JP3155808U - エンジンおよび鞍乗型車両 - Google Patents

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Abstract

【課題】低回転速度域では1次振動を顕在化し、高回転速度域では1次振動を低減することが可能なエンジンを提供する。【解決手段】エンジン10に設けられた1次バランサ50Aは、バランサ軸の回転速度が高まるのに伴い、可動ウェイトがバランサ軸から離れる方向へ移動し、慣性力FBの大きさが徐々に増大していく。このとき、バランサ50Aの慣性力FBの大きさは、バランスウェイト21dの慣性力FCの大きさに近づくように設定されているので、エンジン10の1次振動を抑制する程度を徐々に高めることができる。【選択図】図2

Description

本考案は、1次バランサを備えるエンジンおよび鞍乗型車両に関する。
自動二輪車などに適用されるエンジンには、ピストンの往復によって生じる1次振動を低減するための1次バランサが設けられることがある。1次バランサは、クランク軸と同一の回転速度で、反対の回転方向に回転するバランサ軸に設けられ、クランク軸に設けられたバランスウェイトとともに、エンジンの1次振動を低減する。
特開2005−172215号公報
ところで、近年、アメリカンタイプ(クルーザタイプ)の自動二輪車などでは、アイドリング時や車両加速時における鼓動感やパルス感といった感覚が、ユーザから求められる。このような感覚は、エンジンの低回転速度域での振動から得ることができる。
しかしながら、従来の1次バランサをエンジンに設けた場合、全ての回転速度域に亘って振動が低減されることから、低回転速度域での振動も低減されてしまい、ユーザは鼓動感やパルス感といった感覚を得ることができない。
他方、低回転速度域での振動を残すために、ピストンの慣性力と1次バランサの慣性力の均衡を意図的に崩す場合もあるが、この場合、高回転速度域での振動も残ってしまい、高速走行時においてユーザに不快感を与えてしまう虞がある。
なお、特許文献1には、エンジンの2次偶力振動を低減するためにバランサに改良を加えた技術が開示されているが、低回転速度域での振動を顕在化させる技術について触れた文献はない。
本考案は、上記実情に鑑みて為されたものであり、低回転速度域では1次振動を顕在化し、高回転速度域では1次振動を低減することが可能なエンジンおよび鞍乗型車両を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本考案のエンジンは、ピストンと、バランスウェイトを有し、前記ピストンと連動して回転するクランク軸と、前記クランク軸と同一の回転速度で、前記クランク軸と反対の回転方向に回転するバランサ軸と、前記バランサ軸に連結され、前記ピストンの往復によって生じる1次振動を、前記バランスウェイトとともに抑制する1次バランサを備えたエンジンであって、前記1次バランサは、前記1次バランサの重心位置が前記バランサ軸から第1の距離だけ離間することとなる第1の位置と、前記重心位置が前記バランサ軸から前記第1の距離よりも長い第2の距離だけ離間することとなる第2の位置と、の間を移動可能に設けられるとともに、前記第1の位置から前記第2の位置に向けて移動するにつれて、前記重心位置を前記バランサ軸から徐々に離間させる可動ウェイトと、前記バランサ軸と前記可動ウェイトの間に配置され、前記可動ウェイトを前記第2の位置側から前記第1の位置側に付勢する付勢部材と、を含み、前記第1の位置および前記第2の位置は、前記可動ウェイトが前記第1の位置から前記第2の位置に向けて移動するにつれて、前記1次バランサが前記1次振動を抑制する程度が徐々に高まるように設定される、ことを特徴とする。
また、本考案の鞍乗型車両は、上記エンジンを備える鞍乗型車両である。鞍乗型車両は、例えば、自動二輪車(スクータを含む)、四輪バギー(全地形型車両)、スノーモービル等である。
本考案によれば、上記1次バランサは、クランク軸の回転速度が高まるにつれて、可動ウェイトが付勢部材の付勢力に抗して第1の位置から第2の位置に向けて移動することで、1次振動を抑制する程度が徐々に高まる。このため、低回転速度域では1次振動を顕在化し、高回転速度域では1次振動を低減することが可能なエンジンおよび鞍乗型車両を実現できる。
