JPH08107423A - Lan上のノード位置検出システム及びノード位置検出装置 - Google Patents

Lan上のノード位置検出システム及びノード位置検出装置

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JPH08107423A
JPH08107423A JP6241319A JP24131994A JPH08107423A JP H08107423 A JPH08107423 A JP H08107423A JP 6241319 A JP6241319 A JP 6241319A JP 24131994 A JP24131994 A JP 24131994A JP H08107423 A JPH08107423 A JP H08107423A
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JP6241319A
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Inventor
Kiyotaka Fujimura
清孝 藤村
Hidekazu Tsutsui
英一 筒井
Masao Gohara
雅夫 郷原
Nobuhiro Kobayashi
信博 小林
Yoshihiko Matsuda
良彦 松田
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 LANの伝送路に接続された複数個の通信装
置等からなるノード部の接続位置を容易に且つ簡便に、
然かも自動的に検出する事の出来るLAN上のノード部
位置検出システムを提供する。 【構成】 LAN1に接続されている複数個のノード部
群3-1 〜3-n の両端部に、時刻計測手段7、送信手段
5、受信手段6、及び事象解析手段8とを含む第1の事
象検出装置4-1 と第2事象検出装置4-2 とを個別に設け
ると共に、第1と第2の事象検出装置4-1 と4-2 は、当
該各ノード部3-1 〜3-n のそれぞれから出力される送信
信号を受信して、時間情報を解析する事により、第1と
第2の事象検出装置4-1 と4-2 のそれぞれと該ノード部
3-1 〜3-n との間の距離を検出する様に構成されている
LAN上のノード部位置検出システム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ローカルエリアネット
ワーク(LAN)上のノード部位置検出システムに関す
るものであり、更に詳しくは、複数のノード部と称され
る通信装置が共通の伝送路に接続されているローカルエ
リアネットワークに於いて、当該伝送路に接続されてい
る該ノード部の物理的な位置を容易に且つ正確に検出す
る為のシステムであり、特に該ローカルエリアネットワ
ーク上で何らかの障害が発生した場合に、被疑装置を簡
便に発見する事に有効に利用出来るローカルエリアネッ
トワーク(LAN)上のノード部位置検出システムに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、ローカルエリアネットワーク
(LAN)は、共通の伝送路を使用して複数個のノード
部と称されるパーソナルコンピュータ等を含む通信装置
間で、通信可能であると言う便利な特徴を持つ反面、障
害が発生した場合には、伝送路が共通であると言う特徴
から、その伝送路に接続されている通信装置全てが通信
不能に陥る可能性があると言う欠点がある。
【0003】又該伝送路へ通信装置を接続する方法が、
簡単な事から、利用者独自に接続を行うケースが多く、
当該伝送路への通信装置の接続状況が把握し難いと言う
問題も有った。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】その為、従来に於いて
は、例えば障害発生時には、該伝送路への通信装置の接
続状況を早急に且つ正確に把握して、障害発生装置を早
急に修復するか、当該伝送路から切り離す事が重要とな
っている。従って、従来に於いては、共通の伝送路であ
るローカルエリアネットワーク(LAN)上に接続され
る通信装置の接続位置を検出する方式は特になく、障害
