JP3121472U - ガラス・陶磁器製等の容器の蓋 - Google Patents

ガラス・陶磁器製等の容器の蓋 Download PDF

Info

Publication number
JP3121472U
JP3121472U JP2006001262U JP2006001262U JP3121472U JP 3121472 U JP3121472 U JP 3121472U JP 2006001262 U JP2006001262 U JP 2006001262U JP 2006001262 U JP2006001262 U JP 2006001262U JP 3121472 U JP3121472 U JP 3121472U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lid
glass
container
packing
ceramics
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2006001262U
Other languages
English (en)
Inventor
優 北條
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
World Create Inc
Original Assignee
World Create Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by World Create Inc filed Critical World Create Inc
Priority to JP2006001262U priority Critical patent/JP3121472U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3121472U publication Critical patent/JP3121472U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Closures For Containers (AREA)

Abstract

【目的】蓋による密閉性が高く、しかも蓋の開閉・着脱が容易なガラス・陶磁器製等の容器の蓋を提供する。
【構成】ガラス・陶磁器製等の容器の蓋において、円筒状の蓋本体が合成樹脂製であり、該蓋本体の外周に設けられたパッキンがエラストマー製であり、前記蓋本体の開放端側の外周には突出部が設けられており、該突出部の後方端縁から、前記蓋本体の閉塞端側に設けられた鍔部に亘って前記パッキンが配置されていることを特徴とするガラス・陶磁器製等の容器の蓋である。
【選択図】 図1

