JP3149737U - 液状味噌用容器 - Google Patents
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Abstract
Description
従って、該味噌を取り出し可能に封入する容器であって、使用後は蓋を閉じて収納しておける味噌用の容器としては、立方体形状の樹脂容器が多用されており、更に他にも例えば実開平6−27682号(特許文献1)に示す容器や特開平9−142509号(特許文献2)、特開2003−72763号(特許文献3)等に示すような容器が味噌用容器として用いられているものである。
これに対して、特許文献4乃至6に示すようにチューブ内に味噌を封入し、取り出し口を設け、そこから味噌を取り出すことの可能な容器も存在する。
しかし、先ず特許文献4及び5に示す構成はチューブ状の容器を有するものであることから保管時にはどうしても寝かせておくことが必要となってしまい、不必要な場所を多くとってしまう。
また、軟質であるが固形状の味噌をチューブから出す場合にはチューブを押しつぶして味噌を取り出すことが必要となり、残り少なくなればなるほど味噌の取出しが難しくなり、チューブ内に残余して使用できない味噌が出てしまう。
この場合特許文献6に示す容器も存在するが、プラスチック容器は本体部分の断面が楕円形状に広がっており、太くなっているものである。
特に、特許文献6に示す容器は液体状の味噌を用いるものであり、極めて有意義であるが、反面味噌の取り出しを行なうキャップには孔を有しているだけであり、零れ落ちや液漏れ等に関する防備は全くなされていないものである。
特に使用時にはどうしても液状の味噌ゆえ孔から滴ってしまう恐れもあり、固形状味噌であれば防げる汚れがどうしても出てしまうものである。
特に該文献の容器は対応味噌として液状とはいえ通常の普通味噌と比較して粘度の低い粘稠状であり、流動状であって半液体状を意味するものであり、液状までいかない練状であり、そもそも液漏れの心配は極めて少ないものでしかない。
しかし、液体状であればより他の素材になじみやすく、みそ汁や調味料として使用する場合に使い勝手の高いものとなるものである反面、前記容器にしても問題を有し、これに適切の対応した容器が存在していないものである。
従って、液体状の味噌に合致した使い勝手の良い味噌容器であって、更には収納性も高い液状味噌用容器の提供が望まれているものである。
或いは、請求項3に係る考案のように樹脂製のボトルが略円筒形状のボトルであっても、請求項4に係る考案のように樹脂製のボトルがPETを用いた内容量略500CCのボトルであってもよい。
併せて、注ぎ口を用いることから液状の味噌を用いても液漏れや液だれを防止できるものである。
次に、請求項3に係る考案によって円筒形のボトルを用いるものとなり、例えば冷蔵庫や収納庫等への収納が容易となる。
又、請求項4に係る考案によって、多用されている安価で作業のしやすい容器を用いることが可能となる。
該ボトルキャップ2の中心部分の注ぎ口中央部には取っ手200のついた封鎖具20があり、内容物である液状味噌はボトル内部に封入しているものである。
係る鍔部を有する注ぎ口211の湾曲形状は注ぎ口中央から外部方向に弧状に湾曲した曲面を有する鍔部であり、少なくとも蓋体22がボトルキャップ基部21と連設する連設部220の対向方向において有するものである。
更に該ボトルキャップ2の最外周には外周壁部214を有しており、蓋体22を封鎖した場合に蓋体22の側壁部223と外周壁部214とが繋がった周面を構成するものとなる。
この嵌合壁221はちょうど、ボトルキャップ基部21の注ぎ口211の内周面に該嵌合壁221の外周がほぼ全周に亘って接する程度の外径を有しているものである。
従って蓋体22を閉めた場合にはこの嵌合壁221が注ぎ口211の内径にはまりきっちりと密封できるものとなる。
このボトルは一例であり、略円柱形状のボトル等を用いたものであればよく内容量も350CCや他の容量のものでもよい。
このようにペットボトル等を用いることにより、製造コストのみならず収納容易で使いやすいボトルを用いた容器が提供できる。
従って注ぎ口211の中央部はボトル1の開口部となり、ここからボトル内の液状味噌を取り出せるものである。
該ボトルキャップ2の基部21の最外周の外周壁部214と蓋体22の側壁部223とによって外周部分を一の周面として形成できるものであり、特に蓋体22には蓋体の開閉を容易にするための摘み部224を有している。
本図に示す構成は、先ずボトル1の開口部の突出した口の部分である口部がボトルキャップ基部21の突出壁212内部の空洞にはめ込まれて装着されており、更にその外周には外周壁部214を有する。
更に蓋体22にはその内面方向の中央部に突出して環状であって円筒形状に構成した壁部からなる嵌合壁221を有する。
これは一例であり、他の構成を有するものであってももちろんよい。 更にボトル内には液状の味噌を有している。
本図に示すように外周壁214と側壁部223とによってボトルキャップ2の外周部分が構成されており、蓋体22には摘み部224を有する。
更に注ぎ口221の内周面は略円筒形状に構成されているものであり、この部分の内周面に蓋体22の略円筒形状の嵌合壁221が全周に亘って接しており、液状の味噌をしっかりと封鎖するものである。
2 ボトルキャップ
20 封鎖具
200 取っ手
21 基部
211 注ぎ口
212 突出壁
213 係合部
214 外周壁
22 蓋体
220 連設部
221 嵌合壁
222 係合部
223 側壁
224 摘み部
Claims (4)
- 樹脂製のボトル1と該ボトル1の口部にボトルキャップ2を有する容器であって、
少なくとも内容物して液状味噌を取り出し可能に封入するものであり、
ボトルキャップ2には開閉自在の蓋体22を有し、
該ボトルキャップ基部21には開口部を有し、
該開口部には少なくとも一方向に注ぎ口の中央方向から外部方向に弧状に湾曲した曲面を有する鍔部を有する注ぎ口211を有することを特徴とする液状味噌用容器。 - ボトルキャップ基部21の注ぎ口211が略円筒形状の内周面を有し、
蓋体22の内側に略円筒形状の嵌合壁221を有し、
ボトルキャップ2の蓋体22を閉じた状態で注ぎ口211の内周面に蓋体22の嵌合壁221が全周に亘って接するものであることを特徴とする請求項1記載の液状味噌用容器。 - 樹脂製のボトル1略円筒形状のボトルであることを特徴とする請求項1又は2のいずれかに記載の液状味噌用容器。
- 樹脂製のボトル1がPETを用いた内容量略500CCのボトルであることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の液状味噌用容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009000393U JP3149737U (ja) | 2009-01-29 | 2009-01-29 | 液状味噌用容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009000393U JP3149737U (ja) | 2009-01-29 | 2009-01-29 | 液状味噌用容器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3149737U true JP3149737U (ja) | 2009-04-09 |
Family
ID=54854291
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2009000393U Expired - Lifetime JP3149737U (ja) | 2009-01-29 | 2009-01-29 | 液状味噌用容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3149737U (ja) |
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2009
- 2009-01-29 JP JP2009000393U patent/JP3149737U/ja not_active Expired - Lifetime
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