JP3156841B2 - 端子圧着装置の制御方法 - Google Patents

端子圧着装置の制御方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ワイヤハーネス等
を構成する端子付電線をつくる端子圧着装置の制御方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】端子圧着装置は一般にクリンパとこれに
対向するアンビルとを備え、クリンパの昇降により電線
の露出導体に端子を圧着する構造である。そして、特願
平6−328827号には、クリンパの昇降をサーボモ
ータの回転を減速して円板に伝達し、該円板の回転を直
線運動に変換して前記クリンパを装着したラムを昇降さ
せるようにしたものが開示されている。以下、図9およ
び図10を参照して具体的に説明する。
【0003】図9(A)〜(C)は端子圧着装置の作動
説明図、図10(A)はその際のクリンパの時間と昇降
速度の関係を示すグラフ、(B)は同じく時間とモータ
電流値の関係を示すグラフである。なお、図10中,
,はそれぞれ図9の(A),(B),(C)に対応
する。
【0004】図9において、円板7は図示しない減速機
の出力軸に固定され、更に減速機はサーボモータの回転
を減速して円板7を回転させている。減速機の出力軸に
は偏心ピン(クランク軸)8を有する円板7が軸装さ
れ、偏心ピン8に上端が枢着されたクランク杆9の下端
にはピン軸10によりラム11が枢着され、ラム11は
図示しない機枠の内面に設けたラムガイドに上下摺動自
在に装着されており、円板7,クランク杆9,ラム11
およびラムガイドがピストン−クランク機構を構成して
いる。ラム11は下端部に係合凹部13を有し、該係合
凹部13にはクリンパ14を取付けたクリンパホルダ1
5の係合凸部16が着脱自在に装着され、クリンパ14
の直下にはこれと対向してアンビル17が基板2に固定
されている。
【0005】図9(A)は圧着工程開始状態を示し、円
板7の偏心ピン8は最上位置、即ちクリンパ14が上死
点にあり、このとき、図10(A)に示すように、クリ
ンパ14の下降速度0、サーボモータ4の負荷電流0で
ある。図9(B)は円板7が矢線方向に回転し、偏心ピ
ン8が下方に移動し、クリンパ14が高速で下降して端
子のバレルcに接触した状態、即ち、かしめ開始位置を
示す。接触前にクリンパ14の下降速度は減速され、負
荷電流も減少する。図9(C)は円板7が矢線方向に回
転して偏心ピン8が下死点近傍に移動し、クリンパ14
とアンビル17とにより実質的にかしめを行い、このか
しめを行った後、クリンパ14がかしめ位置で停止した
一時停止状態を示す。このとき、クリンパ14は停止
(停止時間t)しているから、速度0であるが、クリン
パ14は端子のバレルcを加圧、挟持した状態にあり、
端子バレルcのスプリングバックに対抗して加圧を続行
しているから、負荷電流は最高値に達し丘状を示す。こ
の一時停止による加圧、挟持により上記バレルcのスプ
リングバックが防止され、強い圧着強度が得られる。端
子圧着後、サーボモータ4を逆転させ、図9(C)にお
いて円板7を矢線と逆方向に回転させる。クリンパ14
が上昇して、(A)の状態に復帰する。
【0006】図10において、のかしめ開始位置で
は、クリンパ14の降下速度が、その最上位置から端子
のバレルに接触するかしめ開始位置に降下するまでの速
度よりも十分小にして行われるから、従来のフライホイ
ール式の端子圧着機のような衝撃音が発生せず、騒音防
止および作業環境改善にも役立つ。
【0007】また、圧着端子のクリンプハイト(圧着高
さ)の調整はクリンパホルダ15の図示しないねじを手
作業で合わせてクリンパ14の位置を変えて調整を行っ
ていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】前述したように、従来
の圧着端子のクリンプハイトを調整する場合は、クリン
パホルダのねじを手作業で合わせて調整するようにして
いた。このため、新たな端子の圧着開始時または圧着開
