JP3152280U - 立体駐車場に設置される駐輪ユニット及びこの駐輪ユニットを設置した立体駐車場 - Google Patents

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Abstract

【課題】施工が容易であり、二輪車の転倒や転落を防止することができる立体駐車場用の二輪車用駐輪ユニット及びこの駐輪ユニットを設置した立体駐車場を提供する。【解決手段】床板11、前面扉12、側面板13、奥面板14から構成される一対の駐輪ユニット10を連結板11a,14aで連結して、立体駐車場のパレット内に設置する。駐輪ユニット10内には駐輪装置が設けられ、二輪車を押して駐輪ユニット10内に運び、進行方向へ押して、前輪前部抱持手段7と前輪後部抱持手段6とで二輪車8の車輪9を保持させる。駐輪ユニット10の横幅は、立体駐車場のパレットの横幅の二分の一以下とされ、立体駐車場のパレットの横幅が多少大きかったり小さくても、大きな手直しをすることなく駐輪ユニット10の設置が可能である。【選択図】図4

Description

本考案は、車両を載置するパレットが複数設けられ、該パレットを上下左右に移動させて車両を立体的に配置することにより、比較的狭い敷地で多数の車両を駐車できるようにした立体駐車場に設置される自動二輪車(三輪車も含む)用駐輪ユニット及び該駐輪ユニットを設置した立体駐車場に関する。
近年、道路交通法による規制が強化されたことから、いわゆるオートバイ、スクータ等の自動二輪車用の駐輪場の需要が高まっている。
しかし、需要のある駅周辺や商店街周辺では十分なスペースを確保することが難しく、四輪自動車用の駐車スペースはある程度確保できているものの、自動二輪車用の駐輪場が十分に確保されているとは言い難い。
そこで、多数台の二輪車や三輪車を駐輪させておくことができ、管理する人員を常時配置しなくとも管理でき、安い駐輪料金で二輪車を安全に駐輪させておくことのできる駐輪場が求められている。
このような駐車場に設置する駐輪装置として、下記の特許文献1が提案する駐輪装置が公知である。
特許文献1に記載された駐輪装置は、二輪車の前輪を保持するために、据え付けたフレームに固定された断面形状がく字状の前輪前部抱持手段と、同じくフレームに前輪前部抱持手段と離間対向させて回動可能に軸支された断面形状が同じく略く字状の前輪後部抱持手段とを備え、二輪車の駐輪時には二輪車を立てたままで押して、その前輪を前輪後部抱持手段と前輪前部抱持手段とで半径方向から抱持して二輪車を自立した状態で入庫保持すると共に、入庫状態でロックし、入庫状態を解く時にこのロック状態を解除できるように構成している。
一方、狭いスペースで効率よく自動車を駐車させる設備として、立体駐車場が多用されている。立体駐車場は、図5に示すように車両52を載置するパレット51が複数設けられ、パレット51を同図の矢印に示すように上下左右に移動させて、車両の駐車スペースを確保するものである。
上記立体駐車場は、多くの場合、四輪自動車専用の駐車場として利用されているが、いつも満車状態になっているわけではなく、空きスペースを自動二輪車の駐輪にも利用できれば、立体駐車場の利用効率を高くすることができるとともに、自動二輪車の駐輪スペースを確保できるものと期待される。
上記のように立体駐車場をオートバイや自転車の駐輪スペースとして利用できるようにしたものとして、例えば特許文献2に記載のものが提案されている。特許文献2に記載のものは、立体駐車場のパレットの床面周辺部に自転車、オートバイの転落防止柵と出入り口扉を設け、床面を平坦に形成したものである。
国際公開WO2005/049417号 特開平9−310525号公報
