JP3147016B2 - スクラップコイルの終端部固定方法および装置 - Google Patents

スクラップコイルの終端部固定方法および装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、熱延工場や冷延工
場等で鋼帯の一部をスクラップとして除去するためにテ
ンションリールに巻取ったスクラップコイルの終端部を
コイルに溶接して固定する方法および固定装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】熱延工場や冷延工場等で鋼帯の一部に板
厚不良や表面欠陥等が発見され、その部分をスクラップ
として除去する際、不良部分が数m程度の場合はライン
中に設置されたシヤーにより0.5〜1m程度の短板に
切断して除去されるが、不良部分が比較的長い場合はい
ったんテンションリールに巻取って、小径スクラップコ
イルとして搬出する方法が採られている。
【0003】この巻き取られたスクラップコイルは製品
コイルと同様、コイルカーに載荷後テンションリールか
ら抜き出されライン外に搬出される。巻取られたコイル
は、そのままテンションリールから抜き取ると、弾性力
によりバラケる現象が生じる。これを防止するためには
テンションリールよりスクラップコイルを抜き出す前に
結束するなどしてコイル終端部をコイルに固定する必要
がある。
【0004】特開平5−285537号公報に、テンシ
ョンリール直上に小径専用の結束機を設置し、テンショ
ンリールで巻き取り完了後、リールより抜き出す前に直
ちに結束を行う装置が開示されており、実用化されてい
る。しかし、この装置はテンションリールの直上に設置
スペースを必要とし、テンションリールのメンテナンス
等の障害となる。また、結束用のフープ材等の消耗品が
必要となり、一部のラインに導入されるにとどまってい
る。
【0005】特開平7−214160号公報には、コイ
ル抜きだし前にコイル側端面コーナーをスポット溶接
(溶接機仕様より考えアーク溶接)して仮止めを行う方
法が提案されている。しかし、コイル側端面コーナーを
検出する手段が示されておらず、実用化は困難である。
また、この仮止めはコイルをリールより抜き出す際のゆ
るみ防止の手段として使用されており、その後のハンド
リングに備え結束が行われることが前提となっている。
すなわち、この固定方法は仮固定であり、溶接部の信頼
性は乏しい。
【0006】また、特開平3−281014号公報には
コイル内周部の仮止め方法が、また特開昭61−675
2号公報には、金属ストリップコイル内径点溶接機が開
示されている。これらはコイル内径のバラケ防止にスポ
ット溶接する方法や装置である。しかし、これらは仮固
定することを目的としており、後続する工程で溶接部が
はがれることを必要としている。したがって、仮止めを
コイル終端部の固定用に用いても、リールからコイルを
抜き取った搬送中に溶接部が剥がれる恐れがあり危険で
ある。さらに、両例ともコイル内径側にバックバーと称
するアース電極を必要としているので、コイル内径保護
のためリールの外周にゴムスリーブをもうけた巻取り装
置では、アース電極を設置することができないため適用
できない。
【0007】このように、巻取ったコイルのバラケ防止
に使用されている溶接は、仮止めのために使用されてい
るに過ぎない。生産効率の観点からバラケ防止は短時間
で行わなければならないため、溶接法による場合はスポ
ット溶接となるが、スポット溶接のみではストリップ終
端部を完全に固定することは困難と考えられていた。特
に、塗油鋼板や表面処理鋼板のスポット溶接では、充分
な溶接強度を得るのは困難である。
【0008】コイルの結束機が導入されていないライン
では、小径コイルの抜き出し前に人力により結束する方
法が採られている。しかし、テンションリール周辺には
ベルトラッパーやスナーバーロール、通板のための案内
テーブル等が設置されているので作業者にとっては足場
のない非常に危険な作業となる。そのため、ラインによ
っては歩留まりの低下を承知で、コイル自重がバラケよ
うとする弾性力を上回る程度にまで巻取り数を増やして
除去する方法も採られている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、テンション
リールで巻取られたコイルの終端部を能率よく強固に固
定し、その後のコイルの結束を省略することができるス
クラップコイルの終端部を固定する方法および装置を提
供することを課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、テンショ
ンリールに巻取ったスクラップコイルの終端部を固定す