Description

本考案はガラス・陶磁器製等の容器の蓋に関し、詳しくは各種容器、特にガラス製や陶磁器製の飲食品用等の容器の蓋に関する。
ガラス製や陶磁器製の容器は、成形焼成時等の歪みが生じ易く精密成形が困難であるため、密閉性が要求される容器の場合はパッキンを設けた蓋を用いることで、内容物の漏れや臭気移りを防止するように工夫されている。
蓋に設けられるパッキンは、蓋の内周に設けられる場合(例えば、特許文献1及び2等参照)と、蓋の外周に設けられる場合(例えば、特許文献3及び4等参照)とがある。前者は蓋を閉めることでパッキンが押し潰される方向に力が加わるため、密閉性を達成できるが、後者は蓋を閉めてもパッキンに対する力は加わらないため、密閉性の達成は困難である。
そこで、蓋の外周にパッキンが設けられる構成の場合、蓋による密閉性を達成するために特許文献3又は4に示すような技術が提案されている。
実用新案登録第2589885号公報 特開平08−020082号公報 特開2005−006865号公報 登録実用新案第3102436号公報
特許文献3に記載の技術は、蓋本体の外周に突設させた鍔状のパッキンを容器内壁に当接させて変形させることで密閉させる構成のものである。
特許文献4に記載の技術は、蓋本体の外周に形成された溝状部に該溝状部から突出するように嵌入したリング状のパッキンを容器内壁に当接させることで密閉させる構成のものである。
しかし特許文献3及び4の技術では、密閉性をある程度は維持できるが、蓋の開閉・着脱が困難である。特に容器がピッチャーの場合には、飲食水を抽出する際に蓋を回動させる必要があるが、密閉性が良好であればある程、蓋の回動が困難となってしまうという課題を有している。
そこで本考案の課題は、蓋による密閉性が高く、しかも蓋の開閉・着脱が容易なガラス・陶磁器製等の容器の蓋を提供することにある。
上記課題を解決する本考案は下記構成を有する。
1.ガラス・陶磁器製等の容器の蓋において、円筒状蓋の本体が合成樹脂製であり、該蓋本体の外周に設けられたパッキンがエラストマー製であり、前記蓋本体の開放端側の外周には突出部が設けられており、該突出部の後方端縁から、前記蓋本体の閉塞端側に設けられた鍔部に亘って前記パッキンが配置されていることを特徴とするガラス・陶磁器製等の容器の蓋。
2.前記蓋本体とパッキンとが一体成形されていることを特徴とする上記1に記載のガラス・陶磁器製等の容器の蓋。
3.前記蓋本体の上半部には、前記パッキンとの間に空隙部が設けられていることを特徴とする上記1又は2に記載のガラス・陶磁器製等の容器の蓋。
4.前記蓋本体が通路を有し、回動することによってガラス・当磁器製容器内の飲食品の抽出が可能となる構成であることを特徴とする上記1〜3のいずれかに記載のガラス・陶磁器製等の容器の蓋。
5.前記パッキンが舌状片を有することを特徴とする上記1〜4のいずれかに記載のガラス・陶磁器製等の容器の蓋。
6.前記舌状片の外周径がパッキンの最大径部よりも小であることを特徴とする上記5に記載のガラス・陶磁器製等の容器の蓋。
7.前記舌状片が2以上設けられていることを特徴とする上記5又は6に記載のガラス・陶磁器製等の容器の蓋。
8.前記ガラス・陶磁器製等の容器がピッチャーであることを特徴とする上記1〜7のいずれかに記載のガラス・陶磁器製等の容器の蓋。
請求項1に示す考案によれば、円筒状の蓋本体が合成樹脂製であり、該蓋本体の外周に設けられたパッキンがエラストマー製であり、前記蓋本体の開放端側の外周には突出部が設けられており、該突出部の後方端縁から、前記蓋本体の閉塞端側に設けられた鍔部に亘って前記パッキンが配置されている構成により、蓋による密閉性が高く、しかも蓋の開閉・着脱が容易である。
請求項2に示す考案によれば、蓋本体とパッキンとが一体成形されていることにより、密閉性をより高めることができる。
請求項3に示す考案によれば、蓋本体の上半部には、前記パッキンとの間に空隙部が設けられていることにより、パッキンのクッション性がより向上するので、密閉性がより高まると共に蓋の開閉・着脱がより容易となる。
請求項4に示す考案によれば、前記蓋本体が通路を有し、回動することによってガラス・当磁器製容器内の飲食品の抽出が可能となる構成により、密閉性を維持した上で、この密閉状態から単に回動するだけで内容物である飲食品を容易に抽出することが可能となる。
請求項5に示す考案によれば、パッキンが舌状片を有することにより容器との密着性が高まり密閉性を更に高めることができる。
請求項6に示す考案によれば、舌状片の外周径がパッキンの最大径部よりも小であることにより、容器への蓋の装着と脱着が共に容易となるという使い勝手が格別に良好となる作用効果が発揮される。
請求項7に示す考案によれば、舌状片が2以上設けられていることにより、容器との密着性をより高めることができる。
請求項8に示す考案によれば、ガラス・陶磁器製等の容器がピッチャーであることにより、密閉性が高く、蓋の開閉・着脱が容易であり、しかも注出の容易なピッチャーを得ることができる。
次に、添付の図面に従って本考案を更に詳細に説明する。
図1は本考案に係るガラス・陶磁器製等の容器の蓋の一実施例を示す断面図、図2は本考案に係るガラス・陶磁器製等の容器の蓋の他の実施例を示す断面図である。
図1において、1は本考案に係るガラス・陶磁器製等の容器の蓋(以下、単に蓋ということもある。)であり、ガラス製や陶磁器製のピッチャーや保存瓶等の容器2の口部20に取り付けられて使用するものである。
蓋1は、円筒状の蓋本体10の外周にパッキン11が設けられ、前記蓋本体10の開放端A側の外周には突出部12が設けられており、該突出部12の後方端縁から、前記蓋本体10の閉塞端B側に設けられた鍔部13に亘って前記パッキン11が配置された構成を有するものである。
蓋本体10は合成樹脂製であり、用いられる合成樹脂としては、この種の蓋本体10の材質として公知公用の合成樹脂を特別の制限なく挙げることができ、例えば、ABS樹脂、塩化ビニル樹脂、ポリエチレン等が挙げられ、中でも、ABS樹脂であることが好ましい。
パッキン11は、蓋本体10の外周であって且つ鍔部13と突出部12との間に嵌合された状態で形成されている。
該パッキン11はエラストマー製であり、エラストマーの弾力性・柔軟性により、ガラス製や陶磁器製の容器に付き物の成形焼成時等の歪みに対しても適応できるので密閉性を確保することができると共に、容器2に対する着脱・開閉時も引っ掛かり等の抵抗が極めて少なくスムースな着脱・開閉が可能である。エラストマーとしては、この種の容器2用のパッキンとして公知公用のエラストマーが挙げられ、例えば、ポリオレフィン系エラストマー、ポリスチレン系エラストマー等が挙げられる。
またパッキン11は、密閉性をより高める液漏れを防ぐために前記蓋本体10と一体成形されていることが好ましい。
更に、パッキン11には、容器2との密着性をより高めることで密閉性を更に向上させるために舌状片14を有することが好ましく、該舌状片14は2以上(本実施例では2つ)設けられていることが好ましい。舌状片14はその形状及び材質故に柔軟性及び形状追従性を有しているので、容器2が個々に有している様々な歪み等にも対応することができる。
該舌状片14は、その外周径がパッキン11の最大径部よりも小とすることにより、密閉性を向上させたまま、容器2への蓋1の装着性と脱着性を共に容易とすることができる。
容器2としてピッチャー等の注瓶型の容器に取り付けられる場合、蓋本体10に通路15が形成された構成とすることにより、蓋1を回動して容器2の注ぎ口21に該通路15の位置を一致させることで容器2内の飲食品を注出することができる。容器2が注瓶型ではなく単なる保存用の容器に用いられる場合は通路15は形成されていなくてもよい。
以上、本考案に係るガラス・陶磁器製等の容器の蓋1の一実施例について説明したが、本考案は上記に限定されず本考案の範囲内において種々の態様を採ることができる。
例えば、図2に示すように蓋本体10の上半部に、該蓋本体11とパッキン11との間に空隙部16を設けた構成とすることもできる。この空隙部16により、パッキン11のクッション性がより向上するので、密閉性がより高まると共に蓋の開閉・着脱がより容易となる。
本考案に係るガラス・陶磁器製等の容器の蓋の一実施例を示す断面図 本考案に係るガラス・陶磁器製等の容器の蓋の他の実施例を示す断面図
符号の説明
1 蓋
10 蓋本体
11 パッキン
12 突出部
13 鍔部
14 舌状片
15 通路
16 空隙部
2 容器
20 口部
21 注ぎ口
A 開放端
B 閉塞端

