JP3149370U - 釣糸結び器 - Google Patents

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【課題】伸びが少なく高感度で細くて直線強力の剛い釣糸aと、太いが柔らかくて衝撃力に強い釣糸bを、繋ぎ目を大きくすることなく、結び目で応力集中させないように摩擦力で特性の異なる釣糸を繋ぐ、ミッドノットという繋ぎ方を、簡単に、素早く行える、軽量で携帯性に優れた釣糸結び器を提供する。【解決手段】柔らかい釣糸b5を、第1または第2の螺旋形状の巻付け操作部1および2に貫通させ、螺旋形状の巻付け操作部の螺旋に、細い釣糸a6を沿わせながら巻付けることで、手探りでも、柔らかい釣糸b5に、細い釣糸a6を、多数回整列巻付けさせることが可能となり、ミッドノット繋ぎが簡単にできる。【選択図】図4

Description

本考案は、特性の異なる2本の釣糸を繋ぐための機器に関するものである。
釣りにおいて、特にルアーやジグなどといった擬餌針を使用する釣りでは、擬餌針を自然に操るために、伸びが少なく高感度で細くて直線強力の剛い釣糸aを主体に使用するが、衝撃力に弱い欠点を補うため、太いが柔らかくて衝撃力に強い釣糸bと繋げて、互いの釣糸の長所を組み合わせて使用している。釣糸は滑りやすく結びにくいだけでなく、単に2本の釣糸を結びつけるだけでは結び目に応力が集中して結び目で切れやすい。
そのため、太いが柔らかくて衝撃力に強い釣糸bに、細くて直線強力の剛い釣糸aを多数回(15回から20回程度)巻付け、応力分散を行い、互いの摩擦力で特性の異なる釣糸を繋ぐ、ミッドノットという繋ぎ方を行っている。
しかしこの繋ぎ方は、柔らかい釣糸bを張った状態で保持し、細い釣糸aを多数回巻付ける必要があり、一人で行うには困難で、ましてや揺れる船上や足場の悪い釣り場での作業は、巻付けが不均一となり結合力が弱くなったり、作業に手間取る等の不都合があった。
釣糸を結ぶ機器としては、例えば特許文献1および実用新案文献2があるが、これらは電車結び、または直結結びといわれるもので、繋ぐ互いの釣糸を重ね合わせ、それぞれの釣糸の自由端を輪状にし、その輪の内側を重ねた別の釣糸を含め数回巻付けて絞り、結び目を作って繋ぐものである。また、特許文献3に当該ミッドノットという繋ぎ方ができる電動釣糸結び器が開示されている。
特許公開平5−103570号公報
実用新案文献2
登録実用新案第3119593号公報
特許公開2005−160444号公報
しかし、特許文献1および実用新案文献2の電車結びによる繋ぎ方は、応力分散して摩擦力により繋ぐミッドノットとは異なり、結び目により繋ぐ方法であることから、結び目に応力が集中して結び目で切れやすい。さらに太くて柔らかい釣糸bの結び目は太いがために大きくなり、釣竿の糸ガイドを通過しにくくなる不都合も生じる。また、特許文献3は太くて柔らかい釣糸bを張った状態で回転させ、細い釣糸aを巻き取る方法で巻付けを行っているが、整列巻付けを行うためには目視による確認が不可欠となり、弱視や老眼の場合はもとより、揺れる船上や薄暗い夜明けや夜釣りでは困難である。さらに電動式であるため釣行前に常に電池残量などの確認が必要で、釣り場で電池が切れると使用できなくなる。また、海釣りでは塩分による電気系統の腐食が早く寿命が短い。まして本体への海水の進入は致命的であり、釣り場での使用には適していない。
本考案は、繋ぎ目を大きくすることなく、摩擦力で特性の異なる釣糸を繋ぐ、ミッドノットという繋ぎ方を行う上で、困難である柔らかい釣糸bに、細い釣糸aを多数回整列巻付けする作業を、弱視や老眼の方を含む誰もが、簡単に、素早く、均一に行え、しかも釣り場での使用に適するよう構造が簡単で、故障がなく、軽量で、携帯性に優れ、海水に水没しても問題のない、低原価で量産に適した、多くの釣り人に愛用していただける釣糸結び器を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本考案の釣糸結び器は、柔らかい釣糸bに、細い釣糸aを、多数回整列巻付けする第1の螺旋形状をした巻付け操作部と、第1とは逆方向の螺旋形状をした第2の巻付け操作部と、本体と釣糸aおよび釣糸bを一緒に親指と人差し指で把持し、巻付け操作時の支持をする把持部で構成されている。
これにより、柔らかい釣糸bを、第1または第2の螺旋形状の巻付け操作部に貫通させ、把持部で本体と釣糸bを一緒に把持することにより、柔らかい釣糸bが真直ぐに張った状態で保持でき、螺旋形状の巻付け操作部の螺旋に細い釣糸aを沿わせながら巻付けることで、手探りでも整列巻付けが可能となる。
第1および第2の巻付け操作部を螺旋形状にすることにより、柔らかい釣糸bをその中心に貫通させ、把持部で本体と釣糸bを一緒に把持することにより、釣糸bの曲げ剛性を利用して釣糸bを真直ぐに保持させることが可能となる。
また、巻付け操作部が螺旋形状であるので、細い釣糸aを、柔らかい釣糸bに、その巻付け操作部の螺旋に沿わせて巻付けることで、螺旋の巻き数の分、手探りでも簡単に多数回整列巻付けを行うことが可能となる。
さらに、構造が簡単であるため故障が無く、軽量で携帯性に優れており、ステンレスやアルミ等の金属、またはプラスチック等を材料として製造できるので、海水に水没しても水洗いのみ施せば長年使用が可能であり、製造原価も安価で量産に優れている。
以下、本考案の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は本考案の一実施例における釣糸結び器の平面外観図であり、図2は側面外観図である。第1の螺旋形状をした巻付け操作部1と、第1とは逆方向の螺旋形状をした第2の巻付け操作部2と、本体と繋ぎ合わせる釣糸aおよび釣糸bを一緒に親指と人差し指で把持し、巻付け操作時の支持をする把持部で構成され、把持部は第1の巻付け操作部1用の3aと、第2の巻付け操作部2用の3bからなる。また、携帯性の向上の観点から、携帯電話のストラップ代わりや、ネックレスとして首から掛けることなどができるように、把持部の端部にストラップ等の取付け穴4を設けている。
第1の巻付け操作部1および第2の巻付け操作部2の形状を、螺旋形状とすることにより、柔らかい釣糸bを、その中心に貫通させることで、釣糸bの曲げ剛性を利用して釣糸bを真直ぐに保持させる機能と、細い釣糸aを、柔らかい釣糸bに、多数回整列巻付けを手探りでも簡単に行うことを可能とする、両方の機能をあわせ持つことができる。
図3、図4、図5、図6、および図7は、上記実施例の釣糸結び器を使用して、柔らかい釣糸b5に、細い釣糸a6を多数回(15回から20回程度)巻付け、釣糸を繋ぐミッドノットという繋ぎ方を行っている手順を説明したものであり、図3は釣糸の取り付け状態図、図4は第1の巻付け操作部1での釣糸巻付け状態図、図5は第2の巻付け操作部2への誘導状態図、図6は第2の巻付け操作部2での釣糸巻付け状態図、図7は釣糸解け防止処理および完成図である。
図3に示すように、第1の巻付け操作部1および第2の巻付け操作部2の螺旋形状の中へ、第1の巻付け操作部1側から柔らかい釣糸b5を挿入し、第2の巻付け操作部2側から細い釣糸a6を第2の巻付け操作部2の中へ挿入し、巻付け準備を行う。
図4に示すように、第1の巻付け操作部1用の把持部3aと、繋ぎ合わせる釣糸a6および釣糸b5を一緒に親指と人差し指で把持し、第1の巻付け操作部の螺旋に沿わせて釣糸a6を巻付けることで、螺旋の巻き数の分、手探りでも簡単に多数回整列巻付けを行うことができる。
次に、釣糸b5に釣糸a6を巻付けた状態のまま、図5に示すように、巻付けた部分を第2の巻付け操作部2の螺旋形状の中へ誘導する。
次に図6に示すように、第2の巻付け操作部2用の把持部3bと、釣糸a6および釣糸b5を一緒に親指と人差し指で把持し、第2の巻付け操作部の螺旋に沿わせて釣糸a6を巻付けることで、螺旋の巻き数の分、手探りでも簡単に重ね巻きを行うことができる。
最後に図7に示すように、第2の巻付け操作部2の螺旋の中から巻付けを行った箇所を引き出し、ハーフヒッチ結びを10回程度繰り返し解け防止処理を行い、釣糸b5と釣糸a6を互いに引っ張り、前記巻付けを密にしめあげ、釣糸b5の余分な端部を切断除去することで完成する。
本考案の一実施例における釣糸結び器の平面外観図 上記実施例における釣糸結び器の側面外観図 上記実施例における釣糸結び器使用方法の説明図(釣糸の取り付け状態図) 上記実施例における釣糸結び器使用方法の説明図(第1の巻付け操作部1での釣糸巻付け状態図) 上記実施例における釣糸結び器使用方法の説明図(第2の巻付け操作部2への誘導状態図) 上記実施例における釣糸結び器使用方法の説明図(第2の巻付け操作部2での釣糸巻付け状態図) 上記実施例における釣糸結び器使用方法の説明図(釣糸解け防止処理および完成図)
符号の説明
1第1の巻付け操作部
2第2の巻付け操作部
3a第1の巻付け操作部1用の把持部
3b第2の巻付け操作部2用の把持部
4ストラップ等の取付け穴
5釣糸b
6釣糸a

Claims (2)

  1. 太くて柔らかい釣糸bに、細くて剛い釣糸aを、多数回整列巻付けする第1の螺旋形状をした巻付け操作部と、第1とは逆方向の螺旋形状をした第2の巻付け操作部と、本体と釣糸aおよび釣糸bを一緒に親指と人差し指で把持し、巻付け操作時の支持をする把持部で構成される本体形状を特長とする釣糸結び器。
  2. 携帯性の向上の観点から、携帯電話のストラップ代わりや、ネックレスとして首から掛けることなどができるように、把持部の端部にストラップ等の取付け穴を有する請求項1記載の釣糸結び器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101494576B1 (ko) * 2014-04-11 2015-03-02 권용국 매듭과 간격맞춤 겸용 낚시줄 매듭기의 간격맞춤고리 가림수단

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