JP6808902B2 - 吊り天井の下地構造 - Google Patents

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Description

本発明は、吊り天井の下地構造に関する。
先年の東北大震災によって引き起こされた様々な災害は、記憶に新しいところである。様々な災害のうち、建物屋内で生じた災害としては、天井が落下して人的被害が発生するという痛ましい事故が挙げられる。このような事態を受け、国を始めとして各界において、天井落下防止に係る安全対策が、鋭意、研究、開発されている。
例えば、特許文献1には、簡易な構造で水平方向の力に対する耐力及び剛性が向上する天井構造およびブレース材と天井仕上板の固定金具を提供することを目的として、上階床スラブから垂設された吊ボルトと、吊ボルトに吊り下げ支持された天井下地材と、天井下地材に取り付けられて天井面を構成する天井仕上板と、上階床スラブ及び吊ボルトの上端部のいずれか一方と天井仕上板との間に斜めに架け渡されるブレース材と、天井仕上板とブレース材とを固定する固定金具と、を備える天井構造であって、固定金具は、天井仕上板の上側に配置されブレース材の下端部が固定される上側固定部材と、天井仕上板の下側に配置される下側固定部材と、上側固定部材と下側固定部材との間に天井仕上板を挟んだ状態で、天井仕上板と上側固定部材と下側固定部材とを一体的に締め付けて固定する締結部材と、を有する技術が開示されている。
しかしながら、特許文献1の天井構造は、ブレース材の下端部が固定金具を介して天井仕上板に取り付けられる構成としたことにより、吊ボルト、天井下地材及びブレース材に加えて、天井仕上板にも水平方向の力を直接負担させることができるため、その分、天井構造全体の耐力及び剛性が向上するとされているものの、水平方向の力を天井仕上板に直接負担させることから、下地構造のみならず天井仕上板そのものの構造、材質、形状などに制約がかかるという問題がある。
特開2012−162873号公報
本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、天井仕上板に制約をかけることなく、野縁受けよりも下方の構造を高強度化した吊り天井の下地構造を提供することを目的とする。
本発明は、上記目的を達成するために、以下の構成によって把握される。
(1)本発明の第1の観点は、吊り天井の下地構造であって、吊りボルトと、前記吊りボルトの下端にハンガーを介して取り付けられる野縁受けと、側面視において山谷の繰り返しによって構成されており、前記野縁受けに取り付けられる波型プレートと、を備えることを特徴とする。
(2)上記(1)の構成において、前記波形プレートが、前記野縁受けと交差する長手方向に山谷が延在するように前記野縁受けに取り付けられる。
(3)上記(1)又は(2)の構成において、さらに、ブレースを備える。
(4)上記(3)の構成において、さらに、前記ブレースの下端を前記波型プレートに取り付ける取付金具を備える。
(5)上記(4)の構成において、前記取付金具が、垂直方向に延在し、前記ブレースに取り付けられる第1板部と、前記第1板部の下端から、前記野縁受けから離間する方向に傾斜して下方に延在する第2板部と、前記第2板部の下端から前記方向に水平に延在し、前記波型プレートの山に取り付けられる第3板部と、を有する。
(6)上記(5)の構成において、前記取付金具が前記第2板部と前記第3板部との境界に設けられたリブを有する。
(7)上記(1)から(6)のいずれか1つの構成において、前記波型プレートがその山谷の少なくとも一方に開口を有する。
本発明によれば、天井仕上板に制約をかけることなく、野縁受けよりも下方の構造を高強度化した吊り天井の下地構造をを提供することができる。
本発明の実施形態に係る吊り天井の下地構造の一例を示す斜視図である。 軽量化された波型プレートを示す平面図である。 図2のA−A線断面図である。 取付金具によってブレースを波型プレートに取り付ける態様を拡大して示す斜視図である。 図4の側面を模式的に示す図である。 取付金具を示す斜視図である。 取付金具を示す正面図である。 取付金具を示す背面図である。 取付金具を示す平面図である。 取付金具を示す底面図である。
<実施形態>
以下、添付図面を参照して、本発明の実施形態について詳細に説明するが、各図において、同一符号は同一又は対応する部分を示す。また、本発明は、以下の説明からも明らかなようにこれらの実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨の範囲内において当業者であれば種々の変形が可能である。
<下地構造1の全体構成>
まず、本発明の実施形態に係る吊り天井の下地構造1の一例を全体的に説明する。吊り天井の下地構造1は、図1に示すように、天井躯体(不図示)から垂下する吊りボルト2と、吊りボルト2にハンガー3を介して取り付けられるC字型横断面の野縁受け4と、野縁受け4にクリップ61を介して取り付けられる山谷型横断面の波型プレート51と、野縁受け4にクリップ62を介して取り付けられる凹字型横断面の野縁52とを備えている。波型プレート51及び野縁52には天井仕上板10が取り付けられる。
