JP3156323U - 駐車場玩具 - Google Patents

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【課題】ユーザ自身の操作により駐車スペースまで車両玩具を誘導出来る駐車場玩具を提供する。【解決手段】駐車場玩具1は、停車スペース12aと、駐車スペース51,52と、アーム部材20と、駐車スペース51,52からより離れた方向から停車スペース12a上の車両玩具の前後方向の一端にアーム部材20を当接させ、当該アーム部材20による押圧力によって当該車両玩具を駐車スペース51,52に向けて移動させるよう当該アーム部材20を走行路11に沿って移動させる移動操作が可能なアーム部材移動装置100と、アーム部材移動装置100によって駐車スペース51,52に向けて移動させられる車両玩具が摺接しその摺接によって当該車両玩具を走行路11から逸脱させて駐車スペース51,52に導く誘導部40と、を備えて構成される。【選択図】図1

Description

本考案は、車両玩具を駐車スペースに駐車させる駐車場玩具に関する。
従来、駐車場玩具として、自動車玩具等の車両玩具を駐車する駐車スペースを複数台分備えたフロアが、複数階に亘って設けられたものがある。
このような駐車場玩具としては、例えば、鉛直軸に沿って昇降可能なターンテーブルと、ターンテーブルの周りに平面的に並設された複数の駐車スペースと、ターンテーブルを鉛直軸を中心に回転させるテーブル回転手段と、ターンテーブルを鉛直軸に沿って昇降させるテーブル昇降手段と、車両玩具を駐車する階数及び駐車場番号(当該階上に並設された駐車スペースごとに割り振られた番号)を指定するダイヤルと、等を備えたものが知られている(特許文献1等参照)。
特開2001−293259号公報
この特許文献1に記載の発明によると、ターンテーブル上に車両玩具を載置した状態で、テーブル昇降手段及びテーブル回転手段でターンテーブルを昇降及び回転させることで、ユーザが予めダイヤルで指定した階数及び駐車場番号に相当する駐車スペースに向けて車両玩具を搬送することができる。
しかしながら、上記特許文献1に記載の駐車場玩具のユーザは、一旦ダイヤルで階数及び駐車場番号を指定すると、特定の駐車スペースに向けて車両玩具が搬送される様子を眺めるだけである。つまり、自身の操作を介して車両玩具を駐車スペースまで誘導させたいと願うユーザに対して、物足りなさや興趣性の欠如等を感じさせることがある。
そこで、本考案の課題は、ユーザ自身の操作により、駐車スペースまで車両玩具を誘導出来る駐車場玩具を提供することにある。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の考案は、車両玩具の走行路の上に設けられた所定の停車スペースと、前記停車スペースから前記走行路に沿って所定距離だけ離れ且つ当該走行路から逸脱した位置に設けられた所定の駐車スペースと、を有する盤面と、前記車両玩具の前後方向の一端に当接可能なアーム部材と、前記駐車スペースからより離れた方向から前記停車スペース上の車両玩具の前後方向の一端に前記アーム部材を当接させ、当該アーム部材による押圧力によって当該車両玩具を前記駐車スペースに向けて移動させるよう当該アーム部材を前記走行路に沿って移動させる移動操作が可能なアーム部材移動装置と、前記アーム部材移動装置によって前記駐車スペースに向けて移動させられる車両玩具が摺接しその摺接によって当該車両玩具を前記走行路から逸脱させて前記駐車スペースに導く誘導部と、を備えることを特徴とする。
請求項2に記載の考案は、請求項1に記載の駐車場玩具において、前記アーム部材移動装置は、回転操作可能なハンドルと、前記ハンドルの回転操作によって駆動される歯車機構と、前記歯車機構の駆動力によって駆動される巻き掛け伝動機構と、を備え、前記アーム部材は、前記巻き掛け伝動機構の伝動節に取り付けられていることを特徴とする。
請求項3に記載の考案は、請求項2に記載の駐車場玩具において、前記歯車機構は、前記ハンドルの一方向の回転操作時と他方向の回転操作時によって回転方向が異なる太陽歯車と、前記太陽歯車に噛合し、当該太陽歯車の回転により当該太陽歯車の周りを公転する遊星歯車とから構成される遊星歯車機構と、前記太陽歯車の周りを一方向に公転する前記遊星歯車と噛合し、当該遊星歯車を前記巻き掛け伝動機構に伝達して、前記アーム部材が前記停止スペース側から前記駐車スペース側に向けて移動するよう前記伝動節を動作させる第1の歯車列と、前記太陽歯車の周りを他方向に公転する前記遊星歯車と噛合し、当該遊星歯車の駆動力を前記巻き掛け伝動機構に伝達して、前記アーム部材が前記駐車スペース側から前記停車スペース側に向けて前記第1の歯車列を経由するよりも速い速度で移動するよう前記伝動節を動作させる第2の歯車列と、を備えることを特徴とする。
請求項4に記載の考案は、請求項1〜3の何れか1項に記載の駐車場玩具において、前記走行路の上面に突設され、前記車両玩具の左右の車輪間より小さな幅からなり、前記走行路に沿って延在し、車両玩具を該走行路に沿って移動させる凸部を部分的に備えることを特徴とする。
