JP3151382B2 - 移動農機における燃料タンクの保護カバー着脱装置 - Google Patents

移動農機における燃料タンクの保護カバー着脱装置

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JP3151382B2 JP13807895A JP13807895A JP3151382B2 JP 3151382 B2 JP3151382 B2 JP 3151382B2 JP 13807895 A JP13807895 A JP 13807895A JP 13807895 A JP13807895 A JP 13807895A JP 3151382 B2 JP3151382 B2 JP 3151382B2
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貞義 佐藤
正浩 尾添
長谷川  満
孝博 神門
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MITSUBISHI NOUKI KABUSHIKI KAISHA
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MITSUBISHI NOUKI KABUSHIKI KAISHA
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、機体前方にエンジンを
搭載した移動農機に係り、詳しくは、移動農機における
燃料タンクの保護カバー着脱装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、機体前方に搭載したエンジン用の
燃料タンクの保護カバーを有しない耕耘機や、保護カバ
ーを有しても、支持板に締結部材で固定する耕耘機は既
に知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来既に知られてい
る、燃料タンクの保護カバーを有しない耕耘機は外観が
良くないばかりでなく、耕耘作業中、燃料タンクを障害
物から保護することができず、危険な場合があった。ま
た、保護カバーを有しても、支持板に締結部材で固定す
る耕耘機では、保護カバーを外して燃料タンク内の燃料
の残量を調べる場合、および調査終了後、保護カバーを
装着する場合、工具を必要とし、不便なことが多かっ
た。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述事情に鑑
みなされたものであって、走行車輪(3)及びミッショ
ンケースを有する機体(8)にエンジン(2)を搭載
し、かつ該エンジン(2)上方に燃料タンク(12)を
配設してなる、移動農機(1)において、前記燃料タン
ク(12)を固定・支持する支持板(13)と、前記燃
料タンク(12)の少なくとも前方及び後方部分に配置
され、該燃料タンク(12)又は前記支持板(13)に
取付けられた固定側磁着手段(16)と、前記燃料タン
ク(12)上方を覆って保護する保護カバー(18)
と、該保護カバー(18)における前記固定側磁着手段
(16)と対向する位置に配置され、前記固定側磁着手
段(16)との間で磁力により吸着するカバー側磁着手
段(20)と、を備え、前記保護カバー(18)を、前
記固定側磁着手段(16)とカバー側磁着手段(20)
との間の磁力により、着脱自在に取付けてなるように構
成して上述の課題を解決した。
【0005】
【作用】以上の構成に基づき、保護カバー(18)を外
すときは、保護カバー(18)の前後部を手で持って、
前記固定側磁着手段(16)とカバー側磁着手段(2
0)との間の磁力に抗して、上方に持ち上げ、例えば、
燃料タンク(12)内の燃料の残量を調べ、作業終了
後、保護カバー(18)を装着する場合は、固定側磁着
手段(16)とカバー側磁着手段(20)との位置を合
わせ、カバー側磁着手段(20)を固定側磁着手段(1
6)の上に置くだけで、磁力によって保護カバー(1
8)が所定の位置に確実に装着される。
【0006】また、保護カバー(18)の注入キャップ
(15)部のみ開口され、注入キャップ(15)は保護
カバー(18)の上方に出ているので、保護カバー(1
8)を装着したまま、燃料注入が可能である。
【0007】なお、上述カッコ内の符号は、図面と対照
するものであるが、何等本発明の構成を限定するもので
はない。
【0008】
【実施例】以下、図面に沿って、本発明の実施例につい
て説明する。
【0009】耕耘機1は、エンジン2の動力を一方で
は、走行車輪3に伝達し、他方では後方のロータリ4の
耕耘軸5を駆動し、耕耘軸5に複数本装着された耕耘爪
6を回転させて主として管理作業等の軽作業を行なう移
動農機である。
【0010】耕耘機1は、図1に示すように、機体8と
ロータリ4が一体に構成され、機体8の後部には、走行
