JP3156204B2 - ワイヤにすべり力を与える方法と装置 - Google Patents

ワイヤにすべり力を与える方法と装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はワイヤにすべり力を与え
る方法と装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子技術製品を製造するための例えば電
気絶縁した巻き線ワイヤのようなワイヤは、巻き線が製
造される時、容易かつ正確に位置づけることができるよ
うにすぐれたすべり力を有していなければならないこと
は周知の事実である。さらに、ワイヤのそのすべり力は
機械加工中、電気絶縁層を保護する。
【0003】従来、ワイヤにすべり力を与える方法は種
々知られている。潤滑剤として主に、パラフィンが使用
されている。それらのパラフィンは普通、まだ温いワイ
ヤに、ベンジンやその他の有機溶媒の溶液の形でフェル
トでコーティングすることにより塗着される。その溶媒
は蒸発して、あとにはワイヤの表面にパラフィンの薄層
が残る。この塗着方法では、1/2〜1%の割合でパラ
フィンを含む溶液を使用するので、すべり力をワイヤに
伝える操作は溶媒の損が大きく、ひいては経済的な損失
となり、また大気にとって著しく有害となる。
【0004】他の従来の方法では、ベンゼンや他の有機
溶媒とのパラフィン溶液の代わりに、パラフィンの乳液
や分散液が使用される。これは有機溶媒の放出を防ぐ
が、ガーゼやフェルトを使って乳液を計る方法には問題
がある。従って、このような方法は、非常に正確に限定
した量のパラフィンをワイヤの表面に塗着しなければな
らない場合には適しない。さらに、乳液が使用される場
合、さらに乾燥操作が必要となる。
【0005】フェルトを使用することにより潤滑剤をワ
イヤに塗着する従来の全ての方法は、長期間使用した
後、フェルトがワイヤから潤滑剤をこすりとるという欠
点を有しており、そのフェルトがこすり取ったために潤
滑剤が一側にしか塗着されなかったり全く塗着されない
という事実が確認されないことがしばしばである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明のねら
いはワイヤにすべり力を伝える従来の方法の欠点を克服
することであり、特に、できるだけ簡単かつ確実な方法
で溶媒の放出がないような方法を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】潤滑剤でワイヤを被覆す
ることによってワイヤにすべり力を伝える本発明の方法
は、潤滑剤で浸された吸収性撚り材により構成され、ワ
イヤ上に位置する少くとも1個のループを通ってワイヤ
が案内され、その吸収性撚り材がワイヤの供給速度より
低速で基本的に一定速度で送られることを特徴とする。
【0008】ワイヤの供給速度に関して言えば、この速
度はワイヤをプッシュすることによって、より一般的に
はワイヤを引っぱることによって生じさせる。この方法
はまた、平均摩擦値とその変動値が潤滑剤の溶液を使用
した時より低いという点で効果的である。ワイヤのまわ
りに巻かれる吸収性撚り材の材料として、供給時、裂断
しないような強いものが使用される。便宜上、この吸収
性撚り材はヤーンやより糸、又は他の種類の糸であっ
て、それは少くとも1回、普通、数回ワイヤに巻かれ
る。撚り材として特にふさわしいものは、特に吸収性に
すぐれている点で純綿の糸がよいが、その他の吸収性の
ある織物材料も使用できる。ヤーンやより糸は適切に調
節できる引き速度を可能にするほどの強度をもっている
ものが好ましいが、さらに耐断裂性をも十分に有してい
るものがよい。それらのヤーンやより糸は30〜300
kg/kmの重さをもつものが好ましい。
【0009】本発明の方法において、一般に、ヤーンや
より糸のような撚り材をワイヤのまわりに巻きつけて使
用するが、そのワイヤに巻かれるループをもっと密にす
る必要があれば、そのような材料のループを2回以上連