請求項5に記載の考案は、請求項1〜4の何れか1項に記載の駐車場玩具において、前記駐車スペースは、上面視矩形の駐車路面と、前記駐車路面の側面に設けられ、前記駐車路面上の車両玩具の一方の側面を当接させ、前記駐車路面の後端に向けて車両玩具を摺動案内可能なガイド壁と、前記駐車路面の上面に突設され、車両玩具の左右の車輪間より小さな幅からなり、前記駐車路面の前後方向に沿って延在し、該車両玩具を該駐車路面に沿って移動させるガイド部と、を備え、前記駐車路面における前記ガイド部と前記ガイド壁との間の部分は、断面視で、前記ガイド部からガイド壁に向けて下り勾配を有することを特徴とする。
請求項6に記載の考案は、請求項1〜5の何れか1項に記載の駐車場玩具において、前記誘導部は、前記走行路と前記駐車スペースとを連接し、前記駐車スペースに向けて移動させられる車両玩具の左右方向の側面を摺接させるガイドレールと、前後に切換え可能な切換レバーと、前記切換レバーの下面に一端が接続され、前記切換レバーの切換え動作に連動して他端を前後動させるリンク部材と、前記リンク部材の他端に接続され、前記ガイドレールを載置する載置部と、を備え、前記ガイドレールの下面は一部に切り欠き部を有し、前記載置部は、前記切り欠き部の下方に位置し、上方に向けて傾斜した傾斜部を有し、前記切換レバーの切換え動作に連動して前記傾斜部が前記ガイドレールの下面を摺動して、前記ガイドレールを昇降させることを特徴とする。
本考案によれば、ユーザが走行路上の停車スペースに車両玩具を停車させた状態で、アーム部材移動装置によりアーム部材を走行路に沿って移動させるように移動操作を行うと、当該車両玩具はアーム部材の押圧力によって駐車スペースに向けて移動し、誘導部により走行路から逸脱して駐車スペースに導かれる。つまり、本車両玩具のユーザは、アーム部材移動装置を操作して車両玩具を停車スペースから駐車スペースまで誘導したこととなる。
したがって、本考案は、ユーザ自身の操作により駐車スペースまで車両玩具を誘導出来る駐車場玩具といえる。
本発明に係る駐車場玩具の全体図である。 本発明に係る駐車場玩具の内部構造の一部を説明するための模式図である。 本発明に係る底面視における歯車機構を説明するための模式図である。 図3に示す歯車機構において、第2遊星歯車と第1歯車とが噛合する状態を示す上面図である。 図1におけるV−V断面図である。 図1における駐車場玩具の停止スペースに、自動車玩具が配置された状態を示す図である。 図6における自動車玩具が、ガイドレールに摺接した状態を説明するための図である。 図6における自動車玩具が、駐車場所に駐車される状態を説明するための図である。
以下、本考案の実施の形態について図面を参照しながら説明する。なお、考案の範囲は図示例に限定されない。ここで、図1に示す駐車場玩具の左右方向をX軸方向、前後方向をY軸方向、高さ方向をZ軸方向と便宜上定めておく。
本実施形態の駐車場玩具1は、例えば、図1〜図8に示すように、当該駐車場玩具1の盤面1a上に形成された進入路2及び退出路3と、車両玩具CをX軸方向に走行させる走行部10と、車両玩具Cの前後方向の一端に当接可能なアーム部材20と、アーム部材20を走行部10に沿って移動させるアーム部材移動装置100と、走行部10から逸脱した位置に設けられ、車両玩具Cを駐車させる駐車部50と、車両玩具Cを走行部10から逸脱させて駐車部50に導く誘導部40と、を含んで構成され、アーム部材移動装置100により走行部10を走行する車両玩具Cを駐車部50に向けて誘導する玩具である。
ここで、車両玩具Cは、例えば、図6〜図8に示すようなキャブを有する大型トレーラ等を模した自動車玩具である。
進入路2は、例えば、図1に示すように、当該駐車場玩具1に車両玩具Cを進入させるための路面である。退出路3は、当該駐車場玩具1より車両玩具Cを退出させるための路面である。そして、進入路2,退出路3は、各々、盤面1aの左右端部に配設される。
走行部10は、例えば、図1に示すように、X軸方向に沿って延設された走行路11と、走行路11上を走行する車両玩具Cの停止位置を示す停車目印12と、停車目印12の右側に設けられた走行ガイド13と、を含んで構成される。
走行路11は、進入路2と退出路3の間に配設され、X軸方向に沿って直線状に形成され、当該走行路11上に配置される車両玩具Cを、X軸方向に沿って走行させる路面である。
停車目印12は、走行路11の左端側の上面に位置し、走行路11の幅方向(Y軸方向)に沿って形成され、当該停車目印12の右側に位置し、盤面1a上に設けられた車両玩具Cの停車スペース12aの位置を示す目印である。つまり、ユーザが車両玩具Cを進入路2(走行路11の右側)より進入させた際に、当該停車目印12を目視して、停車スペース12aを確認することができる。
走行ガイド13は、走行路11の上面に突設され、走行路11に沿ってX軸方向に延在する凸部であり、走行路11の一部に備えられる。そして、走行ガイド13は、車両玩具Cの左右の車輪間より小さな幅からなり、走行路11上の車両玩具Cが走行ガイド13を挟み込むように、当該車両玩具Cの左右の車輪を走行ガイド13のY軸方向端部外側に配置することで、車両玩具Cは走行ガイド13により走行路11に沿って直線移動する。
