JP3148361U - 防振配管支持具 - Google Patents

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渋谷 清寿
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Abstract

【課題】防振杆の取付角度が調整可能であり、しかも強い揺れや振れ(激震)に対しても充分な強度を有する防振配管支持具を提供する。【解決手段】天井スラブ等の取付面に一端が取付けられる防振杆の他端を取付けることで配管軸に直交する横方向への揺れを防止した吊下型の防振配管支持具において、配管支持具本体10の配管抱持部11の上半部に、タンバックルの如き取付部材12に取付けられるバンド端部13を基準に相対向する防振杆固定部14が設けられており、この防振杆固定部14は、配管抱持部11の外面に沿うと共に外側に突出する突出囲込部14Aと、該突出囲込部に配管抱持部11円周方向に長径を有する長孔状に穿設された透孔14Bと、該透孔に回転自在且つ長径方向に沿って摺動可能に取付けられると共に前記防振杆の他端を螺合固定するナット部材15と、を有する構成であることを特徴とする。【選択図】図1

Description

本考案は防振配管支持具に関し、詳しくは天井スラブ等の取付面に、水道管、ガス管、冷・暖房管等の各種配管を防振状態で吊下支持する防振配管支持具に関する。
天井スラブ・壁面・床スラブ等の取付面に吊りボルト等の支持部材による吊下又は立て支持に加えて、前記取付け面から斜めに垂設又は張設した防振杆を付加すること等によって2点支持乃至は3点支持して防振(防震)構造とした技術としては、例えば、特許文献1に記載のものが知られている。
しかし、特許文献1に記載の技術では、配管支持具本体への防振杆の係合角度が一定角度(約45度)であることから、吊下長さ又は立ち長さによって防振杆の取付面への固定位置が限定されてしまうという欠点を有している。従って、当該配管に沿って平行、或いは交差して配設される他の配管類等の位置によっては施工作業が煩雑となるだけでなく、効果的な防振支持を行うことができないという欠点を有している。
そこで本出願人は、配管支持具本体への防振杆の取付角度が調整可能な防振配管支持具を先に提案した(特許文献2)。
この先提案技術は、配管支持具本体の配管抱持部に該配管抱持部に対する掛止角度が調整可能な掛止部を掛止し、この掛止部に防振杆の一端が係合される透孔を設けた構成を有するものである。
実開昭61−166285号 実用新案登録第2524340号
本考案者は、防振配管支持具について更に研究を続けた結果、先提案技術では防振杆の取付角度を調整できるものであったが、強い揺れや振れ(激震)に対しては強度不足となる可能性もあることが判った。
そこで本考案の課題は、防振杆の取付角度が調整可能であり、しかも強い揺れや振れ(激震)に対しても充分な強度を有する防振配管支持具を提供することにある。
上記課題を解決する本考案は下記構成を有する。
1.天井スラブ等の取付面に一端が取付けられる防振杆の他端を取付けることで配管軸に直交する横方向への揺れを防止した吊下型の防振配管支持具において、
配管支持具本体の配管抱持部の上半部に、タンバックルの如き取付部材に取付けられるバンド端部を基準に相対向する防振杆固定部が設けられており、
この防振杆固定部は、配管抱持部の外面に沿うと共に外側に突出する突出囲込部と、該突出囲込部に配管抱持部円周方向に長径を有する長孔状に穿設された透孔と、該透孔に回転自在且つ長径方向に沿って摺動可能に取付けられると共に前記防振杆の他端を螺合固定するナット部材と、を有する構成であることを特徴とする防振配管支持具。
2.前記突出囲込部は、配管抱持部とは別部材を溶接することで設けられた構成であることを特徴とする上記1に記載の防振配管支持具。
3.前記突出囲込部は、配管抱持部の一部を折曲加工することで設けられた構成であることを特徴とする上記1に記載の防振配管支持具。
4.前記突出囲込部は、配管抱持部の一部を切り起こし成形することで設けられた構成であることを特徴とする上記1に記載の防振配管支持具。
5.前記突出囲込部は、配管抱持部の一部をプレス成形することで設けられた構成であることを特徴とする上記1に記載の防振配管支持具。
請求項1に示す考案によれば、防振杆の取付角度が調整可能であり、しかも強い揺れや振れ(激震)に対しても充分な強度を有する防振配管支持具を提供することができる。
特に、配管抱持部の外側に突出する突出囲込部に回転自在に取付けられたナット部材に防振杆を螺合固定する構成のため、配管支持具本体と防振杆とを強固に連結することができる。従って、強い揺れや振れ(激震)に対しても充分な強度を得ることができる。
また、ナット部材が、配管抱持部円周方向に長径を有する長孔状に穿設された透孔に回転自在且つ長径方向に沿って摺動可能に取付けられた構成のため、防振杆の取付面に対する取付位置や配管支持具の吊下長さに応じて該防振杆の配管支持具への取付角度を最適角度に適宜調整することができる。
請求項2〜5に示す考案によれば、簡単な構造で高い強度を得ることができる。
本考案に係る防振配管支持具の詳細について、添付の図面に基き説明する。
図1は本考案に係る防振配管支持具の一実施例を示す4面図(正面図、平面図、底面図、左側面図)、図2は図1の防振配管支持具の使用状態の一例を示す正面図、図3は防振杆固定部の突出囲込部の他の実施例を示す要部正面図、図4は防振杆固定部の突出囲込部の他の実施例を示す要部斜視図、図5は防振杆固定部の突出囲込部の他の実施例を示す要部斜視図である。
