JP3149694B2 - Tcpデバイスの供給装置 - Google Patents

Tcpデバイスの供給装置

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JP3149694B2 JP16375194A JP16375194A JP3149694B2 JP 3149694 B2 JP3149694 B2 JP 3149694B2 JP 16375194 A JP16375194 A JP 16375194A JP 16375194 A JP16375194 A JP 16375194A JP 3149694 B2 JP3149694 B2 JP 3149694B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、TCPデバイスの供給
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、液晶パネルなどの基板にボンディ
ングされるTCP(Tape Carrier Pac
kage)デバイスを自動的に供給するTCPデバイス
の供給装置が実用化されつつある。このものは、TAB
法により形成されたキャリアテープからTCPデバイス
を金型により打抜いてTCPデバイスの実装装置にTC
Pデバイスを供給するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
TCPデバイスの供給装置においては、キャリアテープ
の搬送方向にあわせて専用の金型が設けられていた。し
たがって、キャリアテープの搬送方向を変更すると従前
の金型を使用することができず、再度新たな金型を用意
する必要があった。
【0004】そこで本発明は、金型の汎用性を高めたT
CPデバイスの供給装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のTCPデバイス
の供給装置は、キャリアテープを供給する供給リール
と、供給リールから供給されたキャリアテープからTC
Pデバイスを打抜く上型と下型とをユニット化してな
り、かつ上型及び下型の基準線について線対称な被装着
部を有する金型ユニットと、金型ユニットの被装着部が
着脱自在に装着され、かつ基準線がキャリアテープの搬
送中心と一致するように金型ユニットを保持するユニッ
ト装着部とを備えている。
【0006】
【作用】上記構成により、金型ユニットの基準線がキャ
リアテープの搬送中心と一致し、かつ金型ユニットは基
準線に対して対称な被装着部を有するので、金型ユニッ
トを180度反転させても何ら支障なく打抜き工程を行
うことができる。このため、キャリアテープの搬送方向
が変更されたら、金型ユニットを180度反転させてユ
ニット装着部に装着すればよく、汎用性を向上すること
ができる。
【0007】
【実施例】次に図面を参照しながら本発明の実施例を説
明する。図1は本発明の一実施例におけるTCPデバイ
スの供給装置の正面図、図2は本発明の一実施例におけ
るTCPデバイスの供給装置を採用したTCPデバイス
の実装装置の側面図である。
【0008】図1中、1は垂直な本体フレーム、1aは
本体フレーム1の中央やや下部に開けられた開口部であ
り、2は本実施例のTCPデバイスの供給装置により供
給されるTCPデバイスP(図2参照)を開口部1aを
介して図1紙面奥側のTCP移載装置28へ受渡すTC
P取出装置、3は開口部1aの上方に水平に設けられる
ベース板であり、ベース板3の図1左側に第1の打抜装
置Aが、右側に第2の打抜装置Bがそれぞれ設けられ、
第1の打抜装置A、第2の打抜装置Bにより打抜かれた
TCPデバイスPはベース板3のそれぞれの打抜装置
A,Bの下方に開設された取出口3a,3bを介してT
CP取出装置2へ落下するようになっている。
【0009】図1に示しているように本実施例のTCP
デバイスの供給装置は、本体フレーム1の中心に対して
左右対称な構成となっている。4,5はそれぞれ反時計
方向N1、時計方向N2に回転し、キャリアテープ6を
供給する供給リールである。また供給リール4,5に
は、キャリアテープ6とセパレータ7とが交互に巻回さ
れており、キャリアテープ6は、テンションローラ8,
9、ガイドローラ12,13、従動スプロケット10,
11、駆動スプロケット14,15に案内されて、キャ
リアテープ巻取リール16,17に巻取られる。従動ス
プロケット10,11はキャリアテープ6を右向(矢印
N3)、左向(矢印N4)方向にピッチ送りする。セパ
レータ7は、ガイドローラ18,19,20,21を周
回してセパレータ巻取リール22,23に巻取られ回収
される。ここで図1の左側と右側の送り系では、キャリ
アテープ6の搬送方向が逆になっている。ところが、後
述するように本実施例のTCPデバイスの供給装置で
は、第1の打抜装置A、第2の打抜装置Bにおいて金型
ユニットを共用できるように構成されている。
【0010】図2において、24は本体フレーム1を前
面に備える基台、Cは液晶パネルなどの基板25を位置
決めする基板位置決め装置であり、このうち26は基板
25を保持する基板ホルダ、27は基板ホルダ26が載
置され、基台24の上面に設置されるXYテーブルであ
る。DはTCPデバイス移載装置28により基板25に
搭載されたTCPデバイスPを圧着する圧着装置であ
る。
【0011】次に金型ユニット、ユニット装着部につい
て説明する。図3は本発明の一実施例におけるユニット
装着部の側面図、図4は本発明の一実施例における金型
ユニットの側面図である。図1に示した第1の打抜装置
Aは、図3のユニット装着部A1と図4の金型ユニット
A2とからなる。ユニット装着部A1のうち、30はベ
ース板3上に固定され、断面逆L字状をなすフレーム、
31はフレーム30の水平部30aにそのロッド32が
下向きとなるように固定されるシリンダであり、ロッド
32の下端部には係合ブロック33が固着されている。
34はベース板3の所定位置に固定される位置決めピ
ン、35は締付ボルト36によりベース板3に取付けら
