JP3148700U - 耕耘爪体 - Google Patents

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吉田 健治
健治 吉田
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マメトラ農機株式会社
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Abstract

【課題】土壌の固い圃場においても少ない馬力で深くまで耕耘できると共に土寄せ等を行なうことができる耕耘爪体を提供する。【解決手段】耕耘軸に対し放射状に取り付ける取付け基部5の回転方向前側の側辺を、先端部を回転方向前方に向け湾曲して形成し、この側辺に沿って溶接する耕耘爪2の溶接基部3を取付け基部5に対しその板面が斜めに交差するようになし、そして溶接基部3に一体的に連なる耕耘爪2の刃先部4を三日月状に刃先6に近いほど幅を狭く且つ刃先6を外向きに湾曲して形成した。【選択図】図1

Description

本考案は、耕耘機の耕耘軸に装着して、畑などの圃場を耕耘する際に使用する耕耘爪体に関するものである。
従来から、耕耘作業に用いられる爪としては直線爪やなた爪などが知られており、耕耘作業にはこれらの爪が一般的に用いられている。直線爪は、耕耘する圃場の土壌が固い場合でも少ない馬力で圃場を耕耘することができ、耕した土は前方や上方に飛ばされる。一方、なた爪は耕した土を側方へ飛ばすことができるため土寄せなどの作業には適しているが、圃場の土壌が固い場合には土を耕すのに直線爪に比べて高い馬力を必要とし、耕耘機の高馬力化の一因となっている。
耕耘機の機体中央に前後方向に沿う取付軸を設け、この軸の左右両側に耕耘カバーを取り付けて、土壌が固い圃場において土寄せなどの作業を行う場合にはこの耕耘カバーを上方に回動して左右を開き、直線爪で耕して上方へ飛ばした土を耕耘カバーに当てることによって、耕耘機の側方へ土を寄せることが行なわれている。
しかし、この方法では側方へ土を飛ばすには耕耘カバーを大きく回動させて開かなければならないため土寄せ距離の調節が難しいうえに土が広範囲に飛散してしまい土寄せ効率が悪い。また、耕耘カバーの開きを小さくすると、上方に飛ばした土がカバーに当たってそのまま落下してしまい、機体に近い場所には土を寄せることができないなどの不都合があった。また、土壌が固い圃場において土寄せを行う場合に、直線爪で耕耘した後、なた爪で土寄せを行なうなど、余計な手間と労力がかかっていた。
解決しようとする問題点は、土壌の固い圃場における土寄せなどの作業に余計な手間と労力がかかっていた点である。
請求項1の考案は、耕耘機の耕耘軸に対し放射状に取り付ける取付け基部の回転方向前側の側辺の先端部を回転方向前方に向け湾曲して形成し、この側辺に沿って溶接する耕耘爪の溶接基部の板面が耕耘軸と直交する面に対して交差するようになし、
そして溶接基部に一体的に連なる耕耘爪の刃先部を三日月状に刃先に近いほど幅を狭く且つ刃先を外向きに湾曲して形成したことを特徴とする。
請求項2の考案は、耕耘機の耕耘軸に対し放射状に取り付ける取付け基部と、この取付け基部に連続的に一体形成される耕耘爪とからなり、
耕耘爪の板面が、耕耘軸と直交する面に対して交差するようになし、
さらに、耕耘爪の両側辺を幅方向の一方に湾曲して刃先部を形成すると共に、該刃先部を三日月状に刃先に近いほど幅を狭く且つ外向きに湾曲して形成したことを特徴とする。
本考案は、耕耘爪の刃先部を三日月状には刃先部に近いほど幅を狭く形成したことにより、この刃先で固い土壌を深くまで耕耘し、耕起した土を外向きに湾曲した刃先部によって耕耘機の機体側方に飛ばすことができるため、土壌の固い圃場においても少ない馬力で深くまで耕耘できると共に土寄せ等を行なうことができる。
以下、本考案に係る耕耘爪体の実施形態について図1乃至図5を参照して説明する。図1は本考案に係る耕耘爪体の溶接基部を板面側から見た図である。また、図2は耕耘爪体の溶接基部を側辺側から見た図で、図1の左側面図である。
