JPH0730564A - ネットワークシステムのプロトコルアドレス重複の検出方法及び装置並びにネットワークシステム - Google Patents

ネットワークシステムのプロトコルアドレス重複の検出方法及び装置並びにネットワークシステム

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JPH0730564A
JPH0730564A JP5171685A JP17168593A JPH0730564A JP H0730564 A JPH0730564 A JP H0730564A JP 5171685 A JP5171685 A JP 5171685A JP 17168593 A JP17168593 A JP 17168593A JP H0730564 A JPH0730564 A JP H0730564A
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network
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JP5171685A
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Megumi Nagasu
めぐみ 長洲
Yoshiaki Adachi
芳昭 足達
Hiroshi Kobayashi
博 小林
Hiroshi Wataya
洋 綿谷
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ネットワークの負荷を増やさず、また特別な
装置の使用や作業を行うことなく、プロトコルアドレス
重複の検出と重複機器の特定を行う。 【構成】 重複検知手段113は、自機器が送信のための
要求パケットを送信してその応答パケットをAPRパケ
ット取込手段111を介して取り込んだとき、複数の応答
パケットがありかつそれらに含まれる機器固有の物理ア
ドレスが異なっているとき、それらの応答パケットを返
した機器に同一のプロトコルアドレスが重複して与えら
れていると判断し、また他機器より送られてきた要求パ
ケットの示す送信先プロトコルアドレスが自機のそれと
一致せず、要求パケットを送出した機器のプロトコルア
ドレスが自機器のそれと一致したとき、自機器と要求パ
ケットを送出した機器とは同一のプロトコルアドレスを
付与されていると判断する。 【効果】 プロトコルアドレスの重複とその該当機器の
特定を、ネットワークの負荷を増やさず、特別な装置の
使用や作業を行うことなく検出できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ネットワークに接続さ
れた機器のアドレス重複を検出する方法にかかわり、特
に物理アドレスとプロトコルアドレスを用いてパケット
通信を行うシステムに適したネットワークシステムのプ
ロトコルアドレス重複の検出方法及び装置並びにネット
ワークシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】計算機ネットワークは、計算機とその周
辺装置、及びソフトウエアなどの資源を有効利用するも
ので、近年その導入が進められている。同時に、多くの
機器が接続されるようになったネットワ−クでは、ひと
たびどれかの機器に障害が発生すると、そのために多く
の機器にその影響が波及し、また原因の特定にも非常な
労力を要するようになってきている。本発明は、物理ア
ドレスとプロトコルアドレスを用いて機器間の通信を行
うシステムにおいて、障害の1つであるアドレス重複を
検出するための方法を提供するものである。
【0003】物理アドレスとプロトコルアドレスを用い
て機器間の通信を行うシステムにおいては、通信を行う
各機器には、図10のように2種類のアドレスが与えら
れている。ひとつは物理アドレス08-01-02-03-04-01等
であり、一般に機器毎にユニ−クなアドレスをベンダが
出荷時にハ−ド的に割当てる固定アドレスである。この
アドレスはIEEE(米国通信学会)により管理され、
ベンダ毎にアドレス先頭部の数バイトが割り振られてい
るので、ベンダが異なっても同一アドレスが存在するこ
とはないことになっている。もう一つのアドレスはプロ
トコルアドレス12.0.0.1等で、上位のプロトコルで使用
するアドレスである。このアドレスは、機器の接続され
ているネットワ−クのアドレスに依存するため、接続す
るネットワ−クが変わるたびに変更される。これらのア
ドレスを用いた通信は上位のプロトコルで行われるの
