの矢印A側
には径が円柱部36aより大きな半球状の挿入部36b
が、球面36c側を矢印A側に向ける形で円柱部36a
と一体的に設けられている。なお、円柱部36aの径
は、前記ハブ9に設けられたピストン係合孔20の第二
テ−パ孔23と第三テ−パ孔25との境界部23aにお
ける内径に略等しくなっており、挿入部36bの径は、
前記ピストン係合孔20の円柱孔22の内径よりも小さ
くなっている。一方、パッキン支持部35には、可撓性
のある樹脂からなるパッキン37が支持されて設けられ
ており、パッキン37は、矢印A、B方向に伸延した円
柱部39と、該円柱部39の矢印A側に連続する形の、
該円柱部39と一体的なテ−パ部40とによって構成さ
れている。なお、テ−パ部40の外径は、矢印A方向に
向かって収斂しており、テ−パ部40の形状は、前記シ
リンジ本体2のテ−パ部6の内部に自然状態で整合して
挿入し得る形になっている。パッキン37には、円柱部
39の矢印B側の端面39a側より矢印A方向に、前記
パッキン支持部35の円柱部35aと、径が同じで、か
つ矢印A、B方向の長さが同じ第一孔41が円柱部39
と同心状に設けられており、更に、パッキン37には、
第一孔41の矢印A側に連続して、前記パッキン支持部
35の挿入円柱部35bと、径が同じで、かつ矢印A、
B方向の長さが挿入円柱部35bよりも短い第二孔42
が円柱部39と同心状に設けられている。なお、第二孔
42は、パッキン37のテ−パ部40側において矢印A
方向に開口している。つまり、パッキン37は、第二孔
42にパッキン支持部35の挿入円柱部35bを挿入
し、第一孔41にパッキン支持部35の円柱部35aを
貫通させる形で、パッキン支持部35に係合して設けら
れている。なお、パッキン37のテ−パ部40が前記シ
リンジ本体2のテ−パ部6の内部に自然状態において整
合し挿入した状態では、図6に示すように、該パッキン
37を係合しているパッキン支持部35の挿入円柱部3
5bがシリンジ本体2のハブ挿入孔4bに挿入した状態
になり、ハブ係合部36の挿入部36bの球面36c
が、前記ピストン係合孔20の第三テ−パ孔25に面し
た壁面25aに接した状態になるように、パッキン37
の形状が設定されている。なお、パッキン37の円柱部
39の径は、前記内押圧板33と略同径になっている
が、パッキン37の円柱部39の外周側には、該円柱部
39の外周に沿った形の円環状のヒダ45が、矢印A、
B方向に並んで二重に形成されている。従って、パッキ
ン37のうち円柱部39及び、ヒダ45は、軸心に向か
う方向(即ち、矢印D方向)に弾性変形による縮小をす
る形で、シリンジ本体2の主円筒部3に挿入している。
つまり、パッキン37の円柱部39及び、ヒダ45は、
軸心P1にから遠ざかる方向(即ち、矢印C方向)の復
元力で主円筒部3の内周面3cを押圧しており、パッキ
ン37と主円筒部3との間は、水封(或いは、気封)に
シ−ルされている。また、パッキン37の円柱部39
は、パッキン37の第一孔41及び、第二孔42に、第
一孔41及び、第二孔42の径を縮小させようとする形
の力を及ぼしているので、第一孔41及び、第二孔42
に挿入された前記パッキン支持部35とパッキン37と
の間は押圧密着されており、パッキン37とパッキン支
持部35との間は、水封(或いは、気封)にシ−ルされ
ている。また、シリンジ本体2の主円筒部3の内周面3
cは滑らかに形成されており、従って、パッキン37が
挿着されたピストン29は、主円筒部3の内部空間2a
において矢印A、B方向に摺動移動自在になっている。
【0016】注射器1は以上のように構成されており、
該注射器1の組立は次のように行う。即ち、まず、パッ
キン37の可撓性を利用して該パッキン37の第一孔4
1を広げた後、ピストン29のハブ係合部36側を、パ
ッキン37の第一孔41側より矢印A方向に挿入し、パ
ッキン支持部35の円柱部35aが第一孔41に挿入さ
れ、パッキン支持部35の挿入円柱部35bが第二孔4
2に挿入される状態まで、図1に示すように、ピストン
29を挿入する(なお、挿入円柱部35bは矢印B側の
一部分みが、第二孔42に挿入される。)。その後、第
一孔41を広げていた手等を放して、パッキン37を自
然状態に戻すことにより、パッキン37の挿着を完了さ
せる。次いで、パッキン37を挿着したピストン29
を、シリンジ本体2に挿入する。ピストン29の挿入
は、該ピストン29のパッキン37が挿着されている側
を、シリンジ本体2の開口端部3a側からシリンジ本体
2の内部空間2aに挿入する形で行い、ピストン29を
矢印A方向に押圧することによって、パッキン37の円
柱部39及び、ヒダ45の外径を縮小させる形で行う。
つまり、ピストン29を矢印A方向に押圧して、パッキ
ン37を縮小変形させながら、ピストン29を主円筒部
3に挿入し、パッキン37のテ−パ部40が、シリンジ
本体2のテ−パ部6の内部に整合し挿入する位置までピ
ストン29を挿入させ、ピストン29の挿入を終える。
なお、パッキン37のテ−パ部40が、シリンジ本体2
のテ−パ部6の内部に整合し挿入した状態では、ピスト
ン29のパッキン支持部35の挿入円柱部35bがハブ
挿着部4のハブ挿着孔4b内に挿入されている。
該注射器1の組立は次のように行う。即ち、まず、パッ
キン37の可撓性を利用して該パッキン37の第一孔4
1を広げた後、ピストン29のハブ係合部36側を、パ
ッキン37の第一孔41側より矢印A方向に挿入し、パ
ッキン支持部35の円柱部35aが第一孔41に挿入さ
れ、パッキン支持部35の挿入円柱部35bが第二孔4
2に挿入される状態まで、図1に示すように、ピストン
29を挿入する(なお、挿入円柱部35bは矢印B側の
一部分みが、第二孔42に挿入される。)。その後、第
一孔41を広げていた手等を放して、パッキン37を自
然状態に戻すことにより、パッキン37の挿着を完了さ
せる。次いで、パッキン37を挿着したピストン29
を、シリンジ本体2に挿入する。ピストン29の挿入
は、該ピストン29のパッキン37が挿着されている側
を、シリンジ本体2の開口端部3a側からシリンジ本体
2の内部空間2aに挿入する形で行い、ピストン29を
矢印A方向に押圧することによって、パッキン37の円
柱部39及び、ヒダ45の外径を縮小させる形で行う。
つまり、ピストン29を矢印A方向に押圧して、パッキ
ン37を縮小変形させながら、ピストン29を主円筒部
3に挿入し、パッキン37のテ−パ部40が、シリンジ
本体2のテ−パ部6の内部に整合し挿入する位置までピ
ストン29を挿入させ、ピストン29の挿入を終える。
なお、パッキン37のテ−パ部40が、シリンジ本体2
のテ−パ部6の内部に整合し挿入した状態では、ピスト
ン29のパッキン支持部35の挿入円柱部35bがハブ
挿着部4のハブ挿着孔4b内に挿入されている。
【0017】次いで、ハブ挿着部4の端壁8の孔8a側
よりハブ9を、ハブ挿着孔4bに挿着する。即ち、ハブ
9を、該ハブ9の矢印B側の端面10bを、端壁8の孔
8aに整合させて、そのまま矢印B方向に該ハブ9を押
圧する。ところで、ハブ挿着部4の端壁8側には、上述
したように、3つの前記スリット50が設けられてお
り、ハブ挿着部4の端壁8側は3つのハブ挿着部片52
に分割されている。また、押圧することにより、該ハブ
9の面取り部10dと端壁8の孔8aに面したテ−パ状
の壁面56とが押圧して当接して、3つのハブ挿着部片
52には、これらハブ挿着部片52を矢印C方向に弾性
屈曲変形させようとする作用力が働く。ハブ挿着部片5
2は、構造上、小円筒部7のうちの分割されていない円
筒状の部分等に比べて、矢印C方向の作用力に対して矢
印C方向に弾性屈曲変形しやすく、よって、ハブ9を押
圧するに従って、ハブ挿着部片52は矢印C方向に弾性
屈曲変形し、孔8aの径が拡大される。ハブ9を更に押
圧して、ハブ挿着部片52を弾性屈曲変形させ、孔8a
の径をハブ9の主円柱部10の外径L1’まで拡大させ
て、ハブ9を主円柱部10より、ハブ挿着孔4bに挿入
する。ハブ9を更に押圧して、主円柱部10を完全にハ
ブ挿着孔4bに挿入し、ハブ9の主円柱部10の端面1
0aを、端壁8の矢印B側の壁面8bに密接させる位置
でハブ9の押圧挿入を停止する。主円柱部10の端面1
0aが、端壁8の壁面8bに密接した位置では、小円柱
部11は、最小径が該小円柱部11の外径に等しい孔8
