JP2001049790A - 天井構造及び天井施工方法 - Google Patents

天井構造及び天井施工方法

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JP2001049790A
JP2001049790A JP11227465A JP22746599A JP2001049790A JP 2001049790 A JP2001049790 A JP 2001049790A JP 11227465 A JP11227465 A JP 11227465A JP 22746599 A JP22746599 A JP 22746599A JP 2001049790 A JP2001049790 A JP 2001049790A
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ceiling panel
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panel
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Hiroyuki Yajima
浩之 矢島
Tetsuo Yoshida
哲夫 由田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 施工が容易で、強度上の問題を生じさせるこ
となく遮音性をもたせることができ、電気配線等の施工
やその管理が容易で、天井面材の高さ位置の調整を天井
面材施工後に行うことができる天井構造及び天井施工方
法の提供。 【解決手段】 波形鋼板4の下面に天井面材5が取り付
けられた天井パネル1を備え、この天井パネル4が、建
物躯体の床梁2に、高さ調整機構12を介して吊り金物
3で保持されている。施工は、この天井パネル1を、床
梁2の高さ位置より上方から、水平状態で床梁2間を通
じて所定の高さ位置に送り込み、吊り金物3にて床梁2
に保持させるというようにして行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、天井構造及び天井
施工方法に関する。
【0002】
【従来の技術及び課題】天井構造して、従来より、例え
ば、吊木受けに吊木の上端部を取り付け、この吊木の下
端部に野縁を取り付け、野縁に天井面材を取り付けると
いうものをはじめ、様々な構成態様のものが提供されて
いる。
【0003】しかし、従来の天井構造では、上記のよう
な天井構造も含め、多数の天井構成材の取付けを行って
いかなければならず、また、作業を上向きで行っていか
なければならないなど、施工が非常に厄介で、手間を要
するという問題があった。
【0004】また、遮音性をもたせるために天井面材の
重量を大きくすると強度的にもたない、強度的にもたせ
ようとすると天井面材を軽くする必要があり、それでは
遮音性や耐火性をもたせられない、というように、相反
する要請を同時に満足させるのが難しいという問題もあ
った。
【0005】また、電気配線や空調設備、給排水管の施
工は、吊木を避けるようにして行っていく必要があるな
ど、これらの施工及び施工の管理が非常に厄介であっ
た。
【0006】更に、従来の天井構造では、天井面材の高
さ位置の調整を、天井面材の施工後に実施することはで
きず、天井面材を取り付ける前の段階で、天井面材が適
正な高さ位置に取り付けられるよう、精度の高い施工を
行っていかなければならなかった。とりわけ、防振天井
とする場合は、天井面材の重量による下方への天井面材
の変位を見込んだ施工を行わなければならず、経験と勘
が必要となり、施工に熟練を要した。
【0007】本発明は、上記のような従来の問題点に鑑
み、施工が容易であり、しかも、強度上の問題を生じさ
せることなく遮音性をもたせることができ、加えて、電
気配線等の施工やその管理が容易であり、更に、天井面
材の高さ位置の調整を天井面材施工後に行うことができ
るなど、種々の利点を有する天井構造及び天井施工方法
を提供することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題は、波形鋼板
からなる天井下地の下面に天井面材が取り付けられた天
井パネルを備え、この天井パネルが、建物の躯体構造部
