JP2001219955A - キャップ装着製品 - Google Patents

キャップ装着製品

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JP2001219955A
JP2001219955A JP2000032468A JP2000032468A JP2001219955A JP 2001219955 A JP2001219955 A JP 2001219955A JP 2000032468 A JP2000032468 A JP 2000032468A JP 2000032468 A JP2000032468 A JP 2000032468A JP 2001219955 A JP2001219955 A JP 2001219955A
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JP
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cap
inner cylinder
mpa
liquid
outer cylinder
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JP2000032468A
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Kenji Sakamoto
憲二 坂本
Akira Matsumoto
曄 松本
Shuji Iwao
修司 岩尾
Yushiro Miyamoto
祐司郎 宮本
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Lion Corp
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Lion Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 界面活性剤を含有する液体を収容しかつ内容
液を注出するノズルの外周にキャップが施されたキャッ
プ装着製品であって、キャップの着脱が容易でしかもキ
ャップ装着時に液漏れが防止されたキャップ装着製品を
得る。 【解決手段】 界面活性剤の濃度が3%〜60%の範囲
内、キャップ3の内筒部31とノズル部材2の外筒部2
2との同一空間を占めようとする重複幅が0mm越え0.
8mm以下とされ、内筒部31が曲げ弾性率300MPa 〜
2500MPa の範囲内のポリオレフィン系樹脂またはポ
リエステル系樹脂からなっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、界面活性剤を含有
する液体を収容しかつ内容液を注出するノズルにキャッ
プが施されたキャップ装着製品に関するものであり、特
にキャップの着脱が容易でしかもキャップ装着時におけ
る液漏れが効果的に防止されたキャップ装着製品に関す
る。
【0002】
【従来の技術】液体洗剤など、界面活性剤を含む液体を
充填した容器は、一般に容器本体の頂部または頂部に装
着されたノズル部材に注出用のノズルが設けられ、この
ノズルを覆う着脱自由なキャップが装着されている。こ
のキャップは普通、キャップ周壁の内側に形成された螺
条と、容器側のノズル外周またはノズルの周囲に立設さ
れた筒状部の外周に形成された螺条との螺合によって容
器頂部または前記ノズル部材に着脱自由に装着される。
螺条の代わりに一方に環状溝、他方にこれと係合する環
状凸部が設けられたクリック機構によって着脱自由に装
着される場合もある。前記の一般的なキャップは、内容
液を注出した後でキャップを装着すると、ノズルに付着
した内容液が前記螺条などの間隙に溜まり、放置中に漏
れ出したり次回にキャップを外したときに溜まっていた
液が流出したり、前記間隙内の内容液が乾燥や酸化など
により増粘または固化してキャップの着脱が困難になる
などの問題があった。特に内容液が界面活性剤を含有し
て界面張力が低くしかも粘度が比較的高い場合には、内
容液が前記間隙に流入し易く、流入すると粘度が高いた
めにキャップの着脱が困難になるという問題が指摘され
ていた。そこで一般にキャップの天部裏面には、容器側
筒状部の上辺と密着するように弾性のあるパッキン部材
が取付けられ、これによって内容液が双方の螺条の間に
