JP3157476U - 油回収装置 - Google Patents

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佐々木 直樹
直樹 佐々木
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Abstract

【課題】構成が簡単で、製造コストが安価であるにも拘らず、浮上油を適切に回収できる油回収装置を提供する。【解決手段】油回収装置1は、貯留槽3内に配設し少なくとも一部を凹凸状に形成する油水分離板31と、貯留槽3内の排水の水面上に浮上した浮上油を回収する油回収体4と、取手部42および板部43を有する操作体45を備える。作業者は、取手部42を持って操作体45を操作することにより、板部43を油水分離板31に向けて移動させた後にこの油水分離板31と接触させた状態で上動させる。浮上油は、油水分離板31に沿って上方に流れた後、油回収体4内に落下する。【選択図】図1

Description

本考案は、貯留槽内の排水の水面上に浮上した浮上油を回収するための油回収装置に関する。
従来、例えば特許文献1に記載された油回収装置が知られている。
この従来の油回収装置は、左右1対のブラケットと、両ブラケットに架設された水平方向の固定軸と、固定軸を中心として回転可能に設けられ貯留槽内の排水の水面上に浮上した浮上油に接触する回収ロールと、回収ロールを固定軸を中心として回転させる駆動モータと、回収ロールの表面に付着した浮上油を掻き取るスクレーパと、スクレーパにて掻き取られた浮上油が回収される油回収体とを備えている。
特開2000−153269号公報
しかしながら、上記従来の油回収装置では、構成が複雑で、製造コストが高くなるばかりでなく、回収ロールの表面に浮上油がうまく付着せず、浮上油を適切に回収できないおそれもある。
本考案は、このような点に鑑みなされたもので、構成が簡単で、製造コストが安価であるにも拘らず、浮上油を適切に回収できる油回収装置を提供することを目的とする。
請求項1記載の油回収装置は、貯留槽内に配設され、少なくとも一部が凹凸状に形成された油水分離板と、前記貯留槽内の排水の水面上に浮上した浮上油が回収される油回収体と、取手部および板部を有する操作体とを備え、作業者が前記取手部を持って前記操作体を操作することにより前記板部を前記油水分離板に向けて移動させた後にこの油水分離板と接触させた状態で上動させた場合に、浮上油が前記油水分離板に沿って押し上げられて前記油回収体に回収されるものである。
請求項2記載の油回収装置は、請求項1記載の油回収装置において、貯留槽内に配設され、操作体の板部を案内する板部案内体を備えるものである。
請求項3記載の油回収装置は、請求項1または2記載の油回収装置において、油水分離板は、少なくとも下部に水平方向に並ぶ複数の排水逃し用凹部を有するものである。
請求項4記載の油回収装置は、請求項1ないし3のいずれか一記載の油回収装置において、油水分離板は、貯留槽内に水平方向に対して傾斜状に配設されるものである。
請求項1に係る考案によれば、作業者が取手部を持って操作体を操作することにより板部を油水分離板に向けて移動させた後にこの油水分離板と接触させた状態で上動させた場合に、浮上油が油水分離板に沿って押し上げられて油回収体に回収される構成であるため、構成が簡単で、製造コストが安価であるにも拘らず、浮上油を適切に回収できる。
請求項2に係る考案によれば、貯留槽内に配設され操作体の板部を案内する板部案内体を備えるため、操作体の板部を油水分離板に向けて適切に移動させることができる。
請求項3に係る考案よれば、油水分離板は少なくとも下部に水平方向に並ぶ複数の排水逃し用凹部を有するため、浮上油とともに排水が油回収体に回収されてしまうことを適切に抑制できる。
請求項4に係る考案によれば、油水分離板は貯留槽内に水平方向に対して傾斜状に配設されるため、浮上油をより一層適切に回収できる。