本考案の鞍乗型車両の一実施形態に係る自動二輪車の側面図である。 本考案の一実施形態に係るエンジンの断面図である。 図2におけるIII−III線の断面図である。 第1例のバランサの斜視図である。 第1例のバランサの正面図である。 第1例のバランサの断面図である。 第1例のバランサの動作説明図である。 第2例のバランサの斜視図である。 第2のバランサの正面図である。 第2例のバランサの断面図である。 第2例のバランサの動作説明図である。 第3例のバランサの斜視図である。 第3例のバランサの正面図である。 第3例のバランサの断面図である。 第3例のバランサの動作説明図である。 第3例のバランサの変形例の断面図である。 本考案の効果説明図である。
本考案の実施形態について、図面を参照しながら説明する。
図1に、本考案の鞍乗型車両の一実施形態に係る自動二輪車1の側面図を示す。自動二輪車1は、ダブルクレードル型の車体フレーム2を有し、この車体フレーム2の前端部に設けられたヘッドパイプ(不図示)にフロントフォーク3が枢支されている。このフロントフォーク3の下端部には前車輪4が軸支され、上端部にはハンドル5が取り付けられている。
車体フレーム2の上部には、前方に燃料タンク6、後方にシート7が配置されている。また、車体フレーム2の下方後端部には、スイングアーム8が上下に揺動可能に枢支され、このスイングアーム8の後端部には、後車輪9が軸支されている。
車体フレーム2のクレードル内には、本考案の一実施形態に係るエンジン10が搭載されている。このエンジン10は、空冷式4サイクルV型2気筒エンジンである。
図2に、本考案の一実施形態に係るエンジン10の縦断面を車両左側から見た図を示す。また、図3に、図2におけるIII−III線の断面図を示す。
エンジン10は、クランクケース12の上部に、前側シリンダブロック14Fおよび後側シリンダブロック14Bが、車両前後方向に90度よりも小さいバンク角を為すように配置されている。また、これらの上部には、前側シリンダヘッド16Fおよび後側シリンダヘッド16Bがそれぞれ配置されている。
クランクケース12は、左右分割型とされ、左側ケース12Lおよび右側ケース12Rで構成される。また、右側ケース12Rの外側部には、クラッチカバー17が取り付けられ、左側ケース12Lの外側部の前方側には、発電機カバー18が取り付けられている。
シリンダブロック14F,14B内には、ピストン42F,42Bがそれぞれ摺動可能に配置されている。これらピストン42F,42Bは、コンロッド46F,46Bをそれぞれ介して、クランク軸21のクランクピン21aに共に連結されている。
クランク軸21は、クランク軸21の回転中心から偏心した位置にクランクピン21aを有しており、ピストン42F,42Bの往復運動と連動して、車両左側から見て反時計方向(図2中の矢印ωCの方向)に回転する。
ここで、ピストン42F,42Bの往復運動は、シリンダブロック14F,14Bのバンク角に対応する位相差を有する。例えば、後側シリンダブロック14B内のピストン42Bが上死点に到達した時点から、クランク軸21の回転角度がバンク角分だけ変化した後に、前側シリンダブロック14F内のピストン42Fが上死点に到達する。
また、クランク軸21は、クランクピン21aを挟み込むように配置された一対のバランスウェイト21c,21dを有している。これらバランスウェイト21c,21dは、回転中心に対してクランクピン21aの反対側に重心GCを有するような重量分布を有している。
また、クランク軸21は、バランスウェイト21c,21dの車幅方向の外側に設けられた一対のジャーナル部21e,21fを有している。これらジャーナル部21e,21fは、クランクケース12により回転可能に支持され、クランク軸21の回転中心となる。具体的には、左側ジャーナル部21eは、左側ケース12Lのリブ12eに軸支される。また、右側ジャーナル部21fは、右側ケース12Rのリブ12fに軸支される。
また、クランク軸21は、左側ジャーナル部21eから更に左側方に延びて、発電機22を駆動するようになっている。また、クランク軸21は、右側ジャーナル部21fから更に右側方にも延びて、右端部にクラッチ駆動歯車21gが設けられている。
クランク軸21の回転は、このクラッチ駆動歯車21gからクラッチ23を介してメイン軸25に伝わり、ミッションギア部26を介してドライブ軸27に伝わる。ドライブ軸27は、左端部にスプロケット29が取り付けられている。このスプロケット29は、上記後車輪9を駆動するチェーン(不図示)と噛合う。
次に、エンジン10は、クランクケース12の前方側の左右両側に、1次バランサ50A(以下、単にバランサという)をそれぞれ有する。これらバランサ50Aは、クランク軸21と平行に設けられたバランサ軸48L,48Rにそれぞれ取り付けられて、共に回転する。また、これらバランサ50Aは、バランサ軸48L,48Rに対して偏心した位置に重心GBをそれぞれ有する。
