JP3150734B2 - 汚水あるいは汚泥処理方法および装置 - Google Patents

汚水あるいは汚泥処理方法および装置

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    • Y02W10/00Technologies for wastewater treatment
    • Y02W10/10Biological treatment of water, waste water, or sewage

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、下水、し尿、産業廃水
等の汚水あるいは汚水処理により発生する汚泥の処理方
法およびそれを適用した汚水あるいは汚泥の処理装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】生物学的脱リン法は、微生物が好気状態
でリンを取り込む前に一度嫌気状態にしてリンを放出さ
せると、リンの取り込み量が著しく増加する現象を応用
したものである。生物学的リン除去方法としては、フォ
ストリップ法と嫌気−好気活性汚泥法がある。
【0003】フォストリップ法は、例えば、図3に示し
たフローが挙げられ、基本的には、流入原水20を導入
して生物学的に処理する好気槽21、好気槽21からの
活性汚泥スラリーを含む処理液を沈殿処理し、上澄水を
処理水30とする沈殿池22、該沈殿池22において濃
縮され、かつリンを過剰摂取した汚泥が導入されるリン
ストリッパー23、リンストリッパー23において内生
呼吸状態、即ち嫌気状態でリンを放出させ、リン濃度の
高い上澄水と石灰等の化学薬品24を添加して効率的に
凝集沈殿させるための凝集沈殿池25から概略構成され
ている。そして、沈殿池22で余剰となった汚泥は、余
剰汚泥26として排出される。リンストリッパー23で
処理された汚泥は、返送汚泥27として、好気槽21に
返送され、凝集沈殿池25で化学沈殿処理された凝集汚
泥28は、排出され、脱リンされた凝沈処理水29は、
処理水30として放流あるいはその一部を流入原水20
に混合し、再処理にまわされる。
【0004】この方法は、脱リン槽23に維持できる汚
泥量は沈殿池22の重力沈殿に依存しているため汚泥か
らのリン放出量に変動が生じ不安定となる場合があっ
た。また、脱リン槽の上澄水は固液分離が不完全なため
SSを若干含んでおりリン凝集に必要な量以上の薬品が
消費されるため不経済である。また、嫌気−好気活性汚
泥法は、図4に示したフローが挙げられ、流入原水20
を好気槽21の前段に設けた嫌気槽31に導入し、嫌気
槽31で汚泥より放出されたリンを好気槽21にて汚泥
に取り込み、沈殿池22にて上澄水を処理水30とする
一方、沈殿汚泥をリン含有率の高い余剰汚泥32として
その大部を系外に排出し、一部を返送汚泥33として嫌
気槽31に返送する方法である。
【0005】この方法において、 (1)P/BOD比が高い場合 (2)原水溶解性BOD濃度が低い場合 等は、汚泥中のリン含有率に限界があるため、リンの除
去率が低下する。この改善策として特公昭58−395
99号公報に示されているように嫌気槽と好気槽との間
に中間沈殿池を設け、分離水中のリンを化学的に固定化
し、生物学的に除去できないリンを除去する方法があ
る。この方法は固液分離に沈殿池を用いているため、汚
水性状に左右され、運転管理が複雑であると言う問題、
沈殿池の分離面積を大きくとらざるを得ないと言う問題
があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の従来
技術における問題点を解消するため、生物学的脱リン法
と膜分離技術を組合せることで安定したリン除去を可能
とした汚水あるいは汚泥処理方法およびそれを適用した
汚水あるいは汚泥処理装置を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的は、 嫌気槽を好気槽の後段に設けると共に好気槽及び嫌
気槽内に分離膜を設け、汚泥と水とを分離し、好気槽で
分離された水は処理水として導出し、嫌気槽内で分離さ
れた水はリンを化学的処理によって除去することを特徴
とする汚水あるいは汚泥処理方法、 嫌気槽を好気槽の後段に設けると共に好気槽に処理
水を導出するための分離膜を浸漬配備し、嫌気槽にリン
含有分離水を得るための分離膜を浸漬配備し、及び前記
リン含有分離水のリンを除去するための化学処理装置を
配備したことを特徴とする汚水あるいは汚泥処理装置、 嫌気槽を好気槽の前段に設けると共に好気槽及び嫌
