JP3150543B2 - 道路遮音機構 - Google Patents

道路遮音機構

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JP3150543B2
JP3150543B2 JP21868794A JP21868794A JP3150543B2 JP 3150543 B2 JP3150543 B2 JP 3150543B2 JP 21868794 A JP21868794 A JP 21868794A JP 21868794 A JP21868794 A JP 21868794A JP 3150543 B2 JP3150543 B2 JP 3150543B2
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功彦 正田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、併設された高架道路間
の隙間に設置して高架道路を通る自動車から高架道路下
方への騒音を遮断する道路遮断機構に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来の道路遮音機構を図5により説明す
ると、7、7が併設された高架道路、10が1枚のフレ
キシブル材料(シート、FRP等)で作られたでパネ
ル、11が硬質ゴムで、パネル10が高架道路7、7間
に配設され、同パネル10の両端部が硬質ゴム11を介
して高架道路7、7に取付けられており、高架道路7、
7を通る自動車から高架道路7、7下方への騒音がパネ
ル10により遮断されるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記図5に示す従来の
道路遮音機構では、パネル10がフレキシブル材料によ
り作られているため、パネル10の厚さに限界があっ
て、大きな遮音効果を期待できない。また1枚のパネル
構造であるため、大きな撓みが発生しやすい高架道路へ
の設置が困難である。
【0004】本発明は前記の問題点に鑑み提案するもの
であり、その目的とする処は、大きな遮音効果を達成
でき、高架道路に発生する大きな撓みを遮音機構本体
に伝えない道路遮音機構を提供しようとする点にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の道路遮音機構は、道路に対して斜めに傾
斜したパネルを有するトラスト構造の遮音機構本体と、
上記パネルに貼ったセラミックス吸音板と、上記遮音機
構本体の両端部を支持する防振ゴム及び免震ゴムとを具
えている。
【0006】
【作用】本発明の道路遮音機構は前記のように道路に対
して斜めに傾斜したパネルを有するトラスト構造の遮音
機構本体と、上記パネルに貼ったセラミックス吸音板
と、上記遮音機構本体の両端部を支持する防振ゴム及び
免震ゴムとを具えており、セラミックス吸音板が高架道
路に対して斜めに設置されるので、自動車からセラミッ
クス吸音板への騒音(音波)の入射角が増大して、遮音
効果が大きくなる。その際、高架道路には、上下方向及
び左右方向の撓みが発生するが、このうち、上下方向の
撓みが防振ゴムにより吸収され、左右方向の撓みが免震
ゴムにより吸収されて、高架道路に発生する大きな撓み
が遮音機構本体に伝わらない。
【0007】
【実施例】次に本発明の道路遮音機構を図1、図2に示
す一実施例により説明すると、1が高架道路7、7に対
して斜めに傾斜したパネルを有するトラスト構造の遮音
機構本体、2が上記パネルに貼ったセラミックス吸音
板、3が防振ゴム、4が免震ゴムで、遮音機構本体1の
一端部と一方の高架道路7との間に防振ゴム3が介装さ
れ、遮音機構本体1の他端部と他方の高架道路7との間
に免震ゴム4と防振ゴム3とが介装されている。
【0008】5が高架道路7から免震ゴム4及び防振ゴ
ム3側への振動を減衰させるための摩擦板、6が隣接す
る遮音機構本体1を繋ぐ遮音用ゴムである。次に前記図
1、図2に示す道路遮音機構の作用を具体的に説明す
る。図3は、高架道路7を走行する自動車とセラミック
ス吸音板2との関係を示している。セラミックス吸音板
2が高架道路7に対して斜めに設置されるので、自動車
からセラミックス吸音板2への騒音(音波)の入射角が
増大して、遮音効果が大きくなる。
【0009】その際、高架道路7には、図4に矢印で示
すように上下方向及び左右方向の撓みが発生する。この
うち、上下方向の撓みは、防振ゴム3により吸収され、
左右方向の撓みは、免震ゴム4により吸収される。
【0010】
【発明の効果】本発明の道路遮音機構は前記のように道
路に対して斜めに傾斜したパネルを有するトラスト構造
の遮音機構本体と、上記パネルに貼ったセラミックス吸
音板と、上記遮音機構本体の両端部を支持する防振ゴム
及び免震ゴムとを具えており、セラミックス吸音板が高
架道路に対して斜めに設置されるので、自動車からセラ
ミックス吸音板への騒音(音波)の入射角を増大でき
て、大きな遮音効果を達成できる。
【0011】また高架道路には、上下方向及び左右方向
の撓みが発生するが、このうち、上下方向の撓みを防振
ゴムにより吸収し、左右方向の撓みを免震ゴムにより吸
収するので、高架道路に発生する大きな撓みを遮音機構
本体に伝えない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の道路遮音機構の一実施例を示す正面図
である。
【図2】同道路遮音機構の斜視図である。
【図3】同道路遮音機構の作用説明図である。
【図4】同道路遮音機構の作用説明図である。
【図5】従来の道路遮音機構を示す正面図である。
【符号の説明】
1 遮音機構本体 2 セラミックス吸音板 3 防振ゴム 4 免震ゴム 5 摩擦板 6 遮音用ゴム 7 高架道路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−3940(JP,A) 特開 平4−89907(JP,A) 特開 平8−35208(JP,A) 実開 平4−41508(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E01F 8/00 E01D 1/00 E01D 19/08

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 道路に対して斜めに傾斜したパネルを有
    するトラスト構造の遮音機構本体と、上記パネルに貼っ
    たセラミックス吸音板と、上記遮音機構本体の両端部を
    支持する防振ゴム及び免震ゴムとを具えていることを特
    徴とした道路遮音機構。
JP21868794A 1994-09-13 1994-09-13 道路遮音機構 Expired - Fee Related JP3150543B2 (ja)

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