JP3155986B2 - 通信回線の伝送誤り検出方法 - Google Patents

通信回線の伝送誤り検出方法

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JP3155986B2
JP3155986B2 JP34397891A JP34397891A JP3155986B2 JP 3155986 B2 JP3155986 B2 JP 3155986B2 JP 34397891 A JP34397891 A JP 34397891A JP 34397891 A JP34397891 A JP 34397891A JP 3155986 B2 JP3155986 B2 JP 3155986B2
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隆一 金子
晃也 杉山
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は通信回線の伝送誤り検出
方法に関する。具体的には、通信回線上の2地点におけ
るデータを比較することによりデータの伝送誤りを検出
する方法において、伝送路上の障害発生の有無や障害の
発生箇所を容易かつ迅速に検出することができる通信回
線の伝送誤り検出方法を提供せんとするものである。
【0002】
【従来の技術】通信回線を用いたデータ伝送において、
データが正しく送られているか否か、あるいはいずれの
箇所で障害が発生しているのかを検出しようとする場合
には、たとえば、通信回線上のデータを取込むための回
線測定器を2地点に設置し、この2地点を通過するデー
タを比較することにより、障害発生の有無や障害の発生
箇所を検出している。
【0003】その場合、2台の回線測定器が近接した2
地点にそれぞれ設置されているときには、双方の回線測
定器のモニタ画面を並べて観察してデータの伝送誤りを
検出していた。すなわち、一方の地点を通過したデータ
が、他方の地点を正しく通過したことを確認したうえ
で、その後に連続するデータが正しく送られているか否
かを、操作者が回線測定器のモニタ画面を観察して比較
することにより判断していた。
【0004】他方、2台の回線測定器が遠く隔たった2
地点にそれぞれ設置されているために、双方の回線測定
器のモニタ画面を並べて観察することができないとき
は、2地点を通過する通信回線上のデータを所定時間収
録しておき、後にその収録されたデータを再生して比較
することにより、障害の有無や障害箇所を検出してい
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、2台の
回線測定器のモニタ画面を並べて観察する方法では、表
示データのうちどれが比較するデータの先頭部分(頭出
し部分)であるかを操作者が判断するとともに、2地点
においてそれぞれ取込まれたデータを操作者自身が比較
しなければならないために、操作者に大きな負担がかか
るという解決すべき課題があった。
【0006】また、遠く隔てて設置された2台の回線測
定器により2地点を通過するデータをそれぞれ収録して
おいて、後にその収録データを比較する方法によると、
その比較作業がリアルタイムで行われないために、障害
に対する対策が遅れてしまうという未解決の課題があっ
た。
【0007】
【課題を解決するための手段】このような解決課題に照
らし、本発明はなされたものである。そのために、本発
明では通信回線の2地点A,Bにおいて取込まれたデー
タを公衆回線を介してデータを比較するための比較測定
装置まで転送する。比較測定装置では、地点Aにおける
所定の長さの連続したデータと一致するデータが地点B
におけるデータのうちに現われるか否かを所定時間検索
し、所定時間内に一致するデータ、すなわち頭出しデー
を検索することができたときは、その後に続く地点A
および地点Bにおけるデータを所定の比較単位(たとえ
ば、1オクテット)ずつ比較する。所定時間内に一致す
るデータを検索(頭出し)することができないときは、
地点Bにおける所定の長さの連続したデータと一致する
データが地点Aにおけるデータのうちに現われるか否か
を所定時間検索し、所定時間内に一致するデータを検索
(頭出し)することができたときは、その後に続く2地
点A,Bにおけるデータを所定の比較単位ずつ比較する
ようにした。
【0008】