が発生した場合には、例えば以下の様な方法で対処して
いるのが現状である。
【0005】即ち、(1)伝送路の途中にブリッジ装置
を接続して、障害発生状況の変化により、障害装置の接
続位置を把握する、か(2)伝送路に接続されている通
信装置の電源を遮断するか、ケーブルを外して、障害発
生状況の変化により障害装置の接続位置を把握するか、
であった。
【0006】係る従来の方法では、ローカルエリアネッ
トワーク(LAN)の障害発生時に、障害を発生させて
いる通信装置の接続位置を早急に探索する事が出来ず、
障害修復に要する時間が大幅に長くなると言う欠点もあ
った。本発明の目的は、上記した従来技術の欠点を改良
し、当該ローカルエリアネットワーク(LAN)の伝送
路に接続された複数個の通信装置等からなるノード部の
接続位置を容易に且つ簡便に然かも自動的に検出する事
の出来るローカルエリアネットワーク(LAN)上のノ
ード部位置検出システムを提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記した目的を
達成するため、基本的には、以下に記載されたような技
術構成を採用するものである。即ち、互いに通信を行い
うる複数個のノード部が共通の伝送路を介して接続され
ているローカルエリアネットワーク(LAN)に於い
て、当該ローカルエリアネットワーク(LAN)に於け
る該複数個のノード部群の両端部のそれぞれに、時刻計
測手段、所定の時間情報を送出する送信手段、所定の時
間情報を受信する受信手段、及び該時間情報を解析する
事象解析手段とを含む第1の事象検出装置と第2事象検
出装置とを個別に設けると共に、当該第1と第2の事象
検出装置は、当該各ノード部のそれぞれから出力される
送信信号を受信して、当該時間情報を解析する事によ
り、当該第1と第2の事象検出装置のそれぞれと該ノー
ド部との間の距離を検出する様に構成されているローカ
ルエリアネットワーク(LAN)上のノード部位置検出
システムである。
【0008】
【作用】本発明に係るローカルエリアネットワーク(L
AN)上のノード部位置検出システムに於いては、上記
した様な技術構成を採用しているので、任意のローカル
エリアネットワーク(LAN)に接続された通信装置等
のノード部の物理的な接続位置を容易に且つ迅速に然か
も正確に検出する事が可能となり、従って、係るローカ
ルエリアネットワーク(LAN)上のノード部位置検出
システムを使用する事によって、ローカルエリアネット
ワーク(LAN)上で障害が発生した場合にも、障害の
発生したノード部の位置を探索する事が容易に出来るの
で、従来の調査方法に比べて当該ローカルエリアネット
ワーク(LAN)の故障時間を短縮しえると言う効果も
奏する事が出来る。
【0009】
【実施例】以下に、本発明に係るローカルエリアネット
ワーク(LAN)上のノード部位置検出システムの具体
例を図面を参照しながら詳細に説明する。図1は、本発
明に係るローカルエリアネットワーク(LAN)上のノ
ード部位置検出システムの一具体例の構成を示すブロッ
クダイアグラムであり、又図2は、本発明に於ける当該
ノード部位置検出システムで使用される事象解析手段の
構成の一例を示すブロックダイアグラムである。
【0010】つまり本発明に於けるノード部位置検出シ
ステムの具体例に於いては、図1及び図2に示される様
に、互いに通信を行いうる複数個のノード部3─1〜3
─nが共通の伝送路2を介して接続されているローカル
エリアネットワーク(LAN)1に於いて、当該LAN
1に於ける該複数個のノード部群3─1〜3─nの両端
部のそれぞれに、時刻計測手段7、所定の時間情報を送
出する送信手段5、所定の時間情報を受信する受信手段
6、及び該時間情報を解析する事象解析手段8とを含む
第1の事象検出装置4─1と第2事象検出装置4─2と
を個別に設けると共に、当該第1と第2の事象検出装置
4─1、4─2は、当該各ノード部3─1〜3─nのそ
れぞれから出力される送信信号を受信して、当該時間情
報を解析する事により、当該第1と第2の事象検出装置
4─1、4─2のそれぞれと該ノード部3─1〜3─n
との間の距離を検出する様に構成されているローカルエ
リアネットワーク(LAN)1上のノード部位置検出シ
