JP3147447B2 - 液晶素子及び光量調整機構 - Google Patents

液晶素子及び光量調整機構

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JP3147447B2
JP3147447B2 JP33329991A JP33329991A JP3147447B2 JP 3147447 B2 JP3147447 B2 JP 3147447B2 JP 33329991 A JP33329991 A JP 33329991A JP 33329991 A JP33329991 A JP 33329991A JP 3147447 B2 JP3147447 B2 JP 3147447B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液晶ディスプレイある
いは液晶プロジェクターなどに応用される液晶素子に関
し、さらには一眼レフカメラ、8mビデオなどのビデオ
カメラ、望遠鏡、双眼鏡などのファインダー、情報写し
込み装置、あるいは透過光量を調整する絞り機構に関
し、さらに詳しくは高分子分散型液晶を用いた液晶素
子、構成体及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来一眼レフカメラなどのファインダー
あるいはファインダー部に情報を表示する部分には、プ
リズムなどを使用した光学式、あるいは枠、矢印などが
機械的に動く機械式のものが使用されていた。またフィ
ルム面、光量検出部に到達する光量を調整する絞り部分
には、機械式のものが多く使用されていた。またさら
に、ファインダー部にツイステッドネマチック方式(以
下、TNと略す)あるいは2色性色素を含むゲストホス
ト方式(以下、GHと略す)の液晶液晶素子も近年採用
されつつある(TN,GH方式に関しては、液晶デバイ
スハンドブック 編者 日本学術振興会第142委員会
発行所 日刊工業新聞社 に詳しい)。
【0003】またさらに新しい表示方法として、液晶と
高分子を互いに分散させた液晶(高分子分散型液晶、以
下「PDLC」と略す)を使用した液晶素子も検討され
ている。これはアメリカ特許4435047などに詳し
く、図2に示されているものが代表例としてあげられ
る。同図において1、2はそれぞれ基板、3、4はそれ
ぞれ電極、5は高分子、6は液晶である。高分子は液晶
を中に分散する網目状の組織としてマトリックス上に形
成されている。PDLCのもう一つの代表例としては、
特開平3ー126915などに開示されている図3にあ
げたような三次元マトリックス状の高分子に液晶が分散
されているものがあげられる。
【0004】動作原理は、図2、図3ともにほぼ同じで
電界が無印加時には図2(a)、3(a)に示すように
液晶は液晶分子のランダム配向しているために屈折率が
常光屈折率(1.5程度)と異常光屈折率(1.7程
度)の平均である1.6程度であり、高分子部分の屈折
率は1.5程度であるので、その屈折率の差は0.1程
度であり、入射した光は散乱状態となって液晶素子は白
濁して非透明状態となる。しかし、電界印加時には図2
(b)、3(b)に示すように液晶分子が一方向に配向
し液晶の屈折率は1.5程度となるために高分子部分の
屈折率と近似し、入射した光が液晶と高分子を散乱せず
に透過して液晶素子は透明状態となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、光学式、機械
式のファインダーでは光の向きによっては反射光がファ
インダーに入射し光って見にくい、また夜など暗い場所
では判読しにくいなどの問題があった。
【0006】また、機械式の絞り機構では、応答速度が
遅い、機械式のため長期の過酷な使用で信頼性が低下す
る、摩擦音が発生するなどの問題があった。
【0007】またTN型液晶液晶素子は、2枚のヨウ素
系偏光板を使用した場合は黒、カラー偏光板を使用した
場合はそれぞれの色の文字記号が情報としてファインダ
ー内に表示される。しかし、偏光板の間に液晶素子を挟
むため入射光の50%以上は偏光板に吸収される。その
ためファインダーに採用した場合には、ヨウ素系偏光板
では視全体が暗くなり、カラー偏光板では視野全体が着
色する問題があった。また、暗い場所では判読しにくい
問題点も残っている。
【0008】さらに、GH型液晶液晶素子は、液晶中に
2色性色素を溶解させこの色素による光の吸収を利用し
て表示を行う。ファインダーなどに使用される場合は、
電圧無印加時には液晶分子が垂直配向するようにしてお
く。この垂直配向された液晶分子と同じ方向に2色性色
素分子も配向するので、液晶素子は電圧無印加時にはほ
ぼ透明となる。電圧が印加されると液晶分子は基板に平
行になるように傾き、これに伴って2色性色素分子も傾
き光を吸収するようになる。その結果、素子は着色し表
示が可能になる。しかし、電圧無印加時でも2色性色素
による吸収があるので表示が暗い、表示を明るくするた
めに添加する2色性色素を減らすとコントラストが低下
する、暗い場所では判読しにくいなどの問題が残ってい
る。
【0009】またさらに、上記従来のアメリカ特許44
35047、および特開平3ー126915での液晶素
子では、電圧無印加状態で散乱状態をとり、電圧印加に
よって初めて透明状態をとる。そのため、ファインダー
として使用するには景色を確認するファインダー内の大
部分の領域に電圧を印加して透明状態としなければなら
ず、消費電力がかなり大きかった。また、アメリカ特許
に開示されたものでは透明状態になる電圧自身も40v
前後とかなり高く、カメラなどの電池で駆動することは
困難であった。
【0010】この問題点を解決する方法として、液晶中
にポリマーゲルを分散させて、電圧無印加時には透明状
態となるPDLC(リバース型PDLC)として、R.
