JP5024804B1 - 腰掛け - Google Patents

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Abstract

【課題】斜面に簡単に設置でき、安全で座り心地の良い折り畳み腰掛けを提供する。
【解決手段】腰掛け1は、接地面部形成板2と座面部形成板3と支持部材5とを有し、接地面部形成板2と座面部形成板3とは互いに後縁で開閉可能に結合されており、支持部材5の一端が、座面部形成板3に係止又は連結し、支持部材5の他端が、接地面部形成板2に係止又は連結されることにより、接地面部形成板2と座面部形成板3との二つの面で作る角度が所定の角度に保持可能に構成され、さらにその状態を確実に保持するために留め具材7が前記接地面部形成板前縁11に結合され、留め具材係止部7bが前記座面部形成板前縁11′に形成されていることを特徴とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、斜面等に手軽に設置でき、安定した座り心地を提供できる腰掛けに関するものである。
斜面に設置することを目的とする腰掛け、椅子、及びそれらに類似するものは現在いくつかの種類がある。
下記の特許文献1には、斜面で使える折りたたみ椅子が開示されている。この折りたたみ椅子は、交差する前脚と後脚の一方の脚の中心点をずらす事によって、折りたたみ椅子の脚の接地面と坐面との角度が変えられるため、椅子を設置しようとする斜面の傾斜角に応じて坐面を水平に保つことが出来るように構成されている。
また、下記の特許文献2には、斜面等に座ることができる、前脚杆と後脚杆を枢支した折たたみ椅子が開示されている。この折たたみ椅子の脚杆の下部には、接地台部が揺動自在に設けられている。また、脚杆の下端は先鋭に形成されているとともに、接地台部より下方に進退自在に設けられている。
特開2005−296189号公報 実開平07−25849号公報
上記特許文献1のタイプの折りたたみ椅子は、以下に述べる二つの理由から、斜面で使用される椅子としての安定性が十分でなかった。一つ目の理由は、このタイプの椅子は斜面に固定されるわけではなく、単に斜面の上に置かれるにすぎなかった。二つ目の理由は、地面から比較的に離れた位置に座面部があったことと、折りたたみ椅子が軽量であったことにより、着座した状態での重心の位置が高かった。
特許文献2のタイプでは、脚杆の下部の形状からして、リュックやカバンに気軽に入れるほどコンパクトに折りたたむことは出来なく、携帯に不便だった。また、スポーツ等の観客で混雑した斜面において使用された場合、安定した座面部を提供するために張り出した後脚杆に周囲を歩く人が躓く危険性があった。
また、比較的に地面から離れた位置に座面部がある特許文献1と特許文献2のタイプでは、グリーン周りでのゴルフ観戦や外野席での野球観戦等に使用された場合、後ろに位置する観客の視界を妨げる恐れがあった。
総合的に見て、観戦者で込み合う傾斜地に手軽に持ち込み、周囲の観戦者の迷惑にならない状態で設置でき、なお且つ使用者に安定した座り心地を提供できる携帯用腰掛けは無かった。
本発明の目的は斯かる課題に鑑みてなされたもので、上記の課題を解決することが出来る腰掛けを提供することである。
上述した課題を解決するために、本発明の腰掛けは、接地面部形成板と座面部形成板と支持部材とを有し、前記接地面部形成板と前記座面部形成板とは互いに後縁で開閉可能に結合されており、前記支持部材の一端が、前記座面部形成板に係止又は連結し、前記支持部材の他端が、前記接地面部形成板に係止又は連結されることにより、前記接地面部形成板と前記座面部形成板との二つの面で作る角度が所定の角度に保持可能に構成され、さらにその状態を確実に保持するために留め具材が前記接地面部形成板前縁に結合され、留め具材係止部が前記座面部形成板前縁に形成されていることを特徴とする
また、本発明の腰掛けは、前記座面部形成板の後縁に、背もたれ部形成板が開閉可能に結合され、さらに前記背もたれ部形成板の背もたれ面の裏側に、背面背もたれ部支持部材が開閉可能に設置されていることが望ましい。
