JP3150183U - スタンドボード - Google Patents
スタンドボード Download PDFInfo
- Publication number
- JP3150183U JP3150183U JP2009000818U JP2009000818U JP3150183U JP 3150183 U JP3150183 U JP 3150183U JP 2009000818 U JP2009000818 U JP 2009000818U JP 2009000818 U JP2009000818 U JP 2009000818U JP 3150183 U JP3150183 U JP 3150183U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- board
- stand
- plate portion
- board body
- plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Images
Landscapes
- Display Racks (AREA)
Abstract
Description
本考案は、そのようなスタンドボードであって、ボードを立設させる脚部の構造に特徴を持たせたものである。
特許文献1のように、ホワイトボード等の筆記可能なパネルをスタンドボードという場合もあるが、本考案は、当該ホワイトボードとは異なるものである。
図9は、ボード(板状体)10に、差し込み溝23を有する三角形状の脚板20を2枚用意し、ボード10の下側の縁に2箇所差し込みして立設するものである。この場合は、脚板20がボード10の下側を一部隠すことになるので、表示の妨げとなったり、ボードの正面に展示物を置き難くなる問題がある。
この場合は、ボードの前側が広いスペースになるので展示物を置くことを妨げることはないが、脚板20a,20bに強度のある材料を使用する必要があることと、ボードの下面が少し浮いてしまう問題がある。組み立て前の材料の梱包が大きくなったり材料費が高くなることも考えられる。
本考案は、これらの課題を解決するものである。
本考案に係るスタンドボードは、脚板がボード本体表示面の正面に構成部材を有しないので、表示の視認や展示物を置くことの妨げとなることがない。
本考案に係るスタンドボードは、簡易な加工材料を用いて手加工で組み立てできるので、セットの組み立て材料から誰でも容易に組み立てできる。
組み立て材料が薄板材料からなり軽量なため、セットの梱包や輸送費を低減できる。
従って、広告や情報表示は、ボード本体10の片面または両面に表示される。
ボード本体10は、どのような材料から構成されていても構わないが、薄板状の芯材14と、その上下縁を除く全周囲を包囲する厚紙材料15からなる構成を好ましく採用できる。ただし、上縁に後述するトップボードを使用しない場合は、上面も包囲してよい。
上下面を開放する場合、厚紙材料15は上縁10uと下縁10dが開口した偏平なさや状の箱体を形成することになり、当該箱体内に、ダンボール等からなる芯材14が隙間が生じないように挿入される。通常は、挿入するだけで芯剤が抜け落ちることはないが、両者間を接着してもよい。
このような構造にすることで、後記する脚板20a,20bの差し込み片を、芯材14と厚紙材料15の間の隙間に差し込んで、固定することができる(図2(A))。
ボード本体10の側縁にある切り欠き(図2(C)参照)は、脚板の上端側の第1の差し込み片を挿入する差し込み口11aであり、第2の差し込み片は、ボードの下縁端部であって芯材14と厚紙材料15の間(矢印yの先部分)の差し込み口12a,12bに差し込まれる。
芯材14はボード本体10の内部全体に充填される必要はなく、厚紙材料15が自立性を有する限りボード本体10の上縁側(図2(A)において鎖線kから上の部分)は省略してもよい。このボード本体10の製造方法については、後に詳述するものとする。
図3の場合、脚板20aの接地板部分24は、ボード本体10の下面側に直角に曲げられているが、ボード本体10の外面側に曲げるようにしてもよい。脚板20aの支持板部分25の平面は、薄板状からなるボード本体10の平面と、その平面が互いに直交する方向になるようにされている。
略中心とするのは、差し込み片が脚板20の長さ方向のほぼ中心にあることが、ボードの転倒を防止し易いからである。第1の差し込み片の下端と第2の差し込み片の下端との間隔hが、ボード本体高さ(トップボード3を付ける場合はトップボードを含む高さ)の15%から20%程度の高さがある方が簡単に転倒することを防止できて好ましい。
ただし、転倒し易いか否かは高さ寸法だけではなく、トップボード3等の質量(使用する材料や厚み)等にも関係する。
第1と第2の差し込み片は、ほぼ同一形状であってよい。長さlは、20〜60mm程度、幅は、厚紙材料15からなる箱体の側縁の内側幅と同一寸法とするのが、ボード本体10を緩みなく固定できて好ましい。
脚板20は、スタンドボード全体を支えるので、頑丈な材料からなるものが好ましい。鉄やステンレス等の金属材料、あるいは板紙であっても良いが、ボードの表示を視認し易くするためには、PET(ポリエチレンテレフタレート)やアクリル等の透明なプラスチック材料を好ましく使用できる。プラスチック材料は打ち抜き加工も容易である。
プラスチック材料の場合、図4(A)のように、平板な板材料から脚板20の全体形状を打ち抜きして形成できる。第1の差し込み片21aと第2の差し込み片22aも同時に打ち抜きする。第2の差し込み片22a部分は、打ち抜き跡の形状とが重なって図示されている。折り線sも打ち抜きと同時に形成できるが、別工程であってもよい。
次に、図4(B)のように、折り線s側に90度折り曲げて断面「逆L」または「L」形状にする。第2の差し込み片22aも折り線sから90度折り曲げする。このように、全ての部分を同一材料から形成すれば、接着等の加工が不要であり強度も高くできる。
図4の場合、片側しか図示してないが、左右一対分作製するものである。
