JP3155008U - 調理用容器 - Google Patents

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冨迫 文夫
文夫 冨迫
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有限会社東彼セラミックス
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Abstract

【課題】安定して載置可能とした上で、良好な熱伝導性能を備える調理用容器を提供する。【解決手段】外側底部10Aに設けられた高台3に、調理用容器1の外側底部10Aと外側壁部10Bとを連通する連通部4を形成した。調理用容器1は、ガスコンロAの炎によって空焚きが行える耐熱性を有するセラミック製の鍋状のものであり、外側面10及び内側面11の全域を曲面とする平面円形状に形成されている。内側面11の上下方向の中央部には、例えば、焼き芋等を調理(空焚き調理)する際の網12等を載置する載置段部13が形成されている。また、調理用容器1の開口端には、蓋2を支持するフランジ状の支持部14が径方向外側に突設されている。【選択図】図1

Description

本考案は、調理用容器に関し、特に、ガスコンロの直火による空焚き調理に用いることができる調理用容器に関する。
ガスコンロの直火によって調理をする調理用容器には、煮る、炊く、蒸す等のように水分を使用した加熱調理以外にも、水分を使用しない空焚き調理にも使用できるものがある。この調理用容器は、いずれの調理法においても、食材に対して部分的に火が通り過ぎたり生焼け部分が生じたりしないように、熱の対流が起き易く、調理用容器に対して満遍なく熱伝導が行われるように、外側底部から外側壁部にわたる部位を曲面として形成した調理用容器が適している。ところが、このような調理用容器は、熱伝導が良好である反面、前記外側底部から外側壁部にわたる部位が曲面であるため、載置時における安定性が悪いという欠点がある。
調理用容器の載置時における安定性を確保するため、調理用容器の底部に高台と呼ばれる平面環状の脚部を備えることにより、載置したときの安定性を確保することが知られている(例えば、特許文献1参照)。しかしながら、この脚部を備えた調理用容器の場合、外側底部中央に作用して、この外側底部中央から調理用容器の曲面に沿って拡がろうとする炎に対して脚部が壁になるため、熱の対流が阻害されて調理用容器に対する熱伝導が効率よく行われないという問題がある。
特開2002−012469号公報
本考案は、このような問題に対処することを課題とするものである。すなわち、安定して載置可能とした上で、良好な熱伝導性能を備えることが本考案の目的である。
前記目的を達成するため、本考案にかかる調理用容器は、次の構成を少なくとも具備する。
すなわち、高台を備えた調理用容器であって、前記高台には、前記調理用容器の外側底部と外側壁部とを連通する連通部が備えられていることを特徴とする。
前記連通部は、前記外側底部と前記外側壁部とが同面となるように形成されていることを特徴とする。
前記連通部が複数備えられていることを特徴とする。
前記複数の連通部は、隣り合う全ての連通部の間隔が一定の間隔となるように配されていることを特徴とする。
前記外側底部の中央に、ガスコンロに備えられた安全センサに接触する接触突起が備えられていることを特徴とする。
前記接触突起が複数備えられ、該接触突起間を炎の流通空間としていることを特徴とする。
本考案によれば、安定して載置可能とした上で、良好な熱伝導性能を備えた調理用容器を提供することができる。
本考案にかかる調理用容器の断面図。 図1の底面図。
以下、本考案にかかる調理用容器を実施するための形態を図面に基づいて説明する。本実施形態の調理用容器1は、ガスコンロAの炎によって空焚きが行える耐熱性を有するセラミック製の鍋状のものであり、外側面10及び内側面11の全域を曲面とする平面円形状に形成されている。内側面11の上下方向の中央部には、例えば、焼き芋等を調理(空焚き調理)する際の網12等を載置する載置段部13が形成されている。また、調理用容器1の開口端には、蓋2を支持するフランジ状の支持部14が径方向外側に突設されている。
蓋2は、空焚きが行える耐熱性を有するセラミック製のものであり、外側面20及び内側面21の全域を曲面とし、調理用容器1の径よりも若干小径な平面円形状に形成されている。蓋2の上部中央には取手22が取り付けられ、開口端には、支持部14に支持されるフランジ状の被支持部23が径方向外側に突設されている。また、蓋2の開口端には、調理用容器1の内側面11に嵌合する嵌合突起24が突設されている。
調理用容器1及び蓋2の材質は、例示したセラミックに限られず、空焚きが行える耐熱性を有する材質の材料を用いることができる。また、調理用容器1及び蓋2の形状は、図示した形状に限られない。また、調理用容器1は、空焚き調理専用としたものでもよいし、空焚きを含み、煮る、炊く、蒸す等のように水分を使用した加熱調理も行えるものでもよい。
調理用容器1の外側底部10Aには、調理用容器1の載置時に安定性を確保する高台3が備えられている。
本実施形態では、高台3の内側を外側底部10Aとし、高台3の外側を外側壁部10Bとして説明する。
高台3は、調理用容器1の軸心100と同心とする仮想の円B(図2において一点差線で示す円)上に位置するように垂設されている。本実施形態の高台3は、円Bの軌跡に沿う円弧として形成された同形態(長さ、厚み、高さを同じ)とする3個の脚部30から構成されている。