続してワイヤに巻きつけることもできる。潤滑剤として
使用するために、液体又は固形物質が考えられる。固形
潤滑剤はすぐれたすべり効果を与えるので、常温で固形
のものが好ましい。通常はパラフィンであるが、オイ
ル、脂肪、ワックスも使用できる。これらの潤滑剤は全
て、特に、例えばワイヤの表面の湿りを改善するために
潤滑剤を含むテンサイド(界面活性剤)やその他の既知
のフッ素を含む。一例によれば、ふさわしい潤滑剤は、
50〜54℃で溶けるパラフィンを重量比で98部と、
潤滑剤を含む市販のフッ素を重量比で2部とを含むもの
である。
【0010】本発明の方法において、その融点が高く、
結晶し易いために、寒冷時に安定した溶液に処理される
ことができないようなワックスを潤滑剤として使用でき
ることは特に効果的である。例えばビーズワックスやカ
ーナウバワックスのようなワックスは融点が比較的低い
パラフィンの場合より、すべり力を改善する度合いが大
きい。但し、こすり取りの問題がある。
【0011】吸収性撚り材の含浸量はアトランダムに変
化する。含浸させるためヤーンやより糸に含まれる潤滑
剤の量は、ヤーンやより糸の固有重量の約100%であ
る。吸収性撚り材に含まれる潤滑剤の量で、ワイヤに伝
えられる潤滑剤の量を調節できる。一方では、この量は
吸収性撚り材に含まれる潤滑剤の含有量によって支配さ
れるが、他方では、吸収性撚り材をワイヤのまわりに巻
く回数や、ワイヤの送りに対する吸収性撚り材の供給
率、即ち引っぱり率、さらにはワイヤの温度によって支
配される。
【0012】潤滑剤の塗着の場合、ループを通って引っ
ぱられるワイヤによって、含浸撚り材から潤滑剤がこす
り取られることがしばしばある。しかしながら、ワイヤ
が高温で撚り材のループを通って引っぱられる場合、ワ
イヤのその温度で溶けるような潤滑剤を使用するのが好
ましい。この方法で、潤滑剤はワイヤの表面に溶融した
潤滑剤が均等な接着コーティングとして塗着される。ル
ープの領域では、ワイヤの温度は、潤滑剤の溶融温度と
200℃との間であることが好ましい。
【0013】ワイヤの供給速度及び引っぱり速度は、潤
滑剤で浸された撚り材のそれよりずっと高速であるのが
好ましい。撚り材とワイヤの供給比、即ち引っぱり比は
それぞれ1:100〜1:10000の範囲が特に好ま
しい。潤滑剤は厚みが2〜1000mg/m2 、好ましく
は20〜100mg/m2 となるようにワイヤの表面に適
切に塗着される。融点が35〜140℃の潤滑剤が使用
される場合、また、ワイヤが高温で撚り材のループを通
って引っぱられる場合、このような薄い塗着が特に容易
に行われる。一般に、ワイヤは高温で電気絶縁コーティ
ングのようなその事前処理から出てくるので、この温度
を使い、潤滑剤でそのワイヤを直接被覆するのが好都合
である。
【0014】前もって潤滑剤を含浸させた撚り材を使用
するのが好ましい。なぜなら、これはこの装置を最も簡
単かつ確実に構成する方法だからである。しかしなが
ら、溶融潤滑剤、又は液体潤滑剤の浴槽を通って、ワイ
ヤとの接触位置の手前で、撚り材が案内される時、それ
がワイヤと接触する直前に撚り材を浸すこともでき、そ
れから、潤滑剤除去装置を通って案内するようにする。
このように構成した本発明の方法によれば、連続的に螺
旋をなす撚り材が使用され、これは潤滑剤に浸す装置を
通り、ワイヤを通って閉鎖回路を案内される。
【0015】潤滑剤に浸された撚り材はワイヤの送り方
向へ移動するか、或いはその逆方向へ移動する。前者の
方が好ましい。本発明に従った方法は、コーティングの
厚みを確実にするため簡単な構造の装置を使って有毒物
質を放出することなしにすべり力をワイヤに伝えること
を容易にする。本発明の方法の主な効果は、糸の引っぱ
りを調節することによって、すべり力が伝えられるワイ
ヤへ潤滑剤が実際に供給されるかどうかを自動的かつ連
続的にチェックすることができる。従って、この方法は
電気巻き線のワイヤの製造において、完全自動や監督不
