JP6808902B2 - 吊り天井の下地構造 - Google Patents
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Description
(1)本発明の第1の観点は、吊り天井の下地構造であって、吊りボルトと、前記吊りボルトの下端にハンガーを介して取り付けられる野縁受けと、側面視において山谷の繰り返しによって構成されており、前記野縁受けに取り付けられる波型プレートと、を備えることを特徴とする。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施形態について詳細に説明するが、各図において、同一符号は同一又は対応する部分を示す。また、本発明は、以下の説明からも明らかなようにこれらの実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨の範囲内において当業者であれば種々の変形が可能である。
まず、本発明の実施形態に係る吊り天井の下地構造1の一例を全体的に説明する。吊り天井の下地構造1は、図1に示すように、天井躯体(不図示)から垂下する吊りボルト2と、吊りボルト2にハンガー3を介して取り付けられるC字型横断面の野縁受け4と、野縁受け4にクリップ61を介して取り付けられる山谷型横断面の波型プレート51と、野縁受け4にクリップ62を介して取り付けられる凹字型横断面の野縁52とを備えている。波型プレート51及び野縁52には天井仕上板10が取り付けられる。
まず、複数の吊りボルト2は天井躯体(不図示)から所定の間隔で垂下しており、その下端にU字状のハンガー3が取り付けられている。ハンガー3は、野縁受け4を支持するためのものであり、野縁受け4は、互いに平行にかつ水平に延びた状態で配設されている。ここで、吊りボルト2は、野縁受け4との直交方向における配置間隔を900mm〜1000mm程度、好ましくは910mmとし、野縁受け4との平行方向における配置間隔も同様に900mm〜1000mm程度、好ましくは910mmの間隔としている。
ハンガー3は、吊りボルト2の下端にあらかじめナットによって仮設置されており、野縁受け4を取り付ける際に高さ方向を調整して固定する。ハンガー3は、野縁受け4を係合できるようにU字型又はJ字型の断面形状を有しており、高さ方向に加えて水平方向にも位置を調整できる。なお、他の態様としては、例えば、吊りボルト2側と野縁受け4側に二分割され、それら両者をねじ止めしたハンガー3を用いてもよい。このように構成したハンガー3は、天井躯体が勾配をもっているような場合にその勾配に追従することができる。
野縁受け4は、波型プレート51や野縁52を取り付けるための部材である。波型プレート51はクリップ61によって野縁受け4に連結されており、野縁52はクリップ62によって野縁受け4に連結されている。ここでは、野縁受け4として、C字型の横断面を有している例を示しているが、本実施形態の適用にあたっては、他の断面形状を有しているものであってもよい。例えば、角型の断面を有するものであってもよい。角型の断面の場合、C字型の横断面の部材と比べて曲げやねじれに対する強度を高めることができる利点がある。角型の横断面を採用することによって、断面二次モーメントや断面係数などの断面性能を高めることが可能となるからである。野縁受け4の横断面については、角型のもの以外にも、例えばE字型の横断面を有する部材を使用しても同様の効果を得ることができる。このように野縁受け4の横断面は、設置場所、コスト、求められる耐震性などを考慮して、C字型、角型又はE字型のものを選択すればよい。
波型プレート51は、天井仕上板10を保持する部材として、図1では、野縁受け4と交差する長手方向に山谷が延在するように配置された例を示しており、野縁受け4にクリップ61によって連結されている(なお、クリップ61を使用せずに接着剤又はビスなどで固定される場合もある)。波型プレート51は側面視において山谷型の横断面を有しており、天井仕上板10は、波型プレート51の谷512の底面に接着剤又はビスなどで固定される。なお、波型プレート51は、野縁受け4と平行する長手方向に山谷が延在するようにして配置されてもよい。
野縁52は、天井仕上板10を保持する部材として、野縁受け4と交差するように配置されており、野縁受け4にクリップ62で連結されている(なお、クリップ62を使用せずに接着剤又はビスなどで固定される場合もある)。図1では、野縁52は凹字型の横断面を有している例を示しているが、断面形状はこれに限らない。また、天井仕上板10は、野縁52の底面に接着剤又はビスなどで固定される。
図1に戻ると、一組のブレース7,7が、吊りボルト2を挟んで、野縁受け4”と平行する方向に設けられている。ブレース7は、野縁受け4”の強度を確保できる場合には野縁受け4”に取り付けても構わないが、野縁受け4”の強度が不足する場合には取付金具8によって波型プレート51に取り付けることにより、ブレース7,7を野縁受け4”に固定しないことが好ましい。取付金具8を介したブレース7と波型プレート51の取付けの態様について、取付け箇所を拡大して示した図4及び図5を参照して説明する。
本実施形態は、天井仕上板10を取り付ける部材を波型プレート51とすることにより、天井仕上板10に制約をかけることなく、野縁受け4よりも下方の構造を高強度化した吊り天井の下地構造1を提供することができる。また、波型プレート51を軽量化したことにより、必要な強度を維持したうえで、施工性のよい吊り天井の下地構造1を提供することができる。さらに、ブレース7を野縁受け4を介さずに波型プレート51に取り付けることにより、野縁受け4に地震力を負担させることのない吊り天井の下地構造1を提供することができる。
2…吊りボルト
3…ハンガー
4、4’、4”…野縁受け
51…波型プレート(キーストンプレート)
511…山
511A1、511A2…長穴(開口)
512…谷
513…縁部
51A…貫通孔
52…野縁
61…クリップ
62…クリップ
7…ブレース
8…取付金具
81…第1板部
82…第2板部
83…第3板部
84…リブ
10…天井仕上板
Claims (5)
- 吊り天井の下地構造であって、
吊りボルトと、
前記吊りボルトの下端にハンガーを介して取り付けられる野縁受けと、
側面視において山谷の繰り返しによって構成されており、前記野縁受けに取り付けられる波型プレートと、
ブレースと、
前記ブレースの下端を前記波型プレートに取り付ける取付金具と、を備えることを特徴とする下地構造。 - 前記波型プレートが、前記野縁受けと交差する長手方向に山谷が延在するように前記野縁受けに取り付けられることを特徴とする請求項1に記載の下地構造。
- 前記取付金具が、
垂直方向に延在し、前記ブレースに取り付けられる第1板部と、
前記第1板部の下端から、前記野縁受けから離間する方向に傾斜して下方に延在する第2板部と、
前記第2板部の下端から前記方向に水平に延在し、前記波型プレートの山に取り付けられる第3板部と、を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の下地構造。 - 前記取付金具が前記第2板部と前記第3板部との境界に設けられたリブを有することを特徴とする請求項3に記載の下地構造。
- 前記波型プレートがその山谷の少なくとも一方に開口を有することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の下地構造。
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