JP2845137B2 - キャリアテープの巻取リール - Google Patents

キャリアテープの巻取リール

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JP2845137B2 JP6163753A JP16375394A JP2845137B2 JP 2845137 B2 JP2845137 B2 JP 2845137B2 JP 6163753 A JP6163753 A JP 6163753A JP 16375394 A JP16375394 A JP 16375394A JP 2845137 B2 JP2845137 B2 JP 2845137B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、TCP(Tape C
arrier Package)デバイスが打抜かれた
後のキャリアテープを巻取るキャリアテープの巻取リー
ルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近、液晶パネルなどの基板を位置決め
する手段と、キャリアテープからTCPデバイスを打抜
く手段と、打抜かれたTCPデバイスを基板に移載する
手段を備えたTCPデバイス実装装置が実用化されるに
至っている。ここで、TCPデバイスが打抜かれた後の
キャリアテープは、巻取リールに巻取られて回収される
ようになっている。
【0003】さてTCPデバイスの品種により、キャリ
アテープの幅が異なるが、キャリアテープの幅が変更さ
れると、当然巻取リールの幅を変更する必要がある。従
来、キャリアテープの幅変更に対応するため、キャリア
テープの幅ごとに、幅の異なる巻取リールを準備してお
き、キャリアテープの幅が変更されると、対応する幅の
巻取リールへ付けかえするようになっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うにすると、変更前の巻取リールをシャフトから取外す
作業と、変更後の巻取リールをシャフトに取付ける作業
が必要となり、キャリアテープの幅変更に対応する時間
が長くなるという問題点があった。
【0005】そこで本発明は、短時間でキャリアテープ
の幅変更に対応できるキャリアテープの巻取リールを提
供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のキャリアテープ
の巻取リールは、キャリアテープの搬送中心に対してス
ライド不能に軸支されたシャフトと、シャフトにスライ
ド可能に外挿され、かつキャリアテープの側部に当接す
るガイド板が装着されたインナースリーブと、ガイド板
とキャリアテープの搬送中心までの幅を段階的に規定す
る幅決め手段と、インナースリーブに外挿され、かつキ
ャリアテープが巻回されるアウタースリーブとを備え
る。
【0007】
【作用】上記構成により、キャリアテープの幅が変更さ
れたら、幅決め手段を作動させ、キャリアテープの搬送
中心とガイド板との幅を変更することにより対応する。
これにより、巻取リール全体をシャフトから取外し、別
の巻取リールを取付けるような作業を省略することがで
き、それだけ迅速にキャリアテープの幅変更に対応でき
る。
【0008】
【実施例】次に図面を参照しながら本発明の実施例を説
明する。図1は本発明の一実施例におけるTCPデバイ
ス実装装置の斜視図である。
【0009】図1において、1は基台、2は液晶パネル
などの基板、3は基板2に搭載されるTCPデバイス、
Aは基台1上に設けられ基板2を位置決めする位置決め
手段である。位置決め手段Aのうち、5はXモータ4に
より駆動されるXテーブル、7はYモータ6により駆動
されるYテーブル、8はYテーブル7上に載置され基板
2の下面を保持すると共に、図示しないθモータを内蔵
する基板ホルダである。9は基板2の下面側部を下受け
する基板下受け、10はTCPデバイス3を下受けする
デバイス下受けであり、基板下受け9、デバイス下受け
10は基台1上に立設される。
【0010】11は基台1の図1奥側に固定される垂直
な支持板、12は支持板11の上部に軸支され、キャリ
アテープ14とセパレータ13とが交互に巻回されてい
る供給リールである。セパレータ13は案内ローラ1
5,16により下方に案内され、支持板11の下部に軸
支されたセパレータ巻取リール17に巻取られて回収さ