で、通信相手の認識はプロトコルアドレスで行う。しか
し、上位プロトコルの通信デ−タは、決まった範囲の長
さのパケットに分割され、物理アドレスをつけて機器間
でやり取りされる。従って、通信を始めるに先立って、
パケット伝送のために送信先のプロトコルアドレスに対
応する物理アドレスを知る必要がある。
【0004】こうした目的で使用されるものに、アドレ
ス解決プロトコル(ARP)がある。(代表的な取り決
めは、RFC826など。他にも同様なARPがあ
る。)このARPでは、図12のような内容のARP要
求パケットおよびARP応答パケットをやり取りして相
手先の物理アドレスを取得する。この具体的な動作を、
図10の機器1から機器2へ通信を開始する場合の例で
説明する。まず、機器1では、通信相手をプロトコルア
ドレス12.0.0.2で認識しており、それに対する物理アド
レスを知りたい。そこで、図11(a)の内容を含むAR
P要求パケットを、図10の実線矢印で示したように全
機器にブロ−ドキャストする。各機器では、ARP要求
を受信し、その内容中の宛先プロトコルアドレスをチェ
ックし、自分のプロトコルアドレスと一致したら、これ
に対する処理を行う。この例では、機器2が一致する。
機器2では、プロトコルアドレス−物理アドレス対応表
(以降ARPテ−ブルと記す)に受信した図11(a)
の要求パケットより得られた発信元(機器1)のプロト
コルアドレス12.0.0.1と物理アドレス08-01-02-03-04-0
1を登録し、次に図11(b)の内容を含むARP応答パケ
ットを図10の点線矢印で示したように機器1に宛てて
送り返す。機器1では、これを受信し、機器2の物理ア
ドレス08-01-02-03-04-02を知り、これを自機内のAR
Pテ−ブルに登録する。以後はこれを使用して機器2と
の通信を行うことができる。このようにARPは、物理
アドレスとプロトコルアドレスの2種のアドレスを使用
するシステムでの通信に、一般に使用されているもので
ある。
【0005】このようなシステムにおいては、アドレス
の重複があると、誤った機器間の通信や機器内での処理
が行われるが、ネットワークに接続する機器数が多くな
ると、プロトコルアドレスを重複して与えてしまう可能
性がある。従って、何らかの方法を用いたアドレス重複
の検出・警告などが必要である。このための従来技術に
は、特開昭62ー159936号公報に示されているよ
うに、新規の機器を接続するときに自分のアドレスを送
信して同一のアドレスを有する既設機器があるかを調べ
るものや、特開平4ー831号公報に示されているよう
に、ある機器が自装置への送信アドレスを検出したとき
に、他機器が応答したかどうかを監視するものなどがあ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来技術は、
いづれもアドレス重複の存在を検出し、警告を出すもの
である。接続される機器の数が少ないネットワ−クで
は、このようなプロトコルアドレス重複が存在すること
の警告だけでも、アドレス重複機器の特定に大きく労力
を割くことはなく、対処が容易であったが、接続機器数
が大幅に増えてきているネットワ−クでは、重複機器の
特定を行うのは難しく、機器を一台一台調べて、どの機
器が重複アドレスを割り当てられているかを特定するの
に膨大な労力を費したり、新たにネットワ−クの通信デ
−タを解析する装置を接続して調べ直したりなどの手間
がかかってしまうという問題が出てきている。また、プ
ロトコルアドレスの重複を検知するために、ネットワ−
ク上に調査用のデ−タ送出を行うなどしてネットワ−ク
に余分なデ−タを流し、ネットワ−クの負荷を増やして
しまうという問題があった。
【0007】本発明の目的は物理アドレスとプロトコル
アドレスを用いたネットワークシステムにおいて、アド
レス重複が存在したときに、その検出とともに重複アド
レスを与えられた機器の特定が容易に行えるネットワー
クシステムのプロトコルアドレス重複の検出方法及び装
置並びにネットワークシステムを提供するにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的は、1つの機
器がネットワークに接続された他の機器へ送信するとき
に送信側機器は送信相手のネットワーク上のアドレスで
あるプロトコルアドレスを含む要求パケットをネットワ
ークへブロードキャストし、上記要求パケットを受信し
た機器は、自分のプロトコルアドレスが上記要求パケッ
トに含まれるプロトコルアドレスと一致したとき、自分
のプロトコルアドレス及び機器固有のアドレスである物
理アドレスを含む応答パケットを上記送信側機器へ返送
し、該返送された応答パケットを受信した送信側機器は
上記応答パケットに含まれる受信側機器のプロトコルア
ドレス及び物理アドレスを自機器内のアドレステーブル
へ格納し、該格納した時点以降は上記アドレステーブル
の送信相手の物理アドレスと送信情報からなる信号パケ
ットを上記受信側機器へ送信するようにしたネットワー
クシステムで、同一のプロトコルアドレスが複数の機器
に付与されているか否かを検出するためのアドレス重複
の検出方法に於て、上記応答パケットが複数の機器から
送信側機器へ返送されかつ該返送された応答パケットに
含まれる物理アドレスが互いに異なるとき、その物理ア
ドレスが表す機器に同一のプロトコルアドレスが重複し
て付与されていると判定することにより達成され、また
上記送信側機器は上記要求パケットに自分のプロトコル
アドレス及び物理アドレスも含めてネットワークへブロ
ードキャストし、上記要求パケットを受信した機器が上
記要求パケットに含まれる送信相手のプロトコルアドレ
スと自分のプロトコルアドレスが異なることを検出し、
さらに上記要求パケットに含まれる送信側機器のプロト
コルアドレスと自分のプロトコルアドレスが等しいこと
を検出したとき、上記送信側機器と当該機器とは重複し
たプロトコルアドレスを付与されていると判定すること
により達成される。
【0009】
【作用】要求パケット及び応答パケットの送受信は通常
の通信路の動作であり、従ってこの送受信時にプロトコ
ルアドレスの重複を検出するから、ネットワーク負荷を
増やすことなく、またプロトコルアドレス重複機器の特
定も各パケットの内容を調べることで容易に行え、特別
な装置や作業を必要としない。
【0010】
【実施例】以下、本発明を実施例により詳細に説明す
る。図1は本発明の方法を適用した機器構成の一実施例
を示すもので、本発明の特徴とする通信処理部110
は、自分のプロトコルアドレスおよび物理アドレスを格
納したアドレス格納手段115(ROMやRAM)、ネッ
トワ−クよりARP応答パケットやARP要求パケット
を取り込むARPパケット取り込み手段111 、ARPパ
ケット取り込み手段111で取り込んだパケットのデ−タ
あるいはアドレス格納手段115 のプロトコルアドレスか
らプロトコルアドレスの重複を検知する重複検知手段11
3 、重複検知手段113 で重複が検知されたARPパケッ
トよりデ−タを解析しながら重複情報を抜き出す重複情
報解析・抜き出し手段116 、重複検知手段113 で重複が
検知されたARPパケットより重複する機器の数をカウ
ントする重複数カウント手段117 、重複情報解析・抜き
出し手段113 で抜き出された情報および重複数カウント
手段117 で得られた重複数などを格納しておく重複情報
格納手段118 、ARP要求処理およびARPパケット取
り込み手段111 で取り込んだARPパケットとアドレス
格納手段115 のプロトコルアドレスからARP応答処理
を行うARP処理手段114 、ARP処理手段114 で発生
したARP要求パケットやARP応答パケットをネット
ワ−ク上に送り出すARPパケット送出手段112、およ
びARP処理以外の通信の処理を行う通信処理手段119
から成っている。情報処理部140は、通信で得られた情
報やその他の情報の処理を行い、エラーログ情報格納部
120は、通信処理部110 および情報処理部140 を含めた
全体のエラ−情報の履歴を格納する。また表示装置13
は、通信処理部110 や情報処理部140 やエラ−ログ情報
格納部120 の情報、および逐次発生するエラ−や警告な
どの表示を行う。以下、動作を(1)(2)の場合に分
けて説明する。
【0011】(1)自機以外の機器の重複時の動作 図1の実施例の構成を持つ機器4台がネットワ−クに接
続され、機器1がプロトコルアドレス12.0.0.2を有する
機器と通信を初めて行おうとしているとする。このとき
の機器1の動作は次のようである。ただしARP応答
は、機器2、3、4の順に返って来るものとする。
【0012】まず、アドレス格納手段115 には、プロト
コルアドレス12.0.0.1および物理アドレス08-01-02-03-
04-05 が予め格納されている。また、重複情報解析・抜
き出し手段116 には、一般に公開されているベンダコ−
ド(物理アドレスの内ベンダを表す先頭部分)とベンダ
名を表1のような対応表(以降、ベンダコ−ド対応表と
記す)にして予め格納しておく。また重複数カウント手
段117 のカウンタの値を1に初期化しておく。
【表1】
【0013】図2は、このときの動作フローチャート