アーム部材20は、走行部10の後方に配置されたアーム状の部材である。そして、アーム部材20は、走行路11上の車両玩具Cの前後方向の一端(例えば、図6に示すように車両玩具Cを配置した場合は前端)に当接する当接面21を備える。そして、後述のアーム部材移動装置100によりアーム部材20が走行路11に沿って移動する際に、当接面21が、駐車部50からより離れた方向(例えば、図1では駐車場玩具1の左側)から停車スペース12a上の車両玩具Cの前後方向の一端に当接し、車両玩具Cを押圧することで、車両玩具Cを駐車部50に向けて移動させることができる。
また、アーム部材20は、図2に示すように、後述の取付具116の軸を軸通させる軸孔23が形成されており、当該軸回りに回動可能に構成されている。
なお、アーム部材20の先端部22は、図1に示すように、アーム部材20が左端位置にある状態で、退出路3から退出する車両玩具Cの走行を阻害しないように、屈曲させてある。
アーム部材移動装置100は、図2及び図3に示すように、例えば、進入路2の後方に設けられたハンドル101と、アーム部材20が取り付けられた巻き掛け伝動機構110と、ハンドル101の回転操作によって駆動される歯車機構120と、を含んで構成される。
ハンドル101は、図1に示すように、上面側に上方へ向けて突起した突起部101aを有する円盤状に形成されたZ軸回りに回動可能な部材であり、ユーザが上記突起部101aを把持して当該ハンドル101をr1方向又はr2方向に回転操作できるように構成されている。
また、ハンドル101の下面は、図3に示すように、後述のハンドル軸122を固着しており、ユーザによりハンドル101に付与される回動力は、ハンドル軸122を介して歯車機構120に伝達されるように構成されている。
巻き掛け伝動機構110は、例えば、走行路11に並設されたベルト111と、ベルト111を支持するプーリ112,113と、プーリ112を軸着するプーリ軸114と、アーム部材20をベルト111に取付けるアーム部材取付部115と、を含んで構成される。
ベルト111は、走行路11に沿った直線部111aが設けられ、プーリ112,113により巻き掛けられた伝動節である。そして、ベルト111は、プーリ112を介して後述の歯車機構120より伝達される駆動力により、図2に示すr1/r2方向に回転駆動可能に構成されている。また、ベルト111は、後述の固定具117のネジ117aをY軸方向に貫通させる孔(図示省略)を備える。
プーリ112,113は、各々ベルト111のX軸方向端部に配置され、周面にベルト111を巻き掛け、Z軸回りに回動可能なプーリ部材であり、ベルト111を回動支持する。
プーリ軸114は、プーリ112及び後述の第1歯車121を軸着し、Z軸回りに回動可能な軸である。
アーム部材取付部115は、アーム部材20の後方端部を取付ける取付具116と、取付具116をベルト111に固定する固定具117と、を備えて構成される。
取付具116は、ベルト111の表面に当接するように設けられ、アーム部材20の軸孔23に軸通されるZ軸方向に延設された軸(図示省略)を先端に備え、当該軸を介してアーム部材20をZ軸回りに回動可能に取付ける器具である。また、取付具116は、ベルト111を挟んで固定具117と対向して設けられ、後述のネジ117aを螺合させるネジ穴(図示省略)が形成されている。
固定具117は、ベルト111の裏面に当接するように設けられ、ネジ117aをY軸方向に貫通させる貫通孔117bを備えた器具である。そして、ネジ117aが、貫通孔117b及びベルト111の孔を貫通し、取付具116のネジ穴に締め付けられているため、取付具116がベルト111の表面上に固定される。
そのため、ベルト111のr1/r2方向への回転駆動に応じて、取付具116に取付けられたアーム部材20を直線部111a上で直動させ、走行路11に沿って移動させることができる。
歯車機構120は、例えば、図2及び図3に示すように、プーリ軸114に軸着された第1歯車121と、ハンドル101の下面に固着されたハンドル軸122と、ハンドル軸122に軸着された第2歯車123と、太陽歯車133と太陽歯車133の周りを公転する第1遊星歯車134及び第2遊星歯車135とを備えた遊星部130(遊星歯車機構)と、第1遊星歯車134と順次噛合する複数の歯車を備えた第1の歯車列140と、を含んで構成される。
第1歯車121は、プーリ112とともにプーリ軸114に軸着され、後述の第6歯車144と噛合する歯車である。
ハンドル軸122は、ハンドル101の下面に固着され、ユーザによるハンドル101のr1方向又はr2方向への回動操作に応じて、r1方向又はr2方向に回動する軸である。
第2歯車123は、ハンドル軸122に軸着され、後述の第3歯車131と噛合する歯車である。
遊星部130は、例えば、第2歯車123と噛合する第3歯車131と、第3歯車131を軸着する遊星軸132と、遊星軸132に軸着された太陽歯車133と、太陽歯車133と噛合する第1遊星歯車134及び第2遊星歯車135と、遊星軸132に軸着され第1遊星歯車134及び第2遊星歯車135を軸支する軸支部136と、を含んで構成される。