れる。キャリアテープ14は、テンションローラ18を
周回し、打抜装置BによりTCPデバイス3が打抜か
れ、キャリアテープ14を送る駆動スプロケット19を
周回し、駆動モータMに駆動させて回転するキャリアテ
ープ巻取リール20に巻取られて回収される。
【0011】打抜装置Bよりもキャリアテープ14の送
り方向の上流側に、キャリアテープクリーニング装置C
が設けられている。また21は打抜装置Bを支持するベ
ース板、22は打抜装置Bにより打抜かれたTCPデバ
イス3を打抜装置Bの真下で受取り、基板2の近くへ転
送する転送装置である。このうち、23,24は先端に
上向きに、TCPデバイス3を吸着する転送ノズル23
a,24aを備えたアームであり、アーム23,24の
向きを水平面内において180度回転させることによ
り、転送装置22は、打抜装置Bの真下から基板2側へ
TCPデバイス3を転送するものである。25は転送装
置22により転送されたTCPデバイス3をピックアッ
プし、基板2及びデバイス下受け10上にTCPデバイ
ス3を搭載する移載装置である。このうち、26,27
は下部にTCPデバイス3を吸着する移載ノズル26
a,27aを備えたアームであり、この移載装置25
も、水平面内でアーム26,27を180度回転させる
ことにより移載動作を行う。なお転送装置22の転送ノ
ズル23a,24aは、打抜装置Bの下方からTCPデ
バイス3を受取るので、上向きとなっており、移載装置
25の移載ノズル26a,27aは、転送ノズル23
a,24aと対面してTCPデバイス3を受取るので、
下向きとなっている。
【0012】図2は本発明の一実施例におけるキャリア
テープの巻取リールの斜視図である。図2中、30はキ
ャリアテープ14の搬送中心Q(図4参照)に対してス
ライド不能に支持板11に軸支されたシャフト、31は
シャフト30の軸方向にスライド自在に外挿されたイン
ナースリーブであり、インナースリーブ31の一端部に
はキャリアテープ14の側部に当接する円板状のガイド
板32が装着されている。また33はインナースリーブ
31に外挿されTCPデバイス3が打抜かれた後のキャ
リアテープ14が巻回されるアウタースリーブである。
【0013】34は搬送中心Qから一定距離だけ離れた
位置にシャフト30の周面に垂直に押込まれたピンであ
り、ピン34の頭部はシャフト30の周面から小距離突
出している。31aはインナースリーブ31のガイド板
32側の端部に、シャフト30の軸方向に沿って深さD
1だけ削って形成された第1の段差部であり、図2に示
す状態では第1の段差部31aにピン34が押当してい
る。また、図3(本発明の一実施例におけるキャリアテ
ープの巻取リールの断面図)に示すようにインナースリ
ーブ31のガイド板32側の端部には、深さが異なる第
2の段差部31b(深さD2)、第3の段差部31c
(図にあらわれていないが深さD3)が放射状に設けら
れている。35は固定ボルト36(図4参照)によりシ
ャフト30のガイド板32の反対側端部に同軸的に固定
されたフランジ部であり、フランジ部35の周面にはV
字状の円溝35aが刻まれている。そしてこの円溝35
aには、アウタースリーブ33に内向きに装着されたボ
ールプランジャ37の先端部が係止されるようになって
いる。なお31dはボールプランジャ37がインナース
リーブ31を貫通して円溝35aに至ることができるよ
うに、インナースリーブ31に設けられた切欠、38は
フランジ部35とインナースリーブ31eとの間に介装
され、第1〜第3の段差部31a,31b,31cのい
ずれかをピン34に押当させるコイルスプリングであ
る。
【0014】図4〜図6は、本発明の一実施例における
キャリアテープの巻取リールの図3A−A断面図であ
る。次に図4〜図6を参照しながら、幅変更動作につい
て説明する。図4は図2の状態(ピン34が第1の段差
部31aに押当)に対応している。ここで上述したよう
に、ピン34はキャリアテープ14の搬送中心Qから一
定距離Tだけ離れた位置にあり、第1の段差部31aの
深さはD1であるから、キャリアテープ14の幅W1
(=2*(D1+T))に対応できる。即ち本実施例の
幅決め手段は、ピン34とコイルスプリング38を含
む。
【0015】次にキャリアテープ14の幅が変更され、
ピン34を第2の段差部31bに押当させるまでの動作
を説明する。まず図5に示すように、アウタースリーブ
