JP3150884B2 - 電気機器、調理機器 - Google Patents

電気機器、調理機器

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JP3150884B2
JP3150884B2 JP24202395A JP24202395A JP3150884B2 JP 3150884 B2 JP3150884 B2 JP 3150884B2 JP 24202395 A JP24202395 A JP 24202395A JP 24202395 A JP24202395 A JP 24202395A JP 3150884 B2 JP3150884 B2 JP 3150884B2
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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スイッチをオンに
すると半導体スイッチ素子を介して作動用電力が供給さ
れる、電池式の電気機器及び調理機器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、図に示す様に、マイクロス
イッチ101がオンになると電池電圧がベース102に
かかってコレクタ103- エミッタ104間が導通する
トランジスタ105を介して電気負荷106に電池電力
が供給されて作動を開始する乾電池107(例えば起電
力3V)を使用した電気機器Cが知られている。又、電
池電圧を監視する(例えば2.3V以下で報知)為、電
池電圧監視回路108が電気負荷106(ブザー、発光
表示器等)に並列接続されている。尚、トランジスタ1
05を用いる理由は、マイクロスイッチ101が小電力
規格(DC- 30V、0.1A程度)である為である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】発明者らは、上記電気
機器Cは、乾電池107の起電力が低下してくる(1年
近く使用)と、ブザー鳴動時や7セグメントLEDの
“8.”表示時等、電気負荷106に比較的大きな消費
電流が流れる際に電池電圧監視回路108が電池切れを
報知する傾向にある事を見い出した。
【0004】これは、電気負荷106に比較的大きな消
費電流が流れるとトランジスタ105のコレクタ103
- エミッタ104間で数百mVの電圧降下が生じる為で
ある。この場合、乾電池107の起電力が例えば2.5
Vであっても電池電圧監視回路108が検知する電圧は
2.3Vとなり、電池切れが報知される。
【0005】本発明の目的は、消費電流の大きさに関わ
らず、電池電圧を正確に監視できる、電気機器及び調理
機器の提供にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する為、
本発明は、以下の構成を採用した。 (1)作動スイッチがオンになると電池電圧が入力端に
かかって導通する半導体スイッチ素子を介して電気負荷
に電池電力が供給される電気機器において、電池電圧を
監視する為の電圧監視回路を、前記作動スイッチがオン
になると前記電池電圧が入力端にかかって導通する別の
半導体スイッチ素子を介して前記電池に接続した(図8
参照)。
【0007】(2)被調理物や調理容器を加熱する加熱
手段と、該加熱手段の、加熱開始・停止を指示する加熱
スイッチと、前記加熱手段等を制御する制御手段と、作
動用電力を蓄えた乾電池と、前記加熱スイッチが加熱開
始を指示すると電池電圧が入力端にかかって導通し、前
記制御手段に電池電力を供給する半導体スイッチ素子と
を有する調理装置において、電池電圧を監視する為の電
圧監視回路を、前記作動スイッチがオンになると前記電
池電圧が入力端にかかって導通する別の半導体スイッチ
素子を介して前記乾電池に接続した。
【0008】(3)被調理物や調理容器を加熱する加熱
手段と、加熱ボタンの押圧操作によりオン・オフし、前