aに貫通挿入している。なお、ハブ挿着部4のハブ止リ
ブ7dと、ハブ9のハブ止溝10eとは、上述したよう
に、互いに整合対応した位置に存在しており、両者はハ
ブ止リブ7dのシ−ル部7g、7gと、ハブ止溝10e
の開口端部10h、10hによって互いに当接する形で
係合している。以上のように、シリンジ本体2に対する
ハブ9の挿着を終了する。また、ハブ9は、前記ピスト
ン29のハブ係合部36の挿入部36bが、図6に示す
ように、該挿入部36bの球面36c側を、該ハブ9に
設けられたピストン係合孔20の第三テ−パ孔25に面
した壁面25aに接する形で存在している。また、シリ
ンジ本体2に対するハブ9の挿着作業は、ハブ9を押圧
して挿着すればよく、複雑な組立操作を伴わず容易であ
る。
よりハブ9を、ハブ挿着孔4bに挿着する。即ち、ハブ
9を、該ハブ9の矢印B側の端面10bを、端壁8の孔
8aに整合させて、そのまま矢印B方向に該ハブ9を押
圧する。ところで、ハブ挿着部4の端壁8側には、上述
したように、3つの前記スリット50が設けられてお
り、ハブ挿着部4の端壁8側は3つのハブ挿着部片52
に分割されている。また、押圧することにより、該ハブ
9の面取り部10dと端壁8の孔8aに面したテ−パ状
の壁面56とが押圧して当接して、3つのハブ挿着部片
52には、これらハブ挿着部片52を矢印C方向に弾性
屈曲変形させようとする作用力が働く。ハブ挿着部片5
2は、構造上、小円筒部7のうちの分割されていない円
筒状の部分等に比べて、矢印C方向の作用力に対して矢
印C方向に弾性屈曲変形しやすく、よって、ハブ9を押
圧するに従って、ハブ挿着部片52は矢印C方向に弾性
屈曲変形し、孔8aの径が拡大される。ハブ9を更に押
圧して、ハブ挿着部片52を弾性屈曲変形させ、孔8a
の径をハブ9の主円柱部10の外径L1’まで拡大させ
て、ハブ9を主円柱部10より、ハブ挿着孔4bに挿入
する。ハブ9を更に押圧して、主円柱部10を完全にハ
ブ挿着孔4bに挿入し、ハブ9の主円柱部10の端面1
0aを、端壁8の矢印B側の壁面8bに密接させる位置
でハブ9の押圧挿入を停止する。主円柱部10の端面1
0aが、端壁8の壁面8bに密接した位置では、小円柱
部11は、最小径が該小円柱部11の外径に等しい孔8
aに貫通挿入している。なお、ハブ挿着部4のハブ止リ
ブ7dと、ハブ9のハブ止溝10eとは、上述したよう
に、互いに整合対応した位置に存在しており、両者はハ
ブ止リブ7dのシ−ル部7g、7gと、ハブ止溝10e
の開口端部10h、10hによって互いに当接する形で
係合している。以上のように、シリンジ本体2に対する
ハブ9の挿着を終了する。また、ハブ9は、前記ピスト
ン29のハブ係合部36の挿入部36bが、図6に示す
ように、該挿入部36bの球面36c側を、該ハブ9に
設けられたピストン係合孔20の第三テ−パ孔25に面
した壁面25aに接する形で存在している。また、シリ
ンジ本体2に対するハブ9の挿着作業は、ハブ9を押圧
して挿着すればよく、複雑な組立操作を伴わず容易であ
る。
【0018】次いで、ハブ9の針挿入孔12に注射針2
6を挿入し接着する。つまり、注射針26を、図1及
び、図2に示すように、該注射針26の後端26b側よ
り、針挿入孔12に矢印B方向に挿入し、該後端26b
が、針挿入孔12の奥のハブ9による壁面10fに当接
するまで挿入する。挿入の後、針挿入孔12におけるハ
ブ9と注射針26との間の隙間に接着剤27を充填し
て、該接着剤27を固結させ、ハブ9に対する注射針2
6の挿入接着が完了する。注射針26の挿入接着完了を
もって注射器1の組立てが完了する。なお、注射器1の
組立ては、上述のように、大部分の作業(即ち、注射針
26の挿入固定の作業を除いてた全ての作業)が、押圧
することによって行われるため、複雑な作業を伴わず容
易である。
6を挿入し接着する。つまり、注射針26を、図1及
び、図2に示すように、該注射針26の後端26b側よ
り、針挿入孔12に矢印B方向に挿入し、該後端26b
が、針挿入孔12の奥のハブ9による壁面10fに当接
するまで挿入する。挿入の後、針挿入孔12におけるハ
ブ9と注射針26との間の隙間に接着剤27を充填し
て、該接着剤27を固結させ、ハブ9に対する注射針2
6の挿入接着が完了する。注射針26の挿入接着完了を
もって注射器1の組立てが完了する。なお、注射器1の
組立ては、上述のように、大部分の作業(即ち、注射針
26の挿入固定の作業を除いてた全ての作業)が、押圧
することによって行われるため、複雑な作業を伴わず容
易である。
【0019】注射器1は、以上のように構成され、また
以上のように組立てられており、該注射器1を使用し、
使用の後、廃棄するには次のように行う。まず、注射器
1の注射針26を、図示しない薬ビンに入っている注射
媒体46の中に進入させ、ピストン29をシリンジ本体
2に対して矢印B方向に引っ張り、差圧により、該薬ビ
ンの中の注射媒体46を、注射針26の媒体流通孔26
c及び、ハブ9の流通孔19、ピストン係合孔20を通
してシリンジ本体2の内部空間2aのうちピストン29
よりも注射針26側の媒体保持空間47に流入させて、
注射器1に注射媒体46を充填する。
以上のように組立てられており、該注射器1を使用し、
使用の後、廃棄するには次のように行う。まず、注射器
1の注射針26を、図示しない薬ビンに入っている注射
媒体46の中に進入させ、ピストン29をシリンジ本体
2に対して矢印B方向に引っ張り、差圧により、該薬ビ
ンの中の注射媒体46を、注射針26の媒体流通孔26
c及び、ハブ9の流通孔19、ピストン係合孔20を通
してシリンジ本体2の内部空間2aのうちピストン29
よりも注射針26側の媒体保持空間47に流入させて、
注射器1に注射媒体46を充填する。
【0020】なお、注射媒体46の充填の際、ハブ9に
は、図5の二点鎖線に示すように、矢印B方向の差圧力
Naが作用する。しかし、予想される最大の差圧力Na
に対しても、矢印A側及び、矢印B側の各シ−ル部7g
と各開口端部10hの間で作用している図5の二点鎖線
によって示したシ−ル圧Fd及び、シ−ル圧Feが共に
0或いはマイナスにならず、矢印A側及び、矢印B側の
各シ−ル部7gと各開口端部10hの間のシ−ルが外れ
ない形で所定の前記復元力Fcが設定されている。つま
り、ハブ止リブ7dの矢印A側、矢印B側の各シ−ル部
7g、7gとハブ9の矢印A側、矢印B側の各開口端部
10h、10hとの間はシ−ルされており、水密状態
(或いは、気密状態)になっている。よって、媒体保持
空間47の中の注射媒体46が、ハブ挿着部4のハブ挿
着空間4aに流入し、該ハブ挿着空間4aからハブ9と
小円筒部7との間の隙間空間49に流入するが、ハブ止
リブ7dの矢印矢印B側のシ−ル部7gとハブ9の矢印
矢印B側の開口端部10hとの間はシ−ルされているの
で、注射媒体46は、矢印B側の該シ−ル部7gと該開
口端部10hとの間を通って、ハブ止リブ7dの矢印A
側等に漏洩することはない。また、矢印B側の該シ−ル
部7gと該開口端部10hとの間の1ヶ所だけでなく、
矢印A側の該シ−ル部7gと該開口端部10hとの間及
び、端壁8とハブ9の端面10aとの間もシ−ルされて
いることによって、注射媒体46の漏洩に対する安全性
は極力高められている。また、ハブ止リブ7dとハブ9
間は、シ−ル部7g、7g、開口端部10h、10hと
の点接触によるシ−ルであることから、シ−ル圧がシ−
ル部位に均等に作用し、信頼性が高い。
は、図5の二点鎖線に示すように、矢印B方向の差圧力
Naが作用する。しかし、予想される最大の差圧力Na
に対しても、矢印A側及び、矢印B側の各シ−ル部7g
と各開口端部10hの間で作用している図5の二点鎖線
によって示したシ−ル圧Fd及び、シ−ル圧Feが共に
0或いはマイナスにならず、矢印A側及び、矢印B側の
各シ−ル部7gと各開口端部10hの間のシ−ルが外れ
ない形で所定の前記復元力Fcが設定されている。つま
り、ハブ止リブ7dの矢印A側、矢印B側の各シ−ル部
7g、7gとハブ9の矢印A側、矢印B側の各開口端部
10h、10hとの間はシ−ルされており、水密状態
(或いは、気密状態)になっている。よって、媒体保持
空間47の中の注射媒体46が、ハブ挿着部4のハブ挿
着空間4aに流入し、該ハブ挿着空間4aからハブ9と
小円筒部7との間の隙間空間49に流入するが、ハブ止
リブ7dの矢印矢印B側のシ−ル部7gとハブ9の矢印