【作用】このような手段を用いたことにより、2台の回
線測定器のモニタ画面を操作者が観察しながら障害発生
の有無や障害の発生箇所を判断する必要がなくなるとと
もに、2台の回線測定器が遠く隔てて設置されている場
合であっても、障害の発生をリアルタイムで検出できる
ようになった。
【0009】
【実施例】本発明の一実施例の構成を図1に示し説明す
る。ここで、図1は本実施例の構成概念を示すものであ
り、地点Aおよび地点Bにおいて、データ通信を行う通
信回線である被測定回線70上のデータを取込むための
各回線測定器50A,50Bが、それぞれ回線インタフ
ェース60A,60Bを介して被測定回線70に接続さ
れている。各回線測定器50A,50Bは、図2に示す
ように、回線測定器50A全体を制御するCPU(中央
処理装置)51A,動作プログラムを格納したROM
(リード・オンリ・メモリ)52Aおよび動作上必要な
データを格納するRAM(ランダム・アクセス・メモ
リ)53Aにより構成され、外部からのリモート・コン
トロールが可能となっている(図2では、説明の簡単の
ために地点Aの回線測定器50Aの構成のみを図示し
た)。
【0010】図1において、各回線測定器50A,50
Bは、それぞれ各モデム40A,40Bを介して各公衆
回線30A,30Bと接続される。また、地点Cにおけ
る各公衆回線30A,30Bには、各回線測定器50
A,50Bにより取込まれた各データを比較するための
比較測定装置10が各モデム20A,20Bを介して接
続される。この比較測定装置10は、図3に示すよう
に、比較測定装置10全体を制御するCPU11,動作
プログラムを格納したROM12,動作上必要なデータ
を格納するRAM13,操作者の指示を与えるキー・ボ
ード14およびデータの比較結果を表示するディスプレ
イ15により構成されており、各公衆回線30A,30
Bを介して各回線測定器50A,50Bをリモート・コ
ントロールすることができる。
【0011】そこで、地点Aおよび地点Bからの各デー
タを比較する場合の動作を説明する。図1において、比
較測定装置10は、各回線測定器50A,50Bに対し
て、地点Aおよび地点Bにおける各データの転送を要求
する。この要求を各回線測定器50A,50Bが受ける
と、地点Aおよび地点Bにおける各データが取込まれ
て、地点Cの比較測定装置10に順次転送される。
【0012】図4は、地点Aおよび地点Bにおいて取込
まれた各データが、地点Cに設置された比較測定装置1
0に転送される様子を示している。被測定回線70上を
伝送されるデータABC…は、図示するように、地点A
から比較測定器10が設置されている地点Cに至る経路
と、地点Aから地点Bを経由して地点Cに至る経路の双
方を通って比較測定装置10に転送される。ここで、図
4では、地点Aから地点Bを経由して地点Cに至る経路
の方が、地点Aから地点Cに至る経路よりも長いものと
して図示している。したがって、地点Bより取込まれた
データは、地点Aより取込まれたデータに対して伝送遅
延時間Td を有する。
【0013】地点Aおよび地点Bよりそれぞれ取込まれ
た各データを比較測定装置10が受信すると、図5に示
すように、地点Aより取込まれたデータは、比較測定装
置10に含まれたRAM13(図3)の一部を用いたバ
ッファ・メモリ16aに、地点Bより取込まれたデータ
は、バッファ・メモリ16bにそれぞれ順次格納され
る。地点Aおよび地点Bより取込まれた各データが各バ
ッファ・メモリ16a,16bに格納されると、そこで
各データを読出して比較することによりデータが正しく
送られているか否かを確認する。ここで、各バッファ・
メモリ16a,16bにおけるデータの格納および読出
しは、データの格納位置を指示する入れポインタと、デ
ータの読出し位置を指示する出しポインタにより管理さ
れる。すなわち、比較測定装置10(図1)が地点Aお
よび地点Bより取込まれた各データを受信するごとに、
各バッファ・メモリ16a,16bにおいて入れポイン
タが指示する位置にデータを格納し、入れポインタに1
ずつ加算する。各バッファ・メモリ16a,16bより
データを読出すときは、出しポインタが指示する位置に
格納されているデータを読出し、読出すごとに出しポイ
ンタに1ずつ加算する。入れポインタの値と出しポイン
タの値が等しいときは、比較測定装置10では何らデー
タを受信していないことになる。