成型した脚板20を、前記のボード本体10に組み付けしてスタンドボード1が完成する。第1の差し込み片21aは、差し込み口11aに差し込まれ、第2の差し込み片22aは、ボードの下縁であって芯材14と厚紙材料15の間(図2の矢印y部分)の差し込み口12aに差し込まれる。左側の脚板20bも同様にして組み付けする。
変形例のスタンドボード2は、上縁にトップボード3を持たせた特徴がある。トップボード3もカード用紙や板紙等の厚板材料から形成できる。トップボード3は、ボード本体10の上縁10uよりやや横長に2つ折りにした厚板材料を2つ折り線が最頭頂部になるようにして、下側の差し込み部の一部をボード本体10の上縁10uのスリット内に差し込みして固定する。このようなトップボード3を設けることにより、宣伝や情報の重要な内容を表示して観る者への訴求力を高めることができる。
側面板5c,5dは、ボードの下端からボード本体10の高さHの15%以上であって、20%程度までの高さ位置に差し込み片21a,21bの差し込み口11a,11bを設ける。この程度の高さ位置であれば、簡単には倒れないようにできる。
2枚の上フラップ板5e,5fを鞘状に形成した箱体の内側になるように折り曲げてから、前面板5aと糊しろ5gの間が接着される。このように形成した上フラップ板5e,5fは、トップボード3を差し込んだ際に弾性的に挟み込む作用するので、トップボード3が簡単には抜け難くする効果を有する。
トップボード3を使用しないスタンドボードの場合は、フラップ板を設けず上面板を設けて閉じた形態にしてもよいものである。ボード本体10の下縁側も差し込み片22が差し込みできる差し込み口があれば、厚紙で閉じてもよい。
折り線pを二つ折りにして最頭頂部とし、ボード本体10に差し込みする。差し込み部分は、スタンドボード本体10の箱体の内寸幅と同程度の寸法にする。トップボード3が差し込みできるように、芯材14は箱体の上辺まで無いようにするのが好ましい。
箱体の内側に弾性的に作用するように、折り畳み部6a,6bを設けてもよい。この折り畳み部6a,6bは厚板紙の側縁に対して圧力を与える作用を行う。
従来のトップボードはボード本体にセットした後のぐらつきが問題となっていたが、前記のフラップ板5e,5fとこの折り畳み部6a,6bにより安定してボード本体10に固定され、ぐらつきが解決できるものである。
ボード本体の周囲を包囲する厚紙材料15として、片面ポリプロピレン貼りのカード用紙(36kg/46判)を使用し、図7のようなブランク板5を作製した。
前面板5aと背面板5bの幅が515mm、高さが728mm、両側面板5c,5dの幅が10mm、高さが728mm、糊しろ5gの幅が20mm、上フラップ板5e,5fの幅が515mm、幅18mm(10mmと8mmの部分からなる)となるようにした。 側面板5cは、ボード本体の下端から150mmの位置に第1の差し込み片21aを差し込みする差し込み口11aを設けた。側面板5dも同様にした。このスタンドボード1は、高さ(幅)75mmのトップボード3を使用する予定であるから、差し込み口11aは全体高さ(803mm)の約19%の高さ位置にあることになる。
この箱体の中に先に準備した板状の芯材14を挿入してボード本体10を完成した。芯材14の厚みが10mmであり、箱体の側面板5c,5dの幅が10mmであるが、ダンボールである芯材は圧縮により多少潰れるので、密着して箱体の中に納まった。
折り線sから、一方の脚板20aは「逆L」形状に、他方の脚板20bは「L」形状に90度折り曲げして脚板を完成した。
第1の差し込み片21a、21bを差し込み口11a、11bに、第2の差し込み片22a、22bを差し込み口12a、12bに、それぞれ差し込みして、ボード本体10に固定した。これにより、スタンドボード1を完成した。
なお、スタンドボード1を実用する場合は、必要な表示を印刷等により設けたり、表面に印刷物等を貼り付けして展示したりするものである。
本考案の実施形態は、実施例として記載したものに限定されず、種々の変形形態が可能であり、それらが本考案の範囲内であることは当業者には自明なことである。
2 スタンドボード
3 トップボード
5 ボード本体のブランク板
6 トップボードのブランク板
10 ホード本体、ボード
11a,11b,12a,12b 差し込み口
14 芯材
15 厚紙材料
20 脚板
21a 第1の差し込み片
22a 第2の差し込み片
24 接地板部分
25 支持板部分
30 従来の脚板
Claims (6)
- (1)床面から直立するようにして置かれる矩形状の薄板からなるボード本体と、
(2)該ボード本体下部において薄板厚からなるボード本体の両側縁部を支持して直立させるための2枚の脚板と、からなるスタンドボードであって、
該2枚の脚板は、床面に接して置かれる接地板部分と該接地板部分から折り目線を介して直角に起立するボード本体支持板部分とを有し、該支持板部分の上端からボード本体側縁に差し込みする第1の差し込み片と、前記折り目線から立ち上がるように該支持板部分を打ち抜いて形成したボード本体の下縁端部に差し込みする第2の差し込み片とを有し、当該2つの差し込み片は前記折り目線の略中心から折り目線に直交して立ち上がる線上にあることを特徴とするスタンドボード。 - 薄板からなるボード本体の平面と、2枚の脚板の支持板部分の平面が互いに直交する方向にあることを特徴とする請求項1記載のスタンドボード。
- 脚板が一枚の板材料からなり、接地板部分が支持板部分に対して、前記折り目線からボード本体下面側に直角に曲げられていることを特徴とすることを特徴とする請求項1または請求項2記載のスタンドボード。
- 脚板が硬質な透明なプラスチック材料からなることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1の請求項記載のスタンドボード。
- ボード本体が薄板状の芯材と、ボード本体の上下端部を除き、その周囲を包囲する厚紙材料からなることを特徴とする請求項1記載のスタンドボード。
