JP3154898B2 - 光学的情報記録再生装置 - Google Patents

光学的情報記録再生装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、情報記録媒体に光学的
に情報を記録、再生する光学的情報記録再生装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】図5は従来の一般的な光磁気ディスク装
置を示した構成図である。図5に示した光磁気ディスク
装置は、沖電気技報、第148号、Vol.57、N
o.4「光磁気ディスク装置」に開示されたものであ
る。図5の光磁気ディスク装置は、大別してコントロー
ル部A、ドライブ部B、電源部27から構成されてい
る。コントロール部Aは、SCSIコントローラ1、バ
ッファメモリ2、ドライブ部Bへのデータ転送及びドラ
イブBの動作を制御するドライブコントロール部21、
再生データのエラー訂正を行うECC処理部24、デー
タバッファを制御するバッファコントロール部25、及
びこれらの各部を制御するマイクロプロセッサ26など
から構成されている。
【0003】また、ドライブ部B内には媒体着脱機構1
9が設けられ、この機構によって光磁気ディスク17は
ドライブ部本体に対して着脱できる構造になっている。
光磁気ディスク17はディスク回転機構18の駆動によ
り所定速度で回転する。また光磁気ディスク17の上面
には外部磁界、下面には光学系14とアクチュエータ1
5を含む光学ヘッドが設けられている。光学系14の内
部には光源の半導体レーザ、そのレーザビームを微小光
スポットに絞る対物レンズ、光磁気ディスク17からの
反射光を検出する光センサなどが設けられている。サー
ボ制御部22では光センサの検出信号をもとに光学系1
4の光スポットのトラッキング制御やフォーカス制御が
行われる。
【0004】ここで、光磁気ディスク17に情報を記録
する場合は、信号処理部20で記録データが変調され、
この変調信号に基づいて光学系14の光スポットが強度
変調される。そして、この光スポットを光磁気ディスク
17に照射し、かつ所定の外部磁界を印加することで情
報トラック上に一連の情報が記録される。一方、記録情
報を再生する場合、光学系14から再生パワーの光ビー
ムが照射され、信号処理部20ではこのときの光センサ
の検出信号をもとに所定の信号処理を行うことで記録情
報が再生される。再生データはコントロール部Aを介し
てホストコンピュータへ転送される。以上のドライブB
の各部はマイクロプロセッサ23によって制御される。
【0005】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、上
記従来の光磁気ディスク装置では、コントロール部Aと
ドライブ部Bにそれぞれマイクロプロセッサが設けられ
ており、またそれに付随してプログラムや変数などを格
納するメモリも2つのプロセッサに必要となるので、装
置が大型化し、コスト高になるという問題があった。
【0006】そこで、上記従来の問題点を解決するため
に、1つのプロセッサで装置のコントロールを全て行う
ということが考えられている。しかし、1つのプロセッ
サで装置全てのコントロールを行おうとした時に、プロ
セッサの処理負荷が多いと、全ての処理を行う事ができ
なくなる恐れがあり、これを避ける為に高速なプロセッ
サを使用すると、かえってコストが上がってしまうとい
う問題があった。
【0007】本発明の目的は、プロセッサの処理負荷を
軽減することでこの問題を解決し、安価なプロセッサを
用いても、1つのプロセッサで全てのコントロールが行
えるようにした光学的情報記録再生装置を提供すること
にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、光源か
ら射出された光ビームを光学的情報記録媒体のトラック
に照射することにより、前記媒体上に情報の記録及び/
又は再生を行う光学的情報記録再生装置において、各々
異なる複数のサーボ誤差信号を検出する手段と、前記複
数のサーボ誤差信号が入力される複数のチャンネルを有
し、入力された複数のサーボ誤差信号をA/D変換する
