JP5231164B2 - 油水分離装置 - Google Patents

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本発明は、シンクの排水等、油及び残渣が含まれる排水を浄化するのに好適な油水分離装置に関する。
レストラン等の業務用厨房に設置されているシンク(sink)には、例えば調理具の洗浄により生じた排水中の油脂等を取り除く油水分離装置が備えられているのが一般的である。この油水分離装置により油脂等が除去された排水は、下水管に排出される。従来の油水分離装置は、シンクで生じた排水を一旦貯留し、油と水との比重差で排水中の油脂を水から分離し、分離した油脂を作業員が掬って排出するように構成されているのが一般的である。
特開2004−230271
しかしながら、従来の油水分離装置は、排水から分離した油脂を、例えばレストラン等の従業員が柄杓で掬い、油脂専用の容器(バケツ)に移し替えてから廃棄していたので、手間がかかるという問題があった。また、排水中の残渣(穀物・豆類などの廃棄かす・醸造かす、魚腸骨その他の食品廃棄物。)が油水分離装置の底部に堆積した場合、その除去作業も従業員等が人手で行っていたので、手間がかかるという問題があった。
本発明は、このような問題に鑑みなされたもので、シンク等から排出された排水中の油脂、及び底部に堆積した残渣を、自動的に除去できる油水分離装置の提供を課題とする。
上記課題を達成するため、本発明は、以下の手段を採用した。
すなわち、本発明は、油を含む排水を貯留し、貯留されている排水を比重差で油層と水層とに自然分離させる分離部と、前記油層の表面が所定の位置まで上昇したことを検知する検知手段と、前記検知手段によって、前記油層の表面が前記所定の位置まで上昇したことが検知されると、前記分離部に前記油層を上昇させるための水を補給する水補給手段と、前記油層の油を前記分離部外に排出する油排出用孔と、前記水補給手段による前記分離部への水補給を実行した結果、前記油層の上昇に伴い前記油層を前記油排出用孔に向けて収束させる油層収束手段と、前記分離部内で前記排水から分離して前記分離部の底部に堆積した残渣を前記分離部外に排出する残渣除去手段と、を備える。

本発明によれば、シンク等の排水を分離部内で油層と水層とに分離し、分離部内に水補給手段から水を補給して油層を上昇させ、この油層を油収束手段によって収束して油排出用孔から自動的に排出できる。また、排水から分離して底部に堆積した残渣を残渣除去手段によって自動的に除去できる。従って、排水から分離した油、及び底部に堆積した残渣を人手によって除去する必要がないので、手間を省くことができる。
ここで、前記分離部外に排出された前記残渣を貯留する残渣貯留手段、を更に備える構成にできる。この構成によれば、分離部内から残渣除去手段によって除去された残渣を残渣貯留手段によって一時的に貯留することにより、人手による残渣の廃棄処理回数を低減できる。
また、前記残渣除去手段は、前記分離部の前記底部に堆積した前記残渣を掻き取るスクレーパと、前記スクレーパによって書き取られた前記残渣を集合する溝と、前記溝内に集合された前記残渣を吸い上げるポンプと、を備える構成にできる。
さらに、前記水補給手段から前記分離部への水補給を定期的に実行するためのタイマーを備えると好適である。

この構成によれば、分離部の底部に堆積した残渣をスクレーパで確実に掻き取ることができる。また、スクレーパによって移動された残渣を溝で一カ所に集合し、ポンプで吸い上げて分離部外に自動的に排出できる。
この発明によれば、排水中の油を自動的に排出できる。また、底部に堆積した残渣を自動的に除去できる。
以下、図面を参照して本発明を実施するための最良の形態(以下、実施形態という)に係る油水分離装置について説明する。以下の実施形態の構成は例示であり、本発明は実施形態の構成には限定されない。
図1は、本実施形態に係る油水分離装置1をシンク2の下側に配置した状態を示す。この油水分離装置1は、シンク2において調理中或いは調理具の洗浄により発生した排水に含まれる油脂、及び底部に堆積した残渣を除去できる。油脂が除去された排水は、下水管に流される。シンク2の底面には、略L字状の排水配管2bが設けられている。この排水配管2bは、油水分離装置1の排水流入口11(図2参照)に接続されている。
油水分離装置1は、アルミその他の耐食性に優れた金属や合金からなる板金を溶接加工して形成され、全体がほぼ中空直方体状に形成されている。また、油水分離装置1の下面四隅には、キャスタ12が取り付けられている。キャスタ12には、その回転を抑制する図示しない回転抑止機構が設けられ、車輪が不用意に回転しないように構成されている。