始後に、加締型(クリンパ,アンビル)の磨耗や温度な
どの変化によって製品のクリンプハイトが変化した場合
には、一旦装置を止めて一々手作業でクリンパの高さの
調整を行う必要があり、非常に不便であった。本発明
は、圧着端子のクリンプハイト(又はクリンパ高さ)を
自動的に容易に調整できるようにした端子圧着装置の制
御方法を提供することを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
め、本発明の端子圧着装置の制御方法は、請求項1に記
載のように、電線の露出導体に端子をかしめる昇降自在
のクリンパと、該クリンパに対向するアンビルとを備
え、クリンパの昇降をサーボモータ等の駆動手段により
行わせる端子圧着装置の制御方法において、圧着した端
子のクリンプハイトをハイトセンサで検出し、検出され
た高さと予め設定した設定値と比較して検出された高さ
が設定値に等しくなるようにかしめ時の前記サーボモー
タの駆動電流を制御することを特徴とする。
【0010】また、駆動電流の制御の開始を、請求項
に記載のように、クリンプハイトが予め設定された管理
値を越えたとき、また、請求項に記載のように、クリ
ンプハイトが管理値をこえる割合が設定した値以上にな
ったときに制御を開始するようにする。
【0011】本発明の端子圧着装置の制御方法によれ
ば、圧着した端子のクリンプハイト(又はクリンパ高
さ)をモニターし、検出された高さと予め設定した設定
値と比較し、検出された高さが設定値と等しくなるよう
かしめ時の前記サーボモータの駆動電流を制御するよ
うにしたので、手作業を必要とせずに容易にクリンプハ
イトを設定値に等しくなるように調整することができ
と共に、簡単な装置構成で調整を行うことができる。
た、請求項2又は3に記載のように、動作時にクリンプ
ハイトが管理値を越えたとき、または管理値を越える割
合が設定された値以上になったとき、制御を開始するよ
うにすれば、磨耗、温度等によってクリンパの高さに変
化が生じたとき、自動的に調整が開始され、圧着品質を
向上させることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】図1および図2において、1は本
発明に係る端子圧着装置Aのケーシングであって、基板
2とその両側の側板3,3とから成り、両側板3,3の
上部後方には減速機5を備えたサーボモータ4が固定さ
れている。減速機5の出力軸6には偏心ピン(クランク
軸)8を有する円板7が軸装され、偏心ピン8に上端が
枢着されたクランク杆9の下端にはピン軸10によりラ
ム11が枢着され、ラム11は両側板3,3の内面に設
けたラムガイド12,12に上下摺動自在に装着されて
おり、円板7,クランク杆9,ラム11およびラムガイ
ド12がピストン−クランク機構Bを構成している。
【0013】ラム11は下端部に係合凹部13を有し、
該係合凹部13にはクリンパ14を取付けたクリンパホ
ルダ15の係合凸部16が着脱自在に装着され、クリン
パ14の直下にはこれと対向してアンビル17が基板2
に固定されている。18はクリンパホルダ15に対する
ガイド板であり、側板3の内面に図示しないブラケット
を介して固定されている。
【0014】サーボモータ4は正逆回転を行い、前記ピ
ストンク−ランク機構Bによりクランク杆9に枢着され
たラム11、即ちクリンパ14を降下および上昇させる
ものであり、該モータ4の駆動を制御するドライバ34
に接続されている。ドライバ34には基準データ入力装
置22が接続されて、端子規格(又はサイズ)、対応す
る電線サイズ、クリンプハイト(圧着高さ又はクリンパ
高さ=クリンパの最下降下位置)およびサーボモータ4
にかかる負荷(電流)などの基準データを入力するよう
になっている。
【0015】また、サーボモータ4の図示しない出力軸
にはロータリ−エンコーダ33が付設されており、その
回転数に基いてクリンパ14の位置を検出して上記負荷
電流を読み取るドライバ34にフィードバックしてい
る。32はハイトセンサであり、端子圧着時のクリンパ