矢印B側の開口端部10hとの間はシ−ルされているの
で、注射媒体46は、矢印B側の該シ−ル部7gと該開
口端部10hとの間を通って、ハブ止リブ7dの矢印A
側等に漏洩することはない。また、矢印B側の該シ−ル
部7gと該開口端部10hとの間の1ヶ所だけでなく、
矢印A側の該シ−ル部7gと該開口端部10hとの間及
び、端壁8とハブ9の端面10aとの間もシ−ルされて
いることによって、注射媒体46の漏洩に対する安全性
は極力高められている。また、ハブ止リブ7dとハブ9
間は、シ−ル部7g、7g、開口端部10h、10hと
の点接触によるシ−ルであることから、シ−ル圧がシ−
ル部位に均等に作用し、信頼性が高い。
【0021】注射媒体46の充填の後、注射器1の注射
針26を、患者の注射部位に突き差す。次いで、ピスト
ン29の外押圧板32を矢印A方向に押し、ピストン2
9をシリンジ本体2に対して矢印A方向に駆動させる。
媒体保持空間47の注射媒体46は加圧されて、ハブ9
のピストン係合孔20及び、流通孔19及び、注射針2
6の媒体流通孔26cを介して患者の注射部位における
体内に流入する。
針26を、患者の注射部位に突き差す。次いで、ピスト
ン29の外押圧板32を矢印A方向に押し、ピストン2
9をシリンジ本体2に対して矢印A方向に駆動させる。
媒体保持空間47の注射媒体46は加圧されて、ハブ9
のピストン係合孔20及び、流通孔19及び、注射針2
6の媒体流通孔26cを介して患者の注射部位における
体内に流入する。
【0022】なお、上述のように、媒体保持空間47中
の注射媒体46が加圧され、注射媒体46に隣接してい
るハブ9の端面10b側より、該ハブ9には、注射媒体
46の圧力による作用力Saが、図7に示すように、矢
印A方向に加わる。しかし、予想される最大の作用力S
aに対しても、矢印A側及び、矢印B側の各シ−ル部7
gと各開口端部10hの間で作用しているシ−ル圧Fd
及び、シ−ル圧Feが共に0或いはマイナスにならず、
矢印A側及び、矢印B側の各シ−ル部7gと各開口端部
10hの間のシ−ルが外れない形で所定の前記復元力F
cが設定されている。
の注射媒体46が加圧され、注射媒体46に隣接してい
るハブ9の端面10b側より、該ハブ9には、注射媒体
46の圧力による作用力Saが、図7に示すように、矢
印A方向に加わる。しかし、予想される最大の作用力S
aに対しても、矢印A側及び、矢印B側の各シ−ル部7
gと各開口端部10hの間で作用しているシ−ル圧Fd
及び、シ−ル圧Feが共に0或いはマイナスにならず、
矢印A側及び、矢印B側の各シ−ル部7gと各開口端部
10hの間のシ−ルが外れない形で所定の前記復元力F
cが設定されている。
【0023】注射媒体46を所定の量まで患者の注射部
位における体内に流入させた後、従って、パッキン37
のテ−パ部40が、シリンジ本体2のテ−パ部6の内部
に整合して挿入し、ピストン29のハブ係合部36の挿
入部36bが、図6に示すように、ハブ9のピストン係
合孔20の第三テ−パ孔25に当接するまでピストン2
9を駆動させた後、注射器1を全体を患者に対して矢印
B方向に引っ張り、注射針26を患者の注射部位から引
き抜く。注射針26を引き抜いた後、ピストン29とハ
ブ9とを互いに係合させる。即ち、ピストン29の外押
圧板32を指で、更に矢印A方向に押圧して、パッキン
37をシリンジ本体2のテ−パ部6に押圧して弾性縮小
させながら、パッキン支持部35の挿入円柱部35b及
び、ハブ係合部36を、ハブ挿着孔4b中において矢印
A方向に移動させ、ハブ係合部36の挿入部36bをピ
ストン係合孔20の第三テ−パ孔25において矢印A方
向に進入させる。押圧によって、挿入部36bと、第三
テ−パ孔25に面したハブ9の突出部25bは、互いに
力を加え合い、突出部25bは、突出部25bの頂点に
おける径即ち、境界部23aにおける径を拡大させ、挿
入部36bは、径を縮小させる形で弾性変形する。更
に、ピストン29を矢印A方に押圧し、該挿入部36b
を第三テ−パ孔25において矢印A方向に更に進入させ
る。即ち、挿入部36bが、該挿入部36bの径を縮小
させると共に境界部23aの径を拡大させる形で、該挿
入部36bの径と該境界部23aの径の大きさを一致さ
せながら、境界部23aを矢印A方向に通過することに
より、ピストン29とハブ9は、図6二点鎖線に示すよ
うに、互いに係合され、ピストン29の押圧を終了す
る。なお、挿入部36bに矢印A方向の押圧力が作用す
ることによって、ハブ9にも矢印A方向の押圧力が作用
する。しかし、ハブ9は、ハブ挿着部4のハブ止リブ7
d或いは、端壁8を介して、シリンジ本体2を支持する
手により矢印B方向に支持されており、従って、該押圧
力に対する矢印B方向の反力をハブ止リブ7d或いは、
端壁8より受ける。また、端壁8とハブ9とは、矢印
A、B方向に垂直な壁面8b、端面10aによって接し
ているため、該押圧力が端壁8に与える力は、端壁8の
孔8aを広げる方向即ち、矢印C方向に働かない。つま
り、ハブ9は、該押圧力を受けても矢印A方向等に殆ど
移動せず、よって、ハブ9が端壁8の孔8aから矢印A
方向に抜け出ることはない。
位における体内に流入させた後、従って、パッキン37
のテ−パ部40が、シリンジ本体2のテ−パ部6の内部
に整合して挿入し、ピストン29のハブ係合部36の挿
入部36bが、図6に示すように、ハブ9のピストン係
合孔20の第三テ−パ孔25に当接するまでピストン2
9を駆動させた後、注射器1を全体を患者に対して矢印
B方向に引っ張り、注射針26を患者の注射部位から引
き抜く。注射針26を引き抜いた後、ピストン29とハ
ブ9とを互いに係合させる。即ち、ピストン29の外押
圧板32を指で、更に矢印A方向に押圧して、パッキン
37をシリンジ本体2のテ−パ部6に押圧して弾性縮小
させながら、パッキン支持部35の挿入円柱部35b及
び、ハブ係合部36を、ハブ挿着孔4b中において矢印
A方向に移動させ、ハブ係合部36の挿入部36bをピ
ストン係合孔20の第三テ−パ孔25において矢印A方
向に進入させる。押圧によって、挿入部36bと、第三
テ−パ孔25に面したハブ9の突出部25bは、互いに
力を加え合い、突出部25bは、突出部25bの頂点に
おける径即ち、境界部23aにおける径を拡大させ、挿
入部36bは、径を縮小させる形で弾性変形する。更
に、ピストン29を矢印A方に押圧し、該挿入部36b
を第三テ−パ孔25において矢印A方向に更に進入させ
る。即ち、挿入部36bが、該挿入部36bの径を縮小
させると共に境界部23aの径を拡大させる形で、該挿
入部36bの径と該境界部23aの径の大きさを一致さ
せながら、境界部23aを矢印A方向に通過することに
より、ピストン29とハブ9は、図6二点鎖線に示すよ
うに、互いに係合され、ピストン29の押圧を終了す
る。なお、挿入部36bに矢印A方向の押圧力が作用す
ることによって、ハブ9にも矢印A方向の押圧力が作用
する。しかし、ハブ9は、ハブ挿着部4のハブ止リブ7
d或いは、端壁8を介して、シリンジ本体2を支持する
手により矢印B方向に支持されており、従って、該押圧
力に対する矢印B方向の反力をハブ止リブ7d或いは、
端壁8より受ける。また、端壁8とハブ9とは、矢印
A、B方向に垂直な壁面8b、端面10aによって接し
ているため、該押圧力が端壁8に与える力は、端壁8の
孔8aを広げる方向即ち、矢印C方向に働かない。つま
り、ハブ9は、該押圧力を受けても矢印A方向等に殆ど
移動せず、よって、ハブ9が端壁8の孔8aから矢印A
方向に抜け出ることはない。
【0024】次いで、ピストン29をシリンジ本体2に
対して矢印B方向に引く。つまり、ピストン29及び、
ハブ係合部36の挿入部36bには、図示しない矢印B
方向の作用力Zが作用する。また、作用力Zは図示しな
いが、注射媒体46の充填の際に生じる差圧力Naと同
じ方向に働く。また、作用力Zの大きさは、予想される
最大の差圧力Naよりも大きい。ところで、所定の前記
復元力Fcは、図5に示すように、上述したように、予
想される最大の差圧力Naに対しては十分対抗し得る大
きさで設定されているが、予想される最大の差圧力Na
よりも大きい作用力Zに対しては対抗し得ない大きさに
設定されている。即ち、作用力Zにより、ハブ9が矢印
A側の開口端部10hにおいて、ハブ止リブ7dを矢印
C方向に押圧移動させる。つまり、小円筒部7のハブ止