請求項1に記載された発明によれば、地面に至極近い位置に腰掛けることが出来るので、重心が低く、優れた安定性が得られると同時に、後方に位置する観客の視界を妨げる恐れも無い。また、三角柱を横に倒したような、三つの面が組み合わさった構成で腰掛けを形成し、さらに留め具材がその状態を確実に保持することが出来るので至極頑丈であるとともに、腰掛けと地面が面で接するため安定性に優れ、梅雨時の土手の斜面の様な軟らかい地盤にでも安心して腰掛けを設置することが出来る。さらに、本発明の腰掛けは、使用する人の腰から外側に大きくはみ出さないほどの大きさでも良いので、周囲を歩く人が本腰掛けに躓く心配が少ない。また、支持部材を座面部形成板の下面に折り畳み、腰掛けを閉じ、留め具材を留め具材係止部に係止し閉じた状態にすると、ノート型パソコン程のコンパクトな形状となるので、携帯に便利であると同時に、観客で込み合うスペースにも手軽に運び込むことが出来る
また、請求項2に説明された本発明によれば、長時間にわたって座り続ける必要がある場合であっても、背もたれを使用することで疲労を軽減することが出来る。
本発明の第1の実施形態の腰掛けを示す後面斜視図である。 (a)は図1に示す腰掛けの右側面図である。(b)はA部のミゾ部の拡大図である。(c)は同じくA部のミゾ部の他の例の拡大図である。 図1に示す腰掛けの着座状態を示す右側面図である。 本発明の第2の実施形態の腰掛けの、着座状態を示す右側面図である。 本発明の第2の実施形態の腰掛けの、底面斜視図である。 本発明の第3の実施形態の腰掛けの、後面斜視図である。 (a)は本発明の第4の実施形態の腰掛けの、後面斜視図である。(b)はB部の係止部の拡大図である。(c)はB部の側面背もたれ部支持部材の係合穴部の拡大図である。
以下、図面を参照して、本発明の一実施形態を説明する。
本発明の第1の実施形態を説明する。図1、図2に示すように、腰掛け1は、平面視略矩形状の接地面部形成板2と、平面視略矩形である座面部形成板3と、支持部材5とを有する。接地面部形成板2と座面部形成板3とは、互いに後縁で連結部材4によって開閉可能に結合されている。支持部材5は、一端に形成されたヒンジ状の支持部材上部連結部5aで、座面部形成板3の下面に開閉可能に連結しており、支持部材5の他端が接地面部形成板2の上面に形成された溝状の支持部材係止ミゾ部6に係止されることにより、接地面部形成板2と座面部形成板3との二つの面で作る角度が所定の角度αに保持される。
支持部材5が支持部材係止ミゾ部6に係止された状態を確実に保持するために、図2で示すように、面ファスナーによる留め具材7が、接地面部形成板前縁11の留め具材結合部7aに結合され、留め具材係止部7bが座面部形成板前縁11′に形成されている。
図3に示すように、接地面部形成板2と座面部形成板3との面で作る角度αを支持部材5が保持した状態で、斜面に腰掛け1を設置すると、略水平状態の座面部形成板3に腰を掛ける事が出来る。
支持部材係止ミゾ部6にはミゾが複数形成されており、異なったミゾに支持部材5を係止することで、座面部形成板3と接地面部形成板2とを異なる角度で固定することが可能となり、結果的に勾配の異なった斜面に対応して、座面部形成板3がより水平に近い状態になるように調節して腰掛け1を設置する事が出来る。支持部材係止ミゾ部6のミゾの断面の形状は、図2(b)で示すように、鋸の歯のような略三角形状でも良いし、また図2(c)で示すように略四角形状でも良い。
接地面部形成板2と座面部形成板3とは、合成樹脂で形成され、支持部材5と連結部材4とは、薄くても必要な強度が得られるように、金属で形成されている。
図1で示すように、座面部形成板3の下面には、折り畳まれた支持部材5を収納するための、支持部材収納凹部5bが形成されている。支持部材5は比較的厚みの薄い金属で形成され、支持部材収納凹部5bの凹部は、座面部形成板3の強度を損なわないほどに浅く形成される。
本実施形態によれば、支持部材5を座面部形成板3の下面に折り畳み、腰掛けを閉じ、留め具材7を留め具材係止部7bに係止すると、腰掛け1はノート型パソコン程のコンパクトな形状となり、携帯に便利であると同時に、観客で込み合うスペースにも手軽に運び込むことが出来る。
