JP3152477U - 吊りボルト用金具 - Google Patents

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Abstract

【課題】装置物の布設位置や形態、大きさなどに対する配置の融通性を高めることができると共に装置物の取付け作業性を向上することができ、吊りボルトに対する取付け位置を容易に調節することができ、使用の融通性を高めることができる金具を提供する。【解決手段】吊下配置された吊りボルトBに配管類や配線類を支持するための支持材2を固定する金具体1を備えてなり、金具体に吊りボルトの外周面の略半分を覆う圧締面が設けられ、金具体1と支持材2とを螺着結合することにより圧締面と支持材とで吊りボルトを圧締するための圧締面を境にして配置される一対の締付ボルト3を備えてなる。【選択図】図2

Description

本考案は、例えば、電線管やケーブル、ケーブルラック、空調ダクトなどの配管類、配線類などを支持する際に用いられる吊りボルト用金具である。
この種の吊りボルト用金具として、支持材に天井部分に吊下配置された吊りボルトのボルト径より若干大きな幅の長穴及び吊りボルトに螺着された一対のナットの外径より若干大きな内径の挿通穴を連通状に形成してなる構造のものが知られている。
特開2005−213909号公報 特開2001−25127号公報
しかしながら上記従来構造の場合、上記支持材を上記吊りボルトに長穴及び挿通穴を挿通して係合した後、支持材を吊りボルトに予め螺着した一対のナットにより挟持して固定することになり、支持材が特殊な形状となってコスト高となり易く、しかも、この一対のナットをスパナ等により締め付け回動する作業が必要となり、それだけ、支持材の取付け作業性が低下することがあるという不都合を有している。
本考案はこれらの不都合を解決することを目的とするもので、本考案のうちで、請求項1記載の考案は、吊下配置された吊りボルトに配管類や配線類を支持するための支持材を固定する金具体を備えてなり、上記金具体に上記吊りボルトの外周面の略半分を覆う圧締面が設けられ、該金具体と上記支持材とを螺着結合することにより該圧締面と該支持材とで該吊りボルトを圧締するための該圧締面を境にして配置される一対の締付ボルトを備えてなることを特徴とする吊りボルト用金具にある。
又、請求項2記載の考案は、上記金具体に上記締付ボルトが螺着可能な雌螺子部を設けてなることを特徴とするものであり、又、請求項3記載の考案にあっては、上記金具体に上記圧締面を境にして上記締付ボルトを挿通可能な通穴を形成し、かつ、該締付ボルトが螺着可能なナットを設けてなることを特徴とするものであり、又、請求項4記載の考案は、上記圧締面に上記吊りボルトの外周面の雄螺子部に螺合可能な雌螺子部が形成されていることを特徴とするものである。
本考案は上述の如く、請求項1記載の考案にあっては、吊下配置された複数個の吊りボルトに配管類や配線類を支持するための支持材を固定するにあたり、上記金具体に設けられた上記吊りボルトの外周面の略半分を覆う圧締面と支持材とで吊りボルトを挟装し、圧締面を境にして金具体と支持材とを一対の締付ボルトにより螺着結合することにより圧締面と支持材とで吊りボルトを圧締して支持材を固定することができ、例えば、支持材を複数個の吊りボルトに架設固定して電線管やケーブル、ケーブルラック、空調ダクトなどの配管類や配線類などの装置物を支持材に止着することができ、圧締面及び締付ボルトの締付作業により吊りボルトの任意の位置に支持材を固定配置することができ、装置物の布設位置や形態、大きさなどに対する配置の融通性を高めることができると共に装置物の取付け作業性を向上することができ、締付ボルトを正逆回動することにより吊りボルトに対する取付け位置を容易に調節することができ、使用の融通性を高めることができる。
又、請求項2記載の考案にあっては、上記金具体に上記締付ボルトが螺着可能な雌螺子部を設けてなるから、金具体に設けた雌螺子部に締付ボルトを螺着することにより支持材を容易に吊りボルトに取り付けることができ、又、請求項3記載の考案にあっては、上記金具体に上記圧締面を境にして上記締付ボルトを挿通可能な通穴を形成し、かつ、該締付ボルトが螺着可能なナットを設けてなるから、金具体の製作を容易に行うことができ、又、請求項4記載の考案にあっては、上記圧締面に上記吊りボルトの外周面の雄螺子部に螺合可能な雌螺子部が形成されているから、雄螺子部と雌螺子部との螺合係合により吊りボルトに支持材を確実に止着することができる。
本考案の実施の第一形態例の斜視図である。 本考案の実施の第一形態例の斜視図である。 本考案の実施の第一形態例の使用状態の断面図である。 本考案の実施の第一形態例の使用状態の部分断面図である。 本考案の実施の第一形態例の使用状態の平断面図である。 本考案の実施の第二形態例の斜視図である。 本考案の実施の第二形態例の部分断面図である。 本考案の実施の第二形態例の使用状態の部分断面図である。 本考案の実施の第三形態例の斜視図である。 本考案の実施の第三形態例の部分断面図である。 本考案の実施の第三形態例の使用状態の平断面図である。
図1乃至図11は本考案の実施の形態例を示し、図1乃至図5は第一形態例、図6乃至図8は第二形態例、図9乃至図11は第三形態例である。
図1乃至図5の第一形態例において、1は金具体であって、図3、図4、図5の如く、天井部分Hに吊下配置された吊りボルトB・・・の外周面の略半分を覆う圧締面Q及び逃げ面D・Dからなる開口凹部Gが形成され、この圧締面Qを境にして左右一対の雌螺子部1a・1aが形成されている。