A.M.Hikmetの方法(Mol.Cryst.L
iq.Cryt.,Vol198,p357 (199
1),Liquid Crystals, Vol9,
p405 (1991))、あるいはW.Doane
らの方法(Proceedings of IDRC,
p157 (1991))が提案されている。
【0011】Hikmetの方法では、一方向にラビン
グされた配向膜をもつ基板間に二官能性高分子前駆体と
液晶の混合物を封入後紫外線硬化により、液晶相とポリ
マーゲル相に分離する。ポリマーゲル相は並行なラメラ
ル構造を形成し、電圧無印加状態では、そのラメラル構
造に沿って液晶分子が配向する。この状態では、両者の
屈折率の差はほとんどないので入射した光は散乱されず
液晶素子は透明状態となる。素子に電圧を印加すると、
液晶分子は電界方向に配向しその屈折率は約1.7とな
る。そのため、一方向に配向しているポリマーゲルの屈
折率約1.5と屈折率の差を生じ液晶素子は白濁して非
透明状態となる。
【0012】しかし、このHikmetの方法ではポリ
マーゲルが一方向に配向しているため、その方向と並行
な偏光は散乱状態でも透過してしまう。そのため、入射
光の最大50%は散乱されずに透過するため、液晶素子
としてみた場合最大コントラストは1:2であり実用性
はないに等しい。
【0013】Doane らの方法では、一方向にラビングさ
れた配向膜を持つ基板間に二官能性高分子前駆体とネマ
チック液晶とコレステリック液晶の混合物を封入後紫外
線硬化により、コレステリック液晶相とポリマーゲル相
に分離する。電圧無印加状態ではコレステリック液晶相
は透明のグランジャン組織をとるため、入射光は散乱さ
れず液晶素子は透明状態をとる。電圧を印加すると、コ
レステリック液晶相はフォーカルコニック組織に変化し
多数の欠陥ができて光が散乱される。そのため液晶素子
は白濁し非透明状態になる。
【0014】しかし、Doaneらの方法では、従来か
ら公知のコレステリックーネマチック相転移モードと本
質的に大差なく、ポリマーゲルがコレステリック液晶中
に存在する意味がない(相転移モードに関しては、液晶
デバイスハンドブック 編者日本学術振興会第142委
員会 発行所 日刊工業新聞社 に詳しい)。また、駆
動電圧も40v前後と高く、ヒステリシスも存在し、実
用性が乏しい。
【0015】本発明はこのような課題を解決するもので
あり、その目的とするところは、電圧無印加時に透明状
態となるPDLC(リバース型PDLC)において、液
晶/高分子相の配向を制御して駆動電圧特性の優れた液
晶素子を提供し、あるいはカイラル成分を添加すること
により、液晶部分の配向をも規制し、散乱効率を向上さ
せ、高コントラストで駆動電圧特性の優れた液晶素子及
びこれを応用したファインダーを提供することにある。
【0016】また、上記従来の液晶素子をTFTなどの
アクティブ素子出駆動しようとすると、その液晶素子の
比抵抗が低いため、十分な保持ができず、表示装置とし
ての表示性能に問題があった。本発明は、それらの問題
点をも解決する液晶素子の駆動方法を提供することをも
目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明は、対向配置した
2枚の基板間に液晶及び高分子の混合物を配置した液晶
素子において、前記高分子は、
【0018】
【化2】
【0019】からなる繰り返し単位を少なくとも1種類
含む重合体であることを特徴とする。
【0020】前記混合物中にはカイラル成分、2色性色
素又は発光色素が混合されてあってもよい。
【0021】また、互いに表示モードが異なる少なくと
も2つの表示部分を有し、それら2つの表示部分のうち
一方の表示部分には、前記液晶及び前記高分子の混合物
を含む高分子分散型液晶が配置され、他方の表示部分に
はTN型液晶及びゲストホスト型液晶から選ばれる液晶
が配置されてなることを特徴とする。
【0022】また、本発明の光量調整機構は、上記液晶
素子を採用しており、液晶素子は所定パターンの電極を
有するとともに、前記電極に印加する電圧に応じて透明
状態過及び散乱状となることを特徴とする。
【0023】
【作用】以上の構成により、図1(a)に示したように
高分子は液晶に添って配向し、液晶と同様の屈折率異方
性(視野方向での屈折率1.7程度)を示す。そのた
め、ファインダーとして景色などを確認するのに必要な
部分は、電界無印加状態では液晶と高分子の視野方向で
の屈折率の差がなくなり透明状態となる。シャッタース
ピード、絞りなどをカメラの場合表示する情報表示部分
は、電界を印加すると図1(b)に示すように高分子部
分はそのままで液晶だけ電界方向に配向するため、高分
子部分の屈折率は水平配向した状態での屈折率(1.7
程度)のままであるため液晶部部分での屈折率は(1.
