JP3148359B2 - ドットデータ用駆動回路 - Google Patents
ドットデータ用駆動回路Info
- Publication number
- JP3148359B2 JP3148359B2 JP14393192A JP14393192A JP3148359B2 JP 3148359 B2 JP3148359 B2 JP 3148359B2 JP 14393192 A JP14393192 A JP 14393192A JP 14393192 A JP14393192 A JP 14393192A JP 3148359 B2 JP3148359 B2 JP 3148359B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- data
- circuit
- numbered
- bit
- terminal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Impact Printers (AREA)
- Electronic Switches (AREA)
- Printers Or Recording Devices Using Electromagnetic And Radiation Means (AREA)
- Storing Facsimile Image Data (AREA)
- Dot-Matrix Printers And Others (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、サーマルプリントヘ
ッドやLEDプリントヘッドを駆動するドットデータ用
駆動回路に関し、特に、ドライバー部の面積が小さく、
且つ低価格である駆動用ICに関する。
ッドやLEDプリントヘッドを駆動するドットデータ用
駆動回路に関し、特に、ドライバー部の面積が小さく、
且つ低価格である駆動用ICに関する。
【0002】
【従来の技術】サーマルプリントヘッド用の駆動IC
は、従来、例えば図3のような構成であった。すなわ
ち、図3の回路は、典型的なサーマルヘッド用駆動IC
の回路図の一部(4ビット分)を示したものであり、発
熱抵抗体11……11を駆動するANDゲート12……
12と、発熱抵抗体11に出力するべきドットデータを
一時保存するラッチ回路13と、外部回路からの直列デ
ータを受けてこれを記憶するシフトレジスタ14とで構
成されている。この駆動ICには、ラッチ回路13のデ
ータを発熱抵抗体11に出力する為のストローブ信号を
加えるSTB端子と、シフトレジスタ14の各データを
ラッチ回路13に一時保存させる為のラッチ信号を加え
るLA端子と、シフトレジスタ14に対して直列データ
を供給する為のDI端子と、シフトレジスタ14に対し
てクロックパルスを供給する為のCLK端子と、電源端
子VDDと、グランド端子GNDとが備えられている。
は、従来、例えば図3のような構成であった。すなわ
ち、図3の回路は、典型的なサーマルヘッド用駆動IC
の回路図の一部(4ビット分)を示したものであり、発
熱抵抗体11……11を駆動するANDゲート12……
12と、発熱抵抗体11に出力するべきドットデータを
一時保存するラッチ回路13と、外部回路からの直列デ
ータを受けてこれを記憶するシフトレジスタ14とで構
成されている。この駆動ICには、ラッチ回路13のデ
ータを発熱抵抗体11に出力する為のストローブ信号を
加えるSTB端子と、シフトレジスタ14の各データを
ラッチ回路13に一時保存させる為のラッチ信号を加え
るLA端子と、シフトレジスタ14に対して直列データ
を供給する為のDI端子と、シフトレジスタ14に対し
てクロックパルスを供給する為のCLK端子と、電源端
子VDDと、グランド端子GNDとが備えられている。
【0003】上記の回路において、DI端子に供給され
た直列ビットデータは、クロックパルスに同期してシフ
トレジスタ14に記憶されて並列ビットデータに変換さ
れる。この並列ビットデータは、LA端子へのラッチ信
号に同期してラッチ回路13に一時保存される。そし
て、STB端子へのストローブ信号がHレベルとなれ
ば、ラッチ回路13のデータが発熱抵抗体11……11
に出力され、このデータに対応したドット模様が印字処
理される。
た直列ビットデータは、クロックパルスに同期してシフ
トレジスタ14に記憶されて並列ビットデータに変換さ