第3歯車131は、遊星軸132に回転自在に軸支され、第2歯車123と噛合する歯車である。
遊星軸132は、太陽歯車133及び軸支部136を軸着し、第3歯車131を回転自在に軸支する、Z軸回りに回動可能な軸である。
太陽歯車133は、遊星軸132に軸着され、第1遊星歯車134及び第2遊星歯車135と噛合する歯車である。そして、太陽歯車133は、上面が第3歯車131の下面と接触した状態で配置されている。そのため、第3歯車131の回転時に当該上面が第3歯車131の下面より受ける摩擦力により回転し、第1遊星歯車134及び第2遊星歯車135を当該太陽歯車133の周りに公転させる。
そのため、太陽歯車133は、ユーザによりハンドル101のr1方向の回転操作がなされると、第2歯車123がr1方向に回転し、第2歯車123と噛合する第3歯車131がr2方向に回転するため、r2方向に回転する。
一方で、太陽歯車133は、ユーザによりハンドル101のr2方向の回転操作がなされると、第2歯車123がr2方向に回転し、第2歯車123と噛合する第3歯車131がr1方向に回転するため、r1方向に回転する。
したがって、太陽歯車133は、ハンドル101の一方向の回転操作時と他方向の回転操作時によって回転方向が異なるといえる。
軸支部136は、中心位置で遊星軸132に軸着され、その中心位置より太陽歯車133の周面近傍まで延伸した対向する一対のアーム136a,136bと、当該アーム136a,136bの各々の端部に、第1遊星歯車134及び第2遊星歯車135を各々回動可能に軸支して自転させる自転軸136c,136dと、を備え、遊星軸132の回動に応じてZ軸回りに回動可能に構成されている。
第1遊星歯車134,第2遊星歯車135は、自転軸136c,136dに回動可能に軸支され、太陽歯車133と噛合して当該太陽歯車133の周りを公転するとともに、上記公転時に公転方向と逆方向に自転する歯車である。
また、第1遊星歯車134は、r1方向に公転することにより後述の第1の歯車列140の第4歯車141と噛合する。一方で、第2遊星歯車135は、r1方向に公転することにより後述のスピーカ部60の第7歯車61と噛合し、r2方向に公転することにより第1歯車121と噛合する。
そのため、例えば、遊星軸132がr1方向に回転すると、太陽歯車133及び軸支部136もr1方向に回転し、第1遊星歯車134及び第2遊星歯車135は太陽歯車133の周りにr1方向に公転するとともに、自転軸136c,136d回りにr2方向に自転するので、第4歯車141が第1遊星歯車134と噛合してr1方向に回転し、第7歯車61が第2遊星歯車135と噛合してr1方向に回転する。
反対に、遊星軸132がr2方向に回転すると、太陽歯車133及び軸支部136もr2方向に回転し、第1遊星歯車134及び第2遊星歯車135は太陽歯車133の周りにr2方向に公転するとともに、自転軸136c,136d回りにr1方向に自転するので、第1歯車121が第2遊星歯車135と噛合してr2方向に回転する。
第1の歯車列140は、例えば、第1遊星歯車134と噛合する第4歯車141と、第4歯車141と噛合する第5歯車142と、第5歯車142を軸着する伝達軸143と、伝達軸143に軸着された第6歯車144と、を含んで構成される。
第4歯車141は、第1遊星歯車134がr1方向に公転した際に当該第1遊星歯車134と噛合する歯車である。
第5歯車142は、第4歯車141と噛合し、伝達軸143に軸着された歯車である。
第6歯車144は、伝達軸143に軸着され、第1歯車121と噛合する歯車である。
伝達軸143は、第5歯車142及び第6歯車144を軸着し、Z軸回りに回動可能な軸である。
つまり、上述のとおり、ユーザによりハンドル101のr2方向への回転操作がなされると、第1遊星歯車134が太陽歯車133の周りをr1方向に公転して第4歯車141と噛合し、第4歯車141をr1方向に回転させる。そして、第4歯車141と噛合する第5歯車142がr2方向に回転し、第5歯車142とともに伝達軸143に軸着された第6歯車142もr2方向に回転し、第6歯車142と噛合する第1歯車121がr1方向に回転し、プーリ112を介してベルト112がr1方向に回転するので、アーム部材20を直線部111a上で停止目印12(停止スペース12a)側から駐車スペース51,52側に向けて移動させることができる。
したがって、第1の歯車列140は、第1遊星歯車134の駆動力を巻き掛け伝動機構110に伝達し、アーム部材20が停止スペース12a側から駐車スペース51,52側に向けて移動するようベルト112を動作させることができる。
一方で、ユーザによりハンドル101のr1方向への回転操作がなされると、第2遊星歯車135が太陽歯車133の周りをr2方向に公転して第1歯車121と噛合し、第1歯車121をr2方向に回転させる。そして、第1歯車121がr2方向に回転することにより、プーリ112を介してベルト112がr2方向に回転するので、アーム部材20を直線部111a上で駐車スペース51,52側から停止目印12(停止スペース12a)側に向けて移動させることができる。