5程度)となる。そのため高分子部分と液晶部分での屈
折率の差は0.2程度となり、従来の2倍程度の散乱強
度となる。このようにして本発明では、電圧が印加され
ていない部分が透明となるため、消費電力が少なくてす
む。また、散乱状態に移行させるために必要な印加電圧
も10v以下でよいため、カメラなどの乾電池でも十分
駆動が可能で、良好なコントラストが得られる。
【0024】カイラル成分の添加効果については、重合
前にらせん構造をとらせ、重合によってその構造を固定
化することによって、あらゆる偏光成分に対して散乱を
生じさせることが期待された。
【0025】以下、参考例及び実施例を説明する。
【0026】
【実施例】[参考例1] 図1に本参考例で用いられた液晶素子の縦断面図を示
す。同図において、1、2は表面が平坦な基板であり、
3、4はその表面に蒸着法などにより形成された電極を
持つ。その電極は図4に示すような情報をファインダー
内に表示できるようにパターンが形成されている。
【0027】この電極の上に、配向膜18としてポリイ
ミド(日本合成ゴム製)の5%溶液を2000rpmで
スピンコートした。これらの基板を150度にて焼成
し、その後この配向膜表面をさらしで1方向にこすっ
た。配向処理はここに示した方法以外に、斜方蒸着法、
LB膜法など、液晶が配向する方法であれば何でも用い
ることができる。本実施例ではこする方向は2枚の基板
を組み合わせたときにこする方向がほぼ直交になるよう
にした。これら2枚の基板の配向膜の各表面を向かい合
わせてセル厚10μmになるように固定した。
【0028】その間隙に高分子前駆体として4−ビフェ
ニルメタクリレート
【0029】
【化3】
【0030】と液晶PN−001(ロディック社製)を
1:9で混合したものを封入して25度で紫外線を照射
した。ほぼ透明な素子が得られた。図において、高分子
11は粒子状の組織として立体的なネットワークを形成
されたマトリックスとなっており、その組織に液晶が担
持されている状態である。
【0031】電極3、4の間に電圧を印加していない場
合の光の透過率は70%であるが、100Hz、20V
の交流電界を印加すると光は散乱され、液晶素子は非透
過となる。この液晶素子の光透過状態での透過光量と光
散乱状態での透過光量の比で定義されるコントラスト
(以下、単にコントラストと呼ぶ)は、15:1以上で
あった。
【0032】このようにして得られたファインダー用液
晶素子をカメラ内に組み込んだところ視認性は良好で、
明るく見やすいものが得られた。
【0033】[実施例1] 上記参考例1で用いた4−ビフェニルメタクリレートの
代わりに
【0034】
【化4】
【0035】で示される高分子前駆体を少なくとも1種
類重合したものを用いると参考例と同様の効果を得られ
る。
【0036】参考例又は実施例1で用いる配向膜はポリ
イイミドに限られず、斜方蒸着法、ポリビニルアルコー
ルなど、液晶を配向させる力のあるのもであれば何でも
よい。またさらには、基板表面をラビングするだけでも
効果がある。また配向処理は片面の基板のみでも効果は
ある。両面の基板表面を配向処理する場合には互いの配
向処理方向についてはカイラル成分の含量と関係する場
合もあるのでその都度最適化する必要がある。
【0037】また、参考例1又は実施例1で用いる液晶
は屈折率異方性△nができるだけ大きいものがよく、更
に液晶の常光屈折率と異常光屈折率の平均が高分子の屈
折率に近いものがよい。液晶の含有量は、高分子及び液
晶の全体に対して50〜98%が最適である。これより
少ないと電界に対して変化量が少なくなり、またこれよ
り多いとコントラストがとれなくなる。
【0038】[実施例2] 本実施例では高分子前駆体として4ーベンゾイロキシフ
ェニルメタクリレート
【0039】
【化5】
【0040】を用いた例を示す。素子構成高分子と液晶
の混合比は実施例1に同じである。液晶には、カイラル
成分としてCB−15(BDH社製)を0.1%混入し
たZLI3926(メルク社製)を使用した。ほぼ透明
な素子が得られた。
【0041】液晶中に混入させるカイラル成分はここに
示したものでなくとも用いることができる。もちろんカ
イラル成分が多成分系でも何等問題はない。
【0042】2つの電極3、4×の間に電圧を印加して
