JP3152655U - 配管吊下支持具 - Google Patents

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Abstract

【課題】現場での部品管理や装着時の手間等が増すことなく、コストアップを抑制することができる配管吊下支持具を提供する。【解決手段】配管を抱持するバンド抱持部11と該バンド抱持部の上端部分に連接されたバンド端部12を有する配管支持具であって、抱持した配管類を、天井スラブ等の取付面から2点又は3点吊下支持する配管吊下支持具1において、前記バンド端部の両端が延長され、この延長された部分である延長部の各々が前記両バンド端部の各々に対して鋭角に折り曲げられており、この折り曲げられた延長部の各々に透孔14が形成された構成であることを特徴とする。【選択図】図1

Description

本考案は配管吊下支持具に関し、詳しくは天井スラブ等の取付面に、水道管、ガス管、冷・暖房管等の各種配管を2点又は3点吊下支持する配管吊下支持具に関する。
天井スラブ等の取付面に吊りボルト等の支持部材による吊下支持に加えて前記取付面から斜めに垂設した1本又は2本の吊下支持杆を付加すること等によって2点支持乃至は3点吊下支持したり、或いは2本の吊下支持杆によって2点吊下支持することで防振(防震)構造とした技術としては、例えば、特許文献1〜3に記載のもの等が知られている。
特開2004−150452号 実用新案登録第2524340号 登録実用新案第3148361号
特許文献1に示す技術では、従来構成のままの既存のタンバックル及び配管支持具に装着することで3点吊下支持可能な技術であるが、他部材である2枚の板状部材を必要とするため、かかる部品点数の増加によって現場での部品管理の煩雑さやや装着時の手間等が新たに加わることとなっている。
特許文献2及び3に示す技術は、配管支持具のバンド外面に吊下支持杆との係合部が設けられているため、新たな部材の追加の問題はなく部品管理等の煩雑さ等は無いが、配管支持具自体のコストが上昇せざるを得ない。
そこで本考案の課題は、現場での部品管理や装着時の手間等が増すことなく、コストアップを抑制することができる配管吊下支持具を提供することにある。
上記課題を解決する本考案は下記構成を有する。
1.配管を抱持するバンド抱持部と該バンド抱持部の上端部分に連接されたバンド端部を有する配管支持具であって、抱持した配管類を、天井スラブ等の取付面から2点又は3点吊下支持する配管吊下支持具において、
前記バンド端部の両端が延長され、この延長された部分である延長部の各々が前記両バンド端部の各々に対して鋭角に折り曲げられており、この折り曲げられた延長部の各々に透孔が形成された構成であることを特徴とする配管吊下支持具。
2.前記透孔が、丸孔、又は前記延長部の延長方向に長径を有する長孔であることを特徴とする上記1に記載の配管吊下支持具。
3.前記取付面に一端が固定された吊りボルトにタンバックルを介して前記バンド端部をボルト・ナット固定し、
前記取付面に一端が固定され、斜め吊下げする1本又は2本の吊りボルトの如き吊下支持杆の他端を、前記延長部の透孔にナットの如き係合手段を用いて係合することにより、
前記吊りボルトと1本又は2本の吊下支持杆による2点又は3点吊下支持する構成であることを特徴とする上記1又は2に記載の配管吊下支持具。
4.前記取付面に一端が固定され、斜め吊下げする2本の吊りボルトの如き吊下支持杆の各々の他端を前記延長部の透孔にナットの如き係合手段を用いて係合することにより、2点斜め吊下支持する構成であることを特徴とする上記1又は2に記載の配管吊下支持具。
請求項1に示す考案によれば、現場での部品管理や装着時の手間等が増すことなく、コストアップを抑制することができる配管吊下支持具を提供することができる。
特に、全く新規な構成の他部材を追加することなく、既存の配管支持具のバンド端部構成を変更するだけで作成可能なため、極めて低コストで得ることができる。
請求項2に示す考案によれば、透孔に係合する吊下支持杆の斜め角度を長孔の長径方向に微調整することができる。
請求項3に示す考案によれば、天井スラブ等の取付面から垂設する吊りボルトによって吊下支持する既存の吊下型構成に加えて、吊下支持杆による斜め吊下げによる防振構成を加えることができる。
請求項4に示す考案によれば、天井スラブ等の取付面から斜めに垂設する2本の吊下支持杆による2点吊下支持とすることができ、配管を安定した状態で吊下支持(防振吊下支持)することができる。
本考案に係る配管吊下支持具の一実施例を示す4面図(正面図、平面図、底面図、左側面図) 図1に示す配管吊下支持具の使用例の一例を示す概略正面図 図1に示す配管吊下支持具の使用例の他の例を示す概略正面図
次に、添付の図面に従って本考案を詳細に説明する。
本考案に係る配管吊下支持具(以下、単に支持具と言うこともある。)1は、図1に示すような具体的構成を有し、使用に際しては図2又は図3に示すように配管Pを抱持した状態で天井スラブ等の取付面3から防振状態で2点又は3点吊下支持する際に用いるものである。
支持具1の具体的構成としては、図1に示すように、バンド抱持部11によって配管Pを抱持状態で支持する一般的な構成及び素材の配管支持具を基本構成とし、該配管支持具のバンド抱持部11・11に連設してタンバックル(図2の符号31)との接続部分であるバンド端部12・12の両端が延長され、この延長された部分である延長部13・13の各々が前記バンド端部12・12の両端部の各々に対して鋭角に折り曲げられており、この折り曲げられた延長部13・13の各々に透孔14・14が形成された構成である。
延長部13のバンド端部12に対する角度は、鋭角、即ち、90度未満であればよく、取付面2からの吊下支持杆4(図2参照)の斜め吊下角度に応じて適宜設定されることが好ましい。具体的な角度としては、好ましくはバンド端部12に対して30〜85度、より好ましくは45〜60度の範囲であり、防振(防震)性の観点から吊下支持杆6の斜め吊下角度は概ね45度の角度であること好ましいことから、延長部13の角度も概ね45度であることがとりわけ好ましい。
前記透孔14は、図1に示すように丸孔でもよいが、延長方向に長径を有する長孔であってもよい。長孔とすることで、透孔14に係合する吊下支持杆4の斜め角度を長孔の長径方向に微調整することができる。
次に、上記構成を有する支持具1の使用例について説明する。
図2に示すように、天井スラブ等の取付面2に一端が固定された吊りボルト3にタンバックル31を介して配管Pを抱持する支持具1のバンド端部12をボルト・ナット15により固定することで支持具1を前記取付面2から吊下支持し、更に、前記取付面2に一端が固定され、斜め吊下げする2本の吊りボルトの如き吊下支持杆4・4の他端を、支持具1の透孔14・14にナットの如き係合手段41・41を用いて係合することにより、前記吊りボルト3と2本の吊下支持杆4・4による3点吊下支持することができる。
以上、本考案に係る配管吊下支持具の実施例について説明したが、本考案は上記実施例に限定されず、本考案の範囲内において種々の他の態様を採ることもできる。
例えば、図2に示す上記実施例では、吊下支持杆4を2本としたが、該吊下支持杆4は施工現場の状況等の諸条件に応じて1本であってもよく、かかる諸条件に応じて2つの延長部13・13のいずれか一方に形成された透孔14のみに吊下支持杆4を係合することで、吊りボルト3と1本の吊下支持杆4による2点吊下支持とすることもできる。
更に本考案は、図3に示すように、吊りボルト3による吊下支持が無く、2本の吊下支持杆4・4による斜め吊下げのみで配管Pを吊下支持してもよい。即ち、天井スラブ等の取付面2に一端が固定され、斜め吊下げする2本の吊りボルトの如き吊下支持杆4・4の各々の他端を支持具1の透孔14・14にナットの如き係合手段41・41を用いて係合することにより、2点斜め吊下支持する構成である。この2点斜め吊下支持構成によって、配管Pを安定した状態で吊下支持(防振吊下支持)することができる。
更にまた、本考案の支持具1は、基本構成をバンド抱持部11・11によって配管Pを抱持する構成の配管支持具とするが、かかる配管支持具の基本構成としては、この種の配管支持具として公知公用の構成及び素材を有する種々仕様のものを基本構成として採ることができる。例えば、上記実施例では、バンド抱持部11・11が蝶番部16によって拡開可能に接続された構成であるが、蝶番部16に代えて組式構成の配管支持具であってもよい。
1 配管吊下支持具
11 バンド抱持部
12 バンド端部
13 延長部
14 透孔
15 ボルト・ナット
16 蝶番部
2 取付面
3 吊りボルト
31 タンバックル
4 吊下支持杆
41 係合手段
P 配管