したがって、第1歯車121及び第2遊星歯車135は、第2遊星歯車135の駆動力を巻き掛け伝動機構110に伝達し、アーム部材20が駐車スペース51,52側から停止スペース12a側に向けて移動するようベルト112を動作させることができるので、第2の歯車列として機能する。
なお、第2の歯車列としての第2遊星歯車135のギア比は、第1の歯車列140のギア比よりも大きくなるように設定されている。そのため、ユーザがそれぞれr1方向とr2方向についてハンドル101に同じ駆動力が付与されるように回転操作しても、r2方向に回転操作する場合(第1の歯車列140を経由する場合)よりもr1方向に回転操作した場合(第2の歯車列を経由する場合)の方が、速い速度でアーム部材20を移動させることができる。
スピーカ部60は、図1〜図3に示すように、プーリ113の前方に配置されたスピーカ65と、スピーカ65の上方に設けられたスリット66と、第2遊星歯車135と噛合する第7歯車61と、第7歯車61に固着された回動部62と、回動部62に隣接して設けられたリーフスイッチ63と、を含んで構成される。
スピーカ65は、通電状態で、例えば、「ピーピー、プシュー」等の、自動車の後退時に発せられる音色を模した擬音を発するスピーカ装置であり、図示しない通電コードによりリーフスイッチ63と接続されている。
スリット66は、スピーカ65の上方に位置し、盤面1a上にX軸に沿ってスリット孔が複数形成されたスリット部材である。そのため、スピーカ65より発せられる擬音を当該スリット孔を介して外部に伝達することができる。
第7歯車61は、第2遊星歯車135がr1方向に公転した際に当該第2遊星歯車135と噛合する歯車である。
回動部62は、内部にZ軸方向に貫通する孔を備え、外周がカム形状となるように形成された部材であり、上端が第7歯車61に固着され、上記孔を挿通し、且つ第7歯車61を軸着する図示しない軸により、第7歯車61の回動に応じてZ軸回りに回動可能に構成されている。
リーフスイッチ63は、図示しない通電コードによりスピーカ65と接続され、弾性変形可能な金属板63aが金属板63bと接触すると作動して、当該作動状態にてスピーカ65を通電状態に切換えるスイッチである。そして、リーフスイッチ63は、回動部62に隣接する位置に設けられており、回動部62が所定の位置まで回動すると、回動部62の端部62a近傍が金属板63aの先端部63cと当接し、金属板63aを金属板63bに向けて付勢して金属板63bに接触させるように構成されている。
つまり、第1遊星歯車134及び第2遊星歯車135がr1方向に公転した際に、第7歯車61が第2遊星歯車135と噛合して、回動部62が回動し、スピーカ65を通電状態に切換えることができる。そのため、上記公転における第1遊星歯車134の駆動力により、アーム部材20が停止スペース12a側から駐車スペース51,52側に向けて移動する際に、スピーカ65より上述の擬音が発せられるので、ユーザに対する臨場感を高揚させることができる。
誘導部40は、図1及び図2に示すように、走行路11と駐車スペース51,52とを連接するガイドレール41,42と、ガイドレール41,42の昇降状態を切換える切換レバー43,44と、切換レバー43,44の下面に一端が固定されたリンク部材45,46と、ガイドレール41,42を載置する載置部47,48と、を含んで構成される。
なお、図1及び図2では、ガイドレール41が上昇して盤面1a上に露出した状態と、ガイドレール42が下降して駐車場玩具1内部に収納された状態と、を図示している。
ガイドレール41,42は、上面視円弧状に湾曲された壁状の部材であり、走行路11と駐車スペース51,52とを各々連接する。そのため、ガイドレール41,42は、アーム部材移動装置100によって駐車スペース51,52に向けて移動させられる車両玩具Cを摺接させ、その摺接によって当該車両玩具Cを走行路11から逸脱させて駐車スペース51,52に導くことができる。また、図2に示すように、ガイドレール41,42の下面の一部は切り欠き部41a,42aが設けられている。
切換えレバー43,44は、各々駐車スペース51,52に対応付けて設けられ、前後に切換え操作可能なレバーであり、下面にリンク部材45,46が取り付けられている。
リンク部材45,46は、中心位置に図示しない軸を挿通させる軸孔45a,45bを有し、一端が切換えレバー43,44の下面に取付けられ、他端が載置部47,48の上面に取付けられ、切換えレバー43,44の切換え操作による前後動と逆方向に、載置部47,48を前後動させる。
載置部47,48は、ガイドレール41,42を載置する部材であり、当該ガイドレール41,42の切り欠き部41a,42aの設けられた位置の下方に傾斜部47a,48aが備えられる。