図1では、波型プレート51と野縁52の双方を組合わせた例を示しているが、天井仕上板10を取り付ける部材としては、吊り天井の下地構造1の設置位置や求められる強度に応じて、波型プレート51のみとしてもよい。詳しくは後述するように、波型プレート51とした場合、野縁受け4よりも下方の構造の高強度化を図ることができる。
また、図1では、耐震性を高めるための1組のブレース7,7が上方で平行する位置に取り付けられている野縁受け4”と、取り付けられていない野縁受け4’の双方を有する場合を示している。本実施形態では、1組のブレース7,7は、野縁受け4”を介さずに、取付金具8を用いて波型プレート51に直接的に取り付けられている。以下、下地構造1の各構成要素について、より具体的に説明する。
<吊りボルト2>
まず、複数の吊りボルト2は天井躯体(不図示)から所定の間隔で垂下しており、その下端にU字状のハンガー3が取り付けられている。ハンガー3は、野縁受け4を支持するためのものであり、野縁受け4は、互いに平行にかつ水平に延びた状態で配設されている。ここで、吊りボルト2は、野縁受け4との直交方向における配置間隔を900mm〜1000mm程度、好ましくは910mmとし、野縁受け4との平行方向における配置間隔も同様に900mm〜1000mm程度、好ましくは910mmの間隔としている。
吊りボルト2は、既知の工法を用いて天井躯体に堅牢に取り付けられている。例えば、吊りボルト2は、天井躯体に設けられたインサートに、10〜20mm程度のねじ込みを行って固定されている。インサートは、天井躯体の型枠組立て時に配置してコンクリートに埋め込まれており、防錆処理を行った鋼製のものが用いられる。吊りボルト2については、既知のものを用いることができるが、スパイラル仕様のものを用いてもよい。スパイラル仕様の吊りボルト2とは、その表面に溝をスパイラル状に彫り込んだものであり、スパイラル状の溝を彫り込むことにより、吊りボルト2の重量を軽量化したうえで、その剛性を維持又は向上させることができる。溝の幅、深さ、ピッチ又は彫り込み数は、吊り天井の下地構造1に求められる強度に応じて適切に設定することができる。
なお、吊りボルト2の長さが1500mmより長くなる場合、換言すると、天井のふところが1500mm以上となる場合には、吊りボルト2の中間であって天井躯体から1500mm以内となる位置に水平補強材を追加してもよい。さらに、必要に応じて、ブレース7で補強することもできる。
<ハンガー3>
ハンガー3は、吊りボルト2の下端にあらかじめナットによって仮設置されており、野縁受け4を取り付ける際に高さ方向を調整して固定する。ハンガー3は、野縁受け4を係合できるようにU字型又はJ字型の断面形状を有しており、高さ方向に加えて水平方向にも位置を調整できる。なお、他の態様としては、例えば、吊りボルト2側と野縁受け4側に二分割され、それら両者をねじ止めしたハンガー3を用いてもよい。このように構成したハンガー3は、天井躯体が勾配をもっているような場合にその勾配に追従することができる。
<野縁受け4>
野縁受け4は、波型プレート51や野縁52を取り付けるための部材である。波型プレート51はクリップ61によって野縁受け4に連結されており、野縁52はクリップ62によって野縁受け4に連結されている。ここでは、野縁受け4として、C字型の横断面を有している例を示しているが、本実施形態の適用にあたっては、他の断面形状を有しているものであってもよい。例えば、角型の断面を有するものであってもよい。角型の断面の場合、C字型の横断面の部材と比べて曲げやねじれに対する強度を高めることができる利点がある。角型の横断面を採用することによって、断面二次モーメントや断面係数などの断面性能を高めることが可能となるからである。野縁受け4の横断面については、角型のもの以外にも、例えばE字型の横断面を有する部材を使用しても同様の効果を得ることができる。このように野縁受け4の横断面は、設置場所、コスト、求められる耐震性などを考慮して、C字型、角型又はE字型のものを選択すればよい。
なお、野縁受け4は、角型の横断面とした場合、その一方の短辺に成形時に形成されたカシメ部が形成されるため、下地構造1に取り付ける際には、カシメ部が上側(天井躯体側)となるように配置する。また、野縁受け4を延長する必要がある場合には、野縁受けジョイント(不図示)の両端側から2つの野縁受け4を被せてそれぞれビス止めする。
<波型プレート51>
波型プレート51は、天井仕上板10を保持する部材として、図1では、野縁受け4と交差する長手方向に山谷が延在するように配置された例を示しており、野縁受け4にクリップ61によって連結されている(なお、クリップ61を使用せずに接着剤又はビスなどで固定される場合もある)。波型プレート51は側面視において山谷型の横断面を有しており、天井仕上板10は、波型プレート51の谷512の底面に接着剤又はビスなどで固定される。なお、波型プレート51は、野縁受け4と平行する長手方向に山谷が延在するようにして配置されてもよい。