記加熱手段の、加熱開始・停止を指示するマイクロスイ
ッチと、加熱残時間等を発光表示する第一表示器と、加
熱終了等を鳴動により報知するブザーと、作動用電力を
蓄えた乾電池と、前記乾電池の消耗状態を表示する第二
表示器と、前記第一、第二表示器、前記ブザー、前記加
熱手段等を制御するとともに、電圧監視部を有するマイ
クロコンピュータと、前記マイクロスイッチがオンする
と電池電圧が入力端にかかって導通し、前記第一、第二
表示器、前記ブザ ー、前記マイクロコンピュータに作動
用電力を供給する第一半導体スイッチ回路とを有する調
理装置において、分圧電圧を前記電圧監視部に送出する
分圧回路を、前記マイクロスイッチがオンになると前記
電池電圧が入力端にかかって導通する第二半導体スイッ
チ回路を介して前記乾電池に接続した。
【0009】
【作用および発明の効果】〔請求項1について;図8参
照〕使用者が作動スイッチをオンすると電池電圧が半導体ス
イッチ素子の入力端にかかるので半導体スイッチ素子が
導通して電池電力が電気負荷に供給される。又、作動ス
イッチのオンにより別の半導体スイッチ素子の入力端に
も電池電圧がかかるので別の半導体スイッチ素子が導通
して、電池電圧を監視する為の電圧監視回路が電池と電
気接続される。
【0010】電気負荷に流れる消費電流によって半導体
素子が電圧降下を起こすが、電圧監視回路は別の半導体
スイッチ素子を介して電池に接続されているので上記電
圧降下の影響を受けず、電圧監視回路は電池電圧を正確
に監視する事ができる。
【0011】〔請求項2について〕使用者が被調理物や調理容器をセットし、加熱スイッチ
を操作して加熱手段の加熱開始を指示すると、電池電圧
が半導体スイッチ素子の入力端にかかり、半導体スイッ
チ素子が導通して電池電力が制御手段に供給され、制御
手段は加熱手段が加熱を開始する様に指示し、加熱手段
が被調理物や調理容器を加熱する。又、電池電圧が別の
半導体スイッチ素子の入力端にかかり、別の半導体スイ
ッチ素子が導通して、電池電圧を監視する為の電圧監視
回路が電池に接続される。
【0012】電圧監視回路は、別の半導体スイッチ素子
を介して電池に接続されるので、半導体スイッチ素子の
電圧降下の影響を受けない。この為、制御手段が消費す
る消費電流の大きさに関わらず、電圧監視回路が電池電
圧を正確に監視する事ができる。
【0013】〔請求項3について〕使用者が被調理物や調理容器をセットし、加熱ボタンを
押圧操作するとマイクロスイッチがオンして電池電圧が
第一半導体スイッチ回路の入力端にかかり、第一半導体
スイッチ回路が導通し、作動用電力が、第一、第二表示
器、ブザー、マイクロコンピュータに供給される。
【0014】これにより、マイクロコンピュータは、加
熱手段が加熱を開始する様に指示し、第一表示器が加熱
残時間等を発光表示する様に指示し、ブザーが加熱終了
等を鳴動によって報知する様に指示する。
【0015】又、マイクロスイッチがオンになると、電
池電圧が第二半導体スイッチ素子の入力端にかかり、第
二半導体スイッチ回路が導通して分圧回路が乾電池に接
続され、分圧回路は分圧電圧をマイクロコンピュータの
電圧監視部に送出し、電圧監視部は分圧電圧に基づいて
乾電池の消耗状態を検知し、第二表示器は電池消耗時又
は常時、乾電池の消耗状態を表示する。
【0016】分圧回路は、第二半導体スイッチ回路を介
して乾電池に接続されるので、電圧監視部に送出する分
圧電圧は第一半導体スイッチ回路の電圧降下の影響を受
けない。この為、第一表示器やブザーが消費する消費電
流の大きさに関わらず、電圧監視部は電池電圧を忠実に
監視する事ができ、第二表示器による消耗状態の表示を
正確に行える。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の一実施例(請求項に対
応)を、図1〜図5に基づいて説明する。図に示す様に
ガステーブルAは、ガスこんろ1、2と、グリル3と、
点・消火ボタン21〜23と、点・消火ボタン21の押