れ、偏心している固定ナットである。なお、2aはTC
P取出装置2の吸着ヘッドである。
【0012】図4において、37は下型であり、その中
央には打抜かれたTCPデバイスPを下方に落下させる
ために打抜孔37hが設けられている。また下型37は
図4において左右対称に形成され、その左側の端面は第
1の被装着部37aであり、右側の端面は第2の被装着
部37bである。38は下型37から立設されるガイド
ロッド、40はガイドロッド38に摺動自在に係合する
ベアリング部39が装着されることにより、下型37に
対して昇降自在に支持される上型フレーム、41は打抜
孔37hに対面し、上型フレーム40に固定される上型
パンチ、42は上型フレーム40の上部に突設され、上
端にフランジ部43が設けられたシャフト、44は位置
合せのためのガイドピン、46は打抜前後にキャリアテ
ープ6をフラットに押える押え板である。また、図5
(本発明の一実施例における金型ユニットとユニット装
着部の係合状態を示す斜視図)に示すように、金型ユニ
ットA2のフランジ部43はユニット装着部A1の係合
ブロック33に形成された挿入口33aに着脱自在に装
着され、シリンダ31を駆動してロッド32を突設させ
ることにより、上型パンチ41を昇降させ、TCPデバ
イスPを打抜くようになっている。
【0013】図6は本発明の一実施例における第1の打
抜装置の側面図、図7は同キャリアテープ付近を示す平
面図である。金型ユニットA2をユニット装着部A1に
装着すると、上型パンチ41及び打抜孔37hの中心を
通る基準線Lは、図7に示すようにキャリアテープ6の
搬送中心と一致している。また、第1の被装着部37a
と第2の被装着部37bは基準線Lに対して線対称であ
り、位置決めピン34に第2の被装着部37bが当接
し、締付ボルト36を回転させ偏心した固定ナット35
により第1の被装着部37aを図6右側へ押圧すること
により、上述の位置関係とするものである。なお本実施
例では、下型37の端面そのものを被装着部としたが、
下型37に凹部又は凸部を設けて被装着部としてもよ
い。また、本実施例では下型37そのものの形状を基準
線Lについて線対称な形状としたが、少なくとも被装着
部が基準線Lについて線対称であれば良いのであって、
被装着部以外の部分が非対称となっていても差支えな
い。
【0014】図8は本発明の一実施例における第2の打
抜装置を示す斜視図、図9は同キャリアテープ付近を示
す平面図である。第2の打抜装置Bは、金型ユニットB
2とユニット装着部B1とからなる。このうちユニット
装着部B1は第1の打抜装置Aのユニット装着部A1と
同様の構成である。また金型ユニットB2は、第1の打
抜装置Aの金型ユニットA2と同様の構成よりなるもの
であるが、ただ取付姿勢を180度反転させた点のみが
相違する。即ち、上型パンチ41、打抜孔37hは基準
線L上にあり、第1、第2の被装着部37a,37bは
基準線Lに対して線対称だから、反転した姿勢でも何ら
問題なく打抜が行えるものである。
【0015】ここで図1に示すように、矢印N3,N4
のように互いに逆向きの搬送方向を採用するTCPデバ
イスの供給装置であっても、金型ユニットを共通化して
同じものを2ユニット用意すれば良く、製造コスト面か
らも有利である。なお本実施例では、2系統の送り系を
採用したTCPデバイスの供給装置を説明したが、1系
統の送り系でキャリアテープ6の搬送方向を必要に応じ
て切替えるタイプのTCPデバイスの供給装置について
も、本手段は同様に適用できる。
【0016】
【発明の効果】本発明のTCPデバイスの供給装置は、
キャリアテープを供給する供給リールと、供給リールか
ら供給されたキャリアテープからTCPデバイスを打抜
く上型と下型とをユニット化してなり、かつ上型及び下
型の基準線について線対称な被装着部を有する金型ユニ
ットと、金型ユニットの被装着部が着脱自在に装着さ
れ、かつ基準線がキャリアテープの搬送中心と一致する
ように金型ユニットを保持するユニット装着部とを備え
ているので、キャリアテープの搬送方向が変更された際
金型ユニットの取付方向を変えることにより同一の金型
ユニットにより簡単に対応できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるTCPデバイスの供
給装置の正面図
【図2】本発明の一実施例におけるTCPデバイスの供
給装置を採用したTCPデバイスの実装装置の側面図
【図3】本発明の一実施例におけるユニット装着部の側
面図
【図4】本発明の一実施例における金型ユニットの側面
【図5】本発明の一実施例における金型ユニットとユニ
ット装着部の係合状態を示す斜視図
【図6】本発明の一実施例における第1の打抜装置の側
面図
【図7】本発明の一実施例における第1の打抜装置のキ
ャリアテープ付近を示す平面図
【図8】本発明の一実施例における第2の打抜装置を示
す斜視図
【図9】本発明の一実施例における第2の打抜装置のキ
ャリアテープ付近を示す平面図
【符号の説明】
4 供給リール 5 供給リール 6 キャリアテープ 37 下型 37a 第1の被装着部 37b 第2の被装着部 41 上型パンチ A1 ユニット装着部 A2 金型ユニット P TCPデバイス L 基準線

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】キャリアテープを供給する供給リールと、 前記供給リールから供給されたキャリアテープからTC
    Pデバイスを打抜く上型と下型とをユニット化してな
    り、かつ前記上型及び前記下型の基準線に対して線対称
    な被装着部を有する金型ユニットと、 前記金型ユニットの前記被装着部が着脱自在に装着さ
    れ、かつ前記基準線がキャリアテープの搬送中心と一致
    するように前記金型ユニットを保持するユニット装着部
    とを備えることを特徴とするTCPデバイスの供給装
    置。
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