JP2001276851A - 排水処理装置 - Google Patents

排水処理装置

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JP2001276851A
JP2001276851A JP2000092370A JP2000092370A JP2001276851A JP 2001276851 A JP2001276851 A JP 2001276851A JP 2000092370 A JP2000092370 A JP 2000092370A JP 2000092370 A JP2000092370 A JP 2000092370A JP 2001276851 A JP2001276851 A JP 2001276851A
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treatment
fluorine
tank
water
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JP2000092370A
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Inventor
Minoru Tomita
実 冨田
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Original Assignee
Organo Corp
Japan Organo Co Ltd
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    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W10/00Technologies for wastewater treatment
    • Y02W10/10Biological treatment of water, waste water, or sewage

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  • Biological Treatment Of Waste Water (AREA)
  • Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 フッ素および窒素を効率的に除去する。 【解決手段】 フッ素除去部10においてカルシウムを
利用してフッ素を除去した後、残留するカルシウムを軟
化処理槽12において除去する。そこで、後段の固定床
硝化槽22などの生物学的脱窒処理におけるカルシウム
濃度が低くなり、ここにおける微生物濃度を十分高くし
て効率的な処理が行える。特に、固定床硝化槽22にお
ける目詰まりの発生などを効果的に防止することができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フッ素および窒素
を含む排水の処理装置、特にカルシウムを用いてフッ素
を除去するとともに生物学的脱窒により窒素除去するも
のに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、ICなどの半導体装置の製造
工程などでは、フッ酸、アンモニア、硝酸などが使用さ
れるため、フッ素および窒素を含む排水が排出される。
すなわち、エッチングなどにこれらの薬品が使用され、
濃厚廃液は廃棄物として処分されるが、半導体基板を超
純水などで洗浄した際の洗浄廃液として、フッ素(フッ
酸)、窒素(アンモニア、硝酸)を含む排水が排出され
る。LCD(液晶ディスプレイ)製造工程も基本的に半
導体装置と同様の工程を有しており、同様の排水が生じ
る。さらに、石炭火力発電所、ガラス表面加工工場など
においてもフッ素および窒素を含む排水が生じる。
【0003】排水中のフッ素は、カルシウムを添加し
て、フッ化カルシウムとして除去するのが一般的であ
り、上述のような排水についても水酸化カルシウムなど
を添加してフッ化カルシウムを析出させて除去してい