手段と、システムコントロールを行うと共に、前記A/
D変換手段の変換結果に基づいてサーボコントロールを
行うための1つの演算処理手段とを有し、前記A/D変
換手段のサーボ誤差信号のA/D変換、及び前記演算処
理手段のサーボ処理は同一周期で行い、且つ、前記A/
D変換手段は、A/D変換を指示する信号が入力された
ときは、遅延時間の影響の大きいサーボ誤差信号が後に
なるように所定の順序でA/D変換を行うことを特徴と
する光学的情報記録再生装置によって達成される。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図1は本発明の光学的情報記録再生装置の
一実施例を示した構成図である。なお、図1では図5に
示した従来装置と同一部分は同一符号を付して説明を省
略することにする。図1において、5は内蔵ROM6、
内蔵RAM7及びCPU8からなるマイクロプロセッサ
であり、装置内にはプロセッサとしてはこのマイクロプ
ロセッサ5のみが設けられている。
【0010】マイクロプロセッサ5はSCSIコントロ
ーラ1、バッファメモリ2、外部ROM3、外部RAM
4、信号処理部20などとバスによって接続され、情報
記録時にはホストコンピュータ(図示せず)から送られ
た記録データの転送を制御したり、情報再生時には信号
処理部20で生成された再生データの転送を制御した
り、信号処理部20で得られた再生データのエラー訂正
処理が行われる。また、マイクロプロセッサ5は外部磁
界、媒体着脱機構19、ディスク回転機構18などと接
続され、外部磁界の発生や光磁気ディスク17の着脱、
光磁気ディスク17の回転もマイクロプロセッサ5によ
って制御される。更に、マイクロプロセッサ5はD/A
変換部10を介してドライブ回路16と接続され、この
ドライブ回路16でリニアモータ(図示せず)を駆動し
て光学ヘッドを所望のトラックにアクセスするアクセス
制御もマイクロプロセッサ5によって制御される。この
ようにマイクロプロセッサ5では種々のシテスムコント
ロールが行われる。
【0011】また、マイクロプロセッサ5はA/D変換
部9及びD/A変換部10とバスによって接続され、詳
しく後述するようにA/D変換器9からサーボ誤差信号
を取り込み、D/A変換部10を介してサーボ処理結果
を出力することでサーボコントロールが行われる。サー
ボコントロールとしては、通常のフォーカスサーボ、ト
ラッキングサーボ、コーストラッキングサーボが行わ
れ、そのほかに過渡的なフォーカス引き込み、トラッキ
ング引き込みなどもあるが、本実施例ではそれらの引き
込みは終了したものとして説明する。
【0012】なお、トラッキングサーボについては2段
アクチュエータ構成になっていて、光学系14の中に設
けられた対物レンズ(図示せず)をトラッキングアクチ
ュエータの駆動によりトラッキング方向に微小移動させ
ることによって、光学系14からの光スポットが情報ト
ラックに追従するようにトラッキングサーボが行われ
る。また、光学系14とアクチュエータ15を含む光学
ヘッドは前述のようにリニアモータ(図示せず)の駆動
によって光磁気ディスク17の半径方向に移動できるよ
うに構成され、通常のトラッキング動作中に対物レンズ
が可動範囲の限界まで移動したときは光学ヘッド全体を
移動させて対物レンズが光学系14の中心に戻るように
制御が行われる。こうした制御はコーストラッキングサ
ーボと呼ばれており、対物レンズのトラッキング方向の
位置を検出する対物レンズ位置検出部13の位置検出信
号に基づいてコーストラッキングサーボが行われる。ト
ラッキングアクチュエータとフォーカスサーボ用のフォ
ーカスアクチュエータはアクチュエータ15として示さ
れている。
【0013】次に、タイマー回路11ではマイクロプロ
セッサ5から出力されるクロック信号CKを分周して例
えば50kHzのクロック信号が作成され、このクロッ
クに同期して図2(a)のようにA/D変換部9に変換
開始信号aが出力される。A/D変換部9はCH0〜C
H3までの4つの入力端子を持っていて、CH0には総
和信号、CH1には対物レンズ位置信号、CH2にはフ
ォーカス誤差信号、CH3にはトラッキング誤差信号が