流入しないようにされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし前記パッキン部
材はキャップとは別体として製造されるので、取付け費
も含めてキャップ装着製品の価格が高くなる一因になっ
ていた。また容器側筒状部の上辺が水平かつ平滑に成形
されていなかったり、パッキンが傷ついたり異物が付着
したりすると液封効果が失われるという問題もあった。
そこで、特開平10−203551号公報は、キャップ
の天部裏面が容器本体側に形成された筒状部の上辺と接
触する部位にシール用フランジをキャップと一体に成形
し、このフランジの内周側が付け根となり外周側が片持
ち梁状に自由端とされ、また別に、キャップの天部裏面
にはフランジの外周部と係合するリングがキャップと一
体に成形され、このリングの軸方向弾性的変形と前記フ
ランジの軸方向弾性的変形とにより液封が行われる液封
容器を提案している。この液封容器はパッキンの使用を
不要とするものではあるが、しかし、外周側が片持ち梁
状の自由端となるようなフランジをキャップの天部裏面
に成形することは技術的に極めて困難であり、また容器
側筒状部の上辺形状が不整であったり、前記フランジが
傷ついたり異物が付着した場合にはやはり十分な液封効
果が得られない。本発明は前記の課題を解決するために
なされたものであって、従ってその目的は、界面活性剤
を含む液体が充填されたキャップ装着製品であって、し
かもパッキンなどの付属品を不要とし、容易に製造でき
て、容器側筒状部の上辺形状が不整であったりキャップ
の天部裏面が傷ついたり異物が付着していても液封効果
が失われないキャップ装着製品を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
めに本発明は、重量で3%〜60%の範囲内の界面活性
剤を含有した液体を容器に収容すると共に、容器頂部に
内容液を注出するためのノズルが設けられ、このノズル
の天部および外周を覆う着脱自由なキャップが装着され
たキャップ装着製品であって、前記キャップが天部から
ノズルの周囲に垂下する内筒部を有し、容器頂部が前記
内筒部の外周に嵌合し得る外筒部を有し、前記内筒部の
外周径が嵌合部において前記外筒部の内周径より大とさ
れ、前記内筒部と前記外筒部との嵌合部における重複幅
(キャップ未装着の状態における内筒部の外周半径と外
筒部の内周半径との差)が0mm越え0.8mm以下とさ
れ、かつ前記キャップの少なくとも内筒部は、曲げ弾性
率が300MPa 〜2500MPa の範囲内のポリオレフィ
ン系樹脂またはポリエステル系樹脂からなり、前記キャ
ップが装着されたとき、内筒部と外筒部とが互いに径方
向に押圧しながら嵌合することにより液漏れを防止した
たキャップ装着製品を提供する。
【0005】このキャップ装着製品は、キャップ側内筒
部の外周径(D1 )が嵌合部において容器側外筒部の内
周径(D2 )より大とされているので、キャップを装着
するとき、前記内筒部と外筒部とが互いに同一空間を占
めようとして径方向に押圧し弾性変形を起こして嵌合す
る。この状態では内・外筒部の周面は弾性により相互に
押圧して液漏れを防止しているので、容器側外筒部の上
辺形状や、キャップ天部裏面の傷や異物付着などによっ
て液封性が損なわれることはない。特に、内容液が重量
で3%〜60%の範囲内の界面活性剤を含有している場
合に、従来のキャップ付き容器よりも液封性が高くしか
もキャップの着脱が容易である。
【0006】ここで、キャップ未装着の状態における前
記内筒部の外周半径(D1 /2)と前記外筒部の内周半
径(D2 /2)との差、すなわち内筒部と外筒部とが互
いに同一空間を占めようとする幅を「重複幅W」と呼ぶ
ことにすると、前記内筒部と前記外筒部との嵌合部にお
ける重複幅Wは、0.8mm以下である。前記重複幅Wが
0.8mmを越えると、相対的に径が小さい外筒部へ内筒
部を嵌入することが困難になり、キャップの円滑な着脱
ができなくなる。
【0007】前記において、キャップの少なくとも内筒
部は、曲げ弾性率が300MPa 〜2500MPa の範囲内
のポリオレフィン系樹脂またはポリエステル系樹脂から
なっている。ここで、「曲げ弾性率」とは、JISK7
203に規定された「硬質プラスチックの曲げ試験方