本考案の一実施の形態に係る油回収装置の平面図である。 図1のII−II断面図である。 図1のIII−III断面図である。 同上油回収装置の油水分離板の部分斜視図である。 同上油回収装置の作用図である。 図5に続く作用図である。 図6に続く作用図である。 本考案の他の実施の形態に係る油回収装置の断面図である。 本考案のさらに他の実施の形態に係る油回収装置の断面図である。 同上油回収装置の正面図である。
本考案の一実施の形態に係る油回収装置について図面を参照して説明する。
図1ないし図3において、1は油回収装置で、この油回収装置1は、例えば厨房排水(例えば食物残汁、調理汁、食器類の洗浄排水)等の排水に含まれる油を水との比重差でその排水の水面上に分離浮上させ、この浮上した浮上油aを回収する装置である。油回収装置1は、比較的小型なもので、例えば厨房に設置した業務用シンクのシンク槽部(図示せず)の下方に設置される。なお、図1に示す矢印の方向を前後方向および左右方向として以下説明する。
油回収装置1は、業務用シンクのシンク槽部から接続管2を通って流れてくる油を含んだ排水が流入しこの流入した排水が一時的に貯留される排水貯留容器等の貯留槽3を備えている。また、油回収装置1は、貯留槽3の前方にこの貯留槽3に近接して配設され貯留槽3内の排水の水面上に浮上した浮上油aが回収収容される油回収容器等の油回収体4を備えている。
貯留槽3は、上面開口部5を有する上面開口状の略箱形状のもので、この貯留槽3は平面視で略正方形状をなす底板6を有している。底板6の前端部には前側板7が鉛直状に立設され、底板6の後端部には後側板8が鉛直状に立設され、底板6の左端部には左側板9が鉛直状に立設され、底板6の右端部には右側板10が鉛直状に立設されている。左側板9の上部と右側板10の上部との間には、中間板である仕切板11が鉛直状に配設されている。
仕切板11の上端部と後側板8の上端部と左側板9の上端部との間には、上板12が水平状に配設されている。上板12には左右方向に細長い長孔状の流入口13が形成され、この流入口13には上流端部がシンク槽部に接続された接続管2の下流端部が接続されている(図2参照)。
流入口13の下方には、この流入口13と離間対向する案内板14が水平方向に対して傾斜状、すなわち例えば水平方向に対して緩勾配の前下り傾斜状に配設されている。案内板14の後端部が後側板8の上部に固定され、案内板14の前端部から突出板15が下方に向って突出し、この突出板15は仕切板11と離間対向している。
底板6の後部右側には略円形状の管挿通用孔16が形成され、この管挿通用孔16には排出管であるオーバーフロー管17が挿通されている。オーバーフロー管17のうち貯留槽3内に位置する上流側部分は筒状体18内に配設され、オーバーフロー管17の上端面開口19がその筒状体18内で開口している。オーバーフロー管17の下流端部は、例えばグリーストラップ(図示せず)に接続されている。
油回収体4は、上面開口部20を有する上面開口状の略箱形状のもので、この油回収体4は平面視で左右方向に細長い略矩形状をなす底板21を有している。底板21の前端部には前側板22が鉛直状に立設され、底板21の後端部には貯留槽3の前側板7と近接して位置する後側板23が鉛直状に立設され、底板21の左端部には左側板24が鉛直状に立設され、底板21の右端部には右側板25が鉛直状に立設されている。
なお、油回収体4の高さ寸法は貯留槽3の高さ寸法より低く、油回収体4の上面開口部20が貯留槽3の上面開口部5より低い位置に配設されている。
また、油回収装置1は、貯留槽3内に配設され少なくとも一部、すなわち例えば下部のみが凹凸状に形成され浮上油(油分)aと排水(水分)とを分離可能な凹凸状の油水分離板31を備えている。