れる。この並列ビットデータは、LA端子へのラッチ信
号に同期してラッチ回路13に一時保存される。そし
て、STB端子へのストローブ信号がHレベルとなれ
ば、ラッチ回路13のデータが発熱抵抗体11……11
に出力され、このデータに対応したドット模様が印字処
理される。
【0004】ところで、図3に示す従来の駆動ICは、
発熱抵抗体11……11へのデータ数とドライバー部の
駆動素子(ANDゲート12)の数とが一対一に対応し
ており、その為に、ストローブ分割や印字周期について
の制約が少なく、種々の条件に対応してフレキシブルな
使用ができるという特徴がある。つまり、必要があれ
ば、全ての発熱抵抗体を一挙に通電することもできるの
であり、例えば、A4サイズのサーマルプリントヘッド
には1728ドットの発熱抵抗体が備えられているが、
これを同時に発熱させることもできるという特徴があ
る。
発熱抵抗体11……11へのデータ数とドライバー部の
駆動素子(ANDゲート12)の数とが一対一に対応し
ており、その為に、ストローブ分割や印字周期について
の制約が少なく、種々の条件に対応してフレキシブルな
使用ができるという特徴がある。つまり、必要があれ
ば、全ての発熱抵抗体を一挙に通電することもできるの
であり、例えば、A4サイズのサーマルプリントヘッド
には1728ドットの発熱抵抗体が備えられているが、
これを同時に発熱させることもできるという特徴があ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、実際の動作に
おいては、電流容量や発熱量などの関係から発熱抵抗体
を全て同時に通電することはなく、ストローブ信号を用
いて、発熱抵抗体を2分割もしくは4分割して印字動作
をさせるのが通例である。その為、従来の駆動ICのド
ライバー部には、動作していない駆動用素子(ANDゲ
ート)が常に存在することになり、ドライバー部の効率
が悪いという問題点がある。また、動作していない駆動
用素子の分だけ占有面積に無駄があり、価格も高くなる
という問題点もある。
おいては、電流容量や発熱量などの関係から発熱抵抗体
を全て同時に通電することはなく、ストローブ信号を用
いて、発熱抵抗体を2分割もしくは4分割して印字動作
をさせるのが通例である。その為、従来の駆動ICのド
ライバー部には、動作していない駆動用素子(ANDゲ
ート)が常に存在することになり、ドライバー部の効率
が悪いという問題点がある。また、動作していない駆動
用素子の分だけ占有面積に無駄があり、価格も高くなる
という問題点もある。
【0006】この発明は、この問題点に着目してなされ
たものであって、ドライバー部の効率を上げ、駆動IC
の占有面積を小さく抑えることによって駆動ICの低価
格化を図ることを目的とする。
たものであって、ドライバー部の効率を上げ、駆動IC
の占有面積を小さく抑えることによって駆動ICの低価
格化を図ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成する
為、この発明に係るドットデータ用駆動回路装置は、
(1)2n個の記憶素子が直列に記憶されてなり、外部
回路より2nビット分の直列のドットデータを受けてこ
れを記憶するシフトレジスタと、(2)このシフトレジ
スタの各記憶素子の出力を受けて奇数番目のビットのデ
ータ群と偶数番目のnビットのデータ群とに2分し、2
分された奇数番目のnビットのデータ群と、偶数番目の
nビットのデータ群とを時間順次に切り換えて出力する
選択回路と、(3)n個の記憶素子からなり、前記選択
回路のnビットの出力データを受け、相隣る奇数番目と
偶数番目データを同じ記憶素子に時間順次に切り換えて
一時保存するラッチ回路と、(4)このラッチ回路の保
存データを受け、これをストローブ信号に同期して出力
するn個の出力回路とを特徴的に備えている。
為、この発明に係るドットデータ用駆動回路装置は、
(1)2n個の記憶素子が直列に記憶されてなり、外部
回路より2nビット分の直列のドットデータを受けてこ
れを記憶するシフトレジスタと、(2)このシフトレジ
スタの各記憶素子の出力を受けて奇数番目のビットのデ
ータ群と偶数番目のnビットのデータ群とに2分し、2
分された奇数番目のnビットのデータ群と、偶数番目の
nビットのデータ群とを時間順次に切り換えて出力する
選択回路と、(3)n個の記憶素子からなり、前記選択
回路のnビットの出力データを受け、相隣る奇数番目と