【0014】図5では、入れポインタが指示している位
置にはデータはまだ格納されていないが、この位置にデ
ータが格納されると、入れポインタに1が加算されて、
入れポインタは図面上で1つ下方のデータの格納位置を
指示する。すなわち、インクリメントされる。そのイン
クリメントされた1つ下方のデータの格納位置から各デ
ータA〜Fが格納されるとすると、図示するように入れ
ポインタのインクリメント方向に各データA〜Fが順次
格納されることになる。
【0015】そこで、データが地点Aから地点Bに正し
く伝送されているか否かは、つぎのようにして確認す
る。すなわち、まず、地点Aからのデータが先に比較測
定装置10(図1,図4)に転送されているものと仮定
して、地点Aからのデータを格納しているバッファ・メ
モリ16aより読出された所定の長さの連続したデータ
(たとえば、データA〜F)が、地点Bからのデータを
格納しているバッファ・メモリ16bより読出されたデ
ータにおいて現われるか否かを、たとえば3秒間双方の
データを比較することにより検索する。図5に示した例
では、バッファ・メモリ16aより読出されたデータA
〜Fは、バッファ・メモリ16bより読出されたa〜z
のうち、たとえばデータa〜mと比較すると一致しな
い。しかし、データa〜zの後位に格納されたデータA
〜Fとは一致している。
【0016】このようにして、バッファ・メモリ16a
より読出されたデータA〜Fと一致するデータが、バッ
ファ・メモリ16bより読出されたデータのうちに現わ
れれば、各バッファ・メモリ16a,16bに格納され
た各データの先頭部分の検出すなわち頭出しが行われた
ことになるので、その後は先頭部分(頭出し部分)に続
くデータを、たとえば1オクテット(=1バイト)ずつ
を単位として比較する。
【0017】バッファ・メモリ16aより読出されたデ
ータA〜Fと一致するデータが、バッファ・メモリ16
bより読出されたデータのうちに現われない場合は、つ
ぎにB地点からのデータが比較測定装置10に先に転送
されているものとしてデータの比較を行う。すなわち、
バッファ・メモリ16bより読出された所定の長さの連
続したデータと一致するデータが、バッファ・メモリ1
6aより読出されたデータのうちに現われるか否かを検
出する。この場合においても、データが一致する部分を
検出できないときは、頭出し不能として比較測定装置1
0のディスプレイ15(図3)に表示することにより操
作者に知らせる。
【0018】以上の説明におけるデータの比較に用いる
連続したデータの長さは、図6に示すように、B地点か
らのデータの伝送遅延時間Td 分の長さ(a〜e)に1
を加算した値とすればよい。すなわち、被測定回線70
(図1)の伝送速度を19.2キロビット/秒として、
衛星回線の遅延時間(0.3秒)を考慮すれば、 19.2×103 ×0.3÷8 = 720 (オクテット) に頭出しのための1を加算した721オクテットを使用
する。
【0019】すなわち、最初に地点Aからのデータが先
に比較測定装置10(図1)に転送されているものとし
て、バッファ・メモリ16aより読出されたデータと、
バッファ・メモリ16bより読出されたデータとが72
1オクテット一致する箇所を3秒間かけて比較して探
す。3秒経過しても一致する箇所がないときは、地点B
からのデータが先に比較測定装置10に転送されている
ものとして、同様にして3秒間比較を行う。ここでも3
秒間経過して一致する箇所がないときは、頭出し不能と
してその旨を比較測定装置10のディスプレイ15(図
3)に表示する。そこで、再びキー・ボード14のキー
を押すことにより、地点Aおよび地点Bにおける各デー
タの比較が開始される。
【0020】図7ないし図12は、以上の実施例におけ
る比較測定装置10(図1)の制御動作の流れを示すフ
ローチャートである。図7において、比較測定装置10
(図1)が動作を開始すると、各バッファ・メモリ16
a,16b(図5)における地点Aおよび地点Bのデー
タの格納位置を指示する入れポインタとデータの読出し
位置を指示する出しポインタを、各バッファ・メモリ1
6a,16bの先頭を指すようにする(S101)。そ
こで、比較測定装置10は地点Aの回線測定器50Aに
対して被測定回線70より取込んだデータの転送を要求
し(S102)、地点Bの回線測定器50Bに対して被
測定回線70より取込んだデータの転送を要求する(S