リブ7d及び、ハブ止リブ7d付近は、更に矢印C方向
に膨張変形する。また、ハブ止リブ7dが矢印C方向に
移動するのであるから、ハブ止リブ7dとハブ9との間
のシ−ル(特に矢印B側において)は勿論外れている。
こうして、更に、作用力Zを加えつづけ、小円筒部7の
ハブ止リブ7d及び、ハブ止リブ7d付近を矢印C方向
に更に膨張させる。一方、膨張により小円筒部7のハブ
止リブ7dにおける内径が広がり、該内径の広がりに従
って、矢印B方向に引かれる力を受けているハブ9は、
矢印B方向に進む。更に、作用力Zを加えつづけ、ハブ
9を、ハブ止リブ7dの先端7eが矢印A側の開口端部
10h即ち、主円柱部10の外周面10iにおいて、ハ
ブ9と当接する位置まで進める。ハブ止リブ7dが、主
円柱部10の外周面10iに当接する位置までハブ9が
進んだ後、ハブ止リブ7dと外周面10iとの当接箇所
において発生する矢印A方向の摩擦力に対抗し得る力で
ピストン29を引っ張り、該ハブ9を更に矢印B方向に
進めて、ハブ9が完全に小円筒部7から矢印B方向に抜
け出るまで引っ張る。この際、ハブ9の主円柱部10の
外径L1’は、ハブ挿着孔4bの内径L1よりも小なる
径に形成されているので、ハブ9と小円筒部7の接触は
ハブ止リブ7d部分を介してのみ行われることとなり、
その引き抜き動作は、ハブ止リブ7dとハブ止溝10e
との係合が外れた以降は、小さな力で容易に行うことが
できる。更にピストン29を引っ張り、ハブ9の矢印A
側に固定挿入された注射針26が端壁8の孔8aよりハ
ブ挿着孔4bに矢印B方向に挿入され、更に矢印B方向
に主円筒部3の内部空間2aに挿入されて、注射針26
の先端26aが完全に内部空間2a内に挿入される形
で、ピストン29を矢印B方向に引っ張る。ピストン2
9を更に引っ張り、内押圧板33が、シリンジ本体2の
主円筒部3の係止リブ3bに当接する位置まで引っ張っ
てピストン29を停止させる。すると、切欠き31がシ
リンダ本体2の開口端部3a付近に位置決めされる。次
いで、ピストン29に矢印C方向の力を与える。シリン
ジ本体2に対して、ピストン29に矢印C方向の力が加
えられることにより、ピストン本体30において比較的
曲げ応力に対して構造上弱く形成されている切欠き31
においてピストン本体30は、図8に示すように折れ、
ピストン本体30は、切欠き31を境に矢印A側の部分
と矢印B側の部分とに分離される。なお、ピストン29
に矢印C方向の力を与える際、内押圧板33のうち係止
リブ3bに当接した部分と、ピストン本体30のうち矢
印C方向に移動して主円筒部3の開口端部3aに当接す
る部分とが固定された支点となる。つまり、ピストン2
9に与える矢印C方向の力は、これら2つの支点により
テコの原理を利用した形でピストン本体30に作用する
ので、ピストン29に与える矢印C方向の力は、効率よ
くピストン本体30に作用する。また、これら2つの支
点が固定されているので、ピストン29に矢印C方向の
力を与える際、誤ってピストン29全体がシリンジ本体
2から抜けることが防止されている。次いで、これらの
折取りされたシリンジ本体2側の部分とピストン29の
外押圧板32の部分とを廃棄処分する。なお、注射針2
6は、完全にシリンジ本体2の内部空間2aに、残留し
たピストン29先端部に保持された状態で挿入格納され
ているため、該注射針26によって、手等を傷つけ、そ
の傷口より二次感染する恐れはなく、従って、廃棄処分
が安全に行われる。以上のように、注射器1の使用及
び、使用後の廃棄処分を全て終了する。
対して矢印B方向に引く。つまり、ピストン29及び、
ハブ係合部36の挿入部36bには、図示しない矢印B
方向の作用力Zが作用する。また、作用力Zは図示しな
いが、注射媒体46の充填の際に生じる差圧力Naと同
じ方向に働く。また、作用力Zの大きさは、予想される
最大の差圧力Naよりも大きい。ところで、所定の前記
復元力Fcは、図5に示すように、上述したように、予
想される最大の差圧力Naに対しては十分対抗し得る大
きさで設定されているが、予想される最大の差圧力Na
よりも大きい作用力Zに対しては対抗し得ない大きさに
設定されている。即ち、作用力Zにより、ハブ9が矢印
A側の開口端部10hにおいて、ハブ止リブ7dを矢印
C方向に押圧移動させる。つまり、小円筒部7のハブ止
リブ7d及び、ハブ止リブ7d付近は、更に矢印C方向
に膨張変形する。また、ハブ止リブ7dが矢印C方向に
移動するのであるから、ハブ止リブ7dとハブ9との間
のシ−ル(特に矢印B側において)は勿論外れている。
こうして、更に、作用力Zを加えつづけ、小円筒部7の
ハブ止リブ7d及び、ハブ止リブ7d付近を矢印C方向
に更に膨張させる。一方、膨張により小円筒部7のハブ
止リブ7dにおける内径が広がり、該内径の広がりに従
って、矢印B方向に引かれる力を受けているハブ9は、
矢印B方向に進む。更に、作用力Zを加えつづけ、ハブ
9を、ハブ止リブ7dの先端7eが矢印A側の開口端部
10h即ち、主円柱部10の外周面10iにおいて、ハ
ブ9と当接する位置まで進める。ハブ止リブ7dが、主
円柱部10の外周面10iに当接する位置までハブ9が
進んだ後、ハブ止リブ7dと外周面10iとの当接箇所
において発生する矢印A方向の摩擦力に対抗し得る力で
ピストン29を引っ張り、該ハブ9を更に矢印B方向に
進めて、ハブ9が完全に小円筒部7から矢印B方向に抜
け出るまで引っ張る。この際、ハブ9の主円柱部10の
外径L1’は、ハブ挿着孔4bの内径L1よりも小なる
径に形成されているので、ハブ9と小円筒部7の接触は
ハブ止リブ7d部分を介してのみ行われることとなり、
その引き抜き動作は、ハブ止リブ7dとハブ止溝10e
との係合が外れた以降は、小さな力で容易に行うことが
できる。更にピストン29を引っ張り、ハブ9の矢印A
側に固定挿入された注射針26が端壁8の孔8aよりハ
ブ挿着孔4bに矢印B方向に挿入され、更に矢印B方向
に主円筒部3の内部空間2aに挿入されて、注射針26
の先端26aが完全に内部空間2a内に挿入される形
で、ピストン29を矢印B方向に引っ張る。ピストン2
9を更に引っ張り、内押圧板33が、シリンジ本体2の
主円筒部3の係止リブ3bに当接する位置まで引っ張っ
てピストン29を停止させる。すると、切欠き31がシ
リンダ本体2の開口端部3a付近に位置決めされる。次
いで、ピストン29に矢印C方向の力を与える。シリン
ジ本体2に対して、ピストン29に矢印C方向の力が加
えられることにより、ピストン本体30において比較的
曲げ応力に対して構造上弱く形成されている切欠き31
においてピストン本体30は、図8に示すように折れ、
ピストン本体30は、切欠き31を境に矢印A側の部分
と矢印B側の部分とに分離される。なお、ピストン29
に矢印C方向の力を与える際、内押圧板33のうち係止
リブ3bに当接した部分と、ピストン本体30のうち矢
印C方向に移動して主円筒部3の開口端部3aに当接す
る部分とが固定された支点となる。つまり、ピストン2
9に与える矢印C方向の力は、これら2つの支点により
テコの原理を利用した形でピストン本体30に作用する
ので、ピストン29に与える矢印C方向の力は、効率よ
くピストン本体30に作用する。また、これら2つの支
点が固定されているので、ピストン29に矢印C方向の
力を与える際、誤ってピストン29全体がシリンジ本体
2から抜けることが防止されている。次いで、これらの
折取りされたシリンジ本体2側の部分とピストン29の
外押圧板32の部分とを廃棄処分する。なお、注射針2
6は、完全にシリンジ本体2の内部空間2aに、残留し
たピストン29先端部に保持された状態で挿入格納され
ているため、該注射針26によって、手等を傷つけ、そ
の傷口より二次感染する恐れはなく、従って、廃棄処分
が安全に行われる。以上のように、注射器1の使用及
び、使用後の廃棄処分を全て終了する。
【0025】以上のように、シリンジ100は、内部に
内部空間部2aが形成されたシリンジ本体2を有してお
り、該シリンジ本体2には、ピストン29が矢印A、B
方向に摺動自在に設けられている。シリンジ本体2の先
端には、ハブ挿着孔4bが内部空間2aと連通する形で
形成されており、ハブ挿着孔4bの先端には、孔8aが
ハブ挿着孔4bと外部を連通する形で設けられている。
孔8aの周囲には、3個のスリット50が軸心P1に対
して放射方向に形成されている。また、ハブ挿着孔4b