る。なお、フッ化カルシウムは非常に細かい微粒子にな
りやすく、これを除去するためにアルミニウム系などの
無機凝集剤やアクリル系高分子凝集剤を添加してフロッ
クを形成してフッ化カルシウムを沈殿除去している。
【0004】ここで、カルシウムによるフッ素除去は、 2F+Ca2+=CaF という反応であり、この場合の溶解度積Ksp=3.45
×10−11である。従って、かなりのカルシウムイオ
ンが残留するような条件としなければ、フッ素を十分除
去することができない。
【0005】通常、フッ素除去処理水中のフッ素濃度の
目標濃度は10mg/L以下程度であり、このような場
合には処理水中の残留カルシウム濃度を100〜100
0mg/L程度にする必要がある。
【0006】なお、排水中にケイ素や、リン酸などが存
在すると、フッ化カルシウムの析出に悪影響があり、そ
の場合にはより多くのカルシウムを添加したり、必ず無
機凝集剤による凝集処理が必要となる。
【0007】一方、窒素除去としては、通常生物学的脱
窒が採用される。この生物学的脱窒は、通性嫌気性細菌
である脱窒菌の無酸素状態における硝酸呼吸を利用して
窒素を除去するものである。この生物学的脱窒は、ま
ず、排水を硝化処理してアンモニア態窒素を硝酸態窒素
とし、その後メタノールなどの水素供与体を添加して、
無酸素状態にすることにより脱窒処理を行う。
【0008】そして、このようなフッ素除去と窒素除去
を組み合わせ排水中のフッ素および窒素を除去してい
た。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ここで、フッ素を多量
に含む排水は生物処理に悪影響がある。このため、生物
学的脱窒処理は、フッ素を除去した後のフッ素除去処理
水について行う。従って、生物学的脱窒処理の対象とな
るフッ素除去処理水は、カルシウムを多量に含む水にな
る。
【0010】カルシウムは、各種イオンと結合して析出
する可能性が高く、生物処理過程において、固形物とし
て析出しやすい。そして、カルシウムが固形物として析
出すると、これが生物処理における微生物とともに存在
することになり、生物処理汚泥中の無機汚泥量が増加す
る。従って、生物処理における微生物濃度を高く維持す
ることが難しくなり、効率のよい処理が行えなくなる。
【0011】また、生物学的脱窒処理等の生物処理にお
いては、微生物を浮遊させた状態で処理を行う浮遊式の
活性汚泥法の他に微生物保持用充填材を利用する固定床
式の処理がある。固定床式の処理は、処理槽内の微生物
濃度を高く維持でき、容積負荷を高くできるだけでな
く、微生物が固定床に保持されているため基本的に沈殿
槽を必要としないというメリットがある。そこで、処理
の効率化のためには固定床を利用したいという要求があ
る。
【0012】ところが、本排水の場合、生物学的脱窒処
理の対象となる排水には、カルシウムが多量に含まれて
いる。そこで、生物学的脱窒処理の際に、カルシウムが
微生物保持用充填材上に析出し目詰まりを起こす可能性
が高い。
【0013】目詰まりが発生した場合には、空気洗浄や
薬品洗浄により、目詰まりを解消することになるが、こ
のような洗浄処理を行うと、微生物保持用充填材上に保
持されていた微生物も一緒に除去されてしまう。硝化処
理の主体となる硝化菌は、自栄養性の細菌であってその
増殖速度が遅く、上述のような洗浄処理を頻繁に行うと
固定床における微生物濃度を高く維持することができ
ず、硝化処理槽に対する硝化負荷を高くすることができ
なくなる。
【0014】さらに、硝化処理では、硝酸の生成に伴い
pHが低下するため、アルカリ剤を添加する。このよう
なアルカリ剤の添加により、局所的なpHの上昇が生
じ、その部分においてカルシウムの析出が起こりやす
く、目詰まりが発生しやすくなる。そして、目詰まりが
発生した部分は硝化反応に寄与できなくなってしまう。
【0015】なお、カルシウムは、排水中に存在する炭
酸イオン、リン酸イオン、水酸化物イオン、硫酸イオン
などと結合して析出する。
【0016】本発明は、上記課題に鑑みなされたもので
あり、フッ素および窒素を含む排水について、効率的な
処理を行うことができる排水処理装置を提供することを
目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明は、フッ素および
窒素を含む排水の処理装置であって、流入してくる排水
とカルシウムを反応させてフッ素をフッ化カルシウムと
して除去するフッ素除去部と、カルシウムを含むフッ素
除去部からのフッ素除去処理水を軟化処理し、カルシウ
ムを除去する軟化処理部と、軟化処理部の軟化処理水を
生物学的脱窒処理し、窒素を除去する窒素除去部と、を
有することを特徴とする。
【0018】このように、本発明によれば、軟化処理部
においてカルシウムを除去する。従って、後段の生物学
的脱窒処理への流入水中のカルシウム濃度を低く抑える
ことができる。従って、生物学的脱窒処理における汚泥
中にカルシウムが多量に存在して微生物濃度が低くなっ
たり、スケールが発生するなどの問題を解消して効果的
な処理が行える。
【0019】また、前記フッ素除去部は、流入してくる
排水にカルシウムを添加して、フッ化カルシウムを析出
させ、析出したフッ化カルシウムを除去することが好適
である。カルシウムを水酸化カルシウムや塩化カルシウ
ムなどの形で、排水中に添加することで、フッ化カルシ
ウムを析出させることができる。このため、フッ化カル
シウムを沈殿などの固液分離手段を利用して除去するこ
とができる。
【0020】なお、フッ素除去部としては、上記の他に
粒状炭酸カルシウムと排水を接触させ、炭酸カルシウム
をフッ化カルシウムに置換することで、排水中のフッ素
を除去する方法を採用することもできる。
【0021】また、前記軟化処理部における軟化処理に
よって除去されたカルシウムを回収し、フッ素除去部に
供給することが好適である。軟化処理により通常炭酸カ
ルシウムが生成される。この炭酸カルシウムは、フッ素
除去に有効に利用できる。これによって、カルシウムの
使用量が少なくなり、発生汚泥量を低減することができ
る。
【0022】また、前記窒素除去部は、アンモニア態窒
素を硝酸化処理する硝化処理部と、硝化処理部からの硝
酸化処理水を脱窒処理する脱窒処理部とを含み、前記硝
化処理部は、微生物保持用充填材からなる固定床を有す
ることが好適である。硝酸菌は、増殖速度が遅いが固定
床とすることによってこれを高濃度で処理部内に保持で
き、効率的な硝化処理を行うことができる。ここで、カ
ルシウムが多量に存在すると固定床にカルシウムに由来
するスケールが発生し、目詰まりなどを生じるという問
題があるが、軟化処理を行うことで、このような問題が
解消される。
【0023】また、前記固定床の微生物保持用充填材と
して、活性炭繊維入りの不織布であって波板状に形成さ
れたものを利用することが好適である。このような微生
物担体により、硝化菌を効果的に保持し、かつ固定床を
好気的条件に維持することができる。
【0024】また、前記窒素除去部は、水中の固形物を
分離して処理水を得る固液分離手段を有し、この固液分
離手段は、水中に浸漬配置された浸漬膜を有し、この浸
漬膜を利用して固液分離を行うことが好適である。浸漬
膜を利用することで、高度な水質の処理水を得ることが
でき、かつ沈殿槽と比べて装置をコンパクトにできる。
カルシウムを含む水をろ過すると浸漬膜がスケールで目
詰まりしやすいが、軟化処理を行っているため、浸漬膜
を有効に利用できる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態(以下
実施形態という)について、図面に基づいて説明する。
【0026】「第1実施形態」図1は、第1実施形態に
係る排水処理装置の構成を示すブロック図である。処理
対象となる排水は、フッ素および窒素を含む排水であ
り、半導体製造工場、LCD製造工場、石炭火力発電
所、ガラス(表面加工)工場などにおいて生じる。な
お、限定されるものではないが、排水のフッ素(F)濃
度は10〜1000mg/L、アンモニア態窒素(NH
−N)濃度は10〜10000mg/L、硝酸態窒素
(NO−N)濃度は0〜10000mg/L程度であ
る。
【0027】排水は、まずフッ素除去部10に流入され
る。なお、通常の場合排水は、一旦排水貯留槽に貯留さ
れ、ここからポンプなどでフッ素除去部10に導入され
る。このフッ素除去部10には、カルシウムが添加され
る。このカルシウムは、水酸化カルシウム(Ca(O
H))や塩化カルシウム(CaCl)等の形で添加
することが好ましい。
【0028】このようなカルシウムの添加により水中の
フッ素(フッ素イオン)とカルシウム(カルシウムイオ
ン)が反応し、フッ化カルシウム(CaF)が析出す
る。そこで、この析出したフッ化カルシウムを固液分離
することで、フッ素除去が行われる。なお、このフッ素
除去部10では、アルミニウム系凝集剤やアクリル系高
分子凝集剤などを添加してから沈殿処理を行うのが一般
的であり、これらの構成については後述する。また、排
水のpHはかなり低い場合が多く、その場合にはフッ化
カルシウムの析出のために、水酸化ナトリウム(NaO
H)等を添加してpHを調整する。
【0029】このようにして得られたフッ素除去部10
における処理水は、カルシウムを多量に含んでいる。こ
れは、水中のフッ素イオンを十分低くするためには、カ
ルシウムイオン濃度がかなり高くなければならないから
であり、たとえばカルシウムイオン濃度は200mg/
L以上となっている。
【0030】このフッ素除去部10の処理水は、軟化処
理槽12に導入される。この軟化処理槽12では、炭酸
ナトリウム(NaCO)や炭酸ガス(CO)など
を水中に混合することにより、水中のカルシウムを炭酸
カルシウム(CaCO)として除去する。この軟化処
理には、各種の方法が知られており、どのような方法を
用いてもよいが、上述のように炭酸カルシウムの形でカ
ルシウムを析出される方法が好ましい。炭酸カルシウム
の析出は、アルカリ側で促進されるため、必要に応じて
水酸化ナトリウム等のアルカリ剤が添加されpHが調整
される。例えば、pHが10以上になるように調整され
る。
【0031】このようにして、軟化処理槽12におい
て、排水中のフッ素除去のために添加されたカルシウム
が除去される。なお、軟化処理槽12の処理水中におけ
るカルシウム濃度は、100mg/L以下とすることが
好ましい。
【0032】次に、軟化処理槽12の処理水は、浮遊式
硝化槽14に導入される。この浮遊式硝化槽14にはブ
ロア(図示せず)などから空気が導入され、曝気処理さ
れている。一方、ここへの流入水中にはアンモニア態窒
素が含まれており、好気的条件下において硝化菌が増殖
する。そして、この硝化菌によりアンモニアが硝酸に酸
化される。このような硝化反応により、pHが酸性にな
るため、槽内には必要に応じて水酸化ナトリウムなどの
アルカリ剤が添加され、pH調整される。
【0033】浮遊式硝化槽14の硝化処理水は、次に浮
遊式脱窒槽16に導入される。この浮遊式脱窒槽16
は、その内部が機械式の攪拌などで攪拌されているが、
空気は導入されていない。このため、槽内は無酸素状態
に維持される。
【0034】そして、この浮遊式脱窒槽16に導入され
る硝化処理水中には硝酸が多量に含まれているととも
に、この槽内にはメタノールなどの有機物が水素供与体
として添加される。そこで、この浮遊式脱窒槽16内に
おいて、通性嫌気性の脱窒細菌により硝酸の酸素を利用
したメタノールの酸化が行われ、硝酸が窒素ガスに還元
され除去される。なお、この脱窒反応により、pHが上
昇するため、必要に応じて塩酸などの酸が添加され、p
H調整される。
【0035】浮遊式脱窒槽16の脱窒処理水は、浮遊式
酸化槽18に導入され、ここで曝気処理されて残留する
メタノールが好気的生物処理により除去される。そし
て、この処理が行われた後、沈殿槽20に導入される。
沈殿槽20は、固形物を沈殿分離する槽であり、上澄み
液が処理水として放流され、沈殿汚泥は返送汚泥として
浮遊式硝化槽14に返送される。従って、硝化菌、脱窒
菌を含む汚泥が、浮遊式硝化槽14、浮遊式脱窒槽1
6、浮遊式酸化槽18、沈殿槽20を循環し、生物処理
系内の微生物が所望量に維持される。
【0036】このようにして、沈殿槽20の上澄みに得
られた処理水は、フッ素および窒素が除去されたものに
なっており、これが放流される。
【0037】そして、本実施形態においては、軟化処理
槽12において、カルシウムが除去されてから浮遊式硝
化槽14に導入される。そこで、浮遊式硝化槽14以降
の処理槽において保持されている汚泥中のカルシウム濃
度は十分低い。そこで、生物処理系内における微生物濃
度を十分高くして効果的な生物学的脱窒処理を行うこと
ができる。特に、汚泥中のカルシウムが多くなると、汚
泥を系外に排除する量が多くなり、系内での汚泥滞留日
数が少なくなる。硝化菌は増殖速度が遅いため、汚泥滞
留日数が少なくなるとその濃度を高く維持できなくな
り、十分な硝化処理が行えなくなってしまう。本実施形
態において、このような問題の発生を防止することがで
きる。
【0038】なお、浮遊式硝化槽14の後に沈殿槽を設
けて、ここで得られる沈殿汚泥を浮遊式硝化槽14に返
送するように構成することもできる。これによって、硝
化菌と、脱窒菌を別の系として保持することができる。
【0039】「第2実施形態」図2は、第2実施形態の
構成を示すブロック図である。この第2実施形態におい
ては、浮遊式硝化槽14に代えて、固定床硝化槽22を
採用している。そして、沈殿槽20からの返送汚泥は、
浮遊式脱窒槽16に返送される。
【0040】この固定床硝化槽22において利用される
微生物保持用充填材としては、図3に示すような構成の
ものが好適に採用される。
【0041】すなわち、この微生物保持用充填材30
は、ポリプロピレンからなる平板状の不織布32の表面
に活性炭繊維とポリプロピレンとの混合物をフェルト状
に形成した活性炭不織布34を波板状に貼着して成型し
たものである。従って、活性炭不織布34によって、縦
方向の通路36が形成される。そして、この微生物保持
用充填材30を槽内において垂直方向に通路36が形成
されるように複数縦に並べて配置したり、丸めて配置す
ることによって、活性炭不織布34の周囲が垂直方向の
水通路となる。なお、このような微生物保持用充填材
は、例えば特開平7−24489号公報に示されてい
る。
【0042】一方、この固定床硝化槽22の底部には、
散気管(図示せず)が配置されており、ここから空気が
噴出される。これによって、固定床硝化槽22内が曝気
攪拌され、槽内液に酸素が溶解され、槽内が好気性条件
に保たれる。そして、微生物保持用充填材30の表面に
硝化菌が付着生育する。このように、微生物保持用充填
材状に硝化菌を保持することによって、固定床硝化槽2
2内の硝化菌を十分高濃度に維持することができ、効率
的な硝化処理を行うことができる。
【0043】特に、本実施形態の場合には、軟化処理槽
12において、カルシウムが除去されている。カルシウ
ムが多量に存在すると、炭酸カルシウムや硫酸カルシウ
ム等の難溶性のカルシウム化合物が析出しやすくなる。
特に、固定床硝化槽22においては、槽内のpHを中性
付近に維持するために、水酸化ナトリウムなどのアルカ
リ剤を添加する。従って、全体には、中性付近でも、ア
ルカリ剤が添加される付近では、局所的にpHが高くな
り炭酸カルシウム等のカルシウム化合物が析出しやすい
状況になる。
【0044】そして、カルシウム化合物が析出すると、
これが微生物保持用充填材30の表面に付着し、硝化菌
の付着量が減少するだけでなく、通路36が閉塞され、
デッドスペースが生じてしまう可能性も高い。
【0045】このような場合には、空気洗浄などによ
り、微生物保持用充填材30を洗浄し、付着物を除去す
ることになるが、硝化菌はその増殖速度が遅いため、頻
繁に洗浄を行うと、せっかく増殖した硝化菌が排除され
てしまい、槽内の硝化菌濃度を高く維持できず、効率的
な処理が行えない。
【0046】本実施形態では、カルシウムを軟化処理槽
12において予め除去しておくことで、このような欠点
を解消し、微生物濃度を高濃度に保ち、効率的な硝化処
理が達成できる。
【0047】「第3実施形態」第3実施形態の構成を図
4に示す。このように、第3実施形態では、第1実施形
態の沈殿槽20に代えて、浸漬膜分離槽40を利用して
いる。
【0048】この浸漬膜分離槽40について、図5に基
づいて説明する。浸漬膜分離槽40には、浸漬膜分離装
置42が浸漬されている。この浸漬膜分離装置42は、
精密ろ過膜や限外ろ過膜等のろ過膜を用いて汚泥を膜分
離し処理水を得るものであり、膜透過水を内部に得る。
浸漬膜分離装置42の内部空間には吸引ポンプ44が接
続されており、この吸引ポンプ44の吸引作用により、
前記ろ過膜を介して槽内液をろ過し、ろ過水を処理水と
して槽外に取り出す。
【0049】また、浸漬膜分離装置42の下方には、散
気装置46が敷設されており、ここからの曝気空気によ
って膜の表面が常に洗浄されるようになっている。な
お、目詰まりが進んだ時には薬品洗浄などを行い膜を再
生する。
【0050】このように、浸漬膜分離槽40を利用する
ことで、高度な水質の処理水を得ることができ、かつ沈
殿槽と比べて装置をコンパクトにできる。そして、分離
される汚泥を高濃度にでき、系内に微生物を高濃度に保
持して効率的な生物学的脱窒処理を行うことができる。
【0051】この例では、散気管46の下方の部分に
は、濃縮部48が形成されており、この濃縮部48に得
られる沈殿汚泥が前段の浮遊式硝化槽14に返送され
る。なお、この濃縮部48を省略し、槽内液をそのまま
返送汚泥としてもよい。
【0052】「変形例」変形例1の装置の構成を図6に
示す。このように、この変形例1では、第2実施形態に
おける浮遊式脱窒槽16に代えて、上向流スラッジブラ
ンケット(USB)方式のUSB脱窒槽24が採用され
ている。そして、沈殿槽20の返送汚泥は、浮遊式酸化
槽18に返送される。
【0053】このUSB脱窒槽24は、槽内に脱窒菌の
スラッジブランケットを形成し、ここに排水を上向流で
流通する。このように脱窒菌によりスラッジブランケッ
トを形成すると、脱窒菌が高濃度に凝集した粒状物(グ
ラニュールという)が形成され、脱窒菌を高濃度に維持
して効率的な脱窒処理が行われる。なお、このようなU
SB脱窒槽については、特開昭62−225294号公
報などに示されている。
【0054】なお、脱窒槽として、微生物保持用充填材
を充填した固定床の脱窒槽を利用することもできる。
【0055】また、この変形例1において浮遊式酸化槽
18の内部に浸漬膜分離装置42を配置することも好ま
しく、これによって、沈殿槽20および沈殿槽20から
の汚泥返送が不要となり、浮遊式酸化槽18の全体を曝
気するだけで槽内全体に汚泥を循環することができる。
【0056】次に、変形例2の構成を図7に示す。この
変形例2においては、変形例1の浮遊式酸化槽18に代
えて固定床酸化槽26を利用している。また、固定床酸
化槽26では、処理水中の固形物は少なく、沈殿槽20
を省略している。
【0057】この固定床酸化槽26の微生物保持用充填
材としては、上述の硝化槽に充填したものと同様のもの
が採用可能である。また、網目状のプラスチックパイプ
を多数充填したりすることも好適である。このような微
生物保持用充填材を充填することで、酸化槽において効
率的な酸化処理が行え、かつ沈殿槽20を省略すること
ができる。
【0058】「フッ素除去および軟化処理」図8にフッ
素除去部10の詳細構成を示す。図8に示すように、排
水は、まずカルシウム反応槽50に導入される。このカ
ルシウム反応槽50には、カルシウムが水酸化カルシウ
ムや塩化カルシウムの形で添加され、排水と混合され
る。この際のpHは、例えば4〜7程度に調整される。
ここで、排水は通常pHが2以下であり、塩化カルシウ
ムを添加する場合には水酸化ナトリウム等をさらに添加
してpHを4〜7の範囲に調整する必要がある。このカ
ルシウム反応槽50において、フッ化カルシウムの微粒
子が形成される。なお、カルシウムの添加量は、処理水
中のカルシウム濃度が200mg/L以上となるように
設定する。
【0059】このカルシウム反応槽50においてカルシ
ウムが添加された排水は、次に急速攪拌槽52に導入さ
れ、ここでポリ塩化アルミニウム(PACという)等の
無機凝集剤が添加され、急速攪拌される。これによっ
て、フッ化カルシウムの微粒子がフロック化される。ま
た、このフッ素イオンの一部のフロックに取り込むこと
もできる。なお、この急速攪拌槽におけるpHは、6.
5以上、例えば6.5〜10程度が好適であり、アルカ
リ剤によりpHがこの範囲に調整される。なお、pHが
高すぎる場合には、酸でpH調整する。
【0060】次に、緩速攪拌槽54において、緩速攪拌
されフロックの粗大化が図られる。ここで、高分子凝集
剤を添加して、フロックの粗大化を図ることも好適であ
る。そして、緩速攪拌された排水が沈殿槽56に導入さ
れ、ここでフッ化カルシウムの汚泥が分離除去される。
【0061】このようにして、フッ化カルシウムが除去
され、カルシウムを多量に含む排水が、軟化処理槽12
に導入され、ここで炭酸カルシウムを生成することで、
カルシウムが除去される。
【0062】なお、急速攪拌槽52におけるpHを10
付近の高pHとする場合には、PACは添加しない場合
もある。これは、水中のリン除去も行うことを目的とし
ている場合であり、リン酸カルシウムが析出分離され
る。なお、この場合緩速攪拌槽54における高分子凝集
剤の添加も行わない。
【0063】ここで、図1,2,4,6,7に破線で示
したように、軟化処理槽12において発生した炭酸カル
シウムを含むスラリーをフッ素除去部10のカルシウム
反応槽50に返送することが好適である。これによっ
て、炭酸カルシウムは、フッ素除去のためのカルシウム
として再利用される。そこで、カルシウム反応槽50へ
の新規のカルシウム添加量を減少することができ、また
フッ素除去部10における発生汚泥量を減少することが
できる。
【0064】なお、軟化処理槽12で発生した炭酸カル
シウムを含むスラリーをカルシウム反応槽50に返送す
る場合、カルシウム反応槽50に流入する排水のpHが
4以下というような酸性であれば、返送したスラリーを
排水と混合することによって炭酸カルシウムが溶解し、
フッ素と反応するが、排水のpHが例えば中性ないしア
ルカリ性である場合は、混合しても炭酸カルシウムは溶
解しないので、この場合は予め炭酸カルシウムを酸で溶
解してから返送するのがよい。
【0065】また、上述の実施形態においては、フッ素
除去部10において、カルシウムを添加混合すること
で、フッ化カルシウムを析出させたが、これに限らず他
の方法を採用することもできる。例えば、粒状炭酸カル
シウムとフッ素を含有する排水を接触させる方式があ
る。この方式では、粒状炭酸カルシウムを充填した塔内
にフッ素を含有する排水を流通する。これによって、排
水中のフッ素が炭酸カルシウムの炭酸と置換して、粒状
のフッ化カルシウムになり、除去される。そして、フッ
素が除去されたフッ素除去処理水が得られる。このよう
な処理においても、フッ素除去処理水中のカルシウム濃
度がある程度高くならないとフッ素の除去率を高くする
ことができない。そこで、フッ素除去部10に、この粒
状炭酸カルシウムを利用するフッ素除去方式を採用する
こともできる。
【0066】
【実施例】原水として、pH3、フッ素化合物1434
mgF/L、NH−N51mg/L、NO−N32
mg/Lが含まれる半導体製造工場の排水を用い、第
1、2、3実施形態の装置において、処理実験を行っ
た。また、比較例として、第1実施形態の装置から軟化
処理槽を取り除いた構成の装置についても合わせて実験
を行った。
【0067】いずれの装置でも、フッ素除去部において
は、Ca(OH)をフッ素除去処理水中における残留
カルシウム濃度が500mg/Lになるように添加し、
また、反応時のpHが10になるように調整して反応を
行わせ、その後、、固形物を沈殿除去した。
【0068】また、第1〜3実施形態の装置では、軟化
処理槽において、NaCOを添加し、pHが10以
上になるように調整して、固形物を沈殿除去した。
【0069】そして、各装置での最終処理水のT−N
(全窒素)が5mg/Lになるように処理実験を行っ
た。
【0070】この処理実験における硝化槽、脱窒槽、酸
化槽の容積負荷(水温15℃換算)を計算した結果を表
1に示す。
【0071】
【表1】
【0072】このように、第1実施形態のように軟化処
理槽を設けることにより、各槽における容積負荷を上げ
ることができる。これは、各槽に流入される流入水中の
カルシウムが除去されることで、各槽の微生物濃度を上
昇できるからと考えられる。
【0073】また、第2実施形態のように硝化槽を固定
床にすることで、容積負荷はさらに上昇できる。さら
に、第3実施形態のように浸漬膜分離装置を採用するこ
とで、容積負荷を上昇できるのは、各生物処理槽におい
て微生物濃度をさらに上昇することができるからであ
る。
【0074】さらに、第2実施形態の場合において、軟
化処理槽12で発生する炭酸カルシウムをフッ素除去に
再利用したところ、比較例では3800mg/L必要で
あった水酸化カルシウムの添加量が2900mg/Lに
低減できた。なお、この場合フッ素処理部の処理水中の
カルシウム濃度は500mg/Lとした。また、この場
合のフッ素除去部の処理水中のフッ素濃度は10mg/
L以下であった。
【0075】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
軟化処理部においてフッ素除去後の処理水中の残留カル
シウムを除去する。従って、後段の生物学的脱窒処理へ
の流入水中のカルシウム濃度を低く抑えることができ
る。従って、生物学的脱窒処理における汚泥中にカルシ
ウムが多量に存在して微生物濃度が低くなったり、スケ
ールが発生するなどの問題を解消して効果的な処理が行
える。
【0076】また、硝化処理部を固定床とすることによ
って硝化菌を高濃度で処理部内に保持でき、効率的な硝
化処理を行うことができる。ここで、カルシウムが多量
に存在すると固定床にカルシウムに由来するスケールが
発生し、目詰まりなどを生じるという問題があるが、軟
化処理を行うことで、このような問題が解消される。
【0077】また、前記固定床の微生物保持用充填材と
して、活性炭繊維入りの不織布であって波板状に形成さ
れたものを利用することにより、硝化菌を効果的に保持
し、かつ固定床を好気的条件に維持することができる。
【0078】また、固液分離手段として浸漬膜を利用す
ることで、高度な水質の処理水を得ることができ、かつ
沈殿槽と比べて装置をコンパクトにできる。さらに、カ
ルシウムを含む水をろ過すると浸漬膜がスケールで目詰
まりしやすいが、軟化処理を行っているため、浸漬膜を
有効に利用できる。
【0079】また、軟化処理によっ除去されたカルシウ
ムを回収し、フッ素除去部に供給することによって、フ
ッ素除去部において添加するカルシウム化合物の使用量
を少なくし、発生汚泥量を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施形態の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】 第2実施形態の構成を示すブロック図であ
る。
【図3】 微生物保持用充填材の構成を示す図である。
【図4】 第3実施形態の構成を示すブロック図であ
る。
【図5】 浸漬膜分離装置の構成を示す図である。
【図6】 変形例1の構成を示すブロック図である。
【図7】 変形例2の構成を示すブロック図である。
【図8】 フッ素除去部の構成を示す図である。
【符号の説明】
10 フッ素除去部、12 軟化処理槽、14 浮遊式
硝化槽、16 浮遊式脱窒槽、18 浮遊式酸化槽、2
0 沈殿槽、22 固定床硝化槽、24 USB脱窒
槽、26 固定床酸化槽、
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C02F 9/00 501 C02F 9/00 501G 501H 502 502E 502J 502P 503 503G 504 504A 504E Fターム(参考) 4D003 AA01 AB02 BA02 CA02 CA08 EA02 EA14 EA26 FA06 4D006 GA06 GA07 HA93 KA12 KA44 KB11 KB13 KB22 KB23 KB25 KC16 PA02 PB08 PC01 PC64 4D038 AA08 AB29 AB41 BA04 BB08 BB13 BB17 BB18 BB19 4D040 BB22 BB23 BB24 BB42 BB54 BB82 BB91 BB93

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フッ素および窒素を含む排水の処理装置
    であって、 流入してくる排水とカルシウムを反応させてフッ素をフ
    ッ化カルシウムとして除去するフッ素除去部と、 カルシウムを含むフッ素除去部からのフッ素除去処理水
    を軟化処理し、カルシウムを除去する軟化処理部と、 軟化処理部の軟化処理水を生物学的脱窒処理し、窒素を
    除去する窒素除去部と、 を有することを特徴とする排水処理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の装置において、 前記フッ素除去部は、流入してくる排水にカルシウムを
    添加して、フッ化カルシウムを析出させ、析出したフッ
    化カルシウムを除去することを特徴とする排水処理装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の装置において、 前記軟化処理部における軟化処理によって除去されたカ
    ルシウムを回収し、フッ素除去部に供給することを特徴
    とする排水処理装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか1つに記載の装
    置において、 前記窒素除去部は、 アンモニア態窒素を硝酸化処理する硝化処理部と、硝化
    処理部からの硝酸化処理水を脱窒処理する脱窒処理部と
    を含み、 前記硝化処理部は、微生物保持用充填材からなる固定床
    を有することを特徴とする排水処理装置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の装置において、 前記固定床の微生物保持用充填材として、活性炭繊維入
    りの不織布であって波板状に形成されたものを利用する
    ことを特徴とする排水処理装置。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれか1つに記載の装
    置において、 前記窒素除去部は、水中の固形物を分離して処理水を得
    る固液分離手段を有し、 この固液分離手段は、水中に浸漬配置された浸漬膜を有
    し、この浸漬膜を利用して固液分離を行うことを特徴と
    する排水処理装置。
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