103)。ついで、タイマの初期設定をする(S10
4)。
【0021】そこで、比較測定装置10において地点A
からのデータを受信したか否かが問われ(S105,図
8)、受信していなければ(S105N)、3秒経過し
たか否か問われる(S106)。3秒経過していなけれ
ば(S106N)、ステップS105からの作業を繰返
し、3秒経過していれば(S106Y)、ステップS1
20に移行する。
【0022】ステップS105において、地点Aからの
データを受信していれば(S105Y)、地点Bからの
データを受信したか否かが問われる(S107)。受信
していれば(S107Y)、地点Aからのデータと地点
Bからのデータとが一致するか否かが問われる(S10
8)。双方のデータが一致していなければ(S108
N)、3秒経過したか否かが問われ(S109)、経過
していなければ(S109N)、ステップS107から
の作業を繰返し、経過していれば(S109Y)、ステ
ップS120に移行する。ステップS107において、
地点Bからのデータを受信していなければ(S107
N)、ステップS109に移行する。
【0023】ステップS108において、地点Aからの
データと地点Bからのデータとが一致していれば(S1
08Y)、地点Aからのつぎのデータを受信したか否か
が問われる(S110)。受信していなければ(S11
0N)、3秒経過したか否かが問われ(S111)、経
過していなければ(S111N)、ステップS110か
らの作業を繰返し、経過していれば(S111Y)、ス
テップS120に移行する。
【0024】ステップS110において、地点Aからの
つぎのデータを受信していれば(S110Y)、地点B
からのつぎのデータを受信したか否かが問われる(S1
12,図9)。受信していなければ(S112N)、3
秒経過したか否かが問われ(S113)、経過していな
ければ(S113N)、ステップS112からの作業を
繰返し、3秒経過していれば(S113Y)、ステップ
S120に移行する。
【0025】ステップS112において、地点Bからの
データを受信していれば(S112Y)、地点Aからの
データと地点Bからのデータが一致するか否かが問われ
る(S114)。一致していなければ(S114N)、
地点Aからのデータを格納するバッファ・メモリ16a
の出しポインタがバッファ・メモリ16aの先頭を指す
ようにして(S115)、ステップS105からの作業
を繰返す。
【0026】ステップS114において、地点Aからの
データと地点Bからのデータとが一致していれば(S1
14Y)、双方のデータが1回1オクテットずつ比較し
て721回すなわち721オクテット一致するか否かが
問われ(S116)、一致していなければ(S116
N)、ステップS110からの作業を繰返す。721オ
クテット一致していれば(S116Y)、地点Aからの
さらにつぎのデータを受信したか否かが問われる(S1
17)。受信していなければ(S117N)、地点Aか
らのデータの受信を待つ。地点Aからのデータを受信し
ていれば(S117Y)、地点Bからのデータを受信し
たか否かが問われ(S118)、受信していなければ
(S118N)、地点Bからのデータの受信を待つ。地
点Bからのデータを受信していれば(S118Y)、地
点Aからのデータと地点Bからのデータとが一致するか
否かが問われ(S119)、一致していれば(S119
Y)、ステップS117からの作業を繰返し、一致して
いなければ(S119N)、伝送路における障害を検出
したので、作業を終了する。
【0027】ステップS106,S109,S111
(図8)およびステップS113(図9)において、地
点Aからのデータを受信しないまま3秒経過したときは
(S106Y,S109Y,S111Y,S113
Y)、各バッファ・メモリ16a,16bにおける地点
Aおよび地点Bのデータの格納位置を指示する入れポイ
ンタとデータの読出し位置を指示する出しポインタを、
各バッファ・メモリ16a,16bの先頭を指すように
する(S120,図10)。ついで、タイマをリセット
して初期設定をする(S121)。そこで、地点Bから
のデータを受信したか否かが問われ(S122)、受信
していなければ(S122N)、3秒経過したか否かが
問われる(S123)。3秒経過していなければ(S1
23N)、ステップS122からの作業を繰返し、3秒