14の高さを検出してドライバ34に入力し、端子圧着
の良否の判定を行わせている。また、31はサーボモー
タ4のコイルの温度を測定する温度センサである。
【0016】図3はサーボモータ4の駆動をするドライ
バ34の機能ブロック図である。同図に示されるよう
に、ドライバ34は、中央演算処理装置のような制御回
路として組込まれ、データ収納部23、速度制御部2
4、電流制御部25、判定部26、増幅部27、電流値
検出部28、インタフェース(I/O)29(29−1
〜29−8)、クリンパ高さ調整部35および処理を行
うマイクロプロセッサ(MPU)30で構成される。上
記端子圧着装置の動作原理は、従来例を示す図9および
図10で説明したのと同じであるから、説明を省略す
る。
【0017】そこで、図3に戻って説明すると、端子圧
着装置Aを動作する前に基準データ入力装置22よりI
/O29−7を介してデータ収納部23に該装置Aを動
作させるためのデータおよび端子圧着の良否を判定させ
るためのデータ等を予め格納する。すなわち、端子圧着
装置Aを動作させるためのデータとしては、前述の図1
0(B)に示されるように、でモータが正方向に回転
を開始してからの加速度、モータが回転しクリンパ14
が降下し、回転を等速度にするときのクリンパ14の位
置、で等速度回転より減速させるクリンパ14の位置
および減速度、でかしめ開始させるときのクリンパ1
4の位置、一定時間tおよび一定時間モータを駆動させ
る駆動電流、でかしめ終了後に逆回転してクリンパ1
4を上昇させるときのモータの加速度、等速度にすると
きのクリンパ14の位置、減速を開始するときの位置お
よび停止位置等が格納される。クリンパ14の位置はサ
ーボモータ4に取付けられたロータリーエンコーダ33
の出力値に対応させた値として格納される。
【0018】これらのデータは、圧着させる端子毎に予
め実験等によって求め、求められたデータを格納する。
なお、複数の端子に対応するデータを格納しておき、動
作時には対応するデータを読み出すようにしてもよい。
また、端子圧着の良否を判定するためのデータについて
は、後で詳細に説明する。
【0019】次に、図6および図7を参照して、ドライ
バ34の動作を説明する。図6および図7はドライバの
動作フローチャートである。ステップS1では、速度制
御部24は、I/O29−8を介して、端子かしめ動作
を開始させる信号が入力されたか否かを判定し、判定が
NOの場合はYESとなるまで待機する。
【0020】ステップS2では、速度制御部24は、デ
ータ収納部23よりサーボモータ4を正方向に回転させ
る加速度を読出し、読出した速度になるようI/O29
−1を介して増幅部27に出力し、増幅部27で電力増
幅してサーボモータ4に電流を供給する。
【0021】なお、モータの回転の加速度はロータリー
エンコーダ33の出力値をI/O29−3を介して読込
み、読み込んだ値を微分して速度を得て、更に速度を微
分して加速度を得ている。ステップS3では、速度制御
部24は、I/O29−3を介して入力されるロータリ
ーエンコーダ33の出力値がデータ収納部23に格納さ
れている等速回転位置となったか否かを判定し、判定が
NOの場合はステップS2の加速を続行させ、YESの
場合はステップS4に移って等速回転を行わせる。
【0022】また、速度制御部24は、ステップS5で
減速回転位置が検出されたときは、ステップS6に移っ
てモータの回転を減速させ、ステップS7で端子がかし
め位置になったときは電流制御部25に通知する。
【0023】ステップS8では、電流制御部25は、デ
ータ収納部23に格納されている端子圧着時のサーボモ
ータ4に流す電流値Iを読出し、ステップS9に移って
I/O29−4を介して入力される温度センサ31から
の温度値によって補正を行い、サーボモータ4のトルク
が規定値となるようにし、ステップS10に移ってI/
O29−1を介して出力する。
【0024】ステップS11では、判定部26は、判定
データを図示しないメモリに記録する。なお判定するた
めのデータについては後で詳細に説明する。ステップS