気槽内に分離膜を設け、汚泥と水とを分離し、好気槽で
分離された水は処理水として導出し、嫌気槽内で分離さ
れた水はリンを化学的処理によって除去することを特徴
とする汚水あるいは汚泥処理方法、および 嫌気槽を好気槽の前段に設けると共に好気槽に処理
水を導出するための分離膜を浸漬配備し、嫌気槽にリン
含有分離水を得るための分離膜を浸漬配備し、前記リン
含有分離水のリンを除去するための化学処理装置を配備
したことを特徴とする汚水あるいは汚泥処理装置、によ
り達成できる。
【0008】本発明およびの原理は、リン含有汚水
を好気槽にて生物学的に処理してBODを酸化処理する
と共に溶解リンを微生物に吸収させ、好気槽内に浸漬し
て設けられる分離膜により生物学的処理水を分離しする
と共にリンを吸収した微生物を主とする活性汚泥スラリ
ーを嫌気槽へ移送し、嫌気槽内で吸収したリンを放出せ
しめ嫌気槽内に浸漬設置された分離膜により高濃度のリ
ン含有分離水を得、これを化学的処理してリン化合物と
して沈殿もしくは晶析させることによりリン、BOD、
SS等を除去した処理水を得る構成にある。そして、嫌
気槽でリンを放出した微生物を好気槽に循環使用する。
【0009】本発明およびは、上記およびにお
いて、嫌気槽の処理を好気槽の処理の前で行うものであ
り、その原理は、およびと同様であるが、ただ、嫌
気槽の分離水を化学的処理によってリンを除去すると共
に微生物を主とする活性汚泥スラリーを好気槽へ移送
し、この好気槽でBOD酸化、リンの脱リン等の生物学
的除去処理を行い、好気槽に設けられた分離膜によりリ
ン、BOD、SS等が除去され、処理水を得る点であ
り、リンを貯留した微生物等を嫌気槽に循環させる構成
にある。
【0010】本発明において、嫌気槽、好気槽に使用さ
れる微生物は、従来法で使用された公知のものが適用で
き、少なくとも嫌気槽と好気槽間を循環できる上記リン
の吸収、排出の代謝が可能な菌(以下、脱リン菌と言
う)が含有されておればよい。本発明において適用でき
る装置構成は任意であり、本発明及びの嫌気槽、好
気槽、分離膜、リン含有分離水のリンを除去するための
化学処理装置の構造、構成も上記思想を満足すれば、特
に制限はなく従来公知の構成が採用できる。例えば、嫌
気槽は、少なくとも脱リン菌によるリンの排出機能が維
持されればよい。また、好気槽は、脱リン菌等によるB
ODの酸化とリンの吸収が可能となるための溶存酸素を
確保できる槽構成が挙げられ、例えば、散気装置等を槽
下部に設けた構成が挙げられる。また分離膜の嫌気槽お
よび好気槽における配備方法も任意であり、被処理液に
浸漬され、膜分離水において汚泥等のSSが完全に排除
されるように配備、保持されておればよい。前記リンを
除去するための化学処理装置としては、凝集処理剤を使
用する凝沈法においては、凝沈槽、晶析脱リン法におい
てはリン酸塩鉱物等のリン除去材が挙げられる。
【0011】また、本発明における被処理液の処理条
件、運転条件も任意であり、適宜被処理液の性状、例え
ば、BOD濃度、溶解リン濃度等に応じて適宜設定でき
る。運転条件としては、水温、被処理液量、凝集沈殿設
備水量(嫌気槽からの膜分離水に含まれるリンを凝沈さ
せるための設備容積)、嫌気槽あるいは好気槽からの返
送汚泥量、好気槽容量、嫌気槽容量、好気槽のMLSS
濃度、嫌気槽のMLSS濃度、嫌気槽及び好気槽に設け
た分離膜の表面膜面積、分離膜の孔サイズ、分離膜の差
圧、好気槽への酸素供給量等が挙げられる。
【0012】又、本発明においては、嫌気槽と好気槽は
各1基で十分であるが、所望により一方または両方を複
数以上組み合わせてもよい。また、分離膜からのリン含
有分離水は、前述の通り化学的処理として凝集沈殿処理
の他、晶析脱リン等の任意の処理をしてもよく、またこ
れらを併用してもよい。なお、化学的処理によってリン
を除去された処理水は好気槽へ導入するようにしてもよ
い。
【0013】また、汚泥を対象とした場合には、汚泥の
濃縮も容易に行える。
【0014】
【作用】従来の生物脱リン法においては、汚泥の固液分
離に重力沈殿池を用いているため、嫌気槽、好気槽ML
SS濃度は、3000mg/L(リットル)前後であっ
た。本発明のように汚泥の固液分離に分離膜を用いるこ
とで嫌気槽、好気槽のMLSS濃度は、10,000〜
20,000mg/Lまで上げることが可能となり、従
来法の1/3倍〜1/6倍に装置を小型化できる。ま
た、P/BOD比が、例えば、0.05〜0.08と高
い場合でも嫌気槽内で高濃度となったリンを容易に分離
水とともに回収できるため、化学的な固定を効率的に行
うことができる。尚、従来法では、P/BOD比は0.
