JP3590414B2 - 天井埋込型空気調和機 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
この発明は空気調和機本体を天井内部に埋込む天井埋込型空気調和機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図6、図7は、例えば特開昭63−19780号公報に示された従来の空気調和機を示す斜視図及び縦断面図であり、内壁に断熱材1を貼着し天井内部2に収納される板金製のユニット本体3と中央に吸込口4を、外周部に吹出口5を有し、天井穴6を塞ぐように天井下面に設けられる矩形状の化粧パネル7とから天井埋込型空気調和装置が構成されている。
【0003】
ユニット本体3にスポット溶接をし、対に張出した各L型アングル8、9、10、11に、外方へ突出する様ボルト12、13、14、15を溶接し、これらボルト12に夫々係合する逆L字状の溝13を形成したL型取付金具14、15の両端に吊りボルト16、17、18、19とナット20締めされる係止金具21、22、23、24がスポット溶接されている。
【0004】
以上の如く構成された空気調和機の吊り下げ作業として、まずユニット本体3の幅寸法よりも若干大きめの矩形状の天井穴6を天井板22にあける。この時ユニット本体3と天井穴6とのの中心が一致する為、天井穴6の位置出しが容易に行なえる。次に天井穴6から作業者が身を乗り入れて天井梁23、24に吊りボルト16、17、18、19を固着し、L型取付金具14、15にスポット溶接された係止金具21の長孔を吊りボルト16、17、18、19に嵌め込んでナット20で夫々固定する。然る後ユニット本体3を天井穴6より天井内部2に押し込んでボルト12を逆L字状の溝13に夫々下方から嵌め込んでユニット本体3を図6に示す実線矢印方向へずらし、溝13の奥所で係止させることによりユニット本体3は仮止めされる。そして、ユニット本体窪の空スペースから作業者が天井内部2へ手を差し入れてボルト12にナット26を螺合して、締付け且つ吊りボルト16、17、18、19と螺合しているナット20を操作してユニット本体3の高さ位置調整や長孔25で左右方向への位置調整を行なう。化粧パネル7をユニット本体3に螺子(図示せず)で固着し、化粧パネル7で天井穴6を塞ぐ。これにより、吊り下げ取付け作業が終了する。
【0005】
図8は、耐火構造を有するユニット工法等の家屋の1階天井裏に、空気調和機を設置した場合を示す側面断面図である。27は天井板の意匠面となる化粧合板で、その上に天井板となる石膏ボード28が配置され、天井根太29に取付けられている。この天井根太29の上面に火災時の1階及び2階への類焼を防ぐため、1階の天井裏内に石膏ボード30が設けられている。
空気調和機ユニット本体3を装着するために、この化粧合板27及び石膏ボード28、30に穴を設けてある。この穴は天井根太29へ化粧合板27及び石膏ボード28、30を設置した後、空気調和機装着位置に合わせ、穴を設けている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
従来の空気調和機は以上のように構成されているので、耐火構造の家屋に空気調和機を装着する際、1階と2階とを遮断する防火用の石膏ボードに穴をあけなければならず、せっかくの耐火構造の家屋の機能が十分に発揮できない状態であった。また空気調和機装着用の天井穴は天井板をはられた後あけるため、空気調和機吊りボルトと天井穴との位置があいずらく、また天井穴の大きさも適性サイズに開けるのが難しく、化粧パネルよりも大きい天井穴を開けてしまうなどの問題点があった。
【0007】
この発明は上記のような問題点を解消するためになされたもので、家屋の耐火構造を損うことなく天井埋込型空気調和機を装着できるとともに、空気調和機装着時の家屋加工作業性の向上を目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る天井埋込型空気調和機は、空気調和機本体を天井内に埋め込む天井埋込型空気調和機において、天井梁より下方に吊り下げられた吊りボルトと、下面が開口しその他の面が壁面で形成され、吊りボルトに上面がナットにより係止め固定されると共に、本体を下面から収納固定し耐火材料からなり、上下の階を仕切る天井板と密接するように敷設される耐火箱とを備えたことを特徴とする。