る方法として、スポット溶接で固定することに注目し種
々実験検討した。その結果、溶接ガンとコンタクトガン
とをコイル終端部の外表面に当接し、コイル外側から少
なくとも1巻目の鋼板の内表面と2巻目の鋼板の外表面
とをスポット溶接すると、塗油した鋼板やめっき鋼板で
あっても強固に固定できるとの知見を得た。本発明は、
このような知見に基づきなされたもので、その要旨は以
下のとおりである。
【0011】(1)薄鋼板の不良部分をテンションリー
ルに巻取ったスクラップコイルの終端部を固定する方法
であって、巻取り終了後にスナーバーロールでコイル外
周面を保持した状態で押圧部材でスクラップコイル終端
部をコイル本体に押し付け、溶接ガンとコンタクトガン
をコイルの外表面に圧接し、コイル外側から1巻目の鋼
板の内表面と2巻目の鋼板の外表面とをスポット溶接し
て固定することを特徴とするスクラップコイル終端部固
定方法。
【0012】(2)テンションリールに巻取られたスク
ラップコイルの幅方向、およびそれと直交する方向に溶
接ガンとコンタクトガンとを移動する機能を有するスポ
ット溶接機と、スクラップコイルの終端部分をコイル本
体に圧接するためのコイル押圧部材とを備え、スクラッ
プコイルの終端部分をコイル本体に圧接した後、溶接ガ
ンとコンタクトガンとをスクラップコイルの外表面に圧
接させる機能を備えていることを特徴とするスクラップ
コイル終端部固定装置。
【0013】(3)テンションリールで巻取られたスク
ラップコイルを搬出するためのコイルカーのサドル内に
溶接ガンとコンタクトガンを有するスポット溶接機を備
えたスクラップコイルの終端部を固定するための装置で
あって、開口部を有するサドルの上端面によりスクラッ
プコイル終端部をコイル本体に圧接する機能と、溶接ガ
ンとコンタクトガンとをサドルの上端面の開口部方向に
進退させ、かつこれらガンをスクラップコイルの外表面
に圧接させる機能とを備えていることを特徴とするスク
ラップコイル終端部固定装置。
【0014】以下、本発明の方法および装置の実施にお
形態につき具体的に説明する。
【0015】
【発明の実施の形態】先ず、スクラップコイル終端部固
定方法について説明する。
【0016】図1は、本発明の固定方向を説明するため
の図で、テンションリールに巻取ったスクラップコイル
の終端部をスポット溶接するところを示す。図示しない
コイルを巻戻し、不良部分が比較的長い場合はテンショ
ンリール1で巻取られスクラップコイル2となる。テン
ションリールに巻き取られたコイルをバラケ現象が発生
しないように通常巻取りに使用されているスナーバーロ
ール6でコイル外周面を保持した状態で、ストリップ終
端部を溶接する。
【0017】図2は、巻取りが終了した状態を示す図で
ある。スナーバーロール6は、通常コイルの両エッジに
それぞれ3個ずつ設けられている。このスナーバーロー
ルを利用できるように、コイル終端部7とスナバーロー
ル6の位置が溶接のし易い位置、すなわち図2に示す状
態になるようにコイルの回転を止める。その後、図2の
矢印の方向より後述するスポット溶接機に備えた押圧部
材を押し付けることにより容易にコイル終端部をコイル
本体に密着させることができる。しかる後にスポット溶
接ガンとコンタクトガンとをコイル外表面に圧接してス
ポット溶接する。
【0018】図3は、溶接方法を説明するための図で、
(a)はスクラップコイルの斜視図(b)はシリーズス
ポット溶接法、(c)はインダイレクトスポット溶接法
を示す図である。(b)および(c)は(a)のAA断
面図で、シリーズスポット溶接では、(b)に示すよう
に溶接ガンとコンタクトガンとをコイル終端部の同じ鋼
板面に圧接することにより2箇所にナゲット10を形成
することができる。(c)に示すインダイレクトスポッ
ト溶接法では、コイル終端部の外面には溶接ガン8のみ
を当接するので、ナゲット10は1箇所となる。(c)
の方法では、テンションリールで巻取りが終了した後コ
イル終端検知器が必要となるので、(b)の方法が望ま
しい。
【0019】溶接ガンの加圧力は、スクラップコイルの
板厚が0.35〜2.3mmの範囲では特に板厚により
変更の必要はなく、最大板厚(2.3mm)の溶接に必
要なガンに付加する加圧力は180kgf/cm2でよ
い。
【0020】次に溶接電流、通電時間であるが、板厚が
1.8mm以下の場合では予通電の必要はない。予通電
とは、スポット溶接する位置で鋼板上の油等を除去する
目的で通電することで、入熱量は本溶接の場合の0.1
〜0.3倍程度でよい。
【0021】溶接電流及び通電時間は、シリーズ溶接の
場合は一般的な溶接条件(3.0〜8.6KA)より電
流値を増加させ通電時間を短縮することが効果的であ
る。すなわち、通常の電流値3.0〜8.6KAの1.
5倍以上にすると通電時間を約半分程度とすることがで
き良好な溶接部が得られる。入熱量(電流値と通電時間
の積)は、1.2〜13.3KA・sec(Cクラスの
条件)の0.5〜0.9倍でよい。
【0022】めっき鋼板に対しては、上記3.0〜8.
6KAの1.05〜1.2倍とすることで、十分な溶接
品質を確保できる。入熱量は1.2〜13.3KA・s
ec(Cクラス)の0.7〜1.3倍でよい。
【0023】板厚が1.8mm以上の鋼板の溶接では、
予通電を行うことにより、良好な溶接部を得ることがで
きる。
【0024】図3(b)、(c)に示したように、溶接
ガンとコンタクトガンを用いて溶接することにより、ア
ース電極が不要となる。
【0025】本発明法により、スクラップコイル終端部
をコイルに強固に固定することができるため、通常のコ
イルカーによる抜き取り操作と、それに続くハンドリン
グにもバラケることなく結束済みのコイルと同等に取り
扱える。
【0026】次に、本発明の方法を実施する装置につい
て説明する。
【0027】図1の符号3に示す装置は、本発明のスク
ラップコイル終端部固定装置を示す。
【0028】テンションリール1の横側に一般に使用さ
れている多関節ロボット12を設置し、後述する押圧部
材を備えたスポット溶接機5を多関節のアーム11で保
持している。ガン(4)は、多関節アームにより巻取ら
れたスクラップコイル2の幅方向、およびそれと直交す
る方向に移動可能になっている。また、多関節アーム1
1は矢示するように旋回可能となっており、鋼帯の巻取
り中は溶接機をラインから退避させておき、巻取りが終
了して溶接する場合にスクラップコイルに溶接機を圧接
する。スポット溶接機は通常操業時はラインと干渉しな
い位置に設置し、ライン操業に支障を来たさないように
する必要がある。
【0029】図4は、図1で示したガン近傍の拡大図
で、(a)は平面図、(b)は側面図である。
【0030】コイル終端部を押圧するための押圧部材1
7、溶接ガン8、コンタクトガン9およびこれらのガン
をコイル方向に進退させる手段15を備えた溶接機がロ
ボットのアーム6の先に設けられている。この装置で
は、ガンの周囲にスパッターカバー18が備えられてお
り、溶接時にスパッターが飛散するのを防止するもので
必要により設ける。また、押圧部材先端にはコイルセン
サー13を有し、溶接機がコイル2に接触したかを検知
する。押圧部材17の先端にローラ14が設けられてお
り、このローラによりコイル2の終端部を押圧する構造
となっている。ローラは、ガンの電極先端が鋼帯との接
触により損傷するのを防止するためのものである。
【0031】押圧部材の形状は、少なくとも各ガンを圧
接する部分をコイル本体に圧接できればどのような形状
であってもよい。
【0032】多間接ロボットで溶接機をストリップ終端
部近傍まで案内後、押圧部材でストリップ端部をコイル
本体に押さえてコイルに圧着させ、次いで各ガンをコイ
ル終端部外表面に当接して所定の加圧力を与えてインダ
イレクトスポット溶接、またはシリーズスポット溶接を
行う。
【0033】図5は、本発明の別の態様の装置を示す図
で、(a)は側面図、(b)は正面図である。
【0034】この装置は、溶接ガン8とコンタクトガン
9とを有するスポット溶接機5が、コイルカーのサドル
21に内蔵されており、サドルの上端面23には開口部
24が設けられている。サドル21は油圧シリンダー2
5により上下方向に進退可能で、また溶接機も油圧シリ
ンダー26により上下動可能となっている。
【0035】この油圧シリンダーには加圧力検出装置2
8が設けられており、溶接ガンの加圧力を調節すること
ができる機能を備えている。
【0036】この装置によるスクラップコイルの終端部
の固定は、次のような手順で行う。巻取りが終了する
と、コイル終端部が図5(a)で点線で示すようにコイ
ルの下部にくるようにリールの回転を止め、油圧シリン
ダー25によりサドル21をコイル方向に移動させ、サ
ドル上端面23でコイル終端部をコイル本体に押圧し、
ついでガン防護シャッター27を開け、溶接機5を油圧
シリンダー26によりコイル方向に押し上げて溶接ガン
とコンタクトガンとを開口部24から出し、コイル表面
に圧接してスポット溶接する。スポット溶接終了後、溶
接ガンをサドル内に収納し、溶接機防護シャッタ27で
開口部を閉じ、コイルをサドルで受取り、コイルカーを
コイル幅方向に移動させてスクラップコイルを搬出す
る。
【0037】このように、溶接機を既設のサドル内に収
納することにより、結束機の場合のようにテンションリ
ール周辺のスペースに制約されることない。
【0038】