偶数番目データを同じ記憶素子に時間順次に切り換えて
一時保存するラッチ回路と、(4)このラッチ回路の保
存データを受け、これをストローブ信号に同期して出力
するn個の出力回路とを特徴的に備えている。
【0008】
【作用】(1)シフトレジスタは、外部回路より2nビ
ット分の直列のドットデータを受けてこれを記憶する。(2) 選択回路は、このシフトレジスタの各記憶素子の
出力より記憶データを受けて奇数番目のnビットのデー
タ群と偶数番目のnビットのデータ群とに2分し、2分
された奇数番目のnビットのデータ群と偶数番目のnビ
ットのデータ群のうち、先ず第1の時間に奇数番目のデ
ータ群を、次の第2の時間に偶数番目のデータ群を出力
する。
ット分の直列のドットデータを受けてこれを記憶する。(2) 選択回路は、このシフトレジスタの各記憶素子の
出力より記憶データを受けて奇数番目のnビットのデー
タ群と偶数番目のnビットのデータ群とに2分し、2分
された奇数番目のnビットのデータ群と偶数番目のnビ
ットのデータ群のうち、先ず第1の時間に奇数番目のデ
ータ群を、次の第2の時間に偶数番目のデータ群を出力
する。
【0009】(3)ラッチ回路は、この選択回路からの
奇数番目のnビットの出力データを受けてこれを一時保
存し、さらに次の偶数番目のnビットの出力データを受
けて、これを一時保存する。(4)n個の 出力回路は、このラッチ回路の各保存デー
タを受け、これをストローブ信号に同期して出力する。
なお、この出力回路は、例えば発熱抵抗体と接続されて
いる。この発明に係るドットデータ用駆動回路装置は、
外部回路である制御回路に接続されて使用され、制御回
路からはストローブ信号や切換信号などが供給される。
いま、出力回路がn個の発熱抵抗体を駆動している場合
について、記憶回路に記憶されている2nビットのドッ
トデータが、発熱抵抗体に供給され終わるまでの動作の
一例を説明する。
奇数番目のnビットの出力データを受けてこれを一時保
存し、さらに次の偶数番目のnビットの出力データを受
けて、これを一時保存する。(4)n個の 出力回路は、このラッチ回路の各保存デー
タを受け、これをストローブ信号に同期して出力する。
なお、この出力回路は、例えば発熱抵抗体と接続されて
いる。この発明に係るドットデータ用駆動回路装置は、
外部回路である制御回路に接続されて使用され、制御回
路からはストローブ信号や切換信号などが供給される。
いま、出力回路がn個の発熱抵抗体を駆動している場合
について、記憶回路に記憶されている2nビットのドッ
トデータが、発熱抵抗体に供給され終わるまでの動作の
一例を説明する。
【0010】制御回路は、先ず、切換信号のレベルを第
1のレベルにして、記憶回路の2nビットデータ中の第
1群の例えば奇数番目のnビットデータをラッチ回路に
一時保存させ、その後、ストローブ信号を出力して第1
回目の印字動作を行わせる。次に、制御回路は、発熱抵
抗体の位置を記録用紙に対して1ドット分だけ移動させ
る。そして、切換信号を第2のレベルにして、残りの例
えば奇数番目のnビットデータをラッチ回路に保存さ
せ、その後、ストローブ信号を出力して第2回目の印字
動作を行わせる。以上の処理によって、2nビット分の
ドットデータの印字処理が終わるので、次は、新たな別
の2nビット分のドットデータの記憶回路に供給して、
上記と同じ処理を繰り返す。
1のレベルにして、記憶回路の2nビットデータ中の第
1群の例えば奇数番目のnビットデータをラッチ回路に
一時保存させ、その後、ストローブ信号を出力して第1
回目の印字動作を行わせる。次に、制御回路は、発熱抵
抗体の位置を記録用紙に対して1ドット分だけ移動させ
る。そして、切換信号を第2のレベルにして、残りの例
えば奇数番目のnビットデータをラッチ回路に保存さ
せ、その後、ストローブ信号を出力して第2回目の印字
動作を行わせる。以上の処理によって、2nビット分の
ドットデータの印字処理が終わるので、次は、新たな別
の2nビット分のドットデータの記憶回路に供給して、
上記と同じ処理を繰り返す。
【0011】以上の動作から明らかなように、このドッ
トデータ用駆動回路装置によれば、出力回路(ドライバ
ー部)の駆動用素子は、1回の印字動作で動作する素子
数だけ備えておれば足りることになる。従って、従来装
置より駆動用素子が少ない分だけ占有面積が小さくする
ことができ、価格も低く抑えることができる。
