JP3150032U - 斜面で使えるシート付き簡易椅子 - Google Patents

Abstract

【課題】土手や堤防など屋外の斜面において、ずり落ちを防止し安定して設置できる折り畳み式簡易椅子を提供する。【解決手段】側面が三角形の形状を持つ事により、斜面において、水平な座面を持ち、前面２が、座面３より突出する形状を持つ事により、ずり落ちを防止する。また、シート６と椅子部分に先端がカーブの形状を持つピン９をさすことで、さらにずり落ちを防止する。段ボールを使用し、折り畳む事ができるので、持ち運びにも便利である。【選択図】図１

Description

屋外で使うシートや椅子、折り畳み椅子に関する。

段ボールを使用した軽量で丈夫な、組み立て式または折り畳み式椅子。屋外で使うシートを、風などで飛ばないように、地面に固定させることにピンを使用する。

従来の折り畳み椅子や、簡易椅子は、平面に置く事を前提に作られていて、斜面に置くことは、あまり考えられていない。同様に、屋外で使用するシートを固定するピンも、斜面で、使うことは考えられていません。（ピンの地面にさす部分は、真っ直ぐな形状をしています。）しかし、近来の花火大会等は、河川で行われる事が多く、また、河川敷で行われる野球の試合の観戦等で、長時間土手や堤防に、座ることも多い。その際、シート等が滑り落ちたり、お尻が痛くなったりと、危険かつ大変でした。そこで、本考案は、斜面において、ずり落ちることなく子供からお年寄りまで、安定かつ、楽に座ることの出来る、軽量な折り畳み式簡易椅子を提供することを目的とする。

請求項１の考案は、側面が三角形の形状を持つ事で、斜面に対して、水平な座面を確保でき、椅子の前面が、座面より突出する事により、座面からのずり落ちを防止し、又多少の斜面の角度の違いによる椅子からのずり落ちも回避出来る。座面に、クッションを設ければ長時間座っていても、疲れにくく、快適な座り心地をえられる。

請求項２の考案により支え面があることで、より安定した座面を保てる。

請求項３の考案により段ボール製なので軽量で、丈夫である。

請求項４の考案により折り畳む事が出来るので、持ち運びに便利である。

請求項５の考案によりシートを付けることで、斜面に寝転ぶ事もでき、まくらを付けることでより楽に過ごせる事が出来る。

請求項６の考案の先端にカーブの形状を持つピンは、従来の真っ直ぐなものより、地面からぬけにくく、またスチール製であれば丈夫である。

シート上部と椅子部分に、ハトメ穴をあければ、ピンをさしやすく、穴部分の強度をますことができる。

請求項１、請求項２、請求項３、請求項４、請求項５、請求項６と、まくらを組み合わせる事により、軽量で持ち運びに便利な、土手等の斜面で使用する安定した快適な椅子を提供出来る。

以下、本考案の実施例は、添付図面を参照して説明する。図１、図２は本考案の実施例で、図６は使用例です。まず、請求項１の椅子の座面下の請求項２の三角の支え部分（図３の４）を２つたてて（支え面には、倒すとき倒しやすいひも付き）、請求項１の椅子を組み立てる。斜面に対し、図１の１の面（接地面）を、地面にあて請求項５のシートを山側にひろげる。接地面（図１の１）のハトメ穴とシート上部のハトメ穴（共に図１の８）に請求項６のピン（図１の９、図５）を先が下向きになるように、左右合計４本地面にさして、ずり落ちを防止する。寝そべる時に、まくら（図１の７）は好みの位置で使用する。

本考案の椅子は、花火大会の会場等、また土手や堤防で座る時に、便利である。

全体図 側面図 椅子部分の透視図 折り畳んだ状態図 ピンの形状図 使用例

符号の説明

１ 椅子の接地面
２ 椅子の前面
３ 椅子の座面
４ 椅子の内部の支え面
５ 椅子のクッション
６ シート
７ まくら
８ ハトメ穴
９ 先端がカーブの形状を持つピン

Claims (6)

1. 椅子前面が、座面より突出した形状を持ち、側面が三角形の形状になる事により、斜面で安定した座面を保つことができる簡易椅子。
2. 座面下に三角形の支え面を持つ請求項１記載の椅子。
3. 段ボール製の請求項１及び請求項２に記載の椅子。
4. 折り畳む事が出来る請求項１、請求項２、及び請求項３記載の椅子。
5. シート付きの請求項１、請求項２、請求項３及び請求項４記載の椅子。
6. 請求項１、請求項２、請求項３、請求項４及び請求項５の記載の椅子を、地面に固定させる為のピンは、先端がカーブの形状を持つ。

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