経過していれば(S123Y)、頭出し不能として作業
を終了する。
【0028】ステップS122において、地点Bからの
データを受信していれば(S122Y)、地点Aからの
データを受信したか否かが問われる(S124)。受信
していれば(S124Y)、地点Bからのデータと地点
Aからのデータとが一致するか否かが問われる(S12
5)。双方のデータが一致していなければ(S125
N)、3秒経過したか否かが問われ(S126)、経過
していなければ(S126N)、ステップS124から
の作業を繰返し、経過していれば(S126Y)、頭出
し不能として作業を終了する。ステップS124におい
て、地点Aからのデータを受信していなければ(S12
4N)、ステップS126に移行する。
【0029】ステップS125において、地点Bからの
データと地点Aからのデータとが一致していれば(S1
25Y)、地点Bからつぎのデータを受信したか否かが
問われる(S127,図11)。受信していなければ
(S127N)、3秒経過したか否かが問われ(S12
8)、経過していなければ(S128N)、ステップS
127からの作業を繰返し、経過していれば(S128
Y)、頭出し不能として作業を終了する。
【0030】ステップS127において、地点Bからの
つぎのデータを受信していれば(S127Y)、地点A
からのつぎのデータを受信したか否かが問われる(S1
29)。受信していなければ(S129N)、3秒経過
したか否かが問われ(S130)、経過していなければ
(S130N)、ステップS129からの作業を繰返
し、経過していれば(S130Y)、頭出し不能として
作業を終了する。
【0031】ステップS129において、地点Aからの
つぎのデータを受信していれば(S129Y)、地点B
からのデータと地点Aからのデータとが一致するか否か
が問われる(S131)。双方のデータが一致していな
ければ(S131N)、地点Bからのデータを格納する
バッファ・メモリ16bの出しポインタが先頭を指すよ
うにして(S132)、ステップS122からの作業を
繰返す。地点Bからのデータと地点Aからのデータとが
一致していれば(S131Y)、721回一致するか否
かが問われ(S133)、一致していなければ(S13
3N)、ステップS127からの作業を繰返す。
【0032】ステップS133において、地点Bからの
データと地点Aからのデータとが721回一致していれ
ば(S133Y)、地点Bからのさらにつぎのデータを
受信したか否かが問われる(S134,図12)。受信
していなければ(S134N)、地点Bからのデータの
受信を待ち、受信していれば(S134Y)、地点Aか
らのさらにつぎのデータを受信したか否かが問われる
(S135)。受信していなければ(S135N)、地
点Aからのデータの受信を待ち、受信していれば(S1
35Y)、地点Bからのデータと地点Aからのデータと
が一致するか否かが問われる(S136)。一致してい
れば(S136Y)、ステップS134からの作業を繰
返し、一致していなければ(S136N)、伝送路にお
ける障害を検出したので、作業を終了する。
【0033】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によるならば、被測定回線の2地点にそれぞれリモート
・コントロールが可能な回線測定器を設置して、各回線
測定器が被測定回線より取込んだデータをそれぞれ公衆
回線を介して各データを比較するための比較測定装置に
送り、そこで送られたそれぞれのデータを比較してデー
タの頭出しを行ってその後に続くデータを比較するよう
にしたので、データを比較するための比較測定装置と第
1の地点および第2の地点との間のそれぞれの公衆回線
の長さが不明な場合であっても、2地点における各デー
タの比較が可能となる。
【0034】その結果、2台の回線測定器のモニタ画面
を並べて観察してデータを比較する場合におけるような
操作者の負担という問題は生じない。また、2台の回線
測定器を遠く隔てた地点に設置した場合であっても、2
地点における各データをリアルタイムで比較することが
できるので、障害に対する対策が手遅れになる事態を防
止することが可能となる。したがって、本発明の効果は
極めて大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成概念図である。