波型プレート51としては、キーストンプレートを好適に用いることができる。キーストンプレートは、荷重に対する強度を増すために断面を山谷を繰り返す波型に加工した亜鉛メッキ鋼板である。キーストンプレートは、従来、コンクリート枠や床板などに用いられているが、本実施形態では、吊り天井の下地構造1に採用し、天井仕上板10を取り付ける部材として採用するものである。従来は一定間隔で離間して配置された野縁52の底面に天井仕上板10が取り付けられるが、連続する山谷によって構成されるキーストンプレートを野縁52の代わりに用いることにより、野縁受け4よりも下方の構造の強度を高強度化することができる。
図1では、波型プレート51の形状として、図示されている天地方向からみて、山511の数が4つ、谷512の数が5つ、両端の谷の縁部513が2つのキーストンプレートを示しているが、山511及び谷512の数は、これに限られるものではない。例えば、山511の数が6つ、谷512の数が7つのものであってもよい。
また、波型プレート51の寸法としては、一般的な寸法のキーストンプレート、例えば、山高が25mm、山511の上面幅及び谷512の底面幅が40mm、一方の縁部513から他方の縁部513までの働き幅が650mmのものを用いることができる。しかしながら、このキーストンプレートでは重量があり、施工に2人を要することから、作業効率を向上するため、所望の強度を得られる範囲で軽量化することが望まれ、本発明者は鋭意研究の結果、次に述べるような軽量化を図った波型プレート51を想到するに至った。
図2及び図3(図2のA−A線断面図)は、軽量化を図った波型プレート51を示している。図示した波型プレート51は、軽量化の対策として、山511の上面に長穴511A1,511A2を開ける、縁部513の長手方向の一部を切欠く、山高Hを19mmに下げる、働き幅Wを490mmに狭める、という改良を施されている。なお、ここでは、板厚Tについては1.2mm、長手方向長さLについては2100mmで共通である。
長穴511A1,511A2は、波型プレート51の中央を挟んで左右に設けられている。働き幅Wの方向からみて外側の山511に設けられている長穴511A1は、例えば、長さL1を710mm、幅W1を20mmとすることができる。また、働き幅Wの方向からみて内側の山511に設けられている長穴511A2は、例えば、長さL2を510mm、幅W2を20mmとすることができる。ここで、長穴511A2は、長手方向長さLの方向にみて左右端に寄って形成されており、中央部分51Mを回避している。これは、後述するように、ブレース7を取付金具8によって取り付けるためのスペースを確保しているものである。
波型プレート51には、このほかに、その周囲部分に小さな貫通孔51Aが複数設けられているが、貫通孔51Aは、野縁受け4に波型プレート51を取り付けるためのクリップ61をビス止めするための孔である。なお、軽量化された波型プレート51は、図示したものに限られる必要はなく、例えば、長穴511A1,511A2は、その形状や大きさを求められる強度に応じて変形可能であり、また、波型プレート51の山511ではなく、谷512に設けてもよいし、山511と谷512の双方に設けてもよい。さらには、長穴ではなく例えば円形のものを並設してもよく、要するに、必要な面積の開口として設けられればよい。
<野縁52>
野縁52は、天井仕上板10を保持する部材として、野縁受け4と交差するように配置されており、野縁受け4にクリップ62で連結されている(なお、クリップ62を使用せずに接着剤又はビスなどで固定される場合もある)。図1では、野縁52は凹字型の横断面を有している例を示しているが、断面形状はこれに限らない。また、天井仕上板10は、野縁52の底面に接着剤又はビスなどで固定される。
なお、野縁52としては、従来、天井や壁などにおいて仕上げ材を配置する際に接合目地部分の接合材や目地材として用いられるジョイナーを採用してもよい。
<ブレース7及び取付金具8>
図1に戻ると、一組のブレース7,7が、吊りボルト2を挟んで、野縁受け4”と平行する方向に設けられている。ブレース7は、野縁受け4”の強度を確保できる場合には野縁受け4”に取り付けても構わないが、野縁受け4”の強度が不足する場合には取付金具8によって波型プレート51に取り付けることにより、ブレース7,7を野縁受け4”に固定しないことが好ましい。取付金具8を介したブレース7と波型プレート51の取付けの態様について、取付け箇所を拡大して示した図4及び図5を参照して説明する。
取付金具8は、図4に示すように、一対の取付金具8,8として用いられる。一対の取付金具8,8は、その第1板部81,81が当接するように取り付けられる。第2板部82,82は野縁受け4”から離間する方向に傾斜していることから、一対の取付金具8,8は野縁受け4”を挟むがそれに接しないようにして、第3板部83,83が波型プレート51の隣り合う山511の上面に取り付けられる。一方の取付金具8の第1板部81にはブレース7が固定される。図5は、一対の取付金具8と、ブレース7、野縁受け4及び波型プレート51との位置関係について、野縁受け4”と並行する方向からみた模式図である。本態様のように、一対の取付金具8,8は野縁受け4”に接しないように構成することが好ましいが、重要なのは、ブレース7を野縁受け4”に取り付けないということであり、取付金具8,8は野縁受け4”に接するような形状でも構わない。
このように、取付金具8は、野縁受け4”を介さずに、直接的に波型プレート51に取り付けられている。実施形態の取付金具8は、野縁受け4”を介さずに、ブレース7と波型プレート51とを直接的に連結することにより、野縁受け4”自体を高強度化するには限界がある場合には、地震が発生した際の地震力を野縁受け4”に伝達させない構造とすることが可能となる。
取付金具8の構成について、図6から図10を用いて説明する。図6は取付金具8の斜視図を示しており、図7から図10は、取付金具8の正面図(野縁受け4を向く側)を、背面図(野縁受け4と反対側)を、上方からみた平面図を、下方からみた底面図を、それぞれ示している。なお、取付金具8は、図示したものに限られる必要はなく、例えば、第1板部81や第2板部82の形状は、矩形などに変形可能である。
取付金具8は、垂直方向に延在し、ブレース7に取り付けられる第1板部81と、第1板部81の下端から、野縁受け4から離間する方向に傾斜しつつ下方に延在する第2板部82と、第2板部82の下端から同方向に水平に延在し、波型プレート51の山511に取り付けられる第3板部83と、を有している。第3板部83の第2板部82と反対側には折返し部831となっている。
第2板部82と第3板部83との境界には、強度を向上するためにリブ84が設けられている。リブ84は、第2板部82が第3板部83に屈曲する側に突出するように構成されている。
第1板部81にはブレース7をビス止めするための貫通孔81Aが複数設けられており、ブレース7の形状、大きさ、傾きなどに応じて適切に対応できる貫通孔81Aを用いてビス止めする。第2板部82は、野縁受け4を回避するような角度をもって傾斜している。第3板部83には波型プレート51の山511にビス止めするための貫通孔83Aが複数設けられており、波型プレート51の山511の間隔などに応じて適切に対応できる貫通孔83Aを用いてビス止めする。
(実施形態の効果)
本実施形態は、天井仕上板10を取り付ける部材を波型プレート51とすることにより、天井仕上板10に制約をかけることなく、野縁受け4よりも下方の構造を高強度化した吊り天井の下地構造1を提供することができる。また、波型プレート51を軽量化したことにより、必要な強度を維持したうえで、施工性のよい吊り天井の下地構造1を提供することができる。さらに、ブレース7を野縁受け4を介さずに波型プレート51に取り付けることにより、野縁受け4に地震力を負担させることのない吊り天井の下地構造1を提供することができる。
以上、実施形態について説明したが、本発明は、具体的な実施形態に限定されるものではなく、種々の変更を行ったものも含まれるものであり、そのことは、当業者にとって特許請求の範囲の記載から明らかである。
1…吊り天井の下地構造
2…吊りボルト
3…ハンガー
4、4’、4”…野縁受け
51…波型プレート(キーストンプレート)
511…山
511A1、511A2…長穴(開口)
512…谷
513…縁部
51A…貫通孔
52…野縁
61…クリップ
62…クリップ
7…ブレース
8…取付金具
81…第1板部
82…第2板部
83…第3板部
84…リブ
10…天井仕上板

Claims (5)

  1. 吊り天井の下地構造であって、
    吊りボルトと、
    前記吊りボルトの下端にハンガーを介して取り付けられる野縁受けと、
    側面視において山谷の繰り返しによって構成されており、前記野縁受けに取り付けられる波型プレートと、
    ブレースと、
    前記ブレースの下端を前記波型プレートに取り付ける取付金具と、を備えることを特徴とする下地構造。
  2. 前記波プレートが、前記野縁受けと交差する長手方向に山谷が延在するように前記野縁受けに取り付けられることを特徴とする請求項1に記載の下地構造。
  3. 前記取付金具が、
    垂直方向に延在し、前記ブレースに取り付けられる第1板部と、
    前記第1板部の下端から、前記野縁受けから離間する方向に傾斜して下方に延在する第2板部と、
    前記第2板部の下端から前記方向に水平に延在し、前記波型プレートの山に取り付けられる第3板部と、を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の下地構造。
  4. 前記取付金具が前記第2板部と前記第3板部との境界に設けられたリブを有することを特徴とする請求項3に記載の下地構造。
  5. 前記波型プレートがその山谷の少なくとも一方に開口を有することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の下地構造。
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