この場合、上記金具体1は内部を空洞化して形成され、金具体1の雌螺子部1a・1aはバーリング加工部分に形成されている。
この場合、上記圧締面Qに上記吊りボルトBの外周面の雄螺子部B1に螺合可能な雌螺子部Q1が形成されている。
この場合、図3の如く、天井部分Hにおいて、スラブSのコンクリート打設面に複数個のインサートNを埋め込み状に取付け、インサートNに吊りボルトB・・・の上端部を螺着し、吊りボルトB・・・の下端部に受け金具Kを取付け、受け金具Kに野縁材Pを布設し、野縁材Pに天井材Tを取り付けるように構成している。尚、吊りボルトBの上端部をスラブSのコンクリート打設時に直接埋め込むこともある。
2は支持材であって、この場合、L型アングル材に複数個の長穴2a・・を形成してなり、上記吊りボルトBを上記金具体1の圧締面Qと支持材2とで挟装し、一対の締付ボルト3・3を座金4及び支持材2の長穴2a・2aに挿通して一対の締付ボルト3・3を雌螺子部1a・1aに螺着し、上記圧締面Qを境にして金具体1と支持材2とを螺着結合することにより圧締面Qと支持材2とで吊りボルトBを圧締して支持材2を固定するように構成している。
この実施の第一形態例は上記構成であるから、吊下配置された複数個の吊りボルトB・・に配管類や配線類を支持するための支持材2を固定するにあたり、上記金具体1に設けられた上記吊りボルトBの外周面の略半分を覆う圧締面Qと支持材2とで吊りボルトBを挟装し、圧締面Qを境にして金具体1と支持材2とを一対の締付ボルト3・3により螺着結合することにより圧締面Qと支持材2とで吊りボルトBを圧締して支持材2を固定することができ、例えば、支持材2を複数個の吊りボルトB・・に架設固定して電線管やケーブル、ケーブルラック、空調ダクトなどの配管類や配線類などの装置物Wを支持材2に止着することができ、圧締面Q及び締付ボルト3・3の締付作業により吊りボルトBの任意の位置に支持材2を固定配置することができ、装置物Wの布設位置や形態、大きさなどに対する配置の融通性を高めることができると共に装置物Wの取付け作業性を向上することができ、締付ボルト3・3を正逆回動することにより吊りボルトBに対する取付け位置を容易に調節することができ、使用の融通性を高めることができる。
この場合、上記金具体1に上記締付ボルト3・3が螺着可能な雌螺子部1a・1aを設けてなるから、金具体1に設けた雌螺子部1a・1aに締付ボルト3・3を螺着することにより支持材2を容易に吊りボルトBに取り付けることができる。
この場合、上記圧締面Qに上記吊りボルトBの外周面の雄螺子部B1に螺合可能な雌螺子部Q1が形成されているから、雄螺子部B1と雌螺子部Q1との螺合係合により吊りボルトBに支持材2を確実に止着することができる。
図6乃至図8の第二形態例は別例構造を示し、この場合、上記第一形態例の金具体1は内部を空洞化して形成され、金具体1の雌螺子部1a・1aはバーリング加工部分に形成されている構造となっているが、第二形態例の金具体1はムクに形成されている。
この第二形態例にあっても、上記第一形態例と同様な作用効果を得ることができると共に金具体1の製作を容易に行うことができる。
図9乃至図11の第三形態例は別例構造を示し、この場合、上記第一形態例の金具体1には雌螺子部1a・1aが形成されているが、第三形態例の金具体1には雌螺子部1a・1aが形成されておらず、代わりに、金具体1に上記圧締面Qを境にして上記締付ボルト3・3を挿通可能な通穴1b・1bが形成され、締付ボルト3・3が螺着可能なナット5・5及び座金4・4を設け構成している。
この第三形態例にあっても、上記第一形態例と同様な作用効果を得ることができると共に金具体1の軽量化を図ることができる。
尚、本発明は上記実施の形態例に限られものではなく、例えば、金具体1、支持材2の形態や構造等は適宜設計して変更されるものである。
以上の如く、所期の目的を充分達成することができる。
B 吊りボルト
Q 圧締面
1 雄螺子部
1 雌螺子部
1 金具体
1a 雌螺子部
1b 通穴
2 支持材
3 締付ボルト
5 ナット

Claims (4)

  1. 吊下配置された吊りボルトに配管類や配線類を支持するための支持材を固定する金具体を備えてなり、上記金具体に上記吊りボルトの外周面の略半分を覆う圧締面が設けられ、該金具体と上記支持材とを螺着結合することにより該圧締面と該支持材とで該吊りボルトを圧締するための該圧締面を境にして配置される一対の締付ボルトを備えてなることを特徴とする吊りボルト用金具。
  2. 上記金具体に上記締付ボルトが螺着可能な雌螺子部を設けてなることを特徴とする請求項1記載の吊りボルト用金具。
  3. 上記金具体に上記圧締面を境にして上記締付ボルトを挿通可能な通穴を形成し、かつ、該締付ボルトが螺着可能なナットを設けてなることを特徴とする請求項1記載の吊りボルト用金具。
  4. 上記圧締面に上記吊りボルトの外周面の雄螺子部に螺合可能な雌螺子部が形成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の吊りボルト用金具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2020094678A (ja) * 2018-12-14 2020-06-18 丸井産業株式会社 吊ボルト用鋼材取付け金具

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