JP2017133607A - 配管吊下支持具 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】第1配管支持具1が、2つのバンド抱持部41の各々について、横方向外側に切起した上方側係止部と下方側係止部とが重合された状態で重合係止部が形成されており、重合係止部の重合した部分に透孔が貫通形成され、この重合係止部に、第2配管支持具4のバンド端部43が接続取付された状態で第2配管PPの抱持支持が可能である構成であり、重合係止部と、第2配管支持具のバンド端部との接続取付が、取付面に一端が固定されて吊下げられる吊下支持杆5の他端が透孔に挿通されてナット螺合された状態で係合される。
【選択図】図1
Description
配管支持具本体である第1配管支持具が、2つのバンド抱持部によって配管を抱持可能であり、該2つのバンド抱持部の下端部分を組式又は蝶番式の如き接続部により拡開可能に接続され、前記バンド端部がタンバックルの如き吊下接続部材に接続されることで吊りボルトからの吊下げが可能な構成の配管支持バンドから成り、
前記2つのバンド抱持部の各々について、
該バンド抱持部の略中央部より上方部分を該略中央部を基点として切起された状態で横方向外側に延伸する上方側係止部が形成され、
且つ、該バンド抱持部の略中央部より下方部分を該略中央部を基点として切起された状態で横方向外側に延伸する下方側係止部が形成され、
この横方向外側に切起した上方側係止部と下方側係止部とが重合された状態で重合係止部が形成されており、
更に、この重合係止部の重合した部分に透孔が貫通形成され、
この重合係止部に、別なる配管支持具である第2配管支持具のバンド端部が接続取付された状態で、該第2配管支持具に別なる配管である第2配管の抱持支持が可能である構成であり、
前記重合係止部と、第2配管支持具のバンド端部との接続取付が、前記取付面に一端が固定されて吊下げられる1本又は2本の吊りボルトの如き吊下支持杆の他端が前記透孔に挿通されてナット螺合された状態で係合される構成であること、
を特徴とする配管吊下支持具。
即ち、吊下支持に用いる場合の「上方」「上端」は文字通りの「上」であり、「下方」「下端」は文字通りの「下」であるが、床面からの立上支持に用いる場合の「上方」「上端」は文字通りとは正反対の「下」となり、「下方」「下端」は文字通りとは正反対の「上」となる。また、壁面からの立上支持に用いる場合の「上方」「上端」は壁面に近い側であり、「下方」「下端」は壁面から遠い位置である。
配管支持具本体である第1配管支持具1が、2つのバンド抱持部11・11によって配管Pを抱持可能であり、該2つのバンド抱持部11・11の下端部分を組式又は蝶番式の如き接続部12により拡開可能に接続され、前記バンド端部13がタンバックルの如き吊下接続部材31に接続されることで吊りボルト3からの吊下げが可能な構成の配管支持バンドから成り、
前記2つのバンド抱持部11・11の各々について、
該バンド抱持部11の略中央部より上方部分を該略中央部を基点として切起された状態で横方向外側に延伸する上方側係止部14Aが形成され、
且つ、該バンド抱持部11の略中央部より下方部分を該略中央部を基点として切起された状態で横方向外側に延伸する下方側係止部14Bが形成され、
この横方向外側に切起した上方側係止部14Aと下方側係止部14Bとが重合された状態で重合係止部14が形成されており、
更に、この重合係止部14の重合した部分に透孔15が貫通形成され、
この重合係止部14に、別なる配管支持具である第2配管支持具4のバンド端部43が接続取付された状態で、該第2配管支持具4のバンド抱持部41に別なる配管である第2配管PPの抱持支持が可能である構成であり、
前記重合係止部14と、第2配管支持具4のバンド端部43との接続取付が、前記取付面2に一端が固定されて吊下げられる1本又は2本の吊りボルトの如き吊下支持杆5の他端が前記透孔15に挿通されてナット51により螺合された状態で係合される構成である。
11 バンド抱持部
11A 被切起し孔部
11B 被切起し孔部
12 接続部
13 バンド端部
14 重合係止部
14A 上方側係止部
14B 下方側係止部
14C 折り返し部
14D 中途部分
15 透孔
16 ボルト・ナット
2 天井スラブ・壁面・床面の如き取付面
3 吊りボルト
31 タンバックルの如き吊下接続部材
4 第2配管支持具
41 バンド抱持部
43 バンド端部
5 吊下支持杆
51 ナット
P 配管
PP 第2配管
Claims (5)
- 配管を抱持するバンド抱持部と該バンド抱持部の上端部に連接されたバンド端部を有する配管支持具であって、抱持した配管を、天井スラブ等の取付面から2点又は3点支持する配管吊下支持具において、
配管支持具本体である第1配管支持具が、2つのバンド抱持部によって配管を抱持可能であり、該2つのバンド抱持部の下端部分を組式又は蝶番式の如き接続部により拡開可能に接続され、前記バンド端部がタンバックルの如き吊下接続部材に接続されることで吊りボルトからの吊下げが可能な構成の配管支持バンドから成り、
前記2つのバンド抱持部の各々について、
該バンド抱持部の略中央部より上方部分を該略中央部を基点として切起された状態で横方向外側に延伸する上方側係止部が形成され、
且つ、該バンド抱持部の略中央部より下方部分を該略中央部を基点として切起された状態で横方向外側に延伸する下方側係止部が形成され、
この横方向外側に切起した上方側係止部と下方側係止部とが重合された状態で重合係止部が形成されており、
更に、この重合係止部の重合した部分に透孔が貫通形成され、
この重合係止部に、別なる配管支持具である第2配管支持具のバンド端部が接続取付された状態で、該第2配管支持具に別なる配管である第2配管の抱持支持が可能である構成であり、
前記重合係止部と、第2配管支持具のバンド端部との接続取付が、前記取付面に一端が固定されて吊下げられる1本又は2本の吊りボルトの如き吊下支持杆の他端が前記透孔に挿通されてナット螺合された状態で係合される構成であること、
を特徴とする配管吊下支持具。 - 前記重合係止部の各々が、外側斜め下方に向かった状態で延伸する構成であることを特徴とする請求項1に記載の配管吊下支持具。
- 前記重合係止部の各々が、前記した略中央部の基点から外側斜め上方に向かって延伸すると共に、この延伸した部分の中途部分であって且つ前記透孔よりも基点側の部分において折曲られた状態又は湾曲された状態で外側斜め下方に向かった状態で延伸する構成であることを特徴とする請求項1に記載の配管吊下支持具。
- 前記重合係止部の各々が、前記した略中央部の基点から外側水平方向に向かって延伸すると共に、この延伸した部分の中途部分であって且つ前記透孔よりも基点側の部分において折曲られた状態又は湾曲された状態で外側斜め下方に向かった状態で延伸する構成であることを特徴とする請求項1に記載の配管吊下支持具。
- 前記上方側取付部と前記下方側取付部の各々が、その基点部分から前記バンド抱持部の外周面に沿って折り返し横方向外側に延伸するように折曲された状態で重合された構成であることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の配管吊下支持具。
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