JP3183555U - 配管支持装置 - Google Patents

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豊幸 佐藤
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Abstract

【課題】多孔アングル材を使用した作業現場での組立を簡単且つ容易にする配管支持装置を提供する。
【解決手段】吊りボルト32により懸架して配管34を支持する配管支持装置10は、一対の多孔アングル材12とアングル連結装置16で構成する。アングル連結装置16に、一対の多孔アングル材12の長孔14を形成した縦辺12aを垂直下向きに収納して横辺12bが横向き外側にT形に開いた状態とし、横方向にボルトを貫通してナットにより締結固定する。
【選択図】図1

Description

本考案は、多孔アングル材を組み合わせて排水管や水道管等の配管を建物内で支持固定する配管支持装置に関する。
従来、ビルやマンション等の建築構造物に設置される水回りの配管設備にあっては、例えば図5及び図6に示すような配管支持装置を使用して配管の設置と固定を行っている。
図5及び図6において、配管支持装置100は、断面L形で一辺の長手方向に長穴を一定ピッチで形成した一対の多孔アングル材102を、その間にスペーサ金板104を入れ、溶接により固定した構造としている。このような構造の配管支持装置100は、作業現場に溶接装置を搬入し、そこで溶接装置を使用して現場作業として組み立てている。
配管支持装置100の設置は、天井側に2本の吊りボルト106を固定し、吊りボルト106を多孔アングル材102の間の隙間を通して上部と下部にナットを入れて締め付け固定し、任意の高さに懸架する。この状態で配管支持装置100の上部に配管108を配置し、U形ボルト110を配管108に装着してボルト端を多孔アングル材102の間の隙間を通して下部に取り出し、そこにナットを入れて締め付け固定している。
特開2006−283514号公報
しかしながら、このような多孔アングル材を使用した従来の配管支持装置にあっては、溶接装置を使用した現場作業により組み立てており、アーク溶接装置の場合は電源の確保が必要であり、またガス溶接装置の場合にはガスボンベの搬入を必要とし、スペース的に制約のある場所での作業となり、そのために手間と時間がかかるという問題がある。
本考案は、多孔アングル材を使用した場合の作業現場での組立を簡単且つ容易にする配管支持装置を提供することを目的とする。
本考案は、吊りボルトにより懸架して配管を支持する配管支持装置に於いて、
断面L形を有し、少なくとも一辺の長手方向に所定ピッチで長孔を複数形成した一対の多孔アングル材と、
所定の厚みを持つ板部の両側に、多孔アングル材の一辺を上部から垂直下向きに収納するアングル取付部を設けると共に、板部及びアングル取付部を横方向に貫通する通し穴を設けたアングル連結手段と、
を備え、
アングル連結手段の一対のアングル取付部に、一対の多孔アングル材の長孔を形成した一辺を垂直下向きに収納して他の一辺が横向き外側にT形に開いた状態とし、通し穴及び長穴にボルトを貫通してナットにより一対の多孔アングル材を締結固定してなることを特徴とする。
ここで、アングル連結手段を、一対の多孔アングル材の少なくとも両端側の2箇所に配置して締結固定する。
また、アングル連結手段は、一対の多孔アングル材の間に、吊りボルト及び配管取り付けボルトを貫通可能な隙間を形成するように、一対の多孔アングル材を締結固定してなる。
本考案の配管支持装置によれば、断面L形を有し、少なくとも一辺の長手方向に所定ピッチで長孔を複数形成した一対の多孔アングル材と、所定の厚みを持つ板部の両側に、多孔アングル材の一辺を上部から垂直下向きに収納するアングル取付部を設けると共に、板部及びアングル取付部を横方向に貫通する通し穴を設けたアングル連結手段とを備え、アングル連結手段の一対のアングル取付部に、一対の多孔アングル材の長孔を形成した一辺を垂直下向きに収納して他の一辺が横向き外側にT形に開いた状態とし、通し穴及び長穴にボルトを貫通してナットにより一対の多孔アングル材を締結固定するようにしたため、溶接装置を必要とすることなく、作業現場において簡単且つ容易に多孔アングル材をアングル連結手段により組み立てることができ、工事作業の効率を大幅に高めることができる。
また、アングル連結手段は、一対の多孔アングル材の締結固定に先立ち、一対のアングル取付部に、一対の多孔アングル材の長孔を形成した一辺を垂直下向きに収納することで、一対の多孔アングル材の他の一辺が横向き外側にT形に開いた位置決め状態とすることができ、通し穴及び長穴にボルトを貫通してナットにより一対の多孔アングル材を締結固定した場合の組立精度を容易に確保することを可能とする。
また、多孔アングル材として、一辺の長手方向に所定ピッチで長孔を複数形成したものを使用することで、各辺の長手方向に所定ピッチで長孔を複数形成したものに比べ、配管支持装置の強度を高めることができる。
本考案による配管支持装置の実施形態を示す説明図 図1の配管支持装置を横方向から示した説明図 アングル連結装置による多孔アングル材の連結部分を取り出して示した説明図 アングル連結装置の実施形態を示した説明図 従来の配管支持装置を示した説明図 図5の従来の配管支持装置を横方向から示した説明図
図1は本考案による配管支持装置の実施形態を示す説明図、図2は図1の配管支持装置を横方向から示した説明図である。
図1及び図2に示すように、本考案の配管支持装置10は、一対の多孔アングル材12と、アングル連結手段として機能する少なくとも2つのアングル連結装置16で構成する。
多孔アングル材12は、断面L形を有し、縦辺12aの長手方向に所定ピッチで長孔14を複数形成し、これにより任意の位置にボルト等による締結を可能とし、また横辺12bはフラットな面として強度を確保している。
アングル連結装置16は、一対の多孔アングル材12の長孔14を形成した縦辺12aを垂直下向きに収納して横辺12bが横向き外側にT形に開いた状態とし、横方向からボルト26を貫通してナット28により一対の多孔アングル材12を締結固定している。
図3はアングル連結装置の実施形態を示した説明図である。尚、図3(A)はアングル連結装置の正面、図3(B)は側面、図3(C)は断面、図3(D)は平面を示す。
図3に示すように、アングル連結装置16は、金属性で所定の厚みを持つ矩形の板部20の両側にアングル取付部18を溶接などにより固定している。アングル取付部18は、多孔アングル材12の縦辺12aを上部から垂直下向きに収納するU形に屈曲形成した収納部18aを設け、収納部18aを横方向に貫通する通し穴18bを形成している。また板部20にも、アングル取付部18の通し穴18bに続く通し穴22aを形成している。
図4はアングル連結装置による多孔アングル材の連結部分を取り出して示した説明図であり、図4(A)はアングル連結装置による連結部分の正面、図4(B)は側面、図4(C)は断面を示す。
図4に示すように、現場における配管支持装置10の組立は、アングル連結装置16の両側に位置する一対のアングル取付部18aの中に、一対の多孔アングル材12の端部側の長孔14を形成した縦辺12aを垂直下向きに嵌め入れ、横辺12bが横向き外側にT形に開いた状態とする。続いてアングル連結装置16の通し穴18b,22aを多孔アングル材12の通し穴14に位置決めし、この位置決め状態で、通し穴18a、長穴14、通し穴22a、長穴14及び通し穴18bの順にボルト26を貫通し、ワッシャ30を介してナット28を捻じ込んで、一対の多孔アングル材12を締結固定して配管支持装置10として組み立てる。
ここで、アングル連結装置16は、一対の多孔アングル材12を締結固定して組み立てた状態で、一対の多孔アングル材12の間に、吊りボルト及び配管取り付けボルト等を貫通可能な隙間を形成するように、板部20の厚さ及びアングル取付部18の厚さを決めている。
このように組み立てられた本考案の配管支持装置10は、図1及び図2に示すように、天井側に2本の吊りボルト32を固定し、吊りボルト32を配管支持装置10における一対の多孔アングル材12の間の隙間を通して上部と下部にナットを入れて締め付け固定し、任意の高さに懸架する。この状態で配管支持装置10の上部に配管34を配置し、U形ボルト36を配管34に装着してボルト端を一対の多孔アングル材12の間の隙間を通して下部に取り出し、そこにナットを入れて締め付け固定する。
また、配管支持装置10における一対の多孔アングル材12の間の隙間から下側に吊りボルト38をナット締めにより固定し、吊りボルト38の先端に、開閉型の配管支持金具40を固定し、そこに配管34を通して支持している。
このような本考案の配管支持装置10による配管34の支持において、アングル連結装置16により組立固定した一対の多孔アングル材12は、その縦辺12aに所定ピッチで長穴14を形成しているが、横辺12bは長穴を設けていないフラットな面であり、縦辺及び横辺の両方に長穴を所定ピッチで形成した所謂スーパーアングルとして知られた多孔アングル材を使用する場合に比べ、複数の配管34を支持するために十分な支持強度を確保することができる。
なお、上記の実施形態は、一対の多孔アングル材の両側にアングル連結装置を設けているが、多孔アングル材が長くなる場合には、両側を含む3箇所以上に設けても良い。
また、多孔アングル材の長さも、規格サイズ以外に、例えば現場において必要な長さに切断してもの使用しても良い。
また、多孔アングル材として、配管の支持強度に問題がなければ、縦辺及び横辺の両方に長穴を所定ピッチで形成した多孔アングル材を使用しても良い。
また、本考案は上記の実施形態に限定されず、その目的と利点を損なうことのない適宜の変形を含み、更に上記の実施形態に示した数値による限定は受けない。
10:配管支持装置
12:多孔アングル材
14:長孔
16:アングル連結装置
18:アングル取付部
20:板部
26:ボルト
28:ナット
32,38:吊りボルト
34:配管
36:U形ボルト
40:配管支持金具

