JP3149680B2 - 半田ボールのボンディング装置およびボンディング方法 - Google Patents

半田ボールのボンディング装置およびボンディング方法

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    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/30Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor
    • H05K3/32Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits
    • H05K3/34Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits by soldering
    • H05K3/3457Solder materials or compositions; Methods of application thereof
    • H05K3/3478Applying solder preforms; Transferring prefabricated solder patterns

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  • Wire Bonding (AREA)
  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、チップや基板などのワ
ークの表面に、バンプとなる半田ボールをボンディング
する半田ボールのボンディング装置およびボンディング
方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】チップや基板の表面に半田ボールをボン
ディングし、次いで半田ボールを加熱して溶融固化させ
てバンプ(突出電極)を形成することが知られている。
図9は従来の半田ボールのボンディング装置の側面図で
ある。バンプの素材である半田ボール1が容器2に貯溜
されている。3は吸着ヘッドであって、昇降手段(図示
せず)に駆動されて昇降動作を行うことにより、その下
面に開孔された吸着孔に半田ボール1を真空吸着し、往
復移動手段(図示せず)に駆動されて水平移動すること
により、クランパ44でクランプして位置決めされた基
板45などのワークの上方へ移動し、そこで再度昇降動
作を行うことにより、半田ボール1を基板の所定位置に
ボンディングするようになっている。
【0003】吸着ヘッド3の下面には吸着孔が多数開孔
されており、すべての吸着孔に半田ボール1を真空吸着
し、基板45にボンディングしなければならない。そこ
で従来は、吸着ヘッド3の移動路の下方にカメラ7を設
置し、カメラ7により吸着ヘッド3の下面を観察して、
すべての吸着孔に半田ボール1が真空吸着されているか
どうかを画像処理により判定し、OKであればそのまま
吸着ヘッド3は基板45の上方へ移動して半田ボール1
を基板45にボンディングしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
手段では、カメラ7の画像のちらつきやノイズなどのた
めに誤判定しやすいという問題点があた。また半田ボー
ル1はきわめて多数個(一般に数10個以上)真空吸着
される場合が多く、このためすべての吸着孔について半
田ボール1が真空吸着されているかどうかを検査するた
めにかなりの時間を要し、作業能率があがらないという
問題点があった。
【0005】また検査結果がNGの場合には、吸着ヘッ
ド3を容器2の上方へ復帰させ、そこで再度昇降動作を
行わせて、真空吸着ミスをした吸着孔に半田ボール1を
真空吸着させねばならないため、多大なロスタイムが生
じてしまい、益々作業能率があがらないものであった。
更には、カメラ7の設置スペースが必要なため、ボンデ
ィング装置全体が大型化し、また吸着ヘッド3は基板4
5の上方へ移動する前に、カメラ7の上方へ移動させね
ばならないため、吸着ヘッド3の移動ストロークはそれ
だけ長くなり、タクトタイムが長くなって作業能率があ
がらないものであった。
【0006】また吸着ヘッドがピックアップした半田ボ
ールは、必ずしもそのすべてがワークに移載されるもの
とは限らず、移載ミスによって吸着ヘッドの吸着孔に残
存付着したままになる半田ボールも生じるが、その場
合、ワークは半田ボールが欠落した不良品となる。とこ
ろが従来、このような移載ミスを自動検出する手段はな
かったため、移載ミスにともなうトラブルや、ワークの
不良品が発生しやすいものであった。
【0007】そこで本発明は上記従来の問題点を解消
し、運転の信頼性の高い半田ボールのボンディング装置
およびボンディング方法を提供することを目的とする。
詳しくは、吸着ヘッドが半田ボールのピックアップミス
をしたかどうかを的確に判定できる手段を備えた半田ボ
ールのボンディング装置およびボンディング方法を提供
することを目的とする。また吸着ヘッドがピックアップ
した半田ボールをワークにすべて移載ミスなくボンディ
ングしたかどうかを簡単に判定できる半田ボールのボン
ディング装置およびボンディング方法を提供することを
目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】このために本発明は、吸
着ヘッドの下面に複数開孔された吸着孔に真空吸着され
た半田ボールにより導通する電極を吸着孔に設けるとと
もに、この電極の導通・不導通を検出する検出手段とを
設けたものである。
【0009】
【作用】上記構成によれば、吸着ヘッドがすべての吸着
孔に半田ボールを真空吸着したか否かを迅速に検出で
き、ピックアップミスがないことを確認したうえで基板
などのワークへ向って移動できるので、ロスタイムを無
くし、高速度で作業性よく半田ボールのワークに対する
ボンディングを行うことができる。また吸着ヘッドが真
空吸着した半田ボールを、すべてワークに移載してボン
ディングしたか否かも簡単に判定できる。
【0010】
【実施例】次に、図面を参照しながら本発明の実施例を
説明する。図1は本発明の第一実施例の半田ボールのボ
ンディング装置の側面図、図2は同半田ボールのボンデ
ィング装置に備えられた吸着ヘッドの底部に配線された
電気回路図、図3は同吸着ヘッドの吸着孔付近の部分拡
大断面図である。
【0011】図1において、11は半田ボールの供給部
としての容器であり、半田ボール1が貯溜されている。
12は基台であって、弾性支持部13により容器11を
側方と下方から揺動自在に弾持している。14は超音波
振動手段としての圧電素子などの振動子であって、容器
11の下面に装着されている。この振動子14は高周波
電圧が印加されると超音波振動し、容器11も超音波振
動して、これに貯溜された半田ボール1は流動化する。
この高周波電圧の大きさを調整することにより、容器1
1の超音波振動の大きさを調整できる。
【0012】15は半田ボールの供給装置であって、パ
イプ16を通して半田ボール1を容器11に供給する。
容器11には光学センサ47などの半田ボール1の残量
検出センサが設けられており、容器11内の半田ボール
1の残量が少なくなったことが検出されたならば、半田
ボール1を供給する。17は供給装置15の台部であ
る。
【0013】吸着ヘッド3の下面には、半田ボール1の
吸着孔4がマトリスク状に多数開孔されている(図2も
参照)。この吸着ヘッド3は、支軸18、チューブ19
などを介してバキューム装置20に接続されており、バ
キューム装置20が駆動することにより半田ボール1を
吸着孔4に真空吸着し、また真空吸着状態を解除する。
53はチューブ19の吸引路を開閉するバルブ、55は
真空圧を検出する圧力センサである。
【0014】21は吸着ヘッド3の保持ブロックであっ
て、吸着ヘッド3の支軸18はこの保持ブロック21に
保持されている。22は可動ブロックであって、その前
面にはガイドレール23が2本垂直に配設されており、
保持ブロック21はこのガイドレール23に昇降自在に
装着されている。保持ブロック21の側部にはナット2
4が設けられており、ナット24には垂直な送りねじ2
5が螺入されている。可動ブロック22に設けられたモ
ータ26に駆動されて送りねじ25が回転すると、保持
ブロック21や吸着ヘッド3は昇降動作を行う。すなわ
ちナット24、送りねじ25、モータ26は吸着ヘッド
3に昇降動作を行わせる昇降手段となっている。
【0015】30は移動テーブルであって、可動ブロッ
ク22はこの移動テーブル30に横方向にスライド自在
に装着されている。移動テーブル30の側部にはモータ
31が取り付けられており、このモータ31が駆動する
と、移動テーブル30に内蔵された送りねじ32が回転
し、可動ブロック22は送りねじ32に沿って横方向に
往復移動する。すなわちこの移動テーブル30は、吸着
ヘッド3の往復移動手段となっている。
【0016】40は位置決め部であって、底台41と、
Xテーブル42と、Yテーブル43を段積して構成され
ている。Yテーブル43上にはクランパ44が設けられ
ており、基板45を左右からクランプして位置決めす
る。吸着ヘッド3は、移動テーブル30により、容器1
1と位置決め部40の間を往復移動する。
【0017】次に図2および図3を参照しながら、吸着
孔4に真空吸着された半田ボール1の検出手段について
説明する。すべての吸着孔4の縁部には、それぞれ2個
の電極70aが設けられている。吸着孔4が半田ボール
1を真空吸着すれば、電極70a,70aは半田ボール
1に接触して電気的に導通し、また半田ボール1を真空
吸着していなければ電気的に不導通である。本発明の第
一実施例では、図2に示すように各々の縦列A,B,
C,Dのそれぞれ計4個の吸着孔4毎に直列回路を構成
しており、それぞれ独立したスイッチ71a,71b,
71c,71dにより電源72および検出器73に接続
されている。なお、図2において、電極70aや電気回
路は理解しやすいように模型的に描いている。
【0018】A列の4つの吸着孔4にすべて半田ボール
1が真空吸着されていれば、スイッチ71aを閉じる
と、A列を含む閉ループに電流が流れて検出器73に検
出され、すべての吸着孔4に半田ボール1が真空吸着さ
れていることが判る。また電流が検出されなければ、A
列の4つの吸着孔4のうちの少なくとも1つが、半田ボ
ール1を真空吸着していないことが判る。同様に、B
列、C列、D列についても、それぞれのスイッチ71
b,71c,71dを順に開閉していくことにより、半
田ボール1の真空吸着の有無を判定できる。
【0019】この半田ボールのボンディング装置は上記
のように構成されており、次に全体の動作を説明する。
図1において、モータ26が正回転すると、吸着ヘッド
3は下降する。そのとき、振動子14が駆動することに
より容器11は超音波振動して、その内部に貯溜された
半田ボール1は流動している。そこで吸着ヘッド3が下
降することにより、吸着孔4に半田ボール1が真空吸着
される。その間、図2に示す各スイッチ71a,71
b,71c,71dを順に開閉し、検出器73で電流を
検出する。各縦列A,B,C,Dのすべての回路に電流
が流れれば、すべての吸着孔4に半田ボール1が真空吸
着されたものと判定する。このような判定は、コンピュ
ータの周知処理技術により簡単に行うことができる。そ
こでモータ26が逆回転することにより、吸着ヘッド3
は上昇し、半田ボール1はピックアップされる。
【0020】次に図1において、モータ31が正回転す
ることにより、吸着ヘッド3は基板45の上方へ移動
し、そこでモータ26が正回転することにより、吸着ヘ
ッド3は下降して半田ボール1を基板45の上面に搭載
する。次にバキューム装置20による真空吸着状態を解
除して吸着ヘッド3は上昇し、モータ31が逆回転する
ことにより、吸着ヘッド3は容器11の上方へ復帰す
る。基板45の上面には図示しない手段によってフラッ
クスが予め塗布されており、このフラックスの粘着力に
より半田ボール1は基板45にボンディングされる。
【0021】以上の動作が繰り返されることにより、基
板45の上面に半田ボール1が次々にボンディングされ
る。ボンディングされた半田ボール1は、後工程で加熱
されて溶融し、バンプとなる。なおスイッチ71a〜7
1dを開閉して半田ボール1の有無を検出するタイミン
グは、ピックアップ動作をしてから基板45に移載して
ボンディングするまでの間であればいつでもよいもので
あるが、ピックアップ動作中に行えば、ピックアップミ
スをリアルタイムで迅速に検出できるので、ピクアップ
動作中に行うことが望ましい。さらには、すべての吸着
孔4が半田ボール1を真空吸着したことを確認した後
で、吸着ヘッド4の上昇動作、あるいは基板45への移
動動作を開始することが望ましく、このようにすれば不
良品の基板45が発生するのを未然に防止できる。
【0022】図4は本発明の第二実施例の半田ボールの
ボンディング装置に備えられた吸着ヘッドの底部に配線
された電気回路図である。本発明の第二実施例では、吸
着ヘッド3の吸着孔4に設けられた電極70a、スイッ
チ71、電源72、検出器73はすべて直列に接続され
ている。したがって総計16の吸着孔4のうち、何れか
一つでもピックアップミスをした場合には、電気回路は
閉じないので、検出器73には電流は流れず、ピックア
ップミスしたことを検出できる。
【0023】図5は本発明の第三実施例の半田ボールの
ボンディング装置に備えられた吸着ヘッドの底部に配線
された電気回路図である。後述するように、この電気回
路は、吸着ヘッド3が真空吸着してピックアップしたす
べて(本実施例では16個)の半田ボール1を、基板4
5に移載ミスなくすべて移載したかどうかを、移載動作
の後で判定するための電気回路である。本発明の第三実
施例では、電極70bは吸着孔4の両側部に設けられて
いる。また図示するように各縦列A,B,C,D毎に並
列回路が形成されている。また各縦列A,B,C,Dの
並列回路は、それぞれスイッチ71a〜71dを介して
電源72や検出器73に接続されている。したがって各
縦列A,B,C,Dの並列回路において、何れかの吸着
孔4に半田ボール1が1個でも真空吸着されていれば、
電流は流れて検出器73に検出できる。
【0024】この電気回路は、吸着ヘッド3が基板45
への半田ボール1の移載動作を行った後で動作する。す
なわち図1において、半田ボール1を真空吸着してピッ
クアップした吸着ヘッド3は、基板45の上方へ移動
し、そこで再度昇降動作を行って半田ボール1を基板4
5に移載してボンディングするが、その場合、すべての
半田ボール1が吸着ヘッド3から基板45へ移載される
とは限らず、吸着ヘッド3に付着したまま残存する場合
も生じる。すると基板45は半田ボール1が一部欠落し
た不良品になってしまう。
【0025】そこで本発明の第三実施例では、吸着ヘッ
ド3が基板45に対する半田ボール1の移載動作を行っ
た後、スイッチ71a〜71bを順に開閉する。そして
何れの場合も検出器73が電流を検出しなければ、半田
ボール1はすべて基板45に移載されたことが判る。ま
た検出器73が電流を検出したならば、少なくとも1個
の半田ボール1が何れかの吸着孔4に残存付着してお
り、移載ミスがあったことが判る。図5において、鎖線
で示すC列の半田ボール1は、移載ミスにより吸着孔4
に付着したままのものを示している。
【0026】この場合のリカバリー方法は種々考えられ
る。すなわち例えばこの場合、吸着ヘッド3に再度昇降
動作を行わせて残存付着している半田ボール1を基板4
5に移載し直す。このリカバリー動作は何回繰り返して
もよい。またその場合、バキューム装置20から空気を
吸着ヘッド3に圧送し、その空気圧で半田ボール1を吸
着孔4から強制的に分離させて基板45に移載するよう
にしてもよい。このようなバキューム装置20の空気流
の切り替えは、周知機構により簡単に行える。そして所
定回数繰り返しても移載ミスが解消されなければ、装置
の運転を停止し、ブザーなどの報知手段などによりその
旨作業者に報知する。そこで作業者は吸着ヘッド3に残
存付着する半田ボール1をピンセットなどを使用して作
業者により除去し、また基板45の欠落箇所に半田ボー
ル1を手作業で搭載する。
【0027】図6は本発明の第四実施例の半田ボールの
ボンディング装置に備えられた吸着ヘッドの底部に配線
された電気回路図である。この第四実施例では、2つの
スイッチ71a,71b、電源72、検出器73が、吸
着ヘッド3側の電気回路から独立した回路となっている
点で、第三実施例と異なっている。この第四実施例で
は、スイッチ71a,71bを矢印方向へ電気的にスキ
ャンニングさせることにより、各接点a,b,c,d,
eに順に接触させて、各縦列A,B,C,Dを連続的に
開閉させ、電流が流れるか否かを検出器73で検出する
ものであり、第三実施例と同様の作用効果が得られる。
【0028】なお、図2および図4に示すピックアップ
ミス検出のための電気回路と、図5および図6に示す移
載ミス検出のための電気回路を吸着ヘッド3に共に組み
込めば、ピックアップミスと移載ミスの検出を共に行う
ことができる。次にその実施例を説明する。
【0029】図7は本発明の第五実施例の半田ボールの
ボンディング装置に備えられた吸着ヘッドの底部に配線
された電気回路図である。吸着孔4には吸着ミス検出用
の一対の第1の電極70aと、搭載ミス検出用の一対の
第2の電極70bが設けられている。また吸着ミス検出
用の直列回路には、回路しゃ断用の第1のスイッチ群S
W1が配設されており、また搭載ミス検出用の並列回路
には、回路しゃ断用の第2のスイッチ群SW2が配設さ
れている。
【0030】ここで、吸着ミス検出の場合は、制御部8
0により第1のスイッチ群SW1をON(閉)、第2の
スイッチ群SW2をOFF(開)にすれば、図4と等価
な回路となる。また搭載ミス検出の場合は、第1のスイ
ッチ群SW1をOFF、第2のスイッチ群SW2をON
にすれば、図5と等価な回路となる。
【0031】図8は本発明の第六実施例の半田ボールの
ボンディング装置に備えられた吸着ヘッドの底部に配線
された電気回路図である。この第六実施例では、吸着孔
4に一対の電極70cを配設し、これを1個の並列回路
にて接続する。この並列回路には第2のスイッチ群SW
2を配置している。第2のスイッチ群SW2をOFF
(開)にし、第1のスイッチSW1をON(閉)にする
と、1個の直列回路となる。
【0032】そこで吸着ミス検出の場合は、第2のスイ
ッチ群SW2をOFFにし、第1のスイッチSW1をO
Nにする。また搭載ミス検出の場合は、第2のスイッチ
群SW2をON、第1のスイッチSW1をOFFにす
る。なお吸着孔4が奇数の場合は、第1のスイッチSW
1は省略される。
【0033】以上説明した各実施例から明らかなよう
に、本発明の具体的構成は様々考えられるものであり、
要は吸着ヘッドの吸着孔に半田ボールによって導通する
電極を設け、半田ボールの有無を判定すればよい。また
上記各実施例では、ワークとして基板を例にとって説明
したが、ワークとしてはフリップチップとなるチップで
もよいものである。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、吸
着ヘッドが半田ボールをピックアップミスしなかったか
どうか、またピックアップした半田ボールを基板などの
ワークにすべて移載したかどうかを、電気的に的確に判
定できる。またピックアップミスや移載ミスが発生した
場合のリカバリーを適切に行うことが可能となり、した
がって信頼性の高い半田ボールのボンディング装置やボ
ンディング方法を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施例の半田ボールのボンディン
グ装置の側面図
【図2】本発明の第一実施例の半田ボールのボンディン
グ装置に備えられた吸着ヘッドの底部に配線された電気
回路図
【図3】本発明の第一実施例の半田ボールのボンディン
グ装置に備えられた吸着ヘッドの吸着孔付近の部分拡大
断面図
【図4】本発明の第二実施例の半田ボールのボンディン
グ装置に備えられた吸着ヘッドの底部に配線された電気
回路図
【図5】本発明の第三実施例の半田ボールのボンディン
グ装置に備えられた吸着ヘッドの底部に配線された電気
回路図
【図6】本発明の第四実施例の半田ボールのボンディン
グ装置に備えられた吸着ヘッドの底部に配線された電気
回路図
【図7】本発明の第五実施例の半田ボールのボンディン
グ装置に備えられた吸着ヘッドの底部に配線された電気
回路図
【図8】本発明の第六実施例の半田ボールのボンディン
グ装置に備えられた吸着ヘッドの底部に配線された電気
回路図
【図9】従来の半田ボールのボンディング装置の側面図
【符号の説明】
1 半田ボール 2 容器 3 吸着ヘッド 4 吸着孔 24 ナット 25 送りねじ 26 モータ 30 移動テーブル 40 位置決め部 45 基板(ワーク) 70a,70b,70c 電極 71,71a,71b,71c,71d スイッチ 73 検出器

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半田ボールを吸着ヘッドの下面に開孔され
    た複数の吸着孔に真空吸着してワークにボンディングす
    る半田ボールのボンディング装置であって、 前記吸着孔に真空吸着された半田ボールに接触する一対
    の電極を前記吸着孔に設けるとともに、この電極へ電流
    を流してこの電流の導通・不導通を検出する検出手段を
    備えたことを特徴とする半田ボールのボンディング装
    置。
  2. 【請求項2】半田ボールの供給部の上方において吸着ヘ
    ッドが昇降動作を行うことによりこの吸着ヘッドの下面
    に開孔された複数の吸着孔に半田ボールを真空吸着して
    ピックアップし、次にこの吸着ヘッドを位置決め部に位
    置決めされたワークの上方へ移動させ、そこで再度昇降
    動作を行うことにより、前記半田ボールをこのワークに
    移載する半田ボールのボンディング方法であって、 前記複数の吸着孔にそれぞれ設けられた一対の電極が半
    田ボールに接触したか否かを検出手段により検出し、す
    べての吸着孔の電極に半田ボールが接触したことを確認
    した後で、前記半田ボールを前記ワークにボンディング
    することを特徴とする半田ボールのボンディング方法。
  3. 【請求項3】前記検出手段による検出を、前記吸着ヘッ
    ドが昇降動作を行って半田ボールをピックアップする際
    に行うことを特徴とする請求項2記載の半田ボールのボ
    ンディング方法。
  4. 【請求項4】半田ボールの供給部の上方において吸着ヘ
    ッドが昇降動作を行うことによりこの吸着ヘッドの下面
    に開孔された複数の吸着孔に半田ボールを真空吸着して
    ピックアップし、次にこの吸着ヘッドを位置決め部に位
    置決めされたワークの上方へ移動させ、そこで再度昇降
    動作を行うことにより、前記半田ボールをこのワークに
    移載する半田ボールのボンディング方法であって、 前記吸着ヘッドが前記ワークの上方において昇降動作を
    行ってワークに対して半田ボールを移載した後、前記複
    数の吸着孔にそれぞれ設けられた一対の電極に半田ボー
    ルが接触していないか否かを検出手段により検出し、接
    触していることが検出されたならば、移載ミスがあった
    ものと判定することを特徴とする半田ボールのボンディ
    ング方法。
  5. 【請求項5】前記半田ボールの検出は、前記一対の電極
    に電流を流してこの電流の導通・不導通を検出すること
    により行なうことを特徴とする請求項2又は4記載の半
    田ボールのボンディング方法。
JP9963594A 1994-05-13 1994-05-13 半田ボールのボンディング装置およびボンディング方法 Expired - Fee Related JP3149680B2 (ja)

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