JP3152064U - 配管支持具用吊下具 - Google Patents

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隆次郎 渋谷
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Abstract

【課題】製造管理・在庫管理・受注管理・出荷管理・納品管理・現場管理等の点における煩雑化及びコストアップを抑制することができる配管支持具用吊下具を提供する。【解決手段】配管を抱持する配管支持具を、天井スラブ等の取付面から斜め吊下支持する際に用いる配管支持具用吊下具において、吊下具本体が、長尺の帯状板を原材料とし、該帯状板の両端部分11同士が近接乃至は接触するように環状に折り曲げ加工されており、近接乃至は接触する帯状板の両端部分11には、該両端部分の両方を貫通する両端部分透孔12が形成されており、前記帯状板の両端部分以外の環状部分13の少なくとも一箇所に吊りボルトの如き吊下支持杆の一端を挿通固定可能な吊下用透孔14が形成されており、環状部分13を、両端部分11の面に対して略90度捩った構成であることを特徴とする。【選択図】図1

Description

本考案は配管支持具用吊下具に関し、詳しくは天井スラブ等の取付面に、水道管、ガス管、冷・暖房管等の各種配管を斜め方向から吊り固定する配管支持具用吊下具に関する。
天井スラブ等の取付面に吊りボルト等の支持部材による吊下支持に加えて、前記取付面から斜めに垂設した吊下支持杆を付加すること等によって2点支持乃至は3点支持することで防振(防震)構造としたことが一般的に行われている。
本出願人は、かかる技術について研究を続けており、特許文献1〜5等に示すような技術を先に提案している。
登録実用新案第3148943号 登録実用新案第3148848号 登録実用新案第3148708号 登録実用新案第3148361号 登録実用新案第3148315号
配管支持具類は、当業各社の製品カタログ群から明らかなように、極めて膨大な種類を有するだけでなく、各種類毎に素材違い・サイズ違い・仕様違い等のように細目が更に別れており、製造管理・在庫管理・受注管理・出荷管理・納品管理・現場管理等の点において極めて煩雑なものとなってしまっている。
特許文献1〜5に示す技術は、既存構成を有する配管支持具類に新たな構成を付加した構造を有するもの(特許文献1及び4)や、新たな構成を有する専用構造のもの(特許文献2、3及び5)であり、かかる新たな製品の創出は上述した膨大な種類の配管支持具類の煩雑化に更に拍車をかけるものである。特に、使用形態の僅かな違いにも拘らず、全く新規なる構造の製品を創出することは、前述した煩雑化に拍車をかけるだけでなく、コストアップに繋がるものである。
そこで本考案の課題は、製造管理・在庫管理・受注管理・出荷管理・納品管理・現場管理等の点における煩雑化及びコストアップを抑制することができる配管支持具用吊下具を提供することにある。
上記課題を解決する本考案は下記構成を有する。
1.配管を抱持する配管支持具を、天井スラブ等の取付面から斜め吊下支持する際に用いる配管支持具用吊下具において、
吊下具本体が、長尺の帯状板を原材料とし、
該帯状板の両端部分同士が近接乃至は接触するように環状に折り曲げ加工されており、
近接乃至は接触する帯状板の両端部分には、該両端部分の両方を貫通する両端部分透孔が形成されており、
前記帯状板の両端部分以外の環状部分の少なくとも一箇所に吊りボルトの如き吊下支持杆の一端を挿通固定可能な吊下用透孔が形成されており、
前記帯状板の両端部分以外の環状部分を、前記両端部分の面に対して略90度捩った構成であること
を特徴とする配管支持具用吊下具。
2.前記吊下用透孔が、帯状板の長尺方向に沿って二箇所又は三箇所以上形成されていることを特徴とする上記1に記載の配管支持具用吊下具。
3.前記吊下用透孔が、帯状板の長尺方向に長径を有する長孔であることを特徴とする上記1又は2に記載の配管支持具用吊下具。
4.前記帯状板の両端部分を、天井スラブ等の取付面に取り付けられたT足やインサートの如き被取付部材に、ボルト・ナットや羽子板ボルトや吊りボルトの如き固定手段により取付固定し、
前記吊下用透孔に挿通固定する吊下支持杆の他端に、配管を抱持する配管支持具を取付固定することで、
配管を斜め吊下支持可能な構成であることを特徴とする上記1〜3のいずれかに記載の配管支持具用吊下具。
5.前記帯状板の両端部分以外の環状部分に形成された吊下用透孔に挿通固定する吊下支持杆の他端を、天井スラブ等の取付面に吊下状態で固定し、
前記帯状板の両端部分に、配管を抱持する配管支持具を取付固定することで、
配管を斜め吊下支持可能な構成であることを特徴とする上記1〜3のいずれかに記載の配管支持具用吊下具。
請求項1に示す考案によれば、製造管理・在庫管理・受注管理・出荷管理・納品管理・現場管理等の点における煩雑化及びコストアップを抑制することができる配管支持具用吊下具を提供することができる。
特に、全く新規な構成の製品を作成することなく、サドルバンドの如き既存のバンド型配管支持具を形成する材料である長尺の帯状板を原材料として用いることで得ることができ、しかも既存の構成に新たな構成を付加するのではなく極めて僅かな加工で低コストで得ることができる。
請求項2に示す考案によれば、二箇所又は三箇所以上の吊下用透孔の数に応じた箇所・本数の吊下支持構成、或いは吊下用透孔の数に応じた2点支持又は3点以上の支持構成とすることができる。
請求項3に示す考案によれば、吊下用透孔に挿通固定する吊下支持管の斜め角度を長孔の長径方向に微調整することができる。
