JP2001043917A - 端子ピン取付装置 - Google Patents
端子ピン取付装置Info
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- JP2001043917A JP2001043917A JP11216842A JP21684299A JP2001043917A JP 2001043917 A JP2001043917 A JP 2001043917A JP 11216842 A JP11216842 A JP 11216842A JP 21684299 A JP21684299 A JP 21684299A JP 2001043917 A JP2001043917 A JP 2001043917A
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- Japan
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- terminal
- series
- terminal pins
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- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
- Liquid Crystal (AREA)
- Multi-Conductor Connections (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 クリップ型端子ピンの部品連から所定本数の
小部品連を切り離し、チャックにより把持してピン装着
ステージに搬送するにあたって、一度に搬送し得る端子
ピンの数を増やす。 【解決手段】 クリップ型端子ピン3の部品連4から所
定個数ごとの小部品連に切り離すカッター12と、カッ
ター12により切り離された小部品連を把持してピン装
着ステージ13にまで搬送する部品搬送手段14と、同
部品搬送手段14によりピン装着ステージ13に搬送さ
れた複数の端子ピン3に端子部1aを押し付ける押しバ
ー6とを備え、部品搬送手段14として、それぞれ小部
品連を把持可能であり、連結手段17により連結された
状態でともに同方向に移動する少なくとも2つのチャッ
ク15,16を用いる。
小部品連を切り離し、チャックにより把持してピン装着
ステージに搬送するにあたって、一度に搬送し得る端子
ピンの数を増やす。 【解決手段】 クリップ型端子ピン3の部品連4から所
定個数ごとの小部品連に切り離すカッター12と、カッ
ター12により切り離された小部品連を把持してピン装
着ステージ13にまで搬送する部品搬送手段14と、同
部品搬送手段14によりピン装着ステージ13に搬送さ
れた複数の端子ピン3に端子部1aを押し付ける押しバ
ー6とを備え、部品搬送手段14として、それぞれ小部
品連を把持可能であり、連結手段17により連結された
状態でともに同方向に移動する少なくとも2つのチャッ
ク15,16を用いる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は端子ピン取付装置に
関し、さらに詳しく言えば、液晶表示パネルの端子部な
どに対してクリップ型の端子ピンを取り付ける端子ピン
取付装置に関するものである。
関し、さらに詳しく言えば、液晶表示パネルの端子部な
どに対してクリップ型の端子ピンを取り付ける端子ピン
取付装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】液晶表示パネルを例にして説明すると、
図5に示されているように、液晶表示パネル1の少なく
とも一辺には端子部1aが張り出すように連設されてお
り、この端子部1aには表示用の透明電極に連なる多数
の接続電極(引出電極)2が形成されている。
図5に示されているように、液晶表示パネル1の少なく
とも一辺には端子部1aが張り出すように連設されてお
り、この端子部1aには表示用の透明電極に連なる多数
の接続電極(引出電極)2が形成されている。
【0003】通常、端子部1aには液晶駆動用のTCP
基板やTAB基板が接続されるが、例えば表示画素数な
どが比較的少ない場合には、クリップ型の端子ピン3が
取り付けられることがある。
基板やTAB基板が接続されるが、例えば表示画素数な
どが比較的少ない場合には、クリップ型の端子ピン3が
取り付けられることがある。
【0004】この端子ピン3は、ピン本体3aの一端に
弾性変形可能なクリップ部3bを有し、クリップ部3b