在の操作時に特に効果的に使用される。また、糸の引っ
ぱりがもっと強く設定される場合、これは、その前のラ
ッカー処理中にかき乱すほどの荒々しさですべり力が伝
達されたことを示す。そのラッカー処理工程をやり直す
ために適切な信号が使用される。
【0016】本発明の方法を実施する装置はワイヤの供
給手段、即ちワイヤ引っぱり手段と、そのワイヤのまわ
りに巻きつけられ、その上に位置する少くとも1本の撚
り材の供給手段、即ち引っぱり手段とを有し、その供給
率、即ち引っぱり率は、撚り材がワイヤよりゆっくりと
前進するように設定される。撚り材の供給手段、即ち引
っぱり手段は、撚り材の送りを制御された方法で測定
し、その撚り材を調節しながら受入れ、バックウォッシ
ュしないように防ぐ手段であるのが好ましい。
【0017】潤滑剤の強度が低下した後に撚り材を受入
れる装置は、最も簡単な実施例では、適切に駆動され、
その装置を通って撚り材を引っぱる巻きとりスプールで
ある。しかしながら、撚り材は別の手段を使ってこの装
置を通って引っぱられ、それから巻き取りスプールに巻
かれるようにすることもできる。このような巻き取りス
プールの代わりに、吸込み装置を使用し、潤滑剤の強度
が本件装置の端部から減退するような撚り材を吸い込
み、それを蓄積させうるようにすることもできる。
【0018】撚り材をコントロールしながら受入れる装
置として巻き取りスプールを使用する時、スプールのリ
ールは円錐形をなす、即ち、それが一端へ向ってテーパ
ーをなすように設計される。このような巻き取りスプー
ルの場合、そのまわりに巻かれた撚り材はテーパー端へ
向ってすべり降りるので、何ら特別に交差の影響を与え
ることなしに、スプール全体のまわりに撚り材が分配さ
れてコイルが生じる。
【0019】撚り材の送りをコントロールしながら測定
する装置は、設計が種々あって、撚り材のほどき装置に
ブレーキをかける手段で成る。しかしながら、この装置
は撚り材をその装置から均一速度で供給するため互いに
共働する加圧ローラを備えた別個の駆動ローラであるこ
とが好ましい。撚り材はそれが供給装置と巻き取り装置
との間で基本的には緊張するように伸長し、しかも基本
的には同一速度でその装置へ送られかつそこから引っぱ
られるようにするのが重要である。
【0020】この目的を達成する好ましい手段は、撚り
材の速度を測定する装置と、その撚り材をコントロール
しながら受入れる装置とが同期モータによって、即ち同
一モータによって駆動されるスプールであることで成
る。これら2個のスプールの同期作用は、2個のスプー
ルの回転軸、即ち両軸を接続する駆動ベルトによって適
切に行われる。この駆動ベルトは例えば、そのスプール
の軸上に位置するベルトプーリをまわって伸長する。
【0021】ワイヤにかかる潤滑剤の量を変化させるた
めに、駆動ローラを取り替えることができるように備え
ることができる。駆動ローラの直径が大きい場合、1回
転当り撚り材が多量に供給されるので、ワイヤの単位長
さ当り潤滑剤が多く付着される。撚り材を微細にコント
ロールし、その破断を防ぐために、撚り材によって受入
れられる量に対する測定量の比は補償手段の使用によっ
てコントロールされる。同期モータが使用され、駆動ベ
ルトが巻き取りスプールを駆動する場合、駆動ベルトに
引っぱりがかけられるように、又は駆動ベルトがそれに
よって係止されるように補償手段が配置される。撚り材
の引っぱり応力が増大し、例えば、撚り材が破断される
危険がある場合、補償手段が駆動ベルトを係止させ、す
べりを増すので、撚り材の増大した引っぱり応力が補償
される。それから引っぱり応力が減少する場合、補償手
段が駆動ベルトを締めつけ、かくして、そのすべりが低
下し、撚り材の引っぱり応力が増大する。
【0022】本発明の装置の好ましい実施例によれば、
それは撚り材のためのブレーキのかかった、即ちコント
ロールされたほどき手段と、2個の方向変換ローラと、
受動巻き取り手段とを有し、その方向変換ローラは、撚
り材が2個の方向変換ローラ間で少くとも1個のループ