圧操作によりオン・オフするマイクロスイッチ211、
212と、点・消火ボタン22の押圧操作によりオン・
オフするマイクロスイッチ221と、点・消火ボタン2
3の押圧操作によりオン・オフするマイクロスイッチ2
31、232と、グリルタイマ時間等を発光表示する七
セグメントLED31と、電池切れを報知するLED3
2と、タイムアップ時等に鳴動する圧電ブザー33と、
乾電池4と、LED31、32や圧電ブザー33等の制
御を行うマイクロコンピュータ5を配設した制御ユニッ
ト50と、七セグメントLED31、LED32、圧電
ブザー33等への電力供給を司るトランジスタ6と、電
池電圧を分圧する為の分圧回路7と、分圧回路7と乾電
池4との電気接続を司るトランジスタ8とを具備する。
【0018】ガスこんろ1は、Hバーナ(4100kc
al)11を有し、Hバーナ11には、ガス量調節弁
(図示せず)、及びセーフティバルブ12を配設したガ
ス供給管10によりガスが供給され、点火電極13の火
花放電により点火されて燃焼する。尚、ガスこんろ1
は、調理容器nの底を弾圧するサーミスタ14を配設し
ている。
【0019】ガス量調節弁は、正面上部に設けられたレ
バー15の位置により弁開度が変化し、Hバーナ11へ
供給するガス量を増減する。セーフティバルブ12は、
点・消火ボタン21が図3の位置まで押圧されると開
弁を開始する。尚、セーフティバルブ12は、サーモカ
ップル16の起電力が着火検知レベル(2.8mV)以
上である場合には点・消火ボタン21の押圧を解いて図
3の位置まで戻っても開弁維持する。
【0020】ガスこんろ1は、Mバーナ(2300kc
al)18を有し、Mバーナ18には、ガス量調節弁
(図示せず)、及びセーフティバルブ19を配設したガ
ス供給管17によりガスが供給され、点火電極20の火
花放電により点火されて燃焼する。
【0021】ガス量調節弁は、正面上部に設けられたレ
バー24の位置により弁開度が変化し、Mバーナ18へ
供給するガス量を増減する。セーフティバルブ19は、
点・消火ボタン22が図3の位置まで押圧されると開
弁を開始する。尚、セーフティバルブ19は、サーモカ
ップル25の起電力が開弁維持レベル以上である場合に
は点・消火ボタン22の押圧を解いて図3の位置まで
戻っても開弁維持する。
【0022】グリル3は、魚fを両面焼するグリルバー
ナ26、27(各1950kcal)を有し、グリルバ
ーナ26、27には、ガス量調節弁(図示せず)、及び
セーフティバルブ28を配設したガス供給管25により
ガスが供給され、点火電極29の火花放電により点火さ
れて燃焼する。
【0023】ガス量調節弁は、正面上部に設けられたレ
バー36、37の位置により弁開度が変化し、グリルバ
ーナ26、27へ供給するガス量を増減する。
【0024】セーフティバルブ28は、点・消火ボタン
23が図3の位置まで押圧されると開弁を開始する。
尚、セーフティバルブ28は、サーモカップル38の起
電力が着火検知レベル(2.5mV)以上である場合に
は点・消火ボタン23の押圧を解いて図3の位置まで
戻っても開弁維持する。
【0025】制御ユニット50のマイクロコンピュータ
5及びLED駆動回路501により発光が制御される七
セグメントLED31は、最大消費電流が約70mAの
発光ダイオード(二連)であり、グリルバーナ26、2
7の燃焼中はグリルタイマの残時間を分単位又は秒単位
で発光表示する。又、七セグメントLED31は、故障
時や誤操作時には、故障原因やエラー原因に対応したエ
ラーコードを発光表示する。
【0026】制御ユニット50のマイクロコンピュータ
5及びブザー駆動回路502により鳴動が制御される圧
電ブザー33は、鳴動時の消費電流が約40mAであ
り、点・消火ボタンの押圧時(100mS鳴動)、グリ
ルタイマーの残り30秒時点(90mS鳴動- 40mS
停止を3回)、グリルタイマーの終了時(60S毎に
1.5S鳴動)、回路故障時(点・消火ボタンを解除す
る迄、連続鳴動)、エラー発生時(0.5S鳴動- 0.