で、ステップ201 では、ARP処理手段114 が、ARP
テ−ブルを調べる。ARPテ−ブルにプロトコルアドレ
ス12.0.0.2に対応する物理アドレスが登録されていれば
ステップ207 に進み、通信処理手段119 で通信を行って
終了するが、今回は初めての通信なので登録がないため
ステップ202 に進む。ステップ202 では、ARP処理手
段114 が、宛先プロトコルアドレスに12.0.0.2をのせた
ARP要求パケットを作成し、ARPパケット送出手段
112 からブロ−ドキャスト送信し、ステップ203 に進
む。ステップ203 では、ARPパケット取り込み手段11
1 が、ネットワ−クから機器1宛てのARP応答パケッ
トが返るまで待ち、受信できたらステップ204に進む。
ステップ204では、ステップ203 で受信したパケットデ
−タ(この例では、機器2からのパケットデ−タ)を、
重複検知手段113 およびARP処理手段114 で一時格納
し、ステップ205 に進む。ステップ205 では、ARPパ
ケット取り込み手段111 が引き続き別のARP応答パケ
ットを受信していないか調べる。受信していなければス
テップ206 に進み、ARP処理手段114 はステップ204
で一時格納したパケットデ−タよりプロトコルアドレス
10.0.0.2に対する物理アドレスをARPテ−ブルに登録
し、ステップ207 で通信を行って終了する。しかし、こ
の例では続けて機器3のARP応答パケットが返ってく
るので、ステップ208 に進む。ステップ208 では、重複
検知手段113 において、ステップ204 で格納したパケッ
トデ−タと今回ステップ205 で取り込んだパケットデ−
タを比較し、発信元プロトコルアドレスが一致かつ発信
元物理アドレスが不一致でなければ、重複は検知されな
かったとしてステップ205 に進む。この例では、機器2
からと機器3からのパケットデ−タを比較し、発信元プ
ロトコルアドレスは一致しかつ発信元物理アドレスが不
一致であるので重複が検知され、ステップ209 へ進む。
ステップ209 では、重複カウント手段117 のカウンタの
初期値1に+1して値2にし、ステップ210 へ進む。ス
テップ210 では、重複数カウント手段117 が、カウンタ
値2を重複情報格納手段118 に格納する。また、重複情
報解析・抜き出し手段117 では、ステップ208 で重複検
知された機器1と機器2のパケットデ−タから、発信元
プロトコルアドレスおよび発信元物理アドレスと表1の
ベンダコ−ド対応表で参照したベンダ名を組にして、重
複情報格納手段118 に格納する。この時の重複情報格納
手段118 の内容は、図8(a) のようになる。次のステッ
プ211 では、ARPパケット取り込み手段111 が続けて
ARP応答を受信していないか調べ、受信していなけれ
ばステップ212 に進む。この例では、機器4からのAR
P応答パケットが返ってきているのでステップ214 に進
む。ステップ214 では、重複検知手段113 において、前
回(ステップ208 )の重複検知でのデ−タと今回ステッ
プ211 で取り込んだ機器4のパケットデ−タを比較し、
送信元プロトコルアドレスが一致しかつ送信元物理アド
レスが同じものがないので、重複を検知しステップ209
に進む。ステップ209 では、重複数カウント手段116 の
カウント値に+1して値3になり、ステップ210 に進
む。ステップ210 では、重複数カウント手段117 が、カ
ウンタ値3を重複情報格納手段118 に格納し直す。ま
た、重複情報解析・抜き出し手段117 では、ステップ21
4 で重複検知された機器4のパケットデ−タから、発信
元物理アドレスと表1のベンダコ−ド対応表で参照した
ベンダ名を組にして、重複情報格納手段118 に追加格納
する。この時の重複情報格納手段118 の内容は、図8
(b) のようになる。次のステップ211 では、この例では
ARPパケット取り込み手段111 で続けてAR応答が受
信されないため、ステップ212 へ進む。ステップ212 で
は、重複情報格納手段118 の内容を、エラ−ログ情報格
納部120 に追加格納し、表示装置130 に図5の表示例の
ように警告表示し、ステップ213 へ進む。ステップ213
では、ARP処理手段114 で、最後にARP応答があっ
た機器4の物理アドレス08-33-44-55-66-77をARPテ
−ブルに登録し、最初にARP応答があった機器2の物
理アドレス08-10-20-30-40-50を今回の通信用の物理ア
ドレスに設定し、重複検知処理関係の値を初期化し、ス