に、吊り金物で保持されていることを特徴とする天井構
造によって解決される。
【0009】この天井構造では、剛性の高い波形鋼板を
天井下地材とし、その下面に天井面材を取り付けて天井
パネルとしているから、天井パネルの剛性は高く、その
ため、天井パネルのスパンを大きくすることができ、少
ない数の天井パネルで天井を形成していくことができ
て、施工を能率良く遂行していくことができると共に、
独立天井ないしはそれに近い天井構造も納まり上の問題
を生じさせることなく実現でき、吸音性能を引き出しや
すくすることも可能となる。
【0010】しかも、波形鋼板は、鋼材というそれ自体
重量の大きい材料を素材としているので、天井パネルを
遮音性に優れたものにすることができ、同時に、波形形
状ゆえに軽量にして高剛性であるので、天井の構造に強
度面での不利を生じさせることもない。
【0011】上記の天井構造において、天井パネルは、
これを建物躯体の梁の下面側に突出させない態様で、こ
の梁に吊り金物で保持され、吊り金物には高さ位置調整
機構が備えられ、この高さ位置調整機構は、前記梁の下
側から操作可能で、この高さ位置調整機構を操作するこ
とで、天井パネルの高さ位置を高低調整できるようにな
されているのがよい。こうすることで、天井パネルの施
工後に、梁の下側から高さ位置調整機構を操作して、天
井パネルの高さ位置の調整を行うことができ、施工が容
易になる。
【0012】天井パネルが、防振機構を介して、吊り金
物で建物躯体の梁に連結されている場合は特に、天井パ
ネルの施工後に、梁の下側から高さ位置調整機構を操作
して、天井パネルの高さ位置の調整を行うことができ、
防振天井の施工を適正にしてかつ非常に容易に行ってい
くことができる。
【0013】天井パネルは、その波形鋼板の下面高さ位
置が建物躯体の梁の下面高さ位置よりも下方に位置し、
かつ、波形鋼板のスパン方向のパネル端部を建物躯体の
梁の下面側に突出させない態様で、建物躯体の前記梁に
吊り金物で保持されているのがよい。この場合は、梁下
スペースを配線や配管、各種機器を納めるスペースとす
ることができ、しかも、配線や配管等を、この梁下のス
ペースを通じて、梁に経路を妨げられることなく、波形
鋼板の山部の下面側空間部や谷部の上面側空間部に真っ
直ぐに通していくことができ、配線や配管、設備機器の
施工及びその管理を容易に行うことができる。しかも、
天井パネルの施工後にそれを行うことが可能である。こ
こにいう「スパン方向」の語は、波形鋼板において、山
谷の繰り返す方向と直交する方向を意味する。
【0014】天井パネルにおいて、天井面材は、波形鋼
板の端部位置よりも内方に控えられて波形鋼板に取り付
けられているのがよい。例えば、梁下スペースを、下方
から、後付け天井面材で塞ぐときは、天井パネルの天井
面材から外方に突出されている波形鋼板部分を、この後
付け天井面材の取付けの下地として用いることができ
て、後付け天井面材などの取付けを施工上容易に行うこ
とができる。また、梁下に照明器具や間仕切りなどがく
るときは、この突出させた波形鋼板部分を、補強桟の取
付けの下地として用いることができる。
【0015】天井の施工は、波形鋼板からなる天井下地
の下面に天井面材を取り付けた天井パネルを用い、この
天井パネルを、建方躯体の梁の高さ位置より上方から、
水平状態で梁間を通じて所定の高さ位置に送り込み、吊
り金物にて建物躯体の梁に保持させる、というようにし
て行うことにより、天井の施工を能率良くかつ施工容易
に行うことができ、また、上記のような本発明の天井構
造を施工容易に実現することが可能となる。
【0016】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。
【0017】図1乃至図3に示す第1実施形態におい
て、1は天井パネル、2は床梁で、建物躯体の構造部と
しての梁である。3は、高さ位置調整機構を備えた吊り
金物である。
【0018】天井パネル1は、天井下地としての波形鋼
板4の下面に天井面材5を取り付けたものであり、波形
鋼板4は、例えばキーストン、デッキプレート、折版な
どからなる。天井面材5は、例えば石膏ボードからな
る。波形鋼板4への天井面材5の取付けは、予め工場な
どで行われ、建築現場では、波形鋼板4と天井面材5と
が一体的に組み合わされたこの天井パネル1を用いて施
工を行う。