また、支持部材5は座面部形成板3の下面に開閉可能に連結しているので、接地面部形成板2を下にして座面部形成板3を上方に押し開くと、支持部材5の下端が重力によって自動的に接地面部形成板2の上面に形成された支持部材係止ミゾ部6近辺に位置するので使い勝手が良い。また、支持部材部5の一端が、腰掛け1の本体に連結しているので、構造的に安定するとともに、腰掛け1の設置および撤去がより簡単になり、また支持部材5の紛失を避ける事が出来る。
上記実施形態では、支持部材5は、一端が座面部形成板3の下面に連結し、他端が接地面部形成板2の上面に係止されることにより、接地面部形成板2と座面部形成板3との二つの面で作る角度を所定の角度αに保持していたが、支持部材5の連結、係止の形態はこの実施形態に限定されるものではなく、例えば一端が接地面部形成板2の上面に連結し、他端が座面部形成板3の下面に係止してもよいし、両端がそれぞれ接地面部形成板2の上面と座面部形成板3の下面とに形成されたミゾ部に係止し、留め具材7でこの係止状態を保持しても良い。また、接地面部形成板2と座面部形成板3とに形成されたミゾ部が蟻ミゾである場合は、両形成板の側面から紙芝居の紙を差し込む要領で両形成板に係止された支持部材5が、腰掛け1の使用中に外れるという恐れが無いので、留め具7を用い係止状態を保持する必要がない。
なお、ここで連結とは軸支や、枢支や、一定角度に固定すること、あるいは分離させる事の出来ない状態であることを意味し、使用する部品の例として、例えばヒンジのように回転自在に支持する部品や、断面L字型の金属板で支持部材と座面部形成板とをネジで固定する部品といった部品の例が挙げられる。
上記実施形態では、接地面部形成板2と座面部形成板3とが平面視略矩形の形状をしていたが、接地面部形成板2と座面部形成板3との形状は本実施形態に限定されるものではなく、例えば平面視略台形状であっても良い。また、支持部材5の形態も本実施形態の矩形状に限定されるものではなく、例えば一対の棒状支持部材が、接地面部形成板2の上面の前縁近くの左右に、長手方向(左右幅方向)内側に向かって折り畳み可能に枢着されている形態であっても良い。この場合、座面部形成板3の下面の左右には、棒状支持部材が係止する為の穴部が設けられている。また、接地面部形成板2の上面には、棒状支持部材の収納凹部が設けられている。また、複数対の棒状支持部材が、後縁に向かって平行に設けられており、使用する棒状支持部材の対を選択する事で、腰掛け1を設置する斜面の異なる傾斜角度に対応できるよう構成されている。
棒状支持部材は接地面部形成板2の上面に設けられているので、腰掛け1を設置するために接地面部形成板2を下にして座面部形成板3を開いた時、棒状支持部材がすぐに目に入り、適切な対の棒状支持部材を選び、収納凹部から引き出す事が容易で使い勝手が良い。
次に、本発明の第2の実施形態を説明する。図5に示すように、接地面部形成板2の下面には、滑り止め部材として、地面に差し込まれることで腰掛け1を斜面に固定することの出来る滑り止めピン8が、下方突出状態に複数配置されている。滑り止めピン8は、滑り止めピン8と接地面部形成板5の下面との作る角度βが0°〜90°の範囲で、接地面部形成板前縁11の方向のみに折り畳み可能に接地面部形成板2の下面に枢着されている。また、接地面部形成板2の下面には、滑り止めピン収納凹部8aが設けられている。滑り止めピン8は錆びにくい金属で形成されている。
本実施形態によれば、図4に示すように、滑り止めピン8を使用することで、急な斜面や、芝が乾燥して滑りやすい斜面にでも、腰掛け1を安定して設置する事が出来る。
また、図5に示すように、腰掛け1には、滑り止め部材として、滑り止めピン8とは別に、ゴムにより形成された滑り止めシート9が、接地面部形成板2の下面の全面又は一部に配置されている。本実施形態によれば、滑り止めピン8を差し込む事が出来ないコンクリートや板張りの斜面においては、滑り止めピン8を滑り止めピン収納部8aに収納したまま腰掛け1を斜面に設置すると、滑り止めシート9が直接斜面に接し、滑落防止の機能を果たす。滑り止めシート9の材質はゴムに限定されるものではなく、コンクリート面や板張り面に対する摩擦係数の大きい他の素材であっても良い。なお、図5では腰掛け1は滑り止めピン8と滑り止めシート9との両方を備えているが、どちらか一方を備えるだけでもよい。