いない場合の光の透過率は70%であるが、100H
z、16Vの交流電界を印加すると光は散乱され、液晶
素子は非透過となる。コントラストは20:1以上であ
った。印加電圧と透過率の関係を図5に示す。従来の高
分子分散型液晶液晶素子の電気光学特性に比べ格段に急
峻性が改善されている。また、電圧を印加したときの透
過光量の変化を示すしきい特性も各段に改善されてい
る。
【0043】このようにして得られたファインダー用液
晶素子をカメラ内に組み込んだところ視認性は良好で、
明るく見やすいものが得られた。
【0044】ここで用いる液晶は屈折率異方性△nがで
きるだけ大きいものがよく、更に液晶の常光屈折率と異
常光屈折率の平均が高分子の屈折率に近いものがよい。
液晶の含有量は、高分子及び液晶の全体に対して50〜
98%が最適である。これより少ないと電界に対して変
化が小さくこれより多いとコントラストが取れなくな
る。
【0045】[実施例3] 本実施例では発光性色素を混合した例を示す。重合法、
素子構成、高分子前駆体及び液晶と高分子の混合割合は
実施例2と同じである。液晶には、発光性色素としてE
B−501(三井東圧染料社製)を1.0%、カイラル
成分としてCB−15(BDH社製)を0.1%混入し
たZLI3926(メルク社製)を使用した。わずかに
青色に着色した素子が得られた。
【0046】発光性色素は、紫外線を吸収して可視光領
域に波長変換して発光する色素である。本実施例で使用
した発光性色素は、紫外線を吸収して青色に発色するも
のであるが、そのほかの可視光を発光するものでも好ま
しく使用できる。その添加量は、液晶に対して0.01
%〜10%が望ましく、さらに望ましくは0.1%〜5
%である。添加量がこれより少ないと効果がなく、これ
より多いと素子として使用中に析出してくる恐れがあ
る。
【0047】コントラストは30:1以上であった。
【0048】このようにして得られたファインダー用液
晶素子をカメラ内に組み込んだところ視認性は良好で、
明るく見やすいものが得られた。
【0049】ここで用いる配向膜はポリイイミドに限ら
れず、ポリビニルアルコールなど、液晶を配向させる力
のあるのもであれば何でもよい。また配向処理は片面の
基板のみでも効果はある。両面の基板表面を配向処理す
る場合には互いの配向処理方向についてはカイラル成分
の含量と関係する場合もあるのでその都度最適化する必
要がある。
【0050】ここで用いる液晶は屈折率異方性△nがで
きるだけ大きいものがよく、更に液晶の常光屈折率と異
常光屈折率の平均が高分子の屈折率に近いものがよい。
液晶の含有量は、高分子及び液晶の全体に対して50〜
98%が最適である。これより少ないと電界に対して変
化が小さくこれより多いとコントラストが取れなくな
る。
【0051】[参考例2] 本参考例では、液晶中に2色性色素を添加した場合を示
す。重合法、素子構造、高分子前駆体、及び高分子と液
晶の混合割合は参考例1と同様である。配向剤は使用せ
ずに基板に回転ラビングでこするだけとした後、セル厚
が10μmになるように組み立てた。二色性色素を1%
混合した液晶ZLI−1840(メルク社製)を使用し
た。重合後、わずかに着色した素子が得られた。コント
ラストは1:7であった。この特性はそれほど良好な特
性ではないが、2色性色素の添加量を最適化すれば更に
特性の向上が期待される。
【0052】液晶の屈折率異方性△n、液晶含有率、配
向処理方向とカイラル成分量との関係については実施例
3同様のことが言える。カイラル成分(メルク社製S−
1011)を添加するとしきい特性の向上、コントラス
トの向上が確認された。
【0053】このようにして得られたファインダー用液
晶素子をカメラ内に組み込んだところ視認性は良好で、
明るく見やすいものが得られた。
【0054】[実施例4] 本実施例では、TN型液晶素子と組み合わせた例をあげ
る。図4に示したように、一つの液晶素子をシール剤を
使用して、2つの表示モードが混在しないように2つに
分割し、景色を表示する部分9には実施例3で示した本
発明による高分子分散型液晶素子とし、各種情報を表示
する部分10にはTN型表示方式を用いた。
【0055】ガラス基板上に必要な情報が表示できるよ
うにパターン出しした透明電極を形成した。この電極の
上に、配向膜としてポリイミド(日本合成ゴム製)の5
%溶液を2000rpmでスピンコートした。これらの
基板を150度にて焼成し、その後この配向膜表面をさ
らしで1方向にこすった。配向処理はここに示した方法
以外に、斜方蒸着法、LB膜法など、液晶が配向する方
法であれば何でも用いることができる。本実施例ではこ
する方向は2枚の基板を組み合わせたときにこする方向
がほぼ直交になるようにした。2つの表示モードが混在
しないようにシール剤を使用して壁を作った。これら2
枚の基板の配向膜の各表面を向かい合わせてセル厚10
μmになるように固定した。
【0056】本実施例では、景色を表示する部分(図4
の9)に発光性色素を混合した高分子分散型液晶を使用
した例を示す。重合法、素子構成、高分子前駆体及び液
晶と高分子の混合割合は実施例2と同じである。液晶に
は、発光性色素としてEB−501(三井東圧染料社
製)を1.0%、カイラル成分としてCB−15(BD
H社製)を0.1%混入したZLI3926(メルク社
製)を使用した。わずかに青色に着色した素子が得られ
た。
【0057】発光性色素は、紫外線を吸収して可視光領
域に波長変換して発光する色素である。本実施例で使用
した発光性色素は、紫外線を吸収して青色に発色するも
のであるが、そのほかの可視光を発光するものでも好ま
しく使用できる。その添加量は、液晶に対して0.01
%〜10%が望ましく、さらに望ましくは0.1%〜5
%である。添加量がこれより少ないと効果がなく、これ
より多いと素子として使用中に析出してくる恐れがあ
る。
【0058】このように、高分子分散型液晶表示部分を
先に形成した後、通常のTN型表示部分(図4の10)
に液晶を封入した。TN型用液晶としては、SS−50
04(チッソ社製)を封入した。TN型液晶表示部分に
限って、電圧無印加時に光が透過するような配置で偏光
板を液晶セルの上下に張り付けた。
【0059】このようにして得られたファインダー用液
晶素子をカメラ内に組み込んだところ視認性は良好で、
明るく見やすいものが得られた。
【0060】[実施例5] 本実施例では、先に示した液晶素子を2端子素子として
MIM素子と組み合わせたファインダー用表示体につい
て示す。MIM素子は、基本的には金属/絶縁物/金属
で構成されるアクティブ素子である。図6に本実施例を
示す表示体の断面図を示す。通常のMIM素子は基板に
対して垂直方向に金属/絶縁物/金属の層を積み重ね素
子を形成する次に、素子部の作成法について説明する。
基板上にタンタル膜15を蒸着、スパッタなどにより形
成し、フォトエッチング法によりタンタルを選択的にエ
ッチングする。次に陽極酸化法によりタンタルを酸化し
酸化タンタル(絶縁物)16を形成し、その上にクロム
17を形成し手、MIM素子を完成させた。さらにこの
上に配向膜18としてポリイミドを塗布、焼成し、配向
処理した。この配向処理は配向膜とラビングを組み合わ
せる方法の他、斜方蒸着などを用いることもできる。こ
うして作成した素子基板と対向基板を組み合わせ、セル
厚10μmに固定し周囲をモールドした。
【0061】このようにして得た空隙に実施例4と同様
にして高分子前と液晶の混合体からなる液晶素子を作成
した。
【0062】電極間に電圧を印加しない場合の光の透過
率は55%であるが、100Hz,10vの交流電界を
印加すると光を散乱し、液晶素子は非透過になった。コ
ントラストは1:19であった。
【0063】これをカメラに組み込みファインダーとし
て使用したところ非常に鮮明な情報が景色中に表示され
た。
【0064】[参考例3] 本参考例では、先に示した液晶素子を2端子素子として
ラテラル型MIM素子と組み合わせたファインダー用表
示体について示す。ラテラル型MIM素子は、基本的に
は先に示した通常のMIM素子と同じく金属/絶縁物/
金属で構成されるアクティブ素子である。図7に本参考
例を示す表示体の断面図を示す。実施例5と異なる点
は、実施例4に示した通常のMIM素子は基板に対して
垂直方向に金属/絶縁物/金属の層を積み重ね素子を形
成するのに対し、本参考例では基板にほぼ並行に金属/
絶縁物/金属の層を重ねてラレラル型素子とする点であ
る。ラテラル型MIM素子を採用することによって、素