耕耘爪体1は、短冊形に形成された溶接基部3と、この溶接基部3の長さ方向に連続的に形成されると共にその両側辺が幅方向の一方に湾曲した刃先部4とを備え、刃先部4の端縁を溶接基部3の端縁と平行に形成してこの刃先部4の端縁に刃先6を設け、溶接基部3と刃先部4とからなる耕耘爪2を形成して、耕耘軸に装着する長板状の取付け基部5の側辺を耕耘爪2の板面に斜めに交差して取り付けて構成される。
取付け基部5は、図示しない耕耘軸に設けられる爪ホルダに装着しボルトを挿通して固定するための取付け穴8を備えており、取付け基部5の板面が、耕耘軸に直交する面と平行に爪ホルダに取り付けられる。
図3及び図4は耕耘爪体1の取付け基部5を側辺又は板面の方向から見た図であり、これは耕耘爪体1を耕耘軸に取り付けたとき、耕耘機の機体正面又は機体側面から耕耘爪体1を見た場合に相当する。つまり、図3においては左右方向が耕耘軸の向きであり、図4においては紙面に垂直な方向が耕耘軸の向きとなる。また、図5は図1のA−A断面を示している。
図3及び図4に示したごとく、耕耘爪体1を爪ホルダに装着したときに、溶接基部3の板面は耕耘軸と直交する面に対して斜めに交差すると共に刃先部4の端縁に形成した刃先6の切っ先7が耕耘軸の回転方向最前端に位置するように取付け基部5の側辺に対して溶接基部3を斜めに取り付けて溶接などにより固着している。
図6は本考案に係る耕耘爪体を取り付けた耕耘機の側面図である。
耕耘機10に取り付けられた耕耘爪体1は、その切っ先7が耕耘軸の回転方向(時計回り)最前端に位置し、また耕耘爪の溶接基部3は耕耘軸と直交する面に対して傾斜角を有するように配置されている。
また、耕耘機10の正面視右側(紙面裏側)に取り付けられる耕耘爪は、図1乃至図5に示した耕耘爪体1と鏡像の関係にある。
上記のごとく構成した耕耘爪体1は、耕耘爪の刃先部4を刃先6に近いほど三日月状に幅を狭く形成したことにより、この刃先6で固い土壌を深くまで耕耘すると共に、外向きに湾曲した刃先部4及び溶接基部3によって、耕した土を耕耘機10の機体側方に飛ばすことができるため、土壌の固い圃場においても少ない馬力で所望の深さまで耕耘すると共に土寄せ等を行なうことができる。
また、上述の実施形態では溶接基部3及び刃先部4からなる耕耘爪2と取付け基部5とを別体に形成し、これらを溶接などして固着して耕耘爪体1を構成していたが、図7又は図8に示すごとく耕耘爪2から取付け基部5を連続的に一体形成して耕耘爪体1を構成してもよい。
本考案に係る耕耘爪体の溶接基部を正面から見た図 耕耘爪体の溶接基部を側面から見た図 耕耘爪体の取付け基部を正面から見た図 耕耘爪体の取付け基部を側面から見た図 図1のA−A断面を示す図 本考案に係る耕耘爪体を取り付けた耕耘機の側面図 本考案に係る耕耘爪体の別の実施形態の取付け基部を正面から見た図 耕耘爪体の別の実施形態の取付け基部を側面から見た図
符号の説明
1 耕耘爪体
2 耕耘爪
3 溶接基部
4 刃先部
5 取付け基部
6 刃先
7 切っ先
8 取付け穴

Claims (2)

  1. 耕耘機の耕耘軸に対し放射状に取り付ける取付け基部(5)の回転方向前側の側辺の先端部を回転方向前方に向け湾曲して形成し、この側辺に沿って溶接する耕耘爪(2)の溶接基部(3)の板面が耕耘軸と直交する面に対して交差するようになし、
    そして溶接基部(3)に一体的に連なる耕耘爪(2)の刃先部(4)を三日月状に刃先(6)に近いほど幅を狭く且つ刃先(6)を外向きに湾曲して形成してなる耕耘爪体。
  2. 耕耘機の耕耘軸に対し放射状に取り付ける取付け基部(5)と、この取付け基部(5)に連続的に一体形成される耕耘爪(2)とからなり、
    耕耘爪(2)の板面が、耕耘軸と直交する面に対して交差するようになし、
    さらに、耕耘爪(2)の両側辺を幅方向の一方に湾曲して刃先部(4)を形成すると共に、該刃先部(4)を三日月状に刃先(6)に近いほど幅を狭く且つ外向きに湾曲して形成してなる耕耘爪体。
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