本考案に係る防振配管支持具1は、図1に示すような具体的構成を有し、使用に際しては図2に示すように、配管Pを抱持支持した状態で天井スラブ等の取付面2から吊りボルト等の吊下部材3で吊下支持されると共に、一端が前記取付面2に取付けられる防振杆4・4の他端を取付けることで配管軸に直交する横方向への揺れを防止した吊下型の防振配管支持具である。
防振配管支持具1の配管支持具本体10の配管抱持部11・11の上半部には、タンバックルの如き取付部材12に取付けられるバンド端部13・13を基準に相対向する防振杆固定部14・14が設けられている。尚、図1及び図2において、符号15はナット部材、符号16はボルト・ナットを示す。
防振杆固定部14・14は、前記配管抱持部11・11の各々の外面に沿うと共に外側に突出する突出囲込部14A・14Aと、該突出囲込部14A・14Aに配管抱持部11円周方向に長径を有する長孔状に穿設された透孔14B・14Bと、該透孔14B・14Bに回転自在且つ長径方向に沿って摺動可能に取付けられると共に前記防振杆4・4の他端を螺合固定するナット部材14C・14Cと、を有する構成である。
突出囲込部14A・14Aは、配管抱持部11・11とは別部材(好ましくは同素材)を溶接することで設けられた構成であることが製造の容易さやコストの点、更には高強度が得られ易い等の点で好ましい。
配管支持具本体10の配管抱持部11の構成は、本実施例に示す蝶番式に限らず、この種の配管支持具として公知公用の構成を特別の制限無く採ることができ、例えば、組式や提灯式の構成であってもよく、また材質についても金属、合成樹脂等、この種の配管支持具として公知公用の材質を特別の制限無く挙げることができる。また、取付部材12としては、本実施例のタンバックルに限らず、この種の吊下型の配管支持具の取付部材として公知公用のものを特別の制限無く用いることができる。
ナット部材14Cは、回転自在且つ長径方向に沿って摺動可能な状態を維持したままで突出囲込部14Aに穿設された透孔14Bから脱落しないように取付けられて入ればよく、このナット部材14Cの脱落防止構成としては、この種の配管支持具においてナット部材を脱落防止状態で且つ回転自在・摺動可能に取付ける構成として公知公用の構成を特別の制限無く採ることができる。尚また、ナット部材14Cの構成についても、本実施例のような透孔13の径よりも大である鍔部を有する構成のものに限定されず、この種の配管支持具において回転自在に取付けられるナット部材の構成として公知公用の構成を特別の制限無く採ることができる。
以上、本考案に係る防振配管支持具の一実施例について説明したが、本考案は上記実施例に限定されず、本考案の範囲内において他の態様を採ることができる。
例えば、防振杆固定部14の突出囲込部14Aは、上記実施例に示した配管抱持部11とは別部材を溶接することで設けられた構成に限らず、例えば、図3に示すように配管抱持部11の一部を折曲加工することで設けられた構成を採ることもできる。
また、突出囲込部14Aは、図4に示すように配管抱持部11の上半部の一部を切り残し部14D・14Dを残した状態で切り起こし成形することで設けられた構成としたり、更に、図5に示すように配管抱持部11の上半部の一部をプレス残し部14E・14Eを残した状態でプレス成形することで設けられた構成を採ることでもできる。
尚、これらの図3〜図5に示す構成の場合、ナット部材14Cが突出囲込部14Aの透孔14Bから脱落しないように、例えば、ナット部材14Cの底部を配管抱持部11の一部を切り起こし等によって形成した抑え突起等によって支持したり、或いは、この種の回転自在に取付けられるナット部材の脱落防止構成として公知公用の構成を採ることが好ましい。
更に、本考案に係る防振配管支持具は、吊下型の配管支持に限らず、床スラブや壁面等の取付面に立て支持する立て型の防振配管支持具とすることもできる。立て型とする場合、吊りボルト等の吊下部材及び該吊下部材に取付けられるタンバックルの如き取付部材に配管抱持部のバンド端部を取付ける構成に替えて、取付面に立設固定されたT足部材の如き取付部材に配管抱持部のバンド端部を取付けることで立て支持する構成となる。
尚、立て型構成の場合、T足部材の如き取付部材へのバンド端部の取付けは、この種の公知公用の立て型配管支持具の構成と同様に少なくとも2組のボルト・ナットによって行われる。
尚また、立て型構成の場合、吊下型とは支持構成の向きが変わる(例えば、壁面の場合は90度、床スラブの場合は180度変わる)ため、防振杆固定部が設けられる位置である「配管抱持部の上半部」は「配管抱持部の取付面側の半部」と言い替えることとする。
本考案に係る防振配管支持具の一実施例を示す4面図(正面図、平面図、底面図、左側面図) 図1の防振配管支持具の使用状態の一例を示す正面図 防振杆固定部の突出囲込部の他の実施例を示す要部正面図 防振杆固定部の突出囲込部の他の実施例を示す要部斜視図 防振杆固定部の突出囲込部の他の実施例を示す要部斜視図
符号の説明
1 防振配管支持具
10 配管支持具本体
11 配管抱持部
12 取付部材
13 バンド端部
14 防振杆固定部
14A 突出囲込部
14B 透孔
14C ナット部材
14D 切り残し部
14E プレス残し部
15 ナット部材
16 ボルト・ナット
2 取付面
3 吊下部材
4 防振杆
P 配管