立体駐車場は、本来自動車用に作られているものであるため、自動二輪車等の二輪車、、三輪車を駐輪させるのに適してはおらず、仮に二輪車、三輪車を駐輪させたとしても、パレットの移動時に、二輪車や三輪車が転倒したり、パレットから転落する危険が考えられる。このため、立体駐車場を二輪車や三輪車の駐輪スペースとして利用するには、二輪車や三輪車の転倒、転落防止策を十分に講ずる必要がある。
また、立体駐車場のパレットの大きさは必ずしも一定ではなく、大きめのものや、小さめのものがある。立体駐車場を二輪車や三輪車の駐輪スペースを設ける場合、これらのサイズに合わせて現場で施工する必要がある。
例えば特許文献2では、パレットの床面周辺部に転落防止柵と出入り口扉を設け、床面を平坦に形成することが提案されているが、このような構造であると、パレットのサイズに合わせて、現場で転落防止柵や出入り口扉を設ける必要がある。
作業効率の面から、できるだけ現場での作業を少なくして、効率よく作業できるようにするのか望ましいが、従来においては、このようなものは提案されていない。
本考案は、上記事情に鑑みなされたものであって、現場での施工が容易であり、二輪車や三輪車の転倒や転落を防止することができる立体駐車場用の二輪車用駐輪ユニット及び、この駐輪ユニットを設置した立体駐車場を提供することを目的とする。
本考案においては、上記課題を次のように解決する。
(1)立体駐車場に設置される、自動二輪車(以下では二輪車というが、三輪車も含まれる)用駐輪ユニットを以下のように構成する。
駐輪ユニットを、立体駐車場のパレットの床面に設置される矩形状の床板と、該床板の車両進入側の辺に回動可能に取り付けられ、上記駐輪ユニットの前面を覆うように設けられた前面板と、上記床板の車両進入側の辺に隣接する一方の辺に立設し、上記パレットの一方の側面を覆うように設けられた側面板と、上記前面板が設けられた辺に対向する辺に立設し、上記パレットの奥側の面を覆うように設けられた奥面板とから構成する。
上記前面板を車両進入側に倒すことで、前面板により二輪車を案内するスロープが形成される。
上記床板上には、二輪車の前輪を抱持することにより二輪車を駐輪させるための駐輪装置を設ける。この駐輪装置は、二輪車の前輪の進入退出方向に所定間隔を空けて設けられ、前輪の進入退出方向に共に回転し前輪の後部を抱持する前輪後部抱持手段と、前輪の前部を抱持する前輪前部抱持手段とから構成され、上記駐輪装置には駐輪している二輪車が倒れないように固定する手段が設けられている。
上記床板の上記前面板及び奥面板が取り付けられた辺の長さ、すなわち駐輪ユニットの横幅は、一般的に使用されている立体駐車場のパレットのうちでもっとも横幅の小さいパレットの横幅の二分の一以下とする。
(2)上記構成の駐輪ユニットを立体駐車場のパレットに設置し、二輪車用の駐輪スペースが確保された立体駐車場を構成する。すなわち、立体駐車場のパレットの少なくとも一つに、一対の上記駐輪ユニットを、それぞれの側面板が上記パレットの車両進入方向両側の側面に接するよう設置し、少なくとも、上記一対の駐輪ユニットの床板、奥面板の間に、両者間を連結する連結部材を設ける。
本考案においては、以下の効果を得ることができる。
(1)駐輪ユニットを、床板と、該床板の車両進入側の辺に回動可能に取り付けられ駐輪ユニットの前面を覆うように設けられた前面板と、パレットの一方の側面を覆うように設けられた側面板と、パレットの奥側の面を覆うように設けられた奥面板とから構成しているので、一対の上記駐輪ユニットを、それぞれの側面板が上記パレットの車両進入方向両側の側面に接するよう設置することで、パレットの周囲を一対の側面板、奥面板、前面板で囲むことができる。このため、駐輪している二輪車がパレットから転落するなどの事故を防ぐことができる。
また、前面板を車両進入側に倒すことで、前面板により二輪車を案内するスロープが形成されるようにしているので、二輪車を容易にパレット内に運んで駐輪させることができる。さらに、二輪車の各駐輪スペース毎に前面板が設けられているので、パレット全面を覆う前面板を設けた場合に比べ、開閉の作業も比較的容易である。
