JP3148308B2 - ディスク駆動装置 - Google Patents

ディスク駆動装置

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JP3148308B2
JP3148308B2 JP29633291A JP29633291A JP3148308B2 JP 3148308 B2 JP3148308 B2 JP 3148308B2 JP 29633291 A JP29633291 A JP 29633291A JP 29633291 A JP29633291 A JP 29633291A JP 3148308 B2 JP3148308 B2 JP 3148308B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、記録ディスクを回転駆
動するディスク駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、磁気ディスク駆動装置等のディス
ク駆動装置は、図2に示すように、読取・書込ヘッド
(以下、単に「ヘッド手段」と称する。)10,11を
有するベースプレート12に、磁気ディスク等の記録デ
ィスクDを回転させる一般にスピンドルモータといわれ
ているモータ13がボルト14によって取付けられた構
造になっている。
【0003】スピンドルモータ13は、モータ全体をベ
ースプレート12に支持するブラケット15と、ディス
クDが装着され一対のベアリング16,17によってブ
ラケット15に対し回転するハブ18とを有している。
【0004】ハブ18は、ハブ18内周に具えられたロ
ータマグネット19とブラケット15に具えられた電機
子20との磁気作用によって回転するようになってい
る。
【0005】ヘッド手段10,11は、ディスクDから
情報を読取るとき、或いは、ディスクDに情報を書込む
とき回転してディスクDに接近離間するようにベースプ
レート12上のヘッド支持軸21に装着されている。ヘ
ッド支持軸21は、ベースプレート12に圧入され、フ
ランジ22が形成されている。フランジ22の上面23
はヘッドアッセンブリ24の受け止め、ヘッド10,1
1の位置決めを行なうためのヘッド位置決め面になって
いる。
【0006】ディスク駆動装置25の性能は、ヘッド1
0,11とディスクDとの相対位置関係に左右される。
ヘッド10,11はディスクDに接触するようになって
いる。このため、下側のヘッド11とハブ18上のディ
スク駆動装置面26とを同一レベルにしてある。
【0007】そこで、スピンドルモータ13の取付面2
7とハブ18上のディスク載置面26との間の寸法Bか
ら、スピンドルモータ13の取付面27とフランジ22
の上面23との寸法Cを引いた残りの寸法Aを、ヘッド
アッセンブリ24の下面28から下側のヘッド11まで
の予め決められた寸法Eと同一にしている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
ディスク駆動装置25の上記Aの寸法、即ち、ディスク
載置面26の高さは、別に組立てられたスピンドルモー
タ13の上記Bの寸法公差と、上記Cの寸法公差との累
積によって所定の公差内に納めることができないことが
ある。このため、上記寸法Aを上記寸法Eと同一にする
ことができず、ヘッド10,11とディスクDとの相対
位置関係に狂いが生じるという問題点を有している。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のディスク駆動装
置では、ベースプレートの下面には基準突起が設けら
れ、基準突起の先端面とハブのディスク載置面との間隔
及び基準突起の先端面と支持軸のヘッド位置決め面との
間隔が所要の通り設定され、ディスク載置面とヘッド位
置決め面との間隔が設定された寸法となるようベアリン
グの取付け位置が調整され、かくして基準突起の該先端
面を基準にしてディスク載置面とヘッド位置決め面との
間隔が調整される。
【0010】
【作用】かかるディスク駆動装置においては、まず、基
準突起の先端面とヘッド位置決め面との寸法を測定す
る。次いで、上記基準突起の先端面から記録ディスクが
装着されるスピンドルモータのディスク載置面までの寸
法を、基準突起の先端面とヘッド位置決め面との寸法を
基準値として調整しながらスピンドルモータの各部品を
組込む。かく寸法を設定すると、ヘッド位置決め面とデ
ィスク載置面とを上記基準突起の先端面を基準にして所
定の寸法にすることができ、かくしてヘッド手段と記録
ディスクとが同一レベルに設定される。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0012】ディスク駆動装置40は、図1に示すよう
に、磁気ディスクの如き記録ディスクDを回転させるス
ピンドルモータ44のブラケット43(駆動装置のベー
スプレートとして機能する)にヘッド41,42が一体
に組込まれた構造になっている。
【0013】ブラケット43はアルミダイキャストによ
って成形されている。
【0014】スピンドルモータ44のブラケット43
は、図1において左の方へ延長されており、従来のブラ
ケットに相当する部分と駆動装置のベースプレートに相
当する部分とが一体に成形された形状になっている。ブ
ラケット43に形成された円筒状の筒状部45には一対
のベアリング46,47を介してハブ48が設けられて
いる。
【0015】ハブ48は、ハブ48の内周に具えられた
ロータマグネット49と筒状部45に具えられた電機子
50との磁気作用によって回転するようになっている。
ハブ48に設けられたフランジ61の上面51は記録デ
ィスクDが装着されるディスク載置面となっている。
【0016】ブラケット43の下面には下方に突出する
基準突起52が一体に成形されている。基準突起52
は、ブラケット43の適宜の個所に間隔を置いて3個形
成されている。基準突起52は、ブラケット43をアル
ミダイキャストによって形成する際に一体成形される。
基準突起52の先端53は、ブラケット43成形後、
機械(例えば、フライス)加工が施され、平坦に形成さ
れる。
【0017】3つの基準突起52の先端3が基準面
となる。先端3は、ブラケット43の他の部分より
も下方に突出し、かかる基準となる先端面53は、ブラ
ケット43の他の部分の高さの基準となる親基準面(図
示省略)に基づいて設定される。尚、比較的大きい基準
突起を設けた場合には、1個又は2個でも所要の基準面
として機能させることができる。
【0018】ヘッド手段41,42は、記録ディスクD
から情報を読取るとき、或いは、記録ディスクDに情報
を書込むとき回動して記録ディスクDに接近離間するよ
うにブラケット43上のヘッド支持軸54に具えられて
いる。
【0019】ヘッド手段41,42は一対のベアリング
58,59によってヘッド支持軸54に取付けられてい
る。
【0020】ヘッド支持軸54は、ブラケット43に圧
入され、フランジ55が形成されている。フランジ55
の上面56はヘッドアッセンブリ57を受け止め、ヘッ
ド手段41,42の位置決めを行なうためのヘッド位置
決め面になっている。なお、ヘッド支持軸54はブラケ
ット43と一体に成形されてもよい。
【0021】ディスク載置面51の高さ調整と、ディス
ク駆動装置40のブラケット43へのスピンドルモータ
44の組込みは次の手順によって行なわれる。
【0022】ブラケット43にヘッド支持軸54を圧入
する。
【0023】次に、基準突起52の先端面53とヘッド
位置決め面56との寸法(図1中Fで示す寸法)を測定
する。
【0024】その後、上側のベアリング46の圧入位置
を調整しながら、基準突起52の先端面53からディス
ク載置面51までの寸法(図1中Gで示す寸法)を測
る。ベアリング46の位置を変えることによりベアリン
グ46に接触しているハブ48の高さを調整することが
できる。この調整は、G寸法からF寸法を引いた値、即
ち、ヘッド位置決め面56とディスク載置面51との寸
法(図1中Hで示す寸法)がヘッド位置決め面56とヘ
ッド手段42との予め決められた寸法(図1中Kで示す
寸法)と一致するまで行う。
【0025】以上の組立はモータ製造工場において行な
われ、ディスク駆動装置製造工場において、ヘッド支持
軸54にヘッドアッセンブリ57が組込まれる。
【0026】これによって、各部の部品公差や組立公差
の影響を受けることなく、ヘッド手段42と記録ディス
クDとを同一レベルに調整することができ、ディスク駆
動装置40の性能を向上させることができる。
【0027】なお、ヘッド位置決め面56は実際には点
に近い広さであり、スピンドルモータ44をブラケット
43に組み込んだ状態でヘッド位置決め面56からディ
スク 載置面51までの寸法の測定を安定して行うことは
困難であることから、予めヘッド支持軸54のみブラケ
ット43に装着した状態で測定しておいた、基準突起5
2の先端面53とヘッド位置決め面56とのF寸法を基
準値としてベアリング46の圧入位置の調整が行われ
る。
【0028】
【発明の効果】本発明のディスク駆動装置においては、
基準突起の先端面を基準にして、ディスク載置面の高さ
を調整することができるようになっているため、各部の
部品公差や組立公差の影響を受けることなくヘッド手段
と記録ディスクとを同一レベルにすることができ、ディ
スク駆動装置の性能を向上させることができる。
【0029】又、従来のスピンドルモータのブラケット
に相当する部分とディスク駆動装置のベースプレートに
相当する部材とを一体に成形したため、ディスク駆動装
置の構造を簡素化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のディスク駆動装置をスピンドルモータ
の筒状部とヘッド支持軸とに沿って破断した断面図であ
る。
【図2】従来のディスク駆動装置をスピンドルモータの
筒状部とヘッド支持軸とに沿って破断した断面図であ
る。
【符号の説明】
D ディスク 40 ディスク駆動装置 41,42 ヘッド手段 43 ブラケット 44 スピンドルモータ 52 基準突起 53 基準突起の先端面 54 ヘッド支持軸 56 ヘッド位置決め面

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベースプレートと、該ベースプレートに
    回転自在に支持されたハブと、該ベースプレートと該ハ
    ブとの間に取付けられたベアリングと、該ハブに装着さ
    れた記録ディスクと、該ベースプレートに装着された支
    持軸と、該支持軸に回転自在に支持されたアームと、該
    アームに装着されたヘッド手段と、を具備するディスク
    駆動装置において、 該ベースプレートの下面には基準突起が設けられ、該基
    準突起の先端面と該ハブのディスク載置面との間隔及び
    該基準突起の該先端面と該支持軸のヘッド位置決め面と
    の間隔が所要の通り設定され、該ディスク載置面と該ヘ
    ッド位置決め面との間隔が設定された寸法となるよう該
    ベアリングの取付け位置が調整され、かくして該基準突
    起の該先端面を基準にして該ディスク載置面と該ヘッド
    位置決め面との間隔が調整される、ことを特徴とするデ
    ィスク駆動装置。
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