法」に準拠した試験方法および計算方法により求められ
る値である。内筒部の曲げ弾性率が前記範囲内であれ
ば、内筒部の外周径(D1 )に比べて内周径(D2 )が
小さい外筒部の内側に柔軟に嵌入することができ液封性
と着脱の容易さとの好適なバランスが得られる。また内
筒部や外筒部に成形時の僅かな歪みや変形があっても内
筒部が弾力的にこの変形に追従して液封性が確保され
る。弾性率が300MPa 未満では柔らかすぎて外筒部へ
の嵌入が困難になり、2500MPa を越えると、硬すぎ
て径が小さい外筒部に嵌入できなくなり、液封性も低下
する。ポリオレフィン系樹脂またはポリエステル系樹脂
は、成形加工が容易でしかも前記範囲の適度な曲げ弾性
を有し、前記範囲内の界面活性剤を含有する液体に侵さ
れず、また前記液体を汚染することもないので好適な素
材である。
【0008】前記において、前記内筒部と外筒部との嵌
合部における前記重複幅が0.3mm以下である場合は、
前記内筒部の曲げ弾性率が700MPa 〜2500MPa の
範囲内であることが好ましい。また前記内筒部と外筒部
との嵌合部における前記重複幅が0.3mm越え0.8mm
以下の範囲内である場合は、前記内筒部の曲げ弾性率が
300MPa 以上700MPa 未満の範囲内であることが好
ましい。すなわち本発明の範囲内において、前記重複幅
Wが比較的大きい場合は、曲げ弾性率が比較的低くなる
ように内筒部の素材や構造を選択することが好ましい。
前記重複幅Wが比較的小さい場合は、内筒部の曲げ弾性
率が比較的高くなるように内筒部の素材や構造を選択す
ることが好ましい。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態について説明するが、本発明はこの実施形態によ
って制限されるものではない。図1は、本発明のキャッ
プ装着製品の一例における容器頭部を示している。この
容器は容器本体1とノズル部材2とキャップ3とからな
っている。容器本体1には液体Lが収容されている。こ
の液体Lは重量で3%〜60%の範囲内の界面活性剤を
含有している。
【0010】ノズル部材2はこの容器本体1の頂部開口
部11に装着され、内容液を注出するためのノズル21
が突設されている。キャップ3は、このノズル21の天
部および外周を覆うように有蓋筒状に成形され、ノズル
部材2に着脱自由に装着できるようになっている。
【0011】このキャップ3は、その天部からノズル2
1の周囲に垂下する内筒部31を有し、一方、ノズル部
材2は、この内筒部31の外周に嵌合し得る外筒部22
を有している。そして、図2に部分拡大図を示すよう
に、嵌合部32において、キャップ3の内筒部31の外
周径(D1 )がノズル部材の外筒部22の内周径(D
2)より大とされ、キャップ3が装着されたとき、内筒
部31と外筒部22とが互いに径方向に同一空間を占め
ようとして押圧しながら嵌合する。この実施形態のキャ
ップ3はポリプロピレン製であって、その曲げ弾性率は
1150MPa である。また内筒部31と外筒部22との
嵌合部32における重複幅Wは0.3mmである。
【0012】このキャップ装着製品において、ノズル部
材2はノズル21の基部23から外周に間隙を隔てて形
成された連結部24によって容器本体の開口部11に液
密に接合されている。そしてこの連結部24の上部に前
記の外筒部22が形成されている。またノズルの基部2
3は一方向に傾斜するように成形され、傾斜の下端部に
は通液孔25が形成され、ノズル口辺に付着した内容液
がノズルの外周沿いに流下してこの通液孔25から容器
本体1内に戻されるようになっている。
【0013】キャップ3は計量カップを兼ねていて、キ
ャップ3がノズル部材2に装着されたとき計量のための
カップ部33がノズル21の天部および外周を覆うよう
になっている。このカップ部33の中間部外周から、間
隙を隔てて下方に延びる前記内筒部31と、さらにその
外側にキャップの外壁の一部となる螺合部34が形成さ
れ、この螺合部34の内周に形成された螺条と、ノズル
部材の外筒部22の外周に形成された螺条との螺合によ
ってキャップ3がノズル部材2に対して着脱自由に装着
される。
【0014】このキャップ装着製品は、嵌合部32にお
いて内筒部31の外周径(D1 ) が外筒部22の内周径
(D2 )より大とされているので、キャップ3が装着さ