ステムが示されている。
【0011】即ち、本発明に係るローカルエリアネット
ワーク(LAN)上のノード部位置検出システムは、該
ローカルエリアネットワーク(LAN)上に任意に接続
されている、通信装置、パーソナルコンピュータ等から
なるノード部3─1〜3─nそれぞれの位置を検出する
為、該ノード部の内の何れか一つのノード部から所定の
時間情報を含んだ信号を当該ローカルエリアネットワー
ク(LAN)上に送出させ、当該LAN上に送出された
当該信号を、該伝送路に沿って配列されている複数個の
該ノード部群3─1〜3─nの両端に配置されている第
1の事象検出装置4─1と第2の事象解析手段4─2と
で受信し、当該一つのノード部、例えば3─1が、当該
信号を送出した所定の時刻と当該信号を第1の事象検出
装置4─1と第2の事象解析手段4─2とが個別に受信
した時刻とのそれぞれの時間差から、当該第1と第2の
事象検出装置4─1、4─2間にある当該ノード部3─
1の接続位置を検出するものである。
【0012】本発明に於いて使用される第1と第2の事
象検出装置4─1と4─2は、上記した様に、当該ロー
カルエリアネットワークを構成する伝送路2に接続され
た個々のノード部3─1〜3─nのそれぞれから送出さ
れてくる該パケットを受信して所定の事象を解析するも
のであるが、その為に当該各事象検出装置4─1と4─
2には、時間を正確に図る為の時刻計測手段7を有して
おり、更には所定の時間情報を送出する送信手段5、所
定の時間情報を受信する受信手段6、及び該時間情報を
解析する事象解析手段8とを含むものであって、該事象
解析手段8には、事象記憶回路81と必要により事象解
析回路82を含んで構成されている。
【0013】即ち、本発明に係るノード部位置検出シス
テムに於いて使用される該第1と第2の事象検出装置に
設けられている事象解析手段8は、所定のノード部3─
1〜3─nの何れかが、該パケットを送信した時間と当
該時間情報を該第1若しくは第2の事象検出装置4─1
と4─2が受信する迄の時間を検出するものであり、該
事象解析手段8は、少なくとも事象記憶回路81を含ん
でいる事が望ましく更には、当該事象記憶回路81と事
象解析回路82とを含んでいる事が好ましい。
【0014】又、本発明に係るノード部位置検出システ
ムに於いて使用される時間情報としては、時間情報を含
むパケットが使用されるものである。即ち、本発明に於
いては、時間情報を基礎として当該ノード部3─1〜3
─nのそれぞれの接続位置を検出するものであるので、
本発明に係るローカルエリアネットワーク(LAN)上
の全てのノード部と該事象解析装置4─1と4─2との
間に正確な時刻が管理設定されている必要がある。
【0015】そのため、該事象検出装置4─1と4─2
とノード部3─1〜3─nには、時刻計測手段が設けら
れ、時間情報を発生させてはいるが、然しながら、それ
ぞれのノード部3─1〜3─nや該事象検出装置4─1
と4─2は、構成回路や処理能力或いはプロトコルが互
いに異なっている事が多く、又互いの接続配線長、寄生
容量にも相違があり、更には、各ノード部や事象検出装
置の起動時期、負荷の量等の影響により、それぞれの機
器に於ける時間情報は必ずしも一致していないのが現状
である。
【0016】従って、係る状況を無視して、単に各機器
間の信号伝送時間差だけで、当該ノード部と該事象検出
装置間の距離を算出する事は、正確な距離を得られない
危険性を有している。その為、本発明に於けるノード部
位置検出システムに於いては、少なくとも該事象検出装
置4─1と4─2間に予め、どの程度の時間のずれが有
るかを検出し、そのずれの情報を当該ノード部位置検出
システム内に記憶させておき、以後の処理に於いては、
当該時間のずれの情報を加味しながら所定の演算処理を
行い、所定のノード部、例えば3─1と該事象検出装置
4─1と4─2との間の距離を検出する様にしたもので
ある。
【0017】その後、本発明に於いては、当該事象検出
装置4─1と4─2間に基準パケットを送受信させ、当
該事象検出装置4─1と4─2間での基準パケットの送
信に要する時間を検出するものである。該基準パケット
は、例えば時間情報を示す信号であり、例えば、第1表