Claims (4)

  1. 配管を抱持するバンド抱持部と該バンド抱持部の上端部分に連接されたバンド端部を有する配管支持具であって、抱持した配管類を、天井スラブ等の取付面から2点又は3点吊下支持する配管吊下支持具において、
    前記バンド端部の両端が延長され、この延長された部分である延長部の各々が前記両バンド端部の各々に対して鋭角に折り曲げられており、この折り曲げられた延長部の各々に透孔が形成された構成であることを特徴とする配管吊下支持具。
  2. 前記透孔が、丸孔、又は前記延長部の延長方向に長径を有する長孔であることを特徴とする請求項1に記載の配管吊下支持具。
  3. 前記取付面に一端が固定された吊りボルトにタンバックルを介して前記バンド端部をボルト・ナット固定し、
    前記取付面に一端が固定され、斜め吊下げする1本又は2本の吊りボルトの如き吊下支持杆の他端を、前記延長部の透孔にナットの如き係合手段を用いて係合することにより、
    前記吊りボルトと1本又は2本の吊下支持杆による2点又は3点吊下支持する構成であることを特徴とする請求項1又は2に記載の配管吊下支持具。
  4. 前記取付面に一端が固定され、斜め吊下げする2本の吊りボルトの如き吊下支持杆の各々の他端を前記延長部の透孔にナットの如き係合手段を用いて係合することにより、2点斜め吊下支持する構成であることを特徴とする請求項1又は2に記載の配管吊下支持具。
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