【0019】天井パネル1のサイズは、例えば、建物躯
体の床梁2で囲まれる開口サイズに対応する大型のもの
に設計され、波形鋼板4のスパン方向、即ち、山谷の繰
り返す方向と直交する方向における端部の上面に沿っ
て、波形鋼板の撓みを防ぐ補強用の鋼材6が取り付けら
れている。この鋼材6は、溝形鋼からなり、その開放側
を横に向け、下の水平板部6aを波形鋼板4の各山部の
頂面にボルト7…で取り付けられている。この鋼材6の
上下の水平板部6a,6bには、吊り金物3の吊りボル
ト12を通す孔8,8が形成されている。
【0020】また、この天井パネル1において、天井面
材5は、波形鋼板4のスパン方向の端部位置よりも内方
に控えられて取り付けられている。
【0021】床梁2は、H形鋼からなり、上下フランジ
の左右方向における先端部には、天井パネル1を保持さ
せるためのプレート9が溶接で取り付けられている。
【0022】吊り金物3は、アングル材10と、アング
ル材10の水平板部10aの上面に溶接で取り付けられ
たナット11と、このナット11にアングル材10の水
平板部10aを介して下方から螺合される吊りボルト1
2とで構成されている。アングル材10の垂直板部10
bが床梁2のプレート9にボルト接合され、吊りボルト
12が、そのボルトヘッド12aを下にして、天井パネ
ル1の鋼材6の上下の水平板部6a,6bの孔8,8に
下方から通され、この吊りボルト12の先端部がアング
ル材10の水平板部10aを介してナット11に螺合さ
れることで、天井パネル1を、床梁2に吊る。吊りボル
ト12の下端ボルトヘッド12aを回転操作すること
で、天井パネル1の高さ位置を上下に調整することがで
きる。13は、波形鋼板4の端部に設けられた切欠きで
ある。切欠き13は、必要に応じて設けられればよく、
なくともよい。
【0023】施工は、図4に示すように、この吊り金物
3を、予め天井パネル1と組み合わせた状態に取り付
け、そして、天井パネル1を、床梁2の高さ位置より上
方から、水平状態で、梁2間を通じて、梁下の所定の高
さ位置に送り込み、その位置で、吊り金物3のアングル
材10の垂直板部10bを床梁2のプレート9にボルト
接合し、天井パネル1を床梁2に保持させる、というよ
うにして行う。これにより、天井パネル1は、波形鋼板
4の下面高さ位置が床梁2の下面高さ位置よりも下方に
位置し、かつ、波形鋼板4のスパン方向のパネル端部が
床梁2の下面側に突出しない態様で、床梁2に吊り金物
3で保持され、床梁2の下方に、室に開放された梁下ス
ペース14が形成され、この梁下スペース14が、天井
パネル1の波形鋼板4の山部の下面側空間部15や谷部
の上面側空間部16に、床梁2に妨げられることなく、
連通される。
【0024】こうして天井パネル1の取付けを終えた
後、天井パネル1の下方の室より、吊りボルト12のヘ
ッド12aを回転操作し、天井パネル1を所定の適正な
高さ位置に位置するよう調整を行う。
【0025】そして、梁下スペース14に、必要に応じ
て、配線や配管、設備機器を収納した後、この梁下スペ
ース14を下から、後付け天井面材17にて塞ぐ。後付
け天井面材17は、天井パネル1の天井面材5から外方
に突出されている波形鋼板4の突出部分を、下地として
取り付ければよい。
【0026】上記の天井構造では、波形鋼板の山谷凹凸
形状により、天井と階上床との間の共鳴現象の発生を抑
制ないしは防止することができる。また、波形鋼板4
は、不燃材であり、耐火上有利な天井構造が形成され
る。更に、波形鋼板4の採用により、天井パネル1の剛
性は高く、大梁間の架構も可能なため、独立天井に近い
構成にすることができ、吸音材を使用する場合は、その
効果を引き出しやすい。また、この天井パネルを施工し
た後は、この天井パネル1を建築作業の足場として用い
ることも可能である。更に、上記のように、天井面材5
を波形鋼板4の下面に予め取り付けてパネル化しておく
ことにより、現場にて天井面材5を上向き作業により取
り付けていく厄介な作業をなくすことができる。
【0027】図5乃至図7は、防振天井に構成した場合
のものである。即ち、床梁2の下フランジ2aには、ウ
ェブを挟む両側に防振ゴム21,21が配置されると共
に、下フランジ2aの下面にはプレート22が配置さ
れ、防振ゴム21と下フランジ2aとプレート22とに
貫通してボルト23が上下方向に通され、このボルト2
3の上下両端にナット24,24が螺合されている。そ
して、プレート22には、吊りボルト12の上端が固着
され、この吊りボルト12は、上向き開放のピース状溝
形材25の水平板部25aの中央部を貫通し、吊りボル
ト12の下端にはナット26が螺合されている。天井パ
ネル1の鋼材6はアングル材からなり、このアングル材
6の垂直板部6cがピース状溝形材25の垂直板部25
bの外面側にボルト接合されることで、天井パネル1が
床梁2に保持されている。
【0028】施工は、図8に示すように、天井パネル1
を、床梁2の高さ位置より上方から、水平状態で、床梁
2間を通じて、梁下の所定の高さ位置に送り込み、その
位置で、アングル鋼材6の垂直板部6cをピース状溝形
材25の垂直板部25bにボルト接合して、天井パネル
1を床梁2に保持させる、というようにして行う。
【0029】防振天井の場合、天井パネル1は、これを
上記のように床梁2に保持させると、天井パネル1の重
量により防振ゴム21,21が圧縮されて、幾分下方に
変位する。そこで、天井パネル1の取付けを行った後、
天井パネル1の下方の室より、梁下スペース14を通じ
て、ナット26を回転操作し、天井パネル1を所定の適
正な高さ位置に位置するよう調整する。これにより、防
振天井において、天井パネルを所定の適正な高さ位置に
位置させることができる。
【0030】梁下スペース14を塞ぐ後付け天井面材5
に、開閉可能な口を備えさせておくとよい。例えば、後
付けで重量のある照明器具等を取り付けるような場合で
も、口を開いて、ナット26を回転操作することで、天
井パネル1の高さ位置を簡易に再調整することができる
ようになる。
【0031】図9及び図10は、波形鋼板4の山谷形状
の有効利用方法のいくつかの例を示す。図9(イ)は、
波形鋼板4の上下両面に石膏ボードからなる遮音面材
5,31を取り付けたものである。遮音面材5,31
は、空気層を挟む二重構造にすることにより遮音性能が
高められ、しかも、波形鋼板4自体の遮音性能も加わっ
て、高い遮音性能が発揮される。また、この例では、波
形鋼板4の谷部上面側及び山部下面側に、ロックウール
やグラスウールなどによる吸音材32…が装填されてい
る。
【0032】図9(ロ)は、波形鋼板4の下面に石膏ボ
ートによる遮音板5を取り付け、波形鋼板4の上面にロ
ックウールやグラスウールなどの吸音材32を配置した
ものである。一般に、ロックウールやグラスウール等の
吸音材は、高音域で高い吸音効果を発揮するが、吸音材
の背面側に、空気層を設けることにより、吸音効果が低
い周波数域に及んでくる。そこで図示のように、吸音材
32の下部に波形鋼板4を存在させることで、吸音材3
2の下部に、空気層の有るところと、無いところとを交
互に繰り返す構造にすることができて、吸音効果を広い
周波数領域に及ぼすことができる。
【0033】図9(ハ)は、波形鋼板4の上面に、石膏
ボートからなる遮音面材31を取り付け、波形鋼板4の
下面に、天井面材としての孔あき吸音板5を取り付けた
ものである。最近の住宅は気密性が高く、居室内で音の
反響が問題となることがある。孔あき吸音板5の使用
は、その点で有利であるが、その孔は、上下の遮音を考
えると、不利に作用する。そこで、遮音面板31と孔あ
き吸音板5とを、波形鋼板4を挟んで隔てることで、遮
音と吸音のどちらの機能も有効的に生かすことが可能と
なる。更にこの例では、波形鋼板4の谷部上面側及び山
部下面側に、ロックウールやグラスウールなどによる吸
音材32…が装填され、これら吸音材32…が孔あき吸
音板5の背後空気層を兼ねる構成となされている。
【0034】図10(イ)は、波形鋼板4の上下に石膏
ボード5,31を取り付け、波形鋼板4の山部下面側
に、配線33を通したものである。また、山部下面側
の、周囲を囲まれた中空部内を、空調機器等のダクト空
気通路34としている。なお、波形鋼板4の谷部上面側
を配線通路などとしてもよい。
【0035】図10(ロ)は、波形鋼板4の上面に石膏
ボードによる遮音面材31を取り付け、この遮音面材3
1の上面にロックウールやグラスウールなどによる吸音
材兼断熱材32を配置し、更に、波形鋼板4の下面に孔
あき吸音板5を取り付け、波形鋼板4の山部下面側をダ
クト空気通路34とし、谷部上面側にロックウールやグ
ラスウールなどによる吸音材32… を装填したもので