それぞれ入力される。そして、変換開始信号aが入力さ
れると、CH0からCH3まで順に各入力信号のデジタ
ル信号への変換が行われる。A/D変換部9で各入力信
号をA/D変換した値は次に変換開始信号aが入力され
るまで保持され、またA/D変換部9でA/D変換を行
っているときは図2(b)のようにA/D変換中である
ことを示すbusy信号bがマイクロプロセッサ5に出
力される。
【0014】ここで、光学系14の内部には光磁気ディ
スク17の反射光を検出する光センサが設けられ、この
光センサの受光信号の総和を総和信号という。この総和
信号はフォーカスサーボが外れたときに光センサの光量
が減少してそのレベルが低下するので、フォーカスサー
ボが外れたかどうかの検出に用いられる。また、トラッ
キング誤差信号及びフォーカス誤差信号は誤差信号検出
部12で光センサの受光信号をもとに検出され、対物レ
ンズ位置信号は対物レンズ位置検出部13で検出されて
それぞれA/D変換部9へ送られる。
【0015】一方、タイマー回路11では、図2(c)
のようにマイクロプロセッサ5に変換開始信号aに対し
て所定時間遅れた信号cが出力される。この信号cはマ
イクロプロセッサ5にインタラプト信号cとして出力さ
れ、マイクロプロセッサ5ではこの信号cを受けると、
現在行っている処理を中断してサーボコントロールのイ
ンタラプト処理が行われる。マイクロプロセッサ5では
インタラプト処理に際しては、まずA/D変換部9がA
/D変換中でないことをbusy信号bで確認する。次
いで、A/D変換部9のCH3におけるトラッキング誤
差信号のA/D変換値が読み出され、その値に基づいて
フィルター演算処理が行われる。フィルター演算処理の
結果はD/A変換部10に出力され、ここでアナログ値
に変換してドライブ回路16へ出力される。
【0016】ドライブ回路16はトラッキングアクチュ
エータやフォーカスアクチュエータあるいはリニアモー
タを駆動する駆動回路であり、D/A変換部10の出力
に基づいてトラッキングアクチュエータを駆動すること
で、光スポットがトラックに追随するようにトラッキン
グサーボがかけられる。マイクロプロセッサ5のフィル
ター演算については詳しく後述する。トラッキングサー
ボのフィルター演算が終了すると、マイクロプロセッサ
5ではA/D変換部9のCH2におけるフォーカス誤差
信号のA/D変換値が読み出され、その値に基づいてフ
ィルター演算が行われる。フィルター演算の結果はD/
A変換部10でアナログ値に変換され、ドライブ回路1
6ではその変換値に基づいてフォーカスアクチュエータ
を駆動することで、光スポットが光磁気ディスク17の
記録層に焦点を結ぶようにフォーカスサーボがかけられ
る。
【0017】次いで、マイクロプロセッサ5ではA/D
変換部9のCH1における対物レンズ位置信号のA/D
変換値が読み出され、その値に基づいてフィルター演算
が行われる。フィルター演算の結果は同様にD/A変換
部10でアナログ値に変換され、ドライブ回路16では
その値に基づいてリニアモータを駆動することでコース
トラッキングサーボが行われる。最後に、マイクロプロ
セッサ5ではA/D変換部9のCH0における総和信号
のA/D変換値が読み出され、前述のように総和信号の
レベルに基づいてフォーカスサーボが外れていないかど
うかのチェックが行われる。
【0018】こうしてマイクロプロセッサ5では、A/
D変換部9からトラッキング誤差信号、フォーカス誤差
信号、対物レンズ位置信号の順で各信号のA/D変換値
を読み出し、それに基づいてフィルター演算を行うこと
によって、トラッキングサーボ、フォーカスサーボ、コ
ーストラッキングサーボのサーボコントロールが行われ
る。そして、図2(a)に示すようにタイマー回路11
からA/D変換部9に次に変換開始信号aが入力される
と、A/D変換部9では再び総和信号、対物レンズ位置
信号、フォーカス誤差信号、トラッキング誤差信号の順
でA/D変換が行われ、マイクロプロセッサ5では図2
(c)のように変換開始信号aから一定時間後にインタ
ラプト信号cが入力されると、同様にトラッキング誤差
信号、フォーカス誤差信号、対物レンズ位置信号の順で
フィルター演算が行われる。このようにマイクロプロセ