Claims (3)

  1. 吊りボルトにより懸架して配管を支持する配管支持装置に於いて、
    断面L形を有し、少なくとも一辺の長手方向に所定ピッチで長孔を複数形成した一対の多孔アングル材と、
    所定の厚みを持つ板部の両側に、前記多孔アングル材の一辺を上部から垂直下向きに収納するアングル取付部を設けると共に、前記板部及びアングル取付部を横方向に貫通する通し穴を設けたアングル連結手段と、
    を備え、
    前記アングル連結手段の一対のアングル取付部に、前記一対の多孔アングル材の前記長孔を形成した一辺を垂直下向きに収納して他の一辺が横向き外側にT形に開いた状態とし、前記通し穴及び長穴にボルトを貫通してナットにより前記一対の多孔アングル材を締結固定してなることを特徴とする配管支持装置。
  2. 請求項1記載の配管支持装置に於いて、前記アングル連結手段を、前記一対の多孔アングル材の少なくとも両端側の2箇所に配置して締結固定したことを特徴とする配管支持装置。
  3. 請求項1記載の配管支持装置に於いて、前記アングル連結手段は、前記一対の多孔アングル材の間に、吊りボルト及び配管取り付けボルトを貫通可能な隙間を形成するように、前記一対の多孔アングル材を締結固定してなることを特徴とする配管支持装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN108177756A (zh) * 2018-02-08 2018-06-19 亚达管道系统股份有限公司 易清洗管支架

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