バランサ軸48L,48Rは、クランク軸21よりも前斜め下方の左右両側で、クランクケース12にそれぞれ軸支されている。具体的には、左側バランサ軸48Lは、バランサ50Aが取り付けられた部分の両側が、左側ケース12Lに形成されたリブ12a,リブ12bによってそれぞれ軸支される。同様に、右側バランサ軸48Rは、バランサ50Aが取り付けられた部分の両側が、右側ケース12Rに形成されたリブ12c,12dによってそれぞれ軸支される。
また、バランサ軸48L,48Rには、車幅方向の外側の端部にバランサ被動歯車38L,38Rがそれぞれ取り付けられて、共に回転する。これらバランサ被動歯車38L,38Rは、クランク軸21の左右両端部にそれぞれ取り付けられたバランサ駆動歯車36L,36Rとそれぞれ噛合う。ここで、バランサ被動歯車38L,38Rは、バランサ駆動歯車36L,36Rと同径かつ同歯数とされ、このため、バランサ軸48L,48Rは、クランク軸21と同一の回転速度で、反対の回転方向(図2中の矢印ωBの方向)に回転する。
2つのバランサ50Aは、ピストン42F,42Bの往復によって生じる1次振動を、クランク軸21に設けられたバランスウェイト21c,21dとともに抑制する。
ピストン42F,42Bは、往復運動によって、主に上下方向の1次振動を生じる。例えば、図2に示すように、クランクピン21aがクランク軸21の回転中心の上方(バンク角の中間)に位置する場合には、ピストン42F,42Bによる慣性力FPが上向きで最大の大きさとなる。他方、クランクピン21aがクランク軸21の回転中心の下方に位置する場合には、ピストン42F,42Bによる慣性力FPが下向きで最大の大きさとなる。
バランスウェイト21c,21dは、クランク軸21の回転速度ωCに応じた慣性力(遠心力)FCを生じる。ここで、バランスウェイト21c,21dは、クランク軸21の回転中心に対してクランクピン21aの反対側に重心GCを有するため、例えば、図2に示すように、ピストン42F,42Bによる慣性力FPが上向きとなる場合には、これを打ち消す方向である下向きに慣性力FCを生じる。他方、ピストン42F,42Bによる慣性力FPが下向きとなる場合には、これを打ち消す方向である上向きに慣性力FCを生じる。
各バランサ50Aは、バランサ軸48L,48Rの回転速度ωBに応じた慣性力(遠心力)FBを生じる。ここで、各バランサ50Aは、バランスウェイト21c,21dと同様に、ピストン42F,42Bによる慣性力FPを打ち消す方向に慣性力FBを生じるよう、重心GBの位相が設定されている。すなわち、各バランサ50Aは、例えば、図2に示すように、ピストン42F,42Bによる慣性力FPが上向きとなる場合には、これを打ち消す方向である下向きに慣性力FBを生じる。他方、ピストン42F,42Bによる慣性力FPが下向きとなる場合には、これを打ち消す方向である上向きに慣性力FBを生じる。
また、各バランサ50Aは、バランスウェイト21c,21dとは逆方向に回転しているので、バランスウェイト21c,21dの慣性力FCの前後方向の成分を打ち消す方向に、慣性力FBを生じる。
このため、2つのバランサ50Aの慣性力FBの大きさの合計と、バランスウェイト21c,21dの慣性力FCの大きさの合計との総和が、ピストン42F,42Bによる慣性力FPの最大の大きさに相当する場合に、上下方向の1次振動が最も抑制される。また、2つのバランサ50Aの慣性力FBの大きさの合計が、バランスウェイト21c,21dの慣性力FCの大きさの合計に相当する場合に、前後方向の1次振動が最も抑制される。さらに、これらの条件を共に満たす場合に、上下方向の1次振動および前後方向の1次振動が最も抑制される。
本実施形態では、バランスウェイト21c,21dの慣性力FCの大きさの合計は、ピストン42F,42Bによる慣性力FPの最大の大きさの半分となるように設定される。また、2つのバランサ50Aの慣性力FBの大きさの合計は、後述するように、バランサ軸48L,48Rの回転速度ωBが高まるにつれて、バランスウェイト21c,21dの慣性力FCの大きさの合計に近づくように設定されている。
[第1例のバランサ]
以下、第1例のバランサ50Aの具体的な構成について説明する。図4は、バランサ50Aの斜視図である。図5は、バランサ50Aの正面図である。図6は、バランサ50Aの断面図である。