04〜0.05に制御する必要がある。
【0015】嫌気槽、好気槽に用いる分離膜は精密濾過
膜あるいは限外濾過膜を中空糸膜、キャピラリー膜、チ
ューブラー膜、平膜いずれかのモジュールにしたものが
適しているが、好ましくは精密濾過膜あるいは中空糸状
のモジュールにしたものが良い。各槽に設置する膜のモ
ジュール数は各処理水の量等により調節すれば良い。嫌
気槽で分離される分離水の中のリン固定には、Fe、A
l、Ca塩を用いた凝沈法あるいはCaとPとのアパタ
イトを生成させる晶析脱リン法の適用が可能である。中
間沈殿池を用いた嫌気−好気活性汚泥法の固液分離水及
びフォストリップ法においてリンストリッパーの分離水
にはSSが多く含まれているため、液中のリンを化学的
に固定する以上に薬品の注入が多く必要であったが、本
発明のように分離膜を用いるとSS分は完全に除去でき
るため、分離水中のリン量に対応して薬品の添加を行え
ばよく、薬品のランニングコストの低減ができる。
【0016】このように本発明を生物学的脱リン法に適
用することで、従来の生物学的脱リン法を改善し、装置
がコンパクト化出来、運転管理も容易となる。なお、ア
ンモニア性窒素も除去する場合には、脱窒素槽を付設す
れば構わない。
【0017】
【実施例】以下、本発明を実施例により具体的に説明す
るが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではな
い。 実施例1(嫌気槽が好気槽の後段にある場合) 図1に処理フローを示す。原水(例えば下水)12は、
リン放出後の返送汚泥(返送汚泥ライン13から)と共
に好気槽1に導入され、原水中のリンとBODは除去さ
れる。好気槽1はブロワー5より供給された空気によ
り、好気的状態が維持される。好気槽、嫌気槽にはそれ
ぞれ分離膜3が設置され、その分離膜3は中空糸限外濾
過膜を用いている。好気槽に設置した分離膜により汚泥
と水に分離され、好気槽分離水16はポンプ7により導
出される。一方、活性汚泥スラリーは水中攪拌器6にて
混合される嫌気槽2に移送され、嫌気槽に設置した分離
膜により嫌気槽内で活性汚泥から放出されたリンを高濃
度に含む水がポンプ8によって分離され、分離水は凝集
沈殿設備11に供給され、凝集沈殿においては、硫酸バ
ン土、NaOHによりリンを固定して液中より除去され
る。凝沈処理水15は、好気槽分離水16と混合・導出
あるいは好気槽に導かれる。また、凝集物は、排出ポン
プ17より排出される。余剰汚泥は、例えば、排出ポン
プ10で排出される。
【0018】次に図1に示すフローにて人工廃水を用い
て行った実験結果の一例を示す。表1に示すグルコー
ス、ペプトンを主成分とした人工廃水を用いて実験を行
った。結果の一例を表2に示す。表2より明らかなよう
に、リン除去率95%以上と良好な結果であった。ま
た、嫌気槽、好気槽に設置した分離膜の洗浄も1年間で
1回程度で運転可能であった。
【0019】
【表1】
【0020】
【表2】
【0021】〔運転条件〕 水温 25℃ 原水水量 250L/日 処理水量(好気槽分離水) 200L/日 凝集沈殿設備水量 50L/日 返送汚泥量 250L/日 好気槽容量 10L 嫌気槽容量 4L 好気槽のMLSS濃度 17000mg/L 嫌気槽のMLSS濃度 20000mg/L 好気槽に設置した中空糸膜(注)面積 2.0m2 嫌気槽に設置した中空糸膜(注)面積 1.0m2 注:ポリスルホン製限外濾過膜 実施例2(嫌気槽が好気槽の前段にある場合) 図2に処理フローを示す。原水(例えば、下水)12は
返送汚泥(返送汚泥ライン13から)と共に嫌気槽2で
混合される。嫌気槽では水中攪拌器6により汚泥は混合
され、原水中のBOD成分は汚泥に摂取され、一方、リ
ンは放出される。嫌気槽、好気槽にそれぞれ設置された
分離膜3は中空糸限外濾過膜を用いている。嫌気槽に設
置した分離膜により、汚泥より放出されたリンは嫌気槽
分離水14として系外に排出され、凝集沈殿設備11に
供給される。凝集沈殿においては、硫酸バン土、NaO
Hが注入され、リンを固定化して液中より除去される。