【0009】
また、この発明に係る天井埋込型空気調和機は、耐火箱天面より下方へ突出して設けられ、空気調和機本体の取付金具と係合する吊り下げボルトを備えたことを特徴とする。
【0010】
また、この発明に係る天井埋込型空気調和機は、耐火箱は開口部端部外側にフランジ部を有し、ナットの締め付け量を調整することにより、天井板の室内に露出する面とフランジ部との隙間がないよう接触させることを特徴とする。
【0011】
また、この発明に係る天井埋込型空気調和機は、空気調和機本体を天井内に埋め込む天井埋込型空気調和機において、天井梁より下方に吊り下げられ、空気調和機本体を吊り下げる吊りボルトと、中央部に空気調和機本体を嵌合する嵌合穴と、周囲に吊り下げボルトの通し穴とを有し耐火材料からなる耐火平板とを備え、本体外周において天井板に耐火平板が面接触するまで吊りボルトに螺合するナットの締め付け量を調整することにより上昇させることを特徴とする。
【0012】
【作用】
この発明における天井埋込型空気調和機は、家屋の耐火構造を損なうことなく空気調和機を装着することができる。
【0013】
また、この発明における天井埋込型空気調和機は、吊り下げボルトの取付ピッチの精度が向上し、作業性もよくなる。
【0014】
また、この発明における天井埋込型空気調和機は、天井板の室内に露出する面とフランジ部との隙間がないよう接触させる。
【0015】
また、この発明における天井埋込型空気調和機は、空気調和機を装着する作業が容易に行える。
【0016】
【実施例】
実施例1.
以下、本発明の実施例1を図について説明する。図1は空気調和機の装着状態を示す側面断面図、図2は部品構成を示す斜視図である。図において、31は金属製の本体耐火箱で、下面を除く5面は壁面にて構成された箱体形状となっていて、開口端部には略L字状のフランジ部34を有し、天井梁23より下方に吊下げられた吊りボルト32とナット33により、本体耐火箱31上面と係止め固定されている。天井板の化粧合板27、石膏ボード28、30は本体耐火箱31の外郭を基準にし密接するよう加工をし敷設する。敷設をした化粧合板27と、フランジ部34とが接触し隙間のないよう、ナット33の締付け量を調整し、本体耐火箱31を上下させる。この本体耐火箱31の下面開口部より空気調和機ユニット本体を収納し、その後化粧パネル7を装着し、開口部を塞ぐ。
天井板の敷設前に本体耐火箱31に合わせ、化粧合板27及び石膏ボード28、30を加工するため隙間もなく1階、2階の仕切も本体耐火箱31にて行なえる。
【0017】
以上のように、実施例1によれば、空気調和機の外部に耐火箱を設け、1階と2階の仕切りを行なうことにより、家屋の耐火構造を損うことなく空気調和機を装着することができ、また天井板の加工をする際耐火箱に合せ出来るため作業性も向上し、精度も高くなる。
【0018】
実施例2.
また、上記実施例1の本体耐火箱31天面より、下方へ向け吊り下げボルトを備えると、空気調和機ユニット本体3の装着作業性もよくなる。図3において、35は、本体耐火箱31の天面より下方開口部へ向い鉛直方向へ突出設けられた吊り下げボルト、36はユニット本体3角部より略L字形状をした、取付金具で、吊り下げボルト35と係合すべく切欠き、長穴が設けられている。37は本体固定ナットで吊り下げボルト35へ、取付金具36に設けられている切欠きを介し固定をする。
【0019】
耐火箱内にユニット本体取付け用吊り下げボルトを備えると、吊下げボルトの取付ピッチの精度が向上し、作業性も向上する。また、空気調和機の装着作業を、耐火箱を事前に設置し、化粧合板の加工等が終了してから行うため化粧パネルを汚すことなく出来る。
【0020】
実施例3.