ある。孔あき吸音板5の孔が室内への空気の吹き出し口
あるいは室内からの空気の吸い込み口として機能し、孔
あき吸音板5を多機能に有効利用したものである。
【0036】以上に、本発明の実施形態を示したが、本
発明はこれに限られるものではなく、発明思想を逸脱し
ない範囲で、各種の変更が可能である。例えば、本発明
は、鉄骨造の建物のほか、各種構造の建物に用いられて
よいし、また、天井の上方に階上の床がくる構造に限ら
ず、天井の上方に屋根がくる場合の天井構造などに用い
られてよい。
【0037】
【発明の効果】上述の次第で、本発明は、上記のような
構成を有するものであるから、天井の施工を容易に行う
ことができ、しかも、強度上の問題を生じさせることな
く遮音性をもたせることができ、加えて、電気配線等の
施工やその管理も容易であり、更に、天井面材の高さ位
置の調整を天井面材施工後に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態を示すもので、天井構造の正面断
面図である。
【図2】同側面断面図である。
【図3】天井構成部材を分離状態にして示す断面斜視図
である。
【図4】施工方法を示す正面断面図である。
【図5】第2実施形態を示すもので、天井構造の正面断
面図である。
【図6】同側面断面図である。
【図7】天井構成部材を分離状態にして示す断面斜視図
である。
【図8】施工方法を示す正面断面図である。
【図9】図(イ)乃至図(ハ)はそれぞれ変形例を示す
もので、天井パネル部分の断面図である。
【図10】図(イ)及び図(ロ)はそれぞれ変形例を示
すもので、同じく、天井パネル部分の断面図である。
【符号の説明】
1…天井パネル 2…床梁(梁、躯体構造部) 3…吊り金物 4…波形鋼板 5…天井面材 12…吊りボルト 21…防振ゴム 26…ナット

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 波形鋼板からなる天井下地の下面に天井
    面材が取り付けられた天井パネルを備え、この天井パネ
    ルが、建物の躯体構造部に、吊り金物で保持されている
    ことを特徴とする天井構造。
  2. 【請求項2】 波形鋼板からなる天井下地が、建物の躯
    体構造部に、吊り金物で保持され、この天井下地の下面
    に天井面材が取り付けられていることを特徴とする天井
    構造。
  3. 【請求項3】 天井パネルは、これを建物躯体の梁の下
    面側に突出させない態様で、この梁に吊り金物で保持さ
    れ、 吊り金物には高さ位置調整機構が備えられ、この高さ位
    置調整機構は、前記梁の下側から操作可能で、この高さ
    位置調整機構を操作することで、天井パネルの高さ位置
    を高低調整できるようになされている請求項1に記載の
    天井構造。
  4. 【請求項4】 天井パネルは、防振機構を介して、吊り
    金物で建物躯体の梁に連結されている請求項3に記載の
    天井構造。
  5. 【請求項5】 天井パネルは、その波形鋼板の下面高さ
    位置が建物躯体の梁の下面高さ位置よりも下方に位置
    し、かつ、波形鋼板のスパン方向のパネル端部を建物躯
    体の梁の下面側に突出させない態様で、建物躯体の前記
    梁に吊り金物で保持されている請求項1に記載の天井構
    造。
  6. 【請求項6】 天井パネルにおいて、天井面材は、波形
    鋼板の端部位置よりも内方に控えられて波形鋼板に取り
    付けられている請求項3乃至5のいずれか一に記載の天
    井構造。
  7. 【請求項7】 波形鋼板からなる天井下地の下面に天井
    面材を取り付けた天井パネルを用い、この天井パネル
    を、建方躯体の梁の高さ位置より上方から、水平状態で
    梁間を通じて所定の高さ位置に送り込み、吊り金物にて
    建物躯体の梁に保持させることを特徴とする天井施工方
    法。
  8. 【請求項8】 波形鋼板からなる天井下地の下面に天井
    面材が取り付けられてなることを特徴とする天井パネ
    ル。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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