れた状態では弾性を有する内筒部と外筒部とが互いに同
一空間を占めようとして押圧しながら嵌合することによ
り液漏れを防止する。この状態で液密性は、内筒部と外
筒部との側壁の相互押圧によって維持されるので、キャ
ップの天部に異物が付着しても、また外筒部22の上辺
形状が不整であっても、これらの原因で液密性が損なわ
れることはない。
【0015】キャップ3を外す際には、キャップ3をノ
ズル部材2に対して回転させれば、外筒部と内筒部とが
互いに螺旋運動して円滑に外すことができる。キャップ
3を装着する際にはキャップの螺合部34を外筒部22
の螺条に合わせてねじ込めばよい。このとき、前記重複
幅Wと内筒部31の曲げ弾性率とが内容液の界面活性剤
含量に対して適切に選択されていれば、内筒部は回転し
ながらかつ外筒部22との相互押圧によって嵌合部の口
径を変化させながら、円滑に嵌入されるようになる。こ
の際の嵌入の容易さと液密性とを両立させるためには、
内筒部31の曲げ弾性率が300MPa 以上700MPa 未
満の範囲内である場合には重複幅Wを0.3mm越え0.
8mmの範囲内、内筒部の曲げ弾性率が700MPa 〜25
00MPaの範囲内である場合には前記重複幅Wを0.3m
m以下とすることが更に好ましい。これらの曲げ弾性率
は、キャップの材質としてポリオレフィン、例えばポリ
プロピレン、低密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエ
チレン、高密度ポリエチレン、またはポリエステル樹脂
を選択することにより、特に好ましくはポリプロピレン
を選択することにより容易に実現することができる。
【0016】(試験例)内容量500mlの扁平ボトル本
体に表1に示す組成の液体洗剤を充填し、前記実施形態
で用いたものと同様の形状で、ただし表1に示すように
キャップ(すなわち内筒部)の曲げ弾性率と内・外筒部
の重複幅(mm)とを種々に変化させたキャップとノズル
部材との組合わせを装着し、10種類のキャップ装着製
品をそれぞれ10本試作した。キャップはポリプロピレ
ン製の一体成形物である。なお、比較例2における重複
幅(mm)のマイナス符号は、内筒部と外筒部との重複が
なく、逆に隙間が開いていることを示している。液漏れ
評価:閉めトルク23kg/cmでキャップを閉め、1時間
倒立後に液漏れの状態を下記の4段階で評価した。 ◎:10本中液漏れ0本 ○:10本中液漏れ1本 △:10本中液漏れ2〜4本 ×:10本中液漏れ5〜10本 開け易さ評価:閉めトルク23kg−cmでキャップを閉め
た後の開けトルクを測定した。 ◎: 17kg−cm以下 ○:17kg−cm越え 20kg−cm以下 △:20kg−cm越え 23kg−cm以下 ×:23kg−cm越え 表1に評価結果を示す。
【0017】
【表1】
【0018】表1の結果から、界面活性剤の含有量が3
%〜60%の範囲内であり、内筒部と外筒部との嵌合部
における重複幅が0mm越え0.8mm以下であり、かつ内
筒部の曲げ弾性率が300MPa 〜2500MPa の範囲内
である実施例1〜実施例5の試料は、いずれも液漏れ評
価と開け易さ評価との双方において優れた結果を得た。
これに対して、界面活性剤濃度が3%より少ない比較例
1は、曲げ弾性率と重複幅とが実施例1と同じであって
も開け易さにおいて劣っている。重複幅がマイナスであ
る比較例2は、界面活性剤濃度と曲げ弾性率とが実施例
4と同じであっても液漏れが激しく、開け易さにおいて
も劣っている。界面活性剤濃度が60%を越えている比
較例3は、曲げ弾性率と重複幅とが実施例5と同じであ
っても開け易さにおいて劣っている。曲げ弾性率が25
00MPa を越えている比較例4は、界面活性剤濃度と重
複幅とが実施例2と同じであっても開け易さにおいて著
しく劣る。重複幅が0.8mmを越えている比較例5は、
界面活性剤濃度と重複幅とが許容範囲内であっても開け
易さにおいて劣っている。
【0019】
【発明の効果】本発明のキャップ装着製品は、界面活性
剤の濃度と、内筒部と外筒部との嵌合部における重複幅
と、内筒部の曲げ弾性率とが好適な範囲内に規定されて
いるので、キャップの着脱が容易でしかもキャップ装着
時における液漏れが効果的に防止される。本発明による
液漏れ防止の機構は構造が簡単で安価に製造でき、耐久