12では、電流制御部25は、サーボモータ4に電流I
をt時間供給したか否かを判定し、判定がNOならばス
テップS10に移って該ステップS10およびS11を
続行する。
【0025】ステップS13では、速度制御部24は、
ステップモータ4を逆方向に指定された加速度となるよ
う加速して回転させ、ステップS14で等速度回転値に
なったと判定されるときはステップS15に移って等速
度方向回転させ、ステップS16で減速回転位置になっ
たと判定されるときはステップS17に移って減速回転
させ、ステップS18で停止位置になったときは回転を
停止させる。
【0026】ステップS19では、判定部26は、ステ
ップS11で記録されたデータよりかしめが正常である
か否かを判定し、ステップS20に移って結果を圧着モ
ニタ21に表示すると共に不良の場合は必要に応じて警
報を発する。
【0027】かしめが正常であるか否かの判定は、ステ
ップS11でのデータの記録を電流値検出部28で検出
されたサーボモータ4に流れた電流値(駆動値)および
ハイトセンサ32で検出された高さを一定時間間隔で記
録する。
【0028】電流制御部25はデータ収納部23に格納
されている一定電流をモータに供給するよう制御が行わ
れる。モータが停止している状態では一定電流が供給さ
れるが、かしめによってモータが回転すると制御バラン
スがくずれて駆動電流が変化する。端子圧着時に、圧着
する電線の芯線無し、または皮むき無しの電線を圧着し
た場合には、正常な電線を圧着する場合よりも供給電流
が高くなったり、また供給電流の合計が小さくなったり
する。したがって、本発明における正常か否かの判定に
は、クリンパの位置又は高さに対応してこの供給電流の
変化で判定させるようにしている。
【0029】判定部26には、予め図8に示すように、
サイズの異なる端子についてクリンプハイト(C/H)
に対するトルク値(電流値)の基準値X0,X1,X
2,…Xnが記録され、さらにX0,X1,X2,…X
nの各基準値に対する所定値(3σ)が記録されてい
る。
【0030】ステップ19での判定は、ステップS11
で記録したデータ値が、判定部26に図8で説明した所
定値巾内にあるか否かを判定し、所定値内であれば良、
所定値外であれば不良と判定する。図6および図7で説
明したフローは端子圧着の動作フローであるが、これと
並行してクリンパ高さ調整部35がクリンパ14の高さ
の調整動作を図4のフローに従って動作する。
【0031】図4において、ステップS30では、圧着
した端子のクリンプハイトが管理値外になったか否かを
判定し、NOの場合はYESになるまで待機する。すな
わち、図5に示すように、圧着する端子のクリンプハイ
ト(C/H)の設定値、不良品であると判定する圧着規
格値、および製品のクリンプハイトを管理する管理値が
記録されており、圧着した端子のクリンプハイトが管理
値外になったか否かをステップS30で判定する。
【0032】ステップS31では、ステップS30で管
理値外と判定される割合が設定された値以上であるか否
かを判定し、NOの場合はステップS30に移る。この
ように割合が設定値以上であるか否かを判定することに
よって、平均的にクリンプハイトが設定値より異なるよ
うになってから調整を開始するようにしている。
【0033】ステップS32では、圧着した端子のクリ
ンプハイトを取込み、ステップS33に移って設定値と
の差ΔHを算出する。ステップS34では、|ΔH|が
管理値に比べて小さい所定値よりも大か否かを判定し、
判定がNOの場合には調整が終了したと判断してステッ
プS30に移る。ステップS34での判定がYESの場
合、すなわちクリンプハイトが設定値と離れている場合
はステップS35に移って、ステップS33で算出した
ΔHが正であるか否かを判定し、正である場合はステッ
プS36に移って、かしめ時の駆動電流ΔI減少させ、
負である場合はステップS37に移って、かしめ時の駆
動電流をΔI増加してステップS32に移る。
【0034】ステップS36でのΔIの減少、およびス
テップS37でのΔIの増加は、電流制御部25に記録