の内周面7aには、突条からなるハブ止リブ7dが、環
状に形成されている。また、ピストン29の先端の内押
圧板33には、ハブ挿着孔4bに挿入装着されるハブ9
と係合し得るハブ係合部36が設けられている。また、
ピストン29は、ピストン本体30が外押圧板32と内
押圧板33の間で折取り自在に構成されている。また、
シリンジ本体2には、係止リブ3bが、ピストン29の
内押圧板33がシリンジ本体2から抜け出さないように
形成されている。また、ピストン29のピストン本体3
0には、折取り用の切欠き31が形成されている。ま
た、切欠き31は、ピストン29が係止リブ3bに当接
した際に、シリンジ本体2の開口端部3aに位置し得る
ように形成されている。
内部空間部2aが形成されたシリンジ本体2を有してお
り、該シリンジ本体2には、ピストン29が矢印A、B
方向に摺動自在に設けられている。シリンジ本体2の先
端には、ハブ挿着孔4bが内部空間2aと連通する形で
形成されており、ハブ挿着孔4bの先端には、孔8aが
ハブ挿着孔4bと外部を連通する形で設けられている。
孔8aの周囲には、3個のスリット50が軸心P1に対
して放射方向に形成されている。また、ハブ挿着孔4b
の内周面7aには、突条からなるハブ止リブ7dが、環
状に形成されている。また、ピストン29の先端の内押
圧板33には、ハブ挿着孔4bに挿入装着されるハブ9
と係合し得るハブ係合部36が設けられている。また、
ピストン29は、ピストン本体30が外押圧板32と内
押圧板33の間で折取り自在に構成されている。また、
シリンジ本体2には、係止リブ3bが、ピストン29の
内押圧板33がシリンジ本体2から抜け出さないように
形成されている。また、ピストン29のピストン本体3
0には、折取り用の切欠き31が形成されている。ま
た、切欠き31は、ピストン29が係止リブ3bに当接
した際に、シリンジ本体2の開口端部3aに位置し得る
ように形成されている。
【0026】よって、シリンジ本体2にハブ9を挿着す
る際、ハブ9は、シリンジ本体2の端壁8側より挿着さ
れ、従って、内部空間2aを通さずに挿着される。ま
た、挿着の際には、ハブ9を、軸心P1方向に押圧して
挿入する形で挿着する。また、注射器1を使用した後に
は、ピストン29の軸心P1の方向の操作によって、ハ
ブ9とピストン29が、ピストン係合孔20とハブ係合
部36とにおいて係合され、更に、ピストン29の軸心
P1方向の操作によって、ハブ9及び、ハブ9に装着さ
れた注射針26が、シリンジ本体2の内部空間2aに挿
入される。また、ハブ9及び、ハブ9に装着された注射
針26が、シリンジ本体2の内部空間2aに挿入された
後、ピストン29の折取りを行う際、ピストン29が係
止リブ3bと開口端部3aとにおいてシリンジ本体2に
固定支持され、ピストン本体30においてテコの原理を
働かせ得るように作用する。
る際、ハブ9は、シリンジ本体2の端壁8側より挿着さ
れ、従って、内部空間2aを通さずに挿着される。ま
た、挿着の際には、ハブ9を、軸心P1方向に押圧して
挿入する形で挿着する。また、注射器1を使用した後に
は、ピストン29の軸心P1の方向の操作によって、ハ
ブ9とピストン29が、ピストン係合孔20とハブ係合
部36とにおいて係合され、更に、ピストン29の軸心
P1方向の操作によって、ハブ9及び、ハブ9に装着さ
れた注射針26が、シリンジ本体2の内部空間2aに挿
入される。また、ハブ9及び、ハブ9に装着された注射
針26が、シリンジ本体2の内部空間2aに挿入された
後、ピストン29の折取りを行う際、ピストン29が係
止リブ3bと開口端部3aとにおいてシリンジ本体2に
固定支持され、ピストン本体30においてテコの原理を
働かせ得るように作用する。
【0027】よって、注射器1の組立ては、ハブ9のハ
ブ挿着孔4bへの挿着が押圧するだけで可能となるので
容易であり、シリンジ本体2の内部空間2aを通さずに
挿着されるため、シリンジ本体2の主円筒部3等は静電
気等を極力帯びず、内部空間2aは塵埃等の進入が極力
防止されている。また、ピストン29が係止リブ3bに
よって係止されるので、ピストン29全体がシリンジ本
体2から抜け取れることが防止されている。また、ピス
トン29では、ピストン29が係止リブ3bによって係
止された位置において、ピストン本体30の切欠き31
が開口端部3aに位置すると共に、係止リブ3bと開口
端部3aとを支点としてテコの原理が利用されるため、
ピストン本体30の折取りが容易に行われる。つまり、
注射器1は、使用後から廃棄処分までの操作及び、作業
が簡単であり、かつ手間がかからない。また、使用直後
に注射針26をシリンジ本体2の内部空間2aに挿入す
ることから、使用直後より廃棄処分までの間に、注射針
26で手などを傷つけて二次感染するなどの危険が極力
防止されている。
ブ挿着孔4bへの挿着が押圧するだけで可能となるので
容易であり、シリンジ本体2の内部空間2aを通さずに
挿着されるため、シリンジ本体2の主円筒部3等は静電
気等を極力帯びず、内部空間2aは塵埃等の進入が極力
防止されている。また、ピストン29が係止リブ3bに
よって係止されるので、ピストン29全体がシリンジ本
体2から抜け取れることが防止されている。また、ピス
トン29では、ピストン29が係止リブ3bによって係
止された位置において、ピストン本体30の切欠き31
が開口端部3aに位置すると共に、係止リブ3bと開口
端部3aとを支点としてテコの原理が利用されるため、
ピストン本体30の折取りが容易に行われる。つまり、
注射器1は、使用後から廃棄処分までの操作及び、作業
が簡単であり、かつ手間がかからない。また、使用直後
に注射針26をシリンジ本体2の内部空間2aに挿入す
ることから、使用直後より廃棄処分までの間に、注射針
26で手などを傷つけて二次感染するなどの危険が極力
防止されている。
【0028】なお、上述の実施例では、シリンジ100
側のハブ止リブ7dに対応して、ハブ9側には、ハブ本
体90に溝状のハブ止溝10eを環状に設けたが、ハブ
9は、ハブ本体90が、ハブ挿入孔4bの内周側とハブ
止リブ7dにおいて係合し、ハブ止リブ7d以外の部分
において離れていればよい。従って、ハブ9は、図9に
示すように、主円柱部10の外周面10i側に溝及び、
突条等を形成せず構成してもよい。主円柱部10の外周
面10i側に溝及び、突条等を形成せず構成したハブ9
を用いた注射器1を使用する際には、ハブ止リブ7dが
主円柱部10の外周面10iを所定のシ−ル圧でシ−ル
状態を維持した形で押圧している。
側のハブ止リブ7dに対応して、ハブ9側には、ハブ本
体90に溝状のハブ止溝10eを環状に設けたが、ハブ
9は、ハブ本体90が、ハブ挿入孔4bの内周側とハブ
止リブ7dにおいて係合し、ハブ止リブ7d以外の部分
において離れていればよい。従って、ハブ9は、図9に
示すように、主円柱部10の外周面10i側に溝及び、
突条等を形成せず構成してもよい。主円柱部10の外周
面10i側に溝及び、突条等を形成せず構成したハブ9
を用いた注射器1を使用する際には、ハブ止リブ7dが
主円柱部10の外周面10iを所定のシ−ル圧でシ−ル
状態を維持した形で押圧している。
【0029】また、上述の実施例では、何れもシリンジ
100側のハブシ−ル部として突条のハブ止リブ7dが
設けられている。しかし、シリンジ100側のハブシ−
ル部は溝状で形成されてもよい。ハブシ−ル部が溝状に
形成されたシリンジ100のハブ挿着孔4bには、図1
0に示すように、ハブ止リブ7dが形成されたハブ挿着
孔4bにおけるハブ止リブ7dの代わりに、シ−ル溝5
9が環状に形成されている。なお、シ−ル溝59が形成
されたハブ挿着孔4bが用いられた注射器1には、シ−
ルリブ57が形成されたハブ9が用いられる。シ−ルリ
ブ57が形成されたハブ9の主円柱部10には、ハブ止
溝10eの代わりに、突条のシ−ルリブ57が環状に形
成されている。ハブシ−ル部が溝状に形成されたシリン
ジ100を用いた注射器1では、ハブ9が、ハブ挿着孔
4bにハブ9の主円柱部10が、挿入され、また該ハブ
挿着孔4bから主円筒部3内に引き抜き得るように着脱
自在に挿入装着されており、主円筒部10のシ−ルリブ
57が、ハブ挿着孔4bのシ−ル溝59に対して、所定
のシ−ル圧でシ−ル状態を維持する形で接触係合されて
いる。また、シ−ル溝59以外のハブ挿着孔4bの内周