油水分離板31は、貯留槽3内に前側板7に近接した状態で水平方向に対して傾斜状、すなわち例えば水平方向に対して急勾配の前上り傾斜状に配設されている。つまり、油水分離板31は、貯留槽3の前側板7の内面側に、上端部から下端部に向って徐々に前側板7から離れるように傾斜して固設されており、油水分離板31の上端側が貯留槽3内の排水の水面より上方に位置し、油水分離板31の下端側が貯留槽3内の排水の水面より下方に位置するようになっている。
また、油水分離板31は、前側板7と略同じ幅寸法(左右方向長さ寸法)を有する左右方向長手状のもので、上端部が前側板7の上端部内面に固定され、側端部が固定板32を介して左右の側板9,10に固定されている。なお、油水分離板31の下端部は、例えば貯留槽3の上下方向中央よりやや上方の位置に配設されている。
ここで、図4にも示されるように、油水分離板31は、少なくとも下部、すなわち例えば下部のみに、水平方向である左右方向に等間隔をおいて並ぶ複数の排水逃し用凹部33を有するものである。
つまり、油水分離板31は、上端部が前側板7の上端部内面に固定された平板状の平板部分35と、この平板部分35の下端部に一体に連設された凹凸状の凹凸板部分36とを有している。そして、凹凸板部分36は、複数の排水逃し用凹部33と、左右方向に隣り合う排水逃し用凹部33の上端同士を連結する連結板部34とにて構成されている。複数の連結板部34は、平板部分35に連続してこの平板部分35と同一平面上に位置している。
さらに、油回収装置1は、貯留槽3外に配設され浮上油aを油回収体4内に向けて案内する平板状の油案内板41を備えている。
油案内板41は、貯留槽3外に前側板7に近接した状態で水平方向に対して傾斜状、すなわち例えば水平方向に対して急勾配の前下り傾斜状に配設されている。つまり、油案内板41は、貯留槽3の前側板7の外面側に、上端部から下端部に向って徐々に前側板7から離れるように傾斜して固設されている。また、油案内板41は、前側板7と略同じ幅寸法を有する左右方向長手状のもので、上端部が前側板7の上端部外面に固定され、下端部が油回収体4内に位置している。
また、油回収装置1は、取手部42、板部43およびこれら取手部42と板部43とを連結する棒状の連結部である連結アーム部44を有する油掬い用の操作体45と、貯留槽3内に水平状に配設され操作体45の板部43を水平方向に案内する板部案内体46とを備えている。
そして、この油回収装置1は、油回収作業をする作業者(図示せず)が取手部42を持って操作体45を操作することにより鉛直状の板部43を油水分離板31に向けてこの油水分離板31と接触するまで板部案内体46に接触させながら水平な前方に移動させた後に油水分離板31と接触させた状態で上動させた場合に、排水を排水逃し用凹部33から貯留槽3内に逃しつつ浮上油aのみが油水分離板31に沿って押し上げられて油回収体4に回収される構成となっている。なお、浮上油aのみが回収されるとは、浮上油aとともに若干の排水が回収される場合も含む意味である。
操作体45は、貯留槽3内の排水の水面上に浮上した浮上油aを掬い上げて油回収体4に導き入れるためのもので、例えば平面視で略T字状に形成されている。つまり、操作体45は長手状の連結アーム部(スキール棒等)44を有し、この連結アーム部44の前端部に作業者が手で把持する取手部(スキール取手等)42の下端部が固定され、この連結アーム部44の後端部に例えば弾性変形可能なゴム製の板部(スキール板等)43の上端部の左右方向中央部が固定されている。この板部43は、仕切板11と略同じ大きさで、左右方向に細長い略矩形板状に形成されている。そして、板部43は、左側板9と右側板10との間に挿入されて貯留槽3内の板部案内体46上に載置されかつ仕切板11との当接により待機位置に位置決めされる。取手部42は、前側板7の上端部上に載置される。
板部案内体46は、操作体45の板部43の下端部を水平方向に案内するもので、例えば貯留槽3内の左右両側に水平状に配設され互いに平行に位置する前後方向長手状の複数、例えば2本の案内部材47にて構成されている。案内部材47の前端部は油水分離板31の下端部に固定され、案内部材47の仕切板11の下端部に固定されている。
