JP3147657U - 眼鏡フレーム又は部品への宝石の固定構造 - Google Patents

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宗均 徐
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金谷 広行
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Abstract

【課題】眼鏡フレームあるいは部品に宝石を固定するに当って、特に薄い金属板を使用した被取付物において、加工が複雑にならず宝石を安定的に固定することができる固定構造を提供する。
【解決手段】眼鏡のフレーム10、又は部品への宝石50の固定構造であって、上部縁41は内側に曲げられて宝石を固定する部分と、内側には宝石の安置部分42と、外側にはフレーム又は部品表面への固定用突起部43が設けられ、中部から下部はストレートなパイプ状の本体44を有する宝石ケースが設けられ、そして、眼鏡フレーム又は部品表面には前記パイプ状の宝石ケースの外径に合う様に貫通孔30又は有底孔が設けられ、前記パイプ中下部外側と、眼鏡フレーム又は部品の孔内側が溶着固定された事を特徴とする、眼鏡フレーム又は部品への宝石の固定構造
【選択図】図2

Description

本考案は、眼鏡のフレーム又は部品への宝石の固定構造に関する。特に、薄い金属板を使用した眼鏡フレーム又は部品への宝石の固定構造に関する。
一般的に眼鏡フレームと眼鏡のテンプルの表面側で眼鏡の高級さを向上させようと、例えば、実開平04−96711号の様に、金、銀、宝石を接着剤等により直接眼鏡フレームやテンプルに孔を穿設し固定した物が開示されている。
実開平04−96711号
上記実開平04−96711号の様に、眼鏡フレーム又は部品の表裏に径の異なった二種類の貫通孔を穿設し、宝石を内側より収め、更に筒体により内側から接着剤等で固着する構造となっている為、非常に複雑な構造となり、加工に手間が掛かる。又、眼鏡フレーム又は部品が、薄い金属板であると二種類の大小の径の貫通孔を設けることは困難である。又、接着剤で固定する事により、宝石の離脱が多く、その高級さに主眼を置いて購入した顧客の不満が多かった。
上記課題を解決する為に、本考案では、薄い金属板からなる眼鏡のフレーム、又は部品への宝石の固定構造であって、上部縁は内側に曲げられて宝石を固定する部分と、内側には宝石の安置部分と、外側にはフレーム又は部品表面への固定用突起部が設けられ、中部から下部はストレートなパイプ状の本体を有する宝石ケースが設けられ、そして、眼鏡フレーム又は部品表面には前記パイプ状の宝石ケースの外径に合う様に貫通孔又は有底孔が設けられ、前記パイプ中下部外側と、眼鏡フレーム又は部品の孔内側が溶着固定された事を特徴とする、眼鏡フレーム又は部品への宝石の固定構造を提供する。
本考案の構造により、宝石の防犯を防ぐと共に、長時間使用や不注意による宝石の離脱が無くなった。又、薄い金属板のフレームや部品に於いてもしっかりと宝石類を固定する事が可能となり、眼鏡フレームや部品に対する加工も複雑にならず、フレーム、部品を傷物にして廃棄する事も少なくなった。
以下図により、本考案を説明するが、本考案は以下の実施例又は実施図により限定される物ではなく、本請求の範囲により決定される。
図1は本考案の望ましい宝石固定構造を取り付けた眼鏡の要部斜視図であり、図2は、本考案の宝石の固定構造用の宝石ケースが、眼鏡フレームに挿入される状態の断面図であり、図3は、A−A拡大断面図であり、本考案の宝石の固定構造用の宝石ケースが組み付けられた状態の断面図である。
先ず、眼鏡フレーム10又はテンプル20等に宝石ケース用の適合貫通孔30を穿設する。
次に、宝石用ケース40をパイプにより加工する。具体的には、該パイプの上部縁41は内側に曲げられて宝石50を外れない様にしっかり固定する部分と、そしてパイプ内側には宝石50の安置部分42と、外側にはフレーム又は部品表面11への固定用突起部43が設けられ、中部から下部はストレートなパイプ状の本体44を有する様に加工される。
そして宝石50が嵌められて、上部縁41がカシメられて装飾体60となる。
そしてその装飾体60を前記眼鏡フレーム10又はテンプル(部品)20等の適合貫通孔30に表面側11から嵌合し、溶着固定させる。ここで溶着はロウ付けで良く、前記眼鏡フレームや部品が薄い板状であってもしっかり固着する。
前記宝石用ケースとして使用されるパイプは円筒形でも多角形状でも良く、その他の星形や任意の形状でも良い。
又、前記パイプの宝石50を固定する上部縁41は、ベンディング専用工具で簡単にカシメ宝石等を動かない様にしっかり固定する事が出来る。
前記眼鏡フレーム10やテンプル(部品)20等がロウ付けがし難いチタン合金等であっても、前記宝石ケース用のパイプを金、銀、等の材質にする事によりロウ付け固着がしっかり出来る事となる。そして、高価な宝石の離脱等が防げる事となる。
勿論、上記宝石ケース40は予め製作しておける事が可能で、そうする事により、組立作業が簡単に素早く行うことが可能となる。
本考案の様な構造を採る事により、例え薄い金属製のフレームや部品であっても、高価な宝石等の宝飾物を固定して置く事が可能で、宝石だけの盗難も少なくなり、不注意な離脱も無くなった。
眼鏡と宝石とのコラボレーションがもっと盛んになり、眼鏡のデザインの幅も、宝石の使用頻度も高くなり、両方の産業の相乗効果が期待出来る。
本考案の宝石構造を取り付けた眼鏡の要部斜視図 本考案の宝石取り付け前の分解断面図 図1のA−A断面図(宝石取付後の)
符号の説明
10、 眼鏡
11、 眼鏡フレーム又は部品の表面側
12、 眼鏡フレーム又は部品の裏面側
20、 テンプル(部品)
30、 貫通孔
40、 宝石ケース
41、 宝石ケース(パイプ)上部縁
42、 宝石安置部
43、 宝石ケース外側突起部
44、 パイプ本体
50、 宝石(宝飾物)
60、 装飾体

Claims (2)

  1. 眼鏡のフレーム、又は部品への宝石の固定構造であって、上部縁は内側に曲げられて宝石を固定する部分と、内側には宝石の安置部分と、外側にはフレーム又は部品表面への固定用突起部が設けられ、中部から下部はストレートなパイプ状の本体を有する宝石ケースが設けられ、そして、眼鏡フレーム又は部品表面には前記パイプ状の宝石ケースの外径に合う様に貫通孔又は有底孔が設けられ、前記パイプ中下部外側と、眼鏡フレーム又は部品の孔内側が溶着固定された事を特徴とする、眼鏡フレーム又は部品への宝石の固定構造。
  2. 前記眼鏡のフレーム、又は部品が薄い金属板よりなる事を特徴とする請求項1記載の眼鏡フレーム又は部品への宝石の固定構造。
JP2008007765U 2008-10-08 眼鏡フレーム又は部品への宝石の固定構造 Expired - Lifetime JP3147657U (ja)

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JP3147657U true JP3147657U (ja) 2009-01-15

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