の形をしてワイヤを包囲するような方法ですべり力が伝
えられるワイヤに関して配置される。
【0023】また、補助ローラをその装置に配置し、そ
れが逆回転方向へ少くとも2回、ワイヤに巻かれる撚り
材の方向を変化させるようにするのが好ましい。また、
ワイヤの供給手段、即ちワイヤの引っぱり手段が方向変
換ローラ間の区域でワイヤに直線運動を伝えるようにす
る。ワイヤの供給率及びまたは撚り材をコントロールす
る装置が備わっている。巻き取りスプールは一定の巻き
取り牽引力でうまく駆動される。ほどきスプール、又は
その下流に配置された手段はコイル巻きに対する或る抵
抗を、及びまたは特定のほどき速度を有する。
【0024】撚り材の破断を防ぐために、補償手段につ
いて記載した。その代わりに、撚り材の破断へ至る好ま
しくない高引っぱり応力を補償するような第2モータを
備えることもできる。本発明の装置の操作中に注意を怠
たれば、ワイヤの一部が潤滑剤で不十分に被覆された
り、全く被覆されないといったような誤機能が生じるの
で、その装置に特定のチェック手段を備えるのが好まし
い。これは、好ましくは、撚り材のため2つの末端位置
へ動かされる方向変換手段で成り、その方向変換手段は
撚り糸により第1末端位置へ引っぱられ、そして初期応
力により第2末端位置へ動かされ、そこで、撚り材が第
2末端位置にある時、信号トランスミッター装置が信号
を出す。そのような装置は、次のような時に信号を出
す。即ち、撚り材が破断した時、オペレータが新撚り材
の挿入を忘れた時、撚り材の引っぱりが弱すぎる時、駆
動モータが故障している時、或いは撚り材の供給スプー
ルが一端にある時である。この方向変換手段は撚り材の
両方向変換ローラ間で、ワイヤの近くに配置される。こ
の方向変換手段は糸がかけられるローラか或いはマンド
レルである。その方向変換手段は軸のまわりをピボット
回転し、ばねによってプレストレスがかけられるレバー
腕に配置するのがよい。その方向変換手段はそれが第1
末端位置において電気接触子を閉じるように設計され、
この接触子は開放時、信号をトリッガーする。
【0025】このような装置では、通常の状態で、撚り
材は方向変換手段を電気接触子へ向ってばねの引っぱり
に逆って引っぱる。それから、糸の引っぱりが低下又は
停止する場合、方向変換手段はばね力によって電気接触
子から第2末端位置へ持ち上げられ、そこで可視信号又
は可聴信号が出される。実際上、より多くのワイヤはワ
イヤラッカーで被覆するのが通例であり、これらのワイ
ヤは比較的近距離にあるラッカリング設備から出てい
く。潤滑剤塗着手段が直接、接続されねばならない場
合、ラッカリング設備を離れていく各ワイヤに対してそ
のような塗着手段を1個づつ備えなければならない。こ
うすると、必要とされるスペース要件に問題が生じる。
なぜなら、塗着手段は普通、ラッカリング設備を出る両
ワイヤ間の距離より広いからである。この問題を克服す
るために、本発明の装置において、撚り材の方向変換ロ
ーラはこの装置にピボット状に取付けられる舌片部分に
取付けられるのがよい。この舌片部分は水平及びまたは
垂直方向へピボット回転する、即ち移動可能である。か
くして、潤滑剤被覆装置を通過する平行ワイヤ間の距離
を短縮するためにピボット運動が生じる。
【0026】
【実施例】図1において、ワイヤは潤滑剤にひたされた
撚り材 (ヤーン又はより糸) 2の4個のループ5を通っ
てローラ10,11上を右から左へ直線状に引っぱり手
段(図示せず) から矢印の方向へ引っぱられる。撚り材
2はコイル巻きに特定の抵抗を与えるブレーキのかかっ
たくり出し手段からほどかれる。即ち、それは引っぱり
測定手段4を通り、方向変換ローラ6を通り、ワイヤ1
のまわりにコイル状に巻かれ、方向変換ローラ7へ、そ
れから受動巻きとり手段8へ案内される。
【0027】図2の実施例は、方向変換ローラ6と7と
の間にさらに補助ローラ9を有する点で図1の実施例と
は異る。補助ローラ9は、撚り材2をワイヤのまわりで