また、図7は、バランサ50Aの動作説明図である。図7(a)は、バランサ50Aに含まれる可動ウェイト52Aが第1の位置PA1にある状態を表す。図7(b)は、可動ウェイト52Aが第2の位置PA2にある状態を表す。
バランサ50Aは、上記バランサ軸48L,48Rに固定される支持部54Aと、この支持部54Aによりバランサ軸48L,48Rの径方向(以下、単に径方向という)に沿って移動可能に支持された可動ウェイト52Aと、この可動ウェイト52Aをバランサ軸48L,48Rに向けて付勢するバネ等からなる弾性体56A(付勢部材の一例)とを含む。
支持部54Aは、挿通孔541aが形成された円筒状の固定部541を有しており、この挿通孔541aにバランサ軸48L,48Rが挿通される。
また、支持部54Aは、固定部541のうち、バランサ軸48L,48Rの軸方向(以下、単に軸方向という)の両端部から径方向にそれぞれ延伸した、2本の延伸部543を有している。可動ウェイト52Aは、これら2本の延伸部543の間に支持される。
各延伸部543には、径方向に伸びた案内溝部545が、軸方向に貫通して形成されている。この案内溝部545は、可動ウェイト52Aの突起部523が挿入されて、可動ウェイト52Aの移動を案内する。
この案内溝部545の両端部は、バランサ軸48L,48Rに近い側が第1ストッパ部58Aとされ、バランサ軸48L,48Rから遠い側が第2ストッパ部59Aとされる。
また、支持部54Aは、バランサ軸48L,48Rと案内溝部545の間に、軸方向の外側に向けて突き出した突起部547をそれぞれ有している。各突起部547には、各弾性体56Aの一端が取り付けられる。
可動ウェイト52Aは、半輪状のウェイト本体521を有している。このウェイト本体521は、中央部が支持部54Aの2本の延伸部543の間に挟み込まれるように配置される。
バランサ50Aの重心GBは、主にこのウェイト本体521によって定まる。このため、バランサ50Aの重心GBは、バランサ軸48L,48Rに対して支持部54Aの延伸部543の延伸方向に偏心している。
また、可動ウェイト52Aは、ウェイト本体521の中央部に、軸方向の外側に向けてそれぞれ突き出した突起部523を有している。これら突起部523は、各案内溝部545に挿入され、これにより可動ウェイト52Aの移動が案内される。
ここで、可動ウェイト52Aは、突起部523が第1ストッパ部58Aに突き当たる第1の位置PA1(図7(a)参照)と、突起部523が第2ストッパ部59Aに突き当たる第2の位置PA2(図7(b)参照)との間を移動可能とされている。
また、各突起部523は、各案内溝部545よりも軸方向の外側まで突き出しており、上記弾性体56Aの他端がそれぞれ取り付けられる。
弾性体56Aは、可動ウェイト52Aが第1の位置PA1から第2の位置PA2側へ移動すると、移動距離分の変位(伸び)を生じ、この変位量に応じた付勢力を、可動ウェイト52Aに対して第1の位置PA1側に向けて印加する。
可動ウェイト52Aの径方向の位置は、バランサ軸48L,48Rの回転速度ωBに応じて変化する。すなわち、バランサ軸48L,48Rの回転速度ωBが高まるのに伴い、可動ウェイト52Aの慣性力(遠心力)が増大すると、可動ウェイト52Aは、弾性体56Aの付勢力に抗して第1の位置PA1から第2の位置PA2へ向けて移動する。
このように可動ウェイト52Aの径方向の位置が変化すると、これに伴い、バランサ50Aの重心GBの径方向の位置も同様に変化する。このため、バランサ50Aは、バランサ軸48L,48Rの回転速度ωBに応じて重心GBの径方向の距離が変化し、この距離に応じた大きさの慣性力FBを生じることになる。
例えば、可動ウェイト52Aが第1の位置PA1にあるとき(図7(a)参照)、バランサ50Aは、バランサ軸48L,48Rから重心GBまでの距離が最小の第1の距離L1となり、慣性力FBの大きさが第1の距離L1に応じた大きさ(すなわち、重心GBの径方向の距離による寄与分が最小となる大きさ)となる。
そして、バランサ軸48L,48Rの回転速度ωBが高まるのに伴い、可動ウェイト52Aが第2の位置PA2へ向けて移動し、重心GBの径方向の距離が増大していく。これにより、バランサ50Aの慣性力FBの大きさは、重心GBの径方向の距離による寄与分が徐々に増大していく。
そして、可動ウェイト52Aが第2の位置PA2に到達したとき(図7(b)参照)、バランサ50Aは、バランサ軸48L,48Rから重心GBまでの距離が最大の第2の距離L2となり、慣性力FBの大きさが第2の距離L2に応じた大きさ(すなわち、重心GBの径方向の距離による寄与分が最大となる大きさ)となる。