面7aと、主円筒部10との間に隙間空間49が形成さ
れている。
100側のハブシ−ル部として突条のハブ止リブ7dが
設けられている。しかし、シリンジ100側のハブシ−
ル部は溝状で形成されてもよい。ハブシ−ル部が溝状に
形成されたシリンジ100のハブ挿着孔4bには、図1
0に示すように、ハブ止リブ7dが形成されたハブ挿着
孔4bにおけるハブ止リブ7dの代わりに、シ−ル溝5
9が環状に形成されている。なお、シ−ル溝59が形成
されたハブ挿着孔4bが用いられた注射器1には、シ−
ルリブ57が形成されたハブ9が用いられる。シ−ルリ
ブ57が形成されたハブ9の主円柱部10には、ハブ止
溝10eの代わりに、突条のシ−ルリブ57が環状に形
成されている。ハブシ−ル部が溝状に形成されたシリン
ジ100を用いた注射器1では、ハブ9が、ハブ挿着孔
4bにハブ9の主円柱部10が、挿入され、また該ハブ
挿着孔4bから主円筒部3内に引き抜き得るように着脱
自在に挿入装着されており、主円筒部10のシ−ルリブ
57が、ハブ挿着孔4bのシ−ル溝59に対して、所定
のシ−ル圧でシ−ル状態を維持する形で接触係合されて
いる。また、シ−ル溝59以外のハブ挿着孔4bの内周
面7aと、主円筒部10との間に隙間空間49が形成さ
れている。
【0030】また、上述の実施例では、何れもシリンジ
100をハブシ−ル部を設けて構成している。しかし、
シリンジ100をハブシ−ル部がない形で構成してもよ
い。従って、ハブ挿着孔4bの内面側を、図11に示す
ように、突条や溝等が無い滑らかな面にしてもよい。な
お、ハブシ−ル部がないハブ挿着孔4bが用いられた注
射器1には、シ−ルリブ57が形成されたハブ9が用い
られる。シ−ルリブ57が形成されたハブ9の主円柱部
10には、ハブ止溝10eの代わりに、突条のシ−ルリ
ブ57が環状に形成されている。ハブシ−ル部がないハ
ブ挿着孔4bを用いた注射器1を使用する際には、ハブ
挿着孔4bの内周面7aがシ−ルリブ57を所定のシ−
ル圧でシ−ル状態を維持する形で押圧している。
100をハブシ−ル部を設けて構成している。しかし、
シリンジ100をハブシ−ル部がない形で構成してもよ
い。従って、ハブ挿着孔4bの内面側を、図11に示す
ように、突条や溝等が無い滑らかな面にしてもよい。な
お、ハブシ−ル部がないハブ挿着孔4bが用いられた注
射器1には、シ−ルリブ57が形成されたハブ9が用い
られる。シ−ルリブ57が形成されたハブ9の主円柱部
10には、ハブ止溝10eの代わりに、突条のシ−ルリ
ブ57が環状に形成されている。ハブシ−ル部がないハ
ブ挿着孔4bを用いた注射器1を使用する際には、ハブ
挿着孔4bの内周面7aがシ−ルリブ57を所定のシ−
ル圧でシ−ル状態を維持する形で押圧している。
【0031】なお、上述の実施例で示した注射器1の組
立ては、シリンジ本体2にピストン29を挿入し、シリ
ンジ本体2にハブ9を挿着し、ハブ9に注射針26を挿
入接続する方法で行われたが、該注射器1の組立ては、
シリンジ本体2にピストン29を挿入した後、予め注射
針26が挿入接続されているハブ9を、該シリンジ本体
2に挿着するという順序で行ってもよい。この場合、シ
リンジ本体2と注射針26の装着されたハブ9を独立し
た形で使用直前まで保管しておき、使用時に医師等がハ
ブ9をシリンジ2に挿入することにより注射器として使
用することが出来、一つのシリンジに対して各種の注射
針の選択が可能となり汎用性が高い。
立ては、シリンジ本体2にピストン29を挿入し、シリ
ンジ本体2にハブ9を挿着し、ハブ9に注射針26を挿
入接続する方法で行われたが、該注射器1の組立ては、
シリンジ本体2にピストン29を挿入した後、予め注射
針26が挿入接続されているハブ9を、該シリンジ本体
2に挿着するという順序で行ってもよい。この場合、シ
リンジ本体2と注射針26の装着されたハブ9を独立し
た形で使用直前まで保管しておき、使用時に医師等がハ
ブ9をシリンジ2に挿入することにより注射器として使
用することが出来、一つのシリンジに対して各種の注射
針の選択が可能となり汎用性が高い。
【発明の効果】以上説明したように、本発明のうち第一
の発明は、内部に内部空間2a等の薬液注入空間が形成
されたシリンジ本体2等のシリンジ本体を有し、該シリ
ンジ本体にピストン29等のピストンを該シリンジ本体
の軸心方向に摺動自在に設け、前記シリンジ本体の先端
にハブ挿着孔4b等のハブ装着穴を前記薬液注入空間と
連通する形で形成し、前記ハブ装着穴の先端に孔8a等
の注射針導入穴を前記ハブ装着穴と外部を連通する形で
設け、前記注射針導入穴の周囲に1個以上のスリット5
0等のスリットを形成して構成したので、該シリンジ本
体にハブを挿入装着する際には、該スリットの弾性変形
を利用してハブを注射針導入穴側から挿入装着するた
め、ハブの挿入装着動作が容易に行えるばかりでなく、
ハブの挿入装着を、ピストンをシリンジ本体に装着した
状態で行えるので、塵埃がシリンジ本体内に侵入するこ
とが極力防止され、衛生的である。また、本発明のうち
第二の発明は、第一の発明によるシリンジにおいて、前
記ハブ装着穴の内周面7a等の内周面にハブ止リブ7d
或いは、シ−ル溝59等のハブシール部を環状に形成し
て構成したので、第一の発明の効果に加えて、シリンジ
本体とハブとは該ハブシ−ル部を介してのみ接触させる
ことが可能となり、該ハブ装着穴に対するハブの着脱が
容易で、しかもシリンジ本体とハブ間に所定のシ−ル性
能を発揮することのできるシリンジを提供することがで
き、組立に際したハブの装着動作及び、使用後の注射針
の注射器内への引き込み動作を円滑かつ容易に行うこと
が可能となる。また、本発明のうち第三の発明では、第
二の発明によるシリンジにおいて、ハブシール部がシ−
ル溝59等の環状に形成された溝からなっているので、
第二の発明の効果に加えて、ハブ装着穴の内周部に何ら
の突起も形成されることがないので、該ハブ装着穴に対
するハブの挿入装着がより容易となる。また、本発明の
うち第四の発明は、第二の発明によるシリンジにおい
て、ハブシール部がハブ止リブ7d等の環状に形成され
た突条からなっているので、第二の発明の効果に加え
て、突条の形状を各種用意することにより、シリンジ側
でハブ装着穴とハブ間のシ−ル性能をコントロ−ルする
ことが可能となり、注射器の用途に応じたシリンジの提
供が可能となる。また、本発明のうち第五の発明は、第
一の発明によるシリンジにおいて、前記ピストン先端の
内押圧板33等の薬液押圧部に、前記ハブ装着穴に挿入
装着されるハブ9等のハブと係合し得るハブ係合部36
等のピストン側係合手段を設けて構成したので、第一の
発明の効果に加えて、使用後に、ピストン側係合手段を
ハブに係合させて、該ハブをシリンジ内部に注射針と共
に引き抜くことが可能となり、通常の注射器を操作する
場合と同じピストンの押し引き動作のみで、使用済みの
注射器を容易にシリンジ内部に引き込むことができ、誰
にでも操作が容易でご操作の危険性が無く、安全性が高
い。また、本発明のうち第六の発明は、第五の発明によ
るシリンジにおいて、前記ピストンは、ピストン本体3
0等のピストン本体が外押圧板32等の操作部と前記薬
液押圧部の間で折取り自在に構成されているので、第五
の発明の効果に加えて、ピストンを折り取ることによ
り、以後、注射針をシリンジ内部に保持したピストン先
端部をシリンジ内に保持させた形で、外部から操作不能
な状態で、留置することができ、以後の廃棄処理作業に
際した安全性が高い。また、本発明のうち第七の発明
は、第六の発明によるシリンジにおいて、前記シリンジ
本体に係止リブ3b等のピストンストッパを、前記ピス
トンの薬液押圧部が前記シリンジ本体から抜け出さない
ように形成して構成したので、第六の発明の効果に加え
て、注射針と共にピストンを移動させる際に、不用意に
ピストンがシリンジ本体から抜け出て、使用済みの注射
針により、操作者を傷つけてしまうことが防止され、安
全性が高い。また、本発明のうち第八の発明は、第六の
発明によるシリンジにおいて、前記ピストンのピストン
本体に切欠き31等の折取り用切欠きが形成されている
ので、第六の発明の効果に加えて、ピストンの折り取り
動作を該切欠きを利用して容易に行うことができる。ま
た、本発明のうち第九の発明は、第七の発明によるシリ
ンジにおいて、前記ピストンのピストン本体に切欠き3
