JP3150847U - ラーメン - Google Patents
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Abstract
【課題】従来には無い燻製風味のラーメンを提供する。【解決手段】燻煙を、水蒸気の充満した容器の中で循環させ、この燻煙の付着した液体を濾過して生成された燻液を原料とした燻煙成分添加物を合成調味料とともにスープ1のベース材に加えて形成したスープ1と、麺2と、任意の具材3とを容器4に入れることにより、醤油ラーメンや塩ラーメン等において、従来には無い変わった味の、すなわち、燻製風味のラーメンを提供することができる。【選択図】図1
Description
本考案は、食品の麺の一種であるラーメンに関する。
従来、一般的なラーメンは、麺と、スープと、チャーシュー等の各種の具材を丼等の容器に入れて提供されている(例えば、特許文献1)。
従来のラーメンの代表的なスープの味として、醤油味、塩味、味噌味、豚骨味などがあったが、従来には無い変わった風味のラーメンを食したいという要望がある。
そこで本考案は、上記の要望に応えること、すなわち、従来には無い燻製風味のラーメンの提供を課題とする。
請求項1の考案は、燻煙成分添加物を合成調味料とともにスープのベース材に加えて形成したスープと、麺と、任意の具材とを容器に入れて提供可能としたことを特徴とする。
請求項2の考案は、前記具材がチャーシュー、鳴門、又はゆで卵であることを特徴とする。
請求項3の考案は、前記容器が丼であることを特徴とする。
請求項1の考案によれば、醤油ラーメンや塩ラーメン等において、燻製風味のラーメンを提供することが可能となる。
請求項2の考案によれば、具材にも燻製の風味が染み込み、ラーメンの風味をさらに豊かなものとすることが可能となる。
請求項3の考案によれば、容器を丼とすることで食し易いラーメンを提供することが可能となる。
以下、図を用いて本考案の実施の形態について説明する。まず、図中、符号1がスープであって、このスープ1は、スープのベース材に、複数の調味料によって構成される合成調味料と、燻煙成分添加物を加えることによって形成している。
スープ1のベース材は、畜肉エキス(例えば、豚骨、豚肉、牛骨、牛肉、鶏肉、鶏がら等のうち任意の材料)、魚介エキス(例えば、鰹節、煮干等のうち任意の材料)、野菜エキス(例えば、にんにく、たまねぎ、キャベツ、ねぎ、にんじん、しょうが等のうち任意の材料)、動植物油(油脂)、及び麦粉等の任意の材料によって構成される。
合成調味料は、例えば、食塩、胡椒、グルタミンソーダ等の化学調味料、その他の任意の調味料を適宜な割合で構成される。
燻煙成分添加物は、ヒッコリー等の材木を原材料としたソーダスト(おが屑)を燃焼させて発生した燻煙を、水蒸気の充満した容器の中で循環させ、この燻煙の付着した液体を濾過して生成された燻液を原料とした粉末又は液体にコーンスターチ、でんぷん等が添加されたものである。前述の燻液は、燻煙を発生させる時に、燃焼温度・湿度を制御して、発がん性物質を発生しないようにコントロールされており、燻煙成分添加物に発がん性物質が含まれる危険性を防いでいる。
また、符号2は麺であり、種類、太さ等は任意である。
さらに符号3は具材であり、種類もチャーシュー、鳴門、ゆで卵等の任意に設定可能である。
上記構成のラーメンの製法について説明する。スープ1のベース材である畜肉エキスと魚介エキスがそれぞれ入った各鍋(例えば、圧力鍋等)に合成調味料を入れて加熱後、各鍋内のスープ1を漉し、一旦冷却した後、油脂を取り、水を加える。その後、各鍋内の畜肉エキスと魚介エキスをそれぞれ適量ずつ混合させて、スープ1の味を醤油ラーメンや塩ラーメン等の味に調整する。その際に、燻煙成分添加物をスープ1に加え、その後沸騰させてスープ1が完成する。そして、上記のスープ1と、麺2と、具材3を丼等の容器4に入れて提供する。
スープ1に燻煙成分添加物が加えられたことにより、燻煙成分の風味をスープ1に与え、従来には無い燻製風味のラーメンを提供することができる。
また、前述のスープ1の製造工程において、燻煙成分添加物をスープ1に加えた後、スープ1を沸騰させることにより、燻煙成分添加物に添加されたコーンスターチやでんぷんがスープ1のこく味やうま味を増加させるため、さらに風味豊かで燻製香るラーメンを提供することが可能となる。
本実施例は請求項1に対応しており、燻煙成分添加物を合成調味料とともにスープ1のベース材に加えて形成したスープ1と、麺2と、任意の具材3とを容器4に入れることにより、従来には無い変わった味の、すなわち、燻製風味のラーメンを提供することができる。
また、本実施例は請求項2に対応しており、前記具材がチャーシュー、鳴門、又はゆで卵であることにより、具材にも燻製の風味が染み込み、ラーメンの風味をさらに豊かなものとすることが可能となる。
さらに、本実施例は請求項3に対応しており、前記容器が丼であることにより、容器を丼とすることで食し易いラーメンを提供することが可能となる。
1 スープ
2 麺
3 具材
4 容器
2 麺
3 具材
4 容器
Claims (3)
- 燻煙成分添加物を合成調味料とともにスープのベース材に加えて形成したスープと、麺と、任意の具材とを容器に入れて提供可能としたことを特徴とするラーメン。
- 前記具材がチャーシュー、鳴門、又はゆで卵であることを特徴とする請求項1記載のラーメン。
- 前記容器が丼であることを特徴とする請求項1又は2に記載のラーメン。
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JP2009001508U JP3150847U (ja) | 2009-03-13 | 2009-03-13 | ラーメン |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2009001508U JP3150847U (ja) | 2009-03-13 | 2009-03-13 | ラーメン |
Publications (1)
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JP3150847U true JP3150847U (ja) | 2009-06-04 |
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Country | Link |
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