ここで、上記エンジン10において、2つのバランサ50Aの慣性力FBの大きさの合計は、可動ウェイト52Aが第2の位置PA2に到達したときに、上記バランスウェイト21c,21dの慣性力FCの大きさの合計と同じになるように設定される。
詳しくは、図17に示すように、バランサ軸48L,48Rの回転速度ωBが低いとき、可動ウェイト52Aが第1の位置PA1にあるので(図7(a)参照)、2つのバランサ50Aの慣性力FBの大きさの合計は、バランスウェイト21c,21dの慣性力FCの大きさの合計よりも小さくなる。このとき、両者の差は最も大きく、この差によってエンジン10の1次振動を残存させることができる。
そして、バランサ軸48L,48Rの回転速度ωBが高まるのに伴い、可動ウェイト52Aが第1の位置PA1から第2の位置PA2に向けて移動すると、2つのバランサ50Aの慣性力FBの合計の大きさが、バランスウェイト21c,21dの慣性力FCの合計の大きさに徐々に近づいていく。このとき、両者の差が徐々に小さくなり、これによってエンジン10の1次振動を徐々に低減させることができる。
そして、バランサ軸48L,48Rの回転速度ωBが更に高まり、可動ウェイト52Aが第2の位置PA2に到達すると(図7(b)参照)、2つのバランサ50Aの慣性力FBの合計の大きさが、バランスウェイト21c,21dの慣性力FCの合計の大きさと同じになる。これにより、エンジン10の1次振動を最小にすることができる。
以上により、本実施形態のバランサ50Aは、バランサ軸48L,48Rの回転速度ωBが高まるのに伴い、エンジン10の振動を抑制する程度を徐々に高めることができるので、低回転速度域では1次振動を顕在化し、高回転速度域では1次振動を低減することが可能となる。
なお、以上に説明した第1例のバランサ50Aに限らず、以下に説明する第2例のバランサ50Bまたは第3例のバランサ50Cがエンジン10に適用されてもよい。
[第2例のバランサ]
以下、第2例のバランサ50Bの具体的な構成について説明する。なお、上記第1例と重複する構成については、同番号を付すことで詳細な説明を省略する。図8は、バランサ50Bの斜視図である。図9は、バランサ50Bの正面図である。図10は、バランサ50Bの断面図である。
また、図11は、バランサ50Bの動作説明図である。図11(a)は、バランサ50Bに含まれる可動ウェイト52Bが第1の位置PB1にある状態を表す。図11(b)は、可動ウェイト52Bが第2の位置PB2にある状態を表す。
バランサ50Bは、上記バランサ軸48L,48Rに固定される支持部54Bと、この支持部54Bにより径方向に沿って移動可能に支持された可動ウェイト52Bと、この可動ウェイト52Bをバランサ軸48L,48Rに向けて付勢するバネ等からなる弾性体56B(付勢部材の一例)とを含む。
支持部54Bは、固定部541に、バランサ軸48L,48Rが挿通される挿通孔541aとともに、径方向に貫通した案内孔549が形成されている。
可動ウェイト52Bは、ウェイト本体521の中央部の内縁部から支持部54Bの側へ延出した棒状部525を有する。この棒状部525は、支持部54Bの案内孔549に挿通され、ウェイト本体521の側とは反対側へ突き出している。これにより、可動ウェイト52Bは、支持部54Bに支持されるとともに、案内孔549の貫通方向に沿った移動が案内される。
また、棒状部525には、径方向に伸びた案内溝部527が、軸方向に貫通して形成されている。バランサ軸48L,48Rは、支持部54Bの挿通孔541aと、この案内溝部527とに挿通される。可動ウェイト52Bは、この案内溝部527を挿通するバランサ軸48L,48Rによっても、案内孔549の貫通方向に沿った移動が案内される。
ここで、ウェイト本体521の中央部の内縁部は、第1ストッパ部58Bとされる。なお、案内溝部545のうち、ウェイト本体521側の端部を、第1ストッパ部58Bとしてもよい。また、棒状部525のうち、ウェイト本体521側とは反対側の端部には、板状の第2ストッパ部59Bが設けられている。
可動ウェイト52Bは、支持部54Bのウェイト本体521側の端部が第1ストッパ部58Bに突き当たる第1の位置PB1(図11(a)参照)と、支持部54Bの第2ストッパ部59B側の端部が弾性体56Bを介して第2ストッパ部59Bに突き当たる第2の位置PB2(図11(b)参照)との間を移動可能とされている。
弾性体56Bは、棒状部525のうち、支持部54Bからウェイト本体521側とは反対側へ突き出した部分に巻き付けられている。この弾性体56Bは、一端が支持部54Bの第2ストッパ部59B側の端部に取り付けられ、他端が第2ストッパ部59Bに取り付けられる。