5S停止を5回)に鳴動する。
【0027】LED32は、表1に示す様に、制御ユニ
ット50のマイクロコンピュータ5及びLED駆動回路
501により点灯が制御される。
【0028】
【表1】
【0029】以下に示す{1}〜{4}は、上記表1の
補足である。 {1}電圧レベル 点滅レベル……2.2V 点灯レベル……2.0V 復帰レベル……2.8V “復帰”とは、電池電圧が回復した場合に、点滅状態の
LED32を消灯させる事である。
【0030】{2}電圧低下エラー 100mS毎に確定するデータが、2回連続して点灯レ
ベル以下(検出電圧<点灯レベル)になった時、LED
32が点灯する。尚、ガステーブルAは電圧低下エラー
として異常停止する。
【0031】{3}LED32の点滅 100mS毎に確定するデータが、2回連続して点滅レ
ベル以下(検出電圧<点滅レベル、且つ、検出電圧≧点
灯レベル)になった時、LED32が点滅(1.4秒点
灯- 0.4秒消灯のパターン)する。
【0032】{4}LED32の消灯 LED32が点滅状態になった後、100mS毎に確定
するデータが500mSの間、復帰レベル以上(検出電
圧≧復帰レベル)であるとLED32を消灯する。
【0033】制御ユニット50は、図4に示す様に、マ
イクロコンピュータ5、LED駆動回路501、ブザー
駆動回路502、分圧回路7、デジタルトランジスタ6
1、41、トランジスタ6、8等を有し、マイクロスイ
ッチ211、231、サーミスタ14、グリルタイマ時
間増減スイッチ34、35、サーモカップル16、38
からの信号に基づいて、セーフティバルブ12、28、
ブザー33、LED32、七セグメントLED31を制
御する。
【0034】点・消火ボタン21〜23は、消火状態で
は図3の位置にあり、位置より奥に押圧すると、イ
グナイタ作動用のマイクロスイッチ212、221、2
32がオン状態になり、イグナイタ51が作動し、点火
電極13、20、29に高電圧が印加される。尚、点・
消火ボタン21〜23を図3の位置より奥に押圧する
と、制御ユニット50に電池電力を供給する為のマイク
ロスイッチ211、231がオン状態になる。
【0035】尚、点・消火ボタン21〜23を奥まで押
し込み(図3の位置)、手を離すと位置で停止す
る。そして、消火する場合は、再度、図3の位置まで
押し込んで手を離すと、消火位置(位置)に戻る。
尚、この様な動作は、従来周知のハートカム機構によ
る。
【0036】マイクロスイッチ231は、図5に示す様
に、一端が乾電池4の(+) 極4aに接続され、他端がデ
ジタルトランジスタ61、41の入力端子611、41
aに接続されている。
【0037】トランジスタ6は、図5に示す様に、ベー
ス62がデジタルトランジスタ61の出力端子612に
接続され、エミッタ63が乾電池4の(+) 極4aに接続
され、コレクタ64が、マイクロコンピュータ5、LE
D駆動回路501、及びブザー駆動回路502等の各給
電端子に接続され、マイクロスイッチ231(又は21
1)がオンになると、エミッタ63- コレクタ64間が
導通する。又、トランジスタ6がpnp形の為、デジタ
ルトランジスタ61を使用する。尚、デジタルトランジ
スタ61とトランジスタ6とにより、第一半導体スイッ
チ回路を構成する。
【0038】トランジスタ8は、図5に示す様に、ベー
ス42がデジタルトランジスタ41の出力端子41bに
接続され、エミッタ43が乾電池4の(+) 極4aに接続
され、コレクタ44が分圧回路7に接続され、マイクロ
スイッチ231(又は211)がオンになると、エミッ
タ43- コレクタ44間が導通する。又、トランジスタ
8がpnp形の為、デジタルトランジスタ41を使用す
る。尚、デジタルトランジスタ41とトランジスタ8と
により、第二半導体スイッチ回路を構成する。
【0039】分圧回路7は、図5に示す様に、10kΩ
の抵抗71と47kΩの抵抗72とを直列接続し、抵抗
72に1000pFのコンデンサ73を接続して構成さ
れ、トランジスタ8がオンになると分圧電圧Vbをマイ
クロコンピュータ5の電圧監視部52に送出する。電圧
監視部52は、分圧電圧Vbに基づいて電池電圧を検出
し、マイクロコンピュータ5は表1に示す様に作動す
る。
【0040】乾電池4は、単一型のマンガン電池を2個
直接続したものであり、七セグメントLED31、ブザ
ー33、制御ユニット50等を作動させる為の電力を蓄
えている。
【0041】つぎに、ガステーブルAの作動を簡単に説
明する。使用者が、魚f(又は調理容器n)をセット
し、点・消火ボタン23(又は21)を押圧操作する
と、マイクロスイッチ231(又は211)がオンし、
デジタルトランジスタ61(又は60)がオンし、トラ
ンジスタ6が導通する。
【0042】これにより、マイクロコンピュータ5、L
ED駆動回路501、及びブザー駆動回路502等に作
動用電力が供給されるとともに、グリルバーナ26、2
7(又はHバーナ11)は、点火電極29(又は13)
の火花放電により点火されて燃焼を開始する。
【0043】又、点・消火ボタン23(又は21)の押
圧操作により、マイクロスイッチ231(又は211)
がオンすると、デジタルトランジスタ41がオンし、ト
ランジスタ8が導通する。これにより、分圧回路7が乾
電池4に電気接続され、分圧電圧Vbを電圧監視部52
に送出し、電圧監視部52は分圧電圧Vbに基づいて電
池電圧を検知し、マイクロコンピュータ5は検出電圧に
応じて表1に示す様にLED32を制御する。
【0044】Hバーナ11、グリルバーナ26、27の
燃焼中、マイクロコンピュータ5は、調理容器nの容器
底温度をサーミスタ14の出力に基づいて検出し、グリ
ルタイマー残時間の七セグメントLED31への表示を
指示し、ブザー33の停止・鳴動を指示する。尚、七セ
グメントLED31へ表示される数字やブザー33の鳴
動状態の相違によって消費電流が変化(数mA〜数百m
A)し、トランジスタ6のエミッタ63- コレクタ64
間で数十mV〜数百mVの電圧降下が生じる。
【0045】つぎに、本実施例のガステーブルAの利点
を述べる。 〔ア〕分圧回路7は、トランジスタ8を介して乾電池4
に接続される構成であるので、電圧監視部52に送出す
る分圧電圧Vbはトランジスタ6の電圧降下の影響を受
けない。この為、七セグメントLED31やブザー33
が消費する消費電流の大きさに関わらず、電圧監視部5
2は電池電圧を忠実に監視する事ができ、LED32に
よる電池切れ報知を正確に行える。
【0046】〔イ〕電池寿命の末期で、消費電流が多い
{七セグメントLED31の“8.”表示時、ブザー3
3が鳴動時}場合において、電池切れ(LED31が点
滅状態、点灯状態)が誤報知されず、使用者を戸惑わせ
ない(点滅報知が頻発しない)とともに、結果的に電池
寿命を延ばす事ができる。
【0047】〔ウ〕従来のものと比較して、部品点数が
少し(デジタルトランジスタ40、41、トランジスタ
8)増えるだけであるので、著しく製造コストが上昇し
ない。
【0048】〔エ〕分圧回路7は、トランジスタ8を介
して乾電池4に電気接続する構成であるので、マイクロ
スイッチ211、231の接点抵抗が変化しても分圧電
圧Vbが変化しない。又、非使用時において分圧回路7
に消費電流が流れない。
【0049】つぎに、本発明の第2実施例(請求項1〜
に対応)を、図1〜図3、図6、図7に基づいて説明
する。本実施例のガステーブルBは、以下の構成がガス
テーブルAと異なる。図6、図7に示す様に、トランジ
スタ6は、npn形であり、抵抗65、66を介してベ
ース62をマイクロスイッチ231、211の他端に接
続し、コレクタ64を乾電池4の(+) 端子4aに接続
し、エミッタ63が、マイクロコンピュータ5、LED
駆動回路501、及びブザー駆動回路502等の各受電
端子に接続され、マイクロスイッチ231(又は22
1)がオンになると、コレクタ64- エミッタ63間が
導通する。
【0050】図6、図7に示す様に、トランジスタ8
は、npn形であり、抵抗45を介してベース42をマ
イクロスイッチ231、211の他端に接続し、コレク
タ44を乾電池4の(+) 端子4aに接続し、エミッタ4
3を分圧回路7に接続し、マイクロスイッチ231(又
は221)がオンになると、コレクタ44- エミッタ4
3間が導通する。
【0051】本実施例のガステーブルBは、上記
〔ア〕、〔イ〕、〔エ〕と同様の利点以外に、つぎの利
点を有する。 〔オ〕従来のものと比較して、部品点数が少し(抵抗4
5、46、トランジスタ8)増えるだけであるので、著
しく製造コストが上昇しない。
【0052】本発明は、上記実施例以外に、つぎの実施
態様を含む。 a.電圧監視回路は、コンパレータ等、マイクロコンピ