そのため、図1及び図2に示すA方向に切換えレバー43,44の切換え操作を行うと、載置部47,48がB方向に移動し、ガイドレール41,42の下面と当接する傾斜部47a,48aがガイドレール41,42の下方に潜り込んで摺動すると、ガイドレール41,42が傾斜部47a,48aの傾斜面に沿って上昇し、盤面1a上に露出する。一方で、上記A方向に切換えられた切換えレバー43,44をB方向に切換えると、載置部47,48がA方向に移動し、傾斜部47a,48aが切り欠き部41a,42aの設けられた位置に戻るので、ガイドレール41,42が下降して駐車場玩具1内部に収納される。
つまり、切換えレバー43,44の切換え操作に連動してガイドレール41,42が昇降するので、ユーザが切換えレバー43,44の切換え操作を行うことで、ガイドレール41,42が盤面1a上に露出した状態と駐車場玩具1内部に収納された状態とを切換えることが出来るので、ユーザの所望する任意の駐車スペースへ車両玩具Cを誘導することが出来る。
駐車スペース51,52は、盤面1a上に設けられ、停車目印12の示す停車スペース12aから走行路11に沿って所定距離だけ離れ且つ当該走行路11から逸脱した位置に配置され、駐車路面51a,52aと、駐車路面51a,52aの右側面に設けられたガイド壁51c,52cと、駐車路面51a,52aの上面に突設されたガイド部51d,52dと、ガイド部51d,52dとガイド壁51c,52cとの間に設けられた傾斜ガイド溝51e,52eと、を備えて構成される。
駐車路面51a,52aは、上面視矩形の路面である。
ガイド壁51c,52cは、誘導部40により駐車路面51a,52aに誘導される車両玩具Cの側面を摺接させて、駐車路面51a,52aの後端51b,52bに向けて当該車両玩具Cを移動させる壁面である。
ガイド部51d,52dは、車両玩具Cの左右の車輪間より小さな幅からなり、駐車路面51a,52aに沿って延在し、当該車両玩具Cを当該駐車路面51a,52aに沿って移動させる凸状の部材である。
傾斜ガイド溝51e,52eは、ガイド部51d,52dとガイド壁51c,52cとの間に形成される車両玩具Cのガイド壁51c,52c側の車輪を駐車路面51a,52aに沿ってガイドする溝であり、図5に示すように、断面視で、ガイド部51d,52dからガイド壁51c,52cに向けて下り勾配51f,52fを有する。
そのため、例えば、誘導部40より進入する車両玩具Cのガイド壁51c,52cに対する進入角度が、ガイド壁51c,52cに摺接させるための適切な角度よりも大きいような場合であっても、上記傾斜ガイド溝51e,52eにガイドされる車両玩具Cの車輪が、下り勾配51f,52fによってガイド部51d,52d側に傾斜することができるため、車両玩具Cが後端51b,52b側へ移動するにつれて、進入角度が上記適切な角度に補正される。
(駐車場玩具の使用手順)
次に、駐車場玩具1の使用手順について説明する。図6〜図8を用いて説明する。
まず、切換レバー43,44をB方向に切換え、ガイドレール41,42を駐車場玩具1の内部に収納させておく。さらに、ハンドル101をr1方向へ回転操作し、第2遊星歯車135を太陽歯車133の周りにr2方向へ公転させ、当該第2遊星歯車135の駆動力に基づいてアーム部材20を停止目印12(停止スペース12a)よりも左側に移動させておく。
次いで、車両玩具Cを、前面を左向きにして進入路2側から進入させ、走行ガイド13にガイドさせた状態で走行路11を走行させ、停車目印12を視認して停車スペース12aに停車させる。
次いで、例えば、駐車スペース51に車両玩具Cを駐車させる場合、図6に示すように、切換レバー43をA方向に切換えてガイドレール41を盤面1a上に露出させる。
そして、ハンドル101をr2方向へ回転操作し、第1遊星歯車134を太陽歯車133の周りにr1方向へ公転させ、当該第1遊星歯車134の駆動力に基づいてアーム部材20を停車目印12から駐車スペース51側へ向けて移動させる。この際、車両玩具Cの前面が上記移動するアーム部材20と当接して当該アーム部材20より押圧力を受けるので、車両玩具Cは、走行ガイド13にガイドされた状態で、走行路11に沿って駐車スペース51へ向けて走行する。また、上記ハンドル101のr2方向への回転操作に応じて、第2遊星歯車135が太陽歯車133の周りをr1方向に公転して第7歯車61と噛合するので、スピーカ65が通電状態となり、スリット66を介して擬音が発せられる。
次いで、図7に示すように、上記走行路11を走行する車両玩具Cの右側面がガイドレール41に摺接すると、車両玩具Cは、上記アーム部材20の押圧力によりガイドレール41に沿って摺動し、走行路11より逸脱して駐車スペース51に誘導される。
次いで、上記駐車スペース51に誘導される車両玩具Cがガイド壁51cと摺接すると、車両玩具Cの右車輪が傾斜ガイド溝51eに係合して進入角度が補正される。そして、車両玩具Cは、当該補正された状態でガイド部51dにガイドされて、後端51b,52b側へ駐車路面51a上を移動する。
そして、図8に示すように、車両玩具Cの後面が後端51b,52bに接触すると、車両玩具Cの駐車スペース51への駐車が完了する。