Claims (8)

  1. ガラス・陶磁器製等の容器の蓋において、円筒状の蓋本体が合成樹脂製であり、該蓋本体の外周に設けられたパッキンがエラストマー製であり、前記蓋本体の開放端側の外周には突出部が設けられており、該突出部の後方端縁から、前記蓋本体の閉塞端側に設けられた鍔部に亘って前記パッキンが配置されていることを特徴とするガラス・陶磁器製等の容器の蓋。
  2. 前記蓋本体とパッキンとが一体成形されていることを特徴とする請求項1に記載のガラス・陶磁器製等の容器の蓋。
  3. 前記蓋本体の上半部には、前記パッキンとの間に空隙部が設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載のガラス・陶磁器製等の容器の蓋。
  4. 前記蓋本体が通路を有し、回動することによってガラス・当磁器製容器内の飲食品の抽出が可能となる構成であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のガラス・陶磁器製等の容器の蓋。
  5. 前記パッキンが舌状片を有することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のガラス・陶磁器製等の容器の蓋。
  6. 前記舌状片の外周径がパッキンの最大径部よりも小であることを特徴とする請求項5に記載のガラス・陶磁器製等の容器の蓋。
  7. 前記舌状片が2以上設けられていることを特徴とする請求項5又は6に記載のガラス・陶磁器製等の容器の蓋。
  8. 前記ガラス・陶磁器製等の容器がピッチャーであることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載のガラス・陶磁器製等の容器の蓋。
JP2006001262U 2006-02-24 2006-02-24 ガラス・陶磁器製等の容器の蓋 Expired - Lifetime JP3121472U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006001262U JP3121472U (ja) 2006-02-24 2006-02-24 ガラス・陶磁器製等の容器の蓋

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006001262U JP3121472U (ja) 2006-02-24 2006-02-24 ガラス・陶磁器製等の容器の蓋

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3121472U true JP3121472U (ja) 2006-05-18

Family

ID=43471574

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006001262U Expired - Lifetime JP3121472U (ja) 2006-02-24 2006-02-24 ガラス・陶磁器製等の容器の蓋

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3121472U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0643780U (ja) * 1992-11-17 1994-06-10 株式会社クボタ 自動販売機のカップ飲料展示装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0643780U (ja) * 1992-11-17 1994-06-10 株式会社クボタ 自動販売機のカップ飲料展示装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9254929B2 (en) Reusable food container with re-sealable cap
CN103946122B (zh) 容器盖
JP4756480B2 (ja) 蓋付き容器
JP2008546609A (ja) 一体形注ぎ口装置および内部ストローを有するフレキシブル自立パウチ
JP3152177U (ja) 化粧品容器
WO2010054226A3 (en) Flexible, stackable container and method and system for manufacturing same
EA005615B1 (ru) Крышка с поворотным наконечником к контейнеру для напитков
WO2007035746A3 (en) Specimen enclosure apparatus and containers and closure devices for the same
US20100294772A1 (en) Closures
JP2008531413A5 (ja)
AU2012381503A1 (en) Dispensing closure
MX2009004698A (es) Recipiente y cierre de plastico y sistema y metodo de elaboracion de los mismos.
JP4921477B2 (ja) 液体容器用の分配用栓
JP3121472U (ja) ガラス・陶磁器製等の容器の蓋
KR200487682Y1 (ko) 밀봉된 상태에서 빨대로 음용이 가능한 뚜껑
KR20200000328U (ko) 커버층이 있는 입 모양 컵 뚜껑
US1027421A (en) Milk-bottle pitcher attachment.
JP4612487B2 (ja) 容器のキャップ
JP2005343557A (ja) 紙製カップの蓋。
WO2007044395A3 (en) Non-contaminating milk or food container seal and seal removal system
CN103786963B (zh) 一种奶粉罐的包装盖
CN204453241U (zh) 一种包装罐
JP4727453B2 (ja) キャップから取り除かれた開口予定部を収納可能なヒンジキャップ
KR200395480Y1 (ko) 용기용 밀폐덮개
JP4941902B2 (ja) 携帯用魔法瓶の栓体

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20060224

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090419

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100419

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100419

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110419

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120419

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120419

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130419

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130419

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140419

Year of fee payment: 8

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term