のステップ1で示される0.000.000.00
(s.ms.μs)の様な構成を有する信号であり、係
る基準パケットを例えば第1の事象検出装置4─1の該
時刻計測手段7の基準時刻が、0.000.000.0
0であるとして、その時刻に当該事象検出装置4─1の
送信手段5から第2の事象検出装置4─2に送出させ、
該第2の事象検出装置4─2の該受信手段6が、該基準
パケットを受信すると、該第2の事象検出装置4─2に
設けられている時刻計測手段7が、該基準パケットの受
信時間を算出してその結果を該事象記憶回路81に記憶
する事になる。
【0018】その結果は第1表の第2の事象検出装置の
事象記憶回路82の記憶内容の欄に記載されている様
に、例えば、0.040.002.50の様な基準パケ
ットの構成となっている。つまり、上記具体例では、当
該第1と第2の事象検出装置4─1、4─2との間に、
予め40msの時間のずれがある事が判明していると言
う前提を設けたものであって、又当該第1と第2の事象
検出装置4─1、4─2との間の基準パケットの送信時
間は2.5μsである事を示している。
【0019】又、本発明に於けるノード部位置検出シス
テムに於いては、前記の様に、該基準パケットを第1の
事象検出装置4─1から送出するが、その送出時に、当
該第1の事象検出装置4─1でもその結果を記憶してお
く事が望ましく、従って上記第1表の第1の事象検出装
置4─1の事象記憶回路81の記憶内容は、送出された
基準パケットと同様に0.000.000.00となっ
ている。
【0020】つまり、本発明に於いて使用される事象検
出装置は、例えば該第1と第2の事象解析手段間の時間
情報の伝達時間を解析するものである。次に、本発明に
於いては、所定の時刻に於いて、当該1つのノード部3
─1〜3─nから適宜のパケットを送出させ、当該送出
されたパケットを該第1の事象解析手段4─1と第2の
事象解析手段4─2とでそれぞれ個別に受信し、当該第
1と第2の事象解析手段4─1と4─2のそれぞれが該
パケットを受信した時刻と該ノード部が該パケットを送
出した所定の時刻とをそれぞれの事象記憶回路81に記
憶させるものである。
【0021】例えば、第1表のステップ2に示されてい
る通り、該第1の事象検出装置4─1の基準時刻を示す
基準パケットとして0.000.100.00を送出し
た時刻で、所定のノード部3─1から適宜のパケットを
送出すると、該第1の事象検出装置4─1では、当該パ
ケットを受信した時刻を示す例えば、0.000.10
0.05のパケットが記憶され、又第2の事象検出装置
4─2では、当該パケットを受信した時刻を示す例え
ば、0.040,100.20の様なパケットが記憶さ
れる。
【0022】つまり、この例では、当該ノード部3─1
から該第1の事象検出装置4─1に所定の信号が伝搬す
る時間は0.05μsであり、又当該ノード部3─1か
ら該第2の事象検出装置4─2に所定の信号が伝搬する
時間は0.20μsである事が判明する。
【0023】
【表1】
【0024】同様に第1表のステップ3に示されている
通り、該第1の事象検出装置4─1が基準時刻を示す基
準パケットとして0.000.300.00を送出した
時刻で、所定のノード部3─2から適宜のパケットが送
出されたとすると、該第1の事象検出装置4─1では、
当該パケットを受信した時刻を示す例えば、0.00
0.300.15のパケットが記憶され、又第2の事象
検出装置4─2では、当該パケットを受信した時刻を示
す例えば、0.040,300.10の様なパケットが
記憶される。
【0025】つまり、この例では、当該ノード部3─2
から該第1の事象検出装置4─1に所定の信号が伝搬す
る時間は0.15μsであり、又当該ノード部3─2か
ら該第2の事象検出装置4─2に所定の信号が伝搬する
時間は0.10μsである事が判明する。係る時間情報
から、本発明に於ける事象検出装置4─1或いは4─2
に設けられた事象解析回路82に於いて、以下の様な解
析を実行する事になる。
【0026】つまり、ステップ2に於いては、該ノード
部3─1から送出されたパケットを該第1の事象検出装
置4─1では、0.05μsかかって受信しており、又
該第2の事象検出装置4─2では、当該パケットを0.