ュータ以外で構成しても良い(請求項1、2に対応)。 b.電気機器は、ガステーブル以外に、電池式の、瞬間
湯沸器、ラジオ、テープレコーダ、VTR、時計、ワー
ドプロセッサ、ラップトップコンピュータ、携帯電話等
であっても良い(請求項2に対応)。 c.電池は、乾電池以外に、ニッケルカドミウム電池、
鉛蓄電池等の二次電池であっても良い(請求項2に対
応)。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1、第2実施例に係るガステーブル
の正面図である。
【図2】本発明の第1、第2実施例に係るガステーブル
の説明図である。
【図3】本発明の第1、第2実施例に係るガステーブル
の点・消火スイッチの説明図である。
【図4】本発明の第1実施例に係るガステーブルのブロ
ック図である。
【図5】本発明の第1実施例に係るガステーブルの要部
ブロック図である。
【図6】本発明の第2実施例に係るガステーブルのブロ
ック図である。
【図7】本発明の第2実施例に係るガステーブルの要部
ブロック図である。
【図8】請求項1の構成を採用した電気機器のブロック
図である。
【図9】従来技術の構成を採用した電気機器のブロック
図である。
【符号の説明】
4 乾電池(電池) 5 マイクロコンピュータ 6 トランジスタ(半導体スイッチ素子、第一半導体ス
イッチ回路) 7 分圧回路 8 トランジスタ(別の半導体スイッチ素子、第二半導
体スイッチ回路) 11 Hバーナ(加熱手段) 21、23 点・消火ボタン(加熱ボタン) 26、27 グリルバーナ(加熱手段) 31 七セグメントLED(第一表示器) 32 LED(第二表示器) 33 ブザー 41 デジタルトランジスタ(第二半導体スイッチ回
路) 50 制御ユニット(制御手段) 61 デジタルトランジスタ(第一半導体スイッチ回
路) 211、231 マイクロスイッチ(加熱スイッチ) 611、41a 入力端 f 魚(被調理物) n 調理容器 Vb 分圧電圧 C 電気機器

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 作動スイッチがオンになると電池電圧が
    入力端にかかって導通する半導体スイッチ素子を介して
    電気負荷に電池電力が供給される電気機器において、 電池電圧を監視する為の電圧監視回路を、前記作動スイ
    ッチがオンになると前記電池電圧が入力端にかかって導
    通する別の半導体スイッチ素子を介して前記電池に接続
    した事を特徴とする電気機器。
  2. 【請求項2】 被調理物や調理容器を加熱する加熱手段
    と、 該加熱手段の、加熱開始・停止を指示する加熱スイッチ
    と、 前記加熱手段等を制御する制御手段と、 作動用電力を蓄えた乾電池と、 前記加熱スイッチが加熱開始を指示すると電池電圧が入
    力端にかかって導通し、前記制御手段に電池電力を供給
    する半導体スイッチ素子とを有する調理装置において、 電池電圧を監視する為の電圧監視回路を、前記作動スイ
    ッチがオンになると前記電池電圧が入力端にかかって導
    通する別の半導体スイッチ素子を介して前記乾電池に接
    続した事を特徴とする調理機器。
  3. 【請求項3】 被調理物や調理容器を加熱する加熱手段
    と、 加熱ボタンの押圧操作によりオン・オフし、前記加熱手
    段の、加熱開始・停止を指示するマイクロスイッチと、 加熱残時間等を発光表示する第一表示器と、 加熱終了等を鳴動により報知するブザーと、 作動用電力を蓄えた乾電池と、 前記乾電池の消耗状態を表示する第二表示器と、 前記第一、第二表示器、前記ブザー、前記加熱手段等を
    制御するとともに、電圧監視部を有するマイクロコンピ
    ュータと、 前記マイクロスイッチがオンすると電池電圧が入力端に
    かかって導通し、前記 第一、第二表示器、前記ブザー、
    前記マイクロコンピュータに作動用電力を供給する第一
    半導体スイッチ回路とを有する調理装置において、 分圧電圧を前記電圧監視部に送出する分圧回路を、前記
    マイクロスイッチがオンになると前記電池電圧が入力端
    にかかって導通する第二半導体スイッチ回路を介して前
    記乾電池に接続した事を特徴とする調理機器。
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