JP3155949U - 巻尺 - Google Patents

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照剛 原
照剛 原
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原度器株式会社
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Abstract

【課題】押しボタンの回り止め構造を簡略化し、同構造の形成部位を備える半ケース成型用金型の製造価格を低減できて、価格競争力を向上できる巻尺を提供する。【解決手段】巻尺1のケースにおける半ケース3に形成するブレーキ解除用の押しボタン2を遊通させる開口縁4と、押しボタン2の周壁5とを凹凸係合させる。【選択図】図1

Description

本考案は、測定用テープが任意の引き出し位置で自動保持されるオートロック機構を有する自動巻き取り式の巻尺に関し、より詳しくは、オートロック機構におけるブレーキ解除用の押しボタンをケースの略中央に配設する巻尺に関する。
従来、測定用テープを任意の引き出し位置で自動保持するオートロック機構を有する自動巻き取り式の巻尺があり、例えば、コーンクラッチを応用した巻尺(特許文献1参照)は、ケースに内装する回転ドラムに巻回している測定用テープをケース外に引き出すことにより同回転ドラムに内装する巻き取り用のばねに蓄積した付勢力を、ケースの略中央外部に突出し、オートロック機構の一部を構成するブレーキ解除用となる押しボタンによって同付勢力の放出を抑止して、ケース外に引き出した測定用テープが同引き出し位置で保持されるように構成している。
この押しボタンは、ケース内に位置する押しボタン本体のブレーキディスク面上に形成した凸部とケース内に形成した凹部とが係合して同押しボタン自身の回転が抑止されていて、かつ同ブレーキディスクは回転ドラムとも接触していて、回転ドラムに巻回している測定用テープをケース外に引き出すことにより回転ドラムに内装する巻き取り用のばねに蓄積された付勢力によって逆回転しようとする回転ドラムを、押しボタン本体におけるブレーキディスクの接触により生じる接触摩擦によって抑止し、ケース内から引き出した測定用テープがその引き出し位置で保持されるようにしている。
そして、押しボタン本体におけるブレーキディスク面上の凸部と係合するケース内に形成した凹部は、同ケース内壁面の略中央に可能な限り形成範囲を小にして設けたフランジ部に形成していて、かつ、コーンクラッチを応用したオートロック機構は主に小型の巻尺に備えるのが普通であることから、同フランジ部および凹部の形成部位を備える半ケース成型用の金型は精密性が要求され、したがって、他方の半ケース成型用の金型よりも製造価格が高くなり、少なからず市販価格にも影響を及ぼしていた。
実開平5−66503号公報(第1〜3頁、図1〜3)
本考案の目的とするところは、オートロック機構の一部を構成するブレーキ解除用となる押しボタンの回転を抑止するための構造すなわち押しボタンの回り止め構造を簡略化し、同構造の形成部位を備える半ケース成型用金型の製造価格を低減できて、価格競争力の向上を期すことができる巻尺を提供できるようにすることにある。
上述した課題を解決するために、本考案に係る巻尺は、内装する回転ドラムに巻回している測定用テープをケース外に引き出すことにより同回転ドラムに内装する巻き取り用のばねに蓄積された付勢力によって逆回転しようとする回転ドラムを、回転ドラム支持軸の軸線上に配設されて付勢状態で同回転ドラムと接触し、かつ、少なくとも頭部がケース外部に突出する押しボタンによって同回転ドラムの逆回転を抑止し、ケース内から引き出した測定用テープがその引き出し位置で保持されるよう構成してなる自動巻き取り式の巻尺であって、前記押しボタンが遊通するケースに形成した開口の縁と押しボタンにおける押圧方向の周壁とを凹凸係合させて、同押しボタンが押圧方向の軸回りに回転しないように構成したものとしてある。
また、前記押しボタンの本体が回転ドラムに接触して生じる接触摩擦によって回転ドラムの逆回転を抑止できるように、コーンクラッチを用いて構成したものとしてある。
本考案に係る巻尺によれば、ブレーキ解除用となる押しボタンが遊通するケースに形成した開口の縁と押しボタンにおける押圧方向の周壁とを凹凸係合することによって同押しボタンの回転を抑止したので、同構造すなわち押しボタンの回り止め構造を簡略化できる。
これにより、押しボタンの回り止め構造の形成部位を備える半ケース成型用金型の製造価格を低減できて、価格競争力の大なる巻尺を提供することができる。
また、本押しボタンの回り止め構造、すなわちブレーキ解除用となる押しボタンが遊通するケースに形成した開口の縁と押しボタンにおける押圧方向の周壁とを凹凸係合させた本構造は、コーンクラッチを応用したオートロックを備える巻尺の他にも、ブレーキ解除用となる押しボタンを回転ドラム支持軸の軸線上に配したラチェット機構のオートロックを備える巻尺にも適用できる。
さらに、本考案の押しボタンは、従来の押しボタン本体におけるブレーキディスク面上に形成している凸部を必要としないので、同ブレーキディスク面の上方に続けて形成するケース外部に突出する押しボタン頭部すなわち押圧部を容易に大きくすることができ、これにより、所要の引き出し位置で停止している測定用テープをケース内に引き込む際に操作するブレーキ解除用押しボタンの操作をし易くできる。
本考案に係る巻尺の一例を示す斜視図。 図1中のA−A部分における断面図。 半ケースを取り除いた状態の巻尺における回転ドラムに巻回する測定用テープを省略して示した平面図。 本考案と従来の押しボタンを示した斜視図。
以下、本考案に係る巻尺の実施例を、添付図面に示す具体例に基づいて詳細に説明する。
図1に示すように、本考案に係る巻尺1は、ブレーキ解除用となる押しボタン2が遊通する半ケース3に形成した開口縁4と押しボタン2における押圧方向の周壁5とを凹凸係合させている。
次いで、本考案に係る巻尺のオートロック機構、すなわち、ケース外に引き出した測定用テープを任意の位置で自動保持する構造を説明する。
また、説明に際し引用する図2、図3中では、回転ドラム9に巻回している測定用テープ11、回転ドラム9に内装する巻き取り用のぜんまいばねを省略し、図を分かりやすくしている。
図2中の(a)図、図3に示すように、通常状態において、オートロック機構の一部を構成する半ケース3´内に立設する軸6により内移動する押しボタン2本体のブレーキディスク7面を、軸6に内装する圧縮コイルばね8によって回転ドラム9のブレーキリング10面に押圧接触させている。
これにより、回転ドラム9に巻回している測定用テープ11(図示は省略)をケース外に引き出すことによって回転ドラム9に内装する巻き取り用のぜんまいばね(図示は省略)に蓄積された付勢力によって逆回転しようとする回転ドラム9を、前述するように、回転ドラム9のブレーキリング10面に押圧接触する押しボタン2本体におけるブレーキディスク7の接触により生じる接触摩擦によって回転ドラム9の逆回転が抑止され、ケース内から引き出した測定用テープが同引き出し位置で保持されるようになっている。
そして、引き出し位置で停止している測定用テープをケース内に引き込む際は、図2中の(b)図に示すように、押しボタン2の頭部を押圧して押しボタン2本体のブレーキディスク7面を回転ドラム9のブレーキリング10面より離す。
これにより、回転ドラム9に内装する巻き取り用のぜんまいばね(図示は省略)に蓄積されていた付勢力によって回転ドラム9が逆回転し、引き出した測定用テープをケース内に引き込むとともに、回転ドラム9に巻回する。
また、図3に示すように、実施例に示した押しボタン2の平面視における形状は四葉クローバ形にしているが、押しボタン2が遊通する半ケース3に形成した開口縁4と押しボタン2における押圧方向の周壁5とが凹凸係合できれば、例えば、平面視において三角形や四角形または星型やキャラクター等の形状にする場合もある。
また、図4に示すように、本考案の押しボタン2(図4中の(a)図)は、従来の押しボタン12(図4中の(b)図)と比して、従来の押しボタン12におけるブレーキディスク13面上に形成している凸部14を必要としないので、図4中の(a)図のように、ブレーキディスク7の上方に続けて形成するケース外部に突出する押しボタン2の頭部すなわち押圧部を容易に大きなサイズのものにできる。
実施例における図1中の符号15は、測定用テープ11の先端に設けているフックである。
1 巻尺
2 押しボタン
3 半ケース
3´ 半ケース
4 開口縁
5 周壁
6 軸
7 ブレーキディスク
8 圧縮コイルばね
9 回転ドラム
10 ブレーキリング
11 測定用テープ
12 押しボタン
13 ブレーキディスク
14 凸部
15 フック

Claims (2)

  1. 内装する回転ドラムに巻回している測定用テープをケース外に引き出すことにより同回転ドラムに内装する巻き取り用のばねに蓄積された付勢力によって逆回転しようとする回転ドラムを、回転ドラム支持軸の軸線上に配設されて付勢状態で同回転ドラムと接触し、かつ、少なくとも頭部がケース外部に突出する押しボタンによって同回転ドラムの逆回転を抑止し、ケース内から引き出した測定用テープがその引き出し位置で保持されるよう構成してなる自動巻き取り式の巻尺であって、前記押しボタンが遊通するケースに形成した開口の縁と押しボタンにおける押圧方向の周壁とを凹凸係合させて、同押しボタンが押圧方向の軸回りに回転しないように構成してなる巻尺。
  2. 前記押しボタンの本体が回転ドラムに接触して生じる接触摩擦によって回転ドラムの逆回転を抑止できるように、コーンクラッチを用いて構成してなる請求項1に記載の巻尺。
JP2009006791U 2009-09-25 2009-09-25 巻尺 Expired - Lifetime JP3155949U (ja)

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