逆回転方向へ巻きつけることができる。図3〜6に示す
装置は下記の方法で設計される。これらの図面で、図
1,2と同一働きの部品にはそれと同一符号をつけて示
す。
【0028】下方への垂下キャリヤ13と、そのキャリ
ヤにピボット状に取付けられた舌片部分27とを有する
ハウジング14はコンソール12に配設される。潤滑剤
を含浸させた糸2の供給スプール即ちくり出しスプール
3はコンソール12に回転自在に取付けられる。糸2は
その糸の方向を変えるため軸15をまわり、方向変換ロ
ーラ39,16を通り、ガイドローラ17、駆動ローラ
18のまわりを3回まわって送られる。そこで加圧ロー
ラ19が駆動ローラ18のまわりに2回巻かれた糸を押
える。この糸は駆動ローラ18から方向変換ローラ2
2,6,7,28,26,23,25をまわって巻き取
りスプール8へ送られる。このスプール8は左へ円錐状
にテーパーをなしたリール31を有する。方向変換ロー
ラ6と7との間の区域では、糸2がワイヤ支持ローラ1
1,10のまわりを同一方向へ案内されるワイヤ1のま
わりに巻かれ、その糸は方向変換ローラ6と7との間の
ほぼ中心を方向変換マンドレル29を通って送られる。
そのマンドレルの機能については後述する。
【0029】舌片部分27は例えば水平方向へ180°
垂直方向へ15°というように水平方向と垂直方向へピ
ボット回転する。垂直方向のピボット動きは、スロット
内に固定ねじ30を使って行われる。図4から分るよう
に、ハウジング14は変換可能な駆動ローラ18を軸4
7によって駆動する同期モータ32を有する。前記駆動
ローラは糸の供給を測定する。軸47にはベルトプーリ
ー33が取付けられ、そこにはベルト48がかかってお
り、このベルトは方向変換ローラ36をまわって巻きと
りスプール8の軸46に取付けられたベルトプーリー3
4にかかる。このベルト48は駆動ローラ18の糸測定
速度と同じ糸離脱速度を同期モータ32により巻取りス
プールへ伝達する。ベルトの引っぱりを調整するためね
じ21が調整される。
【0030】糸の好ましくないほどの強い引っぱりを補
償するために、補償手段24が使用され、これはばね3
5によりその通常位置でプレストレスがかけられてい
る。ばねの引っぱりを調整するために調整ねじ20が使
用される。糸の引っぱりが大き過ぎる場合、補償手段の
端部が方向変換ローラ25のもとで引っぱられる。補償
手段24のレバー腕はばね35による引っぱりに逆って
駆動ベルト48の方向変換ローラを引っぱるので、駆動
ベルト48のすべりが増し、ばねの過度の引っぱりが補
償される。
【0031】特に図6から分かるように、舌片部分27
の区域にある方向変換マンドレル29は回転軸41のま
わりでピボット回転するマンドレルレバー40に固定さ
れる。このマンドレルレバー40はばね42により上方
向へプレストレスがかけられている。このプレストレス
は調整ねじ45の使用により調整される。マンドレルレ
バー40をピボット回転させることにより、スロット4
6内にある方向変換マンドレル29を図6に示す末端位
置から上端位置へ移動させることができる。図6に示す
底端位置では、マンドレルレバー40はマイクロスイッ
チ44の駆動レバー43上に配置され、その電流を閉じ
る。この底端位置は糸が図3に示すように、方向変換マ
ンドレルを通過する場合、それが通常の操作位置で糸2
により矢印50の方向へ引っぱられる時、方向変換マン
ドレル29がとる位置である。糸が破断する場合、又は
糸の引っぱりが弱すぎる場合、方向変換マンドレル29
はばね42の力のもとで矢印51の方向へスロット内を
押し上げられる。この場合、電気接触が中断され、これ
は例えば図5の信号灯37又は38の形で可視信号をト
リッガーする。
【0032】実例1 表面温度が200℃のラッカリング及びドライイング装
置の下流でラッカリッグ設備から、直径0.3mmで40μ
m Esterimidのラッカリングを有する電気巻き線ワイヤ
が出てくる。オーブンの排出端から4m離れたくり出し