33をインナースリーブ31から抜き、インナースリー
ブ31を図5右方へ引いてピン34をインナースリーブ
31から外し、インナースリーブ31を回転させる。そ
して図6に示すように、ピン34を第2の段差部31b
に押当させ、幅W2専用のアウタースリーブ33をイン
ナースリーブ31に嵌め込む。このとき、搬送中心Qか
らガイド板32までの距離はT+D2であるから、図6
に示す状態では幅W2(=2*(T+D2))のキャリ
アテープ14に対応できるのである。即ち、巻取リール
全体を交換しなくとも、アウタースリーブ33を交換す
るだけでキャリアテープ14の幅変更に簡単に対応でき
る。
【0016】本実施例では、図4と図6を対比すれば明
らかなように、幅がW1からW2に変更されると、ガイ
ド板32から円溝35aまでの距離も変更される。この
ため、幅W1,W2,W3(幅W3は第3の段差部31
cにピン34を押当させたときのもの)ごとにボールプ
ランジャ37の位置が異なるアウタースリーブ33を用
意しておく必要がある。一方、次のような手段を用いれ
ば、アウタースリーブ33で幅W1,W2,W3のキャ
リアテープ14に対応できる。
【0017】即ち、第1の手段として、1つのアウター
スリーブ33に軸方向において異なる位置にボールプラ
ンジャ37を3個設け、これらのボールプランジャのう
ち、キャリアテープ14の幅に適合するボールプランジ
ャが円溝35aに係合するように構成しておく。また第
2の手段として、ボールプランジャを単一として、複数
の円溝35aをフランジ部35の軸方向において異なる
位置に設け、これらの円溝のうちフィルムキャリア14
の幅に対応する位置の円溝にボールプランジャが係合す
るように構成しておく。上記第1の手段又は第2の手段
のいずれかを採用すれば、幅変更に際しキャリアテープ
巻取リール20の部材を交換必要がなくキャリアテープ
の幅毎に専用のアウタースリーブ33を準備しなくても
よい。
【0018】
【発明の効果】本発明のキャリアテープの巻取リール
は、キャリアテープの搬送中心に対してスライド不能に
軸支されたシャフトと、シャフトにスライド可能に外挿
され、かつキャリアテープの側部に当接するガイド板が
装着されたインナースリーブと、ガイド板とキャリアテ
ープの搬送中心までの幅を段階的に規定する幅決め手段
と、インナースリーブに外挿され、かつキャリアテープ
が巻回されるアウタースリーブとを備えるので、巻取リ
ール全体を取外したり取付けたりする作業を省略でき、
キャリアテープの幅変更に際し、短時間で対応すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるTCPデバイス実装
装置の斜視図
【図2】本発明の一実施例におけるキャリアテープの巻
取リールの斜視図
【図3】本発明の一実施例におけるキャリアテープの巻
取リールの断面図
【図4】本発明の一実施例におけるキャリアテープの巻
取リールの図3A−A断面図
【図5】本発明の一実施例におけるキャリアテープの巻
取リールの図3A−A断面図
【図6】本発明の一実施例におけるキャリアテープの巻
取リールの図3−A断面図
【符号の説明】
14 キャリアテープ 30 シャフト 31 インナースリーブ 32 ガイド板 33 アウタースリーブ Q 搬送中心

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】キャリアテープの搬送中心に対してスライ
    ド不能に軸支されたシャフトと、前記シャフトにスライ
    ド可能に外挿され、かつキャリアテープの側部に当接す
    るガイド板が装着されたインナースリーブと、前記ガイ
    ド板とキャリアテープの搬送中心までの幅を段階的に規
    定する幅決め手段と、前記インナースリーブに外挿さ
    れ、かつキャリアテープが巻回されるアウタースリーブ
    とを備えることを特徴とするキャリアテープの巻取リー
    ル。
  2. 【請求項2】前記幅決め手段は、前記インナースリーブ
    に設けられた段差部に当接し、かつ前記シャフトに固着
    されたピンと、前記ピンを前記段差部に押当てるコイル
    スプリングを含むことを特徴とする請求項1記載のキャ
    リアテープの巻取リール。
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