20μsかかって受信しており、係る第1と第2の事象
検出装置4─1と4─2との間の時間差は、当該ノード
部3─1から該第1と第2の事象検出装置4─1と4─
2との間の距離の差に依存する。
【0027】従って、この例では、当該ノード部3─1
は、第1の事象検出装置4─1に対して、該第2の事象
検出装置4─2に対するよりも、0.15μsだけ近い
位置にいる事が判る。同様に、ステップ3に於いても、
該ノード部3─2から送出されたパケットを該第1の事
象検出装置4─1では、0.15μsかかって受信して
おり、又該第2の事象検出装置4─2では、当該パケッ
トを0.10μsかかって受信しており、従って、この
例では、当該ノード部3─2は、第2の事象検出装置4
─2に対して、該第1の事象検出装置4─1に対するよ
りも、0.05μsだけ近い位置にいる事が判る。
【0028】一般的に、係るローカルエリアネットワー
クに於いては、1m当たり0.005μs程度の遅延時
間が存在している事が知られているので、係る情報を基
に演算処理する事により、図3で示す様な距離関係を算
出する事が可能である。本発明に於いては、上記により
検出された当該ノード部の接続位置に関する情報を当該
事象検出装置4─1若しくは4─2に接続された適宜の
表示手段9に表示するか、或いは外部記憶媒体10に記
憶させておく事も可能である。
【0029】本発明に於いては、係る解析処理工程に於
いて、当初に設定された当該第1と第2の事象検出装置
4─1と4─2間の時間のずれは、相殺され、当該位置
関係の検出には実質的な影響がない。本発明に於ける該
ノード部位置検出システムに於いては、上記した事象解
析処理を当該第1と第2の事象検出装置4─1と4─2
で実行する事になるが、実際的には、何れか一方の事象
検出装置4─1或いは4─2で実行すればよく、従っ
て、当該第1と第2の事象検出装置4─1と4─2で
は、前記した事象解析手段8には、該事象記憶回路81
が存在している事が必要ではあるが、該事象解析回路8
2は、何れか一方の事象検出装置に設けておくだけでも
良い。
【0030】つまり、一方の事象検出装置、例えば第2
の事象検出装置4─2には、当該事象解析回路82を設
けずに、当該事象記憶回路81に記憶されたパケット情
報を第1の事象検出装置4─1に対して該送信手段5を
介して転送するとか、或いは外部記憶媒体等によるオフ
ラインでの転送方法を使用するものであっても良い。
又、本発明に係るノード部位置検出システムに於いて
は、一旦、基準パケットを設定したとしても、その後継
続して当該システムを駆動させておくと、必然的に更に
時間のずれが発生し、その結果、正確なノード部の位置
を検出しえなくなる危険性があるので、本発明に於いて
は、上記のモニタリング操作中の一定期間毎に、即ち適
宜のタイミングで更新される事が望ましい。
【0031】又、本発明に於いては、上記のモニタリン
グを長期間実行する事によって、該ノード部のそれぞれ
の位置を正確に検出する事が出来るが、その為に全ての
ノード部3─1〜3─nから送出されるパケットを全て
逐次的に記憶させ、事象解析回路にも解析結果を記憶さ
せると、相当量の記憶容量が必要となり、コストの増大
に繋がるので、本発明に於いては、一旦所定のノード部
の位置が検出された場合には、その結果を適宜の表示装
置に表示するか或いは外部の記憶媒体に記憶させた後
は、当該ノード部に関する以後の時間情報及びその解析
結果等は、該事象検出装置4─1、4─2内の所定の記
憶回路には記憶させない様にする事が望ましい。
【0032】
【発明の効果】本発明に係るローカルエリアネットワー
ク(LAN)上のノード部位置検出システムに於いて
は、上記した様な構成を用いているので、該ローカルエ
リアネットワーク(LAN)に接続された通信装置或い
はパーソナルコンピュータ等からなるノード部の物理的
な接続位置を簡単に検出する事が可能となり、障害発生
時の探索が容易となる他、従来の接続位置検出方法に比
べてローカルエリアネットワークの故障時間を短縮させ
る事が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明に係るローカルエリアネットワ
ーク上のノード部位置検出システムの一具体例の構成を
示すブロックダイアグラムである。
【図2】図2は、本発明に係るノード部位置検出システ
ムに使用される事象検出装置の構成の一例を示すブロッ
クダイアグラムである。
【図3】図3は、本発明に係る該ノード部位置検出シス
テムの於けるノード部の位置検出方法の原理を説明する
ブロックダイアグラムである。
【符号の説明】
1…ローカルエリアネットワーク 2…伝送路 3─1〜3─n…ノード部 4─1と4─2…事象検出装置 5…送信手段 6…受信手段 7…時刻計測手段 8…事象解析手段 81…事象記憶回路 82…事象解析回路 9…表示手段 10…外部記憶媒体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小林 信博 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 松田 良彦 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに通信を行いうる複数個のノード部