子自身の寄生容量を大幅に小さくすることができるの
で、液晶に印加される直流成分を大幅に小さくすること
ができ、表示画質や信頼性が大幅に向上する。次に、素
子部の作成法について説明する。基板上にタンタル膜1
5を蒸着、スパッタなどにより形成し、フォトエッチン
グ法によりタンタルを選択的にエッチングしテーパー状
にする。次に陽極酸化法によりタンタルを酸化酸化タン
タル16し、つぎにクロム層を形成して、ラテラル型M
IM素子を完成させた。さらにこの上に配向膜18とし
てポリイミドを塗布、焼成し、配向処理した。この配向
処理は配向膜とラビングを組み合わせる方法の他、配向
膜無しのラビングのみ、あるいは斜方蒸着などを用いる
こともできる。対向基板は、配向処理を施した。こうし
て作成した素子基板と対向基板を組み合わせ、セル厚1
0μmに固定し周囲をモールドした。
【0065】この間隙に高分子前駆体として、4ービフ
ェニルメタクリレートと液晶MJ−90657(メルク
社製)(この液晶は、カイラル成分CB−15(メルク
社製)、発光性色素EM−501(三井東圧染料社製)
を0.1%、1%それぞれ含む用に調整した)を5:9
5で混合したもの封入し、30度で紫外線を照射した。
若干青色に着色した素子が得られた。
【0066】電極間に電圧を印加しない場合の光の透過
率は61%であるが、100Hz,10vの交流電界を
印加すると光を散乱し、液晶素子は非透過になった。コ
ントラストは1:28であった。
【0067】これをカメラに組み込みファインダーとし
て使用したところ非常に鮮明な情報が景色中に表示され
た。
【0068】本参考例では配向膜を両側の基板に形成し
たが片側基板の処理だけでも効果を発揮する。また、セ
ル厚についてもここに示した値でなくともよく、用途に
合わせて決めればよい。
【0069】[実施例6] 本実施例では先に示した液晶素子を3端子素子としてT
FT素子を組み合わせたファインダー用表示体について
示す。TFT素子はドレイン/ゲート/ソースの相で構
成されるアクティブ素子である。図8は本実施例を示す
表示体の一部の断面図である。素子部の基本構成は参考
例2に同じである。
【0070】素子部の作成法について説明する。実施例
5あるいは参考例3と異なる点はTFT素子基板を用い
た点である。通常に方法により基板上にTFT素子を形
成した。この素子基板の上に配向膜18を形成し配向処
理した。この配向処理は配向膜とラビングの組み合わせ
る方法の他、斜方蒸着法などを用いることもできる。対
向基板については、電極を形成したのみで、特別な配向
処理は施さなかった。次にこれら2枚の基板を組み合わ
せ、セル厚12μmとなるように固定し周囲をモールド
した。
【0071】この間隙に、実施例2で例示したのと同様
な方法により素子を作成した。ほぼ透明な素子が作成で
きた。
【0072】本実施例では、走査線数20本、信号線数
60本の表示体の試作を行なったが、全画面で均一な表
示を得ることができた。このように、TFT素子と組み
合わせることにより高密度大表示容量のファインダーへ
の応用が可能になった。
【0073】このようにして得られたファインダー用液
晶素子をカメラ内に組み込んだところ視認性は良好で、
明るく見やすいものが得られた。
【0074】ここで用いる高分子材料配向膜、屈折率異
方性Δn、液晶の誘電率異方性、液晶分子及び高分子の
構造と透過率の関係、液晶のカイラル成分、発光性色素
の含有量については上記した実施例又は参考例と同様の
ことがいえる。
【0075】[実施例7] 本実施例ではさきに示した液晶素子と複合2端子素子と
してFEMT素子を組み合わせた場合について示す。F
EMT素子は金属/強誘電体/金属の層で構成され、強
誘電体層を電極間に設けて駆動するアクティブ素子であ
る。図9に本実施例を示す液晶素子の断面図を示す。図
において平坦な基板1の表面にアルミニュウム電極19
を形成後、強誘電体層20を形成しさらに画素電極21
としてITOを形成しFEMT素子を形成した。この基
板上に配向膜18を形成し配向処理を施した。対向基板
については、電極を形成して配向処理を施した。次にこ
れらの2枚の基板を配向方向がほぼ並行となるように組
み合わせ、セル厚8μmになるように固定し周囲をモー
ルドした。
【0076】この間隙に封入する物質及び封入の操作方
法は実施例4と同じであり、同様な透明素子が作成でき
た。
【0077】このようにして得られたファインダー用液
晶素子をカメラ内に組み込んだところ視認性は良好で、
明るく見やすいものが得られた。
【0078】本実施例において電極19、強誘電体20
及び画素電極21で形成された部分が液晶を駆動するア
クティブデバイス部分となり、強誘電体層が用いられて
いることを特徴とし、一般にFEMT素子と呼ばれてい
る。
【0079】強誘電体層20は、TiBaO3,PbT
iO3,WO3などノペブロスカイト型の強誘電体の他
にロッシュ塩型強誘電体、ポリフッ化ビニリデン及びそ
の共重合体、ポリフッ化ビニリデントテトラフルオロエ
チレンなどとの共重合体、シアン化ビニリデンと酢酸ビ
ニルとの共重合体、ポリフッ化ビニリデントとリフルオ
ロエチレンなどとの共重合体などの高分子強誘電体など
が用いられる。また、電極/強誘電体/電極の3層の接
続関係は、図9のように平面基板上に並行して形成され
るものに限られず強誘電体層20の残留分極を利用した
スイッチング機能を発揮させる接続関係であればよい。
例えば、強誘電体層を導電性電極でサンドイッチ状の層
構造としてはさんだものであってもよい。
【0080】[参考例4] 本参考例では、一眼レフカメラ用光量調整絞りに応用し
た例を示す。図10に本発明の絞りに使用した電極パタ
ーン例を示す。同図において、電極は透過光量を調整で
きるようにパターン出しされている。図中23は光遮光
部、24〜27は透明電極部である。非常に多くの透過
光量が必要な場合には電極部24〜27全てを電圧無印
加状態にすれば、液晶液晶素子部は透明のため絞りとし
てはは全開状態となる。逆に、透過光量を最小にしたけ
れば電極部24〜27全てを電圧印加状態にすれば、液
晶液晶素子部は散乱状態となるため、絞りとしては最小
状態となる。この中間の状態にしたい場合には、電圧を
印加する電極を適宜選択すればよい。
【0081】この電極の上に、配向膜18としてポリイ
ミド(日本合成ゴム製)の5%溶液を2000rpmで
スピンコートした。これらの基板を150度にて焼成
し、その後この配向膜表面をさらしで1方向にこすっ
た。配向処理はここに示した方法以外に、斜方蒸着法、
LB膜法など、液晶が配向する方法であれば何でも用い
ることができる。本参考例ではこする方向は2枚の基板
を組み合わせたときにこする方向がほぼ直交になるよう
にした。これら2枚の基板の配向膜の各表面を向かい合
わせてセル厚30μmになるように固定した。
【0082】その間隙に高分子前駆体として4−ビフェ
ニルメタクリレート
【0083】
【化6】
【0084】と液晶PN−001(ロディック社製)を
1:9で混合したものを封入して25度で紫外線を照射
した。ほぼ透明な素子が得られた。図において、高分子
11は粒子状の組織として立体的なネットワークを形成
されたマトリックスとなっており、その組織に液晶が担
持されている状態である。
【0085】電極3、4の間に電圧を印加していない場
合の光の透過率は70%であるが、100Hz、20V
の交流電界を印加すると光は散乱され、液晶素子は非透
過となる。この液晶素子の光透過状態での透過光量と光
散乱状態での透過光量の比で定義されるコントラスト
(以下、単にコントラストと呼ぶ)は、35:1以上で
あった。
【0086】[実施例8] 上記参考例4で用いた混合物にカイラル成分、2色性色
素、発光性色素などと混合してよい。
【0087】また、上記参考例4で用いた4−ビフェニ
ルメタクリレートの代わりに
【0088】
【化7】
【0089】で示される高分子前駆体を少なくとも1種
類重合したものを用いても参考例4と同様の効果を得ら
れる。
【0090】参考例4又は実施例8で用いる配向膜はポ
リイイミドに限られず、斜方蒸着法、ポリビニルアルコ
ールなど、液晶を配向させる力のあるのもであれば何で
もよい。またさらには、基板表面をラビングするだけで
も効果がある。また配向処理は片面の基板のみでも効果
はある。両面の基板表面を配向処理する場合には互いの
配向処理方向についてはカイラル成分の含量と関係する
場合もあるのでその都度最適化する必要がある。
【0091】参考例4又は実施例8で用いる液晶は屈折
率異方性△nができるだけ大きいものがよく、更に液晶
の常光屈折率と異常光屈折率の平均が高分子の屈折率に
近いものがよい。液晶の含有量は、高分子及び液晶の全
体に対して50〜98%が最適である。これより少ない
と電界に対して変化量が少なくなり、またこれより多い
とコントラストがとれなくなる。
【0092】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は高分子分
散型液晶液晶素子において高分子材料を改良することに
よって、しきい値特性、コントラストを改善することが
でき、明るく見やすいファインダー用液晶素子が製造可
能となった。
【0093】また、本発明は、液晶/高分子を配向させ
て相分離させ、さらにカイラル成分を添加することによ
り、電圧無印加時に良好な透明状態、電圧印加時に良好
な散乱状態を実現することが可能になった。さらに、2
色性色素あるいは、発光性色素を添加することによりコ
ントラストをさらに改良することが可能となった。同時
に、しきい値特性も良好となり、電圧を上下した際にみ
られる応答におけるヒステリシスも低減された。
【0094】さらに本発明は、高分子分散型液晶液晶素
子あるいは液晶分散型高分子素子の単純マトリックス型
液晶素子としてのファインダーへの応用の可能性を広げ
る基本的な技術であり、同時に、TN型表示方式、ある
いはGH型表示方式と組み合わせることによりさらに見
やすくすることも可能である。
【0095】またにTFT素子、MIM素子、FEMT
素子などのアクティブマトリックス型液晶素子との組合
せによる大表示容量が可能なファインダーをも可能にし
た。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の液晶素子の断面を示す概略図。
【図2】アメリカ特許4435047に示されているP
DLCの断面の概略図。
【図3】特開平3ー126915に示されるPDLCの
断面の概略図。
【図4】本発明のファインダーの代表的な表示状態を示
す図。
【図5】本発明によるPDLCと従来のPDLCの電気
光学特性を比較した図。
【図6】駆動素子にMIM素子を使用した本発明による
液晶素子の断面を示す概略図。
【図7】駆動素子にラテラル型MIM素子を使用した本
発明による液晶素子の断面を示す概略図。
【図8】駆動素子にTFT素子を使用した本発明による
液晶素子の断面を示す概略図。
【図9】駆動素子にFEMTFT素子を使用した本発明
による液晶素子の断面を示す概略図。
【図10】本発明の絞りの代表的な表示状態を示す図。
【符号の説明】
1、2 基板 3、4 電極 5 従来のPDLCでの高分子 6 液晶 7 入射光 8 出射光 9 景色などを表示する部分 10 各種情報などを表示する部分 11 本発明によるPDLCでの高分子粒子 12 本発明によるPDLCの電気光学特性 13 従来のPDLCの電気光学特性 14 通常のMIM素子 15 タンタル 16 酸化タンタル 17 クロム 18 配向膜 19 アルミニュウム電極 20 強誘電体 21 ITO 22 TFT素子 23 光遮光部 24〜27 透明電極

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】対向配置した2枚の基板間に液晶及び高分
    子の混合物を配置した液晶素子において、 前記高分子は、 【化1】 からなる繰り返し単位を少なくとも1種類含む重合体で
    あることを特徴とする液晶素子。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の液晶素子において、 互いに表示モードの異なる少なくとも2つの表示部分を
    有し、 それら2つの表示部分のうち一方の表示部分には、前記
    液晶及び前記高分子の混合物を含む高分子分散型液晶が
    配置されてなることを特徴とする液晶素子。
  3. 【請求項3】請求項1に記載の液晶素子を用いた光量調
    整機構において、前記液晶素子は所定パターンの電極を
    有するとともに、前記電極に印加する電圧に応じて透明
    状態又は散乱状態となることを特徴とする光量調整機
    構。
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