次に本発明の実施例3を図4、5にて説明する。
図4は金属製で平板形状の耐火板の斜視図であり、図において、38は金属製の耐火平板でユニット本体3に隙間のないようはまり込むフランジ形状を有する嵌合穴39及びユニット本体3を吊り下げるための吊りボルト32を通すための吊り下げボルト通し穴40を形成する。
この耐火平板38は図5に示すように吊りボルト32に通されユニット本体3に嵌合される。ユニット本体3と石膏ボード30とに生じている隙間を耐火平板38をユニット本体3外周において石膏ボード30に耐火平板38が面接触するまで上昇させ隙間を塞いだ状態でナット33で固定する。
【0021】
この実施例3の空気調和機はユニット本体に耐火平板を嵌合取付ける構成としたため、ユニット本体と耐火平板にて耐火構造を得ることが出来るため天井板及び石膏ボードを貼った後、空気調和機を装着する場合においても容易に作業ができ更に部品構成も少ないため安価であるなど様々な効果を得ることが出来る。
【0022】
【発明の効果】
この発明に係る天井埋込型空気調和機は、空気調和機本体を天井内に埋め込む天井埋込型空気調和機において、天井梁より下方に吊り下げられた吊りボルトと、下面が開口しその他の面が壁面で形成され、吊りボルトに上面がナットにより係止め固定されると共に、本体を下面から収納固定し耐火材料からなり、上下の階を仕切る天井板と密接するように敷設される耐火箱とを備えた構成にしたので、家屋の耐火構造を損なうことなく空気調和機を装着することができる。
【0023】
また、この発明に係る天井埋込型空気調和機は、耐火箱天面より下方へ突出して設けられ、空気調和機本体の取付金具と係合する吊り下げボルトを備えた構成にしたので、吊り下げボルトの取付ピッチの精度が向上し、作業性もよくなる。
【0024】
また、この発明に係る天井埋込型空気調和機は、耐火箱は開口部端部外側にフランジ部を有し、ナットの締め付け量を調整することにより、天井板の室内に露出する面とフランジ部との隙間がないよう接触させることにより、家屋の耐火構造を損なうことなく空気調和機を装着することができる。
【0025】
また、この発明に係る天井埋込型空気調和機は、空気調和機本体を天井内に埋め込む天井埋込型空気調和機において、中央部に空気調和機本体を嵌合する嵌合穴と、周囲に空気調和機本体を吊り下げる吊り下げボルトの通し穴とを有し耐火材料からなる耐火平板を備えた構成にしたので、空気調和機を装着する作業が容易に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明における実施例1の空気調和機の装着状態を示す側面断面図である。
【図2】この発明における実施例1の空気調和機の部品構成を示す斜視図である。
【図3】この発明の実施例2における空気調和機の取付部を示す斜視図である。
【図4】この発明の実施例3における耐火板を示す斜視図である。
【図5】この発明の実施例3における空気調和機の耐火板装着状態を示す側面断面図である。
【図6】従来の空気調和機の部品構成を示す斜視図である。
【図7】従来の空気調和機の部品構成を示す側面断面図である。
【図8】従来の空気調和機の耐火構造家屋に装着した状態を示す側面断面図である。
【符号の説明】
3 ユニット本体
27 化粧合板
30 石膏ボード
31 耐火箱
32 吊りボルト
33 ナット
35 吊下げボルト
36 取付金具
37 本体固定ナット
38 耐火平板
39 嵌合穴
40 吊下げボルト通し穴

Claims (4)

  1. 空気調和機本体を天井内に埋め込む天井埋込型空気調和機において、
    天井梁より下方に吊り下げられた吊りボルトと、
    下面が開口しその他の面が壁面で形成され、前記吊りボルトに上面がナットにより係止め固定されると共に、前記本体を前記下面から収納固定し耐火材料からなり、上下の階を仕切る天井板と密接するように敷設される耐火箱と、
    を備えたことを特徴とする天井埋込型空気調和機。
  2. 耐火箱天面より下方へ突出して設けられ、空気調和機本体の取付金具と係合する吊り下げボルトを備えたことを特徴とする請求項1記載の天井埋込型空気調和機。
  3. 前記耐火箱は開口部端部外側にフランジ部を有し、前記ナットの締め付け量を調整することにより、前記天井板の室内に露出する面と前記フランジ部との隙間がないよう接触させることを特徴とする請求項1記載の天井埋込型空気調和機。
  4. 空気調和機本体を天井内に埋め込む天井埋込型空気調和機において、
    天井梁より下方に吊り下げられ、前記空気調和機本体を吊り下げる吊りボルトと、
    中央部に前記空気調和機本体を嵌合する嵌合穴と、周囲に前記吊り下げボルトの通し穴とを有し耐火材料からなる耐火平板と、
    を備え、前記本体外周において天井板に前記耐火平板が面接触するまで前記吊りボルトに螺合するナットの締め付け量を調整することにより上昇させることを特徴とする天井埋込型空気調和機。
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