凝沈処理水15は好気槽1に供給あるいは好気槽分離水
16と混合・導出される。
【0022】好気槽では残存BODと液中に放出された
リンが汚泥に摂取される。槽内に設置した分離膜により
汚泥と水とに分離され、好気槽分離水16は系外に導出
される。余剰汚泥は返送汚泥ライン13より排出ポンプ
10を用い定期的に排出される。また、凝沈物は、排出
ポンプ17により排出される。実施例1と同様な人工廃
水を用いた実験結果を表3に示す。実施例1と同様なリ
ン除去成績を示している。
【0023】
【表3】
【0024】〔運転条件〕 水温 25℃ 原水水量 250L/日 凝集沈殿設備水量 35L/日 返送汚泥量 250L/日 処理水量(嫌気槽分離水) 250L/日 好気槽容量 10L 嫌気槽容量 7L 嫌気槽のMLSS濃度 10000mg/L 好気槽のMLSS濃度 20000mg/L 嫌気槽に設置した中空糸膜(注)面積 0.7m2 好気槽に設置した中空糸膜(注)面積 2.5m2 注:ポリスルホン製限外濾過膜
【0025】
【発明の効果】以上の結果からも明らかのように本発明
のように生物脱リン法と膜分離技術を組合せることによ
り、安定した処理ができ、かつ汚泥の固液分離を膜で行
えるため、装置が簡略化され運転管理も容易となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の内、嫌気槽を好気槽の後段に設けたフ
ローの一例を示す図である。
【図2】本発明の内、嫌気槽を好気槽の前段に設けたフ
ローの一例を示す図である。
【図3】従来のフォストリップ法のフローを示す図であ
る。
【図4】従来の嫌気−好気活性汚泥法のフローを示す図
である。
【符号の説明】
1 好気槽 2 嫌気槽 3 分離膜 4 散気板 5 ブロワー 6 水中攪拌器 7 ポンプ 8 ポンプ 9 返送汚泥ポンプ 10 排出ポンプ 11 凝集沈殿設備 12 原水 13 返送汚泥ライン 14 嫌気槽分離水 15 凝沈処理水 16 嫌気槽分離水 17 排出ポンプ 20 流入原水 21 好気槽 22 沈殿池 23 リンストリッパー 24 化学薬品 25 凝集沈殿池 26 余剰汚泥 27 返送汚泥 28 凝集汚泥 29 凝沈処理水 30 処理水 31 嫌気槽 32 余剰汚泥 33 返送汚泥
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C02F 3/28 - 3/34

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 嫌気槽を好気槽の後段に設けると共に好
    気槽及び嫌気槽内に分離膜を設け、汚泥と水とを分離
    し、好気槽で分離された水は処理水として導出し、嫌気
    槽内で分離された水はリンを化学的処理によって除去す
    ることを特徴とする汚水あるいは汚泥処理方法。
  2. 【請求項2】 嫌気槽を好気槽の後段に設けると共に好
    気槽に処理水を導出するための分離膜を浸漬配備し、嫌
    気槽にリン含有分離水を得るための分離膜を浸漬配備
    し、及び前記リン含有分離水のリンを除去するための化
    学処理装置を配備したことを特徴とする汚水あるいは汚
    泥処理装置。
  3. 【請求項3】 嫌気槽を好気槽の前段に設けると共に好
    気槽及び嫌気槽内に分離膜を設け、汚泥と水とを分離
    し、好気槽で分離された水は処理水として導出し、嫌気
    槽内で分離された水はリンを化学的処理によって除去す
    ることを特徴とする汚水あるいは汚泥処理方法。
  4. 【請求項4】 嫌気槽を好気槽の前段に設けると共に好
    気槽に処理水を導出するための分離膜を浸漬配備し、嫌
    気槽にリン含有分離水を得るための分離膜を浸漬配備
    し、前記リン含有分離水のリンを除去するための化学処
    理装置を配備したことを特徴とする汚水あるいは汚泥処
    理装置。
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