トデータ用駆動回路装置によれば、出力回路(ドライバ
ー部)の駆動用素子は、1回の印字動作で動作する素子
数だけ備えておれば足りることになる。従って、従来装
置より駆動用素子が少ない分だけ占有面積が小さくする
ことができ、価格も低く抑えることができる。
【0012】
【実施例】以下、実施例に基づいて、この発明を更に詳
細に説明する。図1は、この発明の一実施例であるドッ
トデータ用駆動回路を備えるサーマルプリントヘッドの
回路図を図示したものである。このサーマルプリントヘ
ッドは、n個の発熱抵抗体1……1と、発熱抵抗体の駆
動素子たるn個のANDゲート2……2と、各ANDゲ
ート2に対してドットデータを供給するラッチ回路3
と、2nビットのデータを受け、このうちのnビットデ
ータのみを選択して出力する選択回路4と、外部回路か
ら2nビットの直列データを受けてこれを記憶するシフ
トレジスタ5とで構成されている。このサーマルプリン
トヘッドは、図示しない制御回路によって制御されてお
り、制御回路とサーマルプリントヘッドとは、端子ST
B,端子A,端子B,端子CLK,端子DIなどを介し
て接続されている。なお、このドットデータ用駆動回路
は、いわゆるセンタータイプ及びシャトルタイプのサー
マルヘッドに使用される。
細に説明する。図1は、この発明の一実施例であるドッ
トデータ用駆動回路を備えるサーマルプリントヘッドの
回路図を図示したものである。このサーマルプリントヘ
ッドは、n個の発熱抵抗体1……1と、発熱抵抗体の駆
動素子たるn個のANDゲート2……2と、各ANDゲ
ート2に対してドットデータを供給するラッチ回路3
と、2nビットのデータを受け、このうちのnビットデ
ータのみを選択して出力する選択回路4と、外部回路か
ら2nビットの直列データを受けてこれを記憶するシフ
トレジスタ5とで構成されている。このサーマルプリン
トヘッドは、図示しない制御回路によって制御されてお
り、制御回路とサーマルプリントヘッドとは、端子ST
B,端子A,端子B,端子CLK,端子DIなどを介し
て接続されている。なお、このドットデータ用駆動回路
は、いわゆるセンタータイプ及びシャトルタイプのサー
マルヘッドに使用される。
【0013】ラッチ回路3は、n個の記憶素子LA1 …
LA4 …で構成されており、ラッチ回路3のnビットデ
ータは、端子STBにストローブ信号が供給されるタイ
ミングで発熱抵抗体1……1に出力される。シフトレジ
スタ5は、2n個の記憶素子FF1 …FF8 …で構成さ
れており、端子DIに供給される直列ビットデータが、
端子CLKに供給されるクロック信号に同期して記憶さ
れる。
LA4 …で構成されており、ラッチ回路3のnビットデ
ータは、端子STBにストローブ信号が供給されるタイ
ミングで発熱抵抗体1……1に出力される。シフトレジ
スタ5は、2n個の記憶素子FF1 …FF8 …で構成さ
れており、端子DIに供給される直列ビットデータが、
端子CLKに供給されるクロック信号に同期して記憶さ
れる。
【0014】選択回路4は、2n個のANDゲート6…
…6などで構成されており、制御回路から供給される端
子A,Bの切換信号のレベルに応じて、シフトレジスタ
5の偶数或いは奇数番目の記憶素子FFi のnビットデ
ータを出力する。具体的には、端子AにHレベル、端子
BにLレベルの切換信号が供給されると、奇数番目の記
憶素子FF1 ,FF3 …FF7 …のデータがラッチ回路
3の記憶素子LA1 …LA4 …に記憶され、逆に、端子
AにLレベル、端子BにHレベルの切換信号が供給され
ると、偶数番目の記憶素子FF2 ,FF4 …FF8 …の
データがラッチ回路3の記憶素子LA1 …LA4 …に記
憶される。尚、ラッチ回路3の各記憶素子LAi には2
つのANDゲートの出力が供給されているが、この2つ
の出力は、適宜な回路によって論理ORの処理がされ、
ラッチ回路3の各記憶素子LAiに記憶される。
…6などで構成されており、制御回路から供給される端
子A,Bの切換信号のレベルに応じて、シフトレジスタ
5の偶数或いは奇数番目の記憶素子FFi のnビットデ
ータを出力する。具体的には、端子AにHレベル、端子
BにLレベルの切換信号が供給されると、奇数番目の記
憶素子FF1 ,FF3 …FF7 …のデータがラッチ回路
3の記憶素子LA1 …LA4 …に記憶され、逆に、端子
AにLレベル、端子BにHレベルの切換信号が供給され
ると、偶数番目の記憶素子FF2 ,FF4 …FF8 …の
データがラッチ回路3の記憶素子LA1 …LA4 …に記
憶される。尚、ラッチ回路3の各記憶素子LAi には2
つのANDゲートの出力が供給されているが、この2つ
の出力は、適宜な回路によって論理ORの処理がされ、
ラッチ回路3の各記憶素子LAiに記憶される。
【0015】以下、図1に示すサーマルプリントヘッド
の動作を説明する。図示しない制御回路は、2nビット
の直列データを端子DIに供給すると共に、端子CLK
にクロックパルスを供給する。すると、シフトレジスタ
5は、このクロックパルスに同期して、直列データを時
間順次に取り込み、これを2nビットの並列データとし
て記憶する。
の動作を説明する。図示しない制御回路は、2nビット
の直列データを端子DIに供給すると共に、端子CLK
にクロックパルスを供給する。すると、シフトレジスタ
5は、このクロックパルスに同期して、直列データを時
間順次に取り込み、これを2nビットの並列データとし
て記憶する。
【0016】次に、制御回路は、端子AにHレベル、端
子BにLレベルの切換信号を供給して、シフトレジスタ
5の奇数番目の記憶素子FF1 ,FF3 …FF7 …のn
ビットデータをラッチ回路3に記憶させる。そして、端
子STBにストローブ信号を供給して、ラッチ回路3の
nビットデータを発熱抵抗体1……1に出力させて印字
動作を行う。
子BにLレベルの切換信号を供給して、シフトレジスタ
5の奇数番目の記憶素子FF1 ,FF3 …FF7 …のn
ビットデータをラッチ回路3に記憶させる。そして、端
子STBにストローブ信号を供給して、ラッチ回路3の
nビットデータを発熱抵抗体1……1に出力させて印字
動作を行う。
【0017】以上の処理によって、例えば、記録紙1行
分の印字処理の半分が1ドット飛びに完了したことにな
る。そこで制御装置は、発熱抵抗体1……1と記録紙と
の位置関係を印字ドット1個分だけずらせて、残りのn
ビットデータの印字処理を開始する。すなわち、端子A
にLレベル、端子BにHレベルの切換信号を供給して、
シフトレジスタ5の偶数番目の記憶素子FF2 ,FF4
…FF8 …のデータを、ラッチ回路3の記憶素子LA1
…LA4 …に記憶させる。その後、端子STBにストロ
ーブ信号を供給して、シフトレジスタ5の偶数番目の記
憶素子に記憶されていたビットデータについての印字処
理を行う。
分の印字処理の半分が1ドット飛びに完了したことにな
る。そこで制御装置は、発熱抵抗体1……1と記録紙と
の位置関係を印字ドット1個分だけずらせて、残りのn
ビットデータの印字処理を開始する。すなわち、端子A
にLレベル、端子BにHレベルの切換信号を供給して、
シフトレジスタ5の偶数番目の記憶素子FF2 ,FF4
…FF8 …のデータを、ラッチ回路3の記憶素子LA1
…LA4 …に記憶させる。その後、端子STBにストロ
ーブ信号を供給して、シフトレジスタ5の偶数番目の記
憶素子に記憶されていたビットデータについての印字処
理を行う。
【0018】この処理によって、2nビット分の全ドッ
トデータについて、例えば1行分の印字処理が完了する
ので、制御回路は、次に、発熱抵抗体と記録紙との位置
関係を最初の状態に戻して、次の行についての2nビッ
トデータを、前回の場合と同様にしてシフトレジスタ5
に記憶させる。以上のように、この実施例では、発熱抵
抗体を機械的に発熱抵抗体の列方向に移動させている
が、具体的にはカム等を利用して例えば0.125mm
程度の往復運動をさせればよい。もっとも、この方法に
限定される必要はなく、例えば、発熱抵抗体を2n個設
けておき、2n個の発熱抵抗体とn個のANDゲート2
との接続を、スイッチ回路で切り換えるようにしてもよ
い。
トデータについて、例えば1行分の印字処理が完了する
ので、制御回路は、次に、発熱抵抗体と記録紙との位置
関係を最初の状態に戻して、次の行についての2nビッ
トデータを、前回の場合と同様にしてシフトレジスタ5
に記憶させる。以上のように、この実施例では、発熱抵
抗体を機械的に発熱抵抗体の列方向に移動させている
が、具体的にはカム等を利用して例えば0.125mm
程度の往復運動をさせればよい。もっとも、この方法に
限定される必要はなく、例えば、発熱抵抗体を2n個設
けておき、2n個の発熱抵抗体とn個のANDゲート2
との接続を、スイッチ回路で切り換えるようにしてもよ
い。
【0019】また、以上の説明では端子Aと端子Bに独