ッサ5では、例えば50kHzの周期でトラッキングサ
ーボ、フォーカスサーボ、コーストラッキングサーボの
サーボコントロールが行われる。なお、サーボコントロ
ール以外のシステムコントロールは、インタラプト処理
が終了した後などに行われる。
【0019】次に、トラッキングサーボのフィルター演
算を図3に基づいて説明する。図3において、Z-1は遅
延要素、a1 ,a2 ,b1 はフィルター定数、Gはゲイ
ンである。即ち、A/D変換部9の変換結果と、1つ前
の周期でA/D変換された値にa1 を乗じた値と、2つ
前の周期でA/D変換された値にa2 を乗じた値と、1
つ前の周期でフィルター演算された結果にb1 を乗じた
値の総和に更にゲインGを乗じた値がフィルター演算結
果としてD/A変換部10に出力される。遅延要素Z-1
は1つ前の周期や2つ前の周期のA/D変換値やフィル
ター演算結果を遅延させるものである。
【0020】ここで、サーボコントロールを行う場合、
A/D変換部9の出力をマイクロプロセッサ5に取り込
み、そのフィルター演算結果をD/A変換部10に出力
するわけであるが、A/D変換からD/A変換までの処
理遅れ時間はサーボ特性の位相遅れとなって現われてし
まう。そこで、本実施例では、位相遅れに対して要求の
厳しいトラッキングサーボを最優先とし、位相が遅れて
も影響の少ないコーストラッキングサーボやフォーカス
サーボが外れたときなどのエラー処理の優先順位を下げ
るようになっている。つまり、前述のようにA/D変換
部9によるトラッキング誤差信号のA/D変換を1番最
後に行い、マイクロプロセッサ5によるトラッキングサ
ーボのフィルター演算とD/A変換部10によるD/A
変換を最初に行うことで、A/D変換からD/A変換ま
での処理遅れ時間が最短となるようにしている。
【0021】また、トラッキングサーボ、フォーカスサ
ーボ、コーストラッキングサーボの3つのサーボ処理を
別の周期で行うと、マイクロプロセッサ5へのインタラ
プトが多数発生し、レジスタの待避処理など無駄な時間
が多く生じてしまう。これはインタラプト外の処理を長
い時間中断させることになる。そこで、本実施例では3
つのサーボコントロールを同一の周期で、同一のインタ
ラプト処理内で行うことによって、レジスタの待避処理
など無駄な時間が少なくなるようにし、マイクロプロセ
ッサ5を効率的に使用できるようにしている。
【0022】更に、A/D変換部9のA/D変換開始と
マイクロプロセッサ5へのインタラプト信号の入力を同
一タイミングとすると、インタラプト処理中にA/D変
換の終了まで待たなければならないので無駄である。そ
こで、変換開始信号aを出力してA/D変換を開始して
から所定時間後にインタラプト信号cをマイクロプロセ
ッサ5に出力することで、この無駄時間を少なくしてい
る。この所定時間としては、A/D変換に必要な時間と
インタラプト処理に入ってからA/D変換結果を読みに
いくまでの時間を考慮して最適な時間を選択するのが望
ましい。例えばA/D変換に1μs、インタラプト処理
に入ってからA/D変換結果を読みにいくまで0.5μ
sかかるとすると、所定時間としては1μs−0.5μ
s=0.5μsとすればよい。インタラプト処理に入っ
てからA/D変換結果を読みにいくまでの時間が一定で
ないときは一番長い時間に合わせればよい。
【0023】なお、実施例では、マイクロプロセッサ5
のサーボコントロールについて詳しく説明したが、マイ
クロプロセッサ5の通常処理以外の処理、即ちインタラ
プト内の処理において3つのサーボがかかっていない状
態では、例えばフォーカスサーボの処理を行い、次に光
学ヘッドのシーク処理を行うなど、最優先で処理を行う
必要のあるものから処理を行えばよい。また、A/D変
換部9のbusy信号bをマイクロプロセッサ5のイン
タラプト信号とすることで、A/D変換の終了と同時に
インタラプト処理を起動することもできる。この場合
は、マイクロプロセッサ5はインタラプト処理中にA/
D変換が終了したか確認する必要がないのでマイクロプ
ロセッサ5の処理を軽減でき、またインタラプトのため
の信号を別にマイクロプロセッサ5に出力することもな
いので、ハード面においても構成を簡単化することがで
きる。
【0024】更に、マイクロプロセッサ5でフィルター
演算を行う場合、かけ算の処理に時間を要し、これによ
ってD/A変換までの遅延時間が長くなってしまう。こ
の場合、図3から明らかなようにフィルター演算のうち
最新のA/D変換結果以外は既に1つ前、または2つ前
の周期で確定している値である。従って、図4の破線内
に示すように既に確定している値については、定数a
1 ,a2 ,b1 をかけ算し、更にその総和を計算してお
いて、得られた値と現在のA/D変換結果を加算してD
/A変換部10へ出力すればよい。このように全てのサ
ーボ対象に対してサーボ処理の周期ごとに次回のための
演算処理を行うようにすれば、サーボ特性の位相遅れを
小さくすることができる。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、サ
ーボ誤差信号のA/D変換、演算処理手段のサーボ処理
を同一周期で行い、且つ、遅延時間の影響の大きいサー
ボ誤差信号が後になるように所定の順序でA/D変換を
行うことにより、演算処理手段のサーボ処理を無駄なく
効率的に行うことができ、且つ、遅延時間の影響を最小
限にすることができ、これによって、1つの演算処理手
段であってもシステムコントロールとサーボコントロー
ルの両方を行うことができ、装置を小型化及び低価格化
できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光学的情報記録再生装置の一実施例を
示した構成図である。
【図2】図1の実施例の変換開始信号、busy信号及
びインタラプト信号を示したタイムチャートである。
【図3】トラッキングサーボのフィルター演算の構成を
示したブロック図である。
【図4】他の例のフィルター演算の構成を示したブロッ
ク図である。
【図5】従来の光磁気ディスク装置を示したブロック図
である。
【符号の説明】
1 SCSIコントローラ 2 バッファメモリ 5 マイクロプロセッサ 8 CPU 9 A/D変換部 10 D/A変換部 11 タイマー回路 12 誤差信号検出部 13 対物レンズ位置検出部 14 光学系 15 アクチュエータ 16 ドライブ回路 17 光磁気ディスク

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源から射出された光ビームを光学的情
    報記録媒体のトラックに照射することにより、前記媒体
    上に情報の記録及び/又は再生を行う光学的情報記録再
    生装置において、各々異なる複数のサーボ誤差信号を検
    出する手段と、前記複数のサーボ誤差信号が入力される
    複数のチャンネルを有し、入力された複数のサーボ誤差
    信号をA/D変換する手段と、システムコントロールを
    行うと共に、前記A/D変換手段の変換結果に基づいて
    サーボコントロールを行うための1つの演算処理手段と
    を有し、前記A/D変換手段のサーボ誤差信号のA/D
    変換、及び前記演算処理手段のサーボ処理は同一周期で
    い、且つ、前記A/D変換手段は、A/D変換を指示
    する信号が入力されたときは、遅延時間の影響の大きい
    サーボ誤差信号が後になるように所定の順序でA/D変
    換を行うことを特徴とする光学的情報記録再生装置。
  2. 【請求項2】 前記A/D変換手段は、前記演算処理手
    段によるサーボ処理の前に、サーボ誤差信号のA/D変
    換を終了していることを特徴とする請求項1に記載の光
    学的情報記録再生装置。
  3. 【請求項3】 前記演算処理手段は、前記A/D変換手
    段がA/D変換を開始してから所定時間後にサーボ処理
    を開始することを特徴とする請求項1に記載の光学的情
    報記録再生装置。
  4. 【請求項4】 前記演算処理手段は、遅延時間の影響の
    大きいサーボ誤差信号が先となるように所定の順序でサ
    ーボ処理を行うことを特徴とする請求項1に記載の光学
    的情報記録再生装置。
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