次に油水分離装置1の構成について詳述する。上記のように、油水分離装置1は、シンク2から排出される排水中の油、及び装置の底部に堆積した残渣を自動的に除去する。このため、油水分離装置1は、シンク2から流れてくる油を含む排水を貯留する油水分離槽13を有している。この油水分離槽13は、図2に示すように、シンク2からの排水が流入する排水流入口11と、油脂が除去された排水を槽外に排出する排水流出口(図1参照)とを有している。
また、油水分離槽13の外側には、図2に示すように、油水分離槽13の底部から除去された残渣を貯留する残渣貯留容器15、及び排水から分離された油脂を蓄積する油貯留容器16が設けられている。残渣貯留容器15には、油水分離槽13の外側に設けられたダイヤフラムポンプ17の吐出配管18が接続されている。
油水分離槽13は、図3に示すように、耐食性の金属板からなる中空の直方体状に形成されている。この油水分離槽13の内側には、略鉛直方向に延びる第1隔壁20が設けられている。なお、図3中の符号29は液面センサーである。
第1隔壁20の下端縁20aは、図4に示すように、油水分離槽13の底板13aに対して適宜な隙間をあけて配置されている。また、第1隔壁20は、その略中央を境として上端縁が排水流入口11より上側に配置された高背部20bと、上端縁が排水流出口14より下側に配置された底背部20cとを有している。
第1隔壁20の高背部20bと底背部20cの境界部には、第1隔壁20に略直交する第2隔壁21が設けられている。この第2隔壁21は、第1隔壁20の高背部20bと略同一の高さを有している。また、この第2隔壁21は、図5に示すように、第1隔壁20
と油水分離槽13の一方の側板13bとの間のスペースを2分割している。そして、第1隔壁20と、第2隔壁21と、油水分離槽13の互いに直交する側板13b及び13cとによって囲まれる部分に、生ゴミ除去部22が形成されている。
また、油水分離槽13における第1隔壁20の生ゴミ除去部22との反対側のスペースには、生ゴミ除去部22から流出した排水が流入する分離部23が設けられている。なお、本実施形態では、油水分離槽13の天井には、図3に示すように、蓋25が着脱自在に設けられているが、油水分離槽13の天井は開放してもよい。
生ゴミ除去部22には、図3に示すように、排水流入口11から流入する排水から比較的大きな生ゴミ等を除去する生ゴミネット26が設けられている。この生ゴミネット26の上側には、生ゴミネット26内の生ゴミ等を廃棄する際に生ゴミネット26を持ち上げるためのハンドル27が設けられている。この生ゴミネット26は、例えばパンチングプレート等で上端に開口26aが設けられた籠状に形成されている。開口26aは、排水流入口11より下側に配置されている。
分離部23には、上部側に配置された水補給部30と、略中央に配置された油収束板31と、油水分離槽13の底板13aに沿って配置された残渣除去部32とが設けられている。水補給部30は、上部側が開放された補給水タンク33と、この補給水タンク33の底板33aに設けられた開口34を開閉する弁体35aを有する電磁弁35とが設けられている。
この電磁弁35には、パルスカウンター60が設けられている。そして、電磁弁35及びパルスカウンター60は、プログラムタイマー61に接続されたコントローラ62よって制御されている。なお、コントローラ62は、後述の排水流出口14を開閉する電磁弁51(図7参照)も制御する。
油収束板31は、油水分離槽13内の生ゴミ除去部22を除いた部分に設けられ、第1隔壁20の高背部20b及び油水分離槽13の側板13bから、側板13bと対向する側板13dに向かって下り傾斜となるように設けられている。この油収束板31には、補給水タンク33の開口34に接続されたパイプ36を通す孔31aが設けられている。パイプ36は、油水分離槽13の底板13a近傍まで延びている。
図3の残渣除去部32は、分離部23内の排水中から底板13a側に沈殿する残渣(穀物・豆類などの廃棄かす・醸造かす、魚腸骨その他の食品廃棄物。)を油水分離槽13外に排出する。すなわち、この残渣除去部32は、排水中から沈殿し底板13a上に堆積した残渣を掻き取るため、底板13aに略当接し且つ底板13aに沿って回転移動自在なスクレーパ41と、底板13aにおけるスクレーパ41の一方の移動端側に設けられ、スクレーパ41によって掻き取られた残渣を集める溝状の残渣集合溝42と、残渣集合溝42内の残渣を吸引して油水分離槽13外に設けられた残渣貯留容器15内に放出するダイヤフラムポンプ17とを備えている。
スクレーパ41は、外側に向けて突出する長尺な刃41aを多数有している。これらの刃41aは、図5に示すように、各刃41aに略直交する金属製の無端ベルト41bによって連結されている。また、無端ベルト41bは、一対の回転ローラ41c,41dによって回転自在に支持されている。一方の回転ローラ41cは、図3に示すように、分離部23の上部側に設けられたモータ41eにチェーン41fを介して連結されている。