次に、油回収装置1の作用等を説明する。
図2等に示されるように、業務用シンクのシンク槽部から排出された排水は、接続管2を流れて貯留槽3内に流入する。
流入した排水は貯留槽3内で一時的に貯留され、この排水中の油は水との比重差で浮上分離により除去され、この浮上分離された油が浮上油aとなる。
このとき、操作体45は、取手部42が前側板7の上端部の左右方向中央部上に載置されかつ板部43が板部案内体46の案内部材47上に載置されて待機位置に位置決めされた待機状態となっており、この板部43の略下半部は排水の水面下に位置している。
そして、例えば貯留槽3内の浮上油aが所定量以上になると、作業者は、操作体45を用いて、貯留槽3内の浮上油aを油回収体4内に移す。
つまり、作業者は、まず図5に示すように、操作体45の取手部42を持ち、操作体45全体を手前に引っ張るようにして、鉛直状の板部43を油水分離板31に向けてこの油水分離板31と接触するまで板部案内体46の案内部材47に沿ってこの案内部材47と接触させながら前方へスライド移動させる。
この際、浮上油aは、油水分離板31の平板部分35に沿って押し上げられ、この油水分離板31を乗り越えた後、油案内板41にて案内されて油回収体4内に自重落下して回収される。排水の一部は、図中の矢印のように、油水分離板31の凹凸板部分36の排水逃し用凹部33を流れて下方側へ逃げる。
続いて、作業者は、図6に示すように、操作体45の取手部42を持ったまま、操作体45全体を手前に持ち上げながら引っ張るようにして、前下り傾斜状の板部43を油水分離板31に沿ってこの油水分離板31と接触させながら上方へスライド移動させる。
この際、浮上油aは、操作体45の板部43にて下方から支持された状態で油水分離板31の凹凸板部分36の連結板部34および平板部分35に沿って押し上げられ、この油水分離板31を乗り越えた後、油案内板41にて案内されて油回収体4内に自重落下して回収される。排水の一部は、浮上油aよりも重いため、図中の矢印のように、油水分離板31の凹凸板部分36の排水逃し用凹部33を流れて下方側へ逃げる。
そして、作業者は、図7に示すように、操作体45の板部43の下端部が油水分離板31の上端部に到達した時点で、操作体45を停止させる。すると、操作体45の板部43上の浮上油aが、油案内板41上に乗り移って油回収体4内に自重落下して回収される。
こうして貯留槽3内の浮上油aの油回収体4内への回収作業が終了すると、作業者は、操作体45をもとの待機状態に戻す。なお、例えば作業者は上述のような浮上油aの回収作業を定期的に行う。
そして、このような油回収装置1によれば、作業者が取手部42を持って操作体45を手動で操作することにより板部43を凹凸状の油水分離板31に向けて移動させた後にこの油水分離板31と接触させた状態で上動させた場合に、排水を貯留槽3内に逃しつつ貯留槽3内の浮上油aのみが油水分離板31に沿って押し上げられて油案内板41上を経て油回収体4に落下回収される構成であるため、構成が簡単で、製造コストが安価であるにも拘らず、浮上油aを油回収体4に適切に効率的に回収することができる。
また、貯留槽3内に配設され操作体45の板部43を案内する板部案内体46を備えるため、操作体45の板部43を油水分離板31に向けて板部案内体46に沿って適切かつスムーズにスライド移動させることができる。
さらに、油水分離板31は水平方向に並ぶ複数の排水逃し用凹部33を下部のみに有するため、浮上油aとともに排水が油回収体4に回収されてしまうことを適切に抑制できる。
また、油水分離板31は貯留槽3内に水平方向に対して急勾配の前上り傾斜状に配設されるため、貯留槽3内の浮上油aのみをより一層適切に回収することができる。