【図2】図1に示した回線測定器の回路構成図である。
【図3】図1に示した比較測定装置の回路構成図であ
る。
【図4】図1に示した比較測定装置へのデータの転送の
様子を示すためのデータ転送図である。
【図5】図1に示した比較測定装置のバッファ・メモリ
へのデータの格納の様子を説明するためのデータ・メモ
リ図である。
【図6】図1に示した比較測定装置に転送されたデータ
の比較に用いるデータ長を説明するためのデータ図であ
る。
【図7】図1に示した比較測定装置の制御動作の流れを
示すフローチャートである。
【図8】図7とともに図1に示した比較測定装置の制御
動作の流れを示すフローチャートである。
【図9】図7および図8とともに図1に示した比較測定
装置の制御動作の流れを示すフローチャートである。
【図10】図7,図8および図9とともに図1に示した
比較測定装置の制御動作の流れを示すフローチャートで
ある。
【図11】図7,図8,図9および図10とともに図1
に示した比較測定装置の制御動作の流れを示すフローチ
ャートである。
【図12】図7,図8,図9,図10および図11とと
もに図1に示した比較測定装置の制御動作の流れを示す
フローチャートである。
【符号の説明】
10 比較測定装置 11 CPU 12 ROM 13 RAM 14 キー・ボード 15 ディスプレイ 16a,16b バッファ・メモリ 20A,20B モデム 30A,30B 公衆回線 40A,40B モデム 50A,50B 回線測定器 51A CPU 52A ROM 53A RAM 60A,60B 回線インタフェース 70 被測定回線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 寺田 孝見 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日本電信電話株式会社 内 審査官 小林 紀和 (56)参考文献 特開 昭47−41308(JP,A) 特開 昭58−111459(JP,A) 特開 平5−153092(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 29/14 H04B 3/46 H04L 1/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データの伝送を行うための通信回線(7
    0)の第1および第2の地点において伝送される前記デ
    ータをそれぞれ取込み(50A,50B)、前記第1の
    地点において取込まれた第1のデータと前記第2の地点
    において取込まれた第2のデータとを比較することによ
    り前記通信回線の伝送誤りを検出する方法において、 前記第1のデータおよび前記第2のデータをそれぞれ公
    衆回線(30A,30B)を介して第3の地点に転送
    し、 前記第3の地点において前記第1のデータにおける所定
    の長さの第1の所定長データと一致するデータが前記第
    2のデータのうちに現われるか否かを所定時間検索する
    頭出し動作をし、 前記所定時間内に前記第1の所定長データと一致するデ
    ータを前記第2のデータのうちに検索することにより頭
    出しができたときは、前記第1の所定長データを先頭に
    したそれ以後の前記第1のデータと、前記第1の所定長
    データと一致するデータを先頭にしたそれ以後の前記第
    2のデータとを所定の比較単位ずつ比較し、 前記所定時間内に前記第1の所定長データと一致するデ
    ータを前記第2のデータのうちに検索することができな
    いときは、前記第2のデータにおける前記所定の長さの
    第2の所定長データと一致するデータが前記第1のデー
    タのうちに現われるか否かを所定時間検索する頭出し動
    作をし、 前記所定時間内に前記第2の所定長データと一致するデ
    ータを前記第1のデータのうちに検索することにより頭
    出しができたときは、前記第2の所定長データを先頭に
    したそれ以後の前記第2のデータと、前記第2の所定長
    データと一致するデータを先頭にしたそれ以後の前記第
    1のデータとを前記所定の比較単位ずつ比較する通信回
    線の伝送誤り検出方法。
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