JP3567340B2 - 蛇腹注出口付容器 - Google Patents

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Dainihon Jochugiku Co Ltd
Mikasa Sangyo Co Ltd
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Dainihon Jochugiku Co Ltd
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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
この発明は各種洗浄剤等及びその他の液体を収容する蛇腹注出口付容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、蛇腹注出口付容器については図5に示すようなものが知られている。
同図において51は容器であり、その口部52の上端部53上にパッキン54が配設され、その上に蛇腹体55の台座56が位置させられ、更にその上から前記口部52に螺合した外筒57の鍔部58が位置させられており、同図より容易に理解されるように、前記口部52と外筒57の螺合により前記台座56、パッキン54は共に鍔部58と前記口部52の上端部53間に圧接され、容器51と蛇腹体55は密接させられている。
なお59は注口60を有する注出部、61は該注出部59に螺合する蓋体、62は蓋パッキンを示す。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、前記従来の蛇腹注出口付容器は次のような難点を有している。それは、例えば上記従来の蛇腹注出口付容器に、便器の洗浄剤等を収容する場合に起るもので、上記洗浄剤は通常塩素系溶剤であり、このような溶剤が台座56とパッキン54の間、又はパッキン54と口部52の上端部53間から洩出する恐れのあることである。
塩素系溶剤は皮膚との接触は有害であり危険のため、前記のような構造の螺合による圧接の形式は、何等かの理由によりごく僅かでも外筒が回動させられた場合、螺合が緩み上記のような有害な液体の洩出の恐れを有する。
【0004】
この発明は上述のような問題を解決するためになされたもので、その目的は容器と蛇腹体との間からの内容液の洩出の恐れを殆どなくすことのできる、蛇腹注出口付容器を提供することである。
又他の目的は一般に蛇腹体は軸方向及び左右方向に剛性が殆どなく、従って機械的な保持が困難のため、容器への装着、組付けが面倒なものであるが、このような問題も解決して、蛇腹体の、容器への装着、即ち組付け製造の容易な蛇腹注出口付容器を提供することである。
【0005】
上記の目的を達成するこの発明について述べるとそれは、
外周に螺条1を設けた口部2を有する合成樹脂製の容器3;前記口部2の上部に肩部4を介して形成された、前記口部2より小径で、外側に上下方向の主係止部5を有する開口部6;該開口部6に装着された、前記開口部6の内側に圧接する内筒7と、前記主係止部5と圧接係合する主係合部8を有し、かつ外側に副係止部9を有する中筒10が環状の端壁11により一体に形成された合成樹脂製の基台12;該基台12に、基端部13を一体的に形成して立接させられた合成樹脂製の蛇腹体14;該蛇腹体14の上端部に一体に形成された、注口15を有する注出筒16;前記螺条1に螺合する螺溝17、及び前記副係止部9と係合する副係合部18を有する外筒19と、前記注出筒16に接する筒状の中足20を有する頂壁21により形成された合成樹脂製の外蓋22;から成る蛇腹注出口付容器であって、前記蛇腹体14が前記外蓋22内に収容され、かつ、前記基台12の副係止部9が前記外筒19の副係合部18と係合している状態で、該外蓋22を前記容器3の螺条1に螺合させて該基台12を該容器3の開口部6に圧入装着することを特徴とする蛇腹注出口付容器、である。
この発明の基台12と蛇腹体14の基端部13は、付着により一体的に形成され
ていることを特徴とするこの発明の基台12と蛇腹体14の基端部13は、一体に成型されていることを特徴とする

【0006】
【作用】
この発明は前記のように構成され、蛇腹体14は基台12に一体的に形成されており、かつ該基台12はその内筒7が容器3の開口部6の内側に圧接しており、これによりこの部分の密閉がなされており、かつ基台12の主係合部8が、開口部6の主係止部5に圧接係合しているため、基台12は上方に移動できず、従って前記従来例のもののように、何等かの理由により基台12が若干回動させられた場合でも、密閉はすこしも損われることがない。
【0007】
又蛇腹体は剛性が極めて少いため、これを保持して機械的に容器への装着は困難であったが、この発明は前記のように構成され、基台12に設けられた蛇腹体14は、外蓋22内に収容され、基台12の副係止部9は外蓋22の外筒19内側の副係合部18と係合し、かつ注出筒16は外蓋22の中足20に接して半径方向及び上下方向にも安定して収容保持されており、この状態で、外蓋22を容器3の螺条1に螺合させることにより、前記基台12を容器3の開口部6に圧入でき、こうして外蓋22を螺進させるだけで蛇腹体注出口を容器に装着することができる。
【0008】
又、基台12と蛇腹体14の基端部13が付着させられたものは、蛇腹体14を曲げて注出方向を替える場合に、それにより蛇腹体14基端部13に力が加えられた場合にも、前記従来のもののように単に圧接させられているものと異り、同基端部13からの内容液の洩出の恐れをなくすことができる。この作用は基台12と蛇腹体14の基端部13を一体に成型したものも同様である。
【0009】
又このように形成された蛇腹注出口付容器は、蛇腹体14の方向を任意に変えることができるから、容器3の内容液を注出する方向を自由に選択することができる。例えばこれに便器の洗浄剤を収容して、便器の縁の裏側等を洗浄する場合に、蛇腹体14を曲げさせてその方向に向かせ、容器を押圧して洗浄液を注出することができる。
しかもこの場合前記のような構成のため、洗浄剤が基台部分から洩出する恐れはないのである。
更に使用しない場合、前記蛇腹体14の注出口は、外蓋22内に縮小してコンパクトに収納することができる。
【0010】
【実施例】
図1において3は容器であり、一例として合成樹脂製の瓶である。そして該容器3の口部2に螺条1が形成されている。6は前記口部2の上部に肩部4を介して一体に設けられた、前記口部2より小径の開口部であり、その外側に環状に、上下方向の係止部5が形成されている。
【0011】
次に12は合成樹脂製の基台であり、前記開口部6の内側に圧接する内筒7と、前記主係止部5に圧接して係合する主係合部8を有する中筒10が、環状の端壁11により一体に形成され、図示のように前記開口部6に、内側及び外側から圧接して装着されている。9は中筒10の外側に設けられた突起状の副係止部である。又24は前記開口部6の上端部であるが、同上端部24も前記端壁11の内面に圧接させられている。
【0012】
次に14は合成樹脂製の蛇腹体であり、ひだ部25を有し、基端部13はフランジ状に形成され、同基端部13はそのフランジ状部を前記基台12に一体的に形成されており、その一実施例として付着させらている。そしてこの付着は接着剤により接着されていてもよく、或は又高周波溶着、超音波溶着等により溶着させられていてもよい。
又その場合の付着は、図3に示すように、二重に折り曲げたフランジ状の基端部13を用いてもよい。このように形成することにより、この部分の強度を高めることができる。
この部分の破損と内容液の洩出を防止できる。
又、前記基台12と蛇腹体14は、図4に示すように合成樹脂の一体成型によって成型されてもよい。
【0013】
16は前記蛇腹体14の上端部に一体に形成された注出筒であり、その上端に突出した注口15を有している。
次に、22は合成樹脂製の外蓋であり、外筒19と頂壁21により形成され、前記外筒19の内側に、前記口部2の螺条1と螺合する螺溝17が形成され、かつ前記副係止部9と係合する副係合部18を有して図示のように係合されている。又前記頂壁21内面には筒条の中足20が設けられ、該中足20は前記注出筒16の外側に密接し、密閉に役立っている。
又26は前記中足20内の、前記頂壁21内面に設けられた突起状のインナーで、外蓋22を前記容器3に装着した状態では、図1に示すように前記注口15内に挿入され、同注口15を密閉している。
【0014】
こうして前記中足20による密閉とインナー26の密閉の両方により確実に密閉することができる。
次にこの発明は図4に示すように前記基台12と蛇腹体14は一体に形成されてもよい。これはインジェクション成型でまず基台12を成形し、その後ブロー成型で蛇腹体14を形成するのである。
このように形成されたこの蛇腹注出口付容器は、使用に際し外蓋22を螺解して外し、蛇腹体14を伸し、容器3を押圧し、内容液を注口15から注出して使用する。そしてその場合、蛇腹体14を曲げて、内容液の注出方向を変えることができる。
【0015】