以上説明したように、本実施形態にかかる駐車場玩具1によれば、ユーザが走行路11上の停車スペース12aに車両玩具Cを停車させた状態で、アーム部材移動装置100によりアーム部材20を走行路11に沿って移動させると、当該車両玩具Cはアーム部材20の押圧力によって駐車スペース51,52に向けて移動し、誘導部40により走行路11から逸脱して駐車スペース51,52に導かれる。つまり、本車両玩具Cのユーザは、アーム部材移動装置100を操作して車両玩具Cを停車スペース12aから駐車スペース51,52まで誘導したこととなる。
したがって、本考案は、ユーザ自身の操作により、駐車スペースまで車両玩具を誘導出来る車両玩具といえる。
また、駐車場玩具1において、アーム部材移動装置100は、ハンドル101と、歯車機構120と、歯車機構120の駆動力によって駆動される巻き掛け伝動機構110と、により構成され、アーム部材20は、巻き掛け伝動機構110のベルト111に取り付けられている。そのため、ユーザはハンドル101の簡易な回転操作によって容易に車両玩具Cを駐車スペース51,52に向けて移動させることができる。
また、駐車場玩具1において、ユーザがハンドル101をr2方向に回転操作した場合は、第1遊星歯車134が太陽歯車133の周りをr1方向に公転して第1の歯車列140(第4歯車141)と噛合する。そして、当該第1の歯車列140を介してアーム部材20が停車スペース12a側から駐車スペース51,52側に向けて移動するようにベルト111が動作するので、走行路11上の車両玩具Cを駐車スペース51,52に向けて移動させることが可能となる。一方で、ユーザがハンドル101をr1方向に回転操作した場合は、第2遊星歯車135が太陽歯車133の周りをr2方向に公転して第1歯車121と噛合する。そして、当該第1歯車121及び第2遊星歯車135を介してアーム部材20が駐車スペース51,52側から停車スペース12a側に向けて移動するようにベルト111が動作するので、上記車両玩具Cを駐車スペース51,52に向けて移動させたアーム部材20を元の位置に戻すことが出来る。
そのため、ユーザは、ハンドル101の回転操作を行う方向を切換えるだけで、アーム部材20の移動方向を容易に反転させることが可能となる。
さらに、第1歯車121及び第2遊星歯車135を介してアーム部材20を移動させる速度は、第1の歯車列140を介してアーム部材20を移動させる速度よりも速いため、アーム部材20を瞬時に元の位置に戻すことができる。
また、駐車場玩具1によると、走行路11上の車両玩具Cが走行ガイド13を挟み込むように、当該車両玩具Cの左右の車輪を走行ガイド13のY軸方向端部外側に配置することで、車両玩具Cを走行路11に沿って直線移動させることができる。つまり、走行路11上の車両玩具Cが、アーム部材20より押圧力を受けた際に、駐車スペース51,52に向けて正確に移動させることができる。特に、車両玩具Cが上述した大型トレーラの自動車玩具等であった場合、アーム部材20によって前後方向の一端に押圧力を付与するだけでは左右にブレが生じて直動させることが困難であるため、上記走行ガイド13を設ける意義が大きい。
また、駐車場玩具1において、例えば、誘導部40より進入する車両玩具Cのガイド壁51c,52cに対する進入角度が、ガイド壁51c,52cに摺接させるための適切な角度よりも大きいような場合であっても、上記傾斜ガイド溝51e,52eにガイドされる車両玩具Cの車輪は、下り勾配51f,52fによってガイド部51d,52d側に傾斜することができる。そのため、車両玩具Cが後端51b,52b側へ移動するにつれて、進入角度が上記適切な角度に補正されるので、正確な駐車位置に車両玩具Cを駐車することが出来る。
また、駐車場玩具1において、切換えレバー43,44の切換え操作に連動してガイドレール41,42が昇降する。そのため、ユーザが切換えレバー43,44の切換え操作を行うことで、ガイドレール41,42が盤面1a上に露出した状態と駐車場玩具1内部に収納された状態とを切換えることが出来るので、ユーザの所望する任意の駐車スペースへ車両玩具Cを誘導することが出来る。
なお、本考案は、上記実施形態に限定されることなく、本考案の趣旨を逸脱しない範囲において適宜設計変更等を行っても良い。
例えば、上記実施形態では、車両玩具Cは、キャブを有する大型トレーラ等を模した自動車玩具としたが、乗用車や商用車の自動車玩具、又は、電車の車両を模した玩具等であっても当然よい。
また、上記実施形態では、太陽歯車133の周りを公転する遊星歯車として第1遊星歯車134,第2遊星歯車135の2個を備えた構成としたが、1個であってもよい。具体的には、例えば、第1歯車121と噛合し第6歯車144よりギア比の大きな大歯車と、上記大歯車と噛合する噛合歯車と、を第2の歯車列として配設しておき、遊星歯車がr2方向に公転する際に、当該噛合歯車と噛合する一方で、遊星歯車がr1方向に公転する際に、第4歯車141と噛合するように構成すればよい。この場合、上記実施形態と比べて、遊星歯車を配設する個数が減少するため、歯車機構の構造が簡素化するため、製造コストの低減が図れる。
1 駐車場玩具
10 走行部
11 走行路
12a 停車スペース
13 走行ガイド(凸部)