され、図6のステップS8で読み出される駆動電流値を
補正することによって行われる。
【0035】
【発明の効果】本発明の端子圧着装置の制御方法によれ
ば、圧着した端子のクリンプハイトをハイトセンサで検
出し、検出された高さと予め設定した設定値と比較し、
検出された高さが設定値と等しくなるようにかしめ時の
サーボモータの駆動電流を制御するようにしたので、手
作業によるクリンパの位置調整動作を必要とせずに容易
にクリンプハイトを設定値に等しくなるように調整する
ことができると共に、簡単な装置構成で調整を行うこと
ができる。
【0036】また、動作時にクリンプハイトが管理値を
越えたとき、または管理値を越える割合が設定された値
以上になったときに、制御を開始するようにすれば、磨
耗、温度等によってクリンプハイトに変化が生じても自
動的に調整が開始され、圧着品質を向上させることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す端子圧着装置の正面図
である。
【図2】図1の側面図である。
【図3】図1の端子圧着装置の制御系統を示す機能ブロ
ック図である。
【図4】クリンパ高さ調整部の動作フローチャートであ
る。
【図5】クリンパ高さの設定値、規格値および管理値を
説明するための図である。
【図6】図3の動作を示すフローチャートである。
【図7】図3の動作を示すフローチャートである。
【図8】判定値を説明するための図である。
【図9】(A)〜(C)は、それぞれ端子圧着装置(図
1)の作動説明図である。
【図10】(A)は図9の端子圧着過程におけるクリン
パの時間と昇降速度の関係を示すグラフ、(B)は同じ
く時間とモータ電流値の関係を示すグラフである。
【符号の説明】
A 電線の端子圧着装置 B ピストン−クランク機構 4 サーボモータ 5 減速機 7 円板 8 偏心ピン(クランク軸) 9 クランク杆 11 ラム 14 クリンパ 17 アンビル 23 データ収納部 24 速度制御部 25 電流制御部 26 判定部 28 電流検出部 30 マイクロプロセッサ 32 ハイトセンサ 33 ロータリーエンコーダ 35 クリンパ高さ調整部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 波多野 千昭 静岡県榛原郡榛原町布引原206−1 矢 崎部品株式会社内 (72)発明者 高野 幸規 静岡県榛原郡榛原町布引原206−1 矢 崎部品株式会社内 (56)参考文献 特開 平5−29055(JP,A) 特開 平8−31540(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 43/027 - 43/28

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電線の露出導体に端子をかしめる昇降自
    在のクリンパと、該クリンパに対向するアンビルとを備
    え、クリンパの昇降をサーボモータ等の駆動手段により
    行わせる端子圧着装置の制御方法において、 圧着した端子のクリンプハイトをハイトセンサで検出
    、検出された高さと予め設定した設定値と比較して
    検出された高さが設定値に等しくなるようにかしめ時の
    前記サーボモータの駆動電流を制御することを特徴とす
    る端子圧着装置の制御方法。
  2. 【請求項2】 前記駆動電流の制御の開始を、クリンプ
    ハイトが予め設定された管理値を越えたとき制御を開
    始するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の端
    子圧着装置の制御方法。
  3. 【請求項3】 前記駆動電流の制御の開始を、クリンプ
    ハイトが管理値をこえる割合が設定した値以上になった
    とき制御を開始するようにしたことを特徴とする請求
    1に記載の端子圧着装置の制御方法。
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