(2)駐輪ユニットの横幅を、立体駐車場のパレットのうちでもっとも横幅の小さいパレットの横幅の二分の一以下としているので、床板、側面板、奥面板、前面板を事前に用意し、駐輪ユニットを事前に組み立てておくか、あるいは、現場で組み立てて、立体駐車場のパレットに設置し、少なくとも一対の床板、奥面板の間を、両者間を連結する連結部材で連結し、必要に応じて前面板の間に柱などを設けることにより、比較的簡単な作業で立体駐車場に駐輪スペースを形成することができる。また、設置する立体駐車場のパレットの横幅が多少大きかったり、小さくても、大きな手直しをすることなく、設置が可能である。
(3)床板上に二輪車の前輪の進入退出方向に共に回転し前輪の後部を抱持する前輪後部抱持手段と、前輪の前部を抱持する前輪前部抱持手段とから構成される駐輪装置を設け、上記駐輪装置には駐輪している二輪車が倒れないように固定する固定手段を設けているので、二輪車を所定の位置に駐輪させることができ、また、パレットが移動しても二輪車が転倒したりすることがない。
また、上記駐輪装置や固定手段に鍵等を設け、解錠しなければ駐輪装置から二輪車を外せないように構成すれば、二輪車を盗難から守ることもできる。
本考案の実施形態の駐輪ユニットの構成を示す図である。 駐輪ユニットに設けられる駐輪装置の構成例を示す図である。 本実施形態の駐輪ユニットが設置された立体駐車場のイメージ図である。 一対の駐輪ユニットを立体駐車場のパレットに設置した場合の構成例を示す図である。 立体駐車場の一例を示す図である。
図1は、本考案の実施形態の駐輪ユニットの構成を示す図であり、同図(a)は上から見た図、(b)は側面(図1(a)のA方向)から見た図、(c)は前面(図1(a)のB方向)から見た図であり、(a)〜(c)は前面扉が開いている状態を示しており、図1(d)は、前面扉を閉じた状態示している。
図1において、10は駐輪ユニットであり、駐輪ユニット10は、立体駐車場のパレットの床面に設置される矩形状の床板11と、駐輪ユニットの前面を覆うように設けられた前面扉(前面板)12と、上記床板の車両進入側の辺に隣接する一方の辺に立設し、上記パレットの一方の側面を覆うように設けられた側面板13と、上記前面扉12が設けられた辺に対向する辺に立設し、上記パレットの奥側の面を覆うように設けられた奥面板14から構成される。なお、図1では、床板11、側面板12を3枚の板を連結して構成した場合を示している。
上記前面扉12は、床板11の車両進入側の辺に回動可能に取り付けられ、上記前面板を車両進入側に倒すことで、図1(a)(b)に示すように二輪車を案内するスロープが形成され、前面扉12を駐輪ユニット側に起こすことにより、図1(d)に示すように前面が閉じられる。前面扉12には、図1(d)に示すように、扉の閉鎖状態を保持させるロック機構15aが設けられ、前面扉12を閉じてレバー15bを回動させることにより、前面扉12が開かないようにロックすることができる。
上記床板11上には、二輪車の前輪を抱持することにより二輪車を駐輪させるための駐輪装置1が設けられる。
この駐輪装置1は、前輪後部抱持手段6と前輪前部抱持手段7が二輪車の前輪の進入退出方向に所定間隔を空けて設けられたものであって、前輪後部抱持手段6は、二輪車の前輪の進入退出方向に共に回転し前輪の後部を抱持し、前輪前部抱持手段7は前輪の前部を抱持する。また、同図には図示していないが、上記駐輪装置1には駐輪している二輪車が倒れないように固定する手段が設けられている。
図2は上記駐輪装置1の構成例を示す図であり、同図(a)は二輪車の進入方向Aに対して横方向から見た図(側面図)、同図(b)は車両進入方向(同図(a)のA方向)から見た図である。
本実施形態の駐輪装置1は、図2に示すように、第1支持部3と、この第1支持部3より斜め上方に立ち上げた第2支持部2とから成るフレーム5と、このフレーム5に回転可能に取り付けられた前輪後部抱持手段6と前輪前部抱持手段7とを備える。
前輪後部抱持手段6と前輪前部抱持手段7とは、二輪車の前輪の進入退出方向に所定間隔を開けて設けられる。前輪後部抱持手段6、前輪前部抱持手段7は、前述したように前輪の進入退出方向に共に回転して、それぞれ、前輪の後部、前輪の前部を抱持する。
フレーム5の第1支持部3は、例えば、大型の二輪車の前輪が出入りしても変形することがない剛性と材厚を有する金属板で構成される。この第1支持部3の前側に位置する部分には、斜め上方向へ立ち上がる第2支持部2が取り付けられている。
第1支持部3には、前端部側に位置して上述した前輪後部抱持手段6が回動可能に設けられている。この前輪後部抱持手段6は、例えば、側面略クの字状に形成された底板6aと、該底板6aの両側部より立設された側板6b,6bとを有する。また、底板6aの屈曲部分に回転軸6cが設けられており、前輪が前輪後部抱持手段6に進入し、該底板6a上に載ったときに、該回転軸6cを軸として、該底板6aが回転するように構成されている。
底板6aの略中央部には、凹溝6dが設けられている。この凹溝6dは、例えば、原付自転車のような小型二輪車の前輪を駐輪させるためのものである。小型二輪車の車輪は、大型二輪車の車輪より幅が狭く、径が大きいものが多いために、この小型二輪車の車輪を駐輪させるのに凹溝6dを設けてある。凹溝6dの深さは、とくに限定はない。
また、図2に示すように、第2支持部2には、上述した前輪前部抱持手段7が回転軸7cを軸として回動可能に取り付けられている。この前輪前部抱持手段7は、側面略クの字形状に折り曲げて成る底板7aと、この底板7aの両側部より立設されて前輪の両側部をそれぞれ覆うと共に、それぞれ外側に傾斜して形成されている両側板7b、7bとから成る。
底板7aの幅は、例えば、大型二輪車の前輪の幅より狭く、原付自転車のような小型二輪車の車輪の幅より若干広い寸法に形成されている
第2支持部2の上端部近くには、駐輪した二輪車が転倒しないように固定するための固定手段30が設けられる。
図2では固定手段30として、ベルト31を用いた場合が示されている。ベルト31は同図に示すように第2支持部2の上端部に取り付けられており、二輪車を駐輪させたら、上記ベルト31を例えば二輪車のハンドル付近に掛けとめる。2本のベルト31の端部に連結金具31aを取り付けおけば、ハンドル付近に掛けとめたベルトを容易に連結することができる。また、ベルト31の長さを調節可能にしておき、ベルト31を例えば二輪車のハンドル付近に掛けとめたのち、ベルトの長さを調節すれば、駐輪させた二輪車が転倒しないようにしっかりと固定することができる。
さらにベルト31の連結金具31aに鍵等を設けて、ベルト31を連結したのち外れないようにロックし、鍵がなけば外れないように構成すれば、二輪車の盗難を防止することもできる。また、ベルトが容易に切断できないように鋼線等で補強しておけば、ベルトが切断されて二輪車が盗まれるといった問題が生ずることもない。
なお、駐輪した二輪車を固定する固定手段30は、上記のようなベルト31に限定されるわけではなく、その他、種々の手段を用いることができる。
たとえば、ベルトの代わりにチェーンで固定するようにしたり、アーム状の部材等で二輪車を両側から押さえるようにしてもよい。
また、ベルトを用いる場合、第2支持部2の上端部近くにベルト収納部を設けて、該収納部にベルトを巻き取った状態で収納しておき、例えばシートベルトのように、ベルトを引き出して、二輪車に固定するようにしてもよい。
上記ではベルトの連結部に鍵を設ける場合について説明したが、鍵を上記固定手段30に設ける代わりに、駐輪装置の前輪後部抱持手段6等に鍵を設けて、駐輪後、施錠して前輪後部抱持手段6の回転をロックするようにしてもよい。