を端子部1aに押し付けてその開口部側を強制的に広げ
ることにより、図6のように端子部1aに取り付けられ
る。
弾性変形可能なクリップ部3bを有し、クリップ部3b
を端子部1aに押し付けてその開口部側を強制的に広げ
ることにより、図6のように端子部1aに取り付けられ
る。
【0005】この場合、一つの接続電極2に一つ端子ピ
ン3が割り当てられるが、いくら接続電極数が少ないと
言っても、端子ピン3の一つ一つを端子部1aに取り付
けていたのでは大変な手間がかかる。そこで、従来の組
み立て工程では次のようにしている。
ン3が割り当てられるが、いくら接続電極数が少ないと
言っても、端子ピン3の一つ一つを端子部1aに取り付
けていたのでは大変な手間がかかる。そこで、従来の組
み立て工程では次のようにしている。
【0006】近年、チップ型電子部品を初めとして各種
の部品は、自動機に直接かけられるようにするため、テ
ープ基材に一定の間隔で担持された部品連として部品メ
ーカーから納入されるようになってきている。クリップ
型端子ピン3も同様であり、図7に示されているよう
に、その複数個がテープ基材Tに取り付けられた状態の
部品連4として部品メーカーから納入される。
の部品は、自動機に直接かけられるようにするため、テ
ープ基材に一定の間隔で担持された部品連として部品メ
ーカーから納入されるようになってきている。クリップ
型端子ピン3も同様であり、図7に示されているよう
に、その複数個がテープ基材Tに取り付けられた状態の
部品連4として部品メーカーから納入される。
【0007】通常、この部品連4は例えばmオーダーの
長尺であるため、端子ピン3を端子部1aに取り付ける
にあたっては、必要個数分のところでテープ基材Tを切
断して小部品連4aとし、これをチャック5で掴み、液
晶表示パネル1のピン装着ステージにまで搬送する。
長尺であるため、端子ピン3を端子部1aに取り付ける
にあたっては、必要個数分のところでテープ基材Tを切
断して小部品連4aとし、これをチャック5で掴み、液
晶表示パネル1のピン装着ステージにまで搬送する。
【0008】図5に示されているように、ピン装着ステ
ージには、液晶表示パネル1の端子部1aと対向するよ
うにピン受け板6が配置されており、チャック5により
小部品連4aとして運ばれた複数の端子ピン3が対応す
る接続電極2の位置に到来したところで、液晶表示パネ
ル1が図示しない押圧手段により端子ピン3側に向けて
押し出され、その端子部1aが端子ピン3に差し込まれ
る。
ージには、液晶表示パネル1の端子部1aと対向するよ
うにピン受け板6が配置されており、チャック5により
小部品連4aとして運ばれた複数の端子ピン3が対応す
る接続電極2の位置に到来したところで、液晶表示パネ
ル1が図示しない押圧手段により端子ピン3側に向けて
押し出され、その端子部1aが端子ピン3に差し込まれ
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】このようにして、端子
部1aに対して複数個の端子ピン3を自動的に取り付け
るようにしているが、上記従来技術では次のような課題
があった。
部1aに対して複数個の端子ピン3を自動的に取り付け
るようにしているが、上記従来技術では次のような課題
があった。
【0010】すなわち、各端子ピン3はテープ基材Tに
てつなげられているにしても、一つのチャック5で把持
し得る数には限界がある。ここで、端子部1aの接続電
極数をP、チャック5が小部品連4aとして一度に把持
し得る端子ピン3の個数をQとした場合、通常はP>Q
であるため、P/Q=n回(小数点繰り上げ)分、チャ
ック5を往復させる必要がある。したがって、端子ピン
3の取り付けに長時間を要していた。
てつなげられているにしても、一つのチャック5で把持
し得る数には限界がある。ここで、端子部1aの接続電
極数をP、チャック5が小部品連4aとして一度に把持
し得る端子ピン3の個数をQとした場合、通常はP>Q
であるため、P/Q=n回(小数点繰り上げ)分、チャ
ック5を往復させる必要がある。したがって、端子ピン
3の取り付けに長時間を要していた。
【0011】なお、チャック5を大型にして一度に把持
し得る個数を増やせば、その往復回数も減らすことがで
きるが、このようにすると、まず、装置自体が大型にな
るので好ましくない。
し得る個数を増やせば、その往復回数も減らすことがで
きるが、このようにすると、まず、装置自体が大型にな
るので好ましくない。
【0012】また、チャック5を大型にすると、その重
量および慣性力が大きくなるため、高精度の位置決め制
御を行なう上で、駆動機構や制動機構などにも特別な設
計が要求される。さらには、液晶表示パネル1が比較的
小型で、取り付ける端子ピン3の数が少なくてよい場合
でも、常に大型のチャック5を駆動しなければならな
い。すなわち、液晶表示パネル1に対して装置の方が過
大になってしまう場合がある。
量および慣性力が大きくなるため、高精度の位置決め制
御を行なう上で、駆動機構や制動機構などにも特別な設
計が要求される。さらには、液晶表示パネル1が比較的
小型で、取り付ける端子ピン3の数が少なくてよい場合
でも、常に大型のチャック5を駆動しなければならな
い。すなわち、液晶表示パネル1に対して装置の方が過
大になってしまう場合がある。
【0013】また、端子部1aに接続電極2が連続して
形成されていない場合、例えば端子部1aの両側に接続
電極2がそれぞれ群として形成されており、それらの間
には接続電極2が形成されていない場合、大型のチャッ
ク5を用いても、複数回チャック5を往復させて端子ピ
ン3の取り付けを行なう必要があった。
形成されていない場合、例えば端子部1aの両側に接続
電極2がそれぞれ群として形成されており、それらの間
には接続電極2が形成されていない場合、大型のチャッ
ク5を用いても、複数回チャック5を往復させて端子ピ
ン3の取り付けを行なう必要があった。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような課
題を解決するためになされたもので、その構成上の特徴
は、ピン本体の一端に弾性変形可能なクリップ部を有す
る端子ピンを、接続電極が形成されている基板などの端
子部に対して、上記クリップ部の開口部側を強制的に押
し付けて装着する端子ピン取付装置において、多数の上
記端子ピンをテープ基材に一定間隔で保持してなる部品
連から所定個数ごとの小部品連に切り離すテープ切断手
段と、上記端子部に対するピン装着ステージと上記テー
プ切断手段との間を往復移動可能であり、上記テープ切
断手段により上記部品連から切り離された上記小部品連
を把持して上記ピン装着ステージにまで搬送する部品搬
送手段と、同部品搬送手段により上記小部品連として上
記ピン装着ステージに搬送された複数の上記端子ピンに
上記端子部を押し付ける押圧手段とを含み、上記部品搬
送手段は、それぞれ上記小部品連を把持可能であり、連
結手段により連結された状態でともに同方向に移動する
少なくとも2つのチャックを備えていることにある。
題を解決するためになされたもので、その構成上の特徴
は、ピン本体の一端に弾性変形可能なクリップ部を有す
る端子ピンを、接続電極が形成されている基板などの端
子部に対して、上記クリップ部の開口部側を強制的に押
し付けて装着する端子ピン取付装置において、多数の上
記端子ピンをテープ基材に一定間隔で保持してなる部品
連から所定個数ごとの小部品連に切り離すテープ切断手
段と、上記端子部に対するピン装着ステージと上記テー
プ切断手段との間を往復移動可能であり、上記テープ切
断手段により上記部品連から切り離された上記小部品連
を把持して上記ピン装着ステージにまで搬送する部品搬
送手段と、同部品搬送手段により上記小部品連として上
記ピン装着ステージに搬送された複数の上記端子ピンに
上記端子部を押し付ける押圧手段とを含み、上記部品搬
送手段は、それぞれ上記小部品連を把持可能であり、連
結手段により連結された状態でともに同方向に移動する
少なくとも2つのチャックを備えていることにある。
【0015】本発明によれば、小部品連を把持するチャ
ックを少なくとも2つ備えているため、一度に搬送し得
る端子ピンの数は、従来例に比べて倍以上とすることが
できる。したがって、その分往復させる回数が少なくて
済み、生産能力が高められることになる。
ックを少なくとも2つ備えているため、一度に搬送し得
る端子ピンの数は、従来例に比べて倍以上とすることが
できる。したがって、その分往復させる回数が少なくて
済み、生産能力が高められることになる。
【0016】本発明の好ましい態様としては、連結手段
に各チャック間の間隔調整部材が設けられるとよい。ま
た、本発明によれば、各チャックは連結手段にて連結さ
れているものの、液晶表示パネルに取り付ける端子ピン
の数に応じて、その内の任意のチャックのみを作動させ
ることも可能である。さらには、必要に応じて、チャッ
クを増設もしくは減らすこともできる。
に各チャック間の間隔調整部材が設けられるとよい。ま
た、本発明によれば、各チャックは連結手段にて連結さ
れているものの、液晶表示パネルに取り付ける端子ピン
の数に応じて、その内の任意のチャックのみを作動させ
ることも可能である。さらには、必要に応じて、チャッ
クを増設もしくは減らすこともできる。
【0017】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施例について説
明する。なお、液晶表示パネル1、クリップ型端子ピン
3およびその部品連4については特に変更を要する点は
なく、先に説明した従来例を適宜参照されたい。
明する。なお、液晶表示パネル1、クリップ型端子ピン
3およびその部品連4については特に変更を要する点は
なく、先に説明した従来例を適宜参照されたい。
【0018】まず、図1に示されている全体的な概略図
によると、この端子ピン取付装置は、多数の端子ピン3
をテープ基材Tに一定間隔で保持してなる部品連4を送
り出すフィーダ11を有し、その送出側には、部品連4
のテープ基材Tを切断するカッター(テープ切断手段)
12が設けられている。
によると、この端子ピン取付装置は、多数の端子ピン3
をテープ基材Tに一定間隔で保持してなる部品連4を送
り出すフィーダ11を有し、その送出側には、部品連4
のテープ基材Tを切断するカッター(テープ切断手段)
12が設けられている。
【0019】フィーダ11は例えば送りローラなどから
構成され、図示されていないが、このフィーダ11には
フォトカプラなどからなる端子ピン3のカウンタが付設
されている。カウンタは、予定された数の端子ピン3を
計数した時点でカッター12にカット信号を出力する。
これにより、カッター12が作動して、部品連4から所
定本数の端子ピン3を担持した小部品連(図4の4a,
4b参照)が切り離される。
構成され、図示されていないが、このフィーダ11には
フォトカプラなどからなる端子ピン3のカウンタが付設
されている。カウンタは、予定された数の端子ピン3を
計数した時点でカッター12にカット信号を出力する。
これにより、カッター12が作動して、部品連4から所
定本数の端子ピン3を担持した小部品連(図4の4a,
4b参照)が切り離される。
【0020】この実施例によると、フィーダ11の送り
出し延長線上にピン装着ステージ13が設けられてい
る。このピン装着ステージ13には、図示しないパネル
載置台が設けられており、そのパネル載置台上に液晶表
示パネル1がセットされる。また、このピン装着ステー
ジ13には液晶表示パネル1をピン受け板6に向けて押
し出す例えばエアシリンダからなる押圧部材7が設けら
れている。
出し延長線上にピン装着ステージ13が設けられてい
る。このピン装着ステージ13には、図示しないパネル
載置台が設けられており、そのパネル載置台上に液晶表
示パネル1がセットされる。また、このピン装着ステー
ジ13には液晶表示パネル1をピン受け板6に向けて押
し出す例えばエアシリンダからなる押圧部材7が設けら
れている。
【0021】カッター12とピン装着ステージ13との
間には、それらの間を往復するとともに、カッター12
により部品連4から切り離された小部品連を把持してピ
ン装着ステージ13にまで搬送する部品搬送手段14が
設けられている。
間には、それらの間を往復するとともに、カッター12
により部品連4から切り離された小部品連を把持してピ
ン装着ステージ13にまで搬送する部品搬送手段14が
設けられている。
【0022】この実施例において、部品搬送手段14は
第1および第2の2つのチャック15,16を備えてい
る。各チャック15,16は連結手段17により一体的
に連結されていて、図示しないモータもしくはエアシリ
ンダなどの駆動手段により、カッター12とピン装着ス
テージ13との間を往復動する。
第1および第2の2つのチャック15,16を備えてい
る。各チャック15,16は連結手段17により一体的
に連結されていて、図示しないモータもしくはエアシリ
ンダなどの駆動手段により、カッター12とピン装着ス
テージ13との間を往復動する。
【0023】この実施例における部品搬送手段14の具
体的な構成を、図2およびそのA−A線断面図である図
3により説明する。第1チャック15および第2チャッ
ク16はともに、例えばエアシリンダ(図示しない)な
どの駆動手段により開閉される一対のチャックヘッド1
51,161を有している。各チャックヘッド151,
161は、部品連4のテープ基材Tの部分を挟持する。
体的な構成を、図2およびそのA−A線断面図である図
3により説明する。第1チャック15および第2チャッ
ク16はともに、例えばエアシリンダ(図示しない)な
どの駆動手段により開閉される一対のチャックヘッド1
51,161を有している。各チャックヘッド151,
161は、部品連4のテープ基材Tの部分を挟持する。
【0024】カッター12とピン装着ステージ13との
間には、上下一対のガイドレール141,141が互い
に水平として掛け渡されており、これに沿って支持基板
142が移動可能に設けられている。この支持基板14
2は、モータやエアシリンダなどの図示しない駆動手段
により往復的に駆動される。
間には、上下一対のガイドレール141,141が互い
に水平として掛け渡されており、これに沿って支持基板
142が移動可能に設けられている。この支持基板14
2は、モータやエアシリンダなどの図示しない駆動手段
により往復的に駆動される。
【0025】この支持基板142に第1チャック15と
第2チャック16が取り付けられている。すなわち、第
1チャック15と第2チャック16は、支持基板142
を上記連結手段17として互いに所定の間隔をもって連
結されている。
第2チャック16が取り付けられている。すなわち、第
1チャック15と第2チャック16は、支持基板142
を上記連結手段17として互いに所定の間隔をもって連
結されている。
【0026】この場合、一方の第1チャック15は支持
基板142に対してその取付位置が固定されているのに
対して、他方の第2チャック16は支持基板142に対
して移動可能であり、第1チャック15と第2チャック
16の間隔が調整可能とされている。
基板142に対してその取付位置が固定されているのに
対して、他方の第2チャック16は支持基板142に対
して移動可能であり、第1チャック15と第2チャック
16の間隔が調整可能とされている。
【0027】すなわち、図3に示されているように、支
持基板142にはガイドレール141と同じく水平方向
に延びるガイドリブ143が設けられており、第2チャ
ック16は同ガイドリブ143に沿って移動可能とされ
ている。第2チャック16には駆動手段に対するフォロ
ワ部材としての側板161が設けられている。
持基板142にはガイドレール141と同じく水平方向
に延びるガイドリブ143が設けられており、第2チャ
ック16は同ガイドリブ143に沿って移動可能とされ
ている。第2チャック16には駆動手段に対するフォロ
ワ部材としての側板161が設けられている。
【0028】これに関連して、支持基板142には第2
チャック16を移動させるための駆動手段18が設けら
れている。この駆動手段18は例えばステッピングモー
タであってよく、その送りネジ軸181が第2チャック
16の側板161に螺合されている。
チャック16を移動させるための駆動手段18が設けら
れている。この駆動手段18は例えばステッピングモー
タであってよく、その送りネジ軸181が第2チャック
16の側板161に螺合されている。
【0029】次に、図4を参照しながら、この端子ピン
取付装置の動作について説明する。まず、駆動手段18
により第1チャック15と第2チャック16の間隔を調
整する。便宜的に、液晶表示パネル1の端子部1aに1
3本の接続電極2が形成されているものとすると、第1
チャック15で例えば6本の端子ピン3を搬送し、第2
チャック16で残りの7本の端子ピン3を搬送するよう
に、各チャック15,16の間隔を調整する。
取付装置の動作について説明する。まず、駆動手段18
により第1チャック15と第2チャック16の間隔を調
整する。便宜的に、液晶表示パネル1の端子部1aに1
3本の接続電極2が形成されているものとすると、第1
チャック15で例えば6本の端子ピン3を搬送し、第2
チャック16で残りの7本の端子ピン3を搬送するよう
に、各チャック15,16の間隔を調整する。
【0030】そして、支持基板142をカッター12側
に移動させて各チャック15,16を待機させる。フィ
ーダ11により部品連4の送りを開始する。カウンタに
て6本の端子ピン3が計数されると、カッター12が作
動して部品連4から6本の端子ピン3が小部品連4aと
して切り離される。その小部品連4aが第1チャック1
5で把持される。
に移動させて各チャック15,16を待機させる。フィ
ーダ11により部品連4の送りを開始する。カウンタに
て6本の端子ピン3が計数されると、カッター12が作
動して部品連4から6本の端子ピン3が小部品連4aと
して切り離される。その小部品連4aが第1チャック1
5で把持される。
【0031】カウンタがクリアされ、再度端子ピン3の
計数が開始される。そして、7本の端子ピン3が計数さ
れると、カッター12が作動して部品連4から7本の端
子ピン3が小部品連4bとして切り離される。その小部
品連4bが第2チャック16で把持される。
計数が開始される。そして、7本の端子ピン3が計数さ
れると、カッター12が作動して部品連4から7本の端
子ピン3が小部品連4bとして切り離される。その小部
品連4bが第2チャック16で把持される。
【0032】この把持動作が終了すると、支持基板14
2をピン装着ステージ13に移動させる。チャック1
5,16に把持されている各端子ピン3と端子部1aの
各接続電極2とが位置的に一致したところで、押圧部材
7が作動し、液晶表示パネル1を端子ピン3側に向けて
移動させ、端子部1aを各端子ピン3に押し付ける。こ
れにより、端子部1aに13本の端子ピン3が一括して
装着される。以後、各液晶パネル1についてこの動作が
繰り返される。
2をピン装着ステージ13に移動させる。チャック1
5,16に把持されている各端子ピン3と端子部1aの
各接続電極2とが位置的に一致したところで、押圧部材
7が作動し、液晶表示パネル1を端子ピン3側に向けて
移動させ、端子部1aを各端子ピン3に押し付ける。こ
れにより、端子部1aに13本の端子ピン3が一括して
装着される。以後、各液晶パネル1についてこの動作が
繰り返される。
【0033】このように、本発明によれば、端子部1a
に取り付けられる端子ピン3の本数を従来の倍以上とす
ることができる。例えば、従来では4往復していたもの
が、2往復で済ますことができる。
に取り付けられる端子ピン3の本数を従来の倍以上とす
ることができる。例えば、従来では4往復していたもの
が、2往復で済ますことができる。
【0034】上記実施例では、チャックを2つとしてい
るが、本発明はこれに限定されるものではない。チャッ
クを3つ以上としてもよく、そのチャック数は任意に設
定することができる。また、複数あるチャックの内、搬
送する端子ピンの本数に応じて、所定のチャックを休止
させることも可能である。
るが、本発明はこれに限定されるものではない。チャッ
クを3つ以上としてもよく、そのチャック数は任意に設
定することができる。また、複数あるチャックの内、搬
送する端子ピンの本数に応じて、所定のチャックを休止
させることも可能である。
【0035】上記実施例では、チャックの間隔調整用の
駆動手段18としてステッピングモータを使用している
が、エアシリンダなどの別の駆動手段を用いてもよい。
部品連4のフィーダ11およびカッター12について
も、同機能のものであれば、種々の装置が適用可能であ
る。なお、上記実施例では、端子ピンの取付対象を液晶
表示パネルの端子部としているが、本発明の端子ピン取
付装置は、他の基板にも適用できる。
駆動手段18としてステッピングモータを使用している
が、エアシリンダなどの別の駆動手段を用いてもよい。
部品連4のフィーダ11およびカッター12について
も、同機能のものであれば、種々の装置が適用可能であ
る。なお、上記実施例では、端子ピンの取付対象を液晶
表示パネルの端子部としているが、本発明の端子ピン取
付装置は、他の基板にも適用できる。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
クリップ型端子ピンの部品連から、所定本数の小部品連
を切り離して、それをチャックにより把持してピン装着
ステージに搬送するにあたって、そのチャックの数を複
数としたことにより、一度に搬送し得る端子ピンの数
を、従来に比べて倍以上とすることができる。したがっ
て、その分チャックを往復させる回数が少なくて済み、
生産能力が高められることになる。
クリップ型端子ピンの部品連から、所定本数の小部品連
を切り離して、それをチャックにより把持してピン装着
ステージに搬送するにあたって、そのチャックの数を複
数としたことにより、一度に搬送し得る端子ピンの数
を、従来に比べて倍以上とすることができる。したがっ
て、その分チャックを往復させる回数が少なくて済み、
生産能力が高められることになる。
【0037】また、各チャックの間隔を調整可能とする
ことにより、機種の異なる基板(例えば、液晶表示パネ
ル)にも容易に対応することができる。
ことにより、機種の異なる基板(例えば、液晶表示パネ
ル)にも容易に対応することができる。
【図1】本発明による端子ピン取付装置の全体的な構成
を概略的に示した模式図。
を概略的に示した模式図。
【図2】本発明における搬送手段の具体的構成を説明す
るための正面図。
るための正面図。
【図3】図2のA−A線断面図。
【図4】本発明の動作を説明するための模式図。
【図5】クリップ型端子ピンを端子部に取り付ける従来
例を示した斜視図。
例を示した斜視図。
【図6】クリップ型端子ピンを端子部に取り付けた状態
の側面図。
の側面図。
【図7】従来の端子ピン搬送手順を示した模式図。
1 液晶表示パネル 1a 端子部 2 接続電極 3 クリップ型端子ピン 4 部品連 4a,4b 小部品連 11 フィーダ 12 カッタ 13 ピン装着ステージ 14 搬送手段 141 ガイドレール 142 支持基板 15,16 チャック 17 連結手段 18 チャック間隔調整用駆動手段
Claims (2)
- 【請求項1】 ピン本体の一端に弾性変形可能なクリッ
プ部を有する端子ピンを、接続電極が形成されている基
板などの端子部に対して、上記クリップ部の開口部側を
強制的に押し付けて装着する端子ピン取付装置におい
て、 多数の上記端子ピンをテープ基材に一定間隔で保持して
なる部品連から所定個数ごとの小部品連に切り離すテー
プ切断手段と、上記端子部に対するピン装着ステージと
上記テープ切断手段との間を往復移動可能であり、上記
テープ切断手段により上記部品連から切り離された上記
小部品連を把持して上記ピン装着ステージにまで搬送す
る部品搬送手段と、同部品搬送手段により上記小部品連
として上記ピン装着ステージに搬送された複数の上記端
子ピンに上記端子部を押し付ける押圧手段とを含み、上
記部品搬送手段は、それぞれ上記小部品連を把持可能で
あり、連結手段により連結された状態でともに同方向に
移動する少なくとも2つのチャックを備えていることを
特徴とする端子ピン取付装置。 - 【請求項2】 上記連結手段は、上記チャック間の間隔
調整部材を備えていることを特徴とする請求項1に記載
の端子ピン取付装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11216842A JP2001043917A (ja) | 1999-07-30 | 1999-07-30 | 端子ピン取付装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11216842A JP2001043917A (ja) | 1999-07-30 | 1999-07-30 | 端子ピン取付装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001043917A true JP2001043917A (ja) | 2001-02-16 |
Family
ID=16694766
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11216842A Pending JP2001043917A (ja) | 1999-07-30 | 1999-07-30 | 端子ピン取付装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001043917A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006330595A (ja) * | 2005-05-30 | 2006-12-07 | Optrex Corp | 表示パネルの製造方法 |
JP2007324179A (ja) * | 2006-05-30 | 2007-12-13 | Optrex Corp | クリップ型端子ピンの装着装置および装着方法 |
CN114967192A (zh) * | 2022-04-29 | 2022-08-30 | 湖南晶讯光电股份有限公司 | 一种新型自动装脚机及其使用方法 |
-
1999
- 1999-07-30 JP JP11216842A patent/JP2001043917A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN114967192B (zh) * | 2022-04-29 | 2023-10-20 | 湖南晶讯光电股份有限公司 | 一种自动装脚机及其使用方法 |
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Legal Events
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A977 | Report on retrieval |
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A02 | Decision of refusal |
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