JP3147480U - 携帯用冷房風防護衣服 - Google Patents

Abstract

【課題】 肩を覆って冷えや日光の直射を防止すると共に、着用したままで動いても肩から外れたりずり落ちたりすることがなく、日常屋内外において簡便に羽織ることのできる肩掛け衣服を提供することを目的とする。
【解決手段】 長方形の布帛1に、その長手方向の両端の内側に鍵ホック凹2と鍵ホック凸3を縫着し、その鍵ホック2,3を係合してできる袖部に両腕を通すことにより、肩掛け部が肩を覆い、冷房風や日射による直射を防止することができる携帯用冷房風防護衣服を提供する。
【選択図】 図１

Description

本考案は、肩掛け衣服に関するものであって、特に夏季や冬季であっても冷房の効いた電車やバスの室内などにおいて肩が冷えるのを防止したり、また肩に日光の直射を受けることを防止するために、携帯が可能で、簡便に羽織ることのできる衣服に関するものである。

従来、この種の、特に肩を保温したり日光の直射を防止するために羽織る衣服としては、特開平６−１５８４０５号公報や、特開平７−２１６６０６号公報、特願２００３−３４６５７９に示されたものが知られている。

特開平６−１５８４０５号公報に示されたものは、首を跨いでその両側で単純に肩にかけるものであり、これを着用してじっとしているときには良いが、動き廻ったときにはずれたりずり落ちたりする可能性がある。

また特開平７−２１６６０６号公報のものは、両肩の肩掛け部の間にバンド部材を設
け、当該バンド部材を首に巻き付けることにより保持しているが、この構造においても動きによっては肩に掛けた肩掛け部が肩から外れる可能性があり、着用した状態での動きが制約される。

さらに特開２００５−１１３２８９号公報のものは、大きくて携帯には不向きであった。
特開平６−１５８４０５号公報 特開平７−２１６６０６号公報 特開２００５−１１３２８９号公報

本考案はかかる事情に鑑みなされたものであって、肩を覆って冷えや日光の直射を防
止すると共に、着用したままで動いても肩から外れたりずり落ちたりすることがなく、電車やバスなどの室内又は日常屋内外において、冷房風が冷たく感じたときに羽織ることのできる携帯用肩掛け衣服を提供することを目的とするものである。

上記課題を解決するために、
本考案は、長方形の布帛1を長手方向の両端の内側に鍵ホック凹2, 鍵ホック凸3を
縫着することを特徴とする。

その鍵ホック凹2と鍵ホック凸3を係合することにより、図3に示すように両端が筒
状になる。この筒状に腕を挿入することによって袖部を形成することを特徴とする。

また、本考案を二つ折にして、首に巻き、マフラーとしても使用可能である。

本考案によれば、鍵ホック凹2と鍵ホック凸3を係合してできる袖部に両腕を通すこ
とにより、肩掛け部が肩を覆い、冷房風や日射による直射を防止することができる。

また、図4,図5に示すように、鍵ホック凹2と鍵ホック凸3を係合してできる袖部に両腕を通すことにより、着用したまま動いても布帛1が肩から外れたり、ズレ落ちたりすることがなく、車内または室内においても簡便に便利に羽織ることができる。

さらに、本考案は、長方形の布帛1に4つの鍵ホック2,3を縫着するという簡単な構
造なため、小さく折りたたみ、別のハンドバックにも入る程度の袋体に収納することによって、携帯にも便利である。

次に、実施するための最良の形態について図によって説明するが、本実施するための
最良の形態が限定されないことは言うまでもない。
図1は、本考案を実施するための長方形の布帛1に、その長手方向の両端の内側に
鍵ホック凹2と鍵ホック凸3を縫着した図であるが、本考案はこれで完成である。

上記鍵ホックの代替品として、面ファスナーを使用してもいいし、ボタン穴を空け、
ボタンを取り付けてもよい。

本考案は、鍵ホック凹2と鍵ホック凸3を係合して長手方向の両端に図3に示すよう
な袖部を形成し、その袖部に腕を通して使用するため、本考案品が肩からズレ落ちたり
肩から外れたりすることがなくなる。

また、マフラーとして使用する場合は、図6に示すように、本考案品を首に巻いて使
用する。

また、本願書には記載していないが、本考案品を小さく折りたたみ、袋体に収納する
ことによって、携帯にも便利である。

本考案の長方形の布帛に鍵ホックを縫着した図 本考案の長方形の布帛を長手方向に二つ折りにした図 本考案の長方形の布帛を長手方向に二つ折りにした側面図 本考案を使用した前面斜視図 本考案を使用した後面斜視図 本考案を首に巻いた前面斜視図

符号の説明

１．長方形の布帛
２．鍵ホック凹
３．鍵ホック凸

Claims (3)

1. 本考案は、長方形の布帛のその長手方向の両端の内側に鍵ホック凹と鍵ホック凸を
   各々2個づつ縫着することを特徴とする冷房風防護衣服。
2. 鍵ホック凹と鍵ホック凸を係合することにより、両端が筒状になる。この筒状に腕を
   挿入することによって袖部を形成することを特徴とする請求項1の冷房風防護衣服。
3. また、本考案を二つ折にして、首に巻き、マフラーとしても使用可能であることを特徴とする請求項1又は請求項2の冷房風防護衣服。
   

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