テップ207 に進む。ステップ207 では、通信処理手段11
9 で通信を行い終了する。
【0014】(2)自機との重複時の動作 図6に示すように、図1の実施例の構成を持つ機器3台
がネットワ−クに接続され、機器3がプロトコルアドレ
ス12.0.0.2を有する機器と通信を初めて行おうとしてい
るとする。このときの機器1の動作は次の通りである。
【0015】まず、機器3からARP要求がブロ−ドキ
ャスト送出され、それを各機器が受信し処理する。機器
1のアドレス格納手段115 には、自分のプロトコルアド
レス12.0.0.1および物理アドレス08-01-02-03-04-05 が
予め格納されている。また、重複情報解析・抜き出し手
段116 には、一般に公開されているベンダコ−ドとベン
ダ名を表1のような対応表にして予め格納しておく。ま
た、重複数カウント手段117 のカウンタの値を1に初期
化しておく。
【0016】図3は、このときの機器1の動作フローチ
ャートで、ステップ301 では、ARPパケット取り込み
手段111 が機器3からのARP要求パケットを取り込
み、ステップ302 へ進む。ステップ302 では、ARP処
理手段114 が、ステップ301 で取り込んだARP要求パ
ケットデ−タの宛先プロトコルアドレスとアドレス格納
手段115 に格納されている自分のプロトコルアドレスと
を比較する。一致すればステップ303 へ進み、ARP処
理手段114 は、ARP要求があったアドレスをARPテ
−ブルに登録し、ステップ304 でARP応答パケットを
作成しARPパケット送出手段112 を通して送り返し、
またステップ304 でARP要求があったアドレスをAR
Pテ−ブルに登録し、ステップ305 で通信処理手段119
が通信を行って終了する。しかし、この例では、機器3
からのARPパケットデ−タの宛先プロトコルアドレス
12.0.0.2とアドレス格納手段115 の自分のプロトコルア
ドレス12.0.0.1とは一致しないので、ステップ306 に進
む。ステップ306 では、重複検知手段113 において、ス
テップ301 で取り込んだARP要求パケットデ−タの発
信元プロトコルアドレスとアドレス格納手段115 のプロ
トコルアドレスを比較する。一致しなければ終了する。
しかし、この例では、機器3からのARP要求パケット
デ−タの発信元プロトコルアドレスと自分のプロトコル
アドレスとはともに12.0.0.1で一致するので、ステップ
307 に進む。ステップ307 では、重複情報解析・抜き出
し手段116 が、自分の機器との重複があることと、ステ
ップ306で重複検知された機器3のパケットデ−タか
ら、発信元プロトコルアドレス12.0.0.1および発信元物
理アドレス08-02-03-04-05-08とベンダコ−ド対応表で
参照したベンダ名を組にしたものを、重複情報格納手段
118 に格納する。この時の重複情報格納手段118 の内容
は、図9のようになる。次のステップ308 では、重複情
報格納手段118 の内容を、エラ−ログ情報格納部120 に
追加格納し、表示装置130 に図7の表示例のように警告
表示し、重複検知処理関係の値を初期化して終了する。
【0017】以上の実施例の動作説明(1) および(2) で
は、エラ−ログ情報格納部120 に格納される情報や表示
装置130 に表示される情報は、アドレスやそれに対応す
るベンダ名に関するものとしたが、これ以外にもARP
パケットで伝送される情報なども重複情報解析・抜き出
し手段116 で解析加工して抜き出し、格納および表示す
ることができる。
【0018】
【発明の効果】本発明によれば、ネットワ−クの負荷を
増やすことなく、また通信状態解析装置を用いての試験
や個々の機器のアドレスを一台一台調べるなどの手間を
かけなくても、自動的にプロトコルアドレスの重複と、
重複した機器に関する情報を検出し、表示することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の方法を適用した機器構成の一実施例を
示すブロック図である。
【図2】自機以外の機器同志がの重複アドレスを有する
ときの動作を示すフローチャートである。
【図3】自機と他機器とのアドレス重複があるときの動
作を示すフローチャートである。
【図4】自機以外の機器同志にアドレス重複があるシス
テムの例を示す図である。
【図5】図4のシステムにおけるアドレス重複の警告表
示の例を示す図である。
【図6】自機器と他機器とのアドレス重複があるシステ
ムの例を示す図である。
【図7】図6のシステムにおけるアドレス重複の警告表
示の例を示す図である。