20 アーム部材
40 誘導部
41,42 ガイドレール
41a,42a 切り欠き部
43,44 切換レバー
45,46 リンク部材
47,48 載置部
47a,48a 傾斜部
50 駐車部
51,52 駐車スペース
51a,52a 駐車路面
51b,52b 後端
51c,52c ガイド壁
51d,52d ガイド部
51e,52e 傾斜ガイド溝
51f,52f 下り勾配
100 アーム部材移動装置
101 ハンドル
111 ベルト(伝動節)
110 巻き掛け伝動機構
120 歯車機構
121 第1歯車(第2の歯車列)
130 遊星部(遊星歯車機構)
133 太陽歯車
134 第1遊星歯車(遊星歯車)
135 第2遊星歯車(遊星歯車,第2の歯車列)
140 第1の歯車列
C 車両玩具

Claims (6)

  1. 車両玩具の走行路の上に設けられた所定の停車スペースと、前記停車スペースから前記走行路に沿って所定距離だけ離れ且つ当該走行路から逸脱した位置に設けられた所定の駐車スペースと、を有する盤面と、
    前記車両玩具の前後方向の一端に当接可能なアーム部材と、
    前記駐車スペースからより離れた方向から前記停車スペース上の車両玩具の前後方向の一端に前記アーム部材を当接させ、当該アーム部材による押圧力によって当該車両玩具を前記駐車スペースに向けて移動させるよう当該アーム部材を前記走行路に沿って移動させる移動操作が可能なアーム部材移動装置と、
    前記アーム部材移動装置によって前記駐車スペースに向けて移動させられる車両玩具が摺接しその摺接によって当該車両玩具を前記走行路から逸脱させて前記駐車スペースに導く誘導部と、
    を備えることを特徴とする駐車場玩具。
  2. 請求項1に記載の駐車場玩具において、
    前記アーム部材移動装置は、
    回転操作可能なハンドルと、
    前記ハンドルの回転操作によって駆動される歯車機構と、
    前記歯車機構の駆動力によって駆動される巻き掛け伝動機構と、を備え、
    前記アーム部材は、前記巻き掛け伝動機構の伝動節に取り付けられていることを特徴とする駐車場玩具。
  3. 請求項2に記載の駐車場玩具において、
    前記歯車機構は、
    前記ハンドルの一方向の回転操作時と他方向の回転操作時によって回転方向が異なる太陽歯車と、
    前記太陽歯車に噛合し、当該太陽歯車の回転により当該太陽歯車の周りを公転する遊星歯車とから構成される遊星歯車機構と、
    前記太陽歯車の周りを一方向に公転する前記遊星歯車と噛合し、当該遊星歯車を前記巻き掛け伝動機構に伝達して、前記アーム部材が前記停止スペース側から前記駐車スペース側に向けて移動するよう前記伝動節を動作させる第1の歯車列と、
    前記太陽歯車の周りを他方向に公転する前記遊星歯車と噛合し、当該遊星歯車の駆動力を前記巻き掛け伝動機構に伝達して、前記アーム部材が前記駐車スペース側から前記停車スペース側に向けて前記第1の歯車列を経由するよりも速い速度で移動するよう前記伝動節を動作させる第2の歯車列と、を備えることを特徴とする駐車場玩具。
  4. 請求項1〜3の何れか1項に記載の駐車場玩具において、
    前記走行路の上面に突設され、前記車両玩具の左右の車輪間より小さな幅からなり、前記走行路に沿って延在し、車両玩具を該走行路に沿って移動させる凸部を部分的に備えることを特徴とする駐車場玩具。
  5. 請求項1〜4の何れか1項に記載の駐車場玩具において、
    前記駐車スペースは、
    上面視矩形の駐車路面と、
    前記駐車路面の側面に設けられ、前記駐車路面上の車両玩具の一方の側面を当接させ、前記駐車路面の後端に向けて車両玩具を摺動案内可能なガイド壁と、
    前記駐車路面の上面に突設され、車両玩具の左右の車輪間より小さな幅からなり、前記駐車路面の前後方向に沿って延在し、該車両玩具を該駐車路面に沿って移動させるガイド部と、
    を備え、
    前記駐車路面における前記ガイド部と前記ガイド壁との間の部分は、断面視で、前記ガイド部からガイド壁に向けて下り勾配を有することを特徴とする駐車場玩具。
  6. 請求項1〜5の何れか1項に記載の駐車場玩具において、
    前記誘導部は、
    前記走行路と前記駐車スペースとを連接し、前記駐車スペースに向けて移動させられる車両玩具の左右方向の側面を摺接させるガイドレールと、
    前後に切換え可能な切換レバーと、
    前記切換レバーの下面に一端が接続され、前記切換レバーの切換え動作に連動して他端を前後動させるリンク部材と、
    前記リンク部材の他端に接続され、前記ガイドレールを載置する載置部と、
    を備え、
    前記ガイドレールの下面は一部に切り欠き部を有し、
    前記載置部は、前記切り欠き部の下方に位置し、上方に向けて傾斜した傾斜部を有し、前記切換レバーの切換え動作に連動して前記傾斜部が前記ガイドレールの下面を摺動して、前記ガイドレールを昇降させることを特徴とする駐車場玩具。
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