手段の前方で、そのワイヤはまだ60℃の表面温度を有
する。このワイヤは毎分100mの速度でくり出され
る。図面に従って説明した糸引っぱり手段は、毎分0.1
mのくり出し速度で潤滑剤に浸された糸をくり出すため
に使用される。その巻き線ワイヤはそのワイヤがくり出
される方向と反対方向へ撚り材により4回巻かれてい
る。その糸の引っぱりは10gに設定される。その糸は
綿の撚り糸であって、その強度は40g/km (40tex)
で潤滑剤の含有量は、35〜45g/kmである。潤滑剤
は50〜54℃のパラフィン98%と、潤滑剤2% (F
C170) とで成る。撚り糸は潤滑剤により浸され、冷
やされ、そして巻きとられた。その際、ゴムノズルを用
いて浸し、潤滑剤の除去を行った。
【0033】糸引っぱり装置はワイヤくり出し手段の前
方0.5mの所に設置される。ワイヤはそこで、パラフィ
ン溶液で処理されたワイヤに対応するすべり力を有す
る。 実例2 表面温度が200℃のラッカリング及びドライイング装
置の下流のラッカリング及びドライイング設備から、直
径が0.58mmで、40μmの Esterimidラッカリングを
有する電気巻き線ワイヤが出る。オーブンの排出部から
4m離れたくり出し手段の上流で、ワイヤはまだ60℃
の表面温度を有している。このワイヤは毎分50mの比
率でくり出される。図面に関連して説明した糸引っぱり
装置を使って、潤滑剤に浸され、4回巻かれたワイヤ
は、巻き線ワイヤがくり出される方向へ毎分0.063m
のくり出し速度で連続的にくり出される。この糸の引っ
ぱりは50gに設定される。この糸は撚り糸であって、
45g/km (45tex)の強度と、75g/kmの潤滑剤含
有量を有する。使用する潤滑剤はビーズワックスであ
る。その撚り糸は潤滑剤に浸され、冷やされ、巻きとら
れた。その際、ゴムノズルを使って浸され、潤滑剤が除
去された。
【0034】糸くり出し手段は、乾燥オーブンからの出
口の後方2mに設置された。そこでワイヤはパラフィン
溶液によって処理されたワイヤに対応するすべり力を有
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の方法の第1実施例を示す概略図であ
る。
【図2】本発明の方法の第2実施例を示す概略図であ
る。
【図3】本発明の装置の一実施例を示す側面図である。
【図4】図3に示す装置の上方駆動部分の縦断面図であ
る。
【図5】図4に示す装置部分の平面図である。
【図6】図3に示す装置の舌片部分の拡大中心断面図で
ある。
【符号の説明】
1 ワイヤ 2 撚り糸 3 供給手段 4 引っぱり測定手
段 5 撚り糸のループ 6, 7, 22, 23, 25, 26, 28 方向変換ロー
ラ 8 巻きとり手段 9 補助ローラ 12 コンソール 13 キャリヤ 14 ハウジング 15 軸 16, 39 方向変換ローラ 17 ガイドローラ 18 駆動ローラ 19 加圧ローラ 20 調整ねじ 21 ねじ 24 補償手段 29 方向変換マン
ドレル 30 固定ねじ 32 同期モータ 33,34 ベルトプーリー 35 ばね 36 方向変換ローラ 37,38 信号灯 40 マンドレルレバー 41 回転軸 42 ばね 43 駆動レバー 44 マイクロスイッチ 45 調整ねじ 46 スロット 47 軸 48 ベルト 50,51 矢印
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−140733(JP,A) 特開 平2−68352(JP,A) 米国特許4545323(US,A) 米国特許4385435(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) D07B 1/00 - 9/00 D06B 1/00 - 23/30 D02J 3/18

Claims (31)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 潤滑剤に浸された少なくとも1本の撚り