1等の折取り用切欠きが形成されているので、第七の発
明の効果に加えて、ピストンの折り取り動作を該切欠き
を利用して容易に行うことができる。また、本発明のう
ち第十の発明は、第九の発明によるシリンジにおいて、
前記切り欠きは、前記ピストンが前記ピストンストッパ
に当接した際に、前記シリンジ本体の開口端部3a等の
端部に位置し得るように形成されたので、第八の発明の
効果に加えて、ピストンをピストンストッパに当たるま
で引き、直ちに端部を利用してピストンを折り取ること
ができ、注射針のシリンジ内への収納及び留置動作を連
続的に行うことができ、効果的な注射及び廃棄作業を行
うことができる。
の発明は、内部に内部空間2a等の薬液注入空間が形成
されたシリンジ本体2等のシリンジ本体を有し、該シリ
ンジ本体にピストン29等のピストンを該シリンジ本体
の軸心方向に摺動自在に設け、前記シリンジ本体の先端
にハブ挿着孔4b等のハブ装着穴を前記薬液注入空間と
連通する形で形成し、前記ハブ装着穴の先端に孔8a等
の注射針導入穴を前記ハブ装着穴と外部を連通する形で
設け、前記注射針導入穴の周囲に1個以上のスリット5
0等のスリットを形成して構成したので、該シリンジ本
体にハブを挿入装着する際には、該スリットの弾性変形
を利用してハブを注射針導入穴側から挿入装着するた
め、ハブの挿入装着動作が容易に行えるばかりでなく、
ハブの挿入装着を、ピストンをシリンジ本体に装着した
状態で行えるので、塵埃がシリンジ本体内に侵入するこ
とが極力防止され、衛生的である。また、本発明のうち
第二の発明は、第一の発明によるシリンジにおいて、前
記ハブ装着穴の内周面7a等の内周面にハブ止リブ7d
或いは、シ−ル溝59等のハブシール部を環状に形成し
て構成したので、第一の発明の効果に加えて、シリンジ
本体とハブとは該ハブシ−ル部を介してのみ接触させる
ことが可能となり、該ハブ装着穴に対するハブの着脱が
容易で、しかもシリンジ本体とハブ間に所定のシ−ル性
能を発揮することのできるシリンジを提供することがで
き、組立に際したハブの装着動作及び、使用後の注射針
の注射器内への引き込み動作を円滑かつ容易に行うこと
が可能となる。また、本発明のうち第三の発明では、第
二の発明によるシリンジにおいて、ハブシール部がシ−
ル溝59等の環状に形成された溝からなっているので、
第二の発明の効果に加えて、ハブ装着穴の内周部に何ら
の突起も形成されることがないので、該ハブ装着穴に対
するハブの挿入装着がより容易となる。また、本発明の
うち第四の発明は、第二の発明によるシリンジにおい
て、ハブシール部がハブ止リブ7d等の環状に形成され
た突条からなっているので、第二の発明の効果に加え
て、突条の形状を各種用意することにより、シリンジ側
でハブ装着穴とハブ間のシ−ル性能をコントロ−ルする
ことが可能となり、注射器の用途に応じたシリンジの提
供が可能となる。また、本発明のうち第五の発明は、第
一の発明によるシリンジにおいて、前記ピストン先端の
内押圧板33等の薬液押圧部に、前記ハブ装着穴に挿入
装着されるハブ9等のハブと係合し得るハブ係合部36
等のピストン側係合手段を設けて構成したので、第一の
発明の効果に加えて、使用後に、ピストン側係合手段を
ハブに係合させて、該ハブをシリンジ内部に注射針と共
に引き抜くことが可能となり、通常の注射器を操作する
場合と同じピストンの押し引き動作のみで、使用済みの
注射器を容易にシリンジ内部に引き込むことができ、誰
にでも操作が容易でご操作の危険性が無く、安全性が高
い。また、本発明のうち第六の発明は、第五の発明によ
るシリンジにおいて、前記ピストンは、ピストン本体3
0等のピストン本体が外押圧板32等の操作部と前記薬
液押圧部の間で折取り自在に構成されているので、第五
の発明の効果に加えて、ピストンを折り取ることによ
り、以後、注射針をシリンジ内部に保持したピストン先
端部をシリンジ内に保持させた形で、外部から操作不能
な状態で、留置することができ、以後の廃棄処理作業に
際した安全性が高い。また、本発明のうち第七の発明
は、第六の発明によるシリンジにおいて、前記シリンジ
本体に係止リブ3b等のピストンストッパを、前記ピス
トンの薬液押圧部が前記シリンジ本体から抜け出さない
ように形成して構成したので、第六の発明の効果に加え
て、注射針と共にピストンを移動させる際に、不用意に
ピストンがシリンジ本体から抜け出て、使用済みの注射
針により、操作者を傷つけてしまうことが防止され、安
全性が高い。また、本発明のうち第八の発明は、第六の
発明によるシリンジにおいて、前記ピストンのピストン
本体に切欠き31等の折取り用切欠きが形成されている
ので、第六の発明の効果に加えて、ピストンの折り取り
動作を該切欠きを利用して容易に行うことができる。ま
た、本発明のうち第九の発明は、第七の発明によるシリ
ンジにおいて、前記ピストンのピストン本体に切欠き3
1等の折取り用切欠きが形成されているので、第七の発
明の効果に加えて、ピストンの折り取り動作を該切欠き
を利用して容易に行うことができる。また、本発明のう
ち第十の発明は、第九の発明によるシリンジにおいて、
前記切り欠きは、前記ピストンが前記ピストンストッパ
に当接した際に、前記シリンジ本体の開口端部3a等の
端部に位置し得るように形成されたので、第八の発明の
効果に加えて、ピストンをピストンストッパに当たるま
で引き、直ちに端部を利用してピストンを折り取ること
ができ、注射針のシリンジ内への収納及び留置動作を連
続的に行うことができ、効果的な注射及び廃棄作業を行
うことができる。
以下、本発明の実施例を図面に基づき説明する。
【図1】図1は、本発明によるシリンジが適用された注
射器の一例を示した模式断面図である。
射器の一例を示した模式断面図である。
【図2】図2は、図1に示す注射器のハブ付近における
拡大断面図である。
拡大断面図である。
【図3】図3は、図2に示すハブ挿着部付近の自然状態
の図である。
の図である。
【図4】図4は、図3のI矢視図である。
【図5】図5は、図2に示すハブ挿着部とハブとの間の
力学的関係を示した図である。
力学的関係を示した図である。
【図6】図6は、図1に示すハブとピストンの位置関係
を示した図である。
を示した図である。
【図7】図7は、図2に示すハブ挿着部とハブとの間の
力学的関係を示した図である。
力学的関係を示した図である。
【図8】図8は、図1に示す注射器において、ピストン
の折り取りを行っている図である。
の折り取りを行っている図である。
【図9】図9は、図1に示すシリンジと、溝或いは突条
が形成されていないハブが適用された注射器におけるハ
ブ付近の拡大断面図である。
が形成されていないハブが適用された注射器におけるハ
ブ付近の拡大断面図である。
【図10】図10は、本発明によるシリンジのうち、ハ
ブシ−ル部が溝状に形成されたシリンジが適用された注
射器の一例におけるハブ付近の拡大断面図である。
ブシ−ル部が溝状に形成されたシリンジが適用された注
射器の一例におけるハブ付近の拡大断面図である。
【図11】図11は、本発明によるシリンジのうち、突
条或いは溝状に形成されハブシ−ル部を有しない形のシ
リンジが適用された注射器の一例におけるハブ付近の拡
大断面図である。
条或いは溝状に形成されハブシ−ル部を有しない形のシ
リンジが適用された注射器の一例におけるハブ付近の拡
大断面図である。
2……シリンジ本体 2a……薬液注入空間(内部空間) 3a……端部(開口端部) 3b……ピストンストッパ(係止リブ) 4b……ハブ挿着穴(ハブ挿着孔) 7a……内周面 7d……ハブ止リブ(ハブシ−ル部) 8a……注射針導入穴(孔) 9……ハブ 29……ピストン 30……ピストン本体 31……切欠き 32……操作部(外押圧板) 33……薬液押圧部(内押圧板) 36……ピストン側係合手段(ハブ係合部) 50……スリット 59……ハブシ−ル部(シ−ル溝) 100……シリンジ
Claims (10)
- 【請求項1】内部に薬液注入空間が形成されたシリンジ
本体を有し、 該シリンジ本体にピストンを該シリンジ本体の軸心方向
に摺動自在に設け、 前記シリンジ本体の先端にハブ装着穴を前記薬液注入空
間と連通する形で形成し、 前記ハブ装着穴の先端に注射針導入穴を前記ハブ装着穴
と外部を連通する形で設け、 前記注射針導入穴の周囲に1個以上のスリットを形成し
て構成した注射器用シリンジ。 - 【請求項2】前記ハブ装着穴の内周面にハブシール部を