    が共通の伝送路を介して接続されているローカルエリア
    ネットワーク(LAN)に於いて、当該ローカルエリア
    ネットワーク(LAN)に於ける該複数個のノード部群
    の両端部のそれぞれに、時刻計測手段、所定の時間情報
    を送出する送信手段、所定の時間情報を受信する受信手
    段、及び該時間情報を解析する事象解析手段とを含む第
    1の事象検出装置と第2事象検出装置とを個別に設ける
    と共に、当該第1と第2の事象検出装置は、当該各ノー
    ド部のそれぞれから出力される送信信号を受信して、当
    該時間情報を解析する事により、当該第1と第2の事象
    検出装置のそれぞれと該ノード部との間の距離を検出す
    る様に構成されているローカルエリアネットワーク(L
    AN)上のノード部位置検出システム。
  2. 【請求項2】 当該第1と第2の事象検出装置に設けら
    れている事象解析手段は、所定のノード部が該時間情報
    を送信した時間と当該時間情報を該第1若しくは第2の
    事象検出装置が受信する迄の時間を検出するものである
    事を特徴とする請求項1記載のノード部位置検出システ
    ム。
  3. 【請求項3】 当該事象解析手段は、少なくとも事象記
    憶回路を含んでいる事を特徴とする請求項1記載のノー
    ド部位置検出システム。
  4. 【請求項4】 当該事象解析手段は、該事象記憶回路と
    事象解析回路とを含んでいる事を特徴とする請求項3記
    載のノード部位置検出システム。
  5. 【請求項5】 該時間情報としてパケットが使用される
    ものである事を特徴とする請求項1乃至4の何れかに記
    載のノード部位置検出システム。
  6. 【請求項6】 当該第1と第2の事象解析装置の何れか
    一方の事象解析装置が、該基準パケットを送出し他方の
    事象解析装置が当該基準パケットを受信してその当該第
    1と第2の事象解析手段間の事象を解析する事を特徴と
    する請求項5記載のノード部位置検出システム。
  7. 【請求項7】 当該事象解析回路は、該第1と第2の事
    象解析装置間の情報の伝達時間を解析するものである事
    を特徴とする請求項6記載のノード部位置検出システ
    ム。
  8. 【請求項8】 所定の時刻に於いて、当該1つのノード
    部から送出されたパケットを該第1の事象解析装置と第
    2の事象解析装置とでそれぞれ個別に受信し、当該第1
    と第2の事象解析装置のそれぞれが該パケットを受信し
    た時刻と該ノード部が該パケットを送出した所定の時刻
    とから、当該ノード部の位置を決定する事を特徴とする
    請求項1乃至7の何れかに記載のノード部位置検出シス
    テム。
  9. 【請求項9】 当該第1と第2の事象解析装置の何れか
    一方の事象解析装置から送出される該基準パケットは、
    適宜のタイミングで更新されるものである事を特徴とす
    る請求項6記載のノード部位置検出システム。
  10. 【請求項10】 当該所定のノード部の位置が決定され
    た場合には、当該ノード部の位置を適宜の記憶手段に記
    憶させるか、適宜の表示手段に表示させた後は、当該位
    置の判明したノード部に関する時間情報等は、該第1と
    第2の事象解析手段の少なくとも一方の事象解析手段に
    於ける事象記憶回路には記憶させない様にする事を特徴
    とする請求項9記載のノード部位置検出システム。
JP6241319A 1994-10-05 1994-10-05 Lan上のノード位置検出システム及びノード位置検出装置 Withdrawn JPH08107423A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007329581A (ja) * 2006-06-06 2007-12-20 Mitsubishi Electric Corp ネットワーク機器管理システム
JP2009118041A (ja) * 2007-11-05 2009-05-28 Omron Corp ノード局の位置関係検出システム

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JP2007329581A (ja) * 2006-06-06 2007-12-20 Mitsubishi Electric Corp ネットワーク機器管理システム
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