【図8】重複情報格納手段の内容を示す図である。
【図9】重複情報格納手段の内容を示す図である。
【図10】ARPの動作説明図である。
【図11】ARPパケットの具体例を示す図である。
【図12】ARPパケットの構成例を示す図である。
【符号の説明】
110 通信処理部 111 ARPパケット取り込み手段 112 ARPパケット送出手段 113 重複検知手段 114 ARP処理手段 115 アドレス格納手段 116 重複情報解析・抜き出し手段 117 重複数カウント手段 118 重複情報格納手段 119 通信処理手段 120 エラ−ログ情報格納部 130 表示装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 綿谷 洋 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株 式会社日立製作所日立研究所内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1つの機器がネットワークに接続された
    他の機器へ送信するときに送信側機器は送信相手のネッ
    トワーク上のアドレスであるプロトコルアドレスを含む
    要求パケットをネットワークへブロードキャストし、上
    記要求パケットを受信した機器は、自分のプロトコルア
    ドレスが上記要求パケットに含まれるプロトコルアドレ
    スと一致したとき、自分のプロトコルアドレス及び機器
    固有のアドレスである物理アドレスを含む応答パケット
    を上記送信側機器へ返送し、該返送された応答パケット
    を受信した送信側機器は上記応答パケットに含まれる受
    信側機器のプロトコルアドレス及び物理アドレスを自機
    器内のアドレステーブルへ格納し、該格納した時点以降
    は上記アドレステーブルの送信相手の物理アドレスと送
    信情報からなる信号パケットを上記受信側機器へ送信す
    るようにしたネットワークシステムにおいて、上記応答
    パケットが複数の機器から送信側機器へ返送されかつ該
    返送された応答パケットに含まれる物理アドレスが互い
    に異なるとき、その物理アドレスが表す機器に同一のプ
    ロトコルアドレスが重複して付与されていると判定する
    ことを特徴とするネットワークシステムのプロトコルア
    ドレス重複の検出方法。
  2. 【請求項2】 1つの機器がネットワークに接続された
    他の機器へ送信するときに送信側機器は送信相手のネッ
    トワーク上のアドレスであるプロトコルアドレスを含む
    要求パケットをネットワークへブロードキャストし、上
    記要求パケットを受信した機器は、自分のプロトコルア
    ドレスが上記要求パケットに含まれるプロトコルアドレ
    スと一致したとき、自分のプロトコルアドレス及び機器
    固有のアドレスである物理アドレスを含む応答パケット
    を上記送信側機器へ返送し、該返送された応答パケット
    を受信した送信側機器は上記応答パケットに含まれる受
    信側機器のプロトコルアドレス及び物理アドレスを自機
    器内のアドレステーブルへ格納し、該格納した時点以降
    は上記アドレステーブルの送信相手の物理アドレスと送
    信情報からなる信号パケットを上記受信側機器へ送信す
    るようにしたネットワークシステムにおいて、前記送信
    側機器は前記要求パケットに自分のプロトコルアドレス
    及び物理アドレスも含めてネットワークへブロードキャ
    ストし、上記要求パケットを受信した機器が上記要求パ
    ケットに含まれる送信相手のプロトコルアドレスと自分
    のプロトコルアドレスが異なることを検出し、さらに上
    記要求パケットに含まれる送信側機器のプロトコルアド
    レスと自分のプロトコルアドレスが等しいことを検出し
    たとき、上記送信側機器と当該機器とは重複したプロト
    コルアドレスを付与されていると判定することを特徴と
    するネットワークシステムのプロトコルアドレス重複の
    検出方法。
  3. 【請求項3】 機器固有の物理アドレスが、当該機器の
    ベンダに付与されたベンダ固有のベンダコードと当該機
    器に固有の機器番号の組合せで構成されている場合に、
    ネットワーク上に接続される機器のベンダ名とそのベン
    ダコードとを対応づけたテーブルを各機器に設けてお
    き、プロトコルアドレスの重複を検出した機器は、重複