ダイヤフラムポンプ17は、図2に示すように、油水分離槽13の外側に取り付けられている。図3に示すように、ダイヤフラムポンプ17の吸引口17aは、油水分離槽13
内の残渣集合溝42内に配置された多数の孔44aを有する残渣回収パイプ44(図6参照)に接続されている。
ダイヤフラムポンプ17の吐出口17bは、油水分離槽13の外側に設けられた吐出配管18(図2参照)の一端に接続されている。吐出配管18の他端は、残渣貯留容器15の開口上に配置されている。なお、残渣貯留容器15内には、濾過フィルタ15aが設けられている。この濾過フィルタ15aは、上端が開放された籠状に形成されている。濾過フィルタ15aには、これを持ち上げるためのハンドル15eが設けられている。また、残渣貯留容器15の底部には、開口15bが設けられている。この開口15bは、パイプ15cを介して生ゴミ除去部22に接続されている。また、開口15bには、栓15dが開閉自在に設けられている。
図2の油貯留容器16は、油水分離槽13の外側で残渣貯留容器15より低い位置に、且つ残渣貯留容器15から横にずれた位置に着脱自在に設けられている。この油貯留容器16には、図7に示すように、把持用のハンドル16aが設けられている。また、油貯留容器16の上端には開口16bが設けられている。油水分離槽13の側板13bには、油貯留容器16における開口16bの上側に位置する油排出用孔13g、及びこの油排出用孔13gの下端縁から油貯留容器16の開口16bの上側まで延び、且つ途中から斜め下に傾斜している案内板13hが設けられている。
図7に示すように、油水分離槽13の側板13e(図5参照)から突出する排水流出口14には、油水分離槽13内の第1隔壁20と側板13bとの間に配置され、下方に延びるパイプ50が設けられている。このパイプ50の下向きの開口50cは、電磁弁51の上下移動自在な弁体51aによって開閉される。なお、図7中の符号51bは支持部材である。
次に、この油水分離装置1の作用を説明する。図1に示すように、油水分離装置1の排水流出口14は、電磁弁51(図7参照)によって常時閉鎖される。この状態で、シンク2の排水流出口2aから排出された排水は、配水配管2bを介して油水分離装置1の排水流入口11(図2参照)から油水分離装置1の生ゴミ除去部22内に流入する。生ゴミ除去部22に流入した排水は、図8に示すように、生ゴミネット26に流入し、ここで生ゴミ等が除去される。
生ゴミネット26から出た排水は、第1隔壁20の下側の隙間から分離部23に流入する。分離部23では、排水中の油と水とが比重差によって分離し、上側の油層50aと下側の水層50bとが生成される。シンク2から排出される排水が増加すると、分離部23内の油層50a及び水層50bが徐々に増加する。
次に、図9に示すように、液面センサー29が油層50aの表面が所定の位置まで上昇したことを検知したときに、分離部23の上部側に設けられた水補給部30における電磁弁35がコントローラ62によって制御され、弁体35aが上昇して補給水タンク33の開口34を開放する。これにより、補給水タンク33内の水が分離部23内に補給され、油層50aの表面が油収束板31に沿って上昇する。油層50aの表面が側板13bにおける油排出用孔13gの下端縁を超えると、油層50aの油が油排出用孔13gから油貯留容器16内に落下する。なお、水補給部30から分離部23への水補給は、プログラムタイマー61,コントローラ62及びパルスカウンター60によって、定期的に行うことができる。
このようにして、油層50aの油が殆ど油貯留容器16に流れ込んだ後、所定の時間(分離部23内の排水の一部が排水流出口14から排出されるのに要する時間)経過後にコ
ントローラ62により電磁弁51が制御され、その弁体51aが降下して排水流出口14が開放される。これにより、分離部23内の水の一部(排水流出口14より上側の水)がパイプ50を介して排水流出口14から排出される。
また、分離部23内の排水から分離した残渣は、油水分離槽13の底板13aに堆積する。底板13aに残渣がある程度堆積したときに、モータ41eによってスクレーパ41を回転させる。これにより、底板13a上に堆積した残渣がスクレーパ41によって掻き取られて残渣集合溝42に運ばれる。残渣集合溝42内の残渣は、図8に示すように、ダイヤフラムポンプ17の運転により油が除去された排水と共に残渣回収パイプ44を介して吸い上げられ、吐出配管18を介して残渣貯留容器15の濾過フィルタ15a内に排出される。濾過フィルタ15a内に残渣がある程度たまった状態で濾過フィルタ15aを持ち上げることにより、濾過フィルタ15a内の残渣を廃棄できる。
また、残渣貯留容器15内で残渣が除去された排水は、残渣貯留容器15内の栓15dをあけることにより、開口15b及びパイプ15cを介して生ゴミ除去部22内に流入する。