又基台12に副係止部9を設けて、外蓋22の副係止部18に内側から係止させたことにより、蛇腹体14を設けた基台12を外蓋22内に、離脱しないように保持させることができる。
【0016】
【発明の効果】
この発明は前記のように構成され、蛇腹体14は基台12に一体的に設けられ、該基台12の内筒7は容器3の解口部6の内側に圧接させられてあり、かつ注筒10の主係合部8は、開口部6の主係止部5に上下方向に圧接係合しているため、前記従来例のもののように何等かの理由によりこの基台12が若干回動されても、蛇腹体14と基台12間から、又は開口部6と内筒7間からの、内容液の洩出を防止することができる。又蛇腹体14は軸方向、半径方向に剛性が弱く、機械的保持が困難なため、容器口部への装着が困難なものであっても、基台に一体的に設けられた蛇腹体14は、基台12の副係合部9を外蓋22の副係止部18に係止させて収容させたことにより容易に装着することができる。
【0017】
又、蛇腹体14を基台12に付着させたものは、蛇腹体14を曲げて注出方向を替える場合に、それにより蛇腹体14基単部13に力が加えられた場合にも、前記従来のもののように単に圧接させられているものと異り、同基端部13からの内容液の洩出の恐れをなくすことができる。この作用は基台12と蛇腹体14の基端部13を一体に成型したものも同様である。
【0018】
又、蛇腹体14の方向を任意に変えることができるから、容器3の内容液を注出する方向を自由に選択することができる。例えばこのように形成した容器に便器の洗浄剤を収容した場合、便器の縁の裏側等に、蛇腹体14を曲げて差し向け、洗浄剤を注出できる。その場合容器3と基台12の間、又は蛇腹体14の間からの洗浄剤の洩出の恐れをなくすことができる。
【0019】
なお27はパッキンを示し、注口15の閉止は、このパッキン27で行われるが、前記中足20の注出筒16に対する密閉によっても行われる。即ち2重に密閉することができる。
前記基台12に設けられた蛇腹体14は、外蓋22内に装着されていることにより、容器とその口部に嵌着される以前の取扱いにおいて蛇腹体14を保護することができる。
【0020】
更に使用しない場合、前記蛇腹体14の注出口は、外蓋22内に縮小してコンパクトに収納することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示し、蛇腹注出口付容器の半断面図である。
【図2】図1に示す容器の図1と異る状態を示す部分断面図である。
【図3】この発明の他の実施例を示し、蛇腹注出口付容器の一部を省略して示した部分断面図である。
【図4】この発明の更に他の実施例を示し、蛇腹注出口付容器の部分の断面図である。
【図5】従来の蛇腹注出口付容器の断面図である。
【符号の説明】
1 螺条
2 口部
3 容器
4 肩部
5 主係止部
6 開口部
7 内筒
8 主係合部
9 副係止部
10 中筒
11 端壁
12 基台
13 基端部
14 蛇腹体
15 注口
16 注出筒
17 螺溝
18 副係合部
19 外筒
20 中足
21 頂壁
22 外蓋

Claims (3)

  1. 外周に螺条1を設けた口部2を有する合成樹脂製の容器3;前記口部2の上部に、肩部4を介して形成された、前記口部2より小径で、外側に上下方向の主係止部5を有する開口部6;該開口部6に装着された、前記開口部6の内側に圧接する内筒7と、前記主係止部5と圧接係合する主係合部8を有し、かつ外側に副係止部9を有する中筒10が環状の端壁11により一体に形成された合成樹脂製の基台12;該基台12に、基端部13を一体的に形成して立接させられた合成樹脂製の蛇腹体14;該蛇腹体14の上端部に一体に形成された、注口15を有する注出筒16;前記螺条1に螺合する螺溝17、及び前記副係止部9と係合する副係合部18を有する外筒19と、前記注出筒16に接する筒状の中足20を有する頂壁21により形成された合成樹脂製の外蓋22;から成る蛇腹注出口付容器であって、
    前記蛇腹体14が前記外蓋22内に収容され、かつ、前記基台12の副係止部9が前記外筒19の副係合部18と係合している状態で、該外蓋22を前記容器3の螺条1に螺合させて該基台12を該容器3の開口部6に圧入装着することを特徴とする蛇腹注出口付容器
  2. 基台12と蛇腹体14の基端部13は付着により一体的に形成されている請求項1記載の蛇腹注出口付容器。
  3. 基台12と蛇腹体14の基端部13は一体に成型されている請求項1記載の蛇腹注出口付容器
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