- ボード本体の上端にスリット状溝を有し、当該スリット状溝に差し込みしたトップボードを有することを特徴とする請求項1記載のスタンドボード。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009000818U JP3150183U (ja) | 2009-02-18 | 2009-02-18 | スタンドボード |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009000818U JP3150183U (ja) | 2009-02-18 | 2009-02-18 | スタンドボード |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3150183U true JP3150183U (ja) | 2009-04-30 |
Family
ID=54854699
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009000818U Expired - Lifetime JP3150183U (ja) | 2009-02-18 | 2009-02-18 | スタンドボード |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3150183U (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020134549A (ja) * | 2019-02-13 | 2020-08-31 | 株式会社カナビ | シート部材の製造方法およびシート部材の成形型 |
KR20220143497A (ko) * | 2021-04-16 | 2022-10-25 | 박철훈 | 종이판재를 이용한 경조사용 장식 구조물 |
KR102620367B1 (ko) * | 2023-06-13 | 2024-01-04 | 주식회사 누리지오시스템 | 휴대용 측량 넘버링 보조장치 |
-
2009
- 2009-02-18 JP JP2009000818U patent/JP3150183U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020134549A (ja) * | 2019-02-13 | 2020-08-31 | 株式会社カナビ | シート部材の製造方法およびシート部材の成形型 |
JP7244290B2 (ja) | 2019-02-13 | 2023-03-22 | 株式会社カナビ | シート部材の製造方法、シート部材およびシート部材の成形型 |
KR20220143497A (ko) * | 2021-04-16 | 2022-10-25 | 박철훈 | 종이판재를 이용한 경조사용 장식 구조물 |
KR102620367B1 (ko) * | 2023-06-13 | 2024-01-04 | 주식회사 누리지오시스템 | 휴대용 측량 넘버링 보조장치 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US20140061288A1 (en) | Multi-panel display device, blank, and method of forming the device | |
JP3150183U (ja) | スタンドボード | |
JP5534462B2 (ja) | スタンド付ティッシュペーパーボックス | |
US9177490B2 (en) | Foldable display | |
US7260907B2 (en) | Printable die cut business card holder | |
US20050274049A1 (en) | Shadowbox greeting cards | |
US7090096B2 (en) | Easel sheet dispenser | |
US20090207112A1 (en) | Viewing device and book-type arrangement of a plurality of interconnected viewing devices | |
US20060060641A1 (en) | Presentation folder | |
JP5906662B2 (ja) | 広告表示体及びその製造方法、広告表示用の基台及びその製造方法 | |
JP6011090B2 (ja) | 広告表示体、及び広告表示用の基台 | |
JP3725857B2 (ja) | 仕掛け付き包装箱 | |
JP3152289U (ja) | 組立式立体広告具 | |
JP3232697U (ja) | 展示パネル | |
JP3218646U (ja) | 紙片起立挟持用スタンドキットおよび該スタンドキット付き挟持用紙片帳 | |
JP3130922U (ja) | 卓上カレンダー | |
CN211483818U (zh) | 一种堆头 | |
JP3143214U (ja) | 広告表示媒体 | |
JP3163220U (ja) | 展示台 | |
JP3159608U (ja) | 書籍販促用の表示器具 | |
CN216333804U (zh) | 一种可更换宣传的包装箱 | |
JP3177771U (ja) | 書籍販促用表示具 | |
JP2007320566A (ja) | 立上片付ケース | |
JP5797823B1 (ja) | 自立式広告板 | |
JP3019572U (ja) | ビール等缶入り飲料の広告体 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090219 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120408 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120408 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130408 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140408 Year of fee payment: 5 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |