JP3148535U - ワッフル織の織物又はハニコームの編み物1と平たく織られた織物2を重ね合わせ縫い合わせた生地(図1) - Google Patents
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Abstract
【課題】寝具用の衣類に向く、吸湿性、放湿性、保温性、さっぱりとした質感に優れ、薄くて便利で洗濯しやすく、安価な生地を提供する。【解決手段】ワッフル織の織物又はハニコームの編み物1と平たく織られた織物2を重ね合わせ縫い合わせた生地である。体に密着する平たく織られた織物2の面が、汗等を吸収し、ワッフル織の織物又はハニコームの編み物1の凹の部分と平たく織られた織物2の間に空気の層3が形成されることから吸収した湿気は放湿されやすくなり、さっぱりとした質感を有することができる。さらに、該空気層3が多数形成されることにより保温性を高めることもできる。【選択図】図1
Description
この考案は、ワッフル織の織物又はハニコームの編み物1と平たく織られた織物2を重ね合わせ縫い合わせた生地に関するものである。この考案において「ワッフル織」とは経緯糸の浮き糸を使って布面に四角形または菱形の凹凸を作るように織られた織物をいう。この考案において「ハニコームの編み物」とは緯編みの変化組織の一つで蜂の巣状の凹凸のある編み地をいう。この考案で「生地」とは、二枚又は三枚の織物又は編み物を重ね合わせ縫い合わせたものをいう。
従来は、寝具用の布類として、綿やダウン等の詰め物を詰めたベッドパット、綿やダウン等の詰め物をした薄手の掛け布団、タオルケット等が存在していた。
寝具用の布類においては、常により高い吸湿性、放湿性、保温性、さっぱりとした質感を有することが求められている。また、薄くて便利で洗濯しやすく、かつ安価なものが求められていた。本考案は、上記の要求を満たす寝具用の布類に最適な生地を提供することを目的とする。
ワッフル織の織物又はハニコームの編み物1と平たく織られた織物2を重ね合わせ縫い合わせたことを特徴とする生地を提供することにより上記課題を解決する。
本考案に係る生地は、体に密着する平たく織られた織物2の面が、汗等を吸収し、ワッフル織の織物又はハニコームの編み物1の凹の部分と平たく織られた織物2の間に空気の層3が形成されることから吸収した湿気は放湿されやすくなり、さっぱりとした質感を有することができる。さらに、該空気層3が多数形成されることにより保温性を高めることもできる。また、本考案に係る生地は、織物又は編み物を二枚又は三枚重ね合わせ縫い合わせるという工程のみで作成されるので、本考案に係る生地を使用すると、従来の詰め物を詰めたベッドパットや薄手の掛け布団よりも、詰め物を詰める工程がない分、簡便にベッドパットや薄手の掛け布団を作成することができ、洗濯も容易である。また、素材によっては軽いものが提供できる。工程の少なさや材料の少なさからこれらの製品を安く提供することもできる。さらに、ワッフル織の織物又はハニコームの編み物1がある程度の厚みを有することから、もう一枚あるいは二枚平らに織られた織物2を重ね合わせるだけで、従来のベッドパットに引けを取らない弾力性と厚みを有し、さらに汗等の水分の吸湿性にも優れたベッドパットを提供することができる。
ワッフル織の織物又はハニコームの編み物1と平たく織られた織物2をそれぞれ一枚ずつ重ね合わせると、ワッフル織の織物又はハニコームの編み物1と平たく織られた織物2の間に空気の層3が形成されることにより、適度な弾力性、保湿性を有することからベッドパット、薄手の掛け布団、枕カバー等に向く。
ワッフル織の織物又はハニコームの編み物1と平たく織られた織物2を、それぞれ重ね合わせ、バイアスステッチにより縫い合わせると、二枚又は三枚の布はしっかりと固定され、丈夫になり、空気層3も固定されることから、保温性や弾力性を高めることができる(図2)。
ベッドパット、薄手の掛け布団、枕カバー等の寝具用の布地として用いる場合には、材料として吸湿性、放湿性に優れる麻又は綿が最も適している。
ワッフル織の織物又はハニコームの編み物1に使用する糸を太いものにすると適度な硬さと弾力を有するので、ベッドパットに向く。
ワッフル織の織物又はハニコームの編み物1に使用する糸を細いものにするとやわらかさを有し、軽くなるので薄手の掛け布団や枕カバーに向く。
ワッフル織の織物又はハニコームの編み物1に使用する糸を羊毛にすると、より多くの空気層3が形成されることから、さらに保温性の高い生地になり、防寒用の衣服に向く。
ワッフル織の織物又はハニコームの編み物1と平たく織られた織物2を、それぞれ重ね合わせ、バイアスステッチにより縫い合わせると、二枚又は三枚の布はしっかりと固定され、丈夫になり、空気層3も固定されることから、保温性や弾力性を高めることができる(図2)。
ベッドパット、薄手の掛け布団、枕カバー等の寝具用の布地として用いる場合には、材料として吸湿性、放湿性に優れる麻又は綿が最も適している。
ワッフル織の織物又はハニコームの編み物1に使用する糸を太いものにすると適度な硬さと弾力を有するので、ベッドパットに向く。
ワッフル織の織物又はハニコームの編み物1に使用する糸を細いものにするとやわらかさを有し、軽くなるので薄手の掛け布団や枕カバーに向く。
ワッフル織の織物又はハニコームの編み物1に使用する糸を羊毛にすると、より多くの空気層3が形成されることから、さらに保温性の高い生地になり、防寒用の衣服に向く。
1ワッフル織の織物又はハニコームの編み物
2平たく織られた織物
3空気層
2平たく織られた織物
3空気層
Claims (4)
- ワッフル織の織物又はハニコームの編み物と平たく織られた織物を重ね合わせ縫い合わせたことを特徴とする、生地。
- 前記生地はバイアスステッチによって縫い合わされた請求項1記載の生地。
- 請求項1に記載の生地を使用したベッドパット
- 請求項2に記載の生地を使用したベッドパット
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008008499U JP3148535U (ja) | 2008-12-04 | 2008-12-04 | ワッフル織の織物又はハニコームの編み物1と平たく織られた織物2を重ね合わせ縫い合わせた生地(図1) |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2008008499U JP3148535U (ja) | 2008-12-04 | 2008-12-04 | ワッフル織の織物又はハニコームの編み物1と平たく織られた織物2を重ね合わせ縫い合わせた生地(図1) |
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Publication Number | Publication Date |
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JP3148535U true JP3148535U (ja) | 2009-02-19 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2008008499U Expired - Fee Related JP3148535U (ja) | 2008-12-04 | 2008-12-04 | ワッフル織の織物又はハニコームの編み物1と平たく織られた織物2を重ね合わせ縫い合わせた生地(図1) |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3148535U (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011148116A (ja) * | 2010-01-19 | 2011-08-04 | Kawakami Sangyo Co Ltd | 吸湿発熱保温シート |
JP2013512118A (ja) * | 2009-11-24 | 2013-04-11 | エムエムアイ−アイピーシーオー、エルエルシー | 断熱複合布 |
US10130129B2 (en) | 2009-11-24 | 2018-11-20 | Mmi-Ipco, Llc | Insulated composite fabric |
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2008
- 2008-12-04 JP JP2008008499U patent/JP3148535U/ja not_active Expired - Fee Related
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