    材によって形成された、ワイヤ上に位置する少なくとも
    1個のループを通ってワイヤが案内され、前記撚り材は
    ワイヤの送り速度より低速の基本的に一定した速度で前
    進することを特徴とする、固形又は液状潤滑剤でワイヤ
    を被覆することによってワイヤにすべり力を与える方
    法。
  2. 【請求項2】 ヤーンや撚り糸、好ましくは綿を吸収性
    撚り材として使用することを特徴とする、請求項1に記
    載の方法。
  3. 【請求項3】 使用する潤滑剤はパラフィン、ワック
    ス、オイル、及びまたは脂肪であることを特徴とする、
    請求項1又は2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 ワイヤは高温で撚り材を通って引き抜か
    れ固形潤滑剤はそのワイヤ温度で溶けるものを使用する
    ことを特徴とする、請求項1〜3のどれかに記載の方
    法。
  5. 【請求項5】 ワイヤに対する撚り材の供給比、即ち引
    抜き比は1:100〜1:10000に設定されること
    を特徴とする、請求項1〜4のどれかに記載の方法。
  6. 【請求項6】 固定潤滑剤は35〜140℃の融点をも
    つものが使用されることを特徴とする、請求項1〜5の
    どれかに記載の方法。
  7. 【請求項7】 潤滑剤は界面活性剤、好ましくは潤滑剤
    を含むフッ素を混合したものが使用されることを特徴と
    する、請求項1〜6のどれかに記載の方法。
  8. 【請求項8】 塗着される潤滑剤の量は、撚り材及び又
    はワイヤの供給速度又は引っぱり速度によってさらに、
    撚り材の潤滑剤の含有量によってコントロールされるこ
    とを特徴とする、請求項1〜7のどれかに記載の方法。
  9. 【請求項9】 ワイヤの表面積の1m2に対し潤滑剤を
    2〜1000mg、好ましくは20〜100mg塗着するこ
    とを特徴とする、請求項1〜8のどれかに記載の方法。
  10. 【請求項10】 撚り材は潤滑剤が前もって別に浸され
    ているものが使用されることを特徴とする、請求項1〜
    9のどれかに記載の方法。
  11. 【請求項11】 撚り材はワイヤと接触するほとんど直
    前に潤滑剤に浸されることを特徴とする、請求項1〜9
    どれかに記載の方法。
  12. 【請求項12】 撚り材は前記潤滑剤の通路を通って送
    られることによって液状又は溶融潤滑剤で浸されること
    を特徴とする、請求項11に記載の方法。
  13. 【請求項13】 連続的に螺旋をなす撚り材が使用さ
    れ、その撚り材は潤滑剤浸漬装置を通り、ワイヤを通っ
    て閉鎖回路を案内されることを特徴とする、請求項12
    に記載の方法。
  14. 【請求項14】 撚り材はワイヤのまわりを同一方向
    へ、又は逆回転方向へ1回以上巻かれることを特徴とす
    る、請求項1〜13のどれかに記載の方法。
  15. 【請求項15】 隣接ループの位置のワイヤ温度は潤滑
    剤の溶融温度と200℃との間の値に設定されることを
    特徴とする、請求項1〜14のうちの1つに記載の方
    法。
  16. 【請求項16】 ワイヤ(1)の供給手段又は引っぱり
    手段と、ワイヤのまわりに巻かれる少なくとも1本の撚
    り材(2)の供給手段、又は引っぱり手段(3,6,
    7,8)とを特徴とする、請求項1〜15のどれかに記
    載の方法を実施する装置。
  17. 【請求項17】 撚り材(2)の供給手段、又は引っぱ
    り手段は逆流を防ぎ、撚り材を制御状態で受入れ、撚り
    材の供給をコントロール状態で測定する装置を有するこ
    とを特徴とする、請求項16に記載の装置。
  18. 【請求項18】 撚り材(2)を制御状態で受入れる装
    置は巻き取りスプール(8)であることを特徴とする、
    請求項17に記載の装置。
  19. 【請求項19】 撚り材(2)を制御状態で受入れる装
    置は吸込み装置であることを特徴とする、請求項17に
    記載の装置。
  20. 【請求項20】 撚り材(2)の送りを制御状態で測定
    する装置と、撚り材を制御状態で受入れる装置とは同期
    モータ(32)によって駆動されるスプール(18,
    8)であることを特徴とする、請求項17又は18に記
    載の装置。
  21. 【請求項21】 2個のスプール(8,18)の同期作
    用はその2個のスプールの回転軸(46,47)を接続
    する駆動ベルト(48)によって行われることを特徴と
    する、請求項20に記載の装置。
  22. 【請求項22】 撚り材(2)の巻取り装置(8)の回
    転速度に対する測定装置(3)の回転速度の比を制御す
    る補償手段(24)を特徴とする、請求項7〜21の1
    つに記載の装置。
  23. 【請求項23】 補償手段(24)は駆動ベルト(4
    8)を締めつける、即ち係止とすることを特徴とする、
    請求項21,22のうちの1つに記載の装置。
  24. 【請求項24】 撚り材のために、この装置はブレーキ
    がかけられた、即ちコントロールされたくり出し手段
    (3)と、2個の方向転換ローラ(6,7)と、受動式
    巻き取り装置(8)とを有し、前記方向転換ローラは、
    撚り材が2個の方向転換ローラ間で少なくとも1個のル
    ープ(5)の形でワイヤ(1)に巻かれるような方法
    で、すべり力が伝えられるワイヤ(1)に対して配置さ
    れることを特徴とする、請求項16〜23の1つに記載
    の装置。
  25. 【請求項25】 補助ローラ(9)はそれが、ワイヤ
    (1)のまわりに少なくとも2回、単に逆回転方向へ巻
    かれた撚り材(2)の方向を変換させるような具合に配
    設されていることを特徴とする、請求項24に記載の装
    置。
  26. 【請求項26】 ワイヤ(1)の供給装置、又は引っぱ
    り装置は方向転換ローラ(6,7)間の区域で前記ワイ
    ヤに直線運動を伝達することを特徴とする、請求項16
    〜25のどれかに記載の装置。
  27. 【請求項27】 撚り材(2)のために2つの末端装置
    へ移動可能な方向変換手段(29)をさらに有し、この
    方向変換手段は撚り材により第1末端位置へ引っぱら
    れ、プレストレスにより第2末端位置へ動かされる事
    と、前記撚り材が第2末端位置にある時、信号を出す信
    号トランスミッター装置(44)をさらに有することを
    特徴とする、請求項16〜26のうちの1つに記載の装
    置。
  28. 【請求項28】 方向変換手段(29)は、軸(41)
    のまわりでピボット回転するレバー腕(40)に配設さ
    れ、このレバー腕(40)はばね(42)によりプレス
    トレスがかけられていることを特徴とする、請求項27
    に記載の装置。
  29. 【請求項29】 方向変換手段(29)は第1末端位置
    にあるとき電気接触子を閉じ、これが開く時に信号を発
    することを特徴とする、請求項27,28のうちの1項
    に記載の装置。
  30. 【請求項30】 方向変換ローラ(6,7)は装置に蝶
    番接続した舌片部分(27)に取付けられ、前記舌片は
    水平方向及びまたは垂直方向にヒポット回転及びまたは
    転位可能であることを特徴とする、請求項24〜29の
    1つに記載の装置。
  31. 【請求項31】 受動巻取り手段(8)は一端に向かっ
    てテーパーをなすリール(31)を備えた巻取りスプー
    ルであることを特徴とする、請求項24〜30の1つに
    記載の装置。
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