性も高い。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態を示す部分断面図
【図2】 液漏れ防止機構の概念を示す断面図
【符号の説明】
1:容器本体 2;ノズル部材 3:キャップ 21:ノズル 22:外筒部 31:内筒部 32:嵌合部 L:液体 W:重複幅
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岩尾 修司 東京都墨田区本所1丁目3番7号 ライオ ン株式会社内 (72)発明者 宮本 祐司郎 東京都墨田区本所1丁目3番7号 ライオ ン株式会社内 Fターム(参考) 3E084 AA04 AA12 AB01 BA02 CA01 CC03 DA01 DB12 DC03 FA09 FB02 GA01 GB01 JA07 KB01 LA17 LB02 LC01 LD01 LE07

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 重量で3%〜60%の範囲内の界面活性
    剤を含有した液体を容器に収容すると共に、容器頂部に
    内容液を注出するためのノズルが設けられ、このノズル
    の天部および外周を覆う着脱自由なキャップが装着され
    たキャップ装着製品であって、 前記キャップが天部からノズルの周囲に垂下する内筒部
    を有し、容器頂部が前記内筒部の外周に嵌合し得る外筒
    部を有し、前記内筒部の外周径が嵌合部において前記外
    筒部の内周径より大とされ、前記内筒部と前記外筒部と
    の嵌合部における重複幅(キャップ未装着の状態におけ
    る内筒部の外周半径と外筒部の内周半径との差)が0mm
    越え0.8mm以下とされ、 かつ前記キャップの少なくとも内筒部は、曲げ弾性率が
    300MPa 〜2500MPa の範囲内のポリオレフィン系
    樹脂またはポリエステル系樹脂からなり、 前記キャップが装着されたとき、内筒部と外筒部とが互
    いに径方向に押圧しながら嵌合することにより液漏れを
    防止したことを特徴とするキャップ装着製品。
  2. 【請求項2】 前記内筒部と外筒部との嵌合部における
    前記重複幅が0.3mm以下でありかつ前記内筒部の曲げ
    弾性率が700MPa 〜2500MPa の範囲内であること
    を特徴とする請求項1に記載のキャップ装着製品。
  3. 【請求項3】 前記内筒部と外筒部との嵌合部における
    前記重複幅が0.3mm越え0.8mm以下の範囲内であり
    かつ前記内筒部の曲げ弾性率が300MPa 以上700MP
    a 未満の範囲内であることを特徴とする請求項1に記載
    のキャップ装着製品。
JP2000032468A 2000-02-09 2000-02-09 キャップ装着製品 Withdrawn JP2001219955A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010006405A (ja) * 2008-06-26 2010-01-14 Mip:Kk ボトルキャップおよびこのボトルキャップを有する容器
JP2019081582A (ja) * 2017-10-31 2019-05-30 株式会社吉野工業所 計量容器
US11097547B2 (en) 2019-04-03 2021-08-24 Canon Kabushiki Kaisha Inkjet recording apparatus and ink tank that prevents ink dripping when ink is injected into an ink tank

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010006405A (ja) * 2008-06-26 2010-01-14 Mip:Kk ボトルキャップおよびこのボトルキャップを有する容器
JP2019081582A (ja) * 2017-10-31 2019-05-30 株式会社吉野工業所 計量容器
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Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20070501