腰掛け1に特に大きな荷重がかかると予想されるなど、腰掛け1の滑落防止能力を強化する必要があると思われる場合は、図5に示すように、滑落防止部材18を挿通部17に挿通し、ハンマー等で地面に打込む事により、より堅固に腰掛け1を斜面に設置し得るように構成されている。
次に、本発明の第3の実施形態を説明する。図6で示すように、座面部形成板3の後縁に、背もたれ部形成板16が開閉可能に結合している。また背もたれ部形成板16の背もたれ面の裏側には、平面視略コの字形をした、薄くても必要な強度が保てる金属板で形成された背面背もたれ部支持部材12が開閉可能に設置されている。また、背面背もたれ部支持部材12の先端部には爪部13が設けられている。爪部13が地面に差し込まれ、背面背もたれ部支持部材12が地面に固定されることで、座面部形成板3と背もたれ部形成板16とのつくる角度θは保持される。また、背面背もたれ部支持部材12及び爪部13を収納するための収納凹部14が、背もたれ部形成板16の背もたれ面の反対面に設けられている。また、背もたれ部形成板16は、合成樹脂で形成されている。背もたれ部形成板前縁11″には、留め具材係止部7cが形成されている。第3の実施形態における腰掛け1の閉じている状態を保持したい場合は、接地面部形成板前縁11の留め具材結合部7aに結合された留め具材7を留め具材係止部7cに係止する。
次に、本発明の第4の実施形態を説明する。前記第3実施形態では、背もたれ部形成板16が背面背もたれ部支持部材12により所定の角度θに保持されたが、本実施形態では図7(a)、(b)、(c)に示すように、腰掛け1が、紐状又は棒状の側面背もたれ部支持部材15を有し、側面背もたれ部支持部材15の両端に形成された係合穴部15aが、接地面形成板2と背もたれ部形成板16との左右側面に突出設置された係止部15bに、それぞれ係止固定されることにより、背もたれ部形成板16を所定の角度θに保持するよう構成されている。紐状の側面背もたれ部支持部材15及び係合穴部15aは引っ張り強さの強い繊維で出来ており、棒状の側面背もたれ部支持部材15及び係合穴部15aは金属又はグラスファイバー製であり、係止部15bは金属で形成されている。また、座面部形成板3の上面後部には、側面背もたれ部支持部材15を収納するため収納凹部15cが蓋15d付きで設置されている。
なお、腰掛け1は、背面背もたれ部支持部材12と側面背もたれ部支持部材15とを同時に備えていてもよい。
次に、本発明の腰掛け1の、腰掛け以外の用途について説明する。
三角柱を横にしたような形状で構成することが出来る腰掛け1は、至極頑丈な構造を持っているので腰掛けの他にも色々な用途が考えられる。腰掛け1を腰掛け以外の目的に応用する場合で、腰掛け1の滑落防止能力を強化する必要があると思われる時は、滑落防止部材18を打設する。また、腰掛け1を腰掛け以外の目的に応用する場合は、状況に応じて背もたれ部形成板16は設置しなくても良い。
大型の腰掛け1を庭の斜面に設置し、鉢植え等を置く台として利用しても良い。
また、斜面に位置して作業をせざるを得ないような建設現場等では、金属製の大型の本腰掛け1を斜面に設置し、作業員の足場として、あるいは工具等を置く台として利用しても良い。
さらに、腰掛け1を仮設の階段というエクステリア用品として応用しても良い。庭園、公園、又は一般住宅の土や芝生の斜面に、腰掛け1を、高低差をつけて連続的に配置し、階段として利用する。腰掛け1を利用した階段は、設置、取り外しが容易なので、設置場所の変更や階段周囲の芝の手入れが楽である。階段として使用される腰掛け1は、金属等の強度と耐久性に優れた素材で形成される。
また、仮設階段として応用される場合のように、頻繁に持ち運びをする事がなく、折り畳み機能を必要としない場合には、腰掛け1は、座面部形成板3と、接地面部形成板2と、支持部材5と、滑り止めピン8との全て、又はそれらのうちの幾つかが、互いに始めから結合されていて、一体化された形態の物であっても良い。
次に第6図における腰掛1の使用手順について説明する。