速度を変更する変速操作レバー9ならびにハンドル10
が、斜め後方に向け伸張して配設されている。
【0011】前記エンジン2は、機体前方に搭載され、
かつ該エンジン2上部には燃料タンク12を固定・支持
する支持板13が装着され、該支持板13には、前記燃
料タンク12の取付け孔12a位置に対応して孔13a
が明けられ、複数個の取付けボス14を介して締結部材
によって燃料タンク12を取付けている。
【0012】燃料タンク12は上下2体の成形品からな
り、それぞれのフランジ部12bを融着して合体し、1
個の容器をなし、上部には燃料を注入する注入口12c
を有し、注入キャップ15を締めて蓋をしている。
【0013】前記支持板13の前部と、前記燃料タンク
12のフランジ部12bの後部にはそれぞれ固定側磁着
手段としての磁石16が装着されている。
【0014】前記燃料タンク12の上方には、燃料タン
ク12の注入キャップ15部に対応する位置に開口部1
8aを有し、該燃料タンク12の上方を覆って保護する
保護カバー18が装備され、該保護カバー18における
前記磁石16と対向する位置は、凹部18bに形成さ
れ、該凹部18bの下面には、前記磁石16との間で磁
力により吸着するカバー側磁性体20が装着されてい
る。
【0015】前記保護カバー18は、前記磁石16とカ
バー側磁性体20の間の磁力により着脱自在に取付けて
なるように構成されているので、前記燃料タンク12の
燃料の残量を調べる際には、手で保護カバー18の前後
部を持ち、前記の磁力に抗して直上に持ち上げ、作業終
了後は、磁石16とカバー側磁性体20の位置を合わ
せ、磁石16上に置くだけで、磁力によって保護カバー
が所定の位置に確実に装着される。
【0016】なお、前記凹部18bのフランジが、磁石
16の側面に至るまで下方に伸張して保護カバー18を
磁石16に置く際の位置合わせの案内になっているの
で、保護カバー18は、常に一定の位置に正確に装着さ
れる。
【0017】また、この種の管理作業用の耕耘機は比較
的狭い圃場で使用することが多いので、他人に排気ガス
がかからないように、図1及び図2に示すように、排気
筒22の屈曲部22aを水平に切断して排気ガスが下向
きに排出されるようになっている。
【0018】
【発明の効果】本発明は、走行車輪及びミッションケー
スを有する機体にエンジンを搭載し、かつ該エンジン上
方に燃料タンクを配設してなる、移動農機において、前
記燃料タンクを固定・支持する支持板と、前記燃料タン
クの少なくとも前方及び後方部分に配置され、該燃料タ
ンク又は前記支持板に取付けられた固定側磁着手段と、
前記燃料タンクの上方を覆って保護する保護カバーと、
該保護カバーにおける前記固定側磁着手段と対向する位
置に配置され、前記固定側磁着手段との間で磁力により
吸着するカバー側磁着手段と、を備え、前記保護カバー
を、前記固定側磁着手段とカバー側磁着手段との間の磁
力により着脱自在に取付けてなるように構成したので、
工具を使用せずに保護カバーの着脱ができ、かつ外観が
向上した。
【図面の簡単な説明】
【図1】耕耘機の側面図である。
【図2】耕耘機の燃料タンクの側面図である。
【図3】燃料タンク取付けの斜視図である。
【符号の説明】
1 耕耘機 2 エンジン 12 燃料タンク 12c 注入口 13 支持板 15 注入キャップ 16 磁石 18 保護カバー 20 磁性体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 神門 孝博 島根県八束郡東出雲町大字揖屋町667番 地1 三菱農機株式会社内 (56)参考文献 特開 平7−17269(JP,A) 特開 平6−156097(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A01B 51/02 A01B 71/08 B62D 51/06 B60K 15/067

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行車輪及びミッションケースを有する
    機体にエンジンを搭載し、かつ該エンジン上方に燃料タ
    ンクを配設してなる、移動農機において、 前記燃料タンクを固定・支持する支持板と、 前記燃料タンクの少なくとも前方及び後方部分に配置さ
    れ、該燃料タンク又は前記支持板に取付けられた固定側
    磁着手段と、 前記燃料タンクの上方を覆って保護する保護カバーと、 該保護カバーにおける前記固定側磁着手段と対向する位
    置に配置され、前記固定側磁着手段との間で磁力により
    吸着するカバー側磁着手段と、を備え、 前記保護カバーを、前記固定側磁着手段とカバー側磁着
    手段との間の磁力により着脱自在に取付けてなる、 移動農機における燃料タンクの保護カバー着脱装置。
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