なお、時間貸しの有料立体駐車場に上記駐輪装置を設置する場合には、上記ロック操作するためのアクチュエータ等を設けて、料金を精算することで、上記ロックを解除するようにしてもよい。
図3は本実施形態の駐輪ユニットが設置された立体駐車場のイメージ図である。
図3に示すように、立体駐車場50のパレット51の内の1乃至複数のパレット51に本実施形態の駐輪ユニット10を設置する。
駐輪ユニット10の横幅は、一般的に使用されている立体駐車場のパレットのうちでもっとも横幅の小さいパレットの横幅の二分の一以下であり、同図に示すように一つのパレット51に一対の駐輪ユニット10が設置される。
すなわち、パレット51に、一対の上記駐輪ユニット10を、それぞれの側面板13が上記パレット51の車両進入方向両側の側面に接するよう設置し、少なくとも、上記一対の駐輪ユニット10の床板11、奥面板(同図では図されていない)の間に、両者間を連結する連結部材を設ける。また、同図に示すように、パレット51の車両入庫側の前面板の間に柱12aを設けてもよい。
図4は、一対の駐輪ユニット10を立体駐車場のパレットに設置した場合の構成例を示す図であり、同図(a)は上から見た図、(b)は側面(図1(a)のA方向)から見た図であり、(b)では駐輪している二輪車8が見えるように側面板13の一部を切り欠いて示している。
同図に示すように、床板11、前面扉12、側面板13、奥面板14から構成される一対の駐輪ユニット10が連結板11a,14aで連結され、前面板12の間に柱12aが設置されて、パレット内に設置される。
上記駐輪ユニットの立体駐車場への設置は、例えば、次のように行われる。
上記床板11、側面板13、奥面板14及び前面扉12として、あらかじめ所定の大きさに切断され、折り曲げ加工、穴あけがされたものを用意し、これらを用いて、予め駐輪ユニット10を組み立てておく。また、床板上には、前記駐輪装置1を取り付けておく。 そして、現場に上記駐輪ユニット10を運び、一対の駐輪ユニット10を立体駐車場のパレット内に設置し、底板11、奥面板14を連結板11a,14aで連結し、さらに前面板12の間に柱12aを設置する。
なお、折り曲げ加工、穴あけがされた床板11、側面板13、奥面板14及び前面扉12を立体駐車場に運んで、現地で駐輪ユニット10を組み立て、パレット内に設置するようにしてもよい。
以上のようにすることで、比較的簡単な作業で立体駐車場に駐輪スペースを形成することができる。
上記駐輪ユニットに、次のようにして二輪車を駐輪させる。
駐輪ユニットが設置されたパレットを入庫位置まで移動させ、前面扉12のロックを解除して前面側に倒す。これにより、図4に示すように、前面扉の裏面側により二輪車を案内するスロープが形成される。
この状態で二輪車を押して駐輪ユニット10内に運び、二輪車の前輪9を前輪後部抱持手段6の底板6aの端部へ当てがう。このとき、前輪後部抱持手段6は図1(b)に示したように二輪車の前輪側に傾動しており、二輪車8を進行方向へ押すと、前輪9に押されて当該前輪前輪後部抱持手段6は回転する。
二輪車をさらに押し込むと、図4(b)に示すように、前輪前部抱持手段7と前輪後部抱持手段6とで二輪車8の車輪9が半径方向から抱え込まれる。
ついで、図4(b)に示すように、第2支持部2に設けられたベルト31を二輪車8のハンドル部分に掛け止める。これにより、二輪車は転倒しないように固定される。
次に、前面扉12を閉じて、前記図1に示したレバー15b等を回動させて前面扉12が開かないようにロックする。
二輪車を出庫させる場合には、当該二輪車が駐輪しているパレットを出庫位置まで移動させ、前面扉12のロックを解除して前面側に倒す。