この弾性体56Bは、可動ウェイト52Bが第1の位置PB1から第2の位置PB2側へ移動すると、移動距離分の変位(縮み)を生じ、この変位量に応じた付勢力を、可動ウェイト52Aに対して第1の位置PB1側に向けて印加する。
このようなバランサ50Bは、上記第1例のバランサ50Aと同様に、バランサ軸48L,48Rの回転速度ωBが高まるのに伴い、可動ウェイト52Bが第1の位置PB1から第2の位置PB2へ向けて移動し、重心GBの径方向の距離が増大していく。これにより、バランサ50Bの慣性力FBの大きさは、重心GBの径方向の距離による寄与分が徐々に増大していく。
ここで、上記第1例のバランサ50Aと同様に、2つのバランサ50Bの慣性力FBの大きさの合計は、可動ウェイト52Aが第2の位置PB2に到達したときに、上記バランスウェイト21c,21dの慣性力FCの大きさの合計と同じになるように設定されている(図17参照)。
以上により、本実施形態のバランサ50Bも、バランサ軸48L,48Rの回転速度ωBが高まるのに伴い、エンジン10の振動を抑制する程度を徐々に高めることができるので、低回転速度域では1次振動を顕在化し、高回転速度域では1次振動を低減することが可能となる。
[第3例のバランサ]
以下、第3例のバランサ50Cの具体的な構成について説明する。なお、上記第1例および第2例と重複する構成については、同番号を付すことで詳細な説明を省略する。図12は、バランサ50Cの斜視図である。図13は、バランサ50Cの正面図である。図14は、バランサ50Cの断面図である。
また、図15は、バランサ50Cの動作説明図である。図15(a)は、バランサ50Cに含まれる可動ウェイト52Cが第1の位置PC1にある状態を表す。図15(b)は、可動ウェイト52Cが第2の位置PC2にある状態を表す。
バランサ50Cは、上記バランサ軸48L,48Rに固定される支持部54Cと、この支持部54Cによりバランサ軸48L,48Rから偏心した位置を中心に回動可能に支持された可動ウェイト52Cと、この可動ウェイト52Cをバランサ軸48L,48Rに向けて付勢するバネ等からなる弾性体56C(付勢部材の一例)とを含む。
支持部54Cは、固定部541の軸方向の両端部から径方向にそれぞれ延伸した、2本の延伸部543を有している。これら延伸部543の先端部の間には、可動ウェイト52Cを軸支する軸支部531が設けられている。
また、固定部541は、延伸部543の延伸方向に対して一方の側部が取付部541dとされ、この取付部541dに、弾性体56Cの一端が取り付けられる。
可動ウェイト52Cは、略三角状のウェイト本体522を有している。このウェイト本体522は、一つの角部522aが、支持部54Cの2本の延伸部543の先端部の間に挟み込まれて、軸支部531により軸支される。
また、ウェイト本体522は、角部522aとは反対側に位置する幅広の先端部522cのうち、上記固定部541の取付部541d側の側部が取付部522bとされ、この取付部522bに、弾性体56Cの他端が取り付けられる。
可動ウェイト52Cは、軸支部531によって、バランサ軸48L,48Rと平行の軸を中心に回動可能とされる。また、バランサ50Cの重心GBは、主に可動ウェイト52Cによって定まることから、可動ウェイト52Cの回動に伴って、バランサ軸48L,48Rに対して径方向の位置と周方向の位置とが共に変化する。
ここで、可動ウェイト52Cは、先端部522cがバランサ軸48L,48Rに近接する第1の位置PC1(図15(a)参照)と、先端部522cがバランサ軸48L,48Rから最も離れる第2の位置PC2(図15(b)参照)との間を移動可能とされている。
第1の位置PC1では、可動ウェイト52Cの取付部522bが上記固定部541の取付部541dに近接し、弾性体56Cが平衡状態となる。
弾性体56Cは、可動ウェイト52Cが第1の位置PC1から第2の位置PC2側へ移動すると、移動距離に応じた変位(伸び)を生じ、この変位量に応じた付勢力を、可動ウェイト52Cに対して第1の位置PC1側に向けて印加する。
可動ウェイト52Cの位置は、バランサ軸48L,48Rの回転速度ωBに応じて変化する。すなわち、バランサ軸48L,48Rの回転速度ωBが高まるのに伴い、可動ウェイト52Cの慣性力(遠心力)が増大すると、可動ウェイト52Cは、弾性体56Cの付勢力に抗して第1の位置PC1から第2の位置PC2へ向けて移動する。