請求項4に示す考案によれば、吊下用透孔が二箇所であれば2本の吊下支持杆によって2本の配管を、三箇所以上であれば3本以上の配管を、並行状態に斜め吊下支持することができる。
請求項5に示す考案によれば、吊下用透孔が二箇所であれば天井スラブ等の取付面への吊下箇所を二箇所とすることができ、吊下用透孔が三箇所以上であれば天井スラブ等の取付面への吊下箇所を三箇所以上とすることができ、配管を安定した状態で吊下支持することができる。
本考案に係る配管支持具用吊下具の一実施例を示す4面図(正面図、平面図、底面図、左側面図) 図1に示す配管支持具用吊下具の使用例の一例をを示す概略正面図 図1に示す配管支持具用吊下具の使用例の他の例を示す概略正面図 図1に示す配管支持具用吊下具の使用例の他の例を示す概略正面図 図1に示す配管支持具用吊下具の使用例の他の例を示す概略正面図
次に、添付の図面に従って本考案を詳細に説明する。
本考案に係る配管支持具用吊下具(以下、単に吊下具と言うこともある。)1は、 図2に示すように配管Pを抱持する配管支持具2を、天井スラブ等の取付面3から斜め吊下支持する際に用いるものである。
吊下具1の具体的な構成としては、図1に示すように、吊下具1本体が、サドルバンドの如きバンド型配管支持具用の形成材料と同様乃至は略同様の長尺の帯状板を原材料とし、該帯状板の両端部分11・11同士が近接乃至は接触(本実施例では接触)するように環状に折り曲げ加工されており、近接乃至は接触する帯状板の両端部分11・11には、該両端部分11・11の両方を貫通する両端部分透孔12・12が形成されており、前記帯状板の両端部分以外の環状部分13の少なくとも一箇所(本実施例では二箇所)に吊りボルトの如き吊下支持杆4の一端を挿通固定可能な吊下用透孔14・14が形成されており、前記帯状板の両端部分11・11以外の環状部分13を、前記両端部分11・11の面に対して略90度捩った構成である。
帯状板の両端部分以外の環状部分13に形成された吊下用透孔14は、二箇所以上に形成される場合、その形成箇所は帯状板の長尺方向に沿って形成されることが好ましく、配管Pを抱持する配管支持具2を吊下支持する吊下支持杆4の斜め吊下角度に応じた位置に形成される。吊下支持杆4の斜め吊下角度の一例としては、本実施例のように2本の吊下支持杆4・4による場合、概ね45度の角度であることが防振(防震)性の点から好ましい。
吊下具1を構成する帯状板の両端部分以外の環状部分13の形状としては、本実施例のように縦長の長円形であることが帯状板の加工性の点で好ましいが、横長の長円形でもよいし、楕円形・円形・オムスビ形であってもよいし、更には折曲角部のある長四角形・三角形・その他の多角形であってもよい。
次に、上記構成を有する吊下具1の使用例について説明する。
図2に示すように、吊下具1を構成する帯状板の両端部分11・11を、天井スラブ等の取付面3に取り付けられたT足やインサートの如き被取付部材(本実施例ではインサート)5に、固定手段(本実施例では、インサートに挿通固定した羽子板ボルト6にボルト・ナット51によって固定する構成。)により取付固定し、吊下用透孔14・14に挿通固定する吊下支持杆4・4の他端に、配管Pを抱持する配管支持具2を取付固定することで、配管Pを斜め吊下支持することができる。尚、吊下用透孔14・14への吊下支持杆4・4の挿通固定は、本実施例では吊下支持杆4・4として長ボルトを用いているためナット41を用いた固定構成としている。また、配管支持具2と吊下支持杆4とは、ボルト・ナット21、L字金具22、ナット23によって接続されている。
以上、本考案に係る配管支持具用吊下具の実施例について説明したが、本考案は上記実施例に限定されず、本考案の範囲内において種々の他の態様を採ることもできる。
例えば、吊下用透孔14の形成箇所は上記実施例の二箇所に限定されず、一箇所であってもよいし、三箇所以上であってもよい。吊下用透孔14を三箇所に形成し、3本の吊下支持杆4・4・4を挿通固定した状態を図3に示す。図3に示す態様は、斜め吊下する吊下支持杆4・4に加えて、直下に垂設する吊下支持杆4を付加する構成である。
また、吊下用透孔12の形状は円形に限らず、帯状板の長尺方向に長径を有する長孔であってもよい。長孔とした場合、挿通固定する吊下支持杆4の斜め吊下角度を長径方向に微調整することができる。
更に、図4に示すように、配管Pの吊下方向が図2に示した実施例とは異なる向きであっても対応することができる。即ち、図4の態様の場合、同一の配管Pの複数箇所(図4の態様では二箇所)を吊下支持することができる。尚、図4に示す態様では、被取付部材5としてT足を用いている。T足である被取付部材5への吊下具1の取付固定はボルト・ナット51により行っている。
更にまた、配管Pを抱持した配管支持具2を斜め吊下支持するのではなく、図5に示すように、天井スラブ等の取付面3に対して斜め吊下支持する際に用いる構成とすることもできる。
図5では、吊下具1を構成する帯状板の環状部分13に形成された吊下用透孔14・14に挿通固定する吊下支持杆4・4の他端を、天井スラブ等の取付面3に吊下状態で固定し、帯状板の両端部分11・11に、配管Pを抱持する配管支持具2を取付固定することで、配管Pを斜め吊下支持する構成となっている。
1 配管支持具用吊下具
11 帯状板の両端部分
12 両端部分透孔
13 帯状板の環状部分
14 吊下用透孔
2 配管支持具
21 ボルト・ナット
22 L字金具
23 ナット
3 取付面
4 吊下支持杆
41 ナット
5 被取付部材
6 固定手段
P 配管

Claims (5)

  1. 配管を抱持する配管支持具を、天井スラブ等の取付面から斜め吊下支持する際に用いる配管支持具用吊下具において、
    吊下具本体が、長尺の帯状板を原材料とし、
    該帯状板の両端部分同士が近接乃至は接触するように環状に折り曲げ加工されており、
    近接乃至は接触する帯状板の両端部分には、該両端部分の両方を貫通する両端部分透孔が形成されており、
    前記帯状板の両端部分以外の環状部分の少なくとも一箇所に吊りボルトの如き吊下支持杆の一端を挿通固定可能な吊下用透孔が形成されており、
    前記帯状板の両端部分以外の環状部分を、前記両端部分の面に対して略90度捩った構成であること
    を特徴とする配管支持具用吊下具。
  2. 前記吊下用透孔が、帯状板の長尺方向に沿って二箇所又は三箇所以上形成されていることを特徴とする請求項1に記載の配管支持具用吊下具。
  3. 前記吊下用透孔が、帯状板の長尺方向に長径を有する長孔であることを特徴とする請求項1又は2に記載の配管支持具用吊下具。
  4. 前記帯状板の両端部分を、天井スラブ等の取付面に取り付けられたT足やインサートの如き被取付部材に、ボルト・ナットや羽子板ボルトや吊りボルトの如き固定手段により取付固定し、
    前記吊下用透孔に挿通固定する吊下支持杆の他端に、配管を抱持する配管支持具を取付固定することで、
    配管を斜め吊下支持可能な構成であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の配管支持具用吊下具。
  5. 前記帯状板の両端部分以外の環状部分に形成された吊下用透孔に挿通固定する吊下支持杆の他端を、天井スラブ等の取付面に吊下状態で固定し、
    前記帯状板の両端部分に、配管を抱持する配管支持具を取付固定することで、
    配管を斜め吊下支持可能な構成であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の配管支持具用吊下具。
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