立の切換信号を供給する旨説明したが、これに限定され
る必要はなく、例えば端子Aの信号を論理否定した信号
を端子Bに加えたのでもよい。更にまた、データを奇数
と偶数に分ける方法として、カウンタ等を用意して、デ
ータ転送と同時に分類してゆく方法もある。図2は、そ
の一例を図示したものであり、T型フリップフロップ6
によってクロックパルスCPを2分周して、その出力信
号Q,Qバーによって入力データDI’を奇数番目のデ
ータと偶数番目のデータに分ける場合を示している。但
し、この場合には数回にわたって同じデータを転送する
必要がある。尚、A,Aバーは、データ切換端子であ
る。
立の切換信号を供給する旨説明したが、これに限定され
る必要はなく、例えば端子Aの信号を論理否定した信号
を端子Bに加えたのでもよい。更にまた、データを奇数
と偶数に分ける方法として、カウンタ等を用意して、デ
ータ転送と同時に分類してゆく方法もある。図2は、そ
の一例を図示したものであり、T型フリップフロップ6
によってクロックパルスCPを2分周して、その出力信
号Q,Qバーによって入力データDI’を奇数番目のデ
ータと偶数番目のデータに分ける場合を示している。但
し、この場合には数回にわたって同じデータを転送する
必要がある。尚、A,Aバーは、データ切換端子であ
る。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、この発明に係るド
ットデータ用駆動回路は、2n個の記憶素子からなるシ
フトレジスタと、n個の記憶素子からなるラッチ回路
と、n個の駆動素子と、2nビットのデータを奇数番目
のnビットデータと偶数番目のnビットデータとに2分
して出力する選択回路とを備えており、駆動素子が従来
装置の場合の半分となるので、この駆動素子が占有する
面積を小さく抑えることができ、コストの低減化を実現
することができる。
ットデータ用駆動回路は、2n個の記憶素子からなるシ
フトレジスタと、n個の記憶素子からなるラッチ回路
と、n個の駆動素子と、2nビットのデータを奇数番目
のnビットデータと偶数番目のnビットデータとに2分
して出力する選択回路とを備えており、駆動素子が従来
装置の場合の半分となるので、この駆動素子が占有する
面積を小さく抑えることができ、コストの低減化を実現
することができる。
【0021】また、駆動素子数が同じである従来装置と
比べた場合には、例えばnビットのドットデータを印字
する毎に、1ドット分だけ記録紙をずらすことによっ
て、より精密な印字処理を行うことができる。
比べた場合には、例えばnビットのドットデータを印字
する毎に、1ドット分だけ記録紙をずらすことによっ
て、より精密な印字処理を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例であるドットデータ用駆動
回路の回路図を図示したものである。
回路の回路図を図示したものである。
【図2】図1の回路の一部を変形した回路図を図示した
ものである。
ものである。
【図3】従来のドットデータ用駆動回路の回路図を図示
したものである。
したものである。
1 発熱抵抗体 2 駆動素子(出力回路) 3 ラッチ回路 4 選択回路 5 シフトレジスタ(記憶回路9)
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H04N 1/21 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41J 2/505 B41J 2/355 B41J 2/44 B41J 2/45 B41J 2/455 H04N 1/21
Claims (1)
- 【請求項1】2n個の記憶素子が直列に接続されてな
り、外部回路より2nビット分の直列のドットデータを
受けてこれを記憶するシフトレジスタと、 このシフトレジスタの各記憶素子の出力を受けて奇数番
目のビットのデータ群と偶数番目のnビットのデータ群
とに2分し、2分された奇数番目のnビットのデータ群
と、偶数番目のnビットのデータ群とを時間順次に切り
換えて出力する選択回路と、n個の記憶素子からなり、前記 選択回路のnビットの出
力データを受け、相隣る奇数番目と偶数番目データを同
じ記憶素子に時間順次に切り換えて一時保存するラッチ
回路と、 このラッチ回路の保存データを受け、これをストローブ