図10は、油水分離装置1の処理の概要を示す。排水流入口11から油水分離装置1に流入した排水は、生ゴミ除去部22の生ゴミネット26によって生ゴミが除去される(S1)。生ゴミが除去された排水は、分離部23に流入し、ここで上側の油層50aと下側の水層50bとに分離する(S2)。次に、水補給部30の補給水タンク33から分離部23内に補給水が供給され、油層50aの油が上昇して油貯留容器16に排出される(S3)。
また、分離部23内で底板13a上に堆積した残渣は、スクレーパ41によって掻き取られて残渣集合溝42内に集められる(S4)。残渣集合溝42内の残渣は、ダイヤフラムポンプ17によって吸い上げられ、残渣貯留容器15内に排出される(S5)。このようにして、油水分離装置1によって生ゴミ、油脂、及び残渣が除去されたシンク2の排水は、排水流出口14から排出される(S6)。
この油水分離装置1によれば、シンク2等の排水から分離した油と、底板13a上に堆積した残渣を自動的に油貯留容器16又は残渣貯留容器15に回収できるので、従来のように人手で油又は残渣を除去する必要がない。従って、手間を大幅に低減できる。
実施形態に係る油水分離装置をシンクの下側に配置した状態を示す斜視図である。 実施形に係る油水分離装置を示す斜視図であり、図1のX矢視図である。 実施形態に係る油水分離装置の縦断面図であり、図2のA−A断面図である。 実施形態に係る油水分離装置の第1隔壁の横断面図であり、図3のB−B断面図である。 実施形態に係る油水分離装置の残渣除去手段を示す図であり、図3のC−C断面図である。 実施形態に係る油水分離装置の油収束板を示す図であり、図3のD−D断面図である。 実施形態に係る油水分離装置の制御系及び油著有料器を示す図であり、図5のE−E断面図である。 実施形態に係る油水分離装置の作用を説明する図であり、図5のF−F断面図である。 実施形態に係る油水分離装置の作用を説明する図であり、図5のG−G断面図である。 実施形態に係る油水分離装置の制御系を示す図である。
符号の説明
1 油水分離装置
2 シンク
2a 排水流出口
2b 排水配管
11 排水流入口
12 キャスタ
13 油水分離槽
13a 底板
13b〜13e 側板
13g 油排出用孔
13h 案内板
14 排水流出口
15 残渣貯留容器
15a 濾過フィルタ
15b 開口
15c パイプ
15d 栓
15e ハンドル
16 油貯留容器
16a ハンドル
16b 開口
17 ダイヤフラムポンプ
17a 吸引口
17b 吐出口
18 吐出配管
20 第1隔壁
20a 下端縁
20b 高背部
20c 底背部
21 第2隔壁
22 生ゴミ除去部
23 分離部
25 蓋
26 生ゴミネット
26a 開口
27 ハンドル
29 液面センサー(検知手段)
30 水補給部(水補給手段)
31 油収束板(油層収束手段)
31a 孔
32 残渣除去部(残渣除去手段)
33 補給水タンク
33a 底板
34 開口
35 電磁弁
35a 弁体
36 パイプ
41 スクレーパ
41a 刃
41b 無端ベルト
41c,41d 回転ローラ
41e モータ
41f チェーン
42 残渣集合溝
44 残渣回収パイプ
44a 孔
50 パイプ
50a 油層
50b 水層
51 電磁弁
51a 弁体
51b 支持部材
60 パルスカウンター
61 プログラムタイマー(タイマー)
62 コントローラ

Claims (4)

  1. 油を含む排水を貯留し、貯留されている排水を比重差で油層と水層とに自然分離させる分離部と、
    前記油層の表面が所定の位置まで上昇したことを検知する検知手段と、
    前記検知手段によって、前記油層の表面が前記所定の位置まで上昇したことが検知されると、前記分離部に前記油層を上昇させるための水を補給する水補給手段と、
    前記油層の油を前記分離部外に排出する油排出用孔と、
    前記水補給手段による前記分離部への水補給を実行した結果、前記油層の上昇に伴い前記油層を前記油排出用孔に向けて収束させる油層収束手段と、
    前記分離部内で前記排水から分離して前記分離部の底部に堆積した残渣を前記分離部外に排出する残渣除去手段と、
    を備える油水分離装置。
  2. 前記分離部外に排出された前記残渣を貯留する残渣貯留手段、を更に備える請求項1に記載の油水分離装置。
  3. 前記残渣除去手段は、
    前記分離部の前記底部に堆積した前記残渣を掻き取るスクレーパと、
    前記スクレーパによって掻き取られた前記残渣を集合する溝と、
    前記溝内に集合された前記残渣を吸い上げるポンプと、
    を備える請求項1または2に記載の油水分離装置。
  4. 前記水補給手段から前記分離部への水補給を定期的に実行するためのタイマーを備える請求項1〜3のいずれか1項に記載の油水分離装置。
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