    したプロトコルアドレスを有する機器毎の物理アドレス
    と、その物理アドレスに含まれるベンダコードをキーと
    して上記テーブルを参照して得られるベンダ名とをその
    内部に記憶し、表示手段に表示することを特徴とする請
    求項1または2に記載のネットワークシステムのプロト
    コルアドレス重複の検出方法。
  4. 【請求項4】 1つの機器がネットワークに接続された
    他の機器へ送信するときに送信側機器は送信相手のネッ
    トワーク上のアドレスであるプロトコルアドレスを含む
    要求パケットをネットワークへブロードキャストし、上
    記要求パケットを受信した機器は、自分のプロトコルア
    ドレスが上記要求パケットに含まれるプロトコルアドレ
    スと一致したとき、自分のプロトコルアドレス及び機器
    固有のアドレスである物理アドレスを含む応答パケット
    を上記送信側機器へ返送し、該返送された応答パケット
    を受信した送信側機器は上記応答パケットに含まれる受
    信側機器のプロトコルアドレス及び物理アドレスを自機
    器内のアドレステーブルへ格納し、該格納した時点以降
    は上記アドレステーブルの送信相手の物理アドレスと送
    信情報からなる信号パケットを上記受信側機器へ送信す
    るようにしたネットワークシステムにおいて、上記応答
    パケットが複数の機器から送信側機器へ返送されかつ該
    返送された応答パケットに含まれる物理アドレスが互い
    に異なるとき、その物理アドレスが表す機器に同一のプ
    ロトコルアドレスが重複して付与されていると判定する
    手段を、送信側機器に設けてなることを特徴とするネッ
    トワークシステムのプロトコルアドレス重複の検出装
    置。
  5. 【請求項5】 1つの機器がネットワークに接続された
    他の機器へ送信するときに送信側機器は送信相手のネッ
    トワーク上のアドレスであるプロトコルアドレスを含む
    要求パケットをネットワークへブロードキャストし、上
    記要求パケットを受信した機器は、自分のプロトコルア
    ドレスが上記要求パケットに含まれるプロトコルアドレ
    スと一致したとき、自分のプロトコルアドレス及び機器
    固有のアドレスである物理アドレスを含む応答パケット
    を上記送信側機器へ返送し、該返送された応答パケット
    を受信した送信側機器は上記応答パケットに含まれる受
    信側機器のプロトコルアドレス及び物理アドレスを自機
    器内のアドレステーブルへ格納し、該格納した時点以降
    は上記アドレステーブルの送信相手の物理アドレスと送
    信情報からなる信号パケットを上記受信側機器へ送信す
    るようにしたネットワークシステムにおいて、前記送信
    側機器は前記要求パケットに自分のプロトコルアドレス
    及び物理アドレスも含めてネットワークへブロードキャ
    ストし、上記要求パケットを受信した機器が上記要求パ
    ケットに含まれる送信相手のプロトコルアドレスと自分
    のプロトコルアドレスが異なることを検出し、さらに上
    記要求パケットに含まれる送信側機器のプロトコルアド
    レスと自分のプロトコルアドレスが等しいことを検出し
    たとき、上記送信側機器と当該機器とは重複したプロト
    コルアドレスを付与されていると判定する判定手段を、
    設けてなることを特徴とするネットワークシステムのプ
    ロトコルアドレス重複の検出装置。
  6. 【請求項6】 機器固有の物理アドレスが、当該機器の
    ベンダに付与されたベンダ固有のベンダコードと当該機
    器に固有の機器番号の組合せで構成されている場合に、
    ネットワーク上に接続される機器のベンダ名とそのベン
    ダコードとを対応づけたテーブルを各機器に設けてお
    き、プロトコルアドレスの重複を検出した機器は、重複
    したプロトコルアドレスを有する機器毎の物理アドレス
    と、その物理アドレスに含まれるベンダコードをキーと
    して上記テーブルを参照して得られるベンダ名とをその
    内部に記憶し、表示手段に表示することを特徴とする請
    求項4または5に記載のネットワークシステムのプロト
    コルアドレス重複の検出装置。
  7. 【請求項7】 請求項4〜6のいずれか1つの検出装置
    を持つネットワークシステム。
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