脚部30は、各脚部30の周方向中央部を通る円Bの経線B1間の角度が120度となるように配置することによって、周方向に沿う各脚部30間の間隔が同間隔となるようにされている。また、各脚部30の周方向に沿って対向する端縁30A間に、外側底部10Aと外側壁部10Bとを連通する3個の連通部4が確保されている。
連通部4は、3個の脚部30を垂設することにより、外側底部10Aと外側壁部10Bとが同面として連通するようになっており、高台3内側の外側底部10Aに作用するガスコンロAの炎が、連通部4から外側壁部10B方向に吹き出るようになっている。
連通部4は、周方向に沿う各脚部30間の間隔が周方向に沿って同間隔にされていることにより、周方向に同幅であり、かつ各連通部4間の間隔が周方向に沿って同間隔となっており、連通部4から外側壁部10B方向に吹き出る炎を、同じ量で、かつ一方向に偏らせることなく3方向へ吹き出させるようになっている。
すなわち、連通部4により、高台3内側の外側底部10Aに作用するガスコンロAの炎を、高台3内に留まらせることなく外側壁部10Bにも作用させることができ、調理用容器1を満遍なく加熱することができる。また、ガスコンロAの炎が高台3内側に留まらないため、この炎を高台3内側の外側底部10Aに集中させるようなことがなく、高台3内側の外側底部10Aの温度を過剰に上昇させるようなことを防止することができる。
高台3及び連通部4の個数は、例示した3個に限られない。また、高台3及び連通部4は、例示した形態に限られず、例えば、高台3を円筒状とするとともに、高台3の周壁を開口し、この開口を連通部4とした形態としてもよい(図示せず)。このような連通部4を備えた高台4の場合、連通部4の大きさ及び個数は、高台4の強度を損ねないとともに、ガスコンロAからの炎が高台4の内側の外側底部10Aから外側壁部10Bに効率的に吹き出るような大きさ及び個数とする。
高台3の内側における外側底部10Aの中心には、ガスコンロAの安全センサA1に接触する接触突起5が複数設けられている。この接触突起5は、安全センサA1が調理用容器1の温度を検出するための被検出部位である。安全センサA1は、接触突起5に接触して調理用容器1の温度を検出しており、検出温度が一定以上である場合に、ガスコンロAを自動的にOFFにするようになっている。
複数の接触突起5の先端は、半球状に形成されており、安全センサA1に対して点接触状に接触するようにされている。複数の接触突起5の高さは、高台3がガスコンロA上に載置されたときに、安全センサA1に接触する高さであるとともに、高台3がガスコンロAに対して浮かない程度の高さに設定されている。
複数の接触突起5の間は、高台3内側の外側底部10Aに作用するガスコンロAの炎を流通させる流通空間6である。流通空間6は、高台3内側に作用する炎を安全センサA1と対向する外側底部10Aの面にも効率的に作用させるための空間である。
すなわち、接触突起5が安全センサA1に接触していても、ガスコンロAの炎が複数の接触突起5の間に確保された流通空間6を流通するため、前述の炎を安全センサA1と対向する外側底部10Aの面に作用させることができる。
接触突起5は、例示した形態(形状、個数)に限られず、安全センサA1に対して接触できるとともに、高台3内側の外側底部10Aに作用するガスコンロAの炎を流通させる流通空間6を確保できる形態であればよい。
本実施形態の調理用容器1によると、高台3によってガスコンロAやテーブル等の載置部分(図示せず)に対して安定よく載置することができる。また、高台3内側の外側底部10Aに作用するガスコンロAの炎が連通部4を介して外側壁部10Bに流れ出るので、前述の炎を調理用容器1に対して部分的に集中させることなく均一に拡げることができる。また、ガスコンロAの炎を安全センサA1と対向する高台3内側の外側底部10Aに対しても、流通空間6を介して作用させることができる。したがって、安定して載置可能とした上で、良好な熱伝導性能を備えた調理用容器1を提供できる。
なお、本考案は、例示した実施形態に限定するものではなく、実用新案登録請求の範囲の各項に記載された内容から逸脱しない範囲の構成による実施が可能である。
1:調理用容器
3:高台
4:連通部
5:接触突起
6:流通空間
10A:外側底部
10B:外側壁部
A:ガスコンロ
A1:安全センサ

Claims (6)

  1. 高台を備えた調理用容器であって、前記高台には、前記調理用容器の外側底部と外側壁部とを連通する連通部が備えられていることを特徴とする調理用容器。
  2. 前記連通部は、前記外側底部と前記外側壁部とが同面となるように形成されていることを特徴とする請求項1記載の調理用容器。
  3. 前記連通部が前記調理用容器の周方向に沿って複数備えられていることを特徴とする請求項1又は2記載の調理用容器。
  4. 前記複数の連通部は、隣り合う全ての連通部の間隔が一定の間隔となるように配されていることを特徴とする請求項3記載の調理用容器。
  5. 前記外側底部の中央に、ガスコンロに備えられた安全センサに接触する接触突起が備えられていることを特徴とする請求項1乃至4記載の調理用容器。
  6. 前記接触突起が複数備えられ、該接触突起間を炎の流通空間としていることを特徴とする請求項5記載の調理用容器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011245018A (ja) * 2010-05-26 2011-12-08 Nagatani Seito Kk 陶器製加熱調理器具

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