なお、操作体45の板部43は、略矩形板状のものには限定されず、例えば図8に示すように、側面視で略L字状をなすものでもよい。この図8に示す略L字状の板部43は、鉛直状の第1板部43aと、この第1板部43aの下端部から前方に向って突出する水平状の第2板部43bと、この第2板部43bの前端部から前斜め上方に向って突出する突出部43cとにて構成されている。
また、操作体45は、取手部42を板部43に連結アーム部44を介して取り付けたものには限定されず、例えば図9および図10に示すように、取手部42を板部43の第1板部43aの上端部の左右方向中央部に直接取り付けたものでもよい。
この図9および図10に示す操作体45は、板部43の第1板部43aの上端部の左右方向両端部に上端部が取り付けられ貯留槽3外に配設されこの貯留槽3の側板9,10の外面との接触により操作体45の左右方向への移動を規制する上下方向長手状の左右位置ずれ防止用の規制部51を有している。
各規制部51は、上端部が略直角に折り曲げられて折曲部分52となっており、この折曲部分52が板部43の第1板部43aの上端部の左右方向端部に固定されている。また、規制部51の折曲部分52は、貯留槽3の側板9,10の上端部上に載置され、この上端部に沿ってスライド移動する。つまり、作業者が手動で操作体45を操作して板部43を油水分離板31に向けて水平移動させる際に、規制部51の折曲部分52は、貯留槽3の側板9,10の上端部上をこの上端部に沿ってスライド移動する。このとき、操作体45は、規制部51と側板9,10との接触により左右方向に位置がずれるようなことがない。
なお、この図9および図10に示す油回収装置1は、側板9,10の上端部が操作体45を案内する案内部となっているため、板部案内体46を備えていない構成となっている。
また、例えば図2に示す略矩形板状の板部43の上端部の左右方向中央部に取手部42が直接取り付けられ、板部43の上端部の左右方向両端部に規制部51が取り付けられた構成等でもよい。
さらに、油水分離板31は、下部のみが凹凸状に形成されたものには限定されず、全体が凹凸状に形成されたもの等でもよい。すなわち例えば油水分離板31の上端部から下端部にわたって位置する長手状の排水逃し用凹部を複数有するものや、油水分離板31の全体或いは下部のみに分散して位置する略半球状の凸部を複数有するもの等でもよい。
また、例えば油水分離板31と油案内板41とを一体化した板部材を貯留槽3の前側板7の上端部に脱着可能に取り付けるようにしてもよい。
さらに、浮上油aが回収される油回収体4は、例えば上面開口状のろ過袋等でもよい。
1 油回収装置
3 貯留槽
4 油回収体
31 油水分離板
33 排水逃し用凹部
42 取手部
43 板部
45 操作体
46 板部案内体
a 浮上油

Claims (4)

  1. 貯留槽内に配設され、少なくとも一部が凹凸状に形成された油水分離板と、
    前記貯留槽内の排水の水面上に浮上した浮上油が回収される油回収体と、
    取手部および板部を有する操作体とを備え、
    作業者が前記取手部を持って前記操作体を操作することにより前記板部を前記油水分離板に向けて移動させた後にこの油水分離板と接触させた状態で上動させた場合に、浮上油が前記油水分離板に沿って押し上げられて前記油回収体に回収される
    ことを特徴とする油回収装置。
  2. 貯留槽内に配設され、操作体の板部を案内する板部案内体を備える
    ことを特徴とする請求項1記載の油回収装置。
  3. 油水分離板は、少なくとも下部に水平方向に並ぶ複数の排水逃し用凹部を有する
    ことを特徴とする請求項1または2記載の油回収装置。
  4. 油水分離板は、貯留槽内に水平方向に対して傾斜状に配設される
    ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一記載の油回収装置。
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