環状に形成して構成した請求項1記載の注射器用シリン
ジ。 - 【請求項3】ハブシール部は環状に形成された溝からな
る請求項2記載の注射器用シリンジ。 - 【請求項4】ハブシール部は環状に形成された突条から
なる請求項2記載の注射器用シリンジ。 - 【請求項5】前記ピストン先端の薬液押圧部に、前記ハ
ブ装着穴に挿入装着されるハブと係合し得るピストン側
係合手段を設けて構成した請求項1記載の注射器用シリ
ンジ。 - 【請求項6】前記ピストンはピストン本体が操作部と前
記薬液押圧部の間で折取り自在に構成された請求項5記
載の注射器用シリンジ。 - 【請求項7】前記シリンジ本体にピストンストッパを、
前記ピストンの薬液押圧部が前記シリンジ本体から抜け
出さないように形成して構成した請求項6記載の注射器
用シリンジ。 - 【請求項8】前記ピストンのピストン本体には折取り用
切欠きが形成されている請求項6記載の注射器シリン
ジ。 - 【請求項9】前記ピストンのピストン本体には折取り用
切欠きが形成されている請求項7記載の注射器用シリン
ジ。 - 【請求項10】前記切り欠きは、前記ピストンが前記ピ
ストンストッパに当接した際に、前記シリンジ本体の端
部に位置し得るように形成された請求項9記載の注射器
用シリンジ。
Priority Applications (12)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5103527A JP2527704B2 (ja) | 1993-04-06 | 1993-04-06 | 注射器用のシリンジ |
| EP94103444A EP0620018B1 (en) | 1993-03-12 | 1994-03-07 | Retractable needle syringe |
| ES94103444T ES2137274T3 (es) | 1993-03-12 | 1994-03-07 | Jeringuilla de aguja retractil. |
| DK94103444T DK0620018T3 (da) | 1993-03-12 | 1994-03-07 | Sprøjte med tilbagetrækkelig nål |
| DE69419959T DE69419959T2 (de) | 1993-03-12 | 1994-03-07 | Spritze mit zurückziehbarer Nadel |
| CA002118609A CA2118609A1 (en) | 1993-03-12 | 1994-03-09 | Hub for syringe, connecting structure of hub, syringe, syringe assembly and method of assembling syringe assembly |
| AU57750/94A AU687771B2 (en) | 1993-03-12 | 1994-03-11 | Hub for syringe, connecting structure of hub, syringe, syringe assembly and method of assembling syringe assembly |
| KR1019940004927A KR940021085A (ko) | 1993-03-12 | 1994-03-12 | 주사기용 허브, 허브의 접속구조, 실린지, 주사기 및 주사기의 조립방법 |
| TW083108190A TW278043B (ja) | 1993-03-12 | 1994-09-06 | |
| US08/531,670 US5772687A (en) | 1993-03-12 | 1995-09-21 | Hub for syringe, connecting structure of hub, syringe, syringe assembly and method of assembling syringe assembly |
| US08/616,830 US5968020A (en) | 1993-03-12 | 1996-03-15 | Syringe assembly |
| US08/681,708 US5810782A (en) | 1993-03-12 | 1996-07-29 | Hub for syringe, connecting structure of hub, syringe, syringe assembly and method of assembling syringe assembly |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5103527A JP2527704B2 (ja) | 1993-04-06 | 1993-04-06 | 注射器用のシリンジ |
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|---|---|
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| JP2527704B2 JP2527704B2 (ja) | 1996-08-28 |
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Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5103527A Expired - Fee Related JP2527704B2 (ja) | 1993-03-12 | 1993-04-06 | 注射器用のシリンジ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2527704B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN107413588A (zh) * | 2017-07-31 | 2017-12-01 | 北京康亿鸿科技发展有限公司 | 针座 |
Citations (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH021288A (ja) * | 1987-01-12 | 1990-01-05 | Walter W Gloyer | 覆針破棄式非汚染安全皮下注射器 |
| JPH0211164A (ja) * | 1988-04-13 | 1990-01-16 | Habley Medical Technol Corp | 注射器 |
| JPH02307478A (ja) * | 1989-05-11 | 1990-12-20 | Gyu-Hwan Kim | 使い捨て注射器 |
| JPH0397468A (ja) * | 1989-06-15 | 1991-04-23 | Yong-Chul Bang | 安全注射器 |
| JPH06261947A (ja) * | 1993-03-12 | 1994-09-20 | Yoshikuni Saito | 注射器用のハブ及び、該ハブの接続構造及び、該ハブを用いた注射器及び、該注射器の組立方法 |
-
1993
- 1993-04-06 JP JP5103527A patent/JP2527704B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (5)
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Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN107413588A (zh) * | 2017-07-31 | 2017-12-01 | 北京康亿鸿科技发展有限公司 | 针座 |
| CN107413588B (zh) * | 2017-07-31 | 2024-03-26 | 北京康亿鸿科技发展有限公司 | 针座 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2527704B2 (ja) | 1996-08-28 |
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