【実施例】板厚が0.5〜2.3mmの範囲で種々異な
り、幅が1200mmの炭素鋼の冷延鋼板と亜鉛めっき
鋼板とを用い、テンションリールで直径550mmのコ
イルに巻取り、図1および図4に示す装置を用いてスポ
ット溶接によりコイル終端部を固定した。
【0039】鋼板は、防錆油が付着したままで巻取り、
スポット溶接を行った。また、溶接は、図3(b)に示
すシリーズ溶接とし、コイル幅方向に2箇所とした。
【0040】溶接条件を表1に示す。
【0041】
【表1】
【0042】溶接後、コイルを結束することなくコイル
カーで搬出し、通常のハンドリングを行ったが、全て溶
接部が剥がれることはなかった。また、溶接部の強度を
確認するため、鋼板間にタガネを打ち込み溶接部の剥が
れ状況を観察したが、部材部分で剥がれており、強度は
充分であると確認できた。
【0043】
【発明の効果】本発明の方法、装置により、スクラップ
コイルの終端部をスポット溶接のみで短時間で溶接固定
ができ、コイルの外周を結束する必要がなく、結束の作
業による危険がなくなり、鋼帯コイルの不良部分の処理
を安全且つ容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の固定装置の一例を示す図である。
【図2】巻取りが終了し、溶接前の状態を示す図であ
る。
【図3】溶接方法を説明するための図で、(a)はスク
ラップコイルの斜視図b)はシリーズスポット溶接法、
(c)はインダイレクトスポット溶接法を示ズである。
【図4】溶接ガン近傍の拡大図で、(a)は平面図、
(b)は側面図である。
【図5】本発明の他の固定装置を示す図で、(a)は側
面図、(b)は正面図である。
【符号の説明】
1 テンションリール 8 溶接ガン 2 コイル 9 コンタクトガン 3 多関節ロボット 10 ナゲット 4 溶接ガン 17 押圧部材 スナー
バーロール 5 スポット溶接機 21 コイルカーのサドル 6 多関節アーム 22 コイルカー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−214160(JP,A) 特開 平3−281014(JP,A) 特開 平7−265950(JP,A) 特開 平4−197520(JP,A) 特開 平5−285537(JP,A) 特開 平5−246297(JP,A) 実開 昭61−9120(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B21C 47/24 B21C 47/26 B23K 11/00 510 B23K 11/11 540

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】薄鋼板の不良部分をテンションリールに巻
    取ったスクラップコイルの終端部を固定する方法であっ
    て、巻取り終了後にスナーバーロールでコイル外周面を
    保持した状態で押圧部材でスクラップコイル終端部をコ
    イル本体に押し付け、溶接ガンとコンタクトガンをコイ
    ルの外表面に圧接し、コイルの外側から1巻目の鋼板の
    内表面と2巻目の鋼板の外表面とをスポット溶接して固
    定することを特徴とするスクラップコイル終端部固定方
    法。
  2. 【請求項2】テンションリールに巻取られたスクラップ
    コイルの幅方向、およびそれと直交する方向に溶接ガン
    とコンタクトガンとを移動する機能を有するスポット溶
    接機と、スクラップコイルの終端部分をコイル本体に圧
    接するためのコイル押圧部材とを備え、スクラップコイ
    ルの終端部分をコイル本体に圧接した後、溶接ガンとコ
    ンタクトガンとをスクラップコイルの外表面に圧接させ
    る機能を備えていることを特徴とするスクラップコイル
    終端部固定装置。
  3. 【請求項3】テンションリールで巻取られたスクラップ
    コイルを搬出するためのコイルカーのサドル内に溶接ガ
    ンとコンタクトガンを有するスポット溶接機を備えたス
    クラップコイルの終端部を固定するための装置であっ
    て、開口部を有するサドルの上端面によりスクラップコ
    イル終端部をコイル本体に圧接する機能と、溶接ガンと
    コンタクトガンとをサドルの上端面の開口部方向に進退
    させ、かつこれらガンをスクラップコイルの外表面に圧
    接させる機能とを備えていることを特徴とするスクラッ
    プコイル終端部固定装置。
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