ついで、ベルト31を外して、二輪車8を後ろ向きに移動させて前輪9を駐輪装置1から外し、二輪車を出庫させる。そして、前面扉12を閉じて、前記図1に示したレバー15b等を回動させて前面扉12が開かないようにロックする。
1 駐輪装置
2 第2支持部
3 第1支持部
4 覆い板
5 フレーム
6 前輪後部抱持手段
6a、7a 底板
6b、7b 両側板
6d 凹溝
7 前輪前部抱持手段
8 二輪車
9 車輪
10 駐輪ユニット
11 床板
11a 連結板
12 前面扉(前面板)
12a 柱
13 側面板
14 奥面板
14a 連結板
15a ロック機構
15b レバー
30 固定手段
31 ベルト
31a 連結金具
50 立体駐車場
51 パレット
52 車両

Claims (2)

  1. 車両駐車用の複数のパレットを立体的に配置し、該パレットを移動可能に構成した立体駐車場に設置される駐輪ユニットであって、
    上記駐輪ユニットは、上記パレットの床面に設置される矩形状の床板と、該床板の車両進入側の辺に回動可能に取り付けられ、上記駐輪ユニットの前面を覆うように設けられた前面板と、
    上記床板の車両進入側の辺に隣接する一方の辺に立設し、上記パレットの一方の側面を覆うように設けられた側面板と、
    上記前面板が設けられた辺に対向する辺に立設し、上記パレットの奥側の面を覆うように設けられた奥面板とから構成され、
    前記前面板を車両進入側に倒したとき、前面板により二輪車を案内するスロープが形成され
    上記床板上には、二輪車の前輪を抱持することにより二輪車を駐輪させるための駐輪装置が設けられ、
    上記駐輪装置は、二輪車の前輪の進入退出方向に所定間隔を空けて設けられ、前輪の進入退出方向に共に回転し前輪の後部を抱持する前輪後部抱持手段と、前輪の前部を抱持する前輪前部抱持手段とから構成され、上記駐輪装置には駐輪している二輪車が倒れないように固定する手段が設けられており、
    上記床板の上記前面板及び奥面板が取り付けられた辺の長さは、上記パレットの横幅の二分の一以下である
    ことを特徴とする駐輪ユニット。
  2. 自動車駐車用の複数のパレットを立体的に配置し、該パレットを移動可能に構成した立体駐車場であって、
    該パレットの少なくとも一つには、一対の二輪車用駐輪ユニットが設置され、
    上記それぞれの二輪車用駐輪ユニットは、上記パレットの床面に設置される矩形状の床板と、該床板の車両進入側の辺に回動可能に取り付けられ、上記駐輪ユニットの前面を覆うように設けられた前面板と、
    上記床板の車両進入側の辺に隣接する一方の辺に立設し、上記パレットの一方の側面を覆うように設けられた側面板と、
    上記前面板が設けられた辺に対向する辺に立設し、上記パレットの奥側の面を覆うように設けられた奥面板とから構成され、
    上記前面板を車両進入側に倒したとき、前面板により二輪車を案内するスロープが形成され
    上記床板上には、二輪車の前輪を抱持することにより二輪車を駐輪させるための駐輪装置が設けられ、
    上記駐輪装置は、二輪車の前輪の進入退出方向に所定間隔を空けて設けられ、前輪の進入退出方向に共に回転し前輪の後部を抱持する前輪後部抱持手段と、前輪の前部を抱持する前輪前部抱持手段とから構成され、上記駐輪装置には駐輪している二輪車が倒れないように固定する手段が設けられており、
    上記床板の上記前面板及び奥面板が取り付けられた辺の長さは、上記パレットの横幅の二分の一以下であり、
    上記一対の駐輪ユニットは、それぞれの側面板が上記パレットの車両進入方向両側の側面に接するよう配置され、
    少なくとも、上記一対の駐輪ユニットの床板、奥面板の間には、両者間を連結する連結部材が設けられている
    ことを特徴とする立体駐車場。
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