このため、バランサ50Cは、バランサ軸48L,48Rの回転速度ωBに応じて重心GBの径方向の距離が変化するため、慣性力FBの大きさがこの距離に応じて変化するとともに、重心GBの偏心方向も変化するため、慣性力FBの方向が変化することになる。
例えば、可動ウェイト52Cが第1の位置PC1にあるとき(図15(a)参照)、バランサ50Cは、バランサ軸48L,48Rから重心GBまでの距離が最小の第1の距離L1となり、慣性力FBの大きさが第1の距離L1に応じた大きさ(すなわち、重心GBの径方向の距離による寄与分が最小となる大きさ)となる。また、このとき、バランサ50Cは、慣性力FBの方向が上記延伸部543の延伸方向に対して最もずれることになる。
そして、バランサ軸48L,48Rの回転速度ωBが高まるのに伴い、可動ウェイト52Cが第2の位置PC2へ向けて移動し、重心GBの径方向の距離が増大していく。これにより、バランサ50Cの慣性力FBの大きさは、重心GBの径方向の距離による寄与分が徐々に増大していく。また、このとき、バランサ50Cの慣性力FBの方向は、上記延伸部543の延伸方向に徐々に近づく。
そして、可動ウェイト52Cが第2の位置PC2に到達したとき(図15(b)参照)、バランサ50Cは、バランサ軸48L,48Rから重心GBまでの距離が最大の第2の距離L2となり、慣性力FBの大きさが第2の距離L2に応じた大きさ(すなわち、重心GBの径方向の距離による寄与分が最大となる大きさ)となる。また、このとき、バランサ50Cは、慣性力FBの方向が上記延伸部543の延伸方向と同方向になる。
ここで、上記第1例のバランサ50Aおよび第2例のバランサ50Bと同様に、2つのバランサ50Cの慣性力FBの大きさの合計は、可動ウェイト52Aが第2の位置PC2に到達したときに、上記バランスウェイト21c,21dの慣性力FCの大きさの合計と同じになるように設定されている(図17参照)。
更に、バランサ50Cは、慣性力FBの方向が、可動ウェイト52Cが第1の位置PC1から第2の位置PC2に向けて移動するにつれて、上記ピストン42F,42Bによる慣性力FPを打ち消す方向に近づくように設定されている。
具体的には、バランサ50Cは、可動ウェイト52Cが第2の位置PC2にあるときに(すなわち、重心GBの偏心方向が上記延伸部543の延伸方向と同方向になるときに)、慣性力FBの方向が、上記ピストン42F,42Bによる慣性力FPを最も打ち消す方向となるように設定されている。
すなわち、バランサ50Cは、可動ウェイト52Cが第2の位置PC2にある状態で、例えば上記図2に示すように、ピストン42F,42Bによる慣性力FPが上向きとなる場合に、これとは反対の下向きに慣性力FBを生じる。他方、ピストン42F,42Bによる慣性力FPが下向きとなる場合に、これとは反対の上向きに慣性力FBを生じる。
このように設定されることで、バランサ軸48L,48Rの回転速度ωBが低いときには、可動ウェイト52Cが第1の位置PC1にあるので(図15(a)参照)、バランサ50Cの慣性力FBの方向が、ピストン42F,42Bによる慣性力FPを最も打ち消す方向に対してずれることになる。このとき、両者のずれは最も大きく、このずれによってエンジン10の1次振動を残存させることができる。
そして、バランサ軸48L,48Rの回転速度ωBが高まるのに伴い、可動ウェイト52Cが第1の位置PC1から第2の位置PC2に向けて移動すると、バランサ50Cの慣性力FBの方向が、ピストン42F,42Bによる慣性力FPを最も打ち消す方向に徐々に近づいていく。このとき、両者のずれが徐々に小さくなり、これによってエンジン10の1次振動を徐々に低減することができる。
そして、バランサ軸48L,48Rの回転速度ωBが更に高まり、可動ウェイト52Cが第2の位置PC2に到達すると(図15(b)参照)、バランサ50Cの慣性力FBの方向が、ピストン42F,42Bによる慣性力FPを最も打ち消す方向と同じになる。これにより、エンジン10の1次振動を最小にすることができる。
以上により、本実施形態のバランサ50Cは、バランサ軸48L,48Rの回転速度ωBが高まるのに伴い、エンジン10の振動を抑制する程度を徐々に高めることができるので、低回転速度域では1次振動を顕在化し、高回転速度域では1次振動を低減することが可能となる。
なお、第3例のバランサ50Cは、図16に示すように、支持部54Cの2本の延伸部543の間に、第1ストッパ部58Cおよび第2ストッパ部59Cを設けるようにしてもよい。
可動ウェイト52Cは、第1の位置PC1にあるときに、弾性体56Cが取り付けられる側の側部が第1ストッパ部58Cに突き当たって、バランサ軸48L,48R側への更なる移動が規制される。