Claims (5)

  1. 天井スラブ等の取付面に一端が取付けられる防振杆の他端を取付けることで配管軸に直交する横方向への揺れを防止した吊下型の防振配管支持具において、
    配管支持具本体の配管抱持部の上半部に、タンバックルの如き取付部材に取付けられるバンド端部を基準に相対向する防振杆固定部が設けられており、
    この防振杆固定部は、配管抱持部の外面に沿うと共に外側に突出する突出囲込部と、該突出囲込部に配管抱持部円周方向に長径を有する長孔状に穿設された透孔と、該透孔に回転自在且つ長径方向に沿って摺動可能に取付けられると共に前記防振杆の他端を螺合固定するナット部材と、を有する構成であることを特徴とする防振配管支持具。
  2. 前記突出囲込部は、配管抱持部とは別部材を溶接することで設けられた構成であることを特徴とする請求項1に記載の防振配管支持具。
  3. 前記突出囲込部は、配管抱持部の一部を折曲加工することで設けられた構成であることを特徴とする請求項1に記載の防振配管支持具。
  4. 前記突出囲込部は、配管抱持部の一部を切り起こし成形することで設けられた構成であることを特徴とする請求項1に記載の防振配管支持具。
  5. 前記突出囲込部は、配管抱持部の一部をプレス成形することで設けられた構成であることを特徴とする請求項1に記載の防振配管支持具。
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