腰掛け1を芝生等の斜面で使用する場合は、滑り止めピン収納部8aから滑り止めピン8を略90°引き起こして、三つの形成板が閉じられた状態の腰掛け1を、連結部材4のある後縁10を斜面上方に向けて斜面に置き、背もたれ部形成板16の上面から斜面に対し垂直方向に圧力をかけ先端先細り形状に形成された滑り止めピン8を斜面に突き刺さし、腰掛け1を斜面に固定させる。その後、背もたれ部形成板係止部7cに係止されている留め具材7をはずす。折り重なった状態の座面部形成板3と背もたれ部形成板16とを略水平になるまで開き上げ、座面部形成板3の下面に開閉可能に設置された支持部材5の下端を接地面部形成板2の上面に形成された支持部材係止ミゾ部6に係止し、座面部形成板3及び背もたれ部形成板16の略水平状態を固定する。支持部材係止ミゾ部6に支持部材5が係止された状態を確実に保持するために、留め具材7を留め具係止部7bに係止する。その後、背もたれ部形成板16を背もたれとして希望する位置まで回動し、背面背もたれ部支持部材12又は側面背もたれ部支持部材15で固定し、斜面を背にして座面部形成板3の上面に腰掛ける。背もたれを必要としない場合は、座面部形成板3の上に折り畳まれた背もたれ部形成板16の上に腰掛ける。滑落の心配のない斜面では、滑り止めピン8を滑り止めピン収納部8aに収納したままで腰掛け1を斜面に設置する。コンクリートや板張りの斜面においても、滑り止めピン8を滑り止めピン収納部8aに収納したままで腰掛け1を斜面に設置し、滑り止めシート9の滑落防止機能を有効にする。腰掛け1は素早く設置、撤去することが出来るところに特徴があり、より適切な場所を確保するため素早く場所を変える必要が想定されるスポーツ観戦、花火見物などで使用されるのに適している。
また、平地に座る場合は、座面部形成板3と接地面部形成板2と背もたれ部形成板16とが閉じられた状態の腰掛け1を、接地面部形成板2を下にして設置し、背もたれ部形成板16の上に腰掛けることが出来る。地面に直接座るより、少しでも高さのある物の上に腰掛けた方が快適であるし、腰の冷え、服の汚れ、虫さされ等を避ける事も出来る。また、この状態から背もたれ部形成板16を回動し、背面背もたれ部支持部材12又は側面背もたれ部支持部材15で固定すると、座面部形成板の上面に座る背もたれ付きの椅子として使用できる。平地に座る場合は、滑り止めピン8は使用しなくても良い。
第2図に示された、背もたれ部形成板16を持たない腰掛け1においても、接地面部形成板2と座面部形成板3とが閉じた状態の腰掛け1を、接地面部形成板2を下にして平地に設置し、座面部形成板3の上に腰掛けることが出来る。
1 腰掛け
2 接地面部形成板
3 座面部形成板
4 連結部材
5 支持部材
5a 支持部材上部連結部
5b 支持部材収納凹部
6 支持部材係止ミゾ部
7 留め具材
7a 留め具材結合部
7b 留め具材係止部
7c 留め具材係止部
8 滑り止めピン
8a 滑り止めピン収納凹部
9 滑り止めシート
10 後縁
11 接地面部形成板前縁
11′ 座面部形成板前縁
11″ 背もたれ部形成板前縁
12 背面背もたれ部支持部材
13 爪部
14 収納凹部
15 側面背もたれ部支持部材
15a 係合穴部
15b 係止部
15c 収納凹部
15d 蓋
16 背もたれ部形成板
17 挿通部
18 滑落防止部材

Claims (2)

  1. 接地面部形成板と座面部形成板と支持部材とを有し、前記接地面部形成板と前記座面部形成板とは互いに後縁で開閉可能に結合されており、前記支持部材の一端が、前記座面部形成板に係止又は連結し、前記支持部材の他端が、前記接地面部形成板に係止又は連結されることにより、前記接地面部形成板と前記座面部形成板との二つの面で作る角度が所定の角度に保持可能に構成され、さらにその状態を確実に保持するために留め具材が前記接地面部形成板前縁に結合され、留め具材係止部が前記座面部形成板前縁に形成されていることを特徴とする腰掛け。
  2. 前記座面部形成板の後縁に、背もたれ部形成板が開閉可能に結合され、さらに前記背もたれ部形成板の背もたれ面の裏側に、背面背もたれ部支持部材が開閉可能に設置されていることを特徴とする請求項1に記載の腰掛け。
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