信号に同期して出力するn個の出力回路と、 を備えることを特徴とするドットデータ用駆動回路装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14393192A JP3148359B2 (ja) | 1992-06-04 | 1992-06-04 | ドットデータ用駆動回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14393192A JP3148359B2 (ja) | 1992-06-04 | 1992-06-04 | ドットデータ用駆動回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05330144A JPH05330144A (ja) | 1993-12-14 |
JP3148359B2 true JP3148359B2 (ja) | 2001-03-19 |
Family
ID=15350413
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14393192A Expired - Fee Related JP3148359B2 (ja) | 1992-06-04 | 1992-06-04 | ドットデータ用駆動回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3148359B2 (ja) |
-
1992
- 1992-06-04 JP JP14393192A patent/JP3148359B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05330144A (ja) | 1993-12-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6008831A (en) | Apparatus for controlling driving of thermal printhead | |
EP0138493B1 (en) | Printer | |
US5483273A (en) | Drive control apparatus for thermal head | |
JPH0630887B2 (ja) | サーマルプリンタ | |
JP3148359B2 (ja) | ドットデータ用駆動回路 | |
EP0501707A2 (en) | Drive control apparatus for thermal head | |
US5233365A (en) | Dot-matrix printer having interchangeable line head and moving head technologies | |
JP2932606B2 (ja) | 印字装置 | |
JP3179962B2 (ja) | Ledアレイの駆動制御回路 | |
JP2563014B2 (ja) | サーマルヘッド | |
JP2855047B2 (ja) | プリントヘッド | |
JP3062314B2 (ja) | 印字素子駆動回路装置及び印字装置 | |
JPS6028180B2 (ja) | 記録ヘツド | |
JP3207259B2 (ja) | サーマルプリントヘッド | |
JPH01232072A (ja) | ライン状並列負荷の駆動装置 | |
JP2772170B2 (ja) | サーマルヘッド駆動回路及び印字装置 | |
JPH0834140A (ja) | プリントヘッド駆動回路及びプリントヘッド | |
JPH01249365A (ja) | 感熱記録制御方式 | |
JPH06198939A (ja) | サーマルプリントヘッド用ドライバ | |
JPH0834138A (ja) | プリントヘッド駆動回路及びプリントヘッド | |
JP2003034047A (ja) | サーマルヘッド及びその駆動方法、並びにヘッド駆動用ic | |
JPS6225314B2 (ja) | ||
JPS59118476A (ja) | サ−マルヘツド駆動制御回路 | |
JPH0211345A (ja) | 濃度階調制御型サーマルプリンタ | |
JPS6195959A (ja) | サ−マルヘツド |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |