JP5729849B1 - 吊りボルト用固定具 - Google Patents

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【課題】新たに天井コンクリートに吊りボルトを設置することなく新規配管を設置することができる吊りボルト用固定具を提供することを目的とする。【解決手段】吊りボルトに設置される固定具であって、吊りボルト50と螺合する所定長さの長ナットを縦に中央で分割して作製される第1の分割長ナット5aと第2の分割長ナット5bと、第1の分割長ナット5aのネジ部とは逆の面に固定されるUボルト6と、第2の分割長ナット5bのネジ部とは逆の面に固定され、Uボルト6が挿入される2個の穴を有する当て板7と、を有することを特徴とする吊りボルト用固定具。【選択図】図1

Description

本発明は、屋根裏に新規配管を設置するための吊りボルト用固定具に関する。
屋根裏に設置される空調ダクト、空調機等は上部コンクリート床に固定する必要があるが、その際吊りボルトがしばしば使用される。図4は、新規配管30及び空調機60の設置状態を示した図である。空調機60は、アンカーボルトに挿入し固定された吊りボルト50を取付座60aに挿入し、ナットNによって固定される。天井板65には空調機60の吹出し穴が開けられている。
このように屋根裏に空調機60が吊りボルト50に設置されている状態で、新たに新規配管30を設置する場合には図4に示したように、新たに吊りボルト50を設置して吊り配管金具40を使って新規配管30を設置するのが通常である。この場合の設置手順は、吊り配管金具40の固定金具40aをナットNを使って吊りボルト50に固定し、次に新規配管30が挿入された吊りバンド40bをボルトBとナットNを使って固定金具40aに固定する。
なお、例えば特許文献1には、線材や管材を吊りボルトに迅速、確実かつ容易に傷つけずに固定できる吊りボルト用固定具に関する技術が開示されている。
特開平10−32751号公報
しかし、上記したような新規配管30の固定方法では、新たにアンカーボルトを天井コンクリート70に挿入した後吊りボルト50を設置しなければならず、コストと時間がかかるという課題があった。
本発明は、以上の課題に着目して成されたもので、新たに天井コンクリートに吊りボルトを設置することなく新規配管を設置することができる吊りボルト用固定具を提供することを目的とする。
本発明は上記課題を解決するため、以下の構成を備えるものである。
(1)吊りボルトに設置される固定具であって、
前記吊りボルトと螺合する所定長さの長ナットを縦に中央で分割して作製される第1の分割長ナット及び第2の分割長ナットと、
前記第1の分割長ナットのネジ部とは逆の面に溶接、ロー付け、または接着によって固定されるUボルトと
有することを特徴とする吊りボルト用固定具。
(2)前記第2の分割長ナットのネジ部とは逆の面に固定され、前記Uボルトが挿入される2個の穴を有する当て板を有することを特徴とする前記(1)記載の吊りボルト用固定具。
(3)前記第2の分割長ナットと前記当て板との固定が、溶接、ロー付け、または接着によってなされることを特徴とする前記(2)に記載の吊りボルト用固定具。
本発明によれば、新たに天井コンクリートに吊りボルトを設置することなく新規配管を設置することができる吊りボルト用固定具を提供することができる。
実施例の吊りボルト用固定具の構成を示す図 実施例の吊りボルト用固定具の使用状態を示す第1の図 実施例の吊りボルト用固定具の使用状態を示す第2の図 従来の屋根裏における新規配管の設置状態を示す図
以下、本発明を実施するための形態を、実施例により詳しく説明する。
図1は、本発明の吊りボルト用固定具10の構成を示す図である。吊りボルト用固定具10は、部品A 10aと部品B 10bによって構成される。部品A 10aは、分割長ナット5aとUボルト6によって作成され、図1(b)に示したように分割長ナット5aとUボルト6の接触部が溶接部8によって固定されている。また、部品B 10bは、分割長ナット5bと当て板7によって作成され、図1(c)に示したように分割長ナット5bと当て板7の接触部が溶接部9によって固定されている。当て板7の2個の穴には、部品A 10aのUボルト6のネジ棒が挿入される。なお、部品B 10bは分割長ナット5bのみで構成し、当て板7を省略してもよい。部品A 10aの分割長ナット5aと部品B 10bの分割長ナット5bは、1個の長ナットを中央で2分割して作成される。上記した吊りボルト用固定具10では、部品の連結に溶接を用いたが、他の例えばロー付け、接着等によって連結してもよい。
図2に、本実施例の吊りボルト用固定具10の使用状態を示す。既に2本の吊りボルト50が設置されているものとする。まず、2本の吊りボルト50を挟んで吊りボルト用固定具10の部品A 10aと部品B 10bを抱き合わせる。部品A 10aの分割長ナット5aと部品B 10bの分割長ナット5bは吊りボルト50とネジ部ではまり合うためずれることはない。この場合、部品A 10aのUボルト6のネジ部を部品B 10bの当て板7の2つの穴に挿入する。次に、小判形状の穴20aが複数形成されたアングル材20を2個の部品B 10bのUボルト6に挿入する。更に、部品B 10bの当て板7と同様の当て板7をUボルト6のネジ部に挿入し、ナットNで締め付ける。このように2個の吊りボルト用固定具10を使えば、アングル材20を2本の吊りボルト50の間に簡単に設置することができる。
次に、上記した方法によって設置されたアングル材20を使って新規配管30を設置する方法を図3を参照しつつ説明する。図3の吊りボルト50は、空調機60を設置するための天井コンクリート70に他端が固定された吊りボルトである。なお、図示しなかったが、天井コンクリート70にはアンカーボルトが打ち込まれているものとする。
図中のアングル材20は、既に述べたように吊りボルト用固定具10によって2本の吊りボルト50の間に設置されている。そして、このアングル材20に吊り配管金具40の固定金具40aをボルトBとナットNを使って固定する。次に、新規配管30を挿入した吊りバンド40bを固定金具40aにボルトBとナットNを使って連結する。
通常、空調機60は4本の吊りボルト50によって屋根裏に設置されるため、この既に設置された吊りボルト50を使って2本のアングル材20を設置することができ、新規配管30を2箇所で固定することができる。
本実施例の吊りボルト用固定具によれば、新たに天井コンクリートに吊りボルトを設置することなく、安価にかつ短時間に新規配管を設置することができる。
5a 分割長ナット
5b 分割長ナット
6 Uボルト
7 当て板
8,9 溶接部
10 吊りボルト用固定具
10a 部品A
10b 部品B
20 アングル材
20a 取付穴
30 新規配管
40 吊り配管金具
40a 固定金具
40b 吊りバンド
50 吊りボルト
60 空調機
60a 取付座
65 天井板
70 天井コンクリート
B ボルト
N ナット

Claims (3)

  1. 吊りボルトに設置される固定具であって、
    前記吊りボルトと螺合する所定長さの長ナットを縦に中央で分割して作製される第1の分割長ナット及び第2の分割長ナットと、
    前記第1の分割長ナットのネジ部とは逆の面に溶接、ロー付け、または接着によって固定されるUボルトと
    有することを特徴とする吊りボルト用固定具。
  2. 前記第2の分割長ナットのネジ部とは逆の面に固定され、前記Uボルトが挿入される2個の穴を有する当て板を有することを特徴とする請求項1記載の吊りボルト用固定具。
  3. 前記第2の分割長ナットと前記当て板との固定が、溶接、ロー付け、または接着によってなされることを特徴とする請求項2に記載の吊りボルト用固定具。
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