他方、可動ウェイト52Cは、第2の位置PC2にあるときに、弾性体56Cが取り付けられる側とは反対側の側部が第2ストッパ部59Cに突き当たって、第1の位置PC1とは反対側への移動が規制される。
1 自動二輪車(鞍乗型車両の一例)、2 車体フレーム、3 フロントフォーク、4 前車輪、5 ハンドル、6 燃料タンク、7 シート、8 スイングアーム、9 後車輪、10 エンジン、12 クランクケース、12L 左側ケース、12R 右側ケース、14F,14B シリンダブロック、16F,16B シリンダヘッド、17 クラッチカバー、18 発電機カバー、21 クランク軸、21c,21d バランスウェイト、22 発電機、23 クラッチ、25 メイン軸、26 ミッションギア部、27 ドライブ軸、29 スプロケット、36L,36R バランサ駆動歯車、38L,38R バランサ被動歯車、42F,42B ピストン、46F,46B コンロッド、48L,48R バランサ軸、50A〜50C バランサ、52A〜52C 可動ウェイト、521 ウェイト本体、522 ウェイト本体、522a 角部、522b 取付部、522c 先端部、523 突起部、525 棒状部、527 案内溝部、531 軸支部、54A〜54C 支持部、541 固定部、541a 挿通孔、541b 取付部、543 延伸部、545 案内溝部、547 突起部、549 案内孔、56A〜56C 弾性体(付勢部材の一例)、58A〜58C 第1ストッパ部、59A〜59C 第2ストッパ部、PA1,PB1,PC1 第1の位置、PA2,PB2,PC2 第2の位置。

Claims (8)

  1. ピストンと、
    バランスウェイトを有し、前記ピストンと連動して回転するクランク軸と、
    前記クランク軸と同一の回転速度で、前記クランク軸と反対の回転方向に回転するバランサ軸と、
    前記バランサ軸に連結され、前記ピストンの往復によって生じる1次振動を、前記バランスウェイトとともに抑制する1次バランサを備えたエンジンであって、
    前記1次バランサは、
    前記1次バランサの重心位置が前記バランサ軸から第1の距離だけ離間することとなる第1の位置と、前記重心位置が前記バランサ軸から前記第1の距離よりも長い第2の距離だけ離間することとなる第2の位置と、の間を移動可能に設けられるとともに、前記第1の位置から前記第2の位置に向けて移動するにつれて、前記重心位置を前記バランサ軸から徐々に離間させる可動ウェイトと、
    前記バランサ軸と前記可動ウェイトの間に配置され、前記可動ウェイトを前記第2の位置側から前記第1の位置側に付勢する付勢部材と、
    を含み、
    前記第1の位置および前記第2の位置は、前記可動ウェイトが前記第1の位置から前記第2の位置に向けて移動するにつれて、前記1次バランサが前記1次振動を抑制する程度が徐々に高まるように設定される、
    ことを特徴とするエンジン。
  2. 請求項1に記載のエンジンであって、
    前記第2の位置は、前記1次バランサが前記1次振動を抑制する程度が極大となるように設定される、
    ことを特徴とするエンジン。
  3. 請求項1に記載のエンジンであって、
    前記1次バランサは、
    前記バランサ軸の側に取り付けられ、前記可動ウェイトを、前記バランサ軸の径方向に沿って移動可能に支持する支持部を更に含む、
    ことを特徴とするエンジン。
  4. 請求項1に記載のエンジンであって、
    前記1次バランサは、
    前記バランサ軸の側に取り付けられ、前記可動ウェイトを、前記バランサ軸から偏心した位置を中心に回動可能に支持する支持部を更に含む、
    ことを特徴とするエンジン。
  5. 請求項1に記載のエンジンであって、
    前記1次バランサは、
    前記可動ウェイトの移動を前記第1の位置で停止させる第1ストッパ部を更に含む、
    ことを特徴とするエンジン。
  6. 請求項1に記載のエンジンであって、
    前記1次バランサは、
    前記可動ウェイトの移動を前記第2の位置で停止させる第2ストッパ部を更に含む、
    ことを特徴とするエンジン。
  7. 請求項1に記載のエンジンであって、
    当該エンジンは、90度より小さいバンク角を有するV型エンジンである、
    ことを特徴とするエンジン。
  